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2020年スタート!『マルチコミュニケーション』の推進。

ゆうです^^

2020年、あけましておめでとうございます。

正月休みは家族や仲間とゆっくり過ごしました。

本年も何卒宜しくお願い致します。

さて、エスネルデザインの2020年のコンセプトは

『マルチコミュニケーション』

ワクワクを創造し、届けたいと思います^^

「マルチコミュニケーション」とは「多様なやりとり」ということ。

交流の多様化を進め、新しい価値を生み出していきたいと考えています。

これまでの「売り手」→「買い手」という一方向的なモデルに多様性を持たせたい。

具体的に言うと、

・建て主様による家づくり発信(ブログ)。
(設計士と建て主様が共に物語を綴っていく)

・建て主様同士のコミュニケーションの促進。
(お互いのブログなどから刺激やアイデアを共有)


・工務店と設計事務所のコラボレーション。


・大工さんと建て主様の交流の促進。

これらはすでにエスネルデザインの周りで起こり始めていること。

S様の「造作キッチンブログ」を見て、M様が触発されたり、

M様邸の「マグネットウォール」を、O様が採用されたり。

僕はそれらの様子をとても楽しく見させて頂いています^^

なんのための『マルチコミュニケーション』か。

ひとつは、良いものを造るため。

建て主様からの刺激、工務店さんからの刺激などから、すでに多くの化学反応がエスネルデザインに起こっています。

これは僕一人では起こらなかったこと。

これからも交流の機会を増やし、予期せぬ化学反応を得ていきたいと思っています。

そしてもうひとつは、幸せを感じるため。

建て主様にも。

僕にも。

作り手の職人さんにも。

「幸せってなんだろう?」

このテーマの探求は僕のライフワークになっています。

現時点で感じていることは、

「幸せは人とのふれあいによって生まれる」

ということ。

デジタルでなんでも済ませられる時代。

これからの幸福は

「人とふれあうこと。」

「人の手間を感じること。」

「人に感謝できること。」

「人から感謝されること。」

などにかかっているんだと思っています。

マルチコミュニケーション。

具体的な行動としては

複数の工務店さんとのコラボレーション。

設計事務所のメリットのひとつは「設計と施工を分離していること。」

「設計のプロ」と「施工のプロ」の2者が対等の立場で業務に臨みます。

そこに上下関係はありません。

責任も同様です。

だからこそ、本気になる。想いが乗る。

そのなかで、より良い改善案・アイデアが生まれることがあります。

これが常に進化し続けられる秘訣。

様々な工務店さんとのコラボレーションから多くの刺激を頂いています。

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

先日着工した荻曽根のエスネルの施工者は新潟市北区のモクシアさん^^

このブログでも何度か登場しています。

代表の北澤さんはとても誠実な方。

しかも、大工であり設計士でもあるというスーパーマン!
(そしてイケメン)

僕と歳も近く、お互いの子供の歳も近いので価値観がとても似ています。

「これからの家はどうあるべきか。」

を共に考えていける方だと感じています。

【荻曽根のエスネル‐10】モクシアさんと工事契約締結。S様からの素敵なプレゼント。

新潟の新築・注文住宅・リフォームならmokusia モクシアへ

他にも

地蔵のエスネルは長岡の「ある工務店」さんと。

中野のエスネルは阿賀野市の「M建築」さんと。

仲町のリノベーションは加茂市の「堀内組」さんと。

コラボプロジェクトは続々と進行中です♪

また、建て主様ブログも多くの方に書いて頂いています^^

建て主様ブログを読むことが僕の近年の趣味になっています♪

網川原のエスネルのK様のブログ。

設計事務所と長く愛せる家を建てる



荻曽根のエスネルのS様のブログ。

おうちづくり日記

地蔵のエスネルのM様のブログ。

設計士とつくる あたたかい ちいさい おうち

中野のエスネルのO様のブログ。

2かいだてのいえ

エスネルデザインを「良い」と感じて頂いた皆様は価値観も非常に近く、相互に刺激やアイデアのやりとりをされています。

僕はその「ハブ(中継者)」になれれば良いなと。

まだ構想中ですが、建て主様同士の交流の機会もいずれ設けられたら良いなと思っています。

他にもやりたいことは多々。

プライベートで言えば、今年は

息子との冒険の旅元年にしたいですね♪

キャンプ、電車の旅、天体観測、、、

今からワクワクです。

(そしてあの計画も、、)

一度きりの人生を積極的に楽しんでいきたいですね。

本年もエスネルデザインをどうぞ宜しくお願い致します^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

【新計画】自邸プロジェクトスタート!01『よりコストを抑えた家づくりを〈造作・建具・建築美〉。』

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いなか日記。128『2019年ふり返り。』皆様への感謝。

ゆうです^^

2019年は皆様にとって、どんな一年だったでしょうか。

今年は、エスネルデザインにとっても、僕個人にとっても、最高の一年でした。

皆さま、本当にありがとうございました。

今年は、過去最高に『感謝』した年だったかもしれません。

子供たちにも、相方にも、両親にも、

建築の先輩方、異業種でつながれた方々、

そして、エスネルデザインにお声掛けくださった建て主様に。

皆様のお陰でエスネルデザインは世に出ることが出来ました。

今年の漢字を選ぶとすれば、誕生の「誕」でしょうか。

我が家には新しい家族も誕生しました。

いなか日記。123『2ndベビーゆい誕生!』

エスネルデザインでは

新築第1棟目である「網川原のエスネル」が完成。

超高断熱、高耐震、杉板外壁、
高基礎、小さな家、独自空調設計、
マルチWIC、家族の間、外気収納、
雲見室、自然石の外構、、、

長年構想していた『究極のスタンダードハウス』思想を形に出来ました。

多くの方々に見て頂き、ありがたいお言葉をたくさん頂きました。

皆さま、大変ありがとうございました。

K様、本当にお世話になりました。

いよいよ冬本番ですが住み心地はいかがでしょうか。

またご挨拶に伺わせて頂ければと思います。

【網川原のエスネル‐44】プロ撮影による完成写真たち。

【想い】究極のSTANDARD HOUSEを。-網川原のエスネル完成-

そして、新築第2棟目である「荻曽根のエスネル」の工事が始まっています。

UA=0.27。耐震等級3(積雪1.2m)
超高断熱・高耐震のエスネルが来年夏前に完成予定です。

なにより、隣地の公園の眺望を最大限に活かしたプランが魅力。

「公園側ほぼ全て窓の2階リビング」

「耐久性を検討した自然を楽しむベランダ」

など。

S様、完成が楽しみですね^^

「ベランダで木々を眺めながらコーヒーを飲んでみたい」と妄想が膨らんでいます。

【荻曽根のエスネル‐07】建築モケイ完成。「製作風景とモケイを作る意味。」

【荻曽根のエスネル‐06】実施設計打合せ①「S様の想いとブログ紹介。」

また、3棟目となる「地蔵のエスネル」は、先日から「ある工務店」さんによる見積もりがスタート。

中越エリア初のエスネルが来年着工予定です。

地蔵のエスネルは「狭小敷地に対し、家をどう開くか」がテーマ。

隣家が迫る南からの自然光の取り入れ方や、視線の抜けの活用、

また「マグネット壁」「採光床」などの細かい工夫も。

M様、完成が今から楽しみですね^^

工務店さんの玄関。(格好良い)

専務さんは僕と同い年。
設計思想や価値観も近く、ワクワクしかありません♪

【ZZのエスネル-05】初回プラン提案②「2階リビングと1階リビング。」プロセスを大切にする家づくり。

【ZZのエスネル-06】初回プラン提案③「3Dパース紹介」自分で操作する能動的な楽しさ。

新築4棟目となる「中野のエスネル」はもう少しで実施設計完了。

「いつか一緒にお仕事がしたい」と長年思っていたM崎建築さんに建築を依頼する予定。

「既成品×造作のオリジナル洗面台」

「特大コーナーサッシからの庭+借景」

など。

O様、いよいよですね。お庭の計画が今からとても楽しみです^^

【秘訣】「既成洗面台と造作洗面台のメリット・デメリット」O様の検討過程。

【NKのエスネル】要望ヒアリング。「O様の家づくりブログご紹介♪」

また、S邸に続き、リノベーションも進行中。

「仲町のリノベーション」は、エスネルデザインは設計断熱監修という立場で携わらせて頂いています。

施工は加茂市の堀内組さん♪

「どこまで断熱・耐震に費用をかけるのか、かけないのか。」

「日常の利便性・居心地とかけるコストのバランス。」

これからの時代の理想的な住の形とはなんなのか。

その答えをW様と共に模索しています。

『若者世帯の旧市街地へのリノベ移住。』

という点でも非常に刺激的なリノベーションプロジェクト。

W様、一歩一歩着実に進んでいますね。

良いご提案が出来るようこれからも頑張らせて頂きます。

【NMのリノベ】現地内覧「既存住宅の魅力」とAFTERプラン。+AMEYA AISUさん。

【NMのリノベ】初回面談「リノベーション相談」@ministock-08!

また、僕の地元である柏崎でも新築計画が進行中。

「HSのエスネル」はもうすぐ基本設計が完了。

実施設計へと進んでいきます。

2階リビングからは柏崎花火が眺められるかも♪

K様、来年も宜しくお願い致します。

【プラン検討】HS・ZZのエスネルのプラン検討中。「オリジナル方位記号・構造と間取りを同時に考える。」

そのほかにも、多くの方々からお声を頂きました。

皆さま、ありがとうございます。

また、住学では建築の先輩方から多くの学びを頂きました。

年齢や職種を越えた『仲間』たち。

最高です^^

住学に巡り会えたことに本当に感謝♪

住学からのつながりで住宅建築界のレジェンドともお酒を呑むことも出来ました。
(サトウさんありがとうございました)

【東京出張】『工務店経営カンファレンス2019!』スーパースターに会ってきました♪

…………….

2019年は公私共に忙しい一年でした。

相方には多大な負担と協力をしてもらいました。

工務店さんや建築の先輩方にもたくさんフォローして頂きました。

今思うことは

「ありがたい。」




「幸せだ。」

と。

皆様からお声掛け頂くことも

仲間がたくさんいることも

家族が応援してくれることも

そして、自分が「良い」と心から思えるものを提案できることも。

このブログを書き続けられていることも

今、貴方が読んでくださっているからです。

いつもありがとうございます。

皆様のお陰で今年も素敵な一年を過ごすことが出来ました。

今年も一年お世話になりました。

ありがとうございました。

来年も何卒宜しくお願い致します。

来年も素敵な一年になりますように♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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いなか日記。123『2ndベビーゆい誕生!』

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いなか日記。127『海の上を走る電車。』夢が叶った日。

ゆうです^^

最近の趣味は、息子と遊ぶこと。

僕には、数年前から『ある夢』がありました。

それは、

息子と海の上を走る電車に乗ること。

先日、その夢が叶いました。

とても幸せな時間でした。

僕の地元柏崎には「日本一海に近い駅」である青海川駅があります。

ドラマの撮影場所になったり、

中越沖地震で崖崩れに埋まった駅が無事に復興するなど、

柏崎市民には思い入れのある駅です。

駅を降りると海岸。

車窓からの眺めは、海の上を走っているようです。

茨目駅から信越線に乗り、直江津方面へ。

息子との電車の旅はこれが2回目。

前回は越後線で、石地駅から吉田駅までの旅でした。

いなか日記。126『はじめての冒険。息子と電車の旅♪』

電車に乗り込み、冒険スタート!

「うみだねー。」

「うみもそらもあおいねー。」

まだまだこんなもんじゃないぞー♪

旅の軌跡。

「鯨波-青海川-笠島-米山-柿崎」あたりが旅のハイライト。

地図の通り、ずっと海沿いを走っていく。

車窓から見る景色は、、、

本当に海の上を走っているよう。

「千と千尋の神隠し」を思わせるような幻想的な気持ちになる。

過去にはこんな写真も。

「うみだねー。ちかいねー。」

息子とワイワイしながらの旅は本当に楽しかった。

トンネルもいくつもあり、ほど良いドキドキも。

2歳頃の初めての電車の旅にはお勧めのコース。

車掌さんとも仲良くなれました。

柿崎のひとつ先の「上下浜駅」で降車。

目的もなく、駅に降りる。

という行為がとても新鮮。

ただ、ホームを散歩して、空と線路を眺める時間がとても豊かだった。

パパにも君と同じ頃があったんだ。

君を見ていると、その頃を思い出せる気がするよ。

ルンルンの後姿がカッコいいぞ。

どこまでも遠くへ行けよ♪

「きっぷいれるー。」

上下浜駅は無人駅。

我が家最寄の石地駅と同じだから分かったんだね。

無人駅は「乗車証明券」を出せるのが楽しいんだよね。

この日のおやつは「朝バナナ」。
遠出のときの特別なおやつ。

…………….

この日のことが記憶に残らなかったとしても、なにかが育つと信じているよ。

君がもし忘れたとしても、パパはきっと一生忘れない。

夢を叶えてくれてありがとう♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【関連記事】…………….

いなか日記。126『はじめての冒険。息子と電車の旅♪』

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エッセイ。「豊かさの最後の砦。」便利と幸福の相関関係。

人はどんなときに、なにに、幸せを感じるのだろうか。

「幸せってなに?」

旅に出たときから、このテーマは僕のライフワークになっている。

便利さと幸福度は比例するのだろうか。

むしろ、反比例するのかもしれない。

「人間の幸せ」に対して、家が出来ることはなんだろうか。

近年、自動化・デジタル化・バーチャル化が進み、なんでも楽になった。

製品の製造の合理化もどんどん進んでいる。

クラウドやSNSなどにより、仕事もしやすくなった。

買い物もネットでポチ。

家電ロボットにも助けられている。

共働きが当たり前の今の時代、本当にありがたい。

ただその反面、感受性が少しずつ鈍くなってきてはいないだろうか。

幸福感や感謝する心のアンテナの感度が下がってきてはいないだろうか。

正直、その自覚がある。

10年前、20年前から比べると飛躍的に便利になった。

では、人間は

10年前、20年前から飛躍的に幸せになったのだろうか?

もしかすると、便利になる反面、幸福度は下がっているのかもしれない。

だとするとそれは

「人へ感謝する機会」

が減っているからではないだろうか。

買い物も

「ただ買ったもの」

「製造工程を見学して、職人さんがどれだけ手間隙をかけて作ったのかを体感して買ったもの」

「作り手、売り手とふれあいがあった上で買ったもの」

では、同じものであっても、満足感・幸福感は違ってくる。

そう考えると、これからの時代、

「人の手仕事を感じられること。」

が「豊かさの最後の砦」になるのかもしれない。

これからの幸せの秘訣は、

「どれだけ人に感謝できるか。」

なのかもしれない。

「人に感謝できること。」

これって簡単そうで意外とかなり難しい。

忙しくなると相手への感謝を忘れがち。

逆説的だけど、

「素直に感謝出来る人」はきっと今、幸せなんだろう。

それは人だけでなく、ものに対しても、自然に対しても。

もちろん、買うもの全てを手仕事のものすれば良いということではない。

大変だし、お金も足りない。

そしてそれは、自分の幸福感のためであって、誰かのためでもない。

「手仕事で嬉しいもの。」

家であれば、エスネルデザイン的には、

「造作手摺」をお勧めしている。

手摺は毎日握るもの。

「握手」するように握れる手摺をお勧めしている。

また、

「板張りの外壁」もお勧め。

毎日見るもので、天候や時間による変化を愉しめること。

また、杉板外壁はすぐには張り終わらない。

1枚1枚張っていく杉板外壁は、施工にとても時間がかかる。

時間がかかるからこそ、工事中に現場を通るとき、その変化を感じることが出来る。

職人さんが張ってくれていることを、言葉はなくても感じることが出来る。

また、

「職人さんの手仕事による表札」

もお勧め。

表札は家の顔。

自分たちの「名前」が刻まれるもの。

表札の設置はまさに画竜点睛。

新築完成の最後の仕上げは、想いのこもった手仕事のもので。

「手摺」

「外壁」

「表札」

それらは、住まい手に近いものたち。

毎日、触る、見る、変化を愉しむもの。

時には来客の方にも。

それらは見えない「おもてなしの心」。

言葉はなくとも、無意識レベルで感じる「想い」は伝わると思っている。

玄関ハンドルに巻いた革製のカバー。
(網川原のエスネル)

…………….

便利な時代。

ただ、便利さを享受しているだけでは、幸福感は減っていくんだろう。

家は建てて終わりではない。

住みながら幸せを感じて頂ける心のこもった家を提案していきたい。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪

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【職人技】造作エスネル手摺!「世界でみつけたあの掴み心地を。」

【網川原のエスネル‐33】造作手摺完成!最後の仕上げは「想い」と「思い出」。

【網川原のエスネル‐28】杉板外壁施工!「大工の職人技と通気層の重要性。」

【想い】「杉板の街並み復興プロジェクト。」未来につなげる風景を。
原惣右エ門工房見学vol.1【鋳込み】-唯一無二の表札プロジェクト-

escnel design表札プロジェクト vol.6【仕上げ。完成間近!】-原惣右エ門工房-

【網川原のエスネル‐40】ハンドルに革のカバーを。「人とモノとのつながりの間に。」

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【秘訣】『家づくりの始め方。』良い家を建てるのに有効な検索ワードとは。

ゆうです^^

「そろそろ家が欲しいと思ったんだけど、何から始めれば良いか分からない。」

先日、友人から相談を受けました。

「オシャレな家は欲しいけど、あんまりお金は使いたくない。」




「でも格好悪い家は嫌だし、建ててから後悔はしなくない。」

「雑誌やネットで完成写真を見ていても、良い会社かどうかよく分からないし、」

「なにをどうすれば良いの?どんな家が良いの?」

そう思うのも無理はありません。

家は初めての買い物で、考えることも多くて、大変で面倒ですよね(^^;)

家づくりは何から始めれば良いのでしょうか。

世の中に家を建てる会社はごまんとあります。

その質も千差万別。

有名な会社であれば、コストがかかったり、

無名の会社であれば、ちょっと心配だったり、

良い会社に出会えるかどうかは「運」によるところが大きいのかもしれません。

(実際、たまたま行った見学会の会社に依頼するというケースは多い)
(比較検討もだんだん面倒になってくる、)

新築完成時の建て主様の満足度は、どの会社で建てても大差はないのかもしれません。

それは、アパートと比べれは新築は桁違いに住みやすいから。

広さも、収納量も、音の問題も、設備も、内装も、、、

どの会社で家を建てられても(おそらく)多くの方は満足されると思います。

しかし、

10年後、20年後、30年後にも

「あぁ、この家を建てて良かったなぁ。」

と思って頂ける家を建てることはなかなか難しい。

(多くは「暖かさ」と「住みながらかかるコスト」)

それは、どうしても新築時には

「今の暮らし方、今の価値観、イニシャルコスト」

など「目に入るもの」に意識が行きがちだから。

そのため、建築業者も

「(長い目で考えれば本当はこっちのほうが良いんだけど、、)」

と思っていながらも、より意識が行きやすい「見た目」や「設備」などにセールストークを持って行きがちです。

家づくりは、多くの建て主様にとって人生初めての経験。

なにが大事なのか、即座に明確に判断できるわけがありません。

だからこそ、建築業者が

「長い目で見れば、たとえ初期費用は増えたとしてもこちらがお勧めです。」

と信念を持って伝えることが重要になってきます。

それが、建て主様にとっての本当の幸せにつながり、家の長寿命化にもつながっていきます。

ではどうすれば良いのでしょうか。

家づくりはどう始めれば良いのでしょうか?

それは、家を建てられる方が自分で良い会社を調べることです。

雑誌や営業マンの話を聞く前に、自分で調べることがカギになります。

(営業マンは百戦錬磨です。

「この人良い人だなー。」

と思わせるテクニックをたくさん持っています。)

今の時代、インターネットで何でも簡単に調べられます。

自分で調べるかどうかが「良い家を建てられるかどうか」の分かれ道になります。

ただし、闇雲には調べられませんね。

調べる際のキーワードを教えします。

お勧め検索ワード…………….

「高気密高断熱」

(出来ればUA値=0.39以下。断熱計算を行っていること。)

豊かな暮らしのつくり方。10-2 ー『断熱性「UA値」とは。』ー

「耐震等級3」

(構造計算を行っていること。出来れば設計者本人が。)

豊かな暮らしのつくり方。10-3 ー『耐震等級とは。』ー

「長期優良住宅認定」

(公的な認定の取得。長期優良住宅「相当」は△)

豊かな暮らしのつくり方。10-4 ー『家の仕様を担保する書類の重要性。』ー

最低限これらにヒットする会社は良い家を建ててる可能性が高いと思います。

また、出来れば

「工事監理報告書の提出」があること。

(設計図面通りの工事が行われたことの報告)

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

まとめると、

「高性能住宅の設計」

「公的な証明」

「それらが設計通りに施工された記録」

が満たされているかどうか。

これらを提示している会社は、建て主様のことを考えて家づくりをしていると思います。

実際、健全な知識があれば、

断熱計算も、耐震等級3も、長期優良住宅認定も、工事監理報告書も、

決して難しいものではありません。

コツや経験は必要ですが、誰にでも出来ることです。

家づくりの始め方は、デザインや費用比較の前に

「長期的な視点に立って考えること。」

「自分で能動的に調べること。」

が重要になります。

家づくりは家族の人生づくり。

勉強や調べることは手間がかかりますが、

建ててから何十年と住む家です。

もしかしたら、いつか家を売ることがあるかもしれません。

大地震が来て家が被災するかもしれません。

電気代などエネルギーコストが高騰するかもしれません。

子供がアトピーや喘息になるかもしれません。

30年後の修繕費用が想像以上にかかるかもしれません。

豊かな暮らしのつくり方。19-1 ー『家は売ることを想定して建てる。』ー

豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー

それらを想像した上で、

「自分たちはなにが欲しいのか。」

自分たちの本心と向き合う。

すぐに決める必要はありません。

「オシャレな『家』が欲しいのか。」

「ゆとりのある『暮らし』が欲しいのか。」

豊かな暮らしのつくり方。20 ー『家に必要なもの〈初心に返る〉』ー

豊かな人生のためにぜひ頑張って調べてみてください♪

このブログでも参考になる情報を伝えられるようこれからも努めて参ります。

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村松 悠一 一級建築士
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【関連記事】…………….

豊かな暮らしのつくり方。10-2 ー『断熱性「UA値」とは。』ー

豊かな暮らしのつくり方。10-3 ー『耐震等級とは。』ー

豊かな暮らしのつくり方。10-4 ー『家の仕様を担保する書類の重要性。』ー

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

豊かな暮らしのつくり方。20 ー『家に必要なもの〈初心に返る〉』ー

豊かな暮らしのつくり方。19-1 ー『家は売ることを想定して建てる。』ー

豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー

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【想い】建てるならフレキシブルな家を。「子供といる時間と持ち家の再評価。」

良い家、良い暮らしとはなんだろうか。

住宅設計に携わってから今日まで、ずっと考え続けている。

今思うひとつの答えは「フレキシブル」であること。

「柔軟で可変性のある暮らし」がこれからは求められるのではないか。

良い家とは?

良い暮らしとは?

その答えは、時代や価値観によって変化していく。

30年後の暮らしはどうなっているだろうか?

30年後の働き方はどうなっているのだろうか?

30年後の未来は誰にも読み切れない。

30年後の未来を想像して、新築を考えるのにも限界がある。

建てた家に一生住み続けるかもしれないし、

そうでないかもしれない。

老後は、街の中心のマンションや、優良な老人ホームに移住するかもしれないし、

もしかしたら海外移住も今よりもっと身近なものになっているかもしれない。

どれだけ考えても答えは出ない。

というか、そもそも出せないもの。

ただ、ひとつ強く思うことがある。

先が読めないのであれば、柔軟に対応できるようにしておくこと。

「フレキシブルな暮らし」を。

住宅であれば、いざとなれば家を売れること。

家を建てるなら「売りやすい家」であること。

第三者が納得できる性能を持たせ、価値の下落を抑えること。

具体的に言えば、

・20年後を想定した超高断熱性。

暖かく、健康で、低燃費な暮らしを。

・地震時に損傷リスクが少ない高耐震性。

高額な修繕費リスクを未然に防ぐ。

劣化しづらい素材、修繕費用の少ない素材の選定。

メンテナンスフリーの杉板外壁、塗り壁、変化を愉しめる無垢材。

また、汎用性のある間取り、大きさであること。

家は必要十分な小さな家で良い。

小さな家は賃貸にも出しやすいかもしれない。
(広い家よりも家賃を低く出来る分借りやすい)

豊かな暮らしのつくり方。10 ー『新築住宅03「良い家の条件。2017」』ー

フレキシブルな暮らしを考えるとき



「持ち家を持たず、賃貸暮らし。」

という案も考えられる。



「一戸建てでなく、分譲マンション。」

という案も考えられる。

容易に移り住める賃貸は最高にフレキシブルだし、

分譲マンションは持ち家よりもイニシャルコストを抑えられるかもしれない。

売りにも出しやすいかもしれない。



「家は建てない方が良い?」

この問いは常に頭の片隅にある。

このブログでも最初に

「家は建てるな。」

と伝えている。

豊かな暮らしのつくり方。02ー『家は建てるな。』ー

ただ、息子、娘が生まれて今、感じていることがある。

フレキシブルさも大切だか、

子供と過ごす「今」を大事にして暮らし方を考えて良い、と思った。

人は幸せを感じるために生きているのだから。

一度きりの人生。

「今」の自分や家族の人生を楽しめば良い。

未知の不安に怯えて、楽しむことを我慢する必要はない。

家で、子供と一緒に騒いで良いし、一緒に飛び跳ねて良い。

隣家を気にせず、思いっきり叱ったって良い。

壁に落書きしたって、クギを打ったって、床をヘコませたって良い。

また、

子供や大人の健康を考え、暖かく温度差の少ない家で暮らしたい。

自然素材の変化を子供と一緒に楽しみたい。

子供に「実家」を作ってあげたい。

確かに将来のお金に不安はある。

しかし、これからの時代、出来る仕事は無限にある。

幸い日本には、高齢になっても働ける環境や、健康・医療がある。

今の時代に感謝し、あとは楽しみながら頑張るのみ♪

もちろん住んでからの支出を抑えられる家づくりをした上で。

京セラの稲盛さんの言葉で、

『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。』

というものがある。

家づくりも同じかなと。

楽観的にいこう♪

これからの人生、楽しいことがたくさん待っている。

(エスネルデザインが悲観的に計画します♪)

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

豊かな暮らしのつくり方。10 ー『新築住宅03「良い家の条件。2017」』ー

豊かな暮らしのつくり方。02ー『家は建てるな。』ー

【想い】究極のSTANDARD HOUSEを。-網川原のエスネル完成-

【想い】社会の問題を解決できるサービスであること。

「暖かい小さな家。」エスネルデザインが提案したい家。

家づくりを勧めない設計事務所『これからの家づくりの形』

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【秘訣】マグネットラックの可能性『垂直の作業台』。キッチン&洗面台収納のRe design♪

ゆうです^^

キッチン・洗面台・浴室収納の新たな定番がみつかりました。

それは

マグネットパネル
+マグネットラック♪

住んでから自由にカスタムできる『垂直の作業台』を。

シンプル&フレキシブルです^^

アイデアのきっかけは地蔵のエスネルのM様奥様のキッチンから^^

上手にマグネットラックを活用されていて刺激を受けました。

M様のキッチン。
冷蔵庫の側面を上手く利用しマグネットラックたちを活用していた。

その様子は以前の記事でも^^

【秘訣】「シャンプー壁掛け大作戦!」ボトルフック・マグネットラックの活用『垂直の作業台』。

そして、地蔵のエスネルでは、冷蔵庫の横が洗面台になる予定。

現在のキッチンと同様に、マグネットラックを活用し、洗面台用の棚を自由に設置できる計画です^^

地蔵のエスネル洗面台展開図。

僕自身、使いやすいベストな位置に棚を微調整したいタイプ。

そして、ニーズに応じて棚の増設をしたいタイプ。

「マグネットラック、良いな!」

と^^

「これは他の方にもお勧めしたいな。」




「ただ、どの家でも洗面台の隣に冷蔵庫が置かれるわけではないしなー。」




「洗面だけでなく、キッチンや浴室でも活用したいなー。」

と思いながらみつけたのがこちら♪

シンコールさんの「不燃マグボード」。
表面の化粧板の裏に鋼板が入っていてマグネットがつけられる。

「キッチンパネルがわりに使えばキッチン横は棚・フック掛け放題じゃん♪」


「洗面台もこれ使えるじゃん♪」

と^^

カタログより。
やはり同様の使い方が想定されていた。

これは便利そう♪

不燃マグボード

サンプルを依頼しモノを見てみる。

マットホワイト(右)、パールホワイト(中)、パールベージュ(右)。

マットホワイトは表面に多少凹凸がありツヤ無し感が好みではあったが、清掃性が気になるところ。

(パールホワイトの表面はツルツル)

ガッツリ注意書きもある。
(これは見た目だけでは勧めづらい、)

ということで、実験してみます♪

マットホワイトに水性ペンで。

続いて油性ペン。

同様にパールホワイトに水性ペン。

油性ペン。

ティッシュで乾拭きしてみる。
(書いてすぐ)

パールホワイトの水性ペンはすぐに落ちた。

マットホワイトは少し落ちが弱く広がる感じ。

パールホワイトは油性ペンも乾拭きでほぼ落とせた。

マットホワイトは落ちない。

洗剤+スポンジゴシゴシでもここまで。

うーむ、これはマットホワイト君、落選かな(^^;)

(チャンスがあれば洗面台で頑張ってくれたまえ!)

そして、もう一つの実験は

マグネットラックがちゃんとつくかどうか。

ラック側の磁力次第ではあるが、建て主様に勧める前に確認します。

買いました♪
人気の「山崎実業」さんtowerシリーズ。 

マグネットフック。
付属のマグネットを裏面に貼り付ける。

マグボードにバッチリついた♪

多少力をかけてもズレもなく、問題なし。

続いてマグネットラック。
(スケール感を伝えるためハンドソープを)

裏面が全面磁石。

期待感高まる♪

マグボードにバッチリつきました^^

無事に検証終了!

これは良い♪

我が家の浴室に試しに設置してみる。

プッシュにも動じないマグネットラック。
もうユニットバスには付属の棚はいらない??

(端で力強く押した場合ずれることも)

※今回のラックはキッチン用なので縁アリですが、水が溜まらない縁ナシもある。

なんと妹がマグネットラックを使っていた。
(縁ナシタイプ)

「便利だよー。」

と愛用者からお墨付きも。

他にもマグネット用品を活用していた。
(ユニットバスは鉄製パネルのためマグネットがつく)

我が家のキッチンパネルはマグネットはつかないタイプ。

壁がダメでも、レンジフードにマグネットフックを設置することが出来た。

後から気付いたのだが、マグボードのカタログには今回買ったフックとラックが記載されていた!
(おそらく山崎実業さんのもの)

マグネットパネル&ラック・フック。

キッチンでは、

おたま掛け、キッチンペーパー、スパイスラック、ティッシュ、ハサミ、、、

洗面台では、

歯ブラシ、歯磨き粉、ドライヤー、ティッシュ、シェーバー、、、

浴室では、


シャンプー棚、スポンジ類置き場、石鹸、おけ、タオル、、、

使い方は無限ですね^^

お子様の背にあわせて調整できるのも嬉しい。

そして、

取り外しが出来るので掃除もしやすい。

棚を造作するよりもコストダウンできる。

調整・増設・清掃性・コストダウン、、、

もう言うことナシ?
(あとは見た目の好き嫌い?)

エスネルデザインの思想に通じるものを感じています。

マグネットパネルお勧めです^^

(現在家づくり中の方にも改めてご提案させて頂きます)

改善の機会を頂き、M様、大変ありがとうございました^^

皆さま、アイデアがありましたら教えて頂ければ幸いです♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

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【秘訣】「シャンプー壁掛け大作戦!」ボトルフック・マグネットラックの活用『垂直の作業台』。

【秘訣】「既成洗面台と造作洗面台のメリット・デメリット」O様の検討過程。

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いなか日記。126『はじめての冒険。息子と電車の旅♪』

ゆうです^^

最近、息子は電車ブーム。

ブームというか、家から踏み切りの音が聞こえるので自然と興味を持ち、駅にもよく行くように。

電車を見ているだけで満足していたのが、



「でんしゃ、のりたい!」

と。

父と息子のぼうけんの始まりです♪

子供の成長を感じるのは感慨深いですね。

先日、保育園のクリスマス会があったのですが、見ていて胸が熱くなる思いでした。

こんな幸せがあるんですね。

子供に感謝です。

保育園に掲示されていた、雪をさわる息子の図。

最近は、息子と遊ぶのが趣味。

慌しい日常の中の癒しになっています。

先日の休日は二人で「はじめての電車の旅」へ。

気分はヴォクシーのCMのパパ。

自分も新鮮な心持ちで、ワクワク・ドキドキでした。

柳楽くんのCMが最高。
このCMを見てヴォクシーが好きになった。

キャッチコピーが秀逸♪

出発は、我が家最寄の石地駅。

我が家はど田舎ですが、駅が近いのはラッキー♪

単線の風景は原風景のひとつになっている。

とても好きな風景。

無人駅のため、乗車証明書を持っていざ出発!

手をつなぎながら自分の足で乗車できました。

初めの電車にワクワク、そわそわ。

「でんしゃ、はやいねー!」 


初めて見る電車からの風景に何を思うのか。

「おっきいおやまがあるよー!」

「いきたいなー。」





2歳3ヶ月の息子はもうかなりしゃべる。

舌足らずな言葉のやりとりがとても愉しい。

約50分で吉田駅に到着。

弥彦線に乗り換えて弥彦神社まで行こうかとも思ったが、それはまた次回に。

折り返し発までの待ち時間40分を散歩して過ごす。

「おれんじのでんしゃだねー。」


「のりたいねー。」

お昼ごはんを買いにコンビニへ。

「ちいさいかきがあるよー!」

子供は本当に良く見ている。

その観察力、見習うよ。

コンビニで「あるもの」を買い、駅へ戻る。

ちょうど出発の時間だった。

帰りは券売機で初めて切符を買ったね。

改札も自分で通せたね。

ひとつひとつ、出来ること、行ける世界を広げていこう。

これから先、楽しいことがたくさんあるよ。

コンビニで買ったのは肉まん♪

二人そろって肉まんをがぶり。

行きの電車で「そんなことが出来たらいいなー」と思ったことが叶えられた。

「これは肉まんって言うんだよ。」




「にくまん?」




「にくまんおいしいねー。」

「美味しいねー。」

…………….

初めての冒険は肉まんの味。

思い出の味になったら面白いな。

(2歳だと覚えてるかな?)

これからどんどん冒険しよう。

一緒にいろんなものを見よう。

一緒にいろんなことをしよう。

俺にとっても冒険だ。

やまと、

父にしてくれて、ありがとな♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

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いなか日記。46『初ベビーやっと誕生!』

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【実験】耐力壁の壊れ方を体感!「タツミさんで構造実験。」壊れ方と勘所。

ゆうです^^

先日、スペシャルな実験に参加してきました。

それは、耐力壁を壊しきるというもの!

地震から家を守る耐力壁はどのようにして壊れていくのか?

なにを意識して設計を行うべきなのか?

カタログ上の数値と実際の強さの差は?

ウッドハブさん、タツミさん、住学の連携により、最高の体験を得ることができました^^

今回は、住学の真価を強く感じました!

耐力壁の実験を行うには数十万円もの費用がかかるそう、

住学構造部主宰のウッドハブさんと、材木プレカット+金物メーカーであるタツミさんのつながりによりそれが実現しました^^

個人では出来ないことが出来るのは集団の力ですね。

皆さま、大変ありがとうございました!

株式会社タツミ | 株式会社タツミは地震に強い「木の家」をつくる 接合金具のパイオニアです。
WOOD HUB

【構造】住学構造部スタート!01「本物の学校で授業!」。

住学メンバーがタツミさん本社に集合♪
今回は貴重な体験のため参加率も高め!

まずは住学構造部部長のウッドハブ實成さんによる実験内容の説明。

タツミさんの社員の方々も大勢ご協力頂きました!

ありがとうございました!

さて、実験は

耐力壁(「筋交い」と呼ばれるつっかえ棒のようなもの)に、横から力(地震力)を加えたときに耐力壁がどのように変化するのかを知る

というもの。

注目ポイントは、


・加えた力を抜くと元に戻るか
 →元に戻れば耐力壁の損傷はないということ。
 (次回の地震時にも力を発揮する)

・実際にどれほど強いのか
 →構造計算で使われる数値との差。安全率の程度を知る。

・最後の壊れ方はどのようになるのか
 →どこがどう壊れるのか。木造の勘所を知る。

こういった点は参考書を見ているだけではイメージしづらいもの。

実際に目の前で実験を見られるのは本当に貴重でした!

いざ!試験場へ!

おぉー!すごい!

感動です^^

実物大の筋交い(斜め材)。
実際の住宅でもこのように設置される。

土台の両サイドに柱が立ち、間に筋交いが斜めに入る。
筋交いは専用の「筋交い金物」で柱に固定される。

筋交い金物には多くの種類があり、それぞれの金物によって挙動が異なることにも注意。

梁(横材)の脇についている加力機により徐々に力を与えていく。
(押したり引いたり)

今回の筋交い金物は「柱付け型」。
(他には「柱+土台両付け型」がある)

実験前の筋交いは、柱と土台にピッタリとくっついている。

柱は引き寄せ金物で強固に固定される。
(35kN相当品)

筋交いの中央部は「間柱(細い下地用の柱)」にクギ2本で固定される。

…………….

準備が整い、実験スタート!

まずは向かって右側に梁を引っ張っていく。
筋交いには、伸びる(引張)方向に力がかかる。

要所で實成部長の解説が入り、とても分かりやすかったです^^

引っ張られて筋交いが浮いてきた!
(裏側から撮影)

知識としては知っていましたが、目の前で見るとインパクトが大きい!
地震時はこういう動きをしているですね。

まさに、百聞は一見にしかず!

よく見ると金物がずれてきているのが分かる。
(木材についた線との差より)

「上下のズレ長さ(変位)」「与えた力」を測定していく。

まずは、構造計算で想定しているズレ長さまで梁を押していきます。

変形角で言うと1/120rad。
(今回の試験体の高さが2.73mなので、1/120rad時の上下のズレ長さは約2.3cm)

その時に、筋交い(45×90)は「約270kgで押しても大丈夫」というルールの下、構造計算が行われている。
(筋交い引張時)

実際はどうだったのでしょうか?

実験では、約350kgで押しても大丈夫でした^^
(1/120rad時に約350kg)

つまり、ルールよりも実際は、350/270=約1.3倍強かった。

余力がそれだけあるということが分かりました^^

(圧縮時も同様だった)
(ルールでは440kgのところ、600kgまでいけた。→600/440=約1.3倍)

また、押した力を抜いてみると、およそ元通りの位置まで戻りました。

「耐力壁に損傷がない」ということ。

「耐力壁が繰り返し使える」ということ。

構造計算で使用する耐力壁の強度内であれば、耐力壁はほぼ損傷せず、繰り返し使えるということが分かりました^^

専門的に言うと「弾性」範囲内であるということ。

(弾性=「力を加えると変形するが、力を取り除くと変形も無くなる(元の状態に戻る)」という性質)

熊本地震のような繰り返し起こる地震に耐えることを想定する場合、この「弾性範囲内」での耐震性を上げる(=耐力壁を増やす=耐震等級を上げる)ことがひとつのポイントになります。

【秘訣】構造計算された家を。「耐震等級3」を勧める理由。

構造計算で扱っている強さよりも実際の強さは余力があることが分かりました^^

そして、その範囲内であれば、元に戻る(繰り返し使える)ことが分かりました。

ではでは、お待ちかねの最後はどう壊れるのか?

少年心がうずきます♪

筋交いに圧縮がかかった時の様子。
(梁を奥に押している)

圧縮は引張よりも1.6倍以上の耐力がある。

ただし、適切に筋交いを押さえないと「座屈」を起こしてしまう。
(写真赤丸のように、面外にたわんでしまう)

座屈により「筋交いが間柱から離れてしまっている」様子が分かる。

(当該部のクギの留め方もポイントになる)

筋交い引張側に梁を押していく。

徐々に筋交いが土台と離れていきます。

そして、ついに、、!

バキ!!

筋交いが割裂しました!

よく見ると、筋交いに打たれたビスを基点にして割れている様子が伺える。

金物もここまでズレていた。

筋交い破壊時(引張)にかかった力は約800kg。

構造計算で使う耐力(引張)270kgの約3倍でした。

横力により土台に柱がめり込んだ様子(破壊時)。

構造計算ではめり込みに対する検定も行われる。

破壊の瞬間の動画です。

破壊と同時に歓声?が沸き起こりました^^

破壊時の金物の様子。

興味深いのは「金物・ビスの変形・損傷は少ない」こと。

金物が先に壊れないよう、金物の強度は木の耐力より強くなっている。
(剛性が高い。その良し悪しは下記に記載)

木の材質の良し悪しで耐力が決まるということ。

壊れた筋交いをよく見ると、ビスが打たれたところから割裂しているのが分かった。

筋交い(木)は引っ張られ回転するがビスは回転しないため 、ビスにより、木を中心から外側へ裂くような力が発生したように見受けられた。

ビス穴が広がっている(木部にめり込んでいる)様子も見て取れた。

ここで頭に浮かんだのが筋交い材の「節のありなし」。

今回使用された筋交いは綺麗な節無しのものだったが、実際に建築現場で使われる筋交いは節があるものも多い。
(無節材は高価なため)

また、節も「問題がない節」と「問題がある節」がある。

ざっくり言えば、この割裂した線上(+ビス付近)に節があるものは危うい。
(耐力が著しく低下するリスクがある)

エスネルデザインでは、筋交いをあまり採用していない(耐力壁は面材がほとんど)が、よく使用していた前職時は、筋交いの節の工事監理は慎重に行っていた。

(家中の全ての筋交いの節の具合を監理するのはとても大変。)
(節の監理は一般的にはほぼ行われないと思われる)

筋交いを採用する場合は、金物選定や施工の確認と共に「節の監理」が非常に大切なポイントになる。

今回の実験を経て、工事監理の重要性を再認識しました。

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

【網川原のエスネル‐11】配筋工事監理!「第三者監理の重要性」

筋交いの実験は金物を換えてもう一度行われました。

「ブレスターZ600」という異型の筋交い金物。
先ほどの金物と異なる「柱+土台両取り付け型」。

木造筋交い用接合金物なら【ブレスターZ 600】 | 岡部株式会社

高い初期剛性と高い「粘り・靭性」が大きな特徴。
(画像はメーカーHPより)

同様に実験開始。

先ほどの金物では筋交いが割裂した力を与えても、割裂は起こらず、まだまだ余裕があった。
(かなりの力を与えても筋交いの破壊まで至らなかった)

ポイントは、「金物が変形」し、筋交いへの負担を肩代わりしている点。

金物の粘りにより、筋交いのビス部に力が集中することを避け、力を木と金物に分散することで、筋交いの割裂を防止している。

興味があればブレスターの動画が面白いです^^

…………….

今回の実験で、

・筋交いの強さ、余力、弾性。




・筋交いの壊れ方




・金物の選定、筋交い材(節の監理)の重要性

などとても勉強させて頂きました。

そして、最も重要なことは

「設計者が何が肝心なのかを知っていること」

なのだと再認識できました。

ただ単に、節を嫌ったり、弱い金物を嫌ったり、筋交いそのものを嫌うのではなく、

「こういった破壊をするから、このあたりのこの節は危険だろう。→交換」




「このあたりの節で、サイズもこの程度であれば問題ないだろう。」




「剛性だけでなく、靭性も考慮したいからこの金物を選ぼう。」




「そもそも地震時の損傷(変位)が少ないように耐震等級を上げておこう。」

など、「理由(目的)」を持って設計することが大切ですね。

自分の中に「根拠」を持つために、実験を目の前でみることは非常に有効でした。

タツミさん、ウッドハブさん、皆さま本当にありがとうございました。

今後の設計に活かさせて頂きます。

今度とも何卒宜しくお願い致します!

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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ネイティブディメンションズの鈴木さんもこの日の実験についてブログを書かれています^^

住まいの学校の放課後部活動 – native dimensions blog

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【荻曽根のエスネル‐11】地盤調査と奉献酒「今代司酒造さんの甘酒。」

ゆうです^^

いよいよ荻曽根のエスネルの現場が始動!

着工に向けて地盤調査が行われました。

次はいよいよ地鎮祭。

今代司酒造さんで奉献酒も購入し準備万端です^^

新潟は「」の名がつくとおり、平野部の地盤は柔らかめ。

新潟は元々は湿地だったところ。

豊富な雪解け水が川を流れ、土砂が堆積し、肥沃な平野が広がり、日本一の米所になりました。

美味しいお米が育つ条件と、地盤の悪さは表裏一体?

これはもう割り切るしかありませんね!

西大通沿いの砂丘地帯の地盤は良いが、その他は基本的に良くない。
(ジャパンホームシールドさん「地盤サポートマップ」より)

大切なのは、設計段階から周辺地盤の調査結果を基に「概算の地盤改良費用」を把握し、予算に見込んでおくこと。

そうすることで「着工後の大幅な予算オーバー」が起きることを防ぐ。

地盤調査開始♪
公園の木々も冬の装いに。

「スウェーデン式サウンディング試験」を行う。

①ロッドに段階的に荷重(~100kg)を加え、地面に貫入させて行く。

②加えた荷重だけでは貫入しなくなったらロッドに回転を加えていき、さらに地中を掘り進める。

③地中を進んだ際に掛かった荷重や回転数を基に地盤の強度が算出される。

というもの。

また、砂質土、粘土、腐植土などの土の性質も把握し、土の種類に応じた地盤改良が検討される。

地面に差し込まれるロッド。

ロッドの先端はスクリュー状。

調査員の方に話を伺うと「概ね想定した通りです」ということで少し安心。

地盤は柔らかめのため、地盤改良を行い、所定の地盤強度を確保します。
(調査結果を基に、適当な改良方法を検討していく)

【網川原のエスネル‐07】地盤調査と地縄張り。

【秘訣】地盤補強の要不要の判定。「地盤調査結果を読み解く」

…………….

さて、続いて地鎮祭のための奉献酒を買いに今代司酒造さんへ^^

新潟駅から徒歩15分ほどのところにある今代司酒造さん。
近年は、外国の方もよく訪れているよう。

今代司酒造株式会社

築120年以上の建物をリノベーションした店内。

今代司さんは様々なお酒のブランディングやボトルデザインにも力を入れられている。

『伝統と革新。』

刺激を受けました。

錦鯉デザインのボトル♪

お目当ての奉献酒はこちら。
ノンアルコールの甘酒♪

日本酒を飲まれない方でも、お子様でも一緒に飲めるお祝いの「お酒」を。

このチョイスも「伝統と革新」?

ヨーグルトのような酸味が美味しい「もと」と麹の甘さが引き立つ「麹」の2種類セット。

網川原のエスネルでも奉献酒に選ばせて頂いたのが懐かしい。


今代司酒造さんではそれぞれ試飲も出来ます♪

エスネルデザイン新築2棟目の奉献酒。
無事に購入できました^^

…………….

荻曽根のエスネルはいよいよ工事スタート。

3月にS様にお会いしてから早9ヶ月。

葉がなかった公園の緑は、繁り、また葉を落としました。

家が完成するのは、葉が繁る新緑の時期。

S様、今から楽しみですね。

建築が進む様子をワクワクしながら楽しんで頂ければ幸いです♪

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