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トークセッション『これからの住まいの形』が記事になりました!①

ゆうです^^

トークセッション『これからの住まいの形』が記事になりました!

面白い!!

読みやすい文章で、なによりテーマがセンセーショナル!!

(完全に手前味噌ですが(^^;))

記事はこちらをクリック!
【トークセッション】「これからの住まいの形」(1/3)

編集者は鈴木亮平さん^^

とても面白いです♪さすがプロ!

(僕も早くブログにまとめないと(^^;))

全3回のようなので、いち読者として次回も楽しみです♪

さて、ある方から先日嬉しいメッセージを頂きました。

…………………………..

ここ最近すごく面白そうなことやってるね。
すごく楽しそうで、いいパワーもらってます。
最近、平たい時間が流れていたんだけど、なんだかやる気が出てきたなー。


ありがとう。


ただのお礼です。用事は特にありません。

…………………………..



『用事のないメッセージ』ってとても貴重で嬉しいなーと。

まだ大したことをしているわけではありませんが、誰かになにか少しでも、ワクワクとか刺激を与えることが出来ているようであれば嬉しい限りですね。

まだ未定ですが、「ある会」からも大きなことをさせて頂けそうなお話を頂いています。

出会いに感謝です。

もし抜擢して頂けるのであれば全力で頑張らせて頂きます!

先日行われた「ある会」のミーティング会場。

「ある会」のボスは全国紙にも取り上げられる「スーパー工務店」の社長さん。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の楽しみ:建築の先輩方とのミーティング。

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新潟観光大使。37『春の「海カフェドナ」とシャボン玉。』

ゆうです^^

この日は作業をしていたのですが、あまりにも天気が良かったので『海カフェドナ』に行っちゃいました!

2018年初ドナ^^!
(ドナは冬季は休業で毎年3月に再オープンする)

天気が良かったので車の窓全開で海岸線をドライブ♪
(途中、花粉に負けてクローズ(T_T))

14時過ぎに訪れたがまだまだ混んでいた!

窓を突き抜けて空が見えるのが良い感じ^^

変わらず良い感じの店内♪

良い天気!今年もよろしく!

いつか「旅の写真展+トーク」などのイベントがしたいなと秘かに妄想中^^

いつ見ても良い景色!ほど良く高台なのが最高のロケーション!

柏崎市宮川の海岸線。

いつもの「オーシャンブレンド」を。
本は1ページも読めませんでした!
(出会いが会ったり自然と対話していると本に手が付かない。)

小物も素敵。

柏崎ファンクラブ限定の「裏メニュー」が始まっていた。

ぼーっと窓の外を見ていると、、、

むむむ、、、!

どこからともなくシャボン玉がー!

しゃぼん玉マシーン発見!

シャボン玉おじさんあらわる!?

なんとマシーンはおじさんの手作り!
これ欲しいなー!息子に見せたい^^

話してみると、しゃぼん玉おじさんはなんとオーナーの柘植さんのお父様!
「いつもお世話になっています!」とご挨拶^^
ラジコンでシャボン玉マシーンのオンオフを操作されていた。

お父様からいろいろなお話を聞かせて頂きました。

今まで幼稚園などにシャボン玉マシーンを計70個以上もプレゼントしてきたんだそう!

そして、お父様も柘植さんも僕も同じ柏崎高校の卒業生という共通点が♪

現在はドナルド・キーンセンターの理事長をされているそうです^^
(ドナとドナルド。偶然?笑)

シーグラスの箸起きとセラミックのコースター。
「海カフェ」っぽくてとても素敵^^

 
オーナーの柘植さんとツーショット^^
ドナに通い出してもう数年。「馴染みのカフェがある」っていいなーと♪

家の最寄に「世界一と思えるカフェがある」って最高にラッキー!

柘植さんはもともとカフェが開きたかったらしく「家で小さくやろうか」と思っていたところにこの家と出会ったんだそう。

中越沖地震で被災し床が傾いていたそうで、それらを修復するところから店作りがはじまったんだとか。

築30年以上の家で、別荘だったそうでもう随分使われていなかったんだそう。

内装は、柘植さん自ら壁の塗装をしたり、ワークショップで出会った仲間と一緒にあれこれ作り上げたんだとか。
まんなみ設計室の堀井さんもお仲間だそう!つながるー!)

仲間で一緒に作り上げるとかいいなー^^!

そんなエピソードも聞けてますますドナのファンになりました♪

柘植さんありがとうございました。

今度はまた家族で来ます^^

おまけ…………….

この日のドナの様子をムービーにまとめました^^

シャボン玉の様子が伝わると思います♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

やりたいこと:息子とシャボン玉吹き♪

-「超高断熱の小さな家」escnel design-

以前のドナの記事はこちら♪

いなか日記。20『家のツバメと夕陽カフェ。』

いなか日記。41『夕日時の海カフェドナ。』

新潟観光大使。02『海カフェ ドナ。』

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ケンチク探訪♪ 12『宮崎建築さん新事務所 in 阿賀野市。』

ゆうです^^

ひなたぼっこさんへ行ったあとには阿賀野市の『宮崎建築』さんへ。

宮崎建築さんはいろいろと、、すごいんです!


宮崎さんはなんと明治時代から続く地元に根付いた大工の家系です。

昭和55年に宮崎建築として組織化され、平成24年から4代目の宮崎直也さんが代表を務められています。

4代目の宮崎直也さん。(画像は宮崎建築HPより)

………宮崎さんの「ごあいさつ」文より抜粋まとめ………..
高校時代から大工の仕事に携わり、卒業後は大工育成学校へ。
学校の代表として大工技能五輪大会で全国大会出場もされた。
「リフォームで暖かい家にすることが自分の使命。」と感じ、近年は特にリフォームで高断熱にする「断熱改修」に力を入れられている。
…………………………………………

→オリジナルページはこちら「宮崎建築のホームページにお越し下さった皆様へ。」

宮崎建築さんのホームページはこちら↓
木造住宅 新潟県 阿賀野市 新築 リフォーム 宮崎建築

宮崎建築さんの事務所までの道中。

田んぼに白鳥の群れを発見♪
とてものどかで素敵な地域でした。

新事務所完成のお祝いに選んだのは地酒「越の誉(純米吟醸)」。
越の誉には「幸せを呼ぶ酒」という副題がついている。

新事務所に到着。
少し早く着いたところ、向かいのお宅から宮崎さんが走って出てきてくださった。
(お昼時にすみませんでした!)

小屋のようなスケール感でとても人懐っこいような安心できる大きさの新事務所。

「いいなー」

「家もこのくらいの大きさで出来たら素敵だなー」

と。

宮崎さんに伺うと「元々倉庫として使用していた建物を『断熱改修』して事務所にした」んだとか。

人懐っこいスケールの謎がとけました^^

素敵なアプローチ。
木の外壁も木の玄関戸も屋根の鎖樋もとても良い感じ^^

宮崎建築さんとは現在勤めている事務所で3度一緒に仕事をさせて頂いた。
技術力も、お客さんの満足度も、大工としての意識も高いすごい方。

現場でお会いできるのが楽しみでいろいろと質問させて頂きました^^

事務所入り口にある「高気密断熱と低気密低断熱の違い」の見本。

宮崎さんのお手製。
とてもわかりやすい。直感で「暖かそう♪」というのが伝わる。

土間の先には薪ストーブがあった。

オーストラリア製のものでオーブンつきのタイプ。
(これから奥様がパン教室を始められるそうです^^)

そして打合せスペースが、、

居心地が良くとても素敵な空間でした。
随所に宮崎さんのこだわりが感じられる。

ストーブの横のサッシではなにやら実験が行われていた。

窓ガラスの枚数の違いによる温度差が示されていた。
伺った際は、ペアガラス(左)の温度が18℃、トリプルガラス(右)の温度が20℃だった。

他にも実験ツールはいろいろありとても面白い^^

単板ガラスとペアガラスで出来たハコの中に氷水を入れると、、、



数分経つと単板ガラスのほう(左)のみ結露する。
ペアガラスが結露しづらく、熱を逃がしにくいことがわかる。


他にも実験道具や建材サンプルや家づくりに役立つ参考書がたくさん。
奥の部屋とも天井がつながっていて広がりを感じる。

陶器の湯吞みもお洒落。
出てくる器からもその建築士の思想が伺える。

椅子は「宮崎椅子」のもの。
「質は良いし同じ名前だし愛着がわいています。」と宮崎さん^^

宮崎さんは高気密断熱住宅を推進する団体で組合員として講演もするほどの経験と知識の持ち主。

宮崎さんのすごいところは、大工としての技術力だけでなく、

自ら断熱計算耐震計算をされているところです。

一般的に、大工さんや工務店さんは計算関係が苦手なところが多く、そこを補完する役割として設計事務所とタッグを組んでいたりしますが、宮崎さんはそれを自分でされます。

そこには理由があり、

「最終的には耐震性も断熱性も工務店が責任を持ちます。だから自分で計算します。」

と。

これを大工さんが言うのは本当にすごいことだしとても意識が高いこと。

刺激を受けました。

逆に

「では、設計事務所には何を求めますか?」

と質問したところ、

「デザイン力とプレゼン力ですかね。」

と。

「なるほどー!」

と刺激を受けました。

宮崎さんも「『工務店(大工)』『設計事務所』がお互いの強みを活かし、弱みを補うことで『良い家』が出来る」と考えられていらっしゃいました。

『いつか宮崎建築さんと一緒に良い家を建てること。』

が僕の数年前からの夢のひとつです^^

奥様手作りの「マンゴーを練りこんだパン(クリームチーズ入り)」
とっても美味しかったです!(いつでも食べられる宮崎さんが羨ましい^^)

建築の話からその他の話まで、、

気づけば長時間滞在してしまいました。

お仕事中に長居してしてしまいすみませんでした(>_<)

帰り際には「お土産」まで頂いてしまった。
ヤスダヨーグルトのアンテナショップ「しょこら亭」の「プレミアムラスク」
帰って家族で頂きました!美味しかったです。

宮崎建築さんありがとうございました^^!

今後とも宜しくお願いいたします。

新発田から豊栄、阿賀野市まで。

とても濃い一日になりました。

この日出会ったすべての方に再度感謝を申し上げます。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の後悔:宮崎さんと一緒に写真を撮らなかったこと。

-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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新潟観光大使。36『ジュエリー工房「ひなたぼっこ」 in 豊栄。』

ゆうです^^

先日ノラ・クチーナさんへ行った際に素敵なお店を発見しました!

ジュエリー工房『ひなたぼっこ(hinata bocco)』さんです^^!

「さてランチだー♪」

とノラ・クチーナさんに到着すると、お向かいになにやら新しいお店が!

庭が素敵だとその敷地全体が素敵な空間になる。
元々建っていた建物をリノベーションされたそうでノラ・クチーナさんと庭との強い一体感があった。

その雰囲気に誘われて気づけばお店の中に。

「にんじん色のジュエリー屋さんです。(八百屋さんではありません!)」

ウェブサイトはこちら^^
hinata bocco ひなたぼっこ

小さな店内に小さなアクセサリーがたくさん^^

「小さな家」と同じように小さい空間には小さい空間なりの魅力がある。
(空間の密度・質が高い感じ。)

本物の幹をくり抜いた棚!小物の世界観もかわいくて良い感じ^^

オリジナルのジュエリーが並ぶ。
誕生石がついたベビーシューズのネックレス。可愛くてとても素敵^^

ひなたぼっこさんのリーフレット。
アクセサリーの「小売店」ではなく「製作+直販+修繕」が出きるお店なのが大きな特徴!

店名の「ひ・な・た」はお世話になった方々の名前から一字ずつ頂いたんだそう♪
ここからが今回のメインなのですが、、
なんと店舗内に工房があります!!
男性はみんな興味深々になるのではないでしょうか^^
(僕はなりました。)

店長の「ひぐち なつこ」さん^^
とーーっても素敵な方でした♪
(どのくらい素敵だったかは下の記事を読んでもらえれば伝わるかと)

これを見たらもう「オラ、ワクワクしてきだゾ 」状態。

女性だけでなく「男性も楽しめるジュエリー屋さん」って新しいかも!

みんなが「部室」と読んでいる円卓。椅子の形もファブリックもとても素敵。

なんと、ノラ・クチーナのオーナーとひぐちさんは高校の同級生で共に弓道部だったそうです^^

だから、他の同級生たちもよくお茶のみにお店に立ち寄るんだとか。

そういうのってとても素敵。

僕も高校の仲間とは良く遊んでいてもう「これこそが人生の幸せではないか」と思うほど。

地元への誇りや愛郷心が豊かなコミュニティーを作り、地域活性につながる。

自然と時代はその方向に進んでいるのを最近いたるところで感じる。

笑顔と声のトーンがとても素敵なひぐちさん♪
居心地が良くてついつい長居しちゃいました。

玄関枠のハート型の節が入り口のチャームポイント♪
結婚指輪や婚約指輪も製作されている。

ひぐちさんが作られた「二人の結婚指輪を重ねたペンダント」
指輪をつけなくなったご夫婦からの相談に対してご提案されたそう。
とても喜んでくださったそうです^^
(画像はひなたぼっこFBより)

ひぐちさんは元々ジュエリー大手の「MIKIMOTO」などから依頼を受ける東京の工房に20年以上勤められていた。

その後、秋葉原-御徒町の高架橋下の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」の小売店で5年販売員をやってこられ、そこで「お客さんと直接つながる楽しさ」「感謝の声を直接聞ける嬉しさ」を体感したそう。

2k540 AKI-OKA ARTISAN:ジェイアール東日本都市開発
御徒町周辺は元々伝統工芸職人の街。現在もジュエリーや皮製品を扱うお店が数多くありり、「2k540 AKI-OKA ARTISAN」にはそれら職人さんが集まって新しいものづくりをされているそう。

ひぐちさんは新潟に戻られた現在でも東京の職人仲間とのつながりがあり、お店の看板や名刺のデザイン、内装・家具などは職人仲間に作ってもらったんだとか^^

そういうの良いですね!

ちなみに自分で自分のお店を作った理由はなんと、

「ノラ・クチーナのオーナーに誘われたから。」

だそう!

元々自分のお店を出すことは全然想像していなかったそうです^^

ただ、声を掛けられたときにいずれは地元に帰って来たい思いもあり「これも縁かなー。」と決断されたんだそう。

「『すべてつながってるんだなー』と感じるんです。」

(高校→工房→小売→現在、、おそらく他にもいろいろ)

とひぐちさん^^

とここで、僕はお向かいのノラ・クチーナへランチを食べに♪

新潟観光大使。35『ノラ・クチーナ in 豊栄(葛塚市場)。』

ランチを食べながら「ある作戦」をひらめき昼食後にもう一度ひなたぼっこへ♪

(作戦は誰にも内緒です。)

そこで、ひぐちさんからジュエリーの製作過程をいろいろを教えて頂いたのでした!

(今回は内容が多くて長いですね(^^;)すみません。)

まずはジュエリー(指輪)の型作りから。
ジュエリーの製作方法はいわゆる「鋳造」。
鋳型(いがた)を作り、熱でとかした金属を流し込んで製品が作られる。

主な行程は、、

①デザインを決める
②指輪のオリジナルをシルバーで作る。
③それを元にゴムで型を作る。
④ゴム型にロウを流し込み、ロウで出来た指輪を作る。
⑤ロウの指輪を何個も作りつなげる(=ツリー)(量産のため)
⑥ロウのツリーで同様に型を作る。
⑦熱してロウを流し出し型が完成。
⑧熱した金属を流し入れて製品が出来る。
⑨磨いて宝石を留めつけて完成!

こちらのHPがイラストもありわかりやすいかもです(^^;))

刻印の方法も教えてもらいました!

アルファベットの刻印棒。かっこいい。

カギ状に曲がっているのはなぜでしょう?

答えは指輪の内側に真っ直ぐ打ち込むため^^

打刻の工程はまずは指輪を台に固定するところから。
黒いものは「松ヤニ」
「伝統的な手法なんだなー!」と感動。

松ヤニをバーナーで溶かし柔らかくする。

刻印する指輪をセット!

さらに炙りしっかりと固定する。

固定完了!

刻印棒の末端をハンマーで叩き、文字を打刻する。

初めて知りました(>_<)!(しかも生で実演見れて感動!)

こういう製作の裏側を知れるのってとても大きな価値を感じる。

完成品ではなく「ストーリー(物語)に対価を払いたい」という感覚。

先日の夜会でも同じような話が出た。(僕より若い方から)

僕も毎日着ている白シャツにはこだわりがあり、あるメーカーのものを愛用している。

いなか日記。06『大都会、東京へ。』

なにに価値を感じたかと言えば「製作の裏側(物語)」にだろう。

今後は「裏側も表に出していくこと」が幸せ(満足度)の高いプロモーションの秘訣だろうと再認識しました。

ひぐちさんありがとうございました^^

今度は家族で遊びにきます♪

店先まで見送ってくださった。ありがとうございます。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の心配事:「ある作戦」がバレないかどうか。

-「超高断熱の小さな家」escnel design-

★☆★☆★☆★☆2018.5追伸☆★☆★☆★☆★

後日、相方と一緒にひなたぼっこさんに再訪し「ある作戦」を実行しました^^!

結果は大成功♪♪

そのときの様子はこちらから↓
新潟観光大使。36-2『「ひなたぼっこ(ジュエリー)」でサプライズ!』

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新潟観光大使。35『ノラ・クチーナ in 豊栄(葛塚市場)。』

ゆうです^^

先日、豊栄の葛塚市場通りにある『トラットリア ノラ・クチーナ』さんへランチに行ってきました♪

素敵な出会いもあり最高の1日になりました。

グリーンホームズでの夜会で新潟市に泊まった翌日、「新発田→豊栄→阿賀野」ツアーに行ってきました^^

ダイジェストでご紹介!

9時過ぎに新発田市の『石山建築事務所』さんの現場を見学させて頂きに^^

石山建築事務所さんでは20年以上前から外張り気密工法の家(高気密高断熱住宅)をつくり続けてきている。
その間の改善や工法の紆余曲折、経年変化などのお話はとーーっても貴重なものでした。

僕は新築は内張り気密工法で提案してきた。
両方にメリット・デメリットはあるが、リノベーションには外張りのほうが向いているかもしれない。(ケースバイケース)

石山さんありがとうございました(>_<)
(一緒に写真撮ればよかった!)

その次は、11時からランチ&見学に『ノラ・クチーナ』さんへ^^

ここでのお話はこのあとで^^

そしてノラ・クチーナさんの向かいに新しくオープンされていたジュエリー工房『ひなたぼっこ』さんで素敵な出会いが!

素敵な出会いの話はまた次回に^^

最後は、阿賀野市の『宮崎建築』さんの新しい事務所へ^^

素敵な事務所でした。宮崎建築さんのお話はまた次回に^^

というなかなか動きまわった1日だったのでした!

阿賀野市から柏崎市に帰るの遠かったー(^^;)

でもそのかいあってとても濃密な経験が出来た1日になりました^^

では!ノラ・クチーナさんのレポートへ♪
(いつも前置き長め、)

nora cucina -トラットリア ノラ・クチーナ-

ロゴマークは豊栄名産のトマト♪(豊栄のトマト出荷量は新潟県内1位!)

「クチーナ」はキッチンという意味のイタリア語。

「ノラ」は「のら仕事」から取っているそうです♪(HPより)

(以前疑問に思って「ノラ イタリア語」で検索したら「ノラ・ジョーンズ」しか出てこなかった、)

豊栄の葛塚市場通りのゲートをくぐり「米希舎」さんの角を曲がるとお店がある。
建物は豊栄で100年以上続いた割烹料理店で取り壊される寸前のところをリノベーションしたとのこと。

「ひなたぼっこ」の樋口さんによると「他の場所で設計まで済んでいたのにも関わらず、この土地と建物と人の縁に導かれ、現在の計画に変更した」んだそう。

(樋口さんとノラ・クチーナのオーナーは同級生なんだそうです!)

レストランの向かいに「ひなたぼっこ」さんがある^^

リノベーションの価値のひとつは「歴史ある風格」だと思う。
趣きのあるレストラン入り口。(建築好きにはたまらない。)

待合ブース。窓から庭とひなたぼっこさんのお店が見える。

細めの廊下を進むと天井が高く開放的な店内へ。
(まさに建築的プロムナード)

古い梁組み(五泉の古民家からのもの)が趣きある空気感を作り出す。

そして!

僕が大好きな空間がここ!

ガラスばりで庭が一望できるカウンター席^^

外にいるような庭との一体感が味わえる。

なんと足元までガラス張り!

この居心地を味わうためだけにでも豊栄まで来る価値がある。

料理もいろいろ。おしゃれで美味しい料理がリーズナブルな値段で頂けるのが嬉しい^^

豊栄トマトの「アマトリチャーナ」を注文。

(パスタはトマトソースが一番好き^^カプリの「トマトとニンニク」も大好き)

居心地最高!パスタも美味しかったです^^

開放的な店内。団体用の広めのテーブル席も多数。
夜に庭のライトアップを見ながらパーティーというのも良さそうですね♪

お酒も頂ける。
開店と同時+平日だったのですいていてゆっくりと過ごせた。
スタッフさんありがとうございました!

パンフレット。
複数の店舗のものが同じ形にそろえられていて良い感じ^^

ひなたぼっこさんとても良かったです^^



「地元の良いものを。」というコンセプトには強く共感する。

良いものを作る人(一次産業)も大切。

同様に、それを加工・調理する人(二次産業)も大切。

そして、それを伝える人(三次産業)も大切。

ポイントはこれらを有機的に結びつけ、「セット(チーム)」としてわかりやすく気楽に利用・使用してもらえる仕組みづくり。

これが出来れば世の中はさらに楽しく活気のあるものになる^^

僕はそんな取り組みをしていきたい。
(まずはこのブログで!)

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きなこと:建物と庭の行き来(うろうろ)。

←湯布院「玉の湯」にて。

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トークセッション『これからの住まいの形』終了!ダイジェスト♪

ゆうです^^

トークセッション『これからの住まいの形』は大盛り上がりのうちに終わることが出来ました♪

内容が濃すぎて簡単にはまとめられないので今回はダイジェストムービーでご報告を!


19:30からスタートして気づいたら23時でした!

男4人で飲まずに3時間以上、メモ取りながら話し続けました^^

アルコール無しでこんなにアツく長時間話し続けたのは初めてだったかも。

こんなこと出来るんですね(^^;)

そのせいか今日は1日クタクタでした。

それだけめちゃくちゃ濃密な会だった!

「テーマや人を増やしたりしてまたやりたいね。」

とみんなで話しました^^

さて、今回はダイジェストムービーでご報告!

2分ほどの映像を作りました^^

当日の空気感が伝わればと♪

詳しい話は近日公開予定^^

乞うご期待♪

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トークセッション『これからの住まいの形』準備完了!

ゆうです^^

いよいよ明日の夜が

トークセッション『これからの住まいの形』

の本番となりました!


シークレットスピーカーも発表!

三条楽音祭の実行委員長も務められている大橋さんご夫婦です^^

大橋さん運営のウェブサイトも要チェック!
「エチゴノート~新潟を、ちょっとディープに、もっと楽しく」

トークセッションのこれまでのブログはこちら

トークセッション『これからの住まいの形』開催!
トークセッション『これからの住まいの形』プロローグ。
トークセッション『これからの住まいの形』詳細!

ギリギリですが、先ほど準備が完了しました!

趣旨説明と併せて当日のスライドショーをチラ見せ!

簡単に僕の自己紹介を。

そして、僕の旅の行程ムービーを。
(旅先でのコメントは相方のもの)

オリジナルサイトはこちら
いまここマップ-Yuichi&Nana-

旅先の様子をダイジェストで。

そしてアイスブレイク!

先日の夜会で学んだものを早速実践してみようと^^

そしていよいよ本編のトークセッションスタート!

司会進行はもう一人のファシリテーターである鈴木亮平氏にバトンタッチ^^

イケメンで仕事の質がめちゃ高い鈴木氏。

小テーマは主に鈴木さんが考えられたもの。(僕の考えたものも多少)
攻めたテーマが多い!

これだけの深いテーマを数分でまとめて発表するのは、司会もだが、スピーカーにも相当の実力が必要。
(果たして上手くまとまるか!?)

初めての試みのため僕自身も未知の部分が多いです。

でも、それだけにとても楽しみ^^

果たしてどんな化学反応が起きるのか!?

乞うご期待!!

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

趣味:ガンジス川でバタフライ。

インド冒険記④居心地の良すぎる『バラナシ』

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ケンチク探訪♪ 11『グリーンホームズで夜会!』(庭付き賃貸住宅)

ゆうです^^

先日、小林紘大さんからのお誘いを受け、紘大さんが住む「グリーンホームズ(庭付き賃貸住宅)」での夜会に参加してきました♪

画像提供鈴木亮平さん(ありがとうございました!)



「グリーンホームズ」は新潟市中央区にある賃貸住宅で、庭を囲むように住戸が配置され中央に住人が使用できる「センターハウス」があるのが大きな特徴です。

画像は「新潟面白不動産」さんより。

鈴木亮平さんが運営されている上記のサイトでグリーンホームズのことがわかりやすくまとめられています。

ダイジェストで説明すると、

・オーナーの庭への想いが強く反映されている。

・オーナーはアメリカのポートランド市で暮らした経験を持ち、その心地よい住環境を新潟で実現したいという思いからこのグリーンホームズを建てた。

・他の賃貸住宅にはない緑の多さやベンチやテーブルなどが魅力。

・住人である小林紘大さんが「コミュニティマネージャー」として共有スペースの活用法を考え、住人同士の交流イベントの開催や、グリーンホームズの魅力のPRをしている。

住人交流イベントの様子(画像は絋大さんより。)

他にも新潟面白不動産さんのページでは「住人の暮らしぶり」や「部屋の様子」が詳しく書かれているのでとても面白いです^^

 →バーベキューもパーティーもOK!新感覚の賃貸集合住宅

さて、そんなグリーンホームズで紘大さんが開く夜会とは?

参加者は?

ほとんど不明の状態で参加の返答をしたのでした^^

直前にわかったのですが、参加者は、



・鈴木亮平さん(住宅雑誌編集者)

・FPの昆さん(新潟住まいのお金相談室)


・齋藤さん(土地・中古住宅提案)

・小林紘大さん(住宅設計士)

そして僕。でした^^

知ったときは

「え?なにこの濃いメンツは?」

と自然と笑みがこぼれました。

僕がいつか「一緒になにかしたい」と秘かに思っている人たちでした。

(考えることは似ていますね。さすが紘大さん♪)

さてさて、19:00に開始した夜会は「会場設営」から始まります^^

センターハウスはとても素敵な空間だった!
文化祭みたいでみんなで準備するのも楽しい^^

僕は地酒(越の誉「燗」)と、、、

「生ハム3点盛り」を持参。
その他の準備は紘大さんが!この日のためにデキャンタまで買っていられた。
こだわりすごい。(ありがとうございます。)

準備が出来たら夜会スタート^^!

和気あいあいと「ゆるーい感じ」で進むのかと思いきや、、、

コミュニティーマネージャー紘大さんによるグリーンホームズの概要説明スタート!

「準備」と「慣れてる感」がすごい!刺激を受けます。

その流れで「アイスブレイクタイム」へ!

※アイスブレイク・・・初対面同士が会う際、その緊張をときほぐすための行動

「なるほど!アイスブレイクはこうやってするのか。」と初アイスブレイクにテンションが上がる。

用紙に書いたら順番に発表。

まずは僕から^^

住宅設計士(旅人)。嬉しかったことは「今日このメンバーで飲めること!」

齋藤さんの嬉しかったことは「近所の方と素敵なコミュニケーションが取れたこと」。

昆さんの嬉しかったことは「アイパッドプロを買ったこと!」

鈴木さんの嬉しかったことは「息子が出勤前に抱きついてきてくれること。」
(この写真は僕のカメラ。他の素敵な写真は鈴木さんの一眼レフ。鈴木さん僕のカメラの画像で恐縮です(T_T))

紘大さんの嬉しかったことは「行政からグリーンホームズの話を聞かせてほしいと相談されたこと。」

このアイスブレイクは余談もありとても盛り上がりました^^

パーソナルな話も聞けて一気に心の距離が縮まる。

その後の話は内容が深すぎて書ききれませんが、

普通の仲間同士の飲み会では話されないような超真面目な話が飛び交いました。

「今後の生き方とは」、、

「賃貸の魅力」、、

「コミュティーの可能性」、、

「これからの時代のキャリアプランは?」、、

話題は「トークセッション『これからの住まいの形』」にも。
開催はいよいよ明日。初めてお会いする方もいてとても楽しみ^^

最終的には、昆さんと



「グリーンホームズにシェアオフィス出しちゃう?」

なんて話にも^^

それほど魅力を感じた建物(+コミュニティー)でした。

トイレを借りに紘大さん宅へお邪魔する。
壁に貼られた住人同士のイベントの写真が良い感じ♪

途中参加のしゅうさん。聞いてみると僕の7個下!
とてもしっかりした考え方を持たれていた。(ウェブデザイナーさん。)

若い人の価値観や生き方を聞くのはとても貴重な体験。
(県産のものを使用することへの共感もあった→『一世紀住宅さん見学!【地材地建】』

グリーンホームズには緑がたくさん。
新潟市中央区という都市部だからこそ貴重に思える。

夜会の夜はふけていくのでありました、、、

時間になりあと片付けもみんなでして解散!

とても素敵な夜になりました^^

紘大さん誘ってくれてありがとう!

みなさんまた飲みましょう♪

おまけ…………….

翌日、車をとりに再びグリーンホームズに訪れる。
(当日の帰り道は昆さん送って頂きありがとうございました!)

こんなに緑が豊富な賃貸は新潟市中央区にはおそらく他にないだろう。

雨の日のグリーンたちもとても素敵。

このオブジェ、今日僕が来ることを待っていてくれたかのよう。

森の中に建つようなセンターハウス。
またここでいつか宴を、、、

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近のブーム:夜遊び(健全)

いなか日記。06『大都会、東京へ。』

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一級建築士合格者で祝賀会!「たこの壷(長岡)」

ゆうです^^

実は僕は2017年度の一級建築士の製図試験の講師をしていました。

先日、合格祝賀会を企画!合格者さんたちと一緒に最高のお酒を呑んできました^^!


過去のブログ
いなか日記。49『一級建築士製図試験。』
いなか日記。60『一級建築士合格発表!祝賀会で「わだの」さんへ。』

会場は「たこの壷」さん。
僕はよね蔵グループのファンです^^
(来週はある方と新潟市のあるお店へ♪)

価格とクオリティーと店のデザインのバランスが絶妙。
セミフォーマルな会ではヘビーユーズしている。

今宵の部屋は特別な個室を。
数週間前に予約したかいあり落ち着いて話が出来そう^^

新潟の旬の料理やお酒がそろう。

集合して乾杯^^!
皆さんおめでとう!
(僕は最年少だが「先生」という面白い関係性笑)

皆さんの仕事や立場を聞いていくと「ある共通点」がありました!

よね蔵グループのお通しは質が高く演出もとても素敵^^
フォーマルでもプライベートでもお勧めです。

料理が並ぶ。
豆せんの栃尾の油揚げ」は栃尾出身の森山さんの注文♪

オーゴシ建設(長岡市)の阿部さん(左)と、森山建設(見附市)の森山さん(右)

聞いてみると二人とも専務さん!
お互い住宅建築の仕事をしていて話も合う♪

棚橋建築(長岡市)の棚橋さん(左:講師)と、山田建工(十日町市)の山田さん(右)

こちらはどちらも社長さん!
こちらもメインは住宅建築!

そして僕は住宅設計(4月から独立して代表者になります。)

と、いうことで「ある共通点」とは、


みなさん会社の代表さん!

だということ。(あと住宅をメインでやられていること)

僕は、これを聞いて腑に落ちました。

というのも2017年度の建築士試験はとても難しかった!!

新潟県では例年の半数ほどしか受からず、その数は全国ワースト2だったとか。

その難関の試験を突破された方はやなりそれなりの背景があったのでした。

かく言う僕も(去年合格したのですが)

「落ちたら家族を路頭に迷わす(独立なんて夢のまた夢)

と追い込み、その学校ではトップの成績で合格したのでした。

(そのお陰で講師を依頼され、合格者さんと飲めてつながりも増えたと思うと頑張って良かったー!)

僕は今年、講師をして常々思いました。

一級建築士に合格するために必要なものは、

センスでも今までの経験でもなんでもなく、

ただ「本人の覚悟」なんだと。

それを伝える難しさも痛感しました。

正直、副業として講師をやるのはなかなかハードでした。

(期間中に息子の出産もあり、頭も体もパンクすんぜん、、)

しかし、合格者の方に


「村松さんのお陰で合格できました!」


「ありがとうございます。」

と言われると苦労もすべて吹き飛びますね^^

「人からの感謝の言葉」が最大の報酬なんでしょう。



「お互い感謝し感謝される機会を増やすことがこれからの幸せを作る道なんだろう。」

と改めて感じました。

2017年度の合格者は縁あって「住宅関係」「会社の代表さん」

見附市にも長岡市にも十日町市にも新たな施工店さんとのつながりが出来ました。

いつか一緒に仕事をする日を楽しみにしています^^

阿部さん!森山さん!山田さん!


一級建築士合格、本当におめでとうございました!!

余談…………….

この飲み会で阿部さんが「僕、講師やってみてもいいかも。」と!
翌日、学校に僕から連絡しました^^

最高の展開を妄想すると、

・阿部さんが講師になり来年度の合格者とまた飲む。

・その合格者の中からまた講師が生まれ、どんどん一級建築士合格者コミュニティーが広がっていく。

・仕事をお互いに依頼しあったりして適所適材が起き、建築業者もお客さんもみんなハッピー!

ワクワクしますね^^!

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

来週「ある方」と行く店:いち恵(よね蔵グループ)

追記…………….
山田建工の山田さんがブログで飲み会のことを書かれていたので紹介します!

 →山田建工 ~住まいも『けんこう』に~ 3月7日

山田さんは新幹線での参加でした!送迎の奥様もありがとうございます(T_T)!

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ケンチク探訪♪ 10『一世紀住宅さん見学!【地材地建】』

ゆうです^^

前回ちらっとお話した「ある会社」の見学会の様子を報告します!

ある会社とは、、一世紀住宅さんです!

画像は「一世紀住宅 石田伸一のブログ」さんより

3/6に「越後平野を望む家」を見学させて頂きました^^

デザイン力はんぱなし!そしてそれだけでなくとてもアツい想いが!

強い刺激を受けた日になりました。

公園+越後平野が臨める高台に建つ一世紀住宅さんの家。(画像は同上)

一世紀住宅さんは新潟市に本社を構えるアサヒアレックスさんの住宅部門のひとつです。

すみわけとしては「よりデザイン力の高い住宅の提案」ということのようです^^

一世紀住宅さんHPより

僕は近年いろいろな方から

「一世紀住宅さんが面白いことをしている。」



「一世紀さんの2人のスタッフさんがすごく個性的で面白い。」

という声を聞いていました。

なので、


「いつかお会いしたいなー」

と思っていたところに、サトウ工務店の佐藤さんから


「見学に行ってみない?」

とお誘いを受けたのでした^^

(サトウさんも一世紀さんと会うのは初めて!バイタリティーさすがです!)

近くの駐車場に集合♪
左からネイティブディメンションズの鈴木さんのミニ。
佐藤さんのチンクエチェント。
僕の双太郎^^
(最近とても仲良くさせて頂いている理由は価値観が似ているから?笑)

この日は上記3人+まんなみ設計室の堀井さん+市川住建の市川さんの5人で見学^^

ついて早々にみんなでそわそわと外部を見学。
そしてスーツの方が一世紀住宅の代表の石田伸一さん!
初対面の僕にもとても丁寧な挨拶をしてくださる素敵な方でした^^

建物の写真を撮るまんなみ設計室の堀井さん。
同郷(柏崎)のとても優しい方です^^堀井さんのお話はまたいつか。

ディテールから「デザインへのこだわり」をビシバシ感じる。

「魚沼杉」の外壁には代表の石田さんの「想い」が込められていた。
留め付けの真鍮クギも良い感じ。

外構もこだわられている。
セミプライベートなワクワクするアプローチ。

室内も素敵だった。越後平野を臨む2階のリビング。

窓辺にベンチを作っているのがニクい♪
この日は天気も良く最高の居心地だった。

一世紀住宅さんでは、渡辺さん(右)が主に実施設計を担当されているそう。
(基本設計は、石田さんと渡辺さん半々ほどらしい)

この方の設計への想いもすごかった^^
僕と同世代で海外にいた経験もあるそう。

「これから一緒に新潟の建築を面白くしていきたいな」と思いました。
(「とりあえず今度飲みましょう」と約束を交わす^^)

渡辺さんこだわりの引き戸の取っ手。
わざわざひとつひとつ製作しているそう!

壁から浮いたように見える引き戸のレール。
ここまでこだわるのは相当の建築好きですね。

デッキは最高!夕日や星を見ながら美味しいお酒が飲めそう^^
そしてネイティブ鈴木さんの青いパンツがとても素敵!

ロフトのある開放された子供部屋もとても良い感じ。

とても素敵な建築でした。

そして、

ここからが本番です!

(いつも前置き長い)

代表の石田さんの熱い想いを長時間にわたってお聞きしました!

とても刺激的でした。

そして正直「やられたー!」という悔しさも。

いろいろなお話が聞けたのですが特に強く印象に残った言葉をダイジェストで!

…………………………..

「地材地建の家づくりを。」

「地材地建」。この言葉は実は見学前にネットで拝見していました。

見た瞬間、ハッキリ言って「やられたー!」と思いました。

僕がしたいと考えていたことをとても上手な言葉で表現され、また実行されていたからです。

地元の材を使うことが、

・地元の経済を活性化させ、
・流通時のコストやエネルギーを削減し、
・住まい手の誇り(地域の誇り)も育てる。

このサイクルが持続可能型の地域社会と地球環境を作っていく。

住宅の設計にはこういったことまで考える社会的責任があると思っています。

とても共感できるコンセプトとキーワードでした。

しかも一世紀住宅さんはこのコンセプトでなんとグッドデザイン賞まで取られている!
すごすぎ!

※その時のお話や石田さんの魚沼杉への想いは石田さんのブログで^^
 →一世紀住宅 グッドデザイン賞2017受賞!

一世紀住宅さんでは「越後杉」ではなくさらに産地を絞った「魚沼杉」を提案していました。

ネットで見た限りではその理由はわからなかったのですが、石田さんにお会いしてお話を聞いてわかりました。

魚沼杉をお勧めする理由、、

それは、、

「僕の故郷が魚沼だから」(石田さん談)

なんとパーソナルな理由!
(もちろん他にも様々なメリットがありました!)

でもだからこそ僕の心は打ち抜かれました。

そういう価値観にはとても共感する。

これからの若い人たちには特に響くと思う。

世の中の大きな価値観も

「都会至上主義」から「地元・田舎の価値の再発見」

に移り変わってきている。

僕はそれを推進したい。

(そのためのブログカテゴリーが「いなか日記」。)

その先に、地元に誇りを感じる世の中と、活性化された日本(地球)の未来があると思うから。

超ざっくり言うと、

地元の良いものを使うことが地元に住む人の誇りにつながる。

その連続が「誇りある地元」を作り上げ、経済的にも幸福感的にも豊かな暮らしが出来る。というビジョン。

僕は「越後杉」の他にも「小国和紙」さんの和紙を使いたいと思っています。

※そんな想いから数年前に小国和紙さんの工場を見学に行ってきました。
 →小国和紙生産組合さんへ③。和紙工房見学。ありがとう工房長♪

そんな話をしたら一世紀住宅の渡辺さんが

「僕の卒業研究は小国和紙についてでした。」

と。

つ、つながっていくー!

余談…………….
細かい話ですが、単に「地元の材を使えば良い」という話ではなく、選定には検討が必要です。

例えば新潟県産材を使用する際には、

・本当にその産業(林業)の持続的な発展につながるのか
・本当に流通コスト、エネルギーは削減できているのか
・構造材として適切なのか。(強度、反りの出にくさ)

越後杉は、補助金を利用してもまだ海外産の材と同等かそれ以上の値段がかかります。

建て主さんにお勧めする前に、設計者は
「そこにお金をかける意味(価値)」を慎重に確認しなければなりません。

…………………………..

「リノベーションが地域を育てる。」

(資料は一部ぼかしています。)

僕は「リノベーションの価値」を発信することが、今後の住まいの形の幅を広げ、ひいては豊かな暮らしを作り出すと考えています。

石田さんも同様に「リノベーション」に対しては強い想いをお持ちでした!

しかも、工事だけでなく流通・評価の仕組み・補助金まで行うリノベーションのための組織を作り上げられていました!
(これから具体的に動き出されるそうです。)

すごい!

通常、新築に重きを置く建築会社は、リノベーションはあまり推し進めていません。

それは、それだけリノベーションが大変だということ。

それを、石田さんは「新築」も「リノベーション」も質の高い提案をされようとしている。

正直これも「やられたー!すごい!」と思いました。

すでに数棟リノベーションをやられているそうで、今後の動きも注目です。

「いつか一緒になにか出来たら。」

と大きな可能性(妄想)を感じました。

…………………………..

 他にも石田さんからは

「デザインが設計士の自己満足になってはいけない。」

「30代は「みんなでコラボして良いものを作ろう」というマインドがある。」



「マーケットインでもプロダクトアウトでもなく、自社の理想とお客様の視点を融合したマーケットアウトの実践。」

など様々な話をしてくださり、とても大きな刺激になりました。

僕は、石田さんの話を聞きながら「やられたー!」と思う一方、

「安心した。」とも強く思いました。
それは
「僕が提案しようとしている家づくりがこれからの時代に沿っている。」
という漠然とした確信のようなものかもしれません。
「これからやろうとしていること(方向性)は間違っていない。」

「時代に求められている。」
という感覚。

「未来の暮らしの形(価値観)」は確実に変化してきている。
設計者には、家だけでなく「未来の豊かな暮らしの在り方」を常に考え、そこから逆算して家を提案することが求められてきている。
それは「個人」の幸せだけでなく「地域」や「日本」の幸せまで考えたもので。
(地域の幸せは個人の幸せに還元される)

もちろん設計士ごとに思想は違うし違っていて良い。

設計士は「自分の思想(を反映した家)」を分かりやすく示し、お客さんはそれを選ぶ。

それが健全。

僕は、デザインだけでなく、

・ファイナンシャル設計から考える家づくり。


・電気代の上昇を見越した「高断熱」の性能。


・地元の大工さん、職人さんの顔が見える家づくり。


・資産になる家、35年後のメンテナンスのしやすい家。


・いなか暮らし、コミュニティーづくり。

などの思想を

・住宅営業マンをしていた経験。

・世界を一周して体感した豊かな暮らし。

・超高気密高断熱住宅専門の設計事務所での設計経験。

などを踏まえて、

「エスネルデザインが考える良い家(暮らし)」として今後、提案していきたいと思っています。

おまけ…………….

一世紀住宅さんの家のある窓から。
裏の家の瓦屋根が絵のように切り取られていてとても素敵でした。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

子供としたいこと:和紙漉き体験(小国和紙)

「和紙工房見学。ありがとう工房長♪」