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いなか日記。87『カフェ読書と彩雲とホタル。』

ゆうです^^

先日、少し早く仕事を切り上げ、カフェ読書をしました。

帰りの海沿いドライブでは珍しい「彩雲」が見えたり、

夜には庭でホタルを見たり、

なかなか豊かな一日でした。

僕は可能であれば、「日月休み+木曜の午後休み」をルーティン化したいなと思っています。
(やることばかりで上手く出来ていませんが、)

木曜の午後は休みというよりは「インプットタイム」。

個人的には「イノベーションタイム」と呼びたいような過ごし方をしたいと。

具体的には「読書」&「メモ」の時間。

仕事、ネットを極力しない時間。

「精神と時の部屋」にこもり、もう一人の自分と向き合うような時間を過ごしたいなと。

そう思ったのは世界一周の旅中でした。

旅中は自然と、自分と向き合う時間が生まれます。
(海でぼー、ホテルでぼー、カフェでぼー、)

そのときに、

「とてもリラックスしている自分」

「新しいアイデアがどんどん浮かんでくること」

を知ったのでした。

「これはいいな」と。

「帰国しても意図的にこんな時間を作っていこう」と。

「ビーチ読書」なんかもそんな目的があります。)

今回のイノベタイムはイトウヤカフェさん。

窓一面の緑がとても心地良い。

設計もインテリアも庭もとても好き。
(設計は神田陸さん、内装はBM企画さん。)
RikuKanda&associates|有限会社神田陸建築設計事務所|新潟県|建築家|神田陸

本日の本は「ライフシフト」。
内容にとても共感。(むしろ実践中?)

キンキンに冷えたカップ。
銅は熱伝導率がとても高い。

日除けの特製シェードが付けられていた。

とても良い時間でした。

「イノベタイム」。これからも(頑張って)作っていこう。

イトウヤカフェさん、素敵な時間をありがとうございました。

帰りは海沿いドライブ。

曇りの日はあまり行かないがこの日はなんとなく海に惹かれた。

「雲に覆われた海もまた乙。」

と、思って見ていると、、、

やや、、、!

「彩雲だ!(初めて見た!)」

 写真はきれいに取れませんでしたが、雲が虹色に輝いていました^^

見れたらラッキー!縁起がいいと言われる「彩雲」まとめ♪

太陽の位置は赤丸。彩雲は緑丸。

「太陽から離れた位置でこんなに明るくなるなんて。」

「絶妙な雲の薄さだったのかな。」

と自然科学に思いを馳せる。

なんとも幸運な日になりました。

…………….

この日の夜は、

息子を寝かした相方が「ホタルを見に行こう♪」と。

歩いて3分の沢のある場所に毎年ホタルがやってくる。

相方は小さい頃から見ていたらしい。

「ホタルが来る自然に住む。」

なんか良いね♪

豊かな暮らしのヒントをもらいました。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

いつか叶えたい夢。
:グリーンフラッシュを見ること。

【過去の関連記事^^】
いなか日記。27『ホタルが来る家。』

ケンチク探訪♪ 06『ITOYA荒町ラウンジ。』

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エスネルデザインのリーフレットと『サトウ工務店さん見学会開催!』

ゆうです^^

エスネルデザインのリーフレットを作りました。

見学会に置く用の簡易なもの。(ブログ紹介のみ)

昨日ある方から「エスネルさんのパンフレットってない?」と連絡を受けて。

このリーフレットがどこに置かれるのかというと、、、

表面。

裏面。

「パンフレットない?」と連絡をくださったのは
サトウ工務店の佐藤さんでした^^

そう!

このリーフレットがどこに置かれるのかというと、、

6/30(土)・7/1(日)に開催される
サトウ工務店さんの見学会会場!!

→詳細はこちら「タトウノイエ」オープンハウス開催!

「ええー!!」

「工務店が他の工務店の紹介をする」という超斬新スタイル!!

常識にとらわれなすぎ!!

もちろん、どんな影響があるかはわかりませんが「新しい試み」なのは間違いありませんね^^
(僕がこうしてサトウ工務店さんの見学会を告知するのも影響のひとつ?)

佐藤さん、すごいっす(T_T)

アイデアと行動力に脱帽。

リーフレットのほう宜しくお願い致します!

さてさて、サトウ工務店さんの「タトウノイエ」がどんな家かと言うと、、、

…………….サトウ工務店さんブログより…………….

形状と高低差の異なる2区画続きの敷地に、建築された戸建て住宅です。
そのバラエティに富んだ敷地をそのままに、各所に各部屋を点在させました。

そして、そのバラバラに配置された各室、各棟をあえて高さや角度はそろえずに、そのままドッキングさせちゃいました!

その各棟の高さや配置が少しずつズレて見える外観は、意図的にデザインされたものではなく、敷地の個性の表れなんです。

…………………………..

この家、すごいんです。

とても僕には設計出来ません。

なにがすごいかと言うと、、

基礎の様子。
「え?、、、!?」

き、基礎がバラバラやー!!

こんな難しい家、要望されても設計出来ないー(T_T)!

サトウ工務店さんのすごいところは、

構造的に難しい(専門知識の必要な)設計に挑戦するところ!


・それが単なるデザインではなく、必然性を持った設計であるところ!


・そして、難しい設計を構造計算をして裏付けをとっているところ!

斬新な計画なら誰でも出来ます。

しかし、構造計算までしっかりしているところは非常に少ない!

ここがサトウ工務店さんの大きな特徴です。

それにしてもすごい、、

すごすぎる、、

僕は7/2に「住学番外編」として見学させて頂くのですが、今からとても楽しみです^^

工事中の様子。(サトウ工務店さんブログより)
壁からはね出した階段が魅力的^^

そしてそして、、

サトウ工務店さんの見学会に行くと、、、

なんと、、、

モイス(珪藻土)バスマットがもらえる!!!

いやっほーい\^o^/

はい!

これ僕も前回、見学させて頂いた際にもらっちゃいました(>_<)

これを持って帰ったときの相方と義母の喜びようったら、、

毎日ヘビーユーズしています!

(最近へたってきたので「またもらってきて」と催促を受けていることは内緒)

ちなみに写真まんなかの紙は「お手入れ方法」

なんて細やかな気配りなんだ(T_T)

見習わねば!

今週末のサトウ工務店さんの見学会は見ごたえ抜群ですよ♪

ぜひご覧あれ^^!

【以前のサトウ工務店さんの見学会の様子はこちら】
ケンチク探訪♪ 07『井土巻のコートハウス(サトウ工務店さん)』

ケンチク探訪♪ 05『大先輩の設計した家たち。』

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『住学3回目』④【秘話】懇親会ダイジェスト!

ゆうです^^

「住学3回目シリーズ」もこれで最後です。

懇親会の様子をダイジェストでご紹介♪

あんな話やそんな話が!(ここでは書けない話ばかり笑)

参加者の「顔」を見れば全て伝わるかと思います^^

今回はトークも懇親会も同会場^^

移動がなくとてもスムーズ!+懇親会への参加者はほぼ100%♪

会場は引き続き「スモークカフェ」さん♪

トーク後、会場セッティングのためしばし外で歓談。
「結婚式の二次会のよう?でもなんか違う」不思議な光景でした^^

準備が完了し、ネイティブディメンションズ鈴木さんよりご挨拶。
「皆さん、ここからが本番です♪」
と。(その通り!)
少し不安だったのがイス席だったこと。
「上手く混じれるかなー(一体感)。」と。

完全に杞憂でした!笑
料理そっちのけでトーク&名刺交換→立食パーティー状態へ♪

みんなホントに楽しそう^^
(初対面の人も多いのに!)

住学の大きな魅力は、

上下関係・利害関係なく、みんなフラットなこと。

ここが業者会などとの大きな違いですね^^

カッコよく言えば、

相手へのリスペクトがあればなんでもOK!

相手が社長さんでも、学生さんでも、お客さんでも、みんなフラットに話が出来るところは本当にすごいと思っています。

だからみんな笑顔で、楽しくて、参加者が増えていくんでしょうね^^
(代表の佐藤さんと鈴木さんの人柄!)

皆様から「トーク良かったです!」とお褒め頂き大変嬉しかったです(T_T)
(頑張って準備・練習して良かった!)

一番印象に残っているのは、M崎建築のM崎さんに褒められたこと。

M:「今日の発表感動しました!」

M:「村松さんって見た目は平凡なのに、中身はすごいですね!」

M:「親しみやすさとのギャップにやられました!」

うん!正直者!

M崎さん、とても嬉しかったですよ^^
(いや、本当に)

なにやら真剣な話も^^

最後は一本締めで^^!

純粋に、ただただとても楽しかったです^^

〈おまけ〉

二次会、三次会も大盛り上がりでした♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

次回スピーカーの方に伝えたいこと
:終わったあとのビールは格別!!

Mざk、、あ!宮崎建築さんもブログ書かれています^^!
真摯な感想が嬉しかったです♪人柄が出ています。
第3回 住学(すがく)へ。 – 家づくり日記

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『住学3回目』③次回告知!小林紘大さん神プレゼン公開!

ゆうです^^

住学3回目が終わりホッとしたのも束の間!

『住学第4回目』開催が決定しています!!

次回のスピーカーである小林紘大さんによる「次回の住学プレゼン」が行われました^^

すでに住学第4回目の内容・日時・場所とも決定していてフライヤーも完成!→配布!

(このあたりの準備力が住学は本当にすごい)

次回のプレゼンですらパワポを使った力の入ったもの!
みんな住学にかけるエネルギーすごすぎ。
紘大さんからプレゼン資料を頂いたのでここで全公開します^^!
・これを見れば住学を知らない人でも住学が知れる!?

・次回は今までにない「参加型」!?

・「ファシリテーション」ってなに!?
紘大さんの熱烈プレゼンに会場のみんなが引き込まれました^^
ではでは!

「煽りプレゼン」w

紘大さんは「賃貸住宅の新たな価値の創造(コミュニティーマネージャー)」など多岐に活躍されている新潟市内の会社に勤める敏腕住宅設計士!

パワポのアニメーションと軽快なトークで観衆の心は鷲づかみに♪

「住学第一回」の振り返り。
『住学1回目』開催!赤川邸・桐生邸→懇親会♪ 

 →【秘密】「住学」懇親会でのウラ話♪

「住学第2回」の振り返り。

住学番外編(完成見学会)の様子。
「住学」は座学・「番外編」は見学。とすみ分けられている。

そして今回の「住学3回目」!

今までを振り返り見えてきた特徴は、、、

www

④は分かってくれて嬉しいかった(T_T)
(当日までにどんどんハードルあがるから、、笑)

メンタルww

・設計事務所をされている「加藤淳」さん!

・編集者「鈴木亮平」さん!

・ファシリテーター「小林紘大」さん!

皆さん個性的で魅力的な方たち♪

さらにもう一人「ミスターX」を呼ぶんだとか!

「ミスターXはこの会場にいる方にこれから依頼します!」

すでに参加型!!会場はそわそわ・ワクワク^^

大物ww

さて、トークの中身はというと、、、

今までの「50分×2人」から「15分×4人」にして「ぺちゃくちゃタイム」も取るという構成♪

これは想像を超える化学変化が期待できるかも!?

とは言え、、、

という声もあるかも、、、?

紘大氏:
「大丈夫です!僕のファシリテーションスキルで必ず楽しませます!」

なんて頼もしいんだ(T_T)

紘大先生!「ファシリテーションってなんですか!?」から宜しくお願いします!

ここに来て「住学」がさらに進化する予感♪
「様々な世代の参加による若い力との融合」のようなものを感じました。

会場はついに本物の学校!

参加人数も3ケタいっちゃう!?

今からワクワクがとまりません^^!

(ブログだと伝わりづらいですが、ここ、みんなメッチャ笑いましたw)
メリハリをつけ、時に時事ネタなどを入れ、笑いを誘いながら軽快にプレゼンしていく紘大氏。
もはやセミプロ!!
噂では4人目のスピーカー「ミスターX」もほぼ決まったんだとか!?
紘大先生!!
期待感はんぱないって!!
【住学第4回目フライヤー】

参加される方は建築関係者も増えていますが、一般の方の参加も増えてきています^^
第4回目はさらに一般の方にも楽しめる内容になるのではと♪
お気軽にご参加ください^^

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

次回トーク時の課題:時事ネタの利用♪

住学代表のサトウ工務店さんもブログで書かれています!
(紘大さんの言う通りお茶目です^^)
一級建築士事務所 サトウ工務店

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『住学3回目』②市川住建さんトーク内容公開!

ゆうです^^

先日開催された住学第3回目の様子をまとめます。

今回は市川住建の市川さんの話を紹介!

まさかの感動系(T_T) 笑いあり、涙あり、怒りあり!?

さすがトークが上手い!完全に引き込まれました!!

今回の住学の1限は僕^^

発表の内容は前回の記事をご参照。
『住学』無事終了!エスネルゆう発表内容全公開!

練習の甲斐あって無事しゃべりたい内容をほぼ時間通りに話し終えることが出来ました^^(50分)
(ほんと良かった!)

・真剣なまなざしで話を聞いてくださる方、
・僕のほうをたまに見て相槌を打ってくださる方、
・メモを取られている方、
など、
話している最中からとてもありがたい気持ちでいっぱいでした。
暖かく見守ってくださった皆さまに感謝です!
続く2限は市川住建の市川さん!
市川さんのトーク内容は「住学幹事たちも知らされていない」というドキドキ・ワクワクのもの♪
市川さんからは
「真面目トークは村松君に任せるよ。俺はアドリブでなんとか、、」
なんて言われてたのにフタを開けたら、、、
メチャメチャ素敵な良い話!!
途中、うるっと来るところもありました(T_T)
さすが市川兄さん!
市川さんからトーク資料を頂いたので(一部)ご紹介します!
 

王座??なんのだろう?

大工さんは、、、ないな。
(建築家は17位!)

大工さんは56位!
コレペティトゥアより下!(知らないけど)

市川さん調べでは1998年の「なりたい職業ランキング」では大工さんが第1位だったそうです!

「王座奪還」とはこのこと^^

市川さんは「大工は本当に格好良い仕事だ。」というとても強い誇りを持っていられます。

(「市川住建」は親から継いだ会社ではなく、市川さんが自分で作られた会社!)

「格好良い職業である大工の仕事をもっと子供たちに伝えたい。」

市川さんは大きな志を持たれていました。

そこで作られたのが、、、!

「新潟八輝会」という様々な職人さんが自分の技を活かして地域に貢献していく会。

「我」「技」「人」「暮」「街」「歴」「夢」「未」がテーマとなっている。

(「住学」は八輝会さんを参考にして生まれたんだとか!?)

八輝会さんが手伝われた大工さん体験イベントの様子。

カンナがけ体験や黒板ボードづくりを子供たちと。
大盛況だったそうです^^

真剣にカンナをかける女の子。
プロの職人さんのアツい指導が入る。

市川さんは



「子供も楽しんでいましたが、楽しんでいる子供を見て親が喜んでいる姿が印象的でした。」

「親御さんが『うちの子もこんなに真剣な表情をするんだなと驚きました』と笑顔で話されていて嬉しかったです。」

と話されていました。

僕も子供が生まれて、徐々にそういった『親目線』で世の中を見ることが増えてきました。

子供も楽しく、大人も喜ぶ。


そして、大工さん・職人さんも嬉しい。

最高のイベントですね^^

他にも、、、

 ノコギリ体験や、、

「高所作業車に乗ってみよう!」イベント。

お父さんと子供の工作教室。
(こういう思い出って記憶に残るものですよね^^)

ストラックアウト体験(パネルは市川さん製作!)

などなど八輝会さんは様々な地域貢献活動をされていました。

市川さんは年に1度、地元の中学校で自分の職業についての話をしているそう。

「子供たちからの手紙が最高のなんです。」と一部を紹介してくれた。

「市川さんも大工をしていて楽しいと言っていたので、僕も将来、自分が楽しいと思う仕事に入りたいと思いました。」

この一文が最高だったそうです。

「大工じゃなくてもなんでも良い。自分がやりたいと思ったことを一生懸命やろう。」

そんなメッセージを中学生に届けたかったそうです。

ある少年と、大工の就業体験として一日共に過ごされたそう。

その子は難しい状況の子で(もしかしたら)未来を上手く描けていなかったんだとか。

彼は不器用ながら一生懸命、その日大工の手伝いをしてくれたそうです。

そんな彼との就業体験が終わり、
後日先生から、市川さんにお礼のメールが届きました。

「涙が流れた。」と話されていました。

メールの文や市川さんの話を聞いてこちらもとても胸が熱くなりました。

大工とは関係がないがある依頼で「車夫」をすることになったそう。
写真撮影の仕事だったそうですが、
「○○が××でとても大変だった!」
と面白おかしく話されていました^^
(詳しい話はぜひ本人に聞いてみてください)
その後、介護保険を活用した高齢者の家の改修工事の実例などの話もあり、
笑いあい、涙あり、専門的な話あり、ととても密実なトーク内容でした!
さすが市川さん!脱帽です!
僕の文章と写真では、市川さんの話の魅力は1割も伝わらないかと思いますが、
市川さんの魅力のかけらが伝われば幸いです^^
市川さんはアツい想いを持った素晴らしい大工さんです。
いつか一緒に仕事がしたいなと秘かに思いました^^

市川さんはところどころで笑いを誘うのが上手い!
…………….
市川さんの発表が終わり、
最後は小林紘大さんによる「次回の住学のプレゼン」
と!
長くなってきたので今回はここまで!!
紘大さんのプレゼンは神がかっていました笑
神プレゼンの内容はまた次回にまとめたいと思います♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

息子としたいこと:高所作業車体験^^

「住学第3回目」の様子はネイティブディメンションズ鈴木さんのブログを要チェック♪
面白いです^^(アリーナは超満員でしたね!)

第3回住学開催! – native dimensions blog

次回の「住学4回目」でトークされる加藤淳さんもブログを書かれています^^
今から楽しみ!

住まいの学校「住学」第3回 | 加藤淳一級建築士事務所の日記

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『住学3回目』①無事終了!エスネルゆう発表内容全公開!

ゆうです^^
昨日『住学第3回目』が開催され、大盛況のうちに終了しました!
今回、来られなかった方や「データが欲しい」と言ってくださった方もいらっしゃったので僕の発表内容を全て公開します^^!
(写真は自由に使って頂いて構いません)

『住学』当日の様子はまた別の記事でまとめようと思います^^

今回はダイジェストで。

会場は度々お世話になっている新潟駅南の「スモークカフェ」さん。

早めに会場へ向かい運営メンバーと会場のセッティングを。

徐々に参加者の方々が^^

初めての方や会社の代表の方も多く「ひえー!緊張するー!」とビビる。

山際さんの司会、住学代表の佐藤さんの挨拶があり、いよいよ僕の発表がスタート!

ここからが発表した全スライドです^^

住学の代表のお二人である佐藤さんと鈴木さんとの出会いの経緯。

そこから住学が出来るまでをダイジェストで紹介^^

「好奇心」は純粋に世界を旅していろいろなものを見て体験したいという思い。

「危機感」は、、

このあたりは深く掘り下げて話したいところではあったが、時間の関係で今回はさらっと。
(別の機会があれば深く話してみたい。)

世界一周した航路をその地の建築と共に紹介するムービーを作成した。

そして本編である「世界の建築・世界の暮らし」へ。

残り30分。「こんなに話せるかなー??」と自分でも思った(^^;)

(個人宅のため写真は一部修正あり)

版築(Rammed earth)という土を締め固めた工法を用いた構造体。

プライベートな外部空間であるバックヤード。

お茶を飲んでみたくなるベランダ。

セミパブリックなフロントヤードには外用のダイニングテーブルが。

…………….

見学後プランを書き、メモを取った。
「土足文化」の玄関体験に衝撃を受ける。(靴箱がない!)

プライベートなバックヤードでのディナーに感動!
外でのご飯はオーストラリアでは日常的。
旦那さんの帰宅も早く「暮らしがとても豊か!」

…………….

気候の良い海外では室内よりも屋外の席が人気だった。
外席のほうが席料が高いことも!

心地の良い外席。

屋内席には人はまばら。

…………….

ペナンはマレーシアにある島で古くからヨーロッパとアジアの交易船の寄港地として栄えた経緯があり、建築にもその影響が色濃く残っている。

世界遺産にもなっている「ブルーマンション」(泊まれる!)

スペインの「パティオ(中庭)」の影響を受けた意匠が特徴的。
喧騒のペナンの中、この中庭には静寂がありとても素晴らしい体験が出来た。
(インディゴブルーからの影響もあったと思う。)

「熱帯気候+土地が狭く建物が奥に長い形状」→通り土間・坪庭。
気候から必然的に生まれる建築の姿を感じた。

日本との大きな違いは「土足文化であること。」
坪庭に気軽に行ける気持ち良さには大きな感動があった。
(安藤忠雄さんの「住吉の長屋」にもこれに近い気持ち良さがあるのかなとも。)

「室内から眺める庭」と「その中で過ごす庭」

気候により適性はあれどどちらもとても魅力的。

「プライバシーの確保された外部空間」の心地良さは写真では伝えきれない。

…………….

インドは聖地バラナシへ。

世界一周の旅に出るきっかけにもなった「高橋歩さん」主催のNPO「オンザロード」が運営する学校にボランティアとして1ヶ月程お世話になった。

現地の材で現地の職人と作られた建物に感動。
インターナショナル建築にはない「土着的な魅力」を強く感じた。

バラナシで暮らす日本人の方が作られたカフェ。

こちらも同様の魅力を感じた。

…………….

フィンランドへ。アルヴァ・アアルト建築の旅。

ベンガラレッドの家々が立ち並ぶ。

雨の多い北欧は緑が豊かで日本ととても近い空気感を感じた。
木を多く使うアアルト建築からも「日本に近いもの」を感じた。

庭にはフィンランド建築ならではの「サウナ」がある。

外部のダイニングテーブル。「暮らし方」が見えてとても素敵。

見学しながら気づきメモを書き込む。

皮巻きの取っ手。
取っ手など毎日手が触れる部分は大切に設計したい。

…………….

とても日本に近いものを感じた。
ペナンやオーストラリアとは対照的な「室内から眺める庭」。
冬の寒さなど厳しい気候条件が「外と内の関係性」を作る。

フィンランド建築は「西日を取り入れる」よう考えられている。

なぜ?(日本では「西日は暑くなるからNG」という考えが一般的。)

それは白夜のある北欧の冬場は極端に日照が少なくなるから。
夕方の西日はとても貴重な採光となっている。

「地域による建築的な違いの発見」がとても面白く愉しい。

裏表から使用できる引き戸。

フィンランドには他にも「繊細さ」を感じる建築が多々あった。

…………….

スロープを登る際にコルビュジエの言う「建築的プロムナード(散策路)」を強く感じた。
広がるリビングへ向かうワクワク感。まさに散策路。

外と内が曖昧につながるリビング。大開口の引き戸は圧巻。

現在は人は住んでいないため、「人が暮らすことにより生まれる魅力」はなかった。

建築は設計だけでは完成しない。
「人が暮らすこと」で初めて魅力が生まれる。ということも痛感した。

『「近代建築の5原則」を忠実に再現した住宅』としてとても有名。

…………….

シャワー室の丸みのある開口に感動。
モダンの中に「有機的」なものを感じる。

「この丸みがロンシャン礼拝堂につながるのかな。」
と想像をふくらませる。

…………….

パリでもカフェは「外席が人気。」

…………….

アアルトデザインの照明。

このまま日本の住宅に使いたくなるデザイン。
何十年経っても色褪せない魅力。

…………….

大学生の頃に教科書で見ていた建築。
長い坂道を汗をかきながら登った。

サヴォア邸とは対照的な「とても曲線的で有機的な建築」。

「自分の設計思想を超える。」

という姿に強い感銘を受けた。

コルビュジエが書いた扉絵。

…………….

コルビュジエがレ・マン湖のほとりに母のために建てた「小さな家」。

近代建築5原則のひとつ「水平連続の窓」
景色は最高のひとこと。(向かいには名峰モンブラン)

「ネコ用の展望台」
そんな設計がとても素敵。
見学して初めてコルビュジエの「人間的な魅力」を強く感じる。

「小さな家」と言えばこの湖沿いに設けられた「ピクチャーウィンドウ。」

塀が日陰を作り出していた。

フレーミングされた風景の魅力。

「窓は大きく取れば良いわけではない。」
という当たり前のことを再確認する。

…………….

スペインの人はたとえ景気が悪くても「ポジティブさ」は決して失わないメンタリティを持っていた。

(日本人がこれを知るととても暮らしが楽になると思った。)

スペイン人も外が大好き!
日常的に友人を呼んで屋上でディナー。
「世界の豊かな暮らし方」を感じた。

スペインのあるデパートの男性トイレの壁。
すごく陽気笑。
(こんな感じでいれたら人生もっと「楽」に生きられるのかも♪)

…………….

ガウディからは「モチーフを用いること」を学ばされた。
サグラダ・ファミリアの柱は「森」がモチーフとなっている。
(分かれ目には「節」のようなデザインも)

まさに「アール・ヌーボー」。
「植物的な装飾」がとても魅力的。

モチーフはキノコかな?
見た目から暖かそうな暖炉。

有機的な真鍮の取っ手。

ガウディからは感じることが多く、メモやスケッチをたくさんした。

…………….

「街並み(歴史)をつなげる価値・魅力」を強く感じた。

我が家近くの「杉板外壁と黒瓦屋根」の田舎の家々。
多くの家の外観がそろい「風景」を作り上げている。

帰国後に

「これが日本の原風景だ。」
「この風景は日本が誇る大きな魅力だ。」

ととても感動した。

旅(外)に出たからこそ気づけたことがある。

外を見ることより「内に気づくこと」。

それが旅の本当の価値なのかもしれない。

フィレンツェのフリーマーケットで買った真鍮の取っ手。
今では宝物になっている。

…………….

画家であるフンデルトヴァッサーが自分の思想を形にした家。
(しかも公共住宅!)

「植物とともに生きる。」
「建築は地面を減らす行為である。その分植物を植えなければならない。」
という強い思想を持っていた。

思想を持つことは誰にでも出来る。
すごいところは「それを実現したこと。」

「自由に生きる。」
「自分の想いを具現化する。」

ことをこの建築から学ばされた。

…………….

まさに自然と共に建つ「オーガニックアーキテクチャー」。
自然と共に生きる「暮らし方」に強い感銘を受けた。

1階(洞窟部分)が寝室、2階がリビングという形式が多い。
窓からは「景色と建築が一体となった風景」が一面に広がる。

カッパドキアには建築的な感動がとても多く、スケッチ・メモも多々取った。

プランに「心地良さ」を色分けして示してみたり。
空間(心地良さ)にメリハリをつけることで、心地良さが増すことを体感した。
(意図的なストレス→開放)

天井高や部屋の広さなど、住宅設計にも取り入れられると感じた。

「世界一有名な住宅」であろう「落水荘」には想像以上の感動があった。

モダンと自然素材が見事に融合した建築。
(さらに自然(滝)とも融合している)

明るく伸びやかな内部。
外の景観とも相まって絶句するほどの感動があった。

ワインを温める装置。
(1度しか使われなかったとか?)

角が消える窓。

有機的な階段の手摺壁。
垂直方向(石張り)と水平方向(RC+塗装)で材料が使い分けられている。

プランとメモ。
(一部、中村好文さんの本を模写した。)

ライト設計のニューヨークの「グッゲンハイム美術館」
唯一無二の「天才」の仕事。

…………….

ダメ元で訪問したフィッシャー邸。
住み手の方が快く室内を案内してくれた。

なんと住み手の方はこの家を買われたたばかり!
(直前まで売りに出ていた。高値だったため誰も買い手が現れなかったそう。)

「この建築を守るため」という意識もあり買われたんだそう。
(職場までとても遠い立地にも関わらず!)

「価値ある建築を守る」という意識の高さを強く感じた。

カーンの窓の取り方を体感する。
風や音を感じるための窓、風景を見るため窓、
窓にも様々なアプローチが出来る。

「主」と「従」が明確に分かれたプラン。
分けることで家の中にも「オン」と「オフ」が生まれる。
それぞれの心地良い体験をすることが出来た。

…………….

川のほとりにひっそりと建つガラス張りの建築。

(建築して数年後に幹線道路が奥に出来てしまいプライバシーが大いに侵害されたんだとか)

360度ガラス張りの「究極の建築」。

(住みたいかどうかは別として)
ディテールやゾーニングなど学ぶ点や感動する点は多々あった。

浴室やトイレなどは中央の「コア」に納められている。

…………….

崖にせり出すようにして建つスタール邸。

とても50年前の建築とは思えないデザイン。

「ケーススタディハウス」という「安価な汎用品でどこまで格好良く住み良い建築が建てられるか」という実験的な試みから生まれた住宅。

(土地含め超低予算で建てた家だったが、今では値段がつけられないほどの価値に。)

まさに天国のようだった。
(崖から落ちたら本当に天国へ?)

前面道路側の「窓のない壁(赤線)」と崖側の「ガラス張りの壁」
ファンズワース邸との大きな差は、プライバシーが確保されていること。

人は壁があることで初めて「心理的な安心」を感じるということを学んだ。

ブロンド美人さん。(絵になりすぎじゃない?)

…………….

原色の建築家ルイス・バラガン。
メキシコの強い日差しと原色の壁は絶妙にマッチして唯一無二の魅力を生み出していた。

そして、この直後に僕は命を落としかける事件に巻き込まれる。
その体験により「旅のリスク・世界の裏側」を知ることが出来た。
(と今では思える。)

以上です^^

またなにか機会があれば旅の話をしてみたいものです。

住学第3回目にご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今後とも宜しくお願いいたします。

…………….

【追記!】当日のトークの動画をアップします!

会場は熱気ムンムンで緊張しました(^^;)!

-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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いなか日記。86『エスネルホームページと夏至の夕日。』

ゆうです^^

現在、エスネルデザインのホームページを製作中です!

開業までの暫定トップページのみ完成しました♪

開業予定の2018.8.1まで残り、、、


ホームページへのリンクはこちら^^
https://escnel.com/

エスネルデザインは2018.8.1に正式開業する予定です。

(現在は設計の相談は受けていますが、業として請け負ってはいません。)

開業に合わせて製作しているホームページが8月末か9月中には完成する予定です^^

どんなホームページになるのかお楽しみに!
(このブログもHP内に移管する予定です。)

…………….

さて、6/21昨日は夏至でしたね^^

一年で一番、日中が長くなる日。

(一年で一番日の入りが遅い日と勘違いすることも多いが、日の入りが一番遅い日は、夏至より1週間ぐらい後になる。)

一日違いの今日はとてもきれいな夕日を見ることができました。

いつもの秘密のビーチにて。

浜に来て読書をすることが増えた。
最近はこのビーチが僕の「書斎」になっている。
(→空間のアウトソーシング

うっすらと佐渡が見える。

雲が「天使の羽」のようだった。

雲は形を留めない芸術品。

撮った写真を見ることで雲の形に意識がいくことがよくある。
(肉眼では雲に意識がいかないことが多い)

水平線にきれいに沈む良い夕日が見れました。

こんな時間が過ごせることが今の僕の資産なのかもしれない。

今日も一日ありがとう。

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いよいよ今週末は『住学!』トーク内容を公開!

ゆうです^^

いよいよ今週末6/23は『住学第3回目』が開催されます!

恐縮ですが今回はがしゃべらせて頂きます(>_<)

テーマは『世界の建築・世界の暮らし』

26歳の時に約1年間行った「世界一周の旅」について話します。

今回はトークで使う資料を大公開しちゃいます^^!

現在、資料をまとめ中!

写真もネタも多すぎてなにをどう話していいか悩んでいます!

(昨日はサッカーで夜やれなかったし!ニッポンおめでとう^o^!!)
日本、コロンビアを破り白星発進! 香川PK弾&大迫決勝点で4年前の雪辱 | サッカーキング

さてさて、トークのほうですが、

全体のメニューとしては、

〇トークテーマの紹介


〇村松悠一の紹介


〇「なぜ旅に!?」旅に出た理由


〇バーチャル世界一周建築の旅movie


〇世界の建築・世界の暮らし(具体的な話)


〇まとめ「旅を終えて感じたこと」

こんな感じで進められればなと^^

今回はメニューの中から

「バーチャル世界一周建築の旅」

をお届けします♪

建築以外にもいろいろなところへ行ったり体験したりしましたが、
今回は建築(特に住宅)にしぼってご紹介!

それではスタート!!

「アジア編」

第一か国目は「オーストラリア」
都市は「メルボルン」!

英国風の情緒とアジアンでイタリアンなムードが混じる面白い都市でした。

近代建築が世界遺産になることを示した「オペラハウス」

完成までに設計者が解任されるなど紆余曲折のドラマがある。

「世界の中心で友人の結婚の祝辞を叫んだ。」のは良い思い出笑。

オーストラリアに続いては「マレー半島」を北上!

シンガポール→マレーシア→タイ→カンボジアへ♪

景色はまるでラピュタ!

建築学科の教科書に載っていた「ドミノ式」が!

その後は灼熱と混沌の国「インド」へ!

シンメトリーの白亜の霊廟に大感動。
もう一度見たくて翌日も訪れた。
(入場料は結構高い。)

「聖なるガンジス」
ここで死ぬことを望んでいる人がインドにはたくさんいる。

とりあえず「バタフライ」はしておきました。

ボランティアに1か月ほど参加。
東日本大震災時のボランティアでもお世話になった「NPOオンザロード」さんの運営する学校へ。

現在も募金を続けています。

建築以外にもたくさんのことを学ばされた旅でした。

アジア編に続いては「ヨーロッパ編」スタート!!

ヨーロッパ第一か国目は「フィンランド」

建築でフィンランドの大巨匠と言えば「アルヴァ・アアルト」

緑の多いこの国はとても日本の感性と近いように感じました。

建築的に参考になるものもたくさんありました。

空気感がとても日本と近くない?

アアルトの代表作「マイレア邸」

慣れない英語メールや電話を駆使してなんとかかんとか見学のアポをとった。

建物は素晴らしく最高の体験になりました。

続いては「フランス」

フランスの大巨匠と言えば「ル・コルビュジエ」
(近代建築3大巨匠の一人)

建築関係でない方にも、日本の国立西洋美術館が世界遺産になったことから「コルビュジエ」の知名度は上がりましたね♪

パリにもアアルトの建築がありました。

台帳に人気建築家「伊礼智」さんのサインがありちょっと興奮♪
(数日違いだったかな?)

RC(鉄筋コンクリート造)打ちっぱなしの元祖と言われる「ルランシーの教会」

ここから

「…→コルビュジエ…→丹下健三…→安藤忠雄→…」

と続くRCの系譜が始まったかと思うととても感慨深かったです。

この柱の細さは地震のない国ならではですね。

余談ですが、モンサンミッシェルは早朝が素敵!
(昼は観光客でザワザワ・ゴミゴミ)

観光で訪れる際は一泊することをお勧めします♪

前回の住学でも「僕もロンシャンに行きました♪」という話題で盛り上がりました^^

「行くのにきつい坂を登るのが大変だよねー!」

などこちらも思い出話に花が咲きました。

続いては「スイス」

コルビュジエの「小さな家」を見学に。

目の前のレ・マン湖沿いにはマンモス企業「ネスレ」の本社があります。

大企業の本社が都会ではなく田舎にあるのがとても素敵でした^^

「スペイン」

ユニフォームを買って「レアルマドリード VS バルセロナ」のクラシコ戦をバルで観戦したり♪

ファンキーなご夫婦と交流したり♪

バレンシアでは「トマト祭り」に参加したり^^

そしてバルセロナでは「ガウディ」に浸りっぱなし!

サグラダ・ファミリアには5時間くらいいました。

時間に自由に滞在できるのはパックツアーでないフリーツアーの良いところ^^

近代建築の3大巨匠の一人「ミース・ファンデル・ローエ」のバルセロナパビリオンを見学。

見学後、地下道でケチャップ強盗(未遂)にあったのは今では良い思い出。

「イタリア」へ。

フィレンツェでは

『街並み、歴史を未来につなぐ価値・大切さ』

を学ばされました。

「オーストリア」

この旅のヒット建築!フンデルトヴァッサー!
(旅中に初めて知った)

この人の本業は「画家」!

デザインの良し悪しは別として

『自由に表現すること→自由に生きること。』

に強い感銘を受け、3日間くらいこの建物に通いました。

「チェコ」へ。

ミース設計の世界遺産にもなっている「トゥーゲントハット邸」

ミースは20世紀前半にモダニズム建築の流れを構築した。

ガラスと鉄を用いた幾何学的な建築は築100年程経つ今でも色あせない。

アジアとヨーロッパが混じり合う魅惑の国「トルコ」へ。

歴史的な刺激が大きく「国」がとても面白かった。

「どこか1ヵ国に行くならお勧めの国は?」

と聞かれたら「1番はインド。2番目はトルコ。」かな♪

いろいろあって1週間も滞在してしまった「カッパドキア」

ここは建築的にとてもお勧め。

「自然との距離がとても近い。」

とにかくお勧めです笑

基本的に2階リビング。1階は洞窟=寝室だから。
それがとても気持ち良い。

「アジア編」「ヨーロッパ編」が終わり旅もいよいよ後半戦へ♪

「アメリカ・メキシコ編」!

ニューヨークの夜景と摩天楼群には圧倒された。

碁盤目状に建ち並ぶ摩天楼。

「日本(東京)はアジアなんだ。」と日本の都市を客観視出来たり。

三大巨匠最後の一人「フランク・ロイド・ライト」

代表作「落水荘」「世界一有名な住宅建築」と言っても過言ではないでしょう。

「ライトは建築界一番の天才だ。」と思った。

波乱万丈の人生もタレント性がありとても惹かれる。
(個人的にはライトが一番好き^^)

MOMAのキュレーターも務めた「フィリップ・ジョンソン」の代表作。

極端な建築には考えさせられることがたくさんあった。

「シカゴ」へ。

ミースの「ファンズワース邸」

「ガラス張りの住宅」と言えばこれ。

こちらは世界で2番目に有名な住宅建築かな?
(異論ありそう)

西海岸に飛んで「ロサンゼルス」へ。

気候が違う!冬だったのにこの天気!
爽やか!移り住みたい!

そりゃー映画も作りたくなる??笑

イスなどの家具で有名なデザイナー「イームズ夫妻」の自邸建築。

建物を見ただけで「この場所がどれだけ過ごしやすい気候か」が読み取れる。
(新潟でこれをしたら極寒・灼熱!?)

続いて「メキシコ」へ!

「カンクン」でちょっとリゾートを堪能♪
僕の旅した中では「世界一きれいな海」だった!

メキシコの巨匠「ルイス・バラガン」の建築を訪問。

バラガンの建築は日本でもテレビCMなどのよく使われています。
(キューピーマヨネーズとかシャープアクオスとか)

(このあと、命を落としかける事件に遭遇したのは内緒。)

旅の最後「南米編」!

2012年の年末はチリ「イースター島」でモアイと!

日本人旅人たちと仲良くなったのはとても良い思い出^^

南米編は建築よりも観光がメイン。

しかし、垣間見れる「世界の暮らし」はとても興味深かった。

旅のハイライト鏡張りの「ウユニ塩湖」

文句なしで世界一の絶景!

この景色を見れただけでも旅に出た価値があったかも。
(言い過ぎ?)

最後の地は天空都市「マチュピチュ」
スケールは壮大。

「家を作ることと、都市・文明を作ること。」

旅の終わりにミクロとマクロの対比に浸った。

旅を終えて、一言ではまとめられませんが、ひとつ言えることは

(外と比較することで)
「日本のことをとてもよく知れた。」


「日本がより好きになった。」

ということ。

日本という『単一民族の島国で育ったアイデンティティ』というものをとても強く感じました。

その想いは建築・設計にもつながっています。

また、旅の中で『豊かな暮らしとは』ということをとても強く意識するようになりました。

世界には(貧しい国であっても)「豊かな暮らし」がたくさんありました。

「豊かな暮らしの探求→表現」が僕の人生のテーマになりました。

さてさて、長くなってしまいました。

今回上げた内容は「住学」で話すほんの一部です^^

本番は「具体的な世界の建築や暮らしの話」をもっと掘り下げてしていきます♪

世界の建築に興味がある人も、そうでない人も楽しめる濃密な時間になればいいなと。

当日はとても緊張していると思いますが、
来場者の皆さん、暖かく見守って頂ければ助かります!

そのあとは美味しいお酒を飲みましょう!!
皆さんの旅の話もぜひ聞かせてください♪

それでは6/23当日にお会いしましょう^^!!!

【これまでの住学の詳細はこちら】

『住学3回目』開催!エスネルデザイン村松が話します!
(申し込みは満員御礼で締め切りとなりました。)

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設計事務所の仕事『要望ヒアリング。』

ゆうです^^

設計事務所の大きな仕事に『プラン(間取り)作成』があります。

敷地を読み取り、建て主様の要望を聞き、使い勝手や構造、そしてコストを考慮しながら唯一無二のプランを設計する。

設計事務所の力の見せ所ですね。

プランを設計するための第一歩目として

「要望の聞き取り(ヒアリング)」

を行います。

設計事務所の存在意義は

『設計力が大手メーカーや工務店よりも優れていること。』

ではないでしょうか。

(正確に言うと設計だけでなく、ランニングコスト等も含めたトータルプランニング力)

※「設計事務所」…施工を自社で行わない設計だけを行う会社
(施工と設計を分離することで第三者の目で見た適正な現場監理を行うことが出来る。)

「もちはもち屋」という考え方ですね^^

施工は施工のプロである「工務店」へ。

融資などの資金計画は「ファイナンシャルプランナー」へ。

設計は設計のプロである「設計事務所」へ。

それぞれのプロに別々に依頼するということ。

※その分手間はかかります。
 その手間を省き、まとめてサービスしてくれるのが「大手メーカー」ですね。
(営業・融資・設計・工事などをまとめて依頼できる)

設計事務所の存在意義である「設計力」を活かしてプランを作るわけですが、
その第一歩目が「要望聞き取り(ヒアリング)」です。

誰でも住める当たり障りのない企画プランもありますが、

「その方の生活スタイルにあったこまやかな設計」をしたいものです。

※間取りは奇抜である必要はありません。
 収納などちょっとした部分の配慮が住んでからの満足感に大きな影響を与えます。

※要望を聞き取りますが、全てを叶えたプランを作るわけではありません。
 要望を聞いた上で設計士が「建て主様の真の優先順位」を感じ取り、取捨選択を行い、プランにします。
 なにかを諦めることで別のなにかがより良くなることはよくあります。

それでは具体的にどのようなことを聞き取るのでしょうか。

もしこれから家を考えられる方は自分自身に質問してみてください^^

Q.家で「これだけは叶えたい」というものはなにか。

【ちょっとスクロールを止めて考えてみてください。】

いかがでしょうか。

どんなものが頭に浮かばれたでしょうか。

具体的なことでしたでしょうか。

抽象的なことでしたでしょうか。

もちろんどんなものでも結構です。

今、浮かんだものを一番大切にして家づくりを進めてみてください。

ヒアリングは以上です!!

「ええーー!」

半分冗談ですが半分本気です^^

それだけ、この質問が重要だということ。

具体的に家づくりがスタートすると、この最初に浮かんだイメージがどんどん薄れていきます。

間取り、

キッチン・外壁などのグレード、

壁紙・床などの内装、

全体の予算、

工期・引っ越しのタイミング、

融資・金利、、、

など、検討すべきことが山積みで宿題になってくるからです。

だからこそ

『家で「これだけは叶えたい」というものはなにか。』

という最初の質問を大事にしてみてください。

途中で道に迷ったとき、
きっと貴方の家づくりを良い方向へ導いてくれると思います。

と、言いつつも他の具体的な要望もお聞きしないとプランが作れませんね(^^;)

ということで実際には他の質問もしていきます。

ここで重要なことは

「絶対にはずせない要望」なのか。

それとも

「出来れば叶えられればいいなー。」といった程度の要望なのか。

を聞き取る(または感じ取る)ことです。

逆に言えば建て主様は、それらを出来るだけ明確に伝えることで、より希望に近いプランを提案してもらえると思います。

それでは。

Q.希望する部屋数は

・子供部屋は何室ほしいか。

・客間、和室(畳コーナー)はいるのか。

・吹き抜けはどうか。

など。

Q.それぞれの室に具体的な要望があれば

・洗面脱衣室は物干し場も兼ねたいので広くとりたい。

・寝室・子供部屋は狭くても良い。

・2階リビングがいい。2階浴室がいい。

・キッチンに対する要望。(対面式、壁向き、二型、L型、造作、、)

など。

Q.洗濯のスタイル

・室内干し派、外干し派(服・フトン)、乾燥機派。(ドラム式・乾太くん)
 →バルコニーの要不要

・一度の洗濯の量、動線へのこだわり、洗濯をするタイミング

など。

Q.食事中にテレビを見るか

・ダイニングテーブルとテレビの関係性。

・必須か、音だけでも聞こえればいいか、逆に避けたいか。

・食事中、食後の家族の過ごし方のイメージ。

など。

Q.新築に置くことが決まっている家具など

・仏壇、神棚、ピアノ、タンス。

・ベッドかフトンか。(ベッドのサイズ)

など。

Q.必要な駐車場の台数

・2台~4台、必須か出来ればか。

・カーポートはいるかどうか。(台数)

・現在乗っている車の車種。

Q.その他こだわりがあれば

・内装、外観、庭、具体的に使いたい材。

・縁側、ウッドデッキ、

、、、

などなど。

※注意点なのですが

「ヒアリングは聞きすぎも禁物」

ということ。

上記の質問を見て思われたかと思いますが、

「あるならあるにこしたことないよねー」

というように具体的に聞き取りすぎると

「出来ればありで。」という回答が増えがちです。

そうすると優先順位がぼやけたメリハリのないプランになりがちです。

そのため設計士は「聞き取りすぎないこと」にも注意する必要があります。

ここで

良いプランを作る秘訣をお伝えします。

それは、、、

過度な要望を持ちすぎないこと。

「住めば都」という言葉があります。

人間ある程度順応するものです。

「絶対必須」という要望は実はそんなに多くないと思います。

「過度な要望を持ちすぎないこと。」

言い換えるなら、

設計士の提案するプランをまずは信じてみること。

初回プランはそれで良いと思います。

初回プランを見て気づくこともあります。

「あぁ、もっとここに収納がほしい。」

「この部屋はこんなに大きくなくていいかも。」

もし、自分たちの希望とプランの内容にズレがあればそこから修正してもいいんです。

家づくりを始めると、いろいろと情報収集されると思います。

「オシャレで広々とした洗面室」

「和室とつながった広いリビング」

「大きなウォークインクローゼット」

「隠れ家のような書斎」

、、、

本当にそれを叶えたいんであればいいんです。
しかし、情報を集め見過ぎていると
本当にそれを叶えたいのか自分でもわからなくなってしまうことがあります。
そうなると要望(夢)ばかりが膨らんでいき、その結果、コストも膨らんでいきます。
「(短期的に考えた)夢の家」を建てることが目的なのか。
「ちょうど良く金銭的にも余裕のある暮らし」が目的なのか。
設計士と話をしている途中で見えてくることもあります。
夫婦で話しながら、設計士と話しながら、そして自分自身と話しながら、
ぜひ『貴方の本当の要望』を見極めてみてください^^

【追記】…………….

網川原のエスネルのK様がご自身のブログで「要望ヒアリングの回答」を書かれています^^

要望のメリハリが効いていてとても良いな。と感じました。

「コレは叶えたい」という具体的な強い想い。と
「アレはどちらでも良い、なくても良い」という設計士に任せて頂ける部分のメリハリが効いています。

生活スタイルの時間割まで書いて頂き、とても参考になりました。

要望事前ヒアリング : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

【ヒアリング後の具体的なプラン提案例はこちら】

設計事務所の仕事『初回プラン提案』‐case.網川原のエスネル‐

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新潟観光大使。52『えんま市 & Arts meet market! at 柏崎』

ゆうです^^

地元柏崎の祭りである『えんま市』が今日から始まりました!

何歳になってもこの空気感は良いですね^^
いろんな思い出がつまっています。

そして今年は出会っちゃいました!

『Arts meet market!』
 (presented by ODDEYE IDEA)

人も店も商品も全てが濃密なマーケットでした^^!
えんま市は例年6/14・15・16。
天候に恵まれない日もありますが今日は快晴!
しかし、わけあって一人えんま市w(人生初?)

一人のわけは今日のメインの目的はえんま市ではなく、
「Arts meet market!」だから!
その存在を知ったのは今朝フェイスブックで^^
海カフェドナの柘植さんがフェイスブックに上げていた画像。

「なんだこの面白そうなイベントは!?」とソッコーでメッセージ。

そして、里山カフェアイムホームのりょう君が
「一緒に行こうよ♪」と誘ってくれたので「ぜひ!」と。

テンポの良さが気持ち良い^^

向かう前にえんま堂にお参り。

懸魚(げきょ)の彫刻が結構細かい。

閻魔様に「家内安全・無病息災・商売繁盛」を祈願。

恒例のおみくじ。
大吉とかわかりやすいおみくじではなく「文学的なおみくじ」なのがツボ。
今年の結果は
「割合に苦労性であるが隠蔽された熱情的大胆さによって中年後に人の意表をついて成功する(かもしれない。)」
「貴方の運勢は春夏秋冬の緑色の変わらざる岩上にある大松樹の如き象である。」
うん。良いのかな。
よし。向かおう!

「Arts meet market」の会場に到着!
(知る人ぞ知るヒミツの場所。要検索!)

オ、オシャレ!
オーナーの渡邉さんのご自宅が会場となっています^^

緑に囲まれたデッキが良い感じ。心地が良い♪

家の内部へ。(ここが玄関!→リビング!)

ここで

「Arts meet marketとはなんぞや!?」

と思った人に説明を^^
(僕も朝「なんぞや!?」と思った)

Arts meet marketとは、
店舗などの内装デザインをされている『ODDEYE IDEA』さんが開催しているえんま市の3日間限りのセレクトショップ!

店内には柏崎のお店の商品や個人のフリーマーケット的なブースが並びます^^

海カフェドナさんの琥珀糖「ウミのカケラ」たち。

『ODDEYE IDEA』さんはなんと
「海カフェドナ」さんや「イーリーカフェ」さんなどの柏崎のオシャレカフェの内装を手がけられているすごい人!

いつかお会いしたいと思っていた方に会うことが出来ました^^

『ODDEYE IDEA』の渡邉さん(右)
印刷会社を経営されている布施さん(左)や里山カフェの龍平も^^

夕日が見れる店内が素敵な「海カフェドナ」さん。
いなか日記。41『夕日時の海カフェドナ。』

山の中の景色を楽しめる「イーリーカフェ」さん。
新潟観光大使。03『イーリーカフェ。』

オシャレな店内(リビング)にいろいろな雑貨などが並ぶ。

床は経年変化が味わい深い「足場板」。
ODDEYE IDEAさんのこだわりが随所に感じられる。

ブーツ(赤丸)買っちゃいました^^
本革のブーツがなんと500円!!
ほかにも掘り出し物がたくさん!

布施さんたちが企画して作り上げた柏崎名物「鯛茶漬け」のフリーズドライ。

そしてArts meet marketでしか買えないという幻のエンガトルテ「フュージョン」!
なんと製造元のすだ洋菓子店さんでも売っていないそう!
(相方の希望で4個買って帰りました。)

新野屋さんの「くろ羊かん(コニャック入り)は初日にしてほぼ完売していました!
(Arts meet market限定品)

外では海カフェドナの柘植さんによるパンケーキが^^

自分で作ってみる^^
全粒粉50g+豆乳50cc+菜種油少々♪

出来た!
時間はちょうど夕日時で気分はハワイ?
初めて食べた全粒粉のパンケーキはとても美味しかった♪

宴は夜まで続きます^^

「アコースティック」というブランドの木製サングラス。
渡邉さんの友人のフォトグラファー山田博行さんが製作されている。

えんま市から戻ってきた子供たちで賑わう店内。
みんな楽しそう^^

素敵な出会いも多く、店内もオシャレで、渡邉さんともいろいろお話が出来てとても良い時間を過ごせました。

渡邉さん、皆さん、ありがとうございました^^

今後とも宜しくお願いいたします!

夜のえんま市を通って帰路に。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

えんま市でまず買うもの:たこやき♪

昨年のえんま市の様子はこちら^^
わくわくプロジェクト。04『柏崎 えんま市 2017』