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S邸リノベーション。04「地盤の液状化のリスク。」

ゆうです。

前回から「S邸リノベーション」がスタートしました。

S様に最後に「地盤の液状化のリスク」についてお話しました。

「新潟県内の液状化しやすさマップ」より

S様に、最後に厳しいご報告を。

事前の調査でわかっていたことなのですが、

S様宅の土地は、非常に地盤が悪い場所にありました。

新潟県内の地盤の液状化のしやすさは

「新潟県内の液状化しやすさマップ」

で知ることができます。

これを見たところ、

S様宅の土地は、

「液状化危険度4(最大レベル)」
 +「液状化履歴あり」

でした。

リノベーションする際に、一番注意しなければならないことが、

実は「地盤」にあります。

というのは、

リノベーションして、いくら家の耐震性や断熱性や気密性を上げたとしても、

地震がきて、家が傾いてしまえば、大きな被害を受けるからです。

極端な話、気密性はなくなるかもしれません。

気密性がなくなれば、冷暖房の効率は著しく落ちます。

柱や梁や耐力壁も損傷し、耐震性もなくなるかもしれません。

(耐震性は、あくまで健全な地盤の上に建物があることが前提となっているため。
耐力壁は地震力に耐えることは想定しているが、建物が傾いたときにかかる重さは想定していない。)

ーーーー

現在、新築の家は新潟ではほとんど地盤改良を行い、

建物が沈下することを予防しています。

(地盤改良は、地震時の沈下は保証対象外となっていますが、
中越地震の際に、隣同士の家でも、地盤改良していない家は沈下したが、地盤改良していた家は沈下しなかったという情報はありました。※ケースバイケースです。)

ーーーー

なので、

その土地に地震がくるかどうかはわかりませんが、

「地盤が悪い(液状化のリスクが高い)土地に、

地盤改良なく、


高額の工事をすることは、

大きなリスクを背負ってしまうことになる。」

(沈下するリスクが高く、沈下したときのダメージも大きい)

ということを伝えました。

ただ、現地で家の基礎を見ていると、
基礎の表面に塗ってあるモルタルにクラック(ヒビ割れ)はないようでした。

(東日本大震災で震度4を経験済。)
(クラックがある場合、家が沈下している場合あり。)

(なので、当然一概に「液状化リスクが最大値の土地だから、地震が来たら必ず家は沈下します」とも言い切れません。)

ーーーー

これらの情報と、

次回お出しするリノベーションの場合の工事金額と新築の場合の金額を見てもらい、

S様の家づくりの方向性は決まっていくと思います。

リノベーションを考えるときは、闇雲に動いてはいけません。

情報を集め、調査をし、かかる金額とリスクを理解した上で、

リノベーションにするのか、新築にするのか、

納得した上で判断することが重要です。

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豊かな暮らしのつくり方。11 ー『家づくりをほかの買い物に例えてみる。』

ゆうです^^

家づくりを「車」「結婚式」を買うことに例えて考えてみようと思います。

誰しも



「良い家がほしい。」




「家づくりで失敗したくない。」

と考えますよね。

でもどうすればいいかわからない。

それは、、、



『今まで家を買った経験がないから!』

ーーーー

家を買うことを考えている人が、今まで経験してきた高額の買い物と言うと、



『車』

『結婚式』

ではないでしょうか。

【家購入と「車」購入の類似点】

○家族形態を元に大きさを決める

○スペックを比べる

○自分の好みのデザインのものを選ぶことができる

○ローン支払いがある

○維持費、修理費、保険料がかかる

○中古の選択肢もある

ーーーー

【家購入と「結婚式」購入の類似点】

○見学会に行ったり他社と比較しながら決める
 ・営業マンの人柄や会場の雰囲気などハードだけでなく、ソフトも比較する。

○長期間の打ち合わせを経て完成する

 ・決めることがたくさんある。
 ・プランナーがあれこれしてくれる。
○自分の好みの内容を選ぶことができる

おそらく家を買うとき、人は、

「今まで買い物で大失敗したことはないから、家も大丈夫だろう♪」

と考えるんだと思います。

(家を買った経験がないんだから、そう思うしかないですよね。)

しかし!

「車」や「結婚式」を買った経験を元に家づくりを進めると

思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれません!

ーーーー

【家づくりが車購入と違うところ】


○基本、買い替えができない!
 ・「家族形態」や「家計の支出バランス」がかわっても30年間同じ家のまま。
 ・売ろうとしても車のように「高く」、「すぐに」売ることはできない。
  (売る場合、ローン差額の返済+諸経費が必要)

車なら、

20代前半:カッコいいスポーツカー


20代後半:カッコいいスポーツワゴン

(子供が生まれて)
30代:ミニバン

(家計が厳しくなってきて)
40代:エココンパクトカー

(家計が相当に厳しくなってきて)
50代:エコ軽自動車

など、「家計の支出バランス」や「家族形態」に応じて、車を変更していくことができます。

家を買うことは車を買うことに例えるならば、

『30年間買い換えられない車を買う。』

と言ってもいいかもしれません。

もしそうであれば、

「飽きのこないデザイン」

「燃費」「維持費」「保険料」「税金」

「大きさ」など、

十分注意して買うことになりますよね。

ーーーー

【家づくりが結婚式と違うところ】

○式当日で終わらない。
 ・結婚式は当日のみの満足感で済むが、家は30年以上続く。
  新築して数年は満足していても、その後、満足よりも負担のほうが大きくなるかもしれない。
 ・結婚式は、支払いは一回で終わり。素敵な思い出はいつまでも色あせない。
  が、家は支払いはローン期間ずっと続く。家は古くなる。

ーーーー

車や結婚式は、

「衝動買い」をしても人生なんとかなると思います。

「大失敗」というほどの失敗もほとんどないでしょう。

しかし、家づくりは「衝動買い」は禁物です!

大失敗」は大いにありえます。

(メーカー選びの失敗というより、かけられるお金の読み間違いの失敗が多いでしょう)

ーーーー

なんとなくでも、家を買う難しさが伝わったら幸いです。



今まで経験したことのない買い物
には、



今まで経験したことがないほど時間をとって考えてみてください。

途中、考えることを一旦ストップして、間を取ることもいいかもしれません。

時が建てば、気持ちのあら熱がさめて、狭くなっていた視界が広がるかもしれません。

冷静になればなるほど、本当に大切なものが見えてくるんだと思います。

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S邸リノベーション。03「現地でヒアリング調査。」

ゆうです。

前回から「S邸リノベーション」がスタートしました。

今回は、S様宅の現地でのヒアリングのご報告です。

リノベーションの調査では、



現状(リノベ前)を知る「建物調査」




要望(リノベ後)を知る「ヒアリング」

を行います。

ヒアリングの内容によって、

リノベーションに適しているか

それとも

済的に合理的でないか

がわかってきます。

それでは、

Q1「家にかける総予算はいくらか。」

A「土地建物+リノベーション工事で約2000万程を希望。」
 「土地建物が500万程で買えるとすれば、工事費は1500万程。」

→延べ床面積は約25坪。
 基礎工事+屋根工事+アスベスト解体工事も追加となると、厳しいか。

Q2「間取りに変更希望はあるか。」

A「特に無い。基本的にこのままで良い」

→リノベーション向き○
 「断熱」+「耐震」リノベーションをする上で、
 増築などがからむ間取りの変更がないことは費用が割り増しにならない。



Q3「現状の不満点はあるか。」

A「特に無い。しいて言えば北側の寝室に採光をもっと入れたい。」

→リノベーション向き○
 採光などは設計的な工夫で対応可能。



Q4「いつまで住み続けるか。」

A「あと30年ほどか。その後は実家のある地元へ戻ることも考えている。」

→リノベーション向き○
 あと60年以上住み続けたい場合、新築したほうが費用対効果が高い(ケースが多い)。
 基礎の耐久性、地盤改良、雨漏り、、等。



Q5「今後の家族形態の変化はあるか。」

A「おそらくない。夫婦+子供2人のまま。(ペットは増えるかも)」

→リノベーション向き○
 部屋を増やす(増築)必要がある場合、工事費用は増えていく。
 (新築に対するリノベーションのメリットが弱まっていく)

そして最後に一番重要な質問を。



Q6「今の家への愛着はあるか。」

A「そこまではない。しかし、子供たちはこの家で小学生から中学生まで過ごした。
 子供たちにとってはこの家が『実家』だろう。
 そう考えると、この家を残してあげたい思いはある。」

→リノベーション向き○
 最終的に、『その家への愛着があるかどうか』が判断のすべてかもしれない。
 愛着がなければ、壊して新築するか、別の場所で新築すればいい。
 愛着があれば、リノベーションする価値はもはや測りきれないかもしれない。


、、、
以上でヒアリングは終了。

次回、建物調査から算出した


概算のリノベーション費用

を提示する予定です。

ーーーー

ヒアリングのあと、最後に厳しいご報告をしました。




地盤の液状化のリスクについてです。

長くなってきたのでその話はまた次回に。

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S邸リノベーション。02「現地で建物調査。」

ゆうです。

前回から「S邸リノベーション」がスタートしました。

今回は、S様宅の建物調査のご報告です。

ーーーー

S様宅は、昭和54年完成の築37年の家でした。

ここからわかることは、

「旧耐震基準」の家

ということです。

どういう意味かと言いますと、

建築基準法が昭和56年に改正される前の耐震基準で建てられた家ということで、

ざっくり言うと、



「現在に比べ、耐震性がとても低い!」

ということです。
(・地震に耐える壁が適切に配置されていない。
 ・基礎に鉄筋が入っていない。など)

言い換えれば、




「耐震補強にお金が余計にかかる!」

ということです。

出だしから非常にハンディキャップが大きいですが、

そのほか具体的な家の様子はというと、、

玄関まわりはシロアリ被害が多い部分。
今回は、屋根がかかっていることもあり、被害はないようだった。

しかし、家の北西側にまわると、勝手口のドアの下にシロアリに食われたような跡が。
北西側は雨風が一番当たるので、木が濡れたままだとシロアリを呼びやすい。

フルリノベーションする場合、下地材のみの被害であれば問題はない。
構造材まで食われていると、被害部分は交換する必要あり。

新潟に生息する「ヤマトシロアリ」は、
木材を少し食べるとまたほかの湿潤な木を探して旅に出るため、大きな被害は少ない。
(対して、関西以南に分布する「イエシロアリ」は被害が大きくなる傾向にある。)

浴室の壁はコンクリートブロック造り。
ここは基礎を新たに造る必要がある。

モルタルにヒビが入り、コンクリートブロックの外形が見て取れる。

給湯器は数年前に新しくしてもらったそうで使いまわすことができそう。
と思ったが、石油式給湯器だった。

窓周りの切れたシーリング(防水性のあるゴム)
シーリングが切れると、壁の内部に雨が入り込み、構造材が腐るリスクが高まる。

また、同行してもらった大工さんによると、
外壁は「アスベスト含有」のもので
これを解体・撤去する場合、高額な費用がかかるそう。
(アスベストが飛散しないように養生処理が必要になるため)

痛んで壊れた軒天(妻面)。
吹き上げる風雨が原因だと思われる。
軒先方向(桁面)は痛んでいなかったため、雨漏りが原因ではないように思える。

軒天(妻面)は反対側も痛んでいた。
破風から雨がつたってしみているような跡がうかがえる。

屋根は「セメント瓦+塗装」

大工さんいわく、
「経験上、この手の屋根は雨漏りしている可能性が高い。」

とのこと。
この家は2階に天井点検口が見当たらず、小屋裏を見ることができなかった。
(しかし、屋根を見る限り、屋根のやり換えは必要でしょうという結論に至った。)

窓は当然だが、アルミサッシの単板ガラス。
リノベーションする場合、断熱性を確保するために
最低でも「樹脂サッシ」+「ペアガラス」に交換となる。

最後に、床下を調査する。

昔の家は点検口が大きめで入りやすい。
現在はこの2/3ほどの大きさの点検口が主流。

内部は土のまま。
しかし、湿気はそれほど上がってきていないようで乾いていた。
構造材に腐りなどはないようでひと安心。

大引き(床の下地材)・束はきれいな木の色のまま。

「木材は適切に施工すれば1000年以上持つ。」
ということを実感させられる。

ーーーー

現地調査のあとは、S様からヒアリング調査を。

長くなったので次回に続きます。

ー追記ー

FPの昆さんがS様のことをテーマにブログを上げていました。
とても勉強になる内容で面白かったです^^

ーーーー(引用)ーーーー

住宅プロの家の買い方とは?

リノベーションは建築コストを抑えることのできる方法でもあるのですが、


家のポテンシャルが低すぎると新築に負けてしまうので難しいところです。


しかし、調べることにより今後の方向性が明確になり、


“理想と現実” の具体的な着地ラインが鮮明に見えてきました。


この方が一番避けたいのは、


“低性能の新築を身の丈以上の金額で購入すること”

続きはこちら。

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S邸リノベーション。01「リノベーションを選ぶ判断基準。」

ゆうです。

前回から「S邸リノベーション」がスタートしました。

S様宅の現地調査とヒアリングの話はまた次回ということにして、

今回は「リノベーション」についてもう少し掘り下げてお話したいと思います。

ーーーー



【中古住宅をリノベーションする場合、
どういったメリットがあるのか。】

大きく言えば、

①新築を建てるよりも低コストで家を手に入れることができる。



②家族の思い出がつまった家に住み続けることができる。

の2つだと思います。

(細かく言えば、そのほかにも、
 ○限りある資源を有効利用することができる。
 ○日本の建築・文化・風景を未来に残すことができる。
 などもあると思います。)

「費用を抑えるために。」もとても大きな理由ですが、

「家族の思い出を継ぐ。」ことのほうが

リノベーションを選ぶ動機としては
より大きなものになっているのではないかと思っています。

S様も

「今のこの家で子供たちは小学生から中学生までを過ごした。

 子供たちにとっては、この家が『実家』になったんじゃないかな。」

とおっしゃっていました。

ーーーー

しかし、

新築より費用がかかるようでは、

「リノベーションをしてまで、、」とはなかなか考えられないですよね。

それでは、

「新築」と「リノベーション」

どんな家であればリノベーションするメリットが大きくなるのか。

その判断基準をざっくりまとめようと思います。

その①

「基礎に鉄筋が入っていること。」

基礎に鉄筋が入っていない場合、新しく基礎をつくる必要があります。
(鉄筋が入っていない基礎は地震に弱いため)

検討している中古住宅の基礎に鉄筋が入っていない場合、
リノベーションをする場合、余計なコストがかかってしまいます。

旧耐震基準のころ(昭和56年以前)に建てられた住宅だと
ほとんどの基礎は鉄筋が入っていません。

(今住んでいる僕の家も基礎に鉄筋が入っておらず、
 中越沖地震のときに基礎が割れて家が下がってしまいました。)

その②

「屋根が雨漏りしていないこと。」

屋根が雨漏りしている場合、屋根をつくり直す必要があります。
これも大きなコストがかかってきます。

特に、複雑な形をした屋根(凸凹が多いなど)の場合、その分コストがかかります。

この2つをクリアしていれば、リノベーションのメリットは十分あると思います。

リノベーションをするメリットが大きい家は、

○基礎に鉄筋が入っている家


○屋根が雨漏りしていない家

その他の目安として、

○築20年~35年ほどの家


○冬、寒い家


○耐震的に不安がある家


○外壁や内壁が痛んでいてリフォームが必要な家

などが、「断熱」+「耐震」リノベーションをするメリットが高い家になると思います。

ーーーー

リノベーションは、基本的に、

家を、「基礎と柱と梁と屋根」だけ残してほかはすべて撤去し、
ほかすべてを新しくつくりなおします。

・地震に耐える壁(耐力壁)を適切に配置し、

・新築レベルの断熱・気密工事していきます。

それに付随して、

・間取りを変更したり、

・設備(キッチン、風呂など)を入れ替えたり、

・内装を変更したり、

していきます。

その結果、新築する場合にかかる費用の約6~7割ほどで
リノベーションが完了すれば、

「リノベーションを選んでよかった。」

となるのではないかと思っています。

ーーーー

もちろん

「新築するより費用がかかったとしても、
 この家を直して住み続けたい。」

という選択肢もありでしょう。

そこまで愛される家はとても幸せものですね。

そういう家にはきっと、

お金には換えられない家族の思い出がたくさんつまっているんだと思います。

僕ら設計士は、新築の家を提案する場合、

そんなふうに思ってもらえる家になるように願いを込めて
一棟一棟ご提案させてもらっています。

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いなか日記。24『田んぼのミゾきり。』

ゆうです^^

田んぼに苗を植えてから一ヶ月以上が経ちました。

梅雨に入ったけどまだまだ良い天気♪

ーーーー

 みなさんはこんな機械(左)を見たことはありますか?

僕は相方の家に来るまで全く見たことはありませんでした。
車輪?エンジン?

答えはあとでのお楽しみ。

田んぼの前の道にはアオイが咲き誇る。

ーーーー

さて、

最初の機械の答えですが、

正解は「ミゾ切り機」でした♪

写真は株式会社やまびこHPより。
人が乗るタイプと、押すタイプがある。
なにをするための機械かと言うと、、、

名前の通り、田んぼにミゾを切るための機械なんです^^

これは「溝切り(みぞきり)」と作業で、

田んぼを「中干し」するためのものです!

中干しとは、田んぼを乾かすことで、

1.稲が過剰に増えることを抑制する。
 (中干ししないと稲の数が増えすぎてしまう。稲の数が増えすぎると、米の味や数が落ちたりしてしまう。)

2.地中の有害ガスを抜いたり、根に酸素を送ったりする。

3.田んぼを乾かし硬くすることで、収穫時の機械作業をしやすくする。

という効果があります。

中干しのために田んぼにミゾを切って、水を抜きやすくするんです。

だいたい天気を見て、6月の中ごろから「ミゾきり」を行います。

だいたい5~10条に1つくらいの間隔でミゾを入れる。

水がミゾによって排水され、田んぼが乾いていく。

乾いて割れた田んぼ。

かぴかぴだー!

山に囲まれた田舎の田んぼ。
360度みどり♪いやされるー。

うちの田んぼは線路沿いにある。
単線がノスタルジック。

「電車こないかなー。」

と思っていたら来た!

田舎だが、田舎には珍しく「駅ちか」の立地。
町まで電車で飲みに行くこともできる♪(終電はとても早い)

田んぼの近くの家は「大屋根」の家が多い。
山の稜線に呼応するようで風景に馴染んでいて素晴らしい。

ーーーー

家に戻ってくると、、、

大量のタマネギが!

ツバメは無事に巣立ち、
我が家の作業所はタマネギ畑♪

なんとも季節感を感じる家です^^

こんな田舎暮らしが毎日新鮮な
ゆうでした。

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いなか日記。23『家の庭の野菜たち_6月その2。』

ゆうです^^

花々もですが、野菜たちもすくすくと育ってきています♪

よーく見ると、真ん中にブロッコリーの子供が!

うまいこと、水を貯め、真ん中へ導くような葉の構造になっているよう♪

なんの野菜でしょう?(なんとなく色でわかりますね)

ナスさん♪
まだ小ぶり。

なんでしょう?

トマト!
トマトの花は黄色なんですねー♪

トウモロコシ。
トトロでメイが持っているシーンを思い出す♪

スナップエンドウ。
この時期おいしく頂いています^^

前回も紹介したキウイ棚には、、、

小さな実がなりだしていました^^
自宅でフルーツ狩りができる♪

鉄パイプでガードされているこの畑は、、、

スイカ!
鉄パイプがしてあるのは、これから実がなったらタヌキよけのネットを張るため。
ビニールをかけている下に根が張っていて、ビニールは日よけと多すぎたときの雨よけ。
(全部お義母さんから教えてもらいました。)

ーーーー

裏庭は山になっていて、自然の遊び場です。
その奥には先祖代々のお墓が。

僕はこういう風景は、お盆のときにしか目にしていませんでした。

お墓が生活ととても近い。
ここには先祖のほかに、相方が飼っていたネコなども眠っています。

自分がお墓に入ることを考えると、
子供、孫、ひ孫たち家族がすぐ近くで暮らしているのってなんかとてもいいかも♪

 庭を探検中に、モンシロチョウがパタパタしてるなーと覗いてみると、、、

交尾していました。
「なるほどー。ふむふむ。」と観察。

あとから考えてみると、
あのとき僕は小学生に戻っていたような気がします^^

ーーーー

平日休みは、一人で過ごすことも多いです。
そんな日は自然と自然の気づきが増えるような気がします。

こんな休日の過ごし方も「豊かだなー。」と感じる
ゆうでした。

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いなか日記。22『家の庭の花々_6月その4。』

ゆうです^^

今年の「父の日」は昨年に引き続き、

「さくらんぼ♪」を両家の父にプレゼントしました^^

実家の父から電話で、

「なんでこんな高いものを、、、」

そして母は、

「ありがとー♪今おいしく頂いてます♪」

、、、

わかる。男と女のリアクションの違い。

僕ら夫婦もそっくりだ。

『奥さんが喜んでいれば、旦那は幸せ』ということで良いということですかな。

ーーーー

さて、新潟も梅雨に入り、いよいよこの花の季節になってきました。

義母はアジサイが大好き。
家中にいろいろな色のアジサイがある。
今年の母の日は、僕ら夫婦も義兄夫婦もアジサイの鉢植えをプレゼントした。

家の前の我が家の「アジサイロード♪」
町には満開のアジサイも見られ出しましたが、うちのアジサイはこれから。

これから満開になるのが楽しみです^^

ほかにも、、、

オレンジがきれいなスカシユリ。

糸葉春車菊(イトバハルシャギク)
群生していてとてもきれい。
何度もとまって見てしまう。

道端の花と蝶。

ヒマワリの仲間かな?
裏庭のアヤメ。
アルストロメリア。
和名は「百合水仙」
黄色がきれいなヒペリカム。

今年は雨が少なく、6月末でも晴れの日が多いですね。

晴れは嬉しいのですが、植物はのどがかわいているんじゃないかと少し心配する
ゆうでした。

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わくわくプロジェクト。05『手紙ムービー完成!in 風の陣 2017』

ゆうです^^

わくわくプロジェクトの活動報告です♪

『手紙ムービー完成!in 風の陣 2017』が完成しました!!


これまでのわくわくプロジェクトについてはこちら! 
これからのわくわくプロジェクトについてはこちら! 

さて、今回は、

わくわくプロジェクト! 


★『みんなで作ろう僕らの未来 in 風の陣2017』★ 

のコンテンツのひとつである

『手紙プロジェクト~拝啓3年後の私へ~in 風の陣 2017!』

が完成した報告です^^!

ーーー(以前のブログから)ーーーーーーーー

アンジェラアキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ〜2014」に感動して
仲間とオマージュムービーを作りました^^!

具体的で前向きな3年後を望めば、
未来はきっともっと素敵なものになる☆

それを形にして発信していけたらと思っています^^

ーーーーーーーーーーー


どーーーーん!!!

(YouTubeのオリジナルページはこちら) 

一緒になって参加してくれたみなさんありがとうございました^^!

みなさんのおかげで素敵な思い出と素晴らしいムービーをつくることができました♪

まさに、


『みんなでつくろう!僕らの未来☆』

ですね!

いつも思いつきですが、

機会があればまたこうしてムービーを作っていきたいと思っています。

ポジティブな刺激をほかの人にも、未来の自分にも与えていきたいですね^^!

その積み重ねがきっと素敵で豊かな地元、そして日本(未来)をつくることでしょう!

みなさんいつかまたお会いしましょうー^^!!

ーーーーーーーーーーー

以前つくった『手紙ムービー☆拝啓2020年の私へ』はこちら♪

アンジェラアキさんのオリジナルはこちら。
とても良いですよ^^!

『手紙~拝啓十五の君へ~2014』

これからも更新していきます^^!

みなさんも、

「未来の自分へ手紙を書いてみませんか。」

ひとつひとつ想像が形になっていくのが楽しい
ゆうでした。

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S邸リノベーション。00「リノベーションを考える。」

ゆうです。

僕は現在、来年の4月に向けて独立準備をしています。

まだ今は独立していないわけですが、

FPの昆さんから、

「リノベーションを検討している人がいます。」

という話を頂き、現地へ調査とお話を伺いに行ってきました。

ーーーー

検討されている方は、先日

「子供のケータイ代がやばい、、」

という話を聞かせてくれたSさんです。

Sさんの要望は、

○これからの人生を考え、家づくりにかけるお金は2000万円以内に抑えたい。
(家以外のことにもバランスよくお金を使いたい)




○ローコスト(低スペック)住宅ではなく、光熱費や快適性を考え、断熱性が高い住宅がほしい。
(冬に寒いのはイヤ。また、イニシャルコストだけではなく、ランニングコストやメンテナンスコストも考慮した「家にかかるトータルコスト」を抑えたい)





○家の面積は小さくてもかまわない。
(今、夫婦+中学生の子供2人で25坪ほどの家に暮らしていて不便は感じない。)






○今、築35年以上の賃貸に住んでいて、この家を買うこともできるが、


 ①「買ってリノベーション」と、

 
 ②「解体して新築」と、


 ③「別の土地を買って新築」で、



それぞれいくらでどんなメリット・デメリットがあるのか知りたい。

(それぞれ、費用、コストパフォーマンス、性能等を比較した上で判断したい)

という要望でした。

正直、僕がお手伝いさせて頂きたいと考えていた要望内容ドンピシャです。

正直、リノベーションは考え方がまだまだ浸透していないので、

「実際にこういう要望の方とお会いできるのは独立して3年以上先かなー。」

と考えていました。

それが、まさか、いきなり独立前にお話が頂けるなんて、、

ただただビックリです。

数年前に偶然知り合うことができた昆さんとのつながりの賜物です。

この機会をくださった昆さんにも、S様にもただただ感謝です。

ーーーー

具体的な話の前に、「リノベーション」とはなんなのかを。

僕が考えるリノベーションとは、

ざっくり言えば、「リフォームの大型版」で、

リフォームが、キッチン・お風呂・内装など、主に目に見える部分を変えるものだとすれば、

リノベーションは、それにプラスして、

「断熱性の向上」、


「耐震性の向上」、



「間取りの変更」(構造的な壁の移動)

等をメインとしたものと考えています。

「より専門的な知識と経験が必要になるリフォーム」ということです。

「暮らしが根本から改善されるリフォーム」ということもできるかもしれません。

ーーーー

以前も書きましたが、

これから数年後には、

「新築住宅を建てる」ことは前時代的な考えになっている

と思っています。

豊かな人生を歩む上で、

「中古住宅(または実家)」+「リノベーション」

が、第一に有効な選択肢になっていくと思います。

(そう思いますし、そうならなければならない。
 それは、住まいでの家族の思い出を継いでいくため、限りある資源を大切に使うため、日本の風景・文化を未来に引き継ぐため、、)

だいぶ時代を先取りしている感はありますが、

真剣に家づくり(人生)を考えている方は、


真剣に「リノベーション」を考えている。

ということを今回学ばされました。

ーーーー

S様邸の計画が今後どうなっていくかはまだわかりませんが、

このブログで経過を報告することで、

これから家づくりを考えられる方の参考になればと思っています。

(S様、ブログ投稿のお許しありがとうございます。)