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第三の居場所【サード・プレイス】の重要性。〈スタバ女池店〉


ゆうです^^

前回の記事『第三の居場所【サード・プレイス】』という言葉を使いました。
独立してよりその重要度が増してきたように感じています。
また先日『第三の仲間【サード・コミュニティ】』という概念が頭の中に浮かびました。
豊かな人生を過ごすには、、、
いろんなことを考えていると、つくづく「家づくりは人生づくり。」であり、設計者の考えることは家だけに留まらないと思わせられます。
今回は
『第三の居場所【サード・プレイス】』
について。

そしていつか

『第三の仲間【サード・コミュニティ】』
について書こうと思います。
『第三の居場所【サード・プレイス】』
これはすでに浸透している概念ですね^^
僕なりの解釈にはなりますが例を出して考えてみたいと思います。

スターバックス新潟女池店(2017~)

幾何学的でシンプルな外観。都会的で格好良い。
素敵だなと思ったのは様々な居心地がデザインされていたこと。
具体的にいうと数種類の座り方が出来るように椅子が用意されていた。
店中央にはゆったり複数で座れるソファ席。L型ソファも良い感じ。

窓辺の二人掛け席。
「海外っぽいなー」と。外にもテラス席がある。

奥には大テーブル席があり、さらに奥にはコンセント付きのノートパソコン用席も。

吹き抜け(容積)を贅沢に使った居心地の良い空間だった。

なんと打合せ中にサンドイッチの試食が(しかも味が選べる!)
サービスに感動してひとつ買って帰った。

スターバックスを利用したのはあるお客様との打合せのためでした。

とてもありがたいことに

「エスネルデザインさんに設計を依頼したいと考えています。」

という御言葉を頂きました。感激致しました。

K様、これから宜しくお願い致します。精一杯頑張らせて頂きます。

スターバックスはまさに「第三の居場所【サード・プレイス】」の代表ですよね。
僕は「サード・プレイス」という言葉を、スタバ社長のハワード・シュルツ氏の言葉で知りました。
元々「サード・プレイス」とはアメリカの社会学者が提唱した概念のようで、
「ファースト・プレイス」を自宅。

「セカンド・プレイス」を職場。

「サード・プレイス」はその二つとは別の場所で、より創造的な活動が出来る場所。
と定義されている(らしい)。
「サード・プレイス」の特徴としては
中立領域:経済的、政治的、法的に縛られることがない。
平等主義:個人の社会における地位に重きをおかない。
アクセスしやすさ:オープンで親切で皆が訪れやすい環境。
などが定義されている。
複業をする人が増えていく中で、今後さらに「サード・プレイス」の重要性は増していくのでしょう。

「サード・プレイス」自体も何種類かに分類することが出来ると思います。

僕は、スタバを第二の仕事場として捉えました。
パソコン作業や打合せなどサテライトオフィスとしてのサードプレイス。

また、それとは違った「サード・プレイス」もあると思います。
例えば海カフェドナ

昆さんから紹介された本を読んだ。

「ウミのカケラ」という琥珀糖のお菓子。見た目も素敵。

僕は、海カフェドナを第二の自宅として捉えています。

書斎やダイニングなど、一人でや家族、友人と過ごすサードプレイス。

他には、例えば海の家シーポイント

僕は、シーポイントを『新たな可能性を生み出す場』として捉えています。

新しい出会いやイベント、社会的な活動への参加や企画など、面白いことをしている人との出会いの場としてのサードプレイス。


他にも目的に応じてサードプレイスを細分化して考えることも出来るでしょう。

これは時代と共に、それだけ個人に出来ることが増えたということ。

本業以外にも、複業や社会的活動など。

そのための「場」が求められているということ。

それらの活動は、突き詰めれば全て自分のため。

『自分のために動けば、自分がより幸せになれる。』

というシンプルな方程式。

(第三者を幸せに出来た結果、自分がそれを幸せに感じる)

だから頑張れる。だから継続できる。だからワクワクする。

長くなってしまいました。

日本は

物質的な満足度は飽和しつつあるけれど、精神的な満足度はまだまだ飽和していない。


『他者(社会)のためになにか出来ることをしたい』

という機運の高まりを感じています。

そこに『豊かな暮らし』をつくるヒントがあるんだと思っています。

その先はいつか書くであろう『第三の仲間【サード・コミュニティ】』の回で^^

まだまだ想像の途中ですが、旅中に考えていたことをこれから実践出来るのがとても楽しみなゆうでした。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近感動したこと
:スターバックスのホスピタリティ

2018.9.19追記…………….

『第三の仲間【サード・コミュニティ】』を書きました!

『第三の仲間【サード・コミュニティ】』の重要性。

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いなか日記。83『秘密のビーチで読書〈第三の居場所〉と安藤忠雄。』

ゆうです^^

先日、秘密のビーチで読書タイムを過ごしました。

自宅でも職場でもない『第三の居場所』

意識的にこういう時間と場所を設けたいものです。

いつからか読書する時間を意識的につくるようになりました。

それも特殊な場所へ行って。

時には、カフェなどの雑踏のなかで。
時には、波の音だけの静寂の浜辺で。

忙しければ忙しいほど、こういった時間はより貴重で必要なんだと感じています。

おすすめは夕日時の浜辺。
『時間の経過』、雲などの『自然の移ろい』、そして『今日への感謝』など、様々なものと対峙することが出来る。

「ある浜辺」にて。他に先客がいたりいなかったり。
大きな自然と小さな車。

本は「建築家 安藤忠雄」。何度読んでも刺激を受ける。
壁にぶち当たったときや、思考が停滞しているときは自然と手に取る。
読むと活力とアイデアがわいてくる。

「20代の時に世界を旅して建築を独学で学んだ。」という安藤さんにはとても大きな影響を受けた。

右の上下の建物(フランス)にはどちらも訪れた。

有名建築から学ぶことは「素晴らしいディテール」や「使いやすい間取り」等ではなく『時代への挑戦』といった気概だと思う。

それぞれの時代にそれぞれの課題がある。

その課題に対し、建築はどのような解を示せるのか。

物理的、経済的、パラダイムなどの制約があるなかどこまで踏み込み形に出来るか。

そういった気概を感じることが出来る。

これは写真や文字だけでは感じきれない。

様々な建築家が言うように、現地に行くしかない。

安藤さんの本を読むと旅中に現地で感じた熱い想いが蘇ってくる。

海面に伸びる黄金の絨毯。
本を読んだり夕日を見たり。その間にあるものが価値のあるものなんだろう。

太陽は沈む瞬間が一番赤くなる。
オワリを意識する時間。

オワリの余韻。
今日も一日ありがとう。

…………….

GWの大型連休が始まりましたね。

皆さんの予定はいかがでしょうか?

僕は、田植え!BBQ!マラソン練習!山形出張!

メリハリをつけて遊び・仕事していきたいですね^^!

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

尊敬する建築家:安藤忠雄

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いなか日記。82『こいのぼりと4月の庭。』

ゆうです^^

我が家の庭にこいのぼりが泳ぎました!

いいね!「男の子が生まれましたよ」というメッセージにもなる♪

我が家の前の国道を走るドライバーさんにも伝わるかな?

僕の母の実家にあったものを譲り受けました^^

一緒に五月人形も♪

僕が子供のときも飾っていたもの。思い出がある。
うーむ、感慨深い。

いつもは花が活けてある玄関の飾り床に置いた。
玄関に「飾り床(棚)」があると季節感が出て、家族にも来客にとっても素敵な玄関になる。

青空に泳ぐこいのぼり。いずれ竜になる日まで。

たまたまツバメが写りこんでいた^^
いろいろと縁起が良い♪

今年もツバメが車庫にやってきてくれた^^
子孫繁栄の象徴。

「我が家にも子孫が生まれたよツバメさん」

ここからは我が家の庭をダイジェストで^^

ゼンマイも良い感じ。美味しく頂いている。

チューリップは新潟の県の花にも指定されている。

新芽のモミジ。なかなか芸術的。

花弁が豊かなツバキ。

ピンクがきれいな花桃。

シバザクラも見頃ですね。
今年は「堀之内IC(関越自動車道)」のシバザクラを見に行きたいな^^

八重桜。(少し前。もう終わりましたね)

後日のモミジ。
アントシアニン(赤色素)が抜けてきた。紅葉と逆の変化が面白い。

そろそろツツジの季節ですね^^

ハナミズキも満開に。

我が家の遅めのモクレン。最後に大きく開きました。

道端のタンポポ。
なんだかんだ言ってもタンポポが一番好きかも?
(そのときの気分?笑)

歳をとると気づけることがある。

「何年経っても変わらないものがある。」

ということ。

それは受け継がれる文化であったり、草花であったり。

歳をとってから気づける幸せがある。

「そう考えるとこれから歳をとるのが楽しみ?」

そう思えたことが嬉しかったり。

新潟は冬が厳しい分、春はとても幸せな気持ちになれますね^^

感謝です。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

明後日は毎年恒例の仲間とのBBQ
今からとても楽しみ^^!

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『山取り樹木の庭と杉板の家』完成。

ゆうです^^

風邪から復活しました!ご心配をお掛けしました!

先日完成した『山取り樹木の庭と杉板の家』を紹介します。

こちらは前職在職中に担当させて頂いたおうちです^^

先日完成し、完成検査のサポートとして見学会に参加してきました。

ブログへの掲載許可を頂きましたので紹介させて頂きます。
(A様ありがとうございました。)

A様のご希望の「山取り」の樹木の庭。
山取りの木は畑で育てた木に比べて、繊細で流れるように枝が生えるのが特徴。

また、アイアンウッド(イタウバ)でシンプルな木柱をつくり、緩やかに外と内を仕切った。

イロハモミジ(株立ち・寄せ植え)。
モミジは山取りの繊細なシルエットが似合う。

ピンクはヨシノツツジ。
黄金シモツケ(左手前)、ブルーベリー(中)、アキシラリス(右)

樹木だけでなく、下草があるだけで庭はグッと深みが増す。
自然な色合いの川砂利も良い感じ。

シンボルツリーとして人気の高いヤマボウシ(左。5m)とマルバノキ(右。3.5m)

ピンクはハルイチバンツツジ。
左の黄色はレンゲツツジ。手前はマホニアコンフューサ(細葉ナンテン)。
高さ、色、葉の形状にメリハリをつけ奥行感を出す。

ハート型の丸い葉のマルバノキ。
初めて採用したがとても可愛らしい木だった。いいね^^

杉板の外壁とA様セレクトの磁気製のオリジナル表札。
自然素材同士でとても似合っていた。

定番となった壁埋め込みの造作ポスト。
外壁材と同じ材で柄も合わせ丁寧に造る。

右手前はアオダモ。これから葉が茂るのが楽しみ。
夜は造作の庭園灯が植栽を照らす。
午後になり杉板外壁に陰影がつくのも良い感じ。
グリーンのアウターシェードも杉板に合っている。

目隠しのRC塀と下草の小熊笹。
地面を覆うのは1-2年後か。

お昼前にA様からなんと御寿司の差し入れが。
(周辺には美味しいお寿司屋さんが多い)

とても美味しかったです^^

A様どうもありがとうございました。

無事に完成検査も済ませることが出来ました。

また庭の葉が茂った頃にご挨拶に伺えれば幸いです。

…………….

外構に樹木や下草があるだけで、家は何倍も魅力的に見えるようになります。

しかし(A様もおっしゃられていましたが)外構はどうしても後回しになりがち。

「住んでから徐々にやれば、、」

と思いがちなのですが、たいてい住んでからはそこまでしないもの。

新築時に完璧とはいかずとも「足がかり」になるくらいの庭を作っておくとその後も庭いじりがしやすいかもしれません。

下草や砂利を敷いておけば雑草対策にもなり一石二鳥です^^

庭づくりが後回しになるのは、家の間取りや仕様を決めてから、庭を考え出しがちなため。

間取りや仕様を決め切る前に、庭にかける予算を考えておくと、素敵な庭が作りやすくなるかもしれません^^

…………….

エスネルデザインでは、水遣り手間や肥料や剪定などの手間が比較的少なく、大きくなりすぎず、新緑や紅葉や実や花をつける観賞に向いた樹木を提案しています。

また、提携する造園屋さんに樹木を見てもらっており、なにかあれば早急に対応しております。

…………….

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近悟ったこと。
:無理をすれば反動が来る。体調管理第一!

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体調を崩しました(+_+)

ゆうです。

4月から自分で仕事をするようになり根つめすぎてしまい、少し体調を崩してしまいました(+_+)

明日はゆっくり休もうと思います。

「休みの管理」も重要な仕事のうちだと痛感する今日この頃です。

(しかし今日はエスネルデザインの歴史に残るとーっても素敵な出来事がありました^^感無量です。)

5月には「田植え」も「マラソン」も!

早く元気にならねば!

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【お客様の家】築2年のT様邸に訪問②「住んでからの感想・反省」

ゆうです^^

先日、前職時にお手伝いさせて頂いたT様邸にご挨拶に伺ってきました。

いろいろな話を聞かせて頂き、2時間以上もお邪魔してしまいました。

住まわれてからの感想や家づくりの反省など、

僕にとってもこれから家を建てられる方にとっても為になる話ばかりでした。

T様邸はお引き渡ししてから丸2年。

前回の記事で自然素材の経年変化をまとめました。

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問①「自然素材の経年変化」

使い込まれて洗い出し風になった玄関土間。(詳しくは前回の記事へ)

今回は、T様に伺った質問と回答を紹介させて頂きます。

それでは^^

Q:アパートから新居に住み移って「家を建てて良かったな」と感じたときは?

〈T様回答〉

全てですね^^

広さや間取りはもちろんですが、暖かさ・涼しさに関してもとても快適に暮らしています。

あとは「音」のストレスから解放されたのがとても助かりました。

アパートのときは子供の夜泣きや騒いでいる声が周りに迷惑じゃないか常に気にしていてそれがストレスでした。

本当は泣いてもいいし騒いでもいいのに納めるのに必死でついつい怒ってしまったり、、

子供をのびのび育てられる環境になったのが一番ですね。(奥様)

T様の子供たち^^ 2年経って大きくなったね!
なんと3人目のお子さんは2017年生れで僕の息子と同級生!
縁を感じました♪

Q:住まわれてから「もう少しこうしておけば良かったな」と思うことはありますか?

〈T様回答〉

あまりありませんが、冷収納庫を作っておけばと思いました。
(室内から出し入れが出来る断熱空間の外の収納庫)

高気密高断熱の家は良くも悪くも冬場に寒いところがない!

なので、ジャガイモなどの野菜や箱のミカンなどの保管場所に少し困りました。
(箱のミカンは車に積んで保管して過ごした)
(野菜はまとめてもらうことが多い)

計画時は「ウッドデッキに置けばいいかな」と思っていましたが、窓を開けて取りに行くのは億劫、、
室内から出し入れ出来る冷収納庫を設けておけば良かったです。

あとはキッチンの高さが少し高かったですね。

自分で決めた高さでしたがもう少し低いほうが良かったかなと。(奥様)
(あとシャワーホース付きの水栓にすれば良かったなと。)

造作のオープンキッチン。
「キッチンの推奨高さ=身長÷2+5cm」という目安の公式がある。
ただし、スリッパをはくかどうか、今までの経験など個人差があるので要注意。

とても綺麗にされているキッチン。
洗った皿などは下部に仕舞えるようになっている。

ヘアライン仕上げのステンレスの天板は2年経って無造作に傷が付きバイブレーション仕上げのように変化していた。良い感じ。

「ステンレスはガシガシ使えてとても良い。パンもこねられるし。」と奥様。

あとは、和室の窓を引き違いにしましたがまったく開けないのでドレーキップ窓かむしろFIX窓でも良かったかもしれません。
(引き違い窓だと強風時に隙間風が入ってくることがある。)

逆に、しなくて良かったなと思うこと

当初希望していたフルオープンサッシにしないで良かったなと(^^;)

暮らしてみてほとんど窓は開けませんね。

「実際ほとんど使われませんよ」とアドバイスして頂いた通りでした。

キッチン裏には無印良品の引き出しがジャストサイズで納まっている。

Q:契約するまでの家づくり検討中の道筋は?
(紆余曲折など)

〈T様回答〉

自然系の雰囲気が好きだったので、自然系でCMや雑誌に載っているメーカーの展示場にまず行きました。

そこの営業マンとのやりとりでいまいち信用しきれず「違うかな」と感じました。
(あまり家の仕様や性能に詳しくない感じだった)

いろいろと他にも同じような会社をまわる上で

「自分たちはどんな家に住みたいんだろう?」

「なにを最優先すればいいのか」

と考え直したところ、

「冬に暖かく過ごせて光熱費も抑えられる家が良い。」

という結論に至りました。

そこから『高気密高断熱住宅』を建てている会社を探しました。

いろいろ回ったのですが、質問にしっかり答えてくれる方は少なかったです。
(床下エアコンを検討していて汚れが気になったが「床下は汚れません」と言い切られたこともあった)

しかし〈僕の前職の会社〉さんは「床下が汚れること」や「メンテナンスの重要性」、「断熱性や耐震性」など疑問に思っていたことひとつひとつにハッキリと返答して頂き信頼出来たことが決め手になりました。

ちなみに〈僕の前職の会社〉さんはネットで検索して知りました。

ブログを夫婦二人ともほとんど読みました。

南に広がる越後平野。

障子を閉めた様子。
障子の桟は全て同じ厚みにそろえて見た目をスッキリさせている。

壁面にピッタリ納まる障子。
壁は見えず、障子と窓ガラスしか見えないよう計算して設計した。

Q:家づくりを始めてから契約するまでにかけた時間は?

〈T様回答〉

およそ半年ほどですね。

「家が欲しいね」と思ってから、育休が終わり職場復帰するまでの間にいろいろと見て回り、ネットでも調べてから決めました。

限られた時間の中でしたが、すぐには契約せずにじっくり検討しようと考えていました。

スケルトンの木製造作階段。

隅に置かれたグリーンが素敵。

「階段板を兼ねた棚板がお気に入りです。」と言って頂けて嬉しかった^^

Q:高気密高断熱の家で冬を過ごされていかがですか?

〈T様回答〉

とても快適です。1階も2階も家中で温度差をほとんど感じません。

最近は不快な状態がないので「快適」と感じることさえなくなってきました。
(暑い・寒い・ベタつくなどを感じない)

冬でも厚着をすることなく薄着・靴下なしで過ごしています。
光熱費もアパートのときよりも安くなったのでなんか不思議な感じです。

布団の量も減りました。(厚手の布団が不要になった)

アパートのときにはマットレスがカビたことがありましたら今はないですね。

子供も大人も風邪を引きにくくなったと思います。
(温度差がないため。)

医者に行く頻度は明らかに減りました。

アトピーの症状も明らかに改善され、ほとんどでなくなりました。

また、冬場遊びに来る友人によく「暖房どうなってるの??」と聞かれて
「床下エアコン1台だよ。」と答えるのですが、最初はなかなか信じてくれません(^^;)

アパート時代に生まれた子は、冬場お風呂から上がったら

「暖かいリビングへー!すぐに服着させてー!」

という感じでしたが、去年生まれた子は(家中が暖かいので)冬でも薄着のまま待たせていて自分が上がってからゆっくり着替えさせたりしていました。

あとは、ほとんどすべての戸を冬場も開けっ放しで暮らしています。
(玄関とリビングの間の戸も)

実家でよくあった「寒いから早く閉めて!」ということはなくなりましたね。

高気密高断熱にしたデメリットをしいてあげるならば、季節感がなくなったことですかね。

あと、他の家が寒くて不快に感じることがあります。

新築でも足元がひんやりするとか。

(相手には言えないけど)新築なのに寒い家なのはなんとも言えない気持ちになります。

知らないことは怖いことだと思いました。

T様が見つけてこられた栃の天板。
面皮付きで艶もありとても素敵。

Q:床下収納の利用法は?
+冬タイヤはどこに置かれているか

※T様邸は床下空間が高さ1.2mほどある。

〈T様回答〉

アウトドア用品や五月人形など季節の飾りや子供の道具などですね。

なんでも置けてとても便利です。

冬タイヤはディーラーに預かってもらっています。

また、すだれや家庭菜園道具や雪かき道具置き場が欲しいので外部物置を買うことにしました。
(見た目も考慮して外部物置は設置しない計画だった。)

(冬タイヤを家に置くこともあるし、新潟では外部物置はほぼ必須かもしれない。新築時に設置しないにせよ将来的に設置できるスペースを考慮しておくことは必要。)

床下内部。
とてもきれいに整頓されていた。まだまだ収納できるスペースはたくさんある。

Q:〈僕の前職の会社〉の印象は?

〈T様回答〉

濁すことなく「悪いことは悪い。」とハッキリ言ってくれるので絶大の信頼を感じています。

先日の2年点検の際も、こちらがなにも言っていないのに不具合を指摘して補修してくれました。

究極のお客様目線だと思いました。

まったく押し売りしない様子や自分の不利益になるようなこともハッキリ言うところに信頼を感じています。

Q:設計事務所で建てるメリット・デメリットは?

〈T様回答〉

メリットは、断熱性や耐震性やプランデザインに対する専門性、また第三者として現場を見てくれることやアフターメンテナンス時の公平な判断をしてくれるところなどですね。

デメリットはあまり感じていないのですが、しいて言えばいろいろな契約を自分でしなければいけないところですかね。

土地契約、設計契約、ローン契約、工事契約、、、あと補助金申請なども。

ハウスメーカーだと全部お任せで楽なのかなと思うこともありました。
(もちろんその分の費用が建物代に含まれるわけですが)

アイアンウッドのウッドデッキ。

T様がご自身で積まれた石の土留め。
素敵ですね。こういうものが何十年して思い出になるのでしょう。

家庭菜園で育てているイチゴ。
朝に摘み取ってみんなで食べているんだそう。

最後の質問を。

Q:これから家を建てられる人へなにか一言。

〈T様回答〉

ハウスメーカーはハウスメーカーの、ローコストはローコストのメリット・デメリットがあると思います。

いろいろ見学する中で「自分たちはなにを叶えたいのか」を冷静に見極めてみてください。
(私たちにとっては高気密高断熱でした。)

その場の流れで契約しないように。

「その会社はどんな家を作りたいのか」

それが明確に感じ取れる会社はきっと真面目に家づくりをしている会社だと思います。

一生懸命考えて悩んで楽しんで家づくりを進めてみてください。

T様、見学や質問などいろいろとありがとうございました。

ブログ掲載許可もありがとうございます。

実際に暮らされている方の声はなにより価値のあるものです。

大変勉強させて頂きました。

追伸…………….

今度は家族で遊びに伺わせて頂ければ幸いです^^

同級生の息子たちを遊ばせられる日を今から楽しみにしています。

なんとお土産を頂いてしまった。
巻のプレジールさんの「田園てくてく」という焼き菓子。

家族で美味しく頂きました^^
ありがとうございました!

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

T様に言われて嬉しかったこと
:「今度来たときは息子さんに自分が建てた家を自慢できますね!」

【関連記事】…………….

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問①「自然素材の経年変化」
2018.10.2築2年半経った外壁の経年変化。
【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

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新潟観光大使。46『Sea Point(シーポイント) at 新潟市関屋浜』

ゆうです^^

昨日は関屋で完成見学会でした。(その様子は次回に)

終わってから『海の家Sea Point(シーポイント)』さんの

オープニングパーティー「海ミート!」

へ参加してきました^^

新しい出会いも多く夕日もきれいで楽しかったー!

「海の家Sea Point」さんは新潟市関屋浜にある浜茶屋さんです^^

しかし、海の家機能だけでなく、

・コワーキングスペース


・様々なイベント開催


・バーベキューサービス

などなど今や複合的な『大人の遊び場』になっています^^
(もちろん子供も♪)

新潟の海水浴場・関屋浜の海の家 Sea Point Niigata シーポイント ニイガタ
冬季期間はクローズしているのですが、そんなことも知らずに先日行ってしまったのは良い思い出です。

いなか日記。77『新潟市での1日「ルーテシア」と夕日の海。』

僕がシーポイントさんを知ったのは
新潟市でコワーキングスペースを探していたためでした^^

「今後、建て主様との打合せで利用できるお店はないかなー」と。

そんなシーポイントさんがオープニングパーティーを開かれるということで、コワーキングスペースの見学も兼ねて早速行ってきたのでした♪

この日は天気も良く、公園には学生や家族連れがたくさん来ていた。

関屋浜到着!このロケーションで仕事とか最高すぎ?

いざシーポイントへ!(行き方あってるのかな?)

 

到着!

おしゃれできれいな「次世代の海の家」という感じ^^

教えてもらったのですが「浜茶屋」と呼ぶのは新潟独自なんだとか!
なんでも古町の茶屋遊びの延長で「浜茶屋」が出来たそうです。
(江戸時代からとか。歴史なが!)

イベントの準備が進められていた。
初めて来て知り合いもゼロでそわそわする、、。

そわそわしながらスタッフさんにコワーキングスペースのお話を聞きました^^

フリードリンク付で2時間540円、一日でも1,080円!安い^^
月額会員になると2階の空調完備室が使えてお客さんも呼べるらしい♪

スタッフの星さんにいろいろ教えて頂きました^^

2階のコワーキングスペース。
開放的で良い感じ^^景色最高♪

これは仕事がはかどりそう!いやむしろ仕事せずに海見ちゃう?
「日本一仕事がはかどらないコワーキングスペース?」という迷言もあるんだとか笑

たまたまいらした会員さんと仲良くなる。

個人で発電事業をされている方とか、会社員+副業で利用されている方とか面白い方がたくさん!

良い刺激を頂きました^^

なんか良いね!
「仕事」と「遊び」の境界線が良い意味で曖昧になりそうな素敵な予感♪

みんなで作ったというビーチテニスのコート!
部活動もあるらしい。

なんやかんやでいろいろな人と話してとても楽しかった^^
小さい子や女子高生からおじさんまで、まさにダイバーシティー!

良くしてくれたスタッフの星さん(左)と店長の鈴木さん(右)
鈴木さん若くてエネルギッシュ!都会からUターンで新潟に帰って来て

「新潟でしかできないこと、そうだ!海の家やろう!」

と思い至ったそうです^^

二人の掛け合いも面白かった♪

「僕こんなことしています! 」「一緒にこんなことしませんか?」というアピールタイム。

新潟には面白いことをしている人がいっぱいいた♪

途中から紘大さんも来てさらに話がはずむ^^
エネルギッシュな県職員の方や、古町で居酒屋+イベント開催されている方、メディア関係の方や同じ建築関係の方。
たくさんの面白い人たちとお話が出来ました♪

バーカウンター。
この日はノンアルで参戦。今度はビールが飲みたいな!

BBQも焼き上がり夕日も沈んできて場の空気感は最高に。
みんな幸せそう^^
なんかこういう野外でゆっくり楽しむのって旅中に良く見たなと思った。

シーポイント2018コンセプト。
『海の見える日常と明日を航海するためのハブポイント!』
まさにこの瞬間がそのとおりだなと思いました^^

人を呼び集めて紘大さんのピッチタイム♪
松浜のリノベーションや賃貸住宅のマネージャーなど様々な活動をされている紘大さん。
今度は地元黒崎の茶豆とバトルするらしい!
その名も「クレイジー茶豆フェス!」

水曜日のダウンタウンの画像を使ったプレゼンはキャッチーでとても面白かった!
「さすがだなー!」と刺激をもらう。

紘大さんと清田さんと僕で最後に写真を。
(清田さん送って頂きありがとうございます♪)

終了時間が過ぎても盛り上がるシーポイント。
新潟の熱気を感じました。

シーポイントさんのパーティーとても面白かったです^^!

刺激受けまくり、人も景色も素敵すぎでした。

普通に友人とBBQに来るのも楽しそう♪

今度はコワーキングスペースを利用しに来ようと思いました。

鈴木さん、星さん、スタッフさんありがとうございました!

また行きまーす^^

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

やりたいなと思ったこと
:仲間と焚き火&BBQ!

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エッセイ。「モチベーションを持続させる秘訣。」

モチベーションを持続させるための
「不安」と「希望」に対してのアプローチ。

独立してから「不安」や「希望(楽しみ)」が頭に浮かぶことが増えた。

その度に良くも悪くも立ち止まったりする。

そんなときにこんなことを思った。

「不安」に対しては

遠い未来を想像しすぎないこと。

今日一日、一生懸命誠実に働いていればそれでオッケー♪

「希望、楽しみ」に対しては

遠い未来を想像すること。

今が仮に大変でも先には楽しい未来が待っている♪

そんな言葉が頭に浮かんだ。
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【お客様の家】築2年のT様邸に訪問①「自然素材の経年変化」

ゆうです^^

先日、前職時にお手伝いさせて頂いたT様邸にご挨拶に伺ってきました。

お引き渡ししてから丸2年。

自然素材の経年変化やT様の感想など、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました^^

大きな吹き抜けから眺める越後平野は壮大でした。

前職の事務所に突然来られたのがT様との出会いでした。

ワイシャツ姿のT様を見て「なにかの営業ですか?」と聞いてしまったのを覚えています。
(あのときは失礼いたしました(^^;))

T様邸は前職の仕事の中でも、僕が設計に大きく関わらせて頂いたおうちで思い入れのある家です。

2年ぶりに見たT様邸の至る所から、打合せのやりとりが自然と思い出されました。

2年が経ち、徐々に味が出てきた杉板外壁(縦張り。南面)
(直近まで雨が当たっていたため濡れ色。)

窓に青空が移りこんでいた^^

新築時のT様邸。
張りたての木色・シルバーグレー・濡れ色、、自然素材は表情の変化がとても面白い。

劣化とは違う『経年美化・古美る(ふるびる)』という価値観。

北側は雨当たりが少ないようで木色が残っている。

水の流れに素直な「縦張り+押縁」

下屋は雨も日射も少なく新築当初の木色のまま。(多少あめ色化)

壁埋め込まれた必要以上に目立たせない造作ポスト。
板外壁だと造作の可能性が広がる。

スカッとして気持ちの良い縦張りの杉板外壁。(新築時)

お土産は柏崎の綾子舞本舗タカハシさんの「しあわせロール」。
「越の誉」と言い、柏崎は「しあわせ」なお土産が多い?

きれいな玄関。
隣に「家族の玄関」があり靴やコートなどの収納はそちらで出来るようになっている。

真鍮の目地棒が光る。
モルタルの土間も砂利洗い出しのような良い表情になってきた。

「時間の経過」「暮らしの歴史」が感じられるデザイン。

新築時の塗りたてのモルタル土間。
この状態も素敵だが「使い込まなければ現れない表情」というものにとても魅力を感じる。

玄関横の飾り棚。現代の「床の間」のような場所。
設えにその家族の個性が出る。お客様をお迎えする家の最初の顔。

窓辺に何気なく置かれた小物からも家族の暮らしが想像されてとても素敵^^

トイレにも可愛らしいドライフラワーが飾られていた。
素朴なガラス瓶がとても素敵。T様の素敵な感性を感じる。

2年経ったヒノキの無垢の床。(無塗装)
ほんのりあめ色になってきていた。

乾燥により多少の節の割れや板同士の隙間はある程度出てくる。
しかし、すべすべとした無垢の木にはそれ以上の感動がある。

張りたてのヒノキの床。
赤ちゃんの肌のような張りたての表情もいいけど、モルタル土間と同じく時間の経過が感じられるほうに魅力を感じる。

それはきっと人間と同じだからだと思う。

T様に、床などの経年変化でなにか気になることはあるか聞いてみたところ、

「特にないですね。割れの傷もほとんど気になりません。」

「無垢で無塗装の床はお手入れも楽で風合いも良くてとても気に入っています。」

ということでした。

長くなってきてしまいまいた。

T様とのお話はまた次の機会にしようと思います^^

この日は一日雨予報で朝方まで降っていたのですが、なんとT様とお話ししているうちに晴れ間が!

「ありがたいなー。」

と感じながらついつい長居をしてしまいました。

越後平野を一望できるT様邸。日当たりも景観も最高。

Q「家を建てて良かったなと感じることは?」

Q「もっとこうしておけば良かったと思うことは?」

などの質問へのT様の回答はまた次回に^^

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

ほっこりしたこと2
:綾子舞本舗さんのえちゴンクッキー♪

【追記】…………….

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問②「住んでからの感想・反省」

2018.10.2築2年半経った外壁の経年変化。
【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

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新潟観光大使。45『そら野テラス at 新潟市西蒲区』

ゆうです^^

先日、前職のときにお世話になった建て主さんのお宅へご挨拶に行ってきました。

(そのときの様子はまた次回に)

少し早く着いたので近くの『そら野テラス』さんを見学してきました^^

そら野テラスさんは新潟市西蒲区下山に2016年5月にオープンした「地元野菜の直売所+レストラン」です。

そら野テラス

「そら」と「野」のおすそわけ。

素敵なキャッチコピーですね^^

2016年に訪れてから2度目の訪問。
緩勾配の切妻屋根がきれいな建物。

広場を囲うように建物が折れ曲がって配置されている。

軒下空間がゆったりしていて良い感じ。
あたりは一面田んぼ。その風景を邪魔しないように低く建てられた配慮が感じられる。

うさぎ小屋もあった。子供も楽しめそう^^

奥には「農園のカフェ『トネリコ』」があり地元野菜を活かしたピザやカレーなどが食べられる。

トネリコHPより。店名の由来は米をかける「はざ木」の樹種から。

これから田植えの時期。
水を張った様子や苗が育った風景は「新潟の原風景。」
(そこに夕日が反射すれば最高の景色に♪)

2016.11の様子。
(ほとんど同じ構図で撮っていたことに後で気付き驚く)

木の外壁に桜が映える。

一部塗装が落ちている部分も見受けられた。

2016.11の様子。気持ちの良い小春日和だった。

針葉樹は油分を含んでいるため、材によっては塗装の乗りがあまり良くない部分もある。
そういう部分は塗装が落ちやすい。

住宅で板外壁に塗装をする場合は、数年に一度塗り直しが必要になることを承知しておくこと。(または、塗り直し不要の無塗装を選ぶ)
(店舗なら良いが、住宅はなかなか塗り直し費用をかけられないもの)

外周を見学してから建物内へ。

開放的な店内。木構造が表しで活かされているのも良い感じ^^
地元の野菜や全国の名産品が並ぶ。

一角におにぎり屋さんもあった♪

様々な米の種類が並ぶ。
そら野テラスさんでは「真鴨米」と「寿々米」という品種を生産されている。

我が家の食卓でも使われる「越のむらさき」(醤油。長岡市)も置かれていた^^

地元で採れた様々な山菜たち。

「なにか家族にお土産を、、」

と悩んでいるうちに建て主さんとの約束の時間が。

今度は家族で買い物がてらトネリコでもゆっくりしたいなと思い、
そら野テラスをあとにしたのでした。

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

ほっこりしたこと
:かかしデザインのトイレマークを発見♪

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社長さんの質問トークもとても面白いです^^