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新潟観光大使。33『出雲崎観光♪良寛堂・天領の里・夕日が丘公園。』

ゆうです^^

先日、家族で出雲崎観光をしてきました♪

「良寛堂」に「天領の里」に「良寛と夕日の丘公園」に最後は今年初の夕日が!

最高の一日になりました。

この日は晴天!

空気はまだ少し冷たいですがすっかり季節は春ですね^^

道中の雪原も光り輝いていました。

「出雲崎観光しよう♪」と言い出したのは相方。まずは海の道へ出る。

『天領の里』へ 到着。
風が冷たくてブランケットを羽織った(ハデすぎ笑)

→以前のブログ「新潟観光大使。12『出雲崎、天領の里の夕日。』」

中は物産センターになっている。

出雲崎は「紙ふうせんの生産量日本一。」
大正8年(1919)から紙ふうせんを作り続けているそうで、天候が荒れて漁業が出来ない冬場の収入源として多くの町民が作っていたらしい。

トキやペンギンなどの紙ふうせんなどがあって面白い^^
甥っ子へのプレゼントにひとつ購入。

天領の里のシンボリックな屋根のデザイン。
妻入りの街並みと呼応している。

息子にとっては初めての海!
(最高の笑顔の写真がとれました♪)

日本海に延びる長さ102mの「夕凪(ゆうなぎ)の橋」。

出雲崎漁港近くの倉庫(?)
経年変化でシルバーグレーになった木の外壁はとても良い風合い。

北国街道出雲崎宿を走る。
幕府の「天領」であった出雲崎は佐渡で産出した金の江戸への輸送路として栄えた。
現在も妻入りの家々が立ち並び、当時の風情を残している。

出雲崎宿の一角にある『良寛堂』へ。
(天領の里から車で3分ほど)

密集した家々の通りにいきなり視線が抜ける空間が現れる。
日本海に浮いているように見えるよう設計されたそう。
「間」の取り方がとても爽快で格好良かった。

敷地内には良寛さんの銅像も。
良寛堂は良寛さんの生家橘屋の屋敷跡に建てられている。

続いては、坂の上にある『良寛と夕日の丘公園』へ。

階段を登りきる手前にはワクワクするような景色があった。
まさに「建築的プロムナード」

階段を登ると、、、

一面の海!景色が抜けて気もち良いー!!

出雲崎の町並みが一望できる。
「出雲」崎は神話時代に大国主命によって開拓されたと伝えられる歴史深い町。

ここにも良寛さんの銅像が。出雲崎町民に愛される良寛さん。

良寛堂発見!
とても格好良い「余白の使い方」。

このあと少し友人の家に行き、ある動画の製作を進めてから、

本日の最後は、、、

地元柏崎の『夕日が丘公園』へ。

夕日色に染まる海沿いの街並み。

2018年の初夕日!

2月末でもうきれいな夕日が見れる。幸せ。

海岸線をドライブし、最後は石地海岸の浜辺で息子と。
息子にとっては生まれて初めて見る夕日。

「君の生まれた町は海に沈む夕日が見れる素敵な町なんだよ。」

ありがとう。良い一日でした。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きなこと:海に沈む夕日を見ること。

この日の様子をムービーにまとめました^^

よかったら見てみてください♪

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豊かな暮らしのつくり方。18 ー家づくりは土地から?建築会社から?「営業マンの必勝ルート」ー

ゆうです^^

知人から質問がありました。

「面積30坪くらいの家だとしたら、どのくらいの大きさの土地を探せばいいの?」

土地を探そうにも大きさの当たりがつかなければ探せませんよね。

土地の大きさはどのくらいが適当なのでしょうか。

また、家づくりは
「土地」と「建築会社」とどちらから探し始めれば良いのでしょうか?


端的に結論から話します!

延べ床面積30~32坪ほどの家であれば、最低限の土地の大きさはおよそ

幅(間口)約10m 
×
奥行き約15m

です。

上の図の建物の大きさは1階が16坪(→総2階で32坪)。

家の幅が約7.7m(外壁~外壁)

両側に1mの離れをとると土地の幅は9.7m≒10m。

家の奥行きが約7.7m(外壁~外壁)

後ろに1mの離れをとり、前に6mの離れがあればカーポートが配置でるので、敷地の奥行きは≒15m。

必要な土地の面積は

幅10m×奥行き15m=150㎡(≒45坪)になります。

(最初と同じ図)

※もちろん希望するプランによって変わりますし、前面道路の位置や、周辺の景観によっても変わってきます。

※「1坪」とは畳2帖分のことで、約1.8m×1.8m≒3.3㎡。

「もう少し小さな家で良い」ということであれば必要な土地も小さくて良いことになります。

その分土地代を浮かすことも出来るということ。

※しかし、ちょうど良い小さな土地はなかなかない。
一般的な大きなの家が建てられるように分譲地の大きさはおよそ45坪~55坪ほどが多い。

あくまでザックリとした話ですが、家づくりの総予算を自分たちでつかむための参考にしてもらえればと思います^^

【注意点】

家づくりは「土地探し」からではなく、「建築会社探し」から始めること。

※建築会社・・・ハウスメーカー、工務店、設計事務所など。

なぜか?

【土地探しから始めた場合】

①気に入った土地がみつかる。

②その土地を押さえるために仮予約をする。

③土地を買うためには1ヵ月後には全額支払わなければならない。(一般的な話)

④土地代を支払うために住宅ローンを借りなければならない。

⑤建物と土地で別々にローンを組むと借入諸経費が2倍かかってしまうため「建物+土地」総額で住宅ローンを組んだほうがお得。

⑥そのためには、土地の支払期限までに建築会社と契約する必要がある。

⑦深い検討が出来ていない状態で(勢いで)建築会社と契約してしまう。

ということが往々にして起きるからです。

「自分は大丈夫!」

と思っている方も、いざ「いいかも♪」と思う土地が出てきて、営業マンから

「その土地を買いたいと言う新たなお客さんが現れたそうです。今なら○○さんに優先権があります。どうします?」

なんて言われたらもうその土地(チャンス)を手放すのがなような気になってしまい、あれよあれよと土地の仮予約をしているものです。

なんでこんなことを言うかというと、

この①~⑦は営業マンの必勝契約ルートだからです。

(僕は20代前半は住宅の営業マンをしていました。)

いきなり建築会社と契約する人はほとんどいません。

みんな不安だし、いろいろ比較したいからです。

だからこそ営業マンは、

「うちで契約しなくても全然いいですよ。」

「土地だけでも情報送りましょうか?(土地は公平な情報ですよ。どの会社でも建てられますよ。)」

という甘い誘いで土地の紹介をします。

そして、①~⑦へ。

⑥に行き着くころには、お客さんも

「ここの会社の営業マンさんはとても親身に相談に乗ってくれるし、

ある程度建築会社も見てみたし(もう土日に見に行くの疲れたし)、

自分でもそれなりに勉強したつもりだし、

この土地を買えるチャンスを手放すのは嫌だし、、、

この会社ならきっと良い家を建ててくれるはず!

と半ば妄信的に、建築会社と契約してしまうものです。

その会社が本当に良い会社で良い家をつくってくれるのなら問題はないかもしれません。

しかし、そうでない場合は一生に一度の買い物で大きな失敗をしてしまうことになります。

また、良い会社だったとしても「予算(借入金額)」までは突っ込んでアドバイスはしてくれません。

土地から家づくりを始めてしまうと「住宅ローンの借りすぎ」という失敗も起きやすくなってしまいます。

そうならないために。

家づくりはまずは建築会社から検討しましょう。

また「予算(借入金額)=住宅ローンの返済シミュレーション」の勉強もしましょう。

ある程度自分で勉強したら、ファイナンシャルプランナーの方にシミュレーションの相談に行ってみましょう。

※建築会社の息のかかったファイナンシャルプランナーではなく、独立して専業でやっている方がおすすめ。

そして、ある程度

「ここの建築会社にお願いしようかな。」

「借入金額は○千○百万に抑えたいな。」

というイメージがわいてきたら土地を探してみましょう。

それからでも土地探しは遅くはありません。

土地は自分で探してみてもいいかもしれません。

気になっている建築会社に相談するのもひとつです。

土地の大きさや景観などの条件も踏まえてアドバイスしてくれると思います。

長くなってしまいましたが、これが『良い家』を建てる秘訣です。

あなたの家づくりの順番はいかがでしょうか?

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

尊敬する人:角さん(田中角栄)
(地元西山のスーパースター♪)

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いなか日記。75『みんなで雪遊び!ソリもカマクラも大人気♪』

ゆうです^^

先週末は「雪遊び part2」ということで仲間を呼んでソリにカマクラに大人も子供も一緒になって遊びまくりました♪

雪遊びは初めてのキッズも。良い思い出になったね!


「雪遊び part1」はこちら→いなか日記。73『男の雪遊び!カマクラに焚き火に♪』

雪遊びは天気が肝心なのですが、この日は朝から良い天気に恵まれました^^

前回大好評だったチーズ&生ハムボードを仕込む。
上からシュペック・パンチェッタ・プロシュート+カマンベール。

着いた人からソリのコース作り。
急勾配の「ラージヒル」と緩勾配の「ノーマルヒル」を整備^^
キッズも頑張ります!

いつもの仲間が集まってくれました^^
おおぜいで遊ぶと楽しいね!

ひと仕事終えたところでとりあえず乾杯!

除雪機に夢中。男の子だもんね^^

室内は「託児所」に。

2017年度同級生キッズたち♪

カマクラも出来てきた♪

天窓も作った。
(荷重を減らす+採光+作業効率アップ+排煙、、、)

できたー!結構掘ったー!
男はヘトヘト。(アルコールでヘロヘロ)

焚き火スタート!
友人がアミとウインナー・塩サバを用意してくれた♪

とても暖かく愉しいひとときでした。

みんな来てくれてありがとう!楽しかった!また遊ぼう!

 …………………………..

翌日は片付けを。

イスを乾したり、焚き火台を洗ったり。

息子と初カマクラ。いつか一緒に作ろう!

おまけ…………….

我が家の洗い場(外)
この醸し出される「田舎感。」
計算して出来るものではない空気感がある。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の習慣:息子と相方と家族で散歩♪

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トークセッション『これからの住まいの形』プロローグ。

ゆうです^^

トークセッション『これからの住まいの形』のプロローグをお話しようと思います。

(昨日の夜に発表したのですが、今朝にはもうサトウ工務店の佐藤さんがFBでシェアしてくださっていた(T_T)感謝、、)

始まりは『住学(すがく)』です。

いや、もっと前から始まっていたのかもしれません。

スピーカーに誘ったオーガニックスタジオの小林紘大さんと会ったのは5年前。

日本エコハウス大賞優秀賞を受賞した『金衛町の家』の見学会ででした。

庭屋一如の通り土間の家「金衛町の家」 | オーガニックスタジオ新潟

とても素晴らしい家でした。
オガスタさんを訪問した際に、社長の相模さん自ら「オガスタ完成住宅見学+お昼ご飯ツアー」に連れて行ってくださったのは良い思い出。

優しい面持ちの紘大さん。(オガスタさんHPより)
僕より若いのに行動力は何倍もある!
これからの新潟の街づくりを担っていくひとり。

紘大さんのことは、相模社長や新潟大学の卒業設計展などいろいろな方面から活躍の話を聞いていて「いつかまたお会いして一緒に面白いことがしたいなー。」と思っていました^^

今年も開催「session!2018」新潟卒業設計展@NST | オーガニックスタジオ新潟

それが住学で再開することができ、一気に「一緒になにかしたい!」という思いがあふれました♪

そして、もうひとかたの鈴木亮平さん。

ネイティブディメンションズの鈴木さんとは別のかたです。西郷どんとも別のかたです。)

鈴木さんFBより。

鈴木さんは県内大手の住宅雑誌社で編集者をされているやり手の方!

個人でも「新潟の住宅での日々の暮らしを紹介するWEBマガジン」

『Daily Lives Niigata(デイリー・ライブズ・ニイガタ)』

を運営されています。

サイトはこちらから。
#001はネイティブディメンションズの鈴木さん!)

鈴木さんとは「住学」の日に初めてお会いしました。

しかし「ようやく会えた!」という感覚がありました^^

それは、サトウ工務店の佐藤さんが、僕にも鈴木さんにも

「君と似た人がいるんだよ♪いつか紹介するね。」

とお互いの話をお互いにしてくださっていたからでした。

鈴木さんとは、多くの共通点がありました。

・年が近い(共に30代前半)


・旅が好き(鈴木さんも僕も行った国は20カ国以上!)
 
 なんと鈴木さんの前職は旅行会社の出版部門で僕の相方とのつながりもあった!
  →いなか日記。70『相方の仕事は旅のプロ。』

・建築を学んできた。建築が好き。

・これからの生き方(家とは)を真剣に模索している。

なにより


「この人面白そう!」

という強烈なオーラを放っていました^^

これは紘大さんにも言えること。

紘大さんFBより。
お住まいのアパート群で度々イベントを開催されている。

鈴木さんも紘大さんのアパートを記事に取り上げている。
 →【新潟面白不動産】バーベキューもパーティーもOK!新感覚の賃貸集合住宅

今からトークセッション『これからの住まいの形』

ワクワクしっぱなしです^^!

…………………………..

僕はお二人にお会いして、

「時代はその世代が作っていかなければならないんだ。」

という意識がより強まりました。

世代ごとに価値観は違っている。

「価値観」は、育った時代・環境が大きく影響していると思います。

大雑把に括れば「世代ごとに価値観がある。」ということ。

(もちろん世代を超えた価値観もある。)

そして「世代」ごとに経済力も違ってきている。

経済力が違ってくれば、将来を見据えて立ち振る舞いも変わってくる。

(今60歳超の世代は、退職金も年金もあるけど、今後の世代はそれを当てには出来ない。→個人力がより問われる時代に。)

時代(テクノロジーや国の成長力)がより変化していくこれからは、さらに『価値観の違い』は差が大きくなる一方だと思います。

それは、悪いことだとは思いません。あくまで自然の成り行き。

だからこそ、

世代ごとに幸せの形を探して、作っていく必要があるんだろうと。

もちろん、世代をまたいだ交流もしていきたい。

世代の価値観をぶち壊すようなこともやっていきたい。

ものごとには順番がある。

まずは、価値観のあった人と面白いことをやってみる。(インプット+熟成)

その次にそれを広げていく。(アウトプット)

そして、「幸せ観・将来を見据えた立ち振る舞い」に『家』は大きな影響を与える。

その影響はとてもとても大きい。

「家がその家族の人生を決める。」と言っても過言ではないくらい。

逆に言えば、


『「良い家づくり」は「良い人生づくり」に直結している。』

ということ。

僕は、自分でも「素敵な仕事(職業)につけているんだなー。」と思います。

家づくりの仕事に携われている幸運に感謝します。

これからもこのブログで面白い発信をしていきたいと思っています。
今後ともお付き合いの程宜しくお願いいたします^^

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

趣味:ひなたぼっこ
 (スノーピークにて。)

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トークセッション『これからの住まいの形』開催!

ゆうです^^

トークセッション
『これからの住まいの形』を3月某日某所で開催します!


企画の詳細はまた追って話したいと思います^^

良かったら下のリーフレットを見てみてください。

あなたに刺さるトークテーマがあるかも!?

リーフレットはこちら!→『これからの住まいの形』リーフレット

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いなか日記。74『刈羽のくしま不動産さんでジビエを!』

ゆうです^^

先日、刈羽の『くしま不動産』さんで開かれたジビエパーティーにお邪魔してきました。

代表の浦東さんはなんと猟師もされている方!

浦東さんが「採って」「さばいて」「調理して」「自宅で提供して」くれたカモは本当に絶品でした^^

この日は、友人の森山が、

「柏崎・刈羽の不動産屋さんと飲むんだけど来ない?」

と誘ってくれて、平日でしたが飲んできちゃいました^^
(相方よ、送り向かいありがとう!)

初めてお会いした浦東さんはとても優しくおもてなし力が半端ない方でした!

席につくなりお通しが(4品も)。
クリームチーズもトマトのパテもお酒にぴったりでとても美味しかった。

部屋に入るなりまずバーカウンターがありました笑
棚に飾られたお酒の種類もとても豊富。

個人の家とは思えませんでした、、
(宅飲みのレベルを超えすぎ!)

手作りのカプレーゼ。
浦東さんは奥様と二人で手際よく手の込んだ料理をどんどん出してくれた。

奥様は日本酒の検定を持っているほど日本酒好き。
その奥様一押しのお酒がこの「新政酒造」の「エクリュ」 。

初めてののどごしでした。

口当たりは少し炭酸があり、後味は清涼飲料水のような甘さが。
水のように飲めてしまう。

「機会があればまた飲みたい。」と思わせてくれるお酒でした。

カルガモのロースト。最高の火加減。
バルサミコ+ハチミツの自家製ソースも最高!

カモにはやっぱり赤!

なんと浦東さんだけでなく奥様も「猟師」の免許を持っていられた!

冬の狩猟期には、朝早く起きて車で数十分の狩場まで行くことも多々あるとか。
池でしとめたカモは、ゴムボートを漕いで採りに行くそう!

それでもあまり数が取れないことも多いとか。

とても貴重なカモを気兼ねなく出してくださってありがとうございました!

カモしゃぶ鍋!おいしかったー!
浦東ご夫婦のホスピタリティーにただただ感動しました。

この日は 平日ということもあり、僕は早めのタイムリミット!(21時)

まだまだいろんな話をしてみたかったです^^
浦東さん奥様、今後とも宜しくお願いいたします!

独立を意識してからどんどん新しい魅力的な友人が増えていく♪
動けば動くほど人生がますます豊かになっていくのを感じる。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きな食べ物:カモのローストと日本酒♪
 (赤ワインも。あとビールも。)

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みんなで作る良い家。「質問されることが増えた♪」

ゆうです^^

最近、ブログを書いていることや来年度から独立する話が少しずつ広まっているお陰か、

「◯◯ってどうなの?いいの?」

というような質問を知人から受けることが増えてきました。

我が家の蔵。雪の瓦が出来ていた♪

今までそれによって生まれた記事も多々あります。

例えば、

【秘訣】太陽光発電のメリットと「雨漏り・積雪リスク」。

「ZEH(ゼロエネルギーハウス)ってどうなの?」

【秘訣】「タイル外壁ってどうなの?」35年後の張替えを想像する。

リノベーションの第一歩目。「初回打合せ→家族会議。」

「リノベーションってどう進めればいいの?」

【秘訣】2018年の積雪から構造を考える。「設計積雪量」①

「大雪のときって家って大丈夫なの?」

などなど。

僕に出来る範囲で回答させてもらっています。

これは回答された人だけでなく、僕にとっても嬉しいこと^^

なんとなく、

みんなで「良い家ってどんな家?」って考えて、

僕が回答し、ブログを書き、それを見て

「あぁ、こういうことも家には大切なのかー!」

と気づく人も出てくる。

なんかみんなで良い家を作っているような

そんな感覚がありました^^

もしなにか質問がある方はなんでも聞いてください。

一緒に良い家を作っていきましょう♪

雪は残っているがもう「春」を感じる。
この『冬から春に変わる瞬間』が一年で一番感動する。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きなビール:キリン一番搾り
(最高なのはブラウマイスター)

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1分プレゼン。「村松悠一とはどんな人間か。」

「村松悠一(ゆう)とはどんな人間か。」
『1分間プレゼン』をしたいと思います。

エスネルデザインという住宅専門の設計事務所を主宰している村松悠一と申します。

大学の建築学科を卒業後、ゼネコンに入社し住宅営業マンとして勤めました。

26歳のときに「良い家とはなにか」と考え、世界一周の旅に出発。
世界の暮らしや建物を見てまわりました。

そして、旅をしながら気づきました。

「良い家とかない。」と。

「ゆとりある暮らしがあれば豊かになれるんだ。」と。

なので僕は「かかるお金を抑え、ゆとりを生む家づくり」を提案しようと考えました。

具体的には

「小さな家(新築)」

「中古住宅のリノベーション」

工事費だけでなく光熱費やメンテナンス費など、トータルでかかる住コストを抑える。

それが豊かな暮らしを作ると考えています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

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【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。

ゆうです^^

前回、「タイル外壁ってどうなの?」という記事を書きました。

僕は、タイル外壁は


「メンテナンスのしづらさ」「張り替え時の多大なコスト」があるためお勧めしていない

という話でした。(イニシャルコストもかかる)

ではどんな外壁がいいのでしょうか。


僕は「木の板張り」の外壁をお勧めしています。(好みによる。)

理由は、

・風合いがとても良いこと。経年変化を楽しめること。

・国産の杉板であればそこまで高くないこと。
 (一般の外壁材と同等のコストで済む。)

などありますが、

なにより、

・35年間メンテナンスなしで行けること。


・35年後の張り替え時に張替えコストが低いこと。

が最大のお勧めの理由です。

築2年半の杉板外壁(無塗装・ノーメンテ、南面)。
すでに綺麗なシルバーグレーになっている。

【35年間メンテナンスなしで行けること。】

前回「生涯ノーメンテで済むものはない。」と書きました。

ごっちゃにならないように説明したいのですが、

・材料単体で考えればノーメンテで行けるものはある。
 ex.タイル、木、その他の材も美観が許せれば材としては持つ。

・「ノーメンテで済まない」と言ったのは「防水」等の修繕のこと。

法隆寺の例を出すまでもなく、適切な管理が出来ていれば木材は何百年も持ちます。

(適切な管理・・・乾燥状態を保つこと=腐らせないこと)

そして、なにより僕らは経験上

「木は変化するもの」

という認識があります。

そのため、木が多少汚れていてもそれを「きたない」とは思いづらいのです。

皆さんも、外壁(窯業系サイディング)が汚れている家を見ることがあると思います。

あれは、きれいな外壁に一部汚れが付くから目立つんです。
(サッシ下の雨だれなど)

反面、木の外壁も当然汚れますが、その汚れを享受できるふところの広さを持っていると僕は思っています。
(好みによります。)

築2年~10年くらいまではまだらに汚れ(カビ)が付いてくる。

しかし、その先になれば板はシルバーグレーに落ち着く。
それは、柏崎や出雲崎などの海岸線沿いの建物をみれば分かる。

海カフェドナさんの外壁(築35年以上経過)。

35年以上経過した我が家の外壁。
厚みもありまだまだ健在。
(塗装していたため雨の当たり具合の違いで色むらが出来ている。)

【秘訣】板外壁の経年変化。「方位による風合いの違い」

ちなみに、35年間のメンテナンスコストを他の外壁と比べると、
(面積30坪程の家だとして)

・・・        0円(無塗装そのまま)
タイル・・・   0~50万円(15年で目地点検・補修)
金属・・・    約100万円(20年で一度塗り替え)
窯業系サイディング・・・約200万円(10年・20年で塗り替え)

※ケースバイケース、僕の想像。
※タイル、金属がノーメンテでも行けるかもしれないこと対して、窯業形サイディングは塗装必須。
(外壁材自体の防水性がなくなり水が染みこみ、凍害を起こしてしまうため。また美観上も耐え難くなってくる。)

築15年ほどで再塗装した僕の実家の外壁(窯業系サイディング)。
劣化と汚れと地震でのヒビ割れがあり塗り直した。(約100万弱)
※サイディングはレンガ調など多色なものもあるが、塗り直し後は単色になってしまうことにも注意。

※35年間のトータルコスト(イニシャルコスト+メンテナンスコスト)を比較すると、
      〈イニシャル〉〈メンテ〉
木(節有)・・・ 150万  +  0円  =150万
タイル・・・   300万  +0~50万円 =300~350万
金属・・・    150万  + 100万円 =250万
窯業系サイディング・・・150万  + 200万円 =350万

概算ですが、いずれにせよ
木の外壁は他の外壁よりもトータルコストを圧縮することが出来ます。

続いて。

【35年後の張り替え時に張替えコストが低いこと。】

前回の記事にも書きましたが、

築35年後までには防水紙が劣化するため、防水紙を張り替える必要が出てきます。

防水紙を張り替えるためには、外壁を撤去しなければなりません。

その際に、木の板は、

撤去費用、処分費用などが他の外壁に比べてとても安く済む

というメリットがあります。

これは35年後の老後生活が始まるときにとてもありがたいことだと思います。

僕は設計者として、
35年後、70年後を想定して、メンテナンスの手間やコストを加味した上で外壁の提案を行っていきたいと思っています。

※付き合いのある解体業者さんの話では、
「木・金属外壁の撤去費用」に対して
「窯業系サイディング・タイル外壁の撤去費用」はおよそかかるそうです。
(撤去手間+処分費)

35年後はさらに廃棄費用は上がっている?
いずれにせよ「単純」なものが一番融通が利くと感じています。

…………………………..

ドライにお金や手間の話をしてきましたが、

(僕の好みですが)もちろん木の外壁はその風合いもとても素敵です^^

街のなかに「木の外壁の家+植栽」があると見ていてホッとします。

新潟市の「ランプリール」は僕の大好きなカフェ。
緑と建物が融合していてとても心地が良い。
デザインルームアマノさん設計)

シルバーグレーになった木もいいけど、新築してすぐの木色もとてもいい。
『山取り樹木の庭と杉板の家』

ただ板を張ればいいわけではなく、クギの選定や板の張り方には工夫がいる。
木の経年変化を知っている設計者でないと自然素材は使いこなせない。

板は横張りだけでなく、縦張りすることも出来る。
雨の流れを考えてそれぞれに適切な納め方を計画する。

壁埋め造作ポストを作ることも木であれば簡単。
シンプルに必要以上に目立たないポストを提案できる。

いかがでしたでしょうか^^

外壁は好みもありますが、
手間やメンテコストが低く、風合いの良いものを選ばれれば良いのではないかと考えています。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

お気に入りの靴
:栃木レザーの革靴(テカテカ防水加工なし)
 (相方からの誕生日プレゼント)

【関連記事】…………….

【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

【秘訣】杉外壁の良い点・悪い点「メンテ・目地/腐朽・クギ浮き」

【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ①「見た目の変化」。

【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ②「中身の変化」。

【秘訣】板外壁の経年変化。「雨の跳ねを考慮する」

【秘訣】板外壁の経年変化。「方位による風合いの違い」

【秘訣】杉外壁の経年変化「柏崎の海沿い探訪」。

【秘訣】「タイル外壁ってどうなの?」35年後の張替えを想像する。
【秘訣】窯業系サイディングは勧めません!「劣化とメンテコスト」

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リノベーションの第一歩目。「初回打合せ→家族会議。」

ゆうです^^

先日「リノベーションを考えているのでお話が聞きたい。」

というA様のお宅へ伺ってきました。

今回、リノベーションの第一歩目ということで初回打合せの内容をまとめてみようと思います。

※A様のプライバシーに配慮し、匿名で一部フェイクを入れつつ書きます。

A様(奥様)とはいろいろとお話はできたのですが、

この日はご主人が不在だったため、奥様は追ってご主人に話を伝えなければなりませんでした。

実はこれがなかなか難しい。

新築でもなんでもそうだと思いますが、

「夫婦同席+プロ」

という形が一番スムーズに打合せが出来ます。

それは、「夫婦 対 プロ」となるため、

夫婦は同じ方向を見ながらプロに意見をぶつけられるためです。

それが「奥様(またはご主人)+プロ」の打合せの場合、

追って、「奥様→ご主人」に説明する必要が生まれます。

そうするとどうしても「奥様 対 ご主人」になることがしばしば。

専門的な話も多いため、説明するほうもされるほうも大変です。

ということで、

今回は、A様がご主人に説明する際の道しるべになるような記事を書こうと思いました。

初回打合せ後に家族会議をする際に、この記事を見ながら要点を思い出せれば良いかなーと思います^^

(リノベーションを考えられている方は、家族会議の参考にして頂ければ幸いです。)

…………………………..

前置きが長くなりました。

それではA様のお悩みから。

 A様宅・・・築3○年。(ご主人のご実家)

1.「冬、寒い!」
 
冬場はリビングを戸で締め切り、石油ストーブで暖をとっている。

→洗濯物がリビングでしか乾かないため、リビングには常に洗濯物がある。
→狭い。
→友達を呼びたくても呼べない。
→廊下、脱衣場は極寒。
→石油ストーブのため、サッシの結露がひどい。(カビ心配)

2.「部屋が余っている!」

(元々はご主人のご両親と同居していたが)今は家族3人暮らし。
使っていない部屋が余っている。

→掃除大変。
→冬は部屋があっても寒くて使えない。(その部屋に暖房が逃げているようでもったいない) 
→数年前に屋根を張り替えたが使っていない部屋まで張り替えたのがもったいない気がした。

3.「これから何十年と住み続けるのは不安。」

今は若いし冬もなんとか耐えているが、これから先ずっとは耐えられない。
耐震性や雨漏りの心配もあるし、なにより暖かい暮らしがしたい。
友達を気軽に呼べるオシャレな家にもあこがれる。

→いつかはリノベーションしたいがお金もかかるしふんぎりがつかない。
→生活を圧迫させない範囲での住宅ローンの組み方もよくわからない。
→この家をリノベーションするのと、小さな家を建て直すのはどっちがいいのかわからない。

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僕はお話を聞いていて思いました。

「我が家の悩みとほとんど同じだ!」

僕は今、相方の実家(築35年超)で3世代同居しています。

じじばばと僕らと息子と田舎で暮らすのはとても楽しいです^^

しかし、上記の3点の悩みは僕も常々感じています。
(現在、リノベーション計画構想中。)

こういった悩みを持っている方はこれから増えていくと思っています。

「しかし、具体的にどうすればいいのかわからない!」

どうすればいいのでしょうか?

「初回打合せのヒアリングの要点」をご説明します。

リノベーションを考えている方は一緒に考えてみてください^^



○現状の家への不満・改善要望
 ex.寒い、間取りを変えたい、キッチンなどの設備が古い。

○リフォーム予算(自己資金+借入金額)
 ex.頭金100~500万+借入1000~2000万、、、

○いつまで(何歳まで)住み続けるか
 ex.100歳まで。/65歳くらいになったら実家に帰らなきゃかもだからそれまで。
→リノベ後、何年住むつもりかによってお金の掛け方や工事の種類は変わってくる。

○今後の家族形態の変更(想定)
 ex.子供がもう一人できるかも。親と同居することになるかも。

○今の家に愛着はあるか
 ex.出来ればこの建物を残したい。思い出がある。「子供にとっての実家」はこの家だと思う。

※S様の場合。
 →S邸リノベーション。03「現地でヒアリング調査。」

およその目安ですが、

・家の間取りを大きく変更したい希望は特にない。

・予算を抑えたい。

・65~70歳で違う場所へ移住することも想定しておきたい。

・今後の家族形態の変更はあまりないと思う。

・建物への愛着は(まあまあ)ある。

以上のうち何点かが「YES」であればリノベーションを検討する土台に上がると思います。

ご家族でぜひ話し合ってみてください。

…………………………..

「リノベーションしてみてもいいかも。」

「ちょっとリノベーションに興味がある。」

と思ったら次のステップへ^^

プロを呼んで相談・打合せ

家族で話した内容をより深めます。

工事金額や、リノベーションで出来ること・出来ないことを見極めます。

夫婦のお互いの価値観・人生観・家族観を確かめ合う機会にもなると思います。

…………………………..

プロからの話を聞き、夫婦で再度話し合い、

「リノベーションいいかも。」

と思えればさらに次のステップへ^^

インスペクション(住宅診断)

○床下・基礎調査

○小屋裏・雨漏り調査

○断熱性、耐震診断

○設備・構造材の劣化調査

などを行い、

建物の詳細を調べた上でその建物がリノベーションに向いているかどうか(必要以上にコストがかからないか)をプロが見極めます。

S邸リノベーション。07「インスペクション実行『概要』。」

それを踏まえて、その先の

リノベーションプランの作成
+工事金額の提示

へ進んでいきます。

今回はこのへんまで。

…………………………..

リノベーションは新築よりも大変です。

・建物がリノベーションに適しているか。

・災害時のリスク。

・コストをどこまでかけるか。

・工事中の仮住まいはどうするか。

・適性な計画、工事がなされるか。

・夫婦の価値観、子供への影響。

などなど検討する項目はたくさんあります。

ですが、リノベーションには

・新築よりもコストを抑えることが出来る。

・住み慣れた家、土地に住み続けることが出来る。

などメリットも大きいです。

焦る必要はまったくありませんのでぜひ慎重に検討してみてください。

A様には地盤の「液状化」の説明をした。
(幸い、A様宅は液状化リスクの少ない場所だった。)

リノベーションをするには詳細な検討はたくさんある。
工事内容も新築以上に専門的なものが多いため、慎重に検討し信頼できる設計士に依頼したい。

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

お気に入りのペン:meister by point(黒)/cross(白)
(友人からの一級建築士合格のお祝いのプレゼント)