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【想い】建てるならフレキシブルな家を。「子供といる時間と持ち家の再評価。」

良い家、良い暮らしとはなんだろうか。

住宅設計に携わってから今日まで、ずっと考え続けている。

今思うひとつの答えは「フレキシブル」であること。

「柔軟で可変性のある暮らし」がこれからは求められるのではないか。

良い家とは?

良い暮らしとは?

その答えは、時代や価値観によって変化していく。

30年後の暮らしはどうなっているだろうか?

30年後の働き方はどうなっているのだろうか?

30年後の未来は誰にも読み切れない。

30年後の未来を想像して、新築を考えるのにも限界がある。

建てた家に一生住み続けるかもしれないし、

そうでないかもしれない。

老後は、街の中心のマンションや、優良な老人ホームに移住するかもしれないし、

もしかしたら海外移住も今よりもっと身近なものになっているかもしれない。

どれだけ考えても答えは出ない。

というか、そもそも出せないもの。

ただ、ひとつ強く思うことがある。

先が読めないのであれば、柔軟に対応できるようにしておくこと。

「フレキシブルな暮らし」を。

住宅であれば、いざとなれば家を売れること。

家を建てるなら「売りやすい家」であること。

第三者が納得できる性能を持たせ、価値の下落を抑えること。

具体的に言えば、

・20年後を想定した超高断熱性。

暖かく、健康で、低燃費な暮らしを。

・地震時に損傷リスクが少ない高耐震性。

高額な修繕費リスクを未然に防ぐ。

劣化しづらい素材、修繕費用の少ない素材の選定。

メンテナンスフリーの杉板外壁、塗り壁、変化を愉しめる無垢材。

また、汎用性のある間取り、大きさであること。

家は必要十分な小さな家で良い。

小さな家は賃貸にも出しやすいかもしれない。
(広い家よりも家賃を低く出来る分借りやすい)

豊かな暮らしのつくり方。10 ー『新築住宅03「良い家の条件。2017」』ー

フレキシブルな暮らしを考えるとき



「持ち家を持たず、賃貸暮らし。」

という案も考えられる。



「一戸建てでなく、分譲マンション。」

という案も考えられる。

容易に移り住める賃貸は最高にフレキシブルだし、

分譲マンションは持ち家よりもイニシャルコストを抑えられるかもしれない。

売りにも出しやすいかもしれない。



「家は建てない方が良い?」

この問いは常に頭の片隅にある。

このブログでも最初に

「家は建てるな。」

と伝えている。

豊かな暮らしのつくり方。02ー『家は建てるな。』ー

ただ、息子、娘が生まれて今、感じていることがある。

フレキシブルさも大切だか、

子供と過ごす「今」を大事にして暮らし方を考えて良い、と思った。

人は幸せを感じるために生きているのだから。

一度きりの人生。

「今」の自分や家族の人生を楽しめば良い。

未知の不安に怯えて、楽しむことを我慢する必要はない。

家で、子供と一緒に騒いで良いし、一緒に飛び跳ねて良い。

隣家を気にせず、思いっきり叱ったって良い。

壁に落書きしたって、クギを打ったって、床をヘコませたって良い。

また、

子供や大人の健康を考え、暖かく温度差の少ない家で暮らしたい。

自然素材の変化を子供と一緒に楽しみたい。

子供に「実家」を作ってあげたい。

確かに将来のお金に不安はある。

しかし、これからの時代、出来る仕事は無限にある。

幸い日本には、高齢になっても働ける環境や、健康・医療がある。

今の時代に感謝し、あとは楽しみながら頑張るのみ♪

もちろん住んでからの支出を抑えられる家づくりをした上で。

京セラの稲盛さんの言葉で、

『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。』

というものがある。

家づくりも同じかなと。

楽観的にいこう♪

これからの人生、楽しいことがたくさん待っている。

(エスネルデザインが悲観的に計画します♪)

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

豊かな暮らしのつくり方。10 ー『新築住宅03「良い家の条件。2017」』ー

豊かな暮らしのつくり方。02ー『家は建てるな。』ー

【想い】究極のSTANDARD HOUSEを。-網川原のエスネル完成-

【想い】社会の問題を解決できるサービスであること。

「暖かい小さな家。」エスネルデザインが提案したい家。

家づくりを勧めない設計事務所『これからの家づくりの形』

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【新計画】自邸プロジェクトスタート!01『よりコストを抑えた家づくりを〈造作・建具・建築美〉。』

ゆうです^^

ブログ休載中、ただ休んでいたわけではありません。

次なるプロジェクトの構想を練っていたのでした。

それが、

-自邸プロジェクト-
『10年後の理想的住まいの考察。』

「今を考える家づくり」から「10年後を想定した家づくり」へ。

コストも、暮らし方も、日本・世界の時代の変化も、、、

「自邸(=自分の生き方)」を検討する過程から、今の家づくりのヒントを模索していきたいと思っています。

いきなりですが現在、自邸を建てる予定はありません。

理由は、

・今の家、二世帯の暮らし、田舎暮らしに(ある程度)満足していること。

・築35年超の低気密低断熱の家から学べることが多いこと。

・できるだけ、義父義母と息子娘を一緒にいさせてあげたいこと。

・義父義母はおそらく新築二世帯は望んでいないであろうこと。
(今の家は大工である義父が建てたもの)

・二世帯暮らしで家事、子育てがヒジョーーに助かっていること。

(そもそも、銀行から借入できるのか?という理由も、、)

その中でも一番の理由は

常に「模索中」でいたいこと

なのかもしれません。

これまでもずっと「理想の自邸」を模索してきました。

それが、独立網川原のエスネルにつながっています。

網川原のエスネルは僕が追い求めた理想の家、

究極のスタンダードハウス

です。

延床25坪とコンパクトながら、収納や家事動線を充実させた網川原のエスネル。

UA=0.24、C=0.2の超高断熱高気密の小さな木の家。

約4帖の洗面洗濯脱衣化粧収納室(マルチWIC)。
キッチンの隣にあり、パントリーも兼ねている。

【網川原のエスネル‐44】プロ撮影による完成写真たち。

現在提案中のエスネルは、網川原のエスネルの思想がベースになっています。

・小さな家(核家族で24~28坪程)

・超高断熱高気密

・高基礎(床下収納+耐久性)

・マルチWIC(ゆとりある洗面洗濯脱衣室)

+シンプルな内装、玄関収納、「視線の抜け」を効果的に用いた間取り、床下エアコン、独自の空調設計、杉板外壁、、、

網川原のエスネルは、現時点でエスネルデザインが提供できる「今の時代に最適な住の形」だと考えています。

ただし、課題(改善点)もあります。

小さな家と言えど、超高断熱、高耐久のエスネルはイニシャルコストは高くなります。
(※ランニング、メンテナンスコストはその分下がる)

10年後の家づくりを見据え、さらなるコストダウンが出来ないものかと日々検討しています。

現時点では、

・造作収納を抑える。


・建具(戸、扉)の数量を抑える。


・建築的な美にかけるコストを抑える。

ことを常に模索しています。
(すでに提案開始済み)

このスタンスは、エスネルデザインならではの個性だと思っています。

言うなれば「建築にこだわらない」というスタンス。

「夢のマイホーム」「オシャレなマイホーム」からの卒業。

「家は建てるな。」の助言から始まる家づくりを。

豊かな暮らしのつくり方。02ー『家は建てるな。』ー

具体的に言えば、

「建築的な美」よりも「コストダウン」を優先する。

コストダウン→モノより思い出にお金を使えるように。

世界一周の旅をしていたときからこの思想は変わっていません。

ましてや、これから人口減少、家が余る時代。

コストダウン化、超寿命化(高性能化)は命題です。

ただし、造作収納が減って暮らしが不便になるようでは本末転倒。

そうならない工夫として、

汎用収納ケースの採用をお勧めしています。

無印良品さんやニトリさんなどで売られているケースは種類も多くデザインも良い。

ひとつひとつ扉付きで造作するのも良いですが、コストパフォーマンス(満足度パフォーマンス)を考えると、汎用収納ケースは非常に優秀。

「大工さんが造るオープン棚+汎用収納ケース」

これからのエスネルはこれが主流になりそうです。

無印良品さんの汎用収納ケースたち。

また、建具(戸・ドア)の数量を抑えることは、冷暖房の均一化に寄与します。

建具(仕切り)が少なければ、エアコンの台数も少なくて済む→コストダウン・メンテ手間減。

エスネルデザイン的には、玄関も、洗面室も、脱衣室も、戸はなくて良い。
(脱衣室はカーテン推奨)

戸は、寝室・子供室・トイレくらいで十分。

(ゆくゆくはそれも無しでも良いかもしれません。究極は戸ゼロの家!?)

建具なくつながるキッチンと洗面室(カーテン設置)。
case.網川原のエスネル

…………….

また、建築的な美を抑えることは設計士としては少し心苦しい部分。

しかし、判断基準を整理すると納得することが出来ます。

「そのデザインに意味、効果はあるか。」

この質問に回答できるかどうかが線引きになります。

例えば

Q「杉板外壁に意味、効果はあるか」
(窯業系サイディングなどに比べ)

A.
・耐久性向上(耐凍害、塗装劣化無し)
・メンテナンスフリー→トータルコストパフォーマンス向上
・街並みへの貢献
・心理的な暖かみ
・子供の感性の育成、、、

→意味、効果は十分にあり→OK

Q「AEP等塗装仕上げに意味、効果はあるか」
(ビニールクロスに比べ)

A.
・新築時のケミカル臭、VOCの抑制
・住まい手によるメンテナンス(上塗り)可能
・風合い向上
・色褪せなど経年変化(劣化)が少ない
・廃盤リスクなし
・ビニール(石油由来製品)を極力使わないなど環境負荷軽減

→意味、効果は十分にあり→OK

Q「無垢のヒノキの床材に意味、効果はあるか」
(突板新建材フロアに比べ)

A.
・柔らかい針葉樹による暖かさの向上(熱伝導率が低い)
・国産の木材の積極的利用により、森林保全に貢献(山の手入れ)
 →生態系保全や土砂崩れ等の抑止、国内林業の活性化
 外国産材に比べ輸送コスト、輸送エネルギーの低減
・子供の感性の育成
・風合いの向上

→意味、効果は十分にあり→OK

一例を挙げるとこのような点など。
(エスネルデザインで「コストをかける建築的な美」というと大きくこのくらいか)

、、、

『10年後の理想的住まいの考察。』の本筋に行くまでに長くなってしまいました(^^;)

僕は「理想の住まい」とは普遍的なものではなく、時代や社会状況に合わせて水のように変化するものだと考えています。

それを素直に形にしたものが「美」であると感じています。

逆に言えば、「美」を造るためには、時代や社会状況を捉える、先読みする必要があるということ。

これは、既存の家づくりとは一線を画すもの。

そこがエスネルデザインの独自性です。

自邸プロジェクトシリーズ、次回もお楽しみに♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

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【想い】「杉板の街並み復興プロジェクト。」未来につなげる風景を。

「杉板の街並み復興プロジェクト。」

それは、僕の中で2012年から始まっていた。

2011年末から約1年間の世界一周の旅に出た。

一時帰国した2012年の夏、

僕は、地元柏崎の杉板の家々を見て、とても大きな衝撃を受けた。

出発前に何度も見ていた景色。

しかし、帰国時には全く別の景色が広がっていた。

深緑の針葉樹の山々の中に、杉板の家々が点在する。

田んぼと、空が広い。

相方の実家である柏崎市西山町の風景には、人工物はなく、自然しかなかった。

今考えると、

「日本を訪れた外国人の目」

で見えていたんだと思う。

先入観なく、見えたままを素直に感じることが出来た。

「外」に出る前、当たり前でありきたりだった風景は、

「外」から見てみると、最高に美しい風景だった。

感動して涙が出た。

それほど、衝撃的だった。

海、夕日、緑、杉板、、、

改めて自分が好きなものを考えると、それは幼い頃からの新潟・柏崎での原体験そのものだった。

それに気付いたとき、自分のやるべき道が見えた気がした。

外国の街並みを素敵だと感じるように、日本の杉板の街並みも本当に素晴らしい。

それは自分で体験したから確信がある。

日本の、新潟の「杉板と緑の風景」は、世界に誇れるものだ。

その街並み、風景を未来につなげよう。

建築士である僕はそれが出来る。

小さな「志」のようなものが胸に込み上がってきていた。

奇跡的な導きだったが、帰国後、就職した設計事務所は杉板の外壁を勧めていた。

所長の自邸も杉板張りだった。

前職で、杉板の長所や短所を実体験を持って学ばせてもらった。

感覚的に「良いな」と感じていた杉板が、実用的にも「良い」ものと確信したかけがえのない体験だった。

T様邸(前職時)。

山取り樹木の庭と杉板の家。

耐久性、コスト、メンテナンス、環境負荷、景観、歴史、、、

はっきり言って、僕は杉板外壁に惚れ込んでいる。

冷静ではないのかもしれない。

それほど、あのときの感動は大きなものだった。

我が家の蔵。

新潟に限らず、昭和以前は杉板の家々が日本の風景だった。

田んぼに映える美しい景観。

それは日本のどこでも見られた。

特に貴重なものではなかった。

杉板外壁は、安価で、耐久性もあり、メンテナンスも容易な利便性の高い材だった。

地元の山で育てた木を使うことは、コストはもちろんのこと、環境負荷も少なかった。

山の木を使うことは山の手入れになり、若い木が根を張り、土砂崩れを防ぐなどの防災効果もあった。

集中豪雨やエネルギー消費が著しい昨今、昔からある知恵を思い出すことは、より良い未来へつながるカギとなるように思う。

ハイテクノロジーのイノベーションだけではなく、ローテクノロジーのイノベーションを。

またそれは、住む人の心の潤いにもつながっていく。

木の雰囲気が心を和ませてくれることは誰でも知っているところ。

外国から訪れる方々も増え、国内にいながら「外からの視点」を知る機会も増えてきた。

日本の古き良き風景は、まさに日本の誇り。

Amaizing JAPAN!

世界に誇る日本の原風景。

風土と歴史が造ってきた杉板の街並み。

僕が世界一周の旅から帰ってきたときに感じた感動を。

もう一度、取り戻す。

杉板外壁の魅力、風景の誇りを伝えたい。

なぜ、杉板の建物は少なくなったのか。

それは、戦後の住宅不足から。

経済復興のため、楽に、早く、均一に。

工場生産の新建材が普及していった。

戦後、お金も家もなかった日本にとっては必要な流れだった。

そして、杉板の昔の家は寒かった。

「杉板の家」=「古い」=「寒そう」=「嫌悪感」

というネガティブな印象を新建材は吹き飛ばしてくれた。

しかし、新建材の普及により、日本の原風景やものを大切にする心は薄れていったように思う。

新建材が普及し出して数十年。

表面のみを整えた新建材は、あまり耐久性がないことも分かってきた。

外装の劣化はそのまま「家が古くなった」という印象につながり、まだ住める家々が壊され出してきた。

実家の新建材の外壁(築22年)。

時代が一回りし、杉板外壁にネガティブな印象を持たない年代が家を建てるようになってきた。
(僕もその世代のひとり)

現在、杉板外壁は目新しさすらある。

新建材、窯業系サイディング、

それらは日本の住宅の質を高めることに大きく寄与した。

否定ではなく、大きな感謝。

しかし今、過去ほどスピードや量は必要ない時代に変わってきている。

そして「失いつつあるなにか」に気付きつつある時代(感性)に変わってきている。

経年変化する自然素材を許容する、むしろ好むという価値観も広がっている。

時間や手間をかける家づくりが出来る時代。

環境負荷も考え、モノを大切に使い続けていくことを思い出し始めた時代。

大工さんの技が主役の家づくりの再来。

かつて、日本の家は「紙と木で出来ている」と外国から言われていた。

20世紀半ば、日本の建築は世界の建築家から賞賛されていた。

それらをとても誇らしく思う。

日本の建築は「日本らしい」とき、一番格好良いのだろう。

その格好良さを伝えて、広めていきたい。

エスネルデザイン一棟目(リノベーション)「S邸」
杉板外壁無塗装。2018.12。

…………….

杉板絶対主義ではありせん。

みんな違って、みんな良い。

そして、時代は繰り返されることも理解しています。

自然素材の波の後には、人工素材の波が来るのでしょう。

ただ、僕は今、杉板外壁に惚れているということ。

見た目の好みだけでなく、杉板外壁は、トータルコストや環境負荷を低減することが出来るということ

などから、エスネルデザインでは杉板外壁を勧めています。
(好みでない方には、他の外壁を提案します)

環境、防災、長く大切に使う心、感受性、、、

次の時代の子らにその想いを伝えたい。

「杉板外壁の街並み復興プロジェクト。」

実動と発信を進めて参ります。

(有志募集中)

エスネルデザイン新築一棟目「網川原のエスネル」
杉板外壁無塗装。2019.9。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

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【関連記事】…………….

【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

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新潟観光大使。64-2『佐渡の宿根木!板外壁の経年変化。』

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【想い】究極のSTANDARD HOUSEを。-網川原のエスネル完成-

エスネルデザインは、究極の「STANDARD HOUSE」を目指している。

奇をてらわず、出来る限り無駄を省き、

「未来を見据えた家づくり」を探求している。

ずっと想い描いてきた理想の家。

もうすぐ、エスネルデザインの第一棟目が完成します。

究極の「STANDARD HOUSE」とは、言うならば、20年後の標準的な家。

性能、大きさ、素材、コスト、、、

この20年で住宅の性能や大きさ、素材、コストは大きく変わってきた。

新建材の一般化、間取りの変化、断熱性・耐震性の進化、建材価格の上昇、経済の低迷と収入の伸びの鈍化、、、

それらを総合的に捉え「未来を見据えた家」を設計していく必要がある。

それは、個人や家族の幸せのため。

そして、社会全体の豊かさのため。

また、文化の継承や環境負荷の低減のため。

もはや「建築的な目」だけで家を考えるのでは足りない。

建築の世界だけに留まらない広い視野が必要。

社会の変化や、人間にとっての幸せとはなんなのか、

これからの個人の生き方、社会・世界の在り方まで想いを馳せる。

「ゆとりある豊かな暮らし」を叶えるために。

エスネルデザインの家は、
「建て主様に合わせてオーダーメイドしたオンリーワンの住宅」というよりは
多くの方に適合する「普通の良い家」を目指している。

汎用性の高い家、共感度の高い家を目指している。

空想的だが、僕は世の中が「エスネル」で溢れれば面白いと思っている。

・夏も冬も快適に健康的に家族が暮らせる。

・無理のない支払いで質の高い暮らしが送れる。
(面積を抑えた設計、耐久性の高い材料の使用)

・災害時にも耐性が高く、減災にも努める。
(高耐震、高基礎、床下に備蓄品、暖房が切れても温度変化の少ない家)

・杉板外壁の街並みの復興。未来への文化、風景の継承。

・汎用性、性能の高さ等により、売りに出す場合も価格低下を抑える。

・汎用性が高く、ちょうど良い大きさの家は賃貸としての利用にも有効。
→高断熱の賃貸で一生を過ごすという新しい選択肢の提案。

・愛着を持って住み続けられる工夫。「高寿命」な住宅へ。

、、、

高寿命化は「耐久性」だけでは決まらない。

現在、耐久性がまだある住宅が次々に壊されていっている。

それは、

・現在の家では安全性や快適性が足りないから。

・壊して建て替えたほうが経済的に優れているから。

・経済性を超えるほどの愛着は特にないから。

・見た目や内装が古びているから。

反対に、家を高寿命にするためには、

・古びないデザインであること。

・性能が十分であること。

・家に愛着があること。

・価値(価格)が落ちづらいこと。

家は、イニシャルコストも大切。

ランニングコスト、メンテナンスコストも大切。

コスト、性能、愛着、デザインなど、それらのバランスを取り、面積など抑えられるところは抑え、質や幸福感の高い暮らしを提案していきたい。

それらを考え設計している家が「エスネル」です。

究極のSTANDARD HOUSE。

見た目だけでなく、思想も含めた格好良さを。

その想いを具現化した住宅が完成します。

網川原のエスネル。

独立して間もない僕を信じてくださったK様には感謝しかありません。

誰に見てもらっても恥ずかしくない、自信を持って「良い家」と言える家が完成しました。

今、とても幸せを感じています。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
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【見学会ご案内】…………….

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

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『エスネル』とは。ーコトバの意味ー

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【想い】大工さんと話して。「職人さんの想いを知る。」「現場はチーム。」

先日、網川原のエスネルを施工して頂いているAg-工務店さんの懇親会に参加させて頂きました。

そこで、大工さんと話をすることが出来ました。

設計士の想い。職人さんの想い。

「現場はチーム。」

という言葉を思い出しました。

Ag-工務店さんとのつながりは住学で。

網川原のエスネルのK様や荻曽根のエスネルのS様とのつながりは前職やFPの昆さんから。

人とのつながりで自分が生かされているということを強く感じています。

Ag-工務店社長の栄次さんよる社員さん、大工さんの紹介。

道川大工さん(左から2番目)、小林棟梁(右から3番目)、中村大工さん(右から2番目)、

この御三方が網川原のエスネルの現場に入って頂いています。

想いを持って仕事をされるとても頼もしい方々です。

加藤淳 一級建築士事務所の加藤さんによるお話や、

コウダイ企画室の小林紘大さんによるエコハウス講習や安全クイズも。

とても面白く勉強になり盛り上がりました^^

…………….

その後の懇親会で中村大工さんとお話することが出来、とても良い話が聞けました。

中村大工さんより、

「ハ○スメーカーの仕事をしていたときは、設計屋さんと直接話す機会はなかった。」




「現場監督からは「図面通りやってくれ。」と言われるだけ。」


「理由も分からず悶々としてた。」




「手間のかかる納まり。」


「設計に意図があるなら魂込めてやります。」


「意図がないなら、より簡単で合理的な納め方にさせてほしい。」


「その意思の疎通がしたかった。」




「エスネルさんとは話せる。」


「今、現場が楽しいです。」





お言葉を頂き、本当に嬉しかったです。

「『プランは朝食時を一番に考える』という話がとても響きました。」




「村松さんの網川原のエスネルのプラン、好きです。」

ストレートな言葉が本当に嬉しかったです。

…………….

僕も、大工さん・職人さんのと会話のやりとりが非常に面白く、勉強させて頂いています。

設計士は、プラン・デザイン・性能などには強いが、

材・納まりの経年変化に対する経験値・耐久性、施工性の知識は大工さんには敵いません。

足りない部分を補いながら、相互補完して良いモノを作っていきたい。

「もちはもち屋」

という言葉を思い出しました。

…………….

また、中村大工さんより、

「大工は完成時には現場にいない。」
(大工工事は完成の数週間前に終わるため)




「引き渡しにも立ち会わないことがほとんど。」




「だからお客様の満足の実感が少ない。」




「作った家の性能、暖かさの実感もほぼない。」

それはとてももったないこと。

快適性を作る「断熱、気密施工」も、

安全を作る「耐震施工」

大工さんの仕事。

実感を持って、誇りを持って仕事をして頂きたい。

そういった、職人さんが感謝される機会、暖かさ等を知れる機会を作ることも、設計者の重要な仕事になってくるのかもしれない。

…………….

中村大工さんにはS邸の見学会に来て頂いていました。

「S邸で高断熱住宅の暖かさを初めて実感しました。」




「こんなにも暖かいのか、温度差がないのかと感動した。」




「大工がやれば、それだけの性能の家が出来ることを身を持って知れた。」




「やる気が出た。」

とても嬉しかったです。

…………….

最後に。

建築の先輩が言っていました。

「現場はチーム。」




「職人も設計士も思いやりを持って一緒に進まなければ良いものは出来ない。」




「独りよがりの設計士ではいけない。」




「職人の気持ちを汲み、理解できるの設計士になれ。」

市川さん、頂いた教訓、大切にしています。

…………….

大工さん始め、家づくりに携わる職人さん。

至らない部分もあるかとは思いますが、協力し合い良い家を作っていきたいと考えています。

今後とも何卒宜しくお願いいたします。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

豊かな暮らしのつくり方。01ー『もちはもち屋に。』ー

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【想い】社会の問題を解決できるサービスであること。

ゆうです。

僕が設計事務所として独立した理由のひとつに、

「社会の問題を解決したい」

という想いがあります。

住宅設計を通して社会にどう役に立てるのか。

ずっと考え続けています。

サービス(仕事)を通じて「社会の問題を解決したい」。

世界一周の経験を経て、感じたことがあります。

それは、

経済的に豊かでなくても、精神的に豊かな人たちがたくさんいた。

ということ。

もちろん経済的に豊かであったほうがより良いと思います。

しかし、その指標だけでは幸福感を満たすには「足りない」。

むしろ、幸福感は経済性とは別の部分で感じるものなのかもしれないと最近感じています。

「非合理(手間)を楽しむ」ような。

自分で農業をする。自分で作ってみる。手間のかかる暮らしを選ぶ、、

…………….

世界一周の経験を経て、思ったことは、

「精神的な豊かさの秘訣はなんなのか」

ということ。

いろいろ省略しますが、その大きなポイントは

「月々の支払いに追われないこと」

ではないかと。

「精神的に豊かだな」と感じる人たちは
住むところがあって、家族みんなで暮らしていて、借金は特にないという人たちが多かったように思います。

日本の暮らしは「収入」はあるが「支出」も多い。

世界を見たことで、「日本の常識」「世界の非常識」であることに気付きました。

まとめると

「日本は住にかかるコストが大きすぎる。」

ということ。

住宅ローンしかり、光熱費しかり、家の寿命の短さしかり、

しかし、それらは「設計の力」で調整することが出来る!

それに気付いた時に僕の道が開けたように感じました。

「住宅設計を仕事とすること」

「社会の問題を解決すること」

が、イコールに近づいた瞬間でした。

具体的には、

住宅ローンの借り入れを抑えるため、

・小さな家の提案。

住んでからの光熱費を抑えるため、

・超高断熱仕様の家の提案。
(→快適性、健康にも寄与)

家の長寿命化のため、

・詳細な図面の作成、構造計算、第三者監理、公的な性能認定、メンテナンスしやすい材の選定などの提案。

「借入額を抑えること」
「月々の支払いを抑えること」

これがエスネルデザインの一番の基本的なコンセプトです。

目的は「ゆとりある家計(暮らし)」の実現ため。

まとめると、

『住にかかるトータルコスト』を抑えること。

これが、日々の行動の選択肢を増やし、結果、幸福を増やすことにつながると考えています。

現在、そこまでコストに突っ込んで住宅を考えている会社は少ないです。

だから「僕がやろう。」と思いました。

これが「僕のこの人生の使命」ではないかと感じました。

これが僕が独立した理由です。

エスネルデザインの家はこの思想が設計のベースになっています。

叶えるのは「夢のマイホーム」ではなく、
地に足の着いた「支払いに余裕のある家計」=「ゆとりある豊かな暮らし」です。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
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エスネルデザインが提供したいこと。01ー『僕の使命(志)』ー

エスネルデザインが提供したいこと。02ー『「豊かな暮らし」とは』ー

エスネルデザインの『個性・特色』―ブランディング―

家づくりを勧めない設計事務所『これからの家づくりの形』

暖かくて経済的負担の少ない家を。

独立する理由。-良い家を建てる-

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窓辺で寛げる家、自然から癒される家を。「居場所を大切にする設計士。」

ゆうです^^

先日、あるお客様からメッセージを頂きました。

とても素敵だったので紹介させて頂きます。

以下メッセージより…………….

今日図書館で借りた本に伊礼智さんの名前があり、なんだか見覚えのある名前だなぁと立ち止まりました。

よく考えたらエスネルさんのブログからでした。
(繋がりました…)

窓辺にソファは、景色を活かした最高に贅沢な間取りですね。
網川原のお宅にも採用されているのだとか。
自分達の土地だったらどうなるかと、思わず想像してしまいました。

窓辺に畳スペースの写真もありました。
これもまたいいですね~。(*^^*)寛げそう!と思いました。

「開口部近傍に豊かさは宿る」

ホントそうですね。
私達の周りにどんなに便利なものや魅力的なものが増えても、自然物を眺めることでしか癒されない心の領域がありますね。
ヒトも海も植物も、元はひとつだったからですかね。

思い出しましたが、私も悲しい時、よく海を見に行ったり部屋に切り花を飾ったりしていた時期がありました。
家を建てようとすると色んなことを考えるものですね。

これから先、色んなことがあっても、いつもの窓辺で、いつもそこにある空や木の佇まいを見て、心の奥深くから慰められることができたとしたら。
それはお金に替えがたい、素晴らしいことだと思います。

村松さんのブログには、「使命」や、「豊かさについて」など、目に見えないことについて色々書かれていて、フムフムと感じ入って読んでしまうことが多いです。(笑)

それに便乗して(?)つい思ったことを書いてしまいました。(^^;
日々忙しくて、そんな精神的な世界のことは遥か彼方、忘れていましたが…
ありがたいです。

この年度末から年度始めが落ち着く頃まで、また忙しい日々が始まります。
新居の計画を楽しみに、日々を乗り越えたいと思います。

ではまたそのうちに。失礼します!

…………….

A様、素敵な文章ありがとうございました。

「自然物を眺めることでしか癒されない心の領域」や「窓辺で空や木を見て寛ぐこと」など、とても共感いたしました。

家は「住めれば良い」のかもしれませんが、それ以上に「心安らぐ場所」であってほしい。

そのためには「雲見室」など「心地良い居場所」を意識的に作ること。

特に自然を眺められる「窓辺」は重要な要素です。

その土地の自然環境を読み取り、豊かな景色を感じて、丁寧に「窓辺」を作ってあげたい。

僕は「『居場所』を大切にする設計士。」でありたいと思っています。

…………….

テーブルまわりでごろごろ。
窓辺に座って日光浴♪ 階段に座って本を読むのも良いかも。

すのこキャットウォークはメンテナンス時だけでなく、たまには2階からぼーっと外を眺めるのも楽しいかも?(安全第一)

家族が集まるダイニングテーブルで食後もゆっくり。
景色が眺められる窓辺の作業台も心地良い。

たまには床下にこもってみたり?
趣味で溢れたご主人の秘密のアジトが作れるかも^^

2階リビングから贅沢に景色を愉しむ。
みんなで座って過ごせる畳スペースは小さな家を広くする秘訣♪

ぼーっと外を眺めることが出来る「雲見室」。

階段上の「こもれるロフト」。

気持ち良い窓辺のソファ。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

ケンチク探訪♪ 20『フラワーホームさん見学(伊礼さん設計)』

エスネルデザイン自己紹介-01『これまでの経歴と家への想い。』
【S邸Web内覧会①】「完成ダイジェスト!」

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『東日本大震災から8年』家を建てる上で最も大切なこと。

ゆうです。

今日は3月11日。

8年前「東日本大震災」が起きた日です。

「思い出すこと」

「学んだことを明日へ活かすこと」

を再認識する一日だと感じています。

2011年3月11日、僕は新潟市で住宅営業マンとして働いていました。

ちょうど業者さんとの打合せ中に大きな揺れ。

「これはやばい!」

と感じ外へ避難したことを鮮明に覚えています。

その後、6月に福島県新地町、7~8月に宮城県石巻市へ
復興ボランティアに参加し、被害を自分の目で見てきました。

多くは語りませんが、とても大きな経験でした。

その時の体験が今の住宅設計士という仕事に大きな影響を与えています。

また、「中越沖地震」が僕にとって住宅観を変える出来事でした。

過去記事より…………….

中越沖地震で被害を受けたことがとても大きな経験値となっている。


すべては経験。


あの日の最悪であった体験は、今日の生きた力になっている。




時間が経つとどうしても忘れてしまう。



しかし、節目節目であのときを思い出し、




明日を生きるための力に変えていこう。

…………….

詳細は下記記事をご参照。

『中越沖地震から10年』家を建てる上で最も大切なこと。

また昨年、災害時の対応・対策としてどんなことが出来るか考えました。

端的にまとめると、

1.死なないこと。


2.精神的に死なないこと。


3.経済的に死なないこと。

そのために「家」はなにが出来るのか。
どのような家を建てることが「死なないこと」につながるのか。

被災した経験があるから感じることがあります。
詳細は下記記事をご参照。

『中越沖地震から11年。』家を建てる上で最も大切なこと。

「家づくりは人生づくり。」

どんな家を建てるのか。

日常的な想像だけでなく、非日常的な想像まで。

「想いと経験のある設計士であること。」

震災の日が来る度に、そういう存在でありたいと思い返します。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【地震・耐震性など関連記事】…………….

熊本地震から2年。『耐震性』を今一度考える。

豊かな暮らしのつくり方。10-3 ー『耐震等級とは。』ー

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「暖かい小さな家。」エスネルデザインが提案したい家。

ゆうです^^

「暖かい小さな家。」

エスネルデザインが提案したい家を表した言葉です。

簡潔で分かりやすく、具体的で力強い。

そんなメッセージであれば良いなと。

「暖かい小さな家。」

リーフレットにその言葉を載せました。



本文より…………….




「暖かい小さな家」を提案しています。

住宅の仕事についてから
「良い家とはどんな家だろう?」
と考えてきました。

世界一周の旅を経て感じたのは、
良い家とは「ゆとりのある家」。

具体的に言えば、
暖かく家族が健康であること。
そして、家計にゆとりがあること。

それを叶えるために
「超高断熱」の「小さな家」を提案しています。

これからの時代、価値観にあった
これからの家づくりを提案いたします。

…………………………..

これを読んで頂いた網川原のエスネルのK様奥様から素敵なメッセージを頂きました。

K様ブログより…………….

友人や職場の人との会話の中で、
絶賛・家づくり中だと伝えると必ず聞かれるのが


「どんな家?!」
(特に女性からの質問が多い)




どんなって…




小さくて、木の家で、高気密高断熱で、床下暖房で、基礎が高くて…




うーん。
ありふれた回答すぎて、自分の伝えたいことが上手く伝えられない。


「我々夫婦がなぜエスネルデザインさんを選んだのか」


上手く一言で伝える言葉はないものかと毎回もやもや。




簡単で、
誰にでも伝わる言葉。




そしたらですね。
なんと先日アップされたエスネルデザインさんのブログに答えを発見。




「暖かい小さな家」






そう、これだ!




「暖かい」って温度もそうだけど
家族みんながあたたかい気持ちで過ごすことができる家。




「小さな家」って本当に面積小さいけど
家族の距離が近くて仲良く過ごすことができる家。




私が友人たちに伝えたかったことはこれだ。


「あたたかい ちいさないえ」


たった11文字にすべてが込められていました。

…………………………..

「暖かい小さな家。」

エスネルデザインが提案したい家です。

K様からメッセージを頂き、
その提案が間違いなく良いものであるという想いをより深めました。

K様、ありがとうございます。

「暖かい小さな家。」

それが家族の日常に「ゆとり」を生み、「豊かな暮らし」を叶えていく。

家は家族が「豊かさ」が感じられるものでありたい。

それ以上でもそれ以下でもなく。

過不足ない、ちょうど良い家づくり。

それを実現するひとつの方法は

「暖かい小さな家。」

なんだと考えています。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

【リニューアル】新しいリーフレット誕生!
妻です。 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

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【リニューアル】新しいリーフレット誕生!

ゆうです^^

名刺に引き続きリーフレットをリニューアルしました。

写真が入ると華やぎますね♪

『エスネルデザインの想い』もしっかり込めています。

僕がデザインを行い、印刷は地元の印刷屋さんに依頼しました^^

はこちら!

本文より…………….

「暖かい小さな家」を提案しています。


住宅の仕事についてから
「良い家とはどんな家だろう?」
と考えてきました。


世界一周の旅を経て感じたのは、
良い家とは「ゆとりのある家」。


具体的に言えば、
暖かく家族が健康であること。
そして、家計にゆとりがあること。


それを叶えるために
「超高断熱」の「小さな家」を提案しています。


これからの時代、価値観にあった
これからの家づくりを提案いたします。

…………….
家づくりで大切なのは
「家を建てる目的はなにか」
から考え始めること。 

じっくり考えれば答えは見えてくる。

「家族が安心して暮らせる家であれば良い。」

だから家は必要以上に大きくなくて良い。
見栄も張らなくて良い。
「本当に欲しい暮らし」を最初に真剣に考えること。

住宅専門の設計事務所だから出来る提案を。
一棟一棟、建て主様と一緒に
丁寧に家を作り上げていきます。

…………….

はこちら^^

リーフレットには、事務所の住所、連絡先を載せています。

これまで連絡先などあまりオープンにしていませんでした。
(今頂いていた業務でいっぱいいっぱいだったため(^^;))

これからはオープンにしていきます^^

興味がある方はお気軽にご連絡ください♪
yuichi.mu1110@gmail.com

インスタからでも結構です^^
https://www.instagram.com/yuichi.escnel_design/

…………….

最後に「最近、嬉しかったこと」を。

先日、ある方からこんな話をされました。

「こないだ、素敵な文章を知ったんですよ。」

そして見せて頂いたのがこちら。

よく見ると僕のリーフレットの文章じゃないですか!!

驚き焦りました(^^;)

ある方とは、まんなみ設計室の堀井さん。

お茶目で優しいとても素敵な大先輩です。

僕の拙い文章を手書きでノートに残してくださるなんて、、

しかも「とても素敵」と褒めてくれました。

本当に嬉しかったです。

堀井さん、本当にありがとうございました。

今後ともお付き合いの程何卒宜しくお願いいたします^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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