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いなか日記。06-2『大都会、東京へ②。』

ゆうです^^

東京小旅行記の2日目です。

朝の東京。
また新しい一週間が始まる。

パークホテル東京は、立地の良さからか、外国人の集客に力を入れているようで、
この時期は、宿泊客の9割が外国の方だそう。
フロントやロビーも外国の方ばかりで、なんだか海外旅行しているような気分だった♪

ーーーー

2日目はゆったりと。

ネットで探していいなーと思っていた白金の「アーヴィングプレイス」へ。
(初白金。地名の読みは「しろかね」らしい。)

 建築と植物の融合。
どことなく、ウィーンのフンデルトヴァッサー建築を思い出させる。


カフェは3階。
12時前に着いたので店内はまだ落ち着いていた。

テラス席。
グリーンが町への視線をカットしてくれて落ち着ける。
ここにしようかと思ったが、もっと素敵な場所があったのでそちらに。

とても素敵だった吹き抜け空間。
思わず上を見上げてしまう。
サガリの牛ステーキ。

サガリは横隔膜の側面の部位だそうで、
ハラミ(横隔膜の背中側)に比べ、柔らかくて脂が乗っていて希少だとか。
とてもおいしかった。

 素敵な木漏れ日空間。

外のツリーハウス。
人生初のツリーハウス体験になった♪

 外国にいるような白金の街並み。

 ドンキホーテもまさかのプラチナム!

ーーーーー

東京にいることをフェイスブックに上げていたら、

「俺の店に寄ってってー♪」

と、旅行時の友人からメッセージが。

予定を変更し、元旅人「やはぎさん」のお店、
ジュースバー「ミル」へ。

やはぎさんは旅のときから、「現地のミネラルウォーターのレポート」などを書いて
ウェブに上げるなどしていた「水ソムリエ」さん!

 

イギリスでは一般的な飲み物である
水と、ハーブと野菜・果物でつくった「ハーブコーディアル(シロップ)」を
混ぜ合わせた健康ジュースを販売するお店を
東銀座(歌舞伎座隣)で経営している。

 やはぎさんのお店のオリジナルなところは、
「海外のミネラルウォーター」と「ハーブシロップ」の掛け合わせが選べること!

さらに、チョイスしたい健康効果に応じてハーブシロップが選べること!

僕は、「美肌美白シロップ(赤)」×「硬水炭酸ミネラルウォーター」の組み合わせジュースを。

相方は、「デトックス(黄)」×「軟水ミネラルウォーター」の組み合わせジュースを頂きました^^

やはぎさんと3人で。
(やはぎさんは、おぎやはぎのやはぎに似ているからやはぎさん。笑)

 ちゃっかり緑ジュースももらって嬉しそうにする相方の図。
3つのジュースを全部飲み比べた人は初めてだとか。

世間では、「世界一周バックパッカー」というと、
なにかと色眼鏡で見られることもある。

しかし、
旅人は皆、バイタリティーもモチベーションも高く、
自分の夢へと力強く前進している人が多い。

そういう仲間と出会えて、帰国後も刺激を受け合っていることは、
旅から得た大切なものだと感じた。

ーーーーー

東京最後の目的地は、
相方の要望であった「水天宮」へ。

水天宮は、安産祈願の神社。

現在6ヶ月になったベビ太が無事に生まれてきますようにと祈願してきた。

去年工事が終わりきれいになった水天宮と満足げな相方。

出産前に良い思い出ができました。
無事に楽しいマタ旅が送れて安心した
ゆうでした。

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いなか日記。06『大都会、東京へ。』

ゆうです^^

先週末に、相方と東京へ小旅行に行ってきました。

目的は、

「お気に入りの白シャツを買うこと!」

僕は、ファクトリエというブランドが好きで、

その中でもファクトリエの「人吉シャツ」は、

今後、毎日着たいと考えているくらい気に入っています♪

あるムービーのために撮った一枚。家と人吉シャツと私。

ファクトリエの特徴は、

日本にある技術力の高い工場と連携して商品を企画していて、

メイドインジャパン、デザインドインジャパン、工場直送の商品を扱っています。
(詳しくはファクトリエHPへ。)

商品の質も、デザインも高く、そのコンセプトにもとても共感しています。

シャツ購入にプラスして、友人に会ったり、観光したりいろいろしてきました^^

朝、柏崎から出発して、2時間後には東京駅に到着。

新幹線の駅が近いので東京までがとても近い。

柏崎にも長岡にも新潟にも、そして東京にもアクセスが良い西山という場所に
住んでいることは、とてもラッキーだと思っています。

ーーーーー

代々木で世界一周のときの友人「けんさん」と待ち合わせ、カフェでランチ。

けんさんとは建築つながりもあり、旅中は一緒にいろいろなところへ行きました♪

旅ブログより
シカゴでも再会しちゃいました☆
この旅一番の絶景!!【新月のウユニ塩湖】

 代々木にある「365日」というパン屋の姉妹店(カフェ)である「15℃」へ。

 店名である「15℃」の由来は、世界の平均気温にちなんでいるそう。
世界中の料理を提供したいとの思いからだとか。

29バーガー。
バンズがもちっとしていておいしい♪
秘密は、バターのかわりにグレープシードオイルを使っているからとのこと。
肉は、吉祥寺の「肉山」というお肉の有名店のものだそうな。

ーーーーー

ランチを済ませ、けんさんの事務所(兼自宅)へ。

けんさんは去年、設計事務所として独立して、
事務所を自分(と奥さん)でリノベーションしてるんです!(すごい!)

けんさんいわく、「現在、6割がた完成してきた。」とのこと。

 材料も道具も全部自分でそろえているとのこと。

 下地から、建具から、塗りから、家具まで、全部セルフリノベーション。

 コーヒーを豆からひいてドリップしてくれた。
(建築やってそうな雰囲気が出ている笑)

カップは、ホーチミンで買ったというamaiのカップ。
めっちゃおしゃれで超気に入ってしまった!
独立したら、これを買いにホーチミンに行こう♪

けんさんに僕らから独立祝いのプレゼントを。
地元新潟、燕三条のステンレス磨きタンブラー(磨き屋シンジケート)。
喜んでくれてよかった^^

旅から帰国し、4年が経った。
お互い経験を積み、新たなチャレンジを始めたばかり。

常に刺激しあえる大切な友人。

フォートワースで飲んでいたバドワイザーで乾杯し、
これからもお互い頑張っていこうと誓い合った。

ーーーーー

けんさんと別れ、いよいよ白シャツを買いに銀座へ。

まったく知らなかったが、GINZA SIXがオープンして初めての日曜だそうで、
道路が歩行者天国になっていた。
人の賑わいが楽しい。
(写真右の建物がGINZA SIX)

ファクトリエの店舗に到着。
店員さんがとても丁寧で、オーダー寸法もスムーズに決まった♪
形と生地がきれいだったパンツも2本購入。
一年以上前から考えていたことを実現できて大満足!
(太っ腹決裁の相方に感謝。)

ーーーー

その後、本日の宿へ。

今回のホテルは、 新橋のパークホテル東京。

その理由は、今回の旅のもうひとつのメインである、、、、

 東京タワービュー!!

ありがたいことに、窓辺にクッションが置いてあった。

右手には虎ノ門ヒルズ。
東京でも夕日が見れて嬉しい。

 たそがれる。

ゆっくり時間が流れていました。

ロマンとノスタルジーが自然とあふれてくる。

とても素敵な景色&時間でした。

2日目に続きます。

相方がブログを書きました^^
わくわくジパング紀行~ななのオススメ宿カタログ~
2017年4月・東京/「パークホテル東京」

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いなか日記。05『春の花ぞくぞく。』

ゆうです^^

春の心地良い日が続いてきましたね♪

桜の季節が終わって

夏に向かっていよいよ草花が咲き乱れる季節になっていきますね。

ここ一週間でうちの庭の花々も咲き誇りました。

 プランターのサクラソウ。

 濃いピンクがきれいな花桃。

 これらもサクラソウの一種なんだとか。(お義母さん談)

 玄関前の坪庭。

ラッパ状の花弁が特徴的なペチコートスイセン。

 ヒヤシンスとスイセンの共演。

 チューリップ。陽を浴びて花弁が開いてきている。

 ムスカリ。別名ブドウヒヤシンス。

モミジは徐々に葉っぱが緑色に。赤ちゃんから大人の葉っぱへ。

 ピンクと白のシバザクラ。

 八重桜の並木はちょっとした花見スポット。

 ソメイヨシノの儚い花びらも良いが、八重桜の豪華な花びらもまた良い。

 白とピンクのモクレンも満開に。

裏庭で作っているシイタケ。
取り立てをそのまま焼くと本当にウマい!
大好きです。

 うちのおネコさま。(ぶさ顔)

 コブシはもう終わりかけ。

 満開のユキヤナギ。

 黄色がきれいな裏庭のレンギョウ。

 ツツジはもう少しで見ごろ。

おまけ。事務所近くのハナミズキが咲きました♪

春は楽しみがいっぱいですね。

厳しい冬を乗り越えたあとだと喜びもひとしおです。

ーーーーーーーーー

この時期の日没は18:30ごろ。

事務所を17:30に退社すると、

海岸線沿いの道に18時過ぎにつけるので、

天気が良い日は帰り道、夕日を見ながらドライブしています。



そして、家の最寄の石地海岸でゆっくり夕日が沈むのを愉しむ。

毎回、

「なんて豊かなんだ。」

と本当に感動します。

『夕日がすぐそばにある生活。』

僕にとっての『豊かな暮らし。』です。

僕が一年で一番好きな5月の夕日が見れるのが
今から愉しみなゆうでした。

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エスネルデザインが提供したいこと。02ー『「豊かな暮らし」とは』ー

前回のブログの続きです。

このブログでたびたび

『豊かな暮らし』

という言葉を使ってきました。

とても抽象的な言葉です。

今回は、僕が考える「豊かな暮らし」とは具体的にはどういうことか。

について話させてもらおうと思います。

人によって「豊かさ」の答えは様々ですが、あえて定義してみます。

結論から言うと、

エスネルデザインが考える『豊かな暮らし』とは、

『月々の家計にゆとりがある状態。』

シンプルに以上とします。

「豊かさ」=「ゆとり」

ということ。

「ゆとり」=「なにをするか選択の余地がある」

ということ。

具体的に言えば、

週末に、家族でディナーに行ってもいいし、

月末に、家族で旅行に行ってもいいし、

子供や奥さんの誕生日に、前から欲しかったものをプレゼントしてもいいし、

自分の好きな趣味にお金も時間もつぎ込んでもいいし、

子供が海外に留学したいといったときに、手ばなしで応援できるし、

両親に旅行をプレゼントすることもできるし、、、

と言ったように。

僕は、世界一周の旅をして、

『金銭では測れない豊かな暮らし』をたくさん見てきました。

経済的に比べたら日本のほうが豊かだというのに、

世界には、圧倒的に「日本よりも豊かだなー!」と感じられるシーンが多々ありました。

例えば、

オーストラリアでは、

お父さんが夕飯には必ず帰宅していて、家族そろって夕飯を食べる。

そして、週末は、友人家族を招待してゆっくり家でバーベキュー。

クリスマスには、両親や親戚を呼んで、ラブリーなホームパーティーを。

、、、、

書き出すと、長くなるのでこれ以上はまたの機会にとしますが、

印象的だったのは。

『家族とのつながりがとても濃い。』




『自然とのつながりがとても濃い。』





『仕事を自分でコントロールしている。』

ということ。

「家族」、「自然」、「仕事」

あの精神的な豊かさを日本にも伝えたい、定着させたい。

そんなふうに考え、

帰国後、まずは自分から実践開始。

今の生活は、「家族」、「自然」、「仕事」のバランスはとても良いと感じています。

それにプラスして、「仲間」と「地元」も大切にできてきました。

このバランスを崩さず、これからもさらに充実させていきたいと思っています。

では、どうすれば、そのような暮らしが叶えられるのか。

なにが問題点なのか。

様々なことを悩んで考えていくうちに、ひとつの答えにたどり着きました。

日本の現状の問題点は、

「居住費の割合が高すぎる。」

ということです。

言い換えるならば、

「(借りすぎた)住宅ローンが、窮屈な日常を作っている。」

ということ。

今の日本では、常識的な借り入れ額だとしても、

僕の感覚では借りすぎです。

借りすぎというのは、

「住宅ローン+養育費+車等で家計がギリギリ。」であるということ。

そして、それは、

「いつ破綻してもおかしくない状態」だということ。

住宅ローンの借りすぎは、家庭にも社会にも閉塞感をもたらします。

逆に、住宅ローンの借りすぎを抑えることができれば、ゆとりある豊かな暮らしが出来ると考えています。

そう思ったとき、僕は、過去の点と今の点がつながったように感じました。

新築住宅に携わってきた過去、

世の中のために出来ることを探し出した今、

その点と点がつながったのでした。

前回のブログの内容に戻りますが、

僕の使命(志)は、

『豊かな暮らしを提供すること。』

「豊かな暮らし」とは「家計にゆとりある状態」のこと。

僕の使命を端的に言い直せば、

『もっと居住費を抑えられる良い「住」を提案する。』

ということ。

「住」とは、新築住宅、中古住宅、二世帯暮らし、賃貸暮らしなど、
その人に合った住み方のこと。と考えています。

僕は1年後に自分で設計事務所を開き、
これを業務として提供していきたいと考えています。

ーーーーーーー

長くなりましたが最後に、

僕個人が考える「豊かな暮らし」をご紹介します。

なにかの参考になれば幸いです。

『毎日家族と笑って過ごせていること。』
 奥さんや子供だけでなく、両親も。

『日々の暮らしの中に季節の移り変わりを感じる余裕があること。』
 家の庭や通勤路に草木があり、それぞれの芽吹き、開花、紅葉、落葉を楽しめること。

『農業が近いこと。』
 自分で食べるものを自分でつくる喜び、そこから学べる感謝の気持ち。

『経済的ゆとりがあること。』
 年収など量ではなく、比率。二世帯暮らしは居住費比率を抑えることができる。 

『家族と過ごす時間があること。』
 仕事を早めに上がることができる。日曜日に休むことができる。
 家族と夕飯をゆっくり食べることができる。

『身体的に快適に暮らせること。
 (冬家の中が暖かいこと)』
 これは今の家では及第点。
 しかし、築35年の古屋だが、冬に暖かく過ごせる工夫は完成しつつある。

『地元で暮らしていること。
(昔からの仲間が近くにいること)』
 学生時代からの仲間がすぐ近くにいる。毎週会って飲むこともできる。
 大所帯で旅行に行くこともできる。
 みんなの幸せをともに祝うことができる。
 これから、僕らの子供を僕らが育った町で育てることができる。
 

『趣味にお金と時間をかけられること。』
 僕ら夫婦は旅行が趣味。
 住コストを抑えることは趣味へのゆとりを生み出せる。

『仕事が好きであること。』
 自分のやりたいことを仕事に出来ていること。
 自分の仕事でお客様が喜んでくださることはなによりの幸せ。

などなど。

「自分・家族にとっての豊かさとはなにか。」

ここから始める家づくり、というのも素敵ですよね。

「あなたにとっての『豊かさ』はなんでしょうか。」

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エスネルデザインが提供したいこと。01ー『僕の使命(志)』ー

ゆうです。


前回のブログ「僕の使命(志)」という言葉を書きました。

ここ数年、「使命(志)」という言葉がとても頭にあり、

「僕にとっての使命とは(志)とはなんだろう」と考えていました。

最近、ようやく考えがまとまってきました。

その前に、

「使命(志)」とはなにか。

僕の考えでは「使命(志)」とは、

『社会のために役立つこと』で、

『自分にそれを実行できる能力』があり、

『自分がそれをすることが好き』であること。

そして、

『使命を果たした結果、相手が幸せになったことを自分の幸せと感じられること。』

だと考えています。

きれいごとのようですが、

最終的には、使命を果たしていくことが、

自分の幸せに、

死ぬときに

「あぁ、良い人生だった。」

と思えることにつながっていくのだと思っています。

それでは、僕の使命とは、

今の答えは、

『「住」を通して、豊かな暮らしを提供すること。』

です。

抽象的ですが、今はこう表現するのが精一杯です。

僕は、20代の始めの頃や世界一周の旅に出たてのころは、

「良い家を提供したい。」

と考えていました。

それが、旅を進めて行くにつれ、

そして、帰国して田舎で二世帯暮らしをしていくにつれ、

徐々に考え方が変わってきました。

それは、

『「家」ではなく、「暮らし」が大切なんだ。』

ということ。

「良い家に住むこと」=幸せ

なのではなく、

「豊かな暮らしをすること」=幸せ

なんだと。

では、「豊かな暮らし」とは具体的にはどういうことなのか。

次のブログに続きます。

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豊かな暮らしのつくり方。07-2 ー『総予算の求め方!』ー

ゆうです^^

前回から引き続き、家づくりの総予算についてのお話です。

前回を読んでいない方は、前回のブログから読んでもらったほうが
スムーズに入れると思います。

豊かな暮らしのつくり方7ー『家づくりは資金計画から。』ー

前回は、家づくりは総予算から考え始めることが正しい始め方です。と伝え、

では、具体的にどのくらいの返済に抑えるべきなのでしょうか。

と結んでいました。

今回は、その具体的な返済金額の設定についてお話します。

当然ですが、全てはケースバイケースです。

年収、家族構成、趣味、住んでいる地域の物価、子供の進路、車の台数、、

みんなバラバラですよね。

しかし、

それでは話が具体的に進まないので、モデルケースを設定します。

ーーーーーーーーーーーーー

【モデルケース】※新潟県での一般家庭を想定。

・世帯年収(税込)…650万。(ex.夫350~600+妻300~50)
・家族構成…夫婦+子供1人(夫・妻とも35歳、)
(その他の条件は並とする)

・ローンの金利は分かりやすさ優先で、全期間固定で1.4%とする。

ーーーーーーーーーーーーー

まずは、一般的な営業マン・銀行マンの話だけを聞いているとどうなるのか。

【一般的な総予算の出し方。】

営業「銀行さんは返済返済比率30~35%くらいまでなら貸してくれますが、
   25%くらいに抑えるのがオススメです。」
(返済比率…年間返済額/年収(税込))

妻「(銀行がOKする比率よりも10%も低ければなんか安心。)
  (この営業さん誠実で私たちのことを考えてくれているようで好感が持てるなー。)

営業「ボーナス返済を利用することもできますが、
   ボーナス返済はまずは考えずに計画したほうが安全ですよ。」

妻「(そうだよねー。車のローンもあるし。
   ますます好感が持てるー。)

営業「では、計算してみますね!」
   ローン計算用電卓(キラーン)

カタカタ、、、

営業「月々13.5万円の返済で返済比率25%です。
   月々13.5万円の返済ですと、現在の金利で35年返済だと、、
   借り入れ可能額は4400万ですね。
   これなら、土地1000万+建物3000万+諸経費・その他400万で、
   十分計画できますね。」

妻「(ちょっと月々返済きびしいなー。返済比率25%って一般的なのかなー?
  でも、これだけお金かけられるんならあのメーカーのキッチン選べるかなー。)」

夫「(ローンこえー。)月々の返済をもうちょっと下げられないでしょうか。」

営業「では、ボーナス返済も考えてみますか?
   例えば、ボーナス返済を年2回とすると、、、
   月々の返済は、11.6万円になります。」

妻・夫「(ちょっときびしいなー。)もう少し安くする方法はありませんか。」

営業「住宅に使える預金はありますか?」

妻「(本当は車の買い替え費用にと思っていたけど)300万円くらいならあります。」

営業「それでは、借り入れ金額を減らして、計算しなおしてみます。」

カタカタ、、、

営業「そうすると、月々10.7万円の返済になりますね。いかがでしょうか。」

妻・夫「(ちょっときびしいけど、アパートより広くなるしなー。
    家買うってまあこんなもんかー。ぎりぎり許容範囲内なのかなー。)
    そのくらいなら大丈夫そうです。」

たいていこんな感じで総予算が決まります。

これが、今の世の中の常識(多数派)なので、

だれも疑問に持ちませんし、営業マンもなんの罪悪感もありません。

しかし!思い出してください!

これからの時代、家を建てることは超ハイリスク!でしたよね!

忘れている人がいたらもう一度読み直して!

豊かな暮らしのつくり方2ー『家は建てるな。』ー

読み直しましたか?

それではここから具体的に、

僕がおすすめする家づくり総予算の出し方の話をします。

まず、

ルールその①
年収(税込)ではなく、年収(手取り)で考える!

さっきのモデルケースで言えば、
年収(税込)650万なら、
年収(手取り)で480万程です。

年収(手取り)480万で返済比率25%だと、月々10万程です。
年収(税込)のときが、月々13.5万だったので、月々3万円以上も違いますね。



ルールその②
年間ローン返済額だけでなく、税金も考慮して考える!

家を建てたあとにはローンだけでなく、税金も新たにかかってきます。
(固定資産税・都市計画税)

土地・建物の評価に寄りますが、
土地1000万+建物2000万のとき、初年度はおよそ15万円程の税金がかかると思っていましょう。
(経年とともに資産評価が下がるので、払う税金は減っていく。)

ルールその③
居住費は年収(手取り)の25%程に抑える!

居住費(年間)とは、「年間返済額+税金」です。
さっきの15万の税金も考慮するということ。

手取り年収の25%程に抑えられれば、ゆとりある家計管理ができると思います。

(旦那さんが飲みに行ける回数も少しは増えるかも!、、、増えないかも。)

そして、最後のルール、、、



ルールその④
ローン期間は60歳までに完済をまずは考える!

※現在の年収をもらい続けられる歳まで。定年が65歳なら65歳までの完済でOK

営業マンは、住宅ローンはたいてい返済期間を35年として話をしてきます。
それは、銀行の住宅ローンの最大返済期間が35年だからです。

建て主が25歳でも35年ローン、
建て主が40歳でも35年ローン、

40歳の人が35年ローンを返し終えるのは75歳ですよ!

なぜかって、最大返済期間にしておいたほうが、
月々の返済額が安くなってパッと見の格安感が出るからです。
格安感は建て主も望んでいるので、両者のニーズがぴったりマッチ。

「75歳まで返済とは言え、退職金も出るしなんとかなるでしょー。」

本当に出るんですか?

出たとして、そのお金を使ったら老後の資金はどうするんですか?

ちょっと真剣に考えてみてください。

もちろんケースバイケースですが、

僕のおすすめは60歳までに完済です。
(会社員のうちに完済し、退職金は、老後の資金に。)

これらのルールを加味して、家づくり総予算を出してみます。

モデルケースでは二人とも35歳なので、
60-35=25年返済で考えてみます。

年収(手取り)…480万

年間居住費=年収(手取り)×25%=120万

月々返済額(税金分込)=120万/12ヶ月=10万円
(ボーナス返済は無し!)

※税金を除いた月々返済金額=(120万ー15万)/12ヶ月=8.8万(アパート家賃並♪)

銀行への月々返済額8.8万とのき、借り入れ金額は、、(全期間固定1.4%)




約2200万!!

少ない!!!










しかし!


借り入れをこの額に抑えれば、

ゆとりある豊かな人生が送れる!!

※返済期間・金利・年収・その他の支出等により異なります。

僕は、上記の計算から、

モデルケース世帯におすすめする住宅の構想を練り始めたのでした。

実を言うと、上記の流れは、

僕が、自分の家を建てよう!と考えたときにたどった検討の流れでした。

豊かな人生を送るためのゆとりある返済計画から設計を始める設計者は、
はっきり言っていないと思います。

それを実現するために独立するんです。

(売り上げノルマのある会社員ではこんな考え方はできません。
 一棟当たりの単価を下げれば、その分契約数を増やさなければならいないですから。)

ゆとりある月々返済額から、ゆとりある家づくり総費用を算出し、

その範囲内で、考えられた住宅を提供することで、

みんながゆとりある豊かな暮らしができて、

子供や、趣味や、家族旅行など人生を豊かにすることにお金を使えて、

ひいては、地元、そして日本全体が、精神的に豊かになれるようにと思いを込めて。

(もちろん、新築が全てではありません。
 大切なのは月々の返済にゆとりがあること。
 中古住宅でも、二世帯暮らしでも、ゆとりある豊かな暮らしは実現できます。)

僕は、『豊かな暮らしを提供すること』が、僕の使命(志)だと考えています。

この人生、この使命に突き進みたいと考えています。

それが、僕の幸せです。

では、新築するとして、

借り入れ2200万円で、どのような住宅がつくれるのでしょうか?

その話は、また次回に。

(ようやく次あたりから、具体的な新築住宅の話にいけそうです。)

ちなみに、

借り入れ4100万35年返済の合計利息分は約1000万

借り入れ2000万25年返済の合計利息分は約400万(差額600万!)でしたよ。

ご参考までに♪

徐々に伝えたいことを伝えられだして、
気持ちが高揚している
ゆうでした。

ーーーー
2017.8.14更新
より端的に「借入金額の求め方」をまとめました♪
豊かな暮らしのつくり方。07-3 ー『適正借入金額は!?』ー

おすすめです^^

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ケンチク探訪♪ 01『新潟市役所第一分館。』

ゆうです^^

新潟市にかっこ良くて好きな建築があります。

それは、

『新潟市役所第一分館。』

仕事で、新潟市に書類の申請などがあるときなどによく寄ります。

柱の垂直と庇の水平がシンプルで力強く美しい。

市庁舎やオフィスビルはフロアが自然光で明るいことが絶対条件だと、
僕は考えています。

暗いと気分も上がってきませんからね。

この建物はどのフロアもとても明るく気持ちが良い!

「ここの最上階で仕事していたいなー」

なんて妄想もふくらみます。

新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)の近くで、
ペデストリアンデッキからも見えるので
近くに行かれた際はチェックしてみてください^^

何年建っても飽きがこなく美しい建物を提供したいと
再び心に誓ったゆうでした。

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いなか日記。04『新芽と花々。』

ゆうです^^

春ですね~♪

みなさんはゆっくりお花見はできましたでしょうか。

お花見と言えば桜ですが、

春は桜以外にも、新芽や花々すべてに感動しますよね。

うちの庭でもそれぞれ芽が出始めました。

 うちの前の山。今年も山菜をおいしく頂きました。

 お義母さんが植えている玄関前のサクラソウ。

 ピンクの椿。毎朝トイレの窓から眺めている。

 スイセン。 

居間の前の坪庭のもみじ。

もみじの新芽は赤いんですよね♪

新芽は紫外線にまだあまり強くないので、
赤い色素であるアントシアニンが前に出て葉緑体を守っているんだとか。

わりとすぐに緑になりますが、この新芽の赤を見ると、

「あぁ、今年も春がきたなー♪」

とほのぼのします^^

 ナナカマドの新芽。

うちのモクレンは少し遅めで、これから満開を迎える。
白モクレンにピンクモクレンを接木したという世にも珍しい二色モクレン♪

みなさんはどんな春を楽しんでいますか?

新芽の時期はもうすぐ終わり、
新緑の季節へ。

一年で今しかない新芽の時期をともに楽しみましょう^^
ゆうでした。

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シロツメクサの日向ぼっこ。

少し昔の写真をみつけ、なんか良い感じだったのでブログにあげてみます^ ^

スノーピーク、ヘッドクォーターにて。
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豊かな暮らしのつくり方。07ー『家づくりは資金計画から。』ー

ゆうです^^

豊かな暮らしシリーズももうすぐ「新築」をテーマに書いていきます。

その前に、家づくりの『考え方』から、まずお話しようと思います。

最初に、家づくりでよくあるパターンのお話を。

ーーーーーーーーーーー

妻「○○さんち新築したんだってー!
  子供も生まれてアパートも手狭になってきたし、
  いつまでも家賃払い続けるのももったいないよー。」

夫「うーん、わかったよ。それじゃ週末に総合展示場にでも行ってみるかー。」

ーーーー展示場にてーーーーー

妻「わぁー!広くておしゃれですてきー!」

営業「キッチンは○○グレードで××機能がついております。」

妻「へぇー!やっぱり新築はいいなー!」

夫「そうだねー。(家ほしいけどローンびびるなー)」

ーーーー数社見比べて帰宅ーーーー

妻「○○ハウスは、インテリアがよかったけど、キッチンがいまいち、、
  △△工務店は、格安そうだけど、営業さんがちょっと、、
  ××デザインは、超おしゃれだけど、高そう、、、。」

 「なやむー!全部いいとこどりできるメーカーはないのー!」

、、、

と、こんな感じで進んでいくケースが多いのではないかと思います。

この時点で、家づくりの最初の落とし穴にはまってしまっているんです。

どういうことかというと、
多くの方が、

家づくりではなく、
「メーカー比較」におちいってしまうんです!

メーカー比較にはまってしまうと、欲と現実のギャップに苦しみ、

疲れ果ててしまい、最悪の場合、



「きっかけ待ち状態」になってしまいます。

「きっかけ待ち状態」とは、

思考回路はフリーズ寸前で、無意識のうちに、
営業からの最後の甘い声(値引き)を待ってしまっている状態のこと。

営業が持ってくる

「キャンペーンが始まって、今月中の契約ですと○百万円引きにできますよ!」

「来月、金利(または建築費)が上がりそうだとの情報が入りました。
 今月中契約であれば、今月の金額をそのまま適用できます。仮予約だけでもしませんか?」

など、上司と考えてきたクロージングテクニックを受けてしまい、

その結果、



「きっとこのメーカー、この営業さんなら良い家を建ててくれるはずだろう。」

と、なかば盲目的に契約してしまう。

というパターンが往々にあるのです。

(逆に言えば、疲れ果てているところに甘い手を差し伸べ、契約をとるのは
 営業にとっては黄金の契約パターン。)

では、「メーカー選び」におちいらないためにはどうすればいいのでしょうか。

それは、

「家づくり」を「家族の人生づくり」

と考えることです。

どういうことかというと、

「家」というモノ(ハード)を選ぶのではなく、


家を建てたあとの「暮らし」(ソフト)
を考えるということです。

例えば、家を建ててから、そこで家族となにがしたいのか。

どんな暮らしがしたいのか。食事は?庭は?それぞれの個室は?

、、、

もう少し検討が進むと、

家を建てたあと、家族旅行には行けるのか。




子供の部活動や習い事を積極的にやらせられるほど金銭的な余裕が残っているか。




いずれ子供に行きたい進路がみつかったとき

お金のことで心配させることはないか。




自分の趣味に使う時間、お金はあるか。




子供だけでなく、両親に親孝行する余裕はあるか。

、、、

など、

家づくりを「家族の人生づくり」と考えると、

家以外にお金のかかることに対して、真剣に考えることになります。

そこから、家以外に叶えたい(お金のかかる)ことがらを選び出し、

家族の今後の収入と照らし合わせた上で、

まずは、無理のない家づくり総予算(返済計画)を出すこと。

これが、正しい家づくりの第一歩目なんです。

※無理のない総予算を考えるのは、
独立して営業している(メーカーの息がかかっていない)ファイナンシャルプランナーの人にお願いするのがおすすめです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

無理のない総予算を出したのち、
最終的には、どの会社に頼むのかを決めることになるわけですが、

いざ決める直前になると、

「本当に良い家を建ててくれるかなー。」

と心配になると思います。

私は、極端に言えば、

「良い家」も「悪い家」も、ほとんど差はないと言っていいと思っています。

今の時代、
よっぽどのことがなければ相当悪い家は建たないと思います。
(耐震、防水、使い勝手など「最低限」のレベルの話)

なので、
安心して、自分の信じる会社と契約していいと思います。

しかし、


「良い家づくり」と「悪い家づくり」は存在します。

「良い家づくり」とは、
家を建てローンを返しながらも、
家族と子供と仲間と楽しんで暮らせる余裕のある
無理のない返済計画で進められた家づくり。

「悪い家づくり」とは、
メーカー比較の沼にはまり、
バランスを考えず金額の高いものを選んでいった結果、
ギリギリの返済計画となってしまい、
日々ローンを返すことでいっぱいいっぱいで
家族にも自分にもお金が使えなくなってしまった家づくり。

明暗が分かれるのは、
住宅ローン控除が終わり、子供の進学が始まる築10年以降かもしれません。

そのときに

「ギリギリの返済計画にしすぎた!」


「自由に使えるお金がなさすぎてつらい、、、」

と気がついてもあとの祭りです。

住宅は、一度でも人が住んでしまえば、

売値は、建築費の「半値以下」が当たり前の世界。

これは、流通することのできない「不動産」の宿命です。

だからこそ、家づくりは

スタートが本当に肝心なんです!

「メーカー比較」の沼にはまるか、

「家族の人生づくり」と俯瞰した視線で家づくりをとらえられるか。

人生の分かれ道と言っても過言ではないかもしれません。

、、、

それでは、具体的にどのくらいの返済に抑えるべきなのでしょうか。

それはまた次の機会に。

文章を書きながら、今まで家づくりで失敗してしまった人を
思い出し、切ない思いがこみ上げているゆうでした。

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