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[PhotoLog]3/13:三条市のカフェ「TREE」(トークセッション会場)

少し前の話ですが、3/13に三条市のカフェ「TREE」さんに伺いました。
「トークセッション『これからの住まいの形』」の会場として^^
文化財である建物をリノベーションした店内はとてもオシャレ。
無料貸し出しスペースもあり、料理も美味しく、さらに地元の若者が運営しているというワクワクがつまったカフェでした。

「TREE」さんは三条市の中心街に、2017年4月にオープンしました。

三条・燕エリアを盛り上げようと、燕三条にある2社が母体となり運営されています。

TREE | 笑顔が集まる「宿り木」のような場所が三条にできました。

昭和初期に建てられた三条市の伝統的な町屋がリノベーションされた。

町屋の特徴である通り土間。

三条市下田地区出身のトリオがリーダーとなっている。
(なんとこの中の一人はあの方の甥っ子さんだった!)

無料貸し出しスペース。
ここでトークセッションを行った。

トークセッション『これからの住まいの形』準備完了!

通り土間の奥はレストランへ。

  大正時代に建てられた赤レンガ造りの銭湯と前の町屋がつながれた。

三条市のアウトドア用品が飾られる。

snowpeak社製のテーブルやチェア。
室内でアウトドアグッズを使うのはとても新鮮だった。

堅牢な柱梁フレームからリノベーションの跡が伺えた。

NORDISKのティピ型テント。

ダブルアボカドバーガー。

なんと23時まで利用できました。

とても素敵な場所でした。

ここからなにか新たなモノが生まれそうな予感。

三条市はこういった取り組みが盛んですね。

姿勢を見習いたい!

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[PhotoLog]5/5:山本山高原の菜の花畑(小千谷市)。

山本山高原(小千谷市)の菜の花畑がすごく綺麗だという話を聞いたのでGWに家族で行ってきました。
今年は気温が高かったので例年よりも開花が早かったかも。
見渡す限り広がる一面の菜の花畑。
これは毎年の恒例行事になるかも^^

天気も開花具合もとても良く最高の観光日和でした。

標高336mの高原からは水を張った色とりどりの田んぼが見晴らせた。

白樺たち。
低い湿度や風景がまるで北海道のようだった。

頂上を下り、いよいよ菜の花畑へ。

信濃川と越後平野が見下ろせた。

純白のウエディングドレスがとても映えそう。

周囲を歩くと天然記念物の大杉が。

息子も嬉しそう^^
(写真立てに入れて相方にプレゼントした。)

ちゃんと駐車場もあります。

感動しました。
とてもおすすめです^^
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[PhotoLog]5/2:GW今年の田植え。

アップが遅れましたが、GWに今年も田植えをしました。

天気は曇り。

日射がない曇りは田植えには最高の日和です。

4/28の様子。

「代掻き(しろかき)」を終えた後。

「代掻き」とは、田んぼに水を張りトラクターで耕し、田の表面を平らにする作業。
田植え機の作業性の向上、苗の活着を高めるなどの効果がある。

そして当日。

たまにパラパラと小雨も。

田植え機が入れなかった角や隙間などを手植えする。

マラソンに向けた足腰の鍛錬にもなる。

相方が息子とともに遊びに来てくれた。

今年も美味しいお米が出来ますように。

毎年ありがとうございます。

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[PhotoLog]5月の夕日とスズメバチ。

[PhotoLog]という写真メインの記事を書こうと思います。
たくさんの文章は今は時間がなく書けませんが、
写真中心であれば書けます。
書きたいことはあるし書かないと貯まっていくから結局ツラい。
(ブログがある種の気分転換にもなっている。)
忙しさが落ち着くまで[PhotoLog]形式で記事を上げていこうと思います。
5/28[PhotoLog]5月の夕日とスズメバチ。

仕事の息抜きに夕日を見てきました。

5月の夕日は空気が澄んでいてとてもきれいです。

海へ向かう前に庭を見てみると、スズメバチの死骸が落ちていました。

洗濯バサミと比べるとその大きさが分かる。
全長45mm程。

オオスズメバチ(女王蜂か)。
非常に凶暴な性格で世界最強の捕食者。

 

蜂には実は目が5つある。
2つの複眼と眉間あたりに3つの単眼。
物を見るのは複眼で、単眼は明るさを感知する。

こんなにまじまじと観察できたのは初めてだった。

そして、海岸線へ。

高台から「チェアリング」してみる。

心が静まり、とてもリラックス出来た。

今日も良い一日でした。

ありがとう。

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ブログの更新を調整します。

ゆうです。

現在、ある家の図面作成が仕上げに入り、忙しい時期になりました。

ブログの更新を調整しようと思います。

書くことはたくさんあるのですが、
独立してやることは山ほどあり、体調を崩すこともあり、
なかなか全てを完璧に進めるのは難しいなと感じる今日この頃です。

優先順位を明確にして、ひとつひとつ大切に進めていこうと思います。

未熟なブログですが今後とも何卒宜しくお願い致します。

次回の更新は6月中旬頃を予定しています。

追記…………….
[PhotoLog]という形式で書いていくことにしました。

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高気密高断熱の家に住みたい!『寒暖差が体に与えるストレス』

ゆうです。

「ブログを休載する」と書いてまだ一日も経っていませんが、
書きたいことがあるので感情のままに書きます!

それは、

高気密高断熱の家に住みたい!ということ。
(切実)

「寒暖差が体に与えるストレス」というものを今強く感じています。

現在、家族が全員風邪をひいています。
(僕ら夫婦・息子・義父・義母)

近年で一番の大ピンチです。
(人生で一番風邪が長引いている。)

僕は4月末と5月初旬に熱が出てからグズグズと咳が治りません。

家族みんな咳をしています。

息子(8か月)も高熱が2回出ました。

そして、相方が昨日から40度の熱でダウン!

子供のお守りも上手く出来ず息子も辛い。の負のスパイラル。

僕の家族以外でも今年は例年になく「咳が止まらない。」という人によく会いました。

想像とネット調べと薬剤師さんなどの話から原因はこれだと確信しています。

寒暖差!!

年間(2017)の最高気温と最低気温の平均(月)グラフ(柏崎市)。

気温差ではなく、寒暖差

気温差でみれば、年間を通しておよそ似たようなものです。

問題は、

夜暑く、朝寒いこと。
(冷房するほど暑くはない)

正しくは、

朝~昼~夕までの日射熱を蓄熱し、就寝時に部屋がある程度高い温度を保持している。

薄着・薄がけ布団で寝る。
(そうしないと汗が出る)

朝方までに家が冷える。

薄着・薄がけ布団だと体が冷える。

体が弱り風邪をひく(治らない)。

というサイクル。(しかもこの時期毎日)

グラフの赤四角の5月や9月などの季節の変わり目は、上記の通り「夜暑く、朝寒い」。

だから体が弱り風邪をひく。

実は、

冬は「夜寒い→朝寒い」

夏は「夜エアコンで涼しく→朝涼しい」

意外と寝室内の寒暖差は少ないんです。

問題は「季節の変わり目」(今時期)なんです。

切り口を変えます。

皆さんに質問します。

高気密高断熱住宅のメリットが一番あるのはいつだと思いますか?

「えー冬じゃないの?」




「冬に暖かく(+安く)過ごすための高気密高断熱住宅でしょ?」

という感じですよね。

正解だと思います。

しかし!

近年僕は、高気密高断熱住宅の真価は冬よりも「他のある時期」なのではないかと考えるようになりました。

それが

季節の変わり目!

特に、春→夏(5-6月)と夏→秋(9-10月)

僕は現在、築35年オーバーの低断熱低気密の家に住んでいます。

住みながら毎年実験してきました。

結論を言えば、

夏はエアコンガンガンかければわりと快適になる。


冬もエアコンガンガンかければまあギリギリ快適になる。

(しかし光熱費は超かかる!)

冬でも夏でも、空調をガンガンかければある程度は快適に過ごせることを身をもって学びました。

しかし!

季節の変わり目だけは、制御がとても難しい!

特に低断熱低気密の家は、

熱(蓄熱)しやすく、冷えやすい。

だから風邪をひきやすい。

今、少しイライラしています。

それは、息子と妻が苦しんでいるから。

僕は、明確な証拠やデータなく、
「高気密高断熱の家は健康に良いですよ!」とは言いたくないほうです。

(誇張し過ぎたセールストークがはびこっているため)

しかし、こうは言ってもいいと思います。

高気密高断熱住宅は、寒暖差が体に与えるストレスを軽減できる。

その恩恵として、季節の変わり目に風邪をひきづらくなる。

T様からも

「新らしい家に住んでから子供のアトピーが改善しました。」

という話を聞きました。

「高気密高断熱住宅に住んで喘息が改善した」という研究結果も出ています。

いずれも「寒暖差」が少なくなったことによる影響だと思います。

もちろん過大に期待するのは禁物ですが、高気密高断熱住宅が健康に与える効果は体感できるレベルにあると言い切って良い。

もっと言えば、

高気密高断熱住宅は家族の健康を守る。

今回は感情に任せて文章を書いています。

今回の家族の辛そうな様子を見て、心は大きく動きました。

早く家を建てよう。

それが家族の健康につながると。

もちろん焦りはしません。

実際建てるのは数年後になるでしょう。

しかし、まずは「なんのために家を建てるのか」が肝心。

少し時間を置き冷静になって考え直しながら、一歩一歩自分たちの考える「豊かな暮らし」に向けて歩を進めていきたいと思っています。

追記…………….
一日経って相方の熱が下がりました。
この記事は、風邪を家の性能のせいにしすぎました。
ちょっと反省です。

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【秘訣】杉外壁の経年変化「前職の家の7年間の変化。」

ゆうです^^

前回の記事から杉板外壁について書いています。

前職場で建てた家の7年間の杉板外壁の表情の変化を紹介します。

無塗装の木の外壁(杉 赤白) 2年後

※前職場(オーブルデザインさん)のリンクを張ります。
 詳しくはリンク先の師匠のブログをご確認ください。
 (思慮深く科学的でとても参考になります。)

まずは、完成時と完成から1年経ったときの変化の様子。(2010年)

新潟の家から 自然素材の外壁とは・・・

新築時の「木色」からうっすらシルバーグレーに変化する様子が伺える。
最初は「板と板の間」にカビが生えることが分かる。
(水が溜まりやすいため)

築2年の様子。(2011年)

無塗装の木の外壁(杉 赤白) 2年後
シルバーグレーの外壁は「木の幹」と同じ色。

築3年の様子。(2012年)

天然素材の杉の外壁 無塗装で丸3年経過

綺麗なシルバーグレーの南西面と、カビが点在する南東面の差が分かる。

築4年の様子。(2013年)

超高断熱 木の家 が幸せを呼ぶ

植栽の緑とシルバーグレーの杉板外壁のコントラストがとても素敵。

築7年の様子。(2016年)

カビと薬剤?通風?

屋根の通気口まわりにはカビがあまり生えていないことに気づいた。

最後に、「木の外壁と植栽について」

「緑の家」の神髄は「時間(とき)」にあり・・・

緑があるから人も外壁も活かされるのかもしれません。

…………….

いかがでしたでしょうか^^

杉板外壁の経年変化は立地や周辺環境の違いによりケースバイケースです。

しかし

「○年後にはだいたいこんな感じになるのかー。」

「カビのムラ具合はこの程度なら許せるなー。」

などおよその目安が伝われば幸いです^^

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「コンピューターには出来ない仕事をする。」

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【秘訣】杉外壁のメリット・デメリット「メンテ・目地/腐朽・クギ浮き」

ゆうです^^

杉板外壁のメリット・デメリットをまとめたいと思います。

自然素材である杉板は時間と共に変化します。

その変化をどう捉えるか。弱点にどう対処しておくか。

設計者は経験や知識が必要ですし、
建て主様はデメリットを理解した上で判断することが求められます。

僕は、風合いやコストメリットから杉板外壁をお勧めしています。

【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。

杉板外壁の良い点は大きくは、

・風合いが良いこと。


・経年変化を楽しめること。


・コストパフォーマンスが高いこと。

ですね。これらは以前からお伝えしていました。

※良い点と感じるかどうかは「好み」によります。

新築時の杉板外壁の様子。暖かく柔らかい表情。
『山取り樹木の庭と杉板の家』完成

経年変化で綺麗なシルバーグレーになった杉板外壁。
(無塗装。築2年半。南面)
【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

今回はさらに細かい良い点をお伝えします^^

・造作がしやすいこと。

壁埋め込み型の造作ポスト。

木は大工さんが簡単に加工できる。
この「簡単に加工できる」ということは(見落としがちだが)メンテナンスを考える上でとても大きなメリットとなる。

同様に、

・部分的な張替えがしやすいこと。

万が一、外壁を一部張り替えなければならない場合、
板であれば簡単に張り替えることが出来る。
(クギを抜き、板を外し、新しい板を打つ。)

これが他の外壁だった場合、とても大変。(コスト大)

・なくならない素材であること。

上記のように外壁を張り替えなければならないとき、
外壁が工業製品の場合、
「廃番」になっているということが多々ある。

外壁材のデザインの移り変わりは激しい。
(特に窯業系サイディング)

自分の家の外壁が廃番になっている場合、
全面新しいものに張り替えるか、パッチワークになる可能性がある。

木は何千年も昔から不変の材料。
これは実はとても大きなメリット。

・目地が目立たないこと。

前提として伝えたいのが「木造住宅は動く」ということ。

柱の乾燥や在来軸組工法(ピン工法)の特性上、完成してからも軽微に動く。
(体感できないレベルで。)

そのため外壁に目地(動きを吸収するための隙間や弾性体)」が必要になる。
(それがないと動きに追随できずヒビ割れが起きる。)

実家の外壁(窯業系サイディング)の目地。
再塗装してからまだ10年経っていないのでそこまで目立たないが、
経年とともに汚れが付き目立ってくる。

目地が目立つと「張り合わせた感」が出てしまい少し格好悪い。
(住宅街をドライブすればそういう家がたくさん?)

杉板外壁は言わば「目地だらけ」。
これだと逆に目地が目立ちづらい。(意識されない。)

板の枚数だけ目地がある。
当たり前で自然なことのため気にならない。

・風景をつなげられること。

これはまだ少数派の価値観だと思うが、

「風景(歴史)を未来へつなぐ」

ことはその地域の風景を守ることにつながり、
家の価値を高めることにつながると考えている。
(というか、そういう社会を作りたい。)

世界を旅していた時、
フィレンツェの例えを出すまでもなく、昔からある家々の街並みはとても魅力的でした。

「住んでいる人の美意識」を感じました。

そして、僕は帰国して地元(柏崎の西山町)に戻った時、
それらの国々と同じような感動を味わいました。

杉板張りと瓦屋根の家々。

これぞ世界に誇れる日本の原風景だと。

これは大切な日本の価値、財産なんだと。

『外を知ることは内を知ること。』ということも強く感じました。

あるTV番組で、日本に来られた欧州人の大工さんが日本の窯業系サイディングの家を見て「日本の外壁はフェイク(偽物の材)で作られている。」と言っていたのが忘れられません。

日本人はここ数十年、経済発展を追いかける中で「合理性」に傾き過ぎたのかもしれません。

「本物の材は、施工が大変だし経年変化するからクレームがきやすい。」

「似た材を作って、安く楽でノークレームにしよう。」

今まではそれで良かったのかもしれません。

しかし今、少し考え直しても良い時代になってきているのではないかと感じています。

組石造のパリの田舎の家々(2012.8)。

また長くなってきてしまいました(^^;)

続いて、杉板外壁の悪い点(弱点)を。

(良い点より悪い点を知るほうが重要ですね!)

木の最大の弱点、それは

・腐ること!

我が家の車庫の隅。
【秘訣】板外壁の経年変化。「雨の跳ねを考慮する」

腐れば、木はなくなります。それは避けなければなりません。

「腐る=菌が木を分解する」ということ。

菌(腐朽菌)が木を分解するにはいくつかの条件が必要です。

「水分」「快適な温度」「酸素」「栄養」

の4つがそろったときに菌は木材を腐らせます。

温度・酸素・栄養は制御しがたいので、
木を腐らせないためには「水分」を制御します。

具体的には、

・水はけを良くする、水がかりを減らす。
 →木の表面を雨が流れやすくする張り方をする。
 →地面から板外壁を離すことで雨の跳ね返りを減らす。など

・通風を取り、乾燥させる。
 →外壁通気工法の採用。凸凹を減らし湿気の滞留を防ぐ。など。

(他には・腐りに強い樹種を選ぶ・防腐剤の塗布、などもある。
 長くなるので詳しくはまたいつか。)

対策さえきちんとすれば、
腐ることに対しては限りなくリスクを下げることが出来ます。

・カビが生える。

黒い部分は表面に生えたカビ(築5年、北東面)。
東面は雨がかりが少なく、カビが目立ちやすい。

築2年~10年くらいまではまだらに汚れ(カビ)が付いてくる。
(その後、シルバーグレーに落ち着いていく)

まずお伝えするのは、カビと腐朽菌は別物です。

腐朽菌は木を腐らせる悪いヤツですが、カビは悪さはしません。

カビの問題は美観上の問題です。

完全にシルバーグレーになるまでには長い年月がかかります。
(日や雨の当たり方などでケースバイケース)
(目安としては、西面:4年~、南面北面:6年~、東面:10年~。※超概算)

シルバーグレーになりきるまでの過渡期は
気にならない人は気になりませんが、
気になる人は気になると思います。

(僕は、カビの出始めに少し気にして3日後には気にならなくなるタイプ。)

これは個人の好みの問題ですね。

気になればデメリット、気にならなければデメリットではなくなります。

綺麗にシルバーグレー化した海カフェドナさんの外壁(築35年以上経過)。

・ヒビが入ることがある。

木なので、経年変化でヒビが入ることがあります。

大きなヒビでなければ特に大きな問題はありません。
(板の奥に施工する防水紙で防水を守っているため)

築35年超の杉板外壁。
割れが起きているのは赤丸部分のみのため、美観上も大きな問題ではないかと考える。

(この程度でもヒビが気になる方には杉板外壁はお勧め出来ない。)

・反りによるクギ浮きが起きることがある。

無垢の杉板はどんなに乾燥させても反り(そり)が起きます。
反り自体は特に問題はありません。

そして杉板は乾燥して縮みます。
縮むとクギの周囲が「すき」ます。
(隙間が出来るということ)

「大きな反り+すき」の影響で一部まれにクギが浮いてくることがあります。

クギが1本抜けても外壁が落ちることはありませんが、
なんとなく気になるかもしれません。

そんなときは、再度クギを打てば補修完了です。
(低い位置なら自分で。高い位置なら大工さんに頼んで)

また、あえて「錆びるクギ」を選ぶこともクギの抜け対策になります。
(鉄クギ、電気亜鉛メッキクギなど)
「錆びる=体積が増える」効果を生かし、クギの抜けを防ぐ方法です。

・節抜けすることがある。

抜けそうな「節」

板の乾燥により節が抜けることがあります。

抜ける節は、
「死節」(枯れた枝から出来る周囲と組織がつながっていない節)や、
「節埋め」(死節を取り、その穴に別の木を埋めて接着剤で留めた節)です。

が、これも美観上の問題です。

節が取れて気になるようであれば、取れた節を接着剤で留めるのもひとつです。

また、節が抜けづらいよう、死節や節埋めした材は極力使用しないという選択肢もあります。
(コストとの兼ね合い)

(ヒビ同様に、節の抜けも気になる方には杉板外壁はお勧め出来ない。)

…………….

以上、杉板外壁のメリット・デメリットでした。

もっと気になるようであれば、一度田舎の杉板外壁地域を歩いてみると新たな発見があるかもしれません^^

杉板外壁は外壁材の主流ではありませんが、メリットや魅力がとても大きい材料です。
(主流は窯業系サイディングや金属系)

弱点の対策をした上で、軽度のヒビなどは許容できる心持ちがあれば、
杉板はとてもお勧めの外壁材ですよ♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「日常体験の蓄積が最も大切。」

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『住学3回目』開催!エスネルデザイン村松が話します!

ゆうです^^

6/23に住学3回目が開催されます!

なんと今回のプレゼンターは僕!

もうドキドキ・ワクワク!!

どんな話をさせてもらうかというと、、、

住学1回目は「あかがわ建築設計室」さんと「桐生建設」さんの完成見学会からの懇親会!

いやー!楽しかった^^!

建築も刺激的でいろんな方と仲良くなることが出来ました♪

詳しくは前回の記事を。
『住学1回目』開催!赤川邸・桐生邸→懇親会♪

【秘密】「住学」懇親会でのウラ話♪
(この懇親会から「トークセッション」が生まれた。)

続く住学2回目は先約のとびら旅行とバッティングしてしまいまさかの不参加(T_T)!
(不参加はほぼ僕だけだったとか。恐るべきリピーター率!)

そして今回が住学3回目!

すでに申し込みは始まっていて残る枠はあとわずか!

5/31締め切りなので興味がある方は僕にご連絡ください^^

フェイスブックでもメールでも構いません。
(yuichi.mu1110@gmail.com)

サトウ工務店の佐藤さんに直接連絡してもらってももちろんOKです!
[サトウ工務店ブログ]第三回 参加者募集します!

※授業と懇親会はセットになります。
(授業は無料+懇親会費4500円)

会場は新潟市駅南のスモークカフェさんです^^

結婚式の二次会にもよく利用されるオシャレなバー♪
世界のビールを呑み比べることが出来る^^
→スモークカフェさんの詳細はこちらをクリック。

さてさて、本題の僕がどんな話をするかですが、

「建築業界の先輩方に建築の話をしても釈迦に説法かな。」

「高気密高断熱と床下エアコンの実績やデータはあるからそれは話せるが、それでは前職のコピーにすぎないな。」

「『エスネルデザインの村松』のオリジナリティーを出さねば!」
(それが一番面白いはず!)

ということで、

僕の特徴的な経歴である

世界一周旅行の話をしよう!

と^^

トークテーマは、題して

「世界の建築・世界の暮らし」

です!

まだまだどんな話にするかは煮詰め中ですが、一部をご紹介^^
(全ては話さないかもしれません。)

オーストラリアでのディナーは家族そろって屋外でが定番。
「豊かな暮らしとは」をきっかけとなる体験だった。

オーストラリアのモダンリビング。

ペナン島(マレーシア)のブルーマンションの中庭。
その地の気候により建築は大きく異なる。

ペナン島の長屋建築。

京都のように中庭、通り土間があった。(熱帯気候)

旅中スケッチ。

インド北部のコルビュジエの建築群。

白亜の霊廟タージマハル。

バラナシに移住した日本人の経営するカフェ。

死と生が近い町バラナシの街並み。

フィンランドのアアルト事務所。

ヘルシンキのミュールマキ教会。
フィンランド人の繊細な感性を感じた。

カンピ礼拝堂。(ヘルシンキ)

アアルトのセイナッツァロの村役場。
フィンランドは気候も建築も日本と近いように感じた。

アアルトのコエタロ(実験住宅)。

アアルトのマイレア邸。

コルビュジエのサヴォワ邸。(フランス:パリ)

ジャンヌレ邸。

アアルトのルイカレ邸。(パリ)

アアルトの建築にはとても心がときめく。

 ル・ランシーの教会。(RC打ち放し建築の原点)

コルビュジエのロンシャン礼拝堂。

ラ・トゥーレット修道院。

コルビュジエの小さな家。(スイス)

スペインのある店の男性トイレ。

ガウディのサグラダ・ファミリア。(スペイン)

グラナダの現代建築。
バレンシアの芸術科学都市。(オペラハウス)

ガウディの建築群。(カサ・バトリョ)

バルセロナ・パビリオン。(ミース)

ウィーンのフンデルトヴァッサー建築群。

トゥーゲントハット邸。(ミース)

ハルシュタットの木造建築群。

カッパドキアの洞窟ハウスの2階。(トルコ)

フランクロイドライトの落水荘。(アメリカ)

フィリップ・ジョンソンのガラスの家。(ボストン)

ルイス・カーンのフィッシャー邸。(ペンシルバニア)

ミースのファンズワース邸。(シカゴ)

ケーススタディハウス#22:スタール邸。(ロサンゼルス)

ヒラルディ邸。(メキシコ)
(この後事件あり)
おまけ…………….
建築以外にもいろいろなところに行ってきました。
話がどうまとまるか僕もわかりませんが
楽しみにして頂ければ幸いです^^!
2時間目の「市川住建」の市川さんもとても面白い方です♪
市川さんの大工話も必見ですよ!
【案内コピペ】…………….

残る枠はあとわずか!
5/31締め切りなので興味がある方は僕にご連絡ください^^

フェイスブックでもメールでも構いません。
(yuichi.mu1110@gmail.com)

サトウ工務店の佐藤さんに直接連絡してもらってももちろんOKです!
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潮風マラソン2018〈フル〉走りました!!

ゆうです^^

先日の5/20に柏崎潮風マラソンがあり、フルに出走してきました!

涼しい風が吹き天気は最高!

高低差上り下り合計600mの超キツいフルマラソン!

果たして無事に完走できたのか!?

コースの全容はこちらを^^(完走の作戦も)

明日は潮風マラソン〈フル〉!

アホな話ですが、
なんと前日の夜はセカイノオワリの野外ライブに行ってました!
(18:00~21:00。相方が予約)

しかもラッキーなことになんと前から4列目!

ライブセットもセカオワのパフォーマンスも最高でした^^!

夜の野外ライブって良いね!
(セカオワライブは撮影可)

セットがホントにすごかった、、

しかし!ライブが終わり、ほとんど最前列だったことの弊害が!

順番に観客を誘導するため、全然会場から出れない!
(立ちっぱなし)

駐車場に戻れたのは22時過ぎでした(T_T)
(待機+駐車場まで歩いて30分)

家に帰ってソッコーで寝ました!

(はい。自業自得です!)

不安と疲労を抱え、当日、潮風マラソンの会場に向かったのでした。
(朝早いので一人で。)

目標タイムを腕に書き込む。
関門があり、時間オーバーは強制失格となる。
ミサンガは去年相方が作ってくれたもの。

7:30頃会場に着き、

「一人で出走かー。」

としみじみしていると、なんと仲間が応援に来てくれました(>_<)

勇気100倍!!気合が入る!

もう完走したかよう笑

潮風マラソンのコースはこんな感じ。
ほぼ山。

8:00に海浜公園をスタート!

スタートから4km地点まではまさに「潮風」マラソンと言った感じで気持ちが良い^^!

しかも、みんなでいっせいに走るのって良いですね!

連帯感というか仲間意識というか。

言わば「同志」ですね。

練習とは違う高揚感がありました^^

なんとかハーフ(21.1km)を走破!

去年のハーフよりタイムは縮み2時間18分で折り返し。

タイムも想定より少し良いぐらい!

「いいぞ!」

と心の中で叫ぶ!

そして折り返し地点過ぎに、相方と息子が待っていてくれました!

嬉しい!気力がみなぎる!

(フルマラソン挑戦は「エスネルデザイン開業記念」と「息子誕生記念」をテーマとしていた。)

「父ちゃん頑張るよ!」の図



しかし!

ものごとはそんなに順調には進まないもの!

24kmあたりから徐々に足に限界が!!

「これ以上無理したらつるな。」

というヤツ。

「900m走ったら100m歩く」という流川楓作戦!を駆使しても限界がくる足。

実際、人生で20km以上走ったのは初だったのでこれから先は未知の領域。

筋肉と相談しながら、関門の時間を逆算しながら、歩き、走り、道を進みました。

30km地点での途中でアイシング。
首に氷を当ててくれた。
親父は例年マラソンの介護班のボランティアをしている。

「よく戻ってきたな。」と。(往路で会っているので2回目)

足はもう動かない。

気力も体力もあるが、筋力が足らない。

それでも次の関門をクリアするために歩く、走るを繰り返す。

「関門まで残り8km、あと1.2時間。クリアするには1km当たり9分。」

「歩いたら1km10分以上かかる。半分走ってなんとか1km9分を切っていこう。」

と、体が動かない分、頭で戦略を立て対策を練りながら進む。

なんとか最終関門を突破!!(38km地点)
タイムオーバーまで残り7分だった。

仲間が応援に来てくれた!
ありがとう!
最後走り切る気力が戻ったよ!

残りの海辺をなんとか走る!

潮風に戻ってきた。」と想いがこみ上げます。

そしてスタート地点の海浜公園に帰ってきました!

友人撮影!ありがとう!

フラフラになりながら最後のレッドカーペットを走る。
青空に「ゴール」の横断幕が見える。
この時の景色は一生忘れないと思う。

景色も風も最高でまさに「潮風」マラソン!という絵だった。

最後に相方と息子が加わった。
ここ数ヵ月、家族も応援してくれた。
家族の支えがあったからこその完走!!

ゴール!!42.195km無事、走破しました!!

言葉に出来ない達成感があった。

立てなくなるほど足はボロボロ。
自分の体に対しても感謝の気持ちがこみ上げる。
「無理させました。頑張ってくれてありがとう!」

スタート・途中・ゴールに来てくれた全ての仲間に感謝!
ハーフマラソンを完走したもり・たっくんも本当にお疲れ様!

完走タイムは5時間22分。
(往路2:18/復路3:04。復路で走れなかったのがタイムからよくわかる)

決して誇れるタイムではありません。

しかし、自分の持てる力は全て出し切れたと思っています。

完走出来たこと自体奇跡のようです。

家族や仲間に支えられて限界を超えられました。

感無量でした^^
(ゴール時は涙が出そうだった。)

2018年の潮風マラソンは一生忘れられない記念のマラソンになりました。

素敵なイベントを準備してくれた柏崎市や全てのボランティアの人、そしてランナーたちに感謝です。

ありがとうございました!

また(いつか)走ります!

その後は、仲間が祝勝寿司・焼肉パーティーを企画してくれました♪

仲間の家で♪
子供が多いと家は助かるね^^

いろいろありがとう!楽しかったよ!

潮風「マラソン」はこれにていったん卒業?かもしれません^^

来年は、仲間家族みんなで潮風「ウォーク」に出ようかと♪

季節も景色も最高でさらに健康になれるなら言うことありませんね。

潮風マラソンはとても辛いですが、おすすめですよ^^!

ぜひ来年は会場でお会いしましょう♪

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

仲間の家で一瞬爆睡。
翌日は筋肉痛+軽く発熱。

一日ゆっくり休み元気になりました。