ゆうです^^
前回の記事から杉板外壁について書いています。
前職場で建てた家の7年間の杉板外壁の表情の変化を紹介します。
※前職場(オーブルデザインさん)のリンクを張ります。
詳しくはリンク先の師匠のブログをご確認ください。
(思慮深く科学的でとても参考になります。)
まずは、完成時と完成から1年経ったときの変化の様子。(2010年)
新潟の家から 自然素材の外壁とは・・・
新築時の「木色」からうっすらシルバーグレーに変化する様子が伺える。
最初は「板と板の間」にカビが生えることが分かる。
(水が溜まりやすいため)
築2年の様子。(2011年)
無塗装の木の外壁(杉 赤白) 2年後
シルバーグレーの外壁は「木の幹」と同じ色。
築3年の様子。(2012年)
天然素材の杉の外壁 無塗装で丸3年経過
綺麗なシルバーグレーの南西面と、カビが点在する南東面の差が分かる。
築4年の様子。(2013年)
超高断熱 木の家 が幸せを呼ぶ
植栽の緑とシルバーグレーの杉板外壁のコントラストがとても素敵。
築7年の様子。(2016年)
屋根の通気口まわりにはカビがあまり生えていないことに気づいた。
最後に、「木の外壁と植栽について」
「緑の家」の神髄は「時間(とき)」にあり・・・
緑があるから人も外壁も活かされるのかもしれません。
…………….
いかがでしたでしょうか^^
杉板外壁の経年変化は立地や周辺環境の違いによりケースバイケースです。
しかし
「○年後にはだいたいこんな感じになるのかー。」
「カビのムラ具合はこの程度なら許せるなー。」
などおよその目安が伝われば幸いです^^
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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)
前職での設計格言シリーズ。
:「コンピューターには出来ない仕事をする。」