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【網川原のエスネル‐35】造作ラックDテーブル製作!阿部仏壇製作所さん見学。

ゆうです^^

網川原のエスネルは、造作ラックDテーブルの製作が進んでいます。

家族が過ごす中心となるダイニング。

食事以外の時にも「居場所」となるよう工夫を施したオリジナルの造作テーブルが完成間近です。

製作は、新潟市東区木工新町にある阿部仏壇製作所さん。

ものづくり学校の工場蚤の市でお会いしたのが縁の始まりでした^^

阿部仏壇製作所(KOUGI) 新潟の手作り仏壇・国産仏壇

新潟観光大使。71-2【報告】『工場蚤の市2019開催!三条ものづくり学校。』

阿部仏壇製作所さんや造作ラックDテーブルについては以前の記事でもご紹介させて頂きました^^

【職人技】造作ラックDテーブル製作開始!「阿部仏壇製作所さん見学。」

今回は、製作過程をご紹介!

阿部仏壇製作所さん。
木工新町には家具屋さんや建具屋さんが集積している。

この日はK様と一緒に見学。

製作過程の思い出が一層の愛着につながればと。

「職人さんの作業場」はどこもいつも格好良い。
それは見せるための空間ではなく、機能性を研ぎ澄ました空間だから。

そして「長年の歳月」を感じるから。

製作途中のラックDテーブルがあった!
社長の吉田さんにお話を伺う。

天地逆さまに仮置きしてもらった。
うん、とても良い感じ^^

ラックDテーブルの図面。

天板の下部に、ノートPC、雑誌、リモコン、文房具などのための収納スペース(ラック)を設けている。

テーブル幅も1.6mと広めに。

ダイニングの利便性を高め、食事前のお子様の勉強や、食後のご主人のPC作業、奥様の家計簿・学校の事務作業などがスムーズに行えるように。

食後すぐに個室に行くのではなく、ダイニング+リビングで家族が同じ空間にいる時間が自然と長くなるよう想いを込めた。

収納ラックの高さは約8.5cm。
足の動きやすさも考慮し、高すぎず低すぎないサイズを何度も検討した。

収納ラック幅は天板幅より狭め、座りやすさや足の組みやすさを考慮。

最終的にK様と一緒に実物を確認し、サイズを決定した。

うん、良い感じ^^

今回のテーブルは吉田社長が、板の選定・幅はぎ(接着)・ホゾの加工・組み立て・調整・仕上げ、まで全て一人でされるとのこと。

「メープルは非常に硬いので、ホゾ穴加工は一苦労でした。」

と吉田社長。
(ありがとうございます)

経営者であり、対応もされ、職人でもある吉田さん。

ものづくりの依頼先としては非常にありがたい条件。

色味や木目が揃ったメープルの天板(仕上げ前)。
入念に板を選定していたら3時間以上かかってしまったんだとか!

1枚の板をそのまま使わず、適度な長さ(10cm程)に割って再度張り合わせることで、天板が反るリスクを抑えている。
(板の真ん中に継ぎ目がある)

テーブルと同材でベンチも製作して頂く。

ベンチの良い点は、椅子のどちら側からでも座ることが出来る点。
そして、背もたれがない分、空間への圧迫感が少ない点。

細いミゾが彫られたベンチの脚と天板。

そのミゾにビスケットと呼ばれるブナを乾燥・圧縮させた材を接着剤と一緒にはめ込む。

ビスケットを継ぎ手として、木材をはめ込んでいく。

接着剤が乾燥したビスケットに染み込むと、ビスケットが膨張し、強い保持力が出るという仕組み。

金物での固定も良いが、こうした加工と木だけを使った造り方はワクワクする^^

写真のもののように、脚の先を細くシャープにすることも出来る。
(洋風で垢抜けた感じになる。太いままの脚もどちらも魅力的)

天板や脚の角は丸みをつける加工も可能。

シャープに最低限(半径2mm程)でも良いし、手触りや柔らかい見た目を作るため半径9mm程丸めても良い。
(写真は半径9mm程)

阿部仏壇製作所さんの工場内を見学し、K様と共に吉田さんからいろいろなお話を伺った。

阿部仏壇製作所さんの「おなまえ積み木」。
ヒノキ製で柔らかく軽く匂いも良く、赤ちゃんの最初のおもちゃには最高♪

出産祝いにお勧めです^^

KOUGI ~木のものロングライフデザイン~

…………….

造作ラックDテーブルの完成形は今週末の見学会で。

僕もまだ完成形を見ていないのでとても楽しみ^^

ダイニングテーブルは一生もの。

新築時に良いものを買うと、歳と共に家族の思い出が染み付いていきます。

質と機能と手仕事を。

素敵なダイニングになりますように♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【見学会ご案内】…………….

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

【関連記事】…………….

【職人技】造作ラックDテーブル製作開始!「阿部仏壇製作所さん見学。」

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【網川原のエスネル‐34】植栽・石積み完成!家は緑で命が宿る。

ゆうです^^

網川原のエスネルは、外構工事が進み、植栽が完成しました。

緑が植えられると、建物に命が宿ったよう。

印象が段違いに変わりました。

EN GARDEN WORKの小川さん、ありがとうございました!

網川原のエスネル9/7(土)・8(日)完成見学会を開催します。

大工さんを始め、様々な職人さんの技がつまった家。

詳しくはコチラをご覧ください^^

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

さて、今回は網川原のエスネルの外構工事について^^

植栽前の網川原のエスネル。
十分素敵^^

しかし、植栽が植わった後は歴然の差。
命ある緑には敵いませんね。

地面を掘り起こし、給排水屋さんが汚水や雨水の排水管を設置していく。

大工工事完了日のK様からの差し入れボックス。

とても素敵なメッセージ。

設計事務所は「建て主様」と「工務店さん・職人さん」のを取り持つ役割を果たす。

間に入りつつも、出来る限り、建て主様と職人さんが直接触れ合う機会を作りたいと思っている。

外構で使われる川石。
暖かい、自然に近い、茶系の石を選定した。

カチッと決まりすぎたモノではなく、人を迎え入れる柔らかい外構を目指している。
(師匠からの影響)

敷地に高低差があるため、土留めとして石積みを造る。

「少しラフに仕上げ、暖かみ・柔らかさを出したい。」 

とEN GARDEN WORKさんに写真や言葉でイメージを伝え、共有していった。

モルタルを塗り、丸石を積んでいく。

通常の自然石積みは、石を割り、石垣のようにカチカチと積んでいく。
その石を割る作業に手間がかかる。

丸石は石を割らずそのまま積む。
割る手間はないが、ちょうど良い石を探したり、積む角度を調整したりと、これはこれで手間がかかる。

その「手間がかかった様子」に人の心は動かされるのだと思う。

階段はPC板(コンクリート板)で製作。

素材そのものの無骨さを活かす、雨で色が変わる・経年変化で生えた苔が似合う様子を目指した。

年を重ねるごとに魅力が増す外構を。

1段高さ約15cm。踏み面長さ約36cm。
老若男女に登りやすい優しい階段を。

訪れる人はこうした配慮にも「おもてなし」を感じるものだと思う。
(無意識レベルでも)

植栽のトンネル、木製階段、木のポスト、飾り棚、、、

住まい手だけでなく、訪れる方にも「素敵な家だな」と感じてもらえる家であれば嬉しい。

ついに樹木が搬入された♪

どれを、どこに、どの角度で、、
このあたりは庭屋さんのセンスによるところ。

見た目だけでなく、その植物の性格・生長なども考慮されるため、中途半端に口を出さず信頼できる方に全てお任せするのが一番良い。

「モチはモチ屋」はエスネルデザインの基本コンセプト^^

秋空と秋の雲に、杉板外壁と緑たちが映える。

EN GARDEN WORKの小川さんによる水遣りレクチャー。
タイミングが合い、K様にも立会い頂いた。

「季節によって水遣り具合も異なります」
「植えて1-2年の夏はたっぷり根っこに1分くらい」

庭屋さんとはこれから長いお付き合いになる。

「なんとなく樹木に元気がない。」

などの疑問は気軽に直接やりとり出来る関係性を建築時に作っておけると良い。

外部の配管も完了。

シロアリ対策のため、配管は地中に埋めず「基礎の立ち上がり」から抜く。
(もしも蟻道が出来た際に目視確認、排除が容易)

…………….

そして、植栽と石積みが完成しました^^

素晴らしい!!

EN GARDEN WORKさん作成の図面。
(下書きはエスネルデザイン作成)

植栽の説明図。
花や実など季節を感じられることを意識して選定して頂いた。

石積みの柔らかい自然な感じがとても良い^^
小川さん、ありがとうございました。

紅葉しかけたイロハモミジが青い空に映える。

ソヨゴ(常緑)。

アカシデ。
小川さんお勧めの木。

小ぶりなケヤキのような葉が特徴的。

アズキナシ。
こちらも小川さんお勧めの木。

さらさらとした枝が、山に自生した木々のようで良い感じ♪

イロハモミジ。
斜めに枝垂れてアプローチに緑のトンネルを作る。

瑞々しく、新潟の風景に合い、僕のとても好きな木のひとつ。

木製階段下部の外部収納も完成。
目隠しルーバーに合わせたルーバー戸も良い感じ^^

大型の床下収納。
お子様の自転車、冬用タイヤ、除雪用具、園芸用品、、、

網川原のエスネルには「室内」にも「屋外」にも床下収納がある^^
小さな家には、広く暮らす工夫がたくさん♪

…………….

網川原のエスネル、もうすぐ完成です。

完成が近づくに連れて、目に見えて家の密度が濃くなっていく。

小さかった子供が、成人するような、

器に血が通ったような、

この過程がとても愉しい。

ブログを通して、建て主様や、皆さまに少しでもお裾分け出来れば嬉しい限りです。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【見学会ご案内】…………….

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

【関連記事】…………….

『山取り樹木の庭と杉板の家』完成。

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【網川原のエスネル‐33】造作手摺完成!最後の仕上げは「想い」と「思い出」。

ゆうです^^

網川原のエスネルでは、造作手摺が完成し、取り付けられました。

棟梁の渾身の手仕事。

そして、最後の仕上げは建て主様に。

毎日にぎる手摺に「想い」と「思い出」を込めて頂きました^^

網川原のエスネル9/7(土)・8(日)完成見学会を開催します。

詳しくはコチラをご覧ください^^

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

素晴らしい植栽たちが植えられた。
秋空に紅葉しかけのモミジがとても良い。

外構の模様はまた次回に。

さて、以前からお伝えしていた造作手摺がいよいよ完成しました^^

【職人技】造作エスネル手摺!「世界でみつけたあの掴み心地を。」

毎日にぎる手摺には親しみやすい形状特別な想いを。

小林棟梁の渾身の手仕事です。

小林棟梁の作業場にて。
格好良い男の背中。

実際に付く手摺はサンプルと異なり、長い!
そのため、造り方にも工夫が必要。

ルーターと呼ばれる木材加工の機械を専用の台に固定し、ガイドに沿って手摺(角材)を削っていく。
(写真の専用の台は手すりの為にわざわざ棟梁が作ったもの!)

ルーターのビット(先端の削る金物)は「サジ面ビット」。

両面の握り部分が削られた手摺の原型。

サンプル(右)と見比べながら形を整えていく。

この段階で僕が実物を確認。
全体的に角を削り丸くしてもらうよう依頼。

特に握ったときに指の腹が当たる赤丸部分の柔らかさが大切。
何度も握り、自分の感覚を頼りにより良い形状を模索した。

サンダーと呼ばれる電動やすりで角を丸く仕上げていく。
長い手摺をなるべく均一に丸みをつける。

集中力と根気の要る作業。
(大工さんに依頼してよいレベルを超えてる?)

小林棟梁の気概があって初めて実現したのかもしれない。

削られて艶の出たヒノキの手摺。
目が詰んでいてとても綺麗。

使うごとに手の脂が乗り、艶が増していく。

作業の様子の動画です^^
(大きな音が出ます)

そして!

エスネルデザインの手摺はこれだけでは完成しません^^

最後の仕上げは建て主様であるK様に。

「想い」と「思い出」を込めて頂きました。

ご家族(+僕)みんなで手摺の仕上げ♪

紙やすり(#400・#800)を使い、表面をより滑らかに仕上げていく。
元々すべすべとしていたが、#800で仕上げると比じゃないほどの滑らかさに!

なんでも「最後のひと手間」が重要なんですね^^

手摺を握る度に(たまにで良いので)この日のことや大工さんの手仕事を思い出して頂ければ素敵かなと^^

K様、ありがとうございました。

K様が選定された真鍮黒塗りの手摺受け金物。
無垢の手摺にとても似合う。

【素材】大切な手摺には大切な金物を。「K様支給品ご紹介。」

様々な人の想いのこもった実用的な手摺。
見学会でぜひ握って頂きたい。

…………….

「最後のひと手間」のアイデアは他にも^^

ウォールナットの端材を割ってポストマークを作ってみた^^
玄関の横のポストにつけると来客の方の目に入った時に暖かみを感じて頂けるかと。

プロでなく、素人が作るところがポイント。
(少しラフに作るくらいがちょうど良い)

それは、わざわざ(得意でないのに頑張って)手で作った様子が感じ取れるから。

【網川原のエスネル‐21】大工さんの造作ポスト!「杉のポストは外壁と一体化する」

…………….

網川原のエスネル、もうすぐ完成です。

嬉しいような、少し寂しいような、

「娘がお嫁に行く」と言ったら大げさでしょうか。

大げさでなければ、完成見学会はまさに「結婚披露宴」。

盛大に見送ってあげたいと思っています。

エスネルデザインの長女の披露宴。

宜しければ、ぜひご参列ください^^

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【関連記事】…………….

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

【職人技】造作エスネル手摺!「世界でみつけたあの掴み心地を。」

【素材】大切な手摺には大切な金物を。「K様支給品ご紹介。」

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【網川原のエスネル‐32】「塗装・洗い出し土間・木製外部階段。」家を設計するとは

ゆうです^^

網川原のエスネルは、塗装工事が始まり、洗い出し土間が仕上がり、木製外部階段の製作が進んでいます。

AEP塗装の良い緊張感と、木の暖かみが織り合った優しい空間が仕上がっています。

網川原のエスネル9/7(土)・8(日)完成見学会を開催します。

詳しくはコチラをご覧ください^^

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

日の当たる南面(8/5 9:40)。
2階の屋根や大きな下屋が夏の日射熱を遮ってくれている。

玄関ポーチの土間コンクリートが打たれた。

洗い出し仕上げ。
あえて荒々しく仕上げてもらい、砂利や植栽との調和を考えた。
(滑り止め効果も兼ねる)

塗装工事も始まった。
まずはクギ穴・目地をパテで埋め、平滑に仕上げていく。

木部との取り合いは養生(マスキング)をし、下塗りから。

出隅は特に気を遣いながらパテで角を出していく。
これが綺麗な窓周りを作り上げる。

塗装屋さんの道具たち。

エスネルデザインの標準色はオフホワイト系。

寒々しくならないよう、緊張感の中に暖かみを混ぜる。

白の空間にアウトセット引戸の鴨居(ツガ)が映える。

巾木は最小限寸法。
綺麗さと施工性・コストのバランスを考慮。

トイレの窓から良い光が入っていた。

この窓は見学会での見どころのひとつ^^
トイレの引戸を閉めなくて良いよう間取りに工夫を施してある。
(リビングから視線が外へ抜ける)

キッチンの側板の製作もスタート。

担当は道川大工さん^^
(手間のかかる部分、ありがとうございました)

壁に棚の原寸図を書き、確認。
バランスを見て、棚の出を現場で調整。

家具のようなキッチンが良い感じに出来上がってきています^^
(家具屋さん製ではなく、大工さん製なのがポイント)

跳ね出し階段も徐々に出来てきた!

浮遊感のある階段板。

小さな家にとって階段の位置はとても重要。

動線を分断しないか。スペースを取り過ぎないか。
上手く空間に馴染ませられるよう検討を繰り返した。

この階段のアイデアはサトウ工務店さんの「タトウノイエ」から。
(サトウさんありがとうございます^^)

ケンチク探訪♪ 15『東中島の家(加藤淳さん)・タトウノイエ(サトウ工務店さん)見学会。』

跳ね出し階段は壁から段板が出るので、気密処理が大変。
一段一段、丁寧にテーピングして頂いた。
(中村大工さんありがとうございます)

木製外部階段も出来上がってきた^^
杉やホワイトウッド等ではなく、耐久性のあるウエスタンレッドシダーを使用。

大工さんの手仕事により木が組まれていく。

パッキンで土間から浮かせることで、木が水を吸いづらいよう配慮。

新旧の木製外部階段。
仮設階段くん(左)、今までありがとう!

木製外部階段の図面。

木製外部階段のメリットは

・風合いが良い(木の外壁と馴染む)。

・下部を外収納に使用できる。
(子供自転車、冬タイヤ、除雪用具、菜園道具など)

・基礎立ち上がりにシロアリの蟻道が出来ていないかを目視点検できる。

代案は「コンクリート階段」。

メリットは、
・木製よりもコストが低い。
・耐久性抜群。
(シロアリの蟻道を目視点検できるよう配慮必要)

見た目の好みもあります。

完成!
これからルーバー+扉が付く^^

…………….

エスネルデザインの家は、大工さんの手仕事が主役です。

大工さんの技や汗をもっと知ってもらいたい。

そしてその分、家に愛着を感じて頂きたい。

それは、建て主様の幸福感につながり、ひいてはその家の長寿命化につながっていく。

設計士は、図面を書いて現場を見て終わりではなく「その先」まで設計するものでありたい。

「設計」「監理」そして「発信・伝える」。

それが広義での「家を設計する」ということだと考えています。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

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【見学会】「網川原のエスネル完成見学会開催!」予約開始+見どころ紹介!

ゆうです^^

9/7()-8()
網川原のエスネルの完成見学会を開催します。

エスネルデザイン新築第1棟目の完成見学会。

エスネルデザインのコンセプトモデルである網川原のエスネルは見どころ満点^^

ただ今より予約受付スタートです!

完成見学会の詳細はコチラ^^

【日時】9/7(土)-8(日) 9:30~16:30

【場所】新潟市中央区網川原
 ※詳細場所はメールで地図を送らせて頂きます。

ゆっくりご見学頂くため、組数限定・事前予約制の見学会とさせて頂きますm(__)m
(先着順)

※1コマ2組様まで(相談可)。
(ご検討中の方には先行予約を頂いています)

ご予約の時間帯はコチラ^^

9/7(…………….

①9:30~11:00
 :残り0組(予約埋まりました)

②11:00~12:30
 :残り0組(予約埋まりました)

③13:30~15:00
 :残り0組様(予約埋まりました)

④15:00~16:30
 :残り0組様(予約埋まりました)

9/8(…………….

①9:30~11:00
 :残り1組様

②11:00~12:30
 :残り1組様

③13:30~15:00
 :残り0組様(予約埋まりました)

④15:00~16:30
 :残り0組様(予約埋まりました)

参加ご希望の方は、

・お名前
・ご来場人数
・希望時間(9/7 or 9/8+①②③④)
・駐車場の要不要
・携帯電話番号(緊急時連絡用)

をご記入の上、メール頂ければ幸いです。
現地地図をご連絡させて頂きます。

メール:yuichi.mu1110@gmail.com

※2日以内に返信がない場合、受信不良の可能性がありますので、お手数ですが下記の携帯電話までご連絡頂ければ幸いですm(__)m

携帯電話:080-4577-1985

皆様からのご連絡お待ちしております^^

…………….

さて、今回は網川原のエスネルの見どころをご紹介^^

【見どころ①】間取り

延べ床面積28坪の中に生活しやすい工夫が散りばめられている。
(吹抜けを除くと26坪)

【玄関は広々3帖】
充実のコート掛け・シューズクローゼット!

…………………………..

【マルチWICも広々4帖】
マルチWIC=洗面・脱衣・洗濯・化粧・タオル下着収納・パントリー

…………………………..

【キッチン周りの収納も充実!】
+【キッチンとマルチWICの家事動線】
造作カップボード+パントリー+外気収納がキッチン近くに^^

…………………………..

【リビング周りの収納も充実!】
+【密度高く過ごせる「家族の間」】
・収納は細かく適材適所に収納♪
・ダイニングテーブルと畳スペースの密度の高い空間。
・キッチンから子供の遊び場が見える配置を。

「小さな家」を勧めるエスネルデザインの正にコンセプトモデル!

約7.5帖の大型吹抜けも見ものです!

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.1【収納量①「玄関・キッチン」】

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.2【収納量②「洗面脱衣・リビング」】

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.3【家事手間・動線】

【秘訣】家族団らんリビングの秘訣「リビングに中心があるか」

【秘訣】家族団らんってなに?団らんの正体とは!?

設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐

【見どころ②】大型床下収納

1階の床下は高さ1.4mの大型収納!

外壁の耐久性・メンテナンス性・収納力・空調経路など様々なメリットを兼ね備えた床下収納。


「自転車」「雪かき用具」「客用布団」「アウトドア用品」「季節の飾り」「スポーツ用具」「子供の思い出ボックス」「漫画・本」「冬用タイヤ」「生活用品ストック」など何でも収納できてとても便利^^

【お客様の家】築1年のI様邸に訪問②「整頓された暮らしと床下収納の実力。」

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。

【見どころ③】大工さんの技。

・杉板外壁





【網川原のエスネル‐28】杉板外壁施工!「大工の職人技と通気層の重要性。」

・造作ポスト





【網川原のエスネル‐21】大工さんの造作ポスト!「杉のポストは外壁と一体化する」



・造作手摺

取付金物は、K様選定の真鍮黒塗のもの。



【職人技】造作エスネル手摺!「世界でみつけたあの掴み心地を。」

施主支給品 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる
【網川原のエスネル‐33】造作手摺完成!最後の仕上げは「想い」と「思い出」。

その他にも「造作洗面台」「造作テレビ台・収納」「造作階段」など大工さんが造られたモノは多岐に渡ります。

空調用の床スリット。

木製外階段(下部収納)。

造作跳ね出し階段。
(アイアン手摺も見どころだったが、見学会には間に合わなかった、、泣)

また、建具屋さんや家具屋さんによる「造作ラックDテーブル」「造作ソファ」「造作建具」なども見ごたえ抜群♪

追ってブログで紹介していきます^^

【職人技】造作ラックDテーブル製作開始!「阿部仏壇製作所さん見学。」

【網川原のエスネル‐31】「造作ソファの生地選び」窓周りと石膏ボード張り。

【見どころ④】窓の切り取り方

窓の切り取り方(設置位置)によって空間は、開放感も、明るさも、景色も、変わる。

「光」と「景色」にこだわるエスネルデザインの「窓」をぜひ窓を見て頂きたい。

ソファ真横の窓からの景色もお楽しみに^^

【S邸Web内覧会②】「窓の選び方、壁の切り取り方」

ケンチク探訪♪ 20『フラワーホームさん見学(伊礼さん設計)』

この他にも見どころはたくさん^^

ヒノキ無垢の床。

【エスネルの仕様】床材:「国産無垢ヒノキ」

定番のアイテムや照明たち。

【素材】エスネルで使われるアイテムたち①「紙巻器・タオルバー・水栓・照明」

そして、ハイスペックな基本性能。

超高断熱:UA=0.24

【「超高断熱」とは】網川原のエスネルの断熱性はUA=0.24

【快適性】なんのための超高断熱?「家中暖かく快適に暮らすため。」【全館空調のススメ】

【経済性】なんのための超高断熱?「冷暖房費を抑えるため。」

【健康】なんのための超高断熱?「体への負担(寒暖差)を減らすため。」

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。

構造計算による耐震等級3
(長期優良住宅認定)

【秘訣】構造計算された家を。「耐震等級3」を勧める理由。

…………….

長くなってしまいました(^^;)

しかし、生みの親としては魅力は語りつくせないほどあります。

それだけ、悩んで、決断して、現場を見て、愛情を持って創り上げた家です。

次回の完成見学会は早くても半年以上先です。

興味がありましたらお気軽にご連絡頂ければ幸いです^^

(※建築業者さん向け見学会は別途計画中。詳しくは住学FBページにて)

【網川原のエスネル完成見学会内容】…………….

【日時】9/7(土)-8(日) 9:30~16:30

【場所】新潟市中央区網川原

※組数限定・事前予約制の見学会(先着順)

【時間】

9/7(土)…………….

①9:30~11:00
②11:00~12:30
③13:30~15:00
④15:00~16:30

9/8(日)…………….

①9:30~11:00
②11:00~12:30
③13:30~15:00
④15:00~16:30

※残りの枠数はトップをご確認頂ければと思います。

参加ご希望の方は、

・お名前
・ご来場人数
・希望時間(9/7 or 9/8+①②③④)
・駐車場の要不要
・携帯電話番号(緊急時連絡用)

をご記入の上、メール頂ければと思います。
(現地地図をご連絡させて頂きます)

メール:yuichi.mu1110@gmail.com

※2日以内に返信がない場合、受信不良の可能性がありますので、お手数ですが下記の携帯電話までご連絡頂ければ幸いですm(__)m

携帯電話:080-4577-1985

皆様からのご連絡お待ちしております^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^
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【網川原のエスネル‐31】「造作ソファの生地選び」窓周りと石膏ボード張り。

ゆうです^^

網川原のエスネル9/7・8完成見学会を開催予定。
(土曜日から予約受付開始!)

さて、今回は造作ソファ窓周りについて。

設計士と建て主様の想いのこもったソファがもう少しで完成します^^

網川原のエスネルには造作ソファが設置されます^^

ソファはエスネルデザインのお勧め。

「窓から見る景色」+「ソファ」

は最高に心地良い組み合わせ。

椅子に座るとも、床に腰を下ろすとも異なる、

包まれるように深く腰掛けるときの落ち着き感。

「ソファ」は他にない心地良さを持っています。

ケンチク探訪♪ 20『フラワーホームさん見学(伊礼さん設計)』

【秘訣】「空を見る窓」「緑を見る窓」心地の良い居場所を。〈+旅スケッチ〉

新潟観光大使。70『柏崎の名所。「恋人岬」とカフェ「シーガル」』

造作ソファが置かれるのは前面道路側の窓辺。

「真横に窓」があることが大きなポイント。

心地良さが数倍異なる。

黒の牛革(本革)の生地サンプル。

生地を検討されるK様。
K様は安価な布張りではなく、高価な本革張りを選ばれた。
(本革を選ばれる気持ちとても分かります!)

「メンテナンスをしながら長年、味を楽しみたい。」

とK様。

合皮のサンプルも用意したが即効で検討除外に笑

馬革のサンプル。
牛革に比べるととても柔らかい。

その分、管理はシビアなのかもしれないが、この柔らかさはとても魅力的^^

本革は布と異なり「拭き取りが出来る」「ホコリが溜まりづらい」など衛生的なメリットもある。

クッションの硬さも実物を試して検討。
K様の好みで硬めのウレタンが選ばれた。

完成して座らせて頂くのがとても楽しみ^^

K様がどんな種類・色の革を選ばれたかは見学会でご覧頂ければと思います♪

ソファが置かれる台。

大工さんに「肘掛け&収納棚」を造ってもらった。
(まるごと家具にせずにコストダウンも図った)

造作ソファの図面。

座面の高さ、奥行き、厚み、など実際のソファを座り比べて検討を重ね、最適と考えるソファが完成した。
(本当に楽しみ^^)

キッチンからの景色。

3Dパースとの比較。

これから階段が取り付けられる。
(リアルタイムでは設置完了済み)

マルチWIC(洗面+洗濯+脱衣+化粧+パントリー)。

北側だが、高窓のお陰で良い光が入り明るい^^

3Dパースとの比較。

設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐マルチWICとは‐

中村大工さんがナニカを大量に造っていました。

ビスの穴を埋める「木栓」

穴あけも、ビス締めも、木栓造りも、全て手作業。

これを知っているのといないのでは、家への愛着は異なってくる。

そういう「モノが作られる物語」の掛け橋になりたい。

キッチンも徐々に仕上がってきた。

先日、NKのエスネルのO様にご見学頂いた際、奥様に




「天井の高さと棚の高さが理想的です。我が家もこれと同じようにしてください。」

というとても嬉しいお言葉を頂いた^^

O様、ありがとうございました。

次回のプラン提案打合せのほう何卒宜しくお願い致します。

トイレ手洗い用の棚。
狭い場所ほど、壁を掘り込んだりと詳細な設計をしていく。
(大工さん、施工ありがとうございます)

天井や壁に石膏ボードが張られる。
窓の輪郭が強まってきた。

段違いに張られる石膏ボード。
目地を不揃いにすることで、塗装のヒビが入りづらいよう工夫して施工する。

天井と連続する窓。
日光による陰影がとても綺麗。

壁沿い・天井沿いに設置される窓は光を室内に導きやすい。

光が入りづらい室であっても、窓の位置縦長・横長などの工夫で、明るさや開放感は大きく変えることが出来る。

【S邸Web内覧会②】「窓の選び方、壁の切り取り方」

窓には、窓下に台(板)を設けているものと、、

台を設けずに、四周石膏ボード巻き込みのものがある。
それぞれ用途があり、綺麗さがある。

特に四周石膏ボード巻き込みの窓は、景色を切り取る窓としてとても綺麗。
(塗装後もお楽しみに^^)

外構の打ち合わせも完了。
(K様とEN GARDEN WORKの小川さん^^)

ソファから「緑」を眺めたい。

今からとても楽しみです。

…………….

家づくりは本当に多くの人が関わり、協力し合いながら進んでいきます。

良い家が出来るかは、設計や施工の腕もさることながら、それらの人と人との関係性や思い遣りで決まるのかもしれません。

こんなやり取りを見させて頂けるのが本当に幸せ。

網川原のエスネルは本当に良い家だと思います。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^
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【網川原のエスネル‐30】「中間気密測定!」-気密施工のポイント-

ゆうです^^

網川原のエスネル9/7・8完成見学会を開催予定。
(数日後に予約受付開始予定)

さて、今回は気密施工・中間気密測定について^^

高気密住宅である網川原のエスネルの気密性はどのくらいだったのでしょうか!?

気密化の施工ポイントもご紹介します。

世の中には「高気密住宅」とうたっている住宅でも、気密測定が行われていない住宅もあります。

また、完成時に気密測定を行わず、建築途中の中間気密測定のみ。

もしくは、中間はせず、完成気密測定のみ。という場合も。

測定をしないのはもっての他ですが、

「中間気密測定のみ」の場合、中間時から完成までの間の気密処理が問題なく行なわれたかが不明。
(中間後に設備工事などで穴が空きやすく、その気密処理が重要)

「完成気密測定のみ」の場合、良い数値が出れば問題ないが、悪い数値であっても後の祭り。
完成時からやれることはほぼありません。

気密施工の王道は「中間時」「完成時」のどちらも気密測定を行うこと。

中間時は、施工精度の確認のため。

完成時は、性能の証明として。

気密測定の費用は一回1.5~2万円程。

何千万円の家を建てるのに省く部分ではありません。

エスネルデザインでは「中間時」と「完成時」に気密測定を行い、品質を確認して建物をお引渡ししています。

足場が外れました^^

上棟時が懐かしい。

数ヶ月でゼロから家が建つ。
毎回思うが「建築」とはとてもダイナミックな行為。

「100年後の風景を造る。」

そんな気持ちで設計に臨んでいる。

『建築』というダイナミズム。建てるという行為。

気密施工の様子をご紹介^^

綺麗に充填された断熱材(グラスウール)。
断熱材の施工精度も重要な監理のポイント。

気密施工の最重要ポイントが「窓まわり」。

数量が多いこと、入り隅(角)の気密シート施工に精度が求められることなどとても気を張る部分。

また、気密シートは「防湿」の役目も果たしている。

窓周りの気密(防湿)が甘いと、
「結露」→「壁内に水が浸入」→「壁内にカビ発生」という事態を引き起こすリスクも。

気密測定をすることはそう言ったリスクをつぶす意味でもとても重要。

【秘訣】壁内にカビ発生。「中古住宅購入時の注意点」

最高に綺麗な窓周りの気密シート処理。
これには驚いた!
(過去最高の綺麗さ)

よほど几帳面な大工さんでないとこうはならない。
小林棟梁、脱帽です!

シワ、たるみが一切ない。
驚愕の施工精度。

ここまで綺麗でなくても気密は出る+少したるんでも良いように窓まわりにゆとりのある設計をしている。

それでも綺麗だと見ていてとても気持ちが良い^^

シートの上からしっかりとテーピングし、サッシとシートを連続させる。
(テープの張り方も本当に綺麗!ありがとうございました!)

窓周り詳細図。

「気密処理」や「枠の見え方の調整」など窓周りは設計者の想いが強く反映される部分。

とても大切な図面です。
(施工される大工さんに現場で直接説明する)

断熱材も気密シート施工もとても綺麗(感動)。

重要ポイントその②は「梁などシートを貫通する部分」の気密処理。

ここはテーピングが肝。
「高い技術力」ではなく「根気」や「誠意」が求められる部分。

気密施工の肝は「テープを綺麗に張ること。」

とても単純^^

言ってしまえば、経験がなくても誰にでも出来ること。
(今まで気密住宅施工経験のない工務店さんと多々仕事をしてきた)

しかし、誰にでもは出来ない。

「建て主様への想い」「自分の仕事への誇り」があって初めて、一枚一枚きれいにシワ無く張りきることが出来る。

(あと「設計者の監理・助言」と「気密測定」)
(気密測定は「中間テスト」のようなものかも)

重要ポイントその③は「コンセントまわり」の気密処理。

 コンセントも数が多いため、一箇所に少しの漏れが一棟で大きな漏れにつながる。

 また、ここの気密施工の担当が大工さんでなく「電気屋」さんであることも多く、現場に入る職人さん皆が意識高く気密化に取り組むことが必要になる。
(設計者がこんこんと伝えることが重要。)

コンセント用の気密カバー。

テーピングをして気密シートとカバーを一体化させる。

重要ポイントその④は「配線まわり」の気密処理。

ここもコンセント同様、数量が多く気密性への影響が大きい部分。
愚直にテーピング処理をしていく。
(「ケーブルをまとめて一箇所で抜かない」などポイントも多々)

赤丸部分はこれから「棚」が取り付く部分。
気密シートを張る前に下地を設置しておく必要がある。

一部、石膏ボードの施工も始まった^^

天井と窓が連続していると光が天井に広がるのがよく分かる。

勾配天井にも気密シートが張られ準備万端!

天井裏に断熱材「セルロースファイバー」も吹き込まれた。
厚さ40cm以上の超高断熱仕様)

気密測定をしてくれる「にいがた住宅センター」さん。
施工店による測定でなく、第三者による測定であることが重要。
空気を外へ送り出し、建物内の圧力を下げ、外と圧力差を作る。
風量、圧力差、温度差による補正などから建物の隙間が算出される。
(ある内外圧力差を作るために要した風量から隙間を算出)

いよいよ測定開始!
(一同緊張の瞬間、)

Ag-工務店の渡邊さんが最後まで隙間がないか見て回ってくれた^^
(雲見室でポージングする渡邊さん)

減圧中!

室内が減圧され、大気圧により気密シートが押されてくる。
この様子を目視して張りの弱いところなど漏れが無いかリアルタイムで監理する。
結果は、C値=0.3(1回目)、0.4(2回目)、0.4(3回目)。
(徐々に落ちるのは、減圧によりシートが少し緩むため)
隙間の面積で言うと、約50c㎡。
ちょうど名刺1枚分ほど^^
家1棟の隙間、これだけ。
石膏ボードを張る前でC=0.4前後であれば十分です^^
(隙間を名刺1枚分から名刺半分にまで減らす意味はあまりない)
大工さんの綺麗なシート施工の賜物。
小林棟梁、ありがとうございました!
、、、
とは言え、中間気密検査はあくまで施工中の精度の確認。
ここから、設備工事やクギ打ちなどにより隙間が出来る要因は多々。
気を緩めず、本番である完成気密測定時に良い数値が出るよう、現場と監理の努力は続きます^^
現場の方々、今後とも何卒宜しくお願い致します!
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
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【関連記事】…………….

S邸リノベーション。31「中間気密測定!」

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【網川原のエスネル‐29】ガルバ雨どい・屋根通気・外気収納・謎の床の穴。

ゆうです^^

網川原のエスネル9/7・8完成見学会を開催予定。
(月末に予約受付開始予定)

さて、今回は雨どい・屋根通気・外気収納・謎の穴について^^

スッキリ格好良く見える建築には「隠れた詳細」がある。

外気収納とは?謎の穴とは?

建築の裏側をご紹介します♪

網川原のエスネルの雨どいは高級仕様であるガルバリウム雨どいが選ばれました^^
(標準の樹脂雨どいからグレードアップ)

タニタハウジングウェアのガルバリウム雨どい。
スッキリとしていて軒先が綺麗に納まる。

奇しくも先日の工務店カンファレンスで社長の谷田さんとお会いすることが出来た^^

【東京出張】『工務店経営カンファレンス2019!』スーパースターに会ってきました♪

ガルバ雨どいは特に「集水器」がスッキリとしていて格好良い。
屋根と色・素材を合わせられるのも魅力的^^

樹脂と比べて耐久性に大きな差はない。
(どちらも30年は持つ)

ガルバの良さはシンプルに「格好良さ」。
特に目に入りやすい下屋にはオススメ。

日光により陰影のつく杉板下見張り。

「軒天」の施工も進む。

軒天も杉板を使用するのは高級仕様。
(通常仕様はケイカル板など)

天井に向かって杉板を留めつけるのは手間がかかる、

大工さんありがとうございました!

ここにも隠れた秘密がある。

外壁と軒天の取り合いには屋根の通気経路となる「通気部材」が入る。

通気のために量が必要。しかし、目立たせたくはない。

そこで、通気部材を屋根内に納めたり、垂木に黒テープを張ったりして出来るだけ目立たないよう配慮している。

お陰で通気部材の目立たない綺麗な軒天が仕上がった。

設計士と大工と試行錯誤し、図面以上の案が出た時がとても楽しい^^
(主に大工さんの心意気によるものが多い)
(良い案は往々にして手間がかかるため)

柱から切り取られた出隅役物。
最高級仕様。

これも大工さんの心意気によるもの。

同様に玄関の枠も柱の切り出し材で作って頂いた。

このすべすべの枠。
ぜひ見学会で見て触って頂きたい^^

外壁をカットする道川大工さん。
杉板のサッシ突き付け納まりはとてもシビアな精度が求められる。

「とても大変です。(でもやりがいがあります)」

と道川さん♪

【網川原のエスネル‐28】杉板外壁施工!「大工の職人技と通気層の重要性。」

全貌が見えてきた!

さて、これはなんでしょう?

サッシの奥に壁が見えます。

壁からせり出した箱。

これは「外気収納」と呼んでいるもの。

収納内は断熱空間のになるため、冬場、天然の冷蔵庫として使用することが出来る^^

「超高断熱+全館空調の家」は、家中とても暖かい。

逆に言うと、寒い場所がない。
(床下も玄関もどこも暖かい)

→野菜など冷えた場所に置きたいものを置くのにこの「外気収納」が便利^^
(ドリンク類、ケーキ、カレーなどにも)

大量に野菜をもらうことがある方にはオススメです。
(大容量の冷蔵庫を買うという方法もある)

※外気収納のオリジナルは前職場であるオーブルデザインさん。
(「冷収納」と呼ばれている)

外気収納は外壁から出っ張るため、外壁はガルバリウム。
雨がかりが多くなる場所は防水性優先で。

内部も徐々に形になってきた。
畳小上がりのある「家族の間」

内部の耐力壁のクギもしっかり監理!

【網川原のエスネル‐23】耐力壁の工事監理!「耐震設計の基本・監理のポイント・モイスの防火性能。」

床板の施工もスタート^^
エスネルデザイン標準仕様の無垢のヒノキの床材♪

【エスネルの仕様】床材:「国産無垢ヒノキ」

ユニットバスの設置も完了!

高基礎だと、床下からユニットバスの下部がとても良く見える。
→万が一の漏水などにすぐに気がつける(地震時など)。
+メンテナンスがとてもしやすい。

気密施工、勾配天井の下地設置も始まった。

なにやら床に謎の穴が、、?

なんの穴でしょう?

正解は、「床○エア○ン」用の、、、

詳しくはまた追ってお話します^^

ここにも床に穴(スリット)が、、

これも「○下○アコン」用の穴♪

大工さんの手仕事によるスリット枠。
細部に魂が宿る。

家にはこういうワクワクがあると楽しい♪

…………….

網川原のエスネル、現場は順調に進んでいます^^

リアルタイムでは、もうすぐ大工工事が完了し、塗装仕上げ、設備、外構、建具、と進んでいきます。

9/7(土)・8(日)完成見学会を開催予定。

記念すべきエスネルデザイン新築1棟目の見学会。

エスネルデザインの思想をつめこみました^^

(コンセプトモデルと言って良い)

月末に予約受付を開始します。

大工さんの技が光る家。

ぜひ遊びに来てみてください^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【網川原のエスネル‐28】杉板外壁施工!「大工の職人技と通気層の重要性。」

ゆうです^^

網川原のエスネル9/7・8完成見学会を開催予定です。
(月末に予約受付開始予定)

リアルタイムでは、内部の塗装が進んでいて、もうすぐ大工工事が完了。

さて、今回は杉板無塗装の外壁施工について^^

昔からの日本の風景を伝える杉板の外観。

そして、大工さんの手仕事が光る。

エスネルデザイン自慢の杉板外壁の家が完成間近です。

通常、外壁の施工は板金屋さんなどの外壁屋さん。
(ガルバリウム、窯業系サイディングなど)

しかし、

杉板外壁の場合、大工さんが施工します^^

内も外も大工さん。

なんとなく嬉しいのは僕だけでしょうか?

(大工さんは仕事が多くて大変!)

大工さんにより綺麗に張られた防水紙。
通気が問題なく取れるかしっかりと監理する。

【網川原のエスネル‐25】防水紙施工と基礎断熱施工。

【網川原のエスネル‐26】サッシ取り付け「窓周りの防水」と「家で重要なものの順位」。

通気層の下端には防虫網を設置し、コウモリなどの侵入を防止する。
(コウモリは12mm程の隙間があれば入り込む!)

穴の細かい樹脂製ではなく、穴径はそこそこあるアルミ製のものとし、経年による虫詰まりを防止する設計。

段々に張られる無塗装の杉板(下見張り)。

いろいろなメリットがあるが、なにより格好良い^^!

【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。

建物の角の出隅役物もとても綺麗。
小林棟梁が無垢の柱から切り出してくれた。

アルミ削り出しのように切り出された出隅役物。
(図面指定なし)
設計者の想像を超える心意気に感動!

しかも、留め付けは外壁が被さり見えなくなる部分にという配慮まで。

素晴らしい!!

窓周りも綺麗!
無塗装の木色に白いサッシが映える^^

杉板外壁のメリットのひとつに
目地が目立ちづらいことが挙げられる。

木造住宅は完成後も微妙に動く。
(木の収縮や、車による震動など)

そのため、外壁には目地が設けられ、目地に打たれたコーキング(建築用防水ボンド)によって動きを吸収している。
(目地がないと外壁のヒビ割れにつながる)

そのため、一般的に使用されることの多い窯業系サイディング等だと目地が目立つ。ことがある。
(時間が建つにつれてより)

実家の窯業系サイディングのコーキング目地。
(コーキング上から再塗装してるため目立っていないが、新築時はもう少し目立つ)
(コーキングは汚れが付着しやすい)

S邸外観。
杉板は大判でないため、コーキング目地が不要。
(縦張りの場合、少し工夫が必要)

【S邸Web内覧会⑥】「プロ撮影による完成写真たち。」

通気層(通気胴縁)の上に張られる杉板外壁。
外壁裏で通気が行き渡ることがとても重要。

通気層の主な効果は

○外壁裏に侵入した雨水の排出

○日射熱による室内温度上昇の抑制(夏期)
(外壁からの熱の伝導の遮断。熱気の排出)

○壁内からの湿気の排出
(壁内が高湿になり夏型結露などが起きることを防止)

杉板は張りたてはピンクがかっているが、数週間経つとすぐに木色に変化する。

現場を見ていてこんな変化が面白い^^
(赤ちゃんの肌の変化のよう)

板と頭がそろった綺麗なクギ打ち。
1本1本、手で金槌で留め付けられる。
(クギ打ち機だとめり込みすぎてしまうため)

エスネルデザインのクギ指定のポイントは、


・ステンレス(サビ防止)
・光沢が抑えられたもの(目立ちづらいよう)
・スクリュー処理など抜けづらい加工のされたもの

サッシの上端は敢えて隙間を空ける。
通気層の役割と同様に、雨水・熱・湿気の排出のため。

雨の吹込みにより隙間から雨水が侵入することがあるので、窓周りの防水処理はとても重要。

…………….

最後に大工さんの職人技をご紹介^^

サッシにぴったり合わせてカットされ取り付けられた杉板。
見ていて惚れ惚れする。

1枚1枚、測っては切りの繰り返し。
手間のかかる外壁施工、大変ありがとうございました。

大工さんの鉛筆跡が工場製品でない手仕事によるものの証明のよう。

大工さんによる杉板造作ポストも取り付けられた。
横張りの外壁に縦の柾目のポストが光る。

完成見学会でぜひ実物をご覧ください^^

【網川原のエスネル‐21】大工さんの造作ポスト!「杉のポストは外壁と一体化する」

…………….

杉板外壁、やっぱり最高です^^

見ていてシビレます。

それは、デザインではなく「機能性」で選ばれ続けてきた外壁だから。

そして、昔からある「日本の風景」を引き継ぐ姿勢があるから。

また、完成後にシルバーグレーに変化していく様子も愉しめます。

(お子様の刺激にもなるかも?自由研究できたりして^^)

便利でデジタルで均一になりつつある世の中ですが、

だからこそ、こういったアナログ的な魅力に人は惹かれるのかもしれません。

「杉板外壁の街並み復興プロジェクト」

素敵じゃないですか^^?

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【関連記事】…………….

【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。

【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

【秘訣】杉外壁のメリット・デメリット「メンテ・目地/腐朽・クギ浮き」

【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ①「見た目の変化」。

【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ②「中身の変化」。

【網川原のエスネルのK様ブログ】…………….

杉板外壁についてブログを書かれています^^
想いがこもっていてとても心に響きます♪

杉板外壁について1 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

杉板外壁について2 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

杉板外壁について3 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

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【網川原のエスネル‐27】壁内断熱材施工。万が一を想定した設計を。

ゆうです^^

網川原のエスネルの現場は現在内部造作中。

完成見学会(9/7・8)に向けて順調に進んでいます。

さて今回は、壁内の断熱材の施工について。

断熱材の隙間は結露リスクにつながるので正確な施工が求められます。

エスネルデザインの断熱仕様は超高断熱のダブル断熱です。

柱間にグラスウールを入れ、柱の外はフェノールフォームで覆います^^

外側を覆うフェノールフォームは、断熱性アップだけでなく、熱橋防止や、防水性向上にも効果を発揮する。

小林棟梁に製作して頂いた断熱材の実物モケイ。

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。

快適性冷暖房費のコストパフォーマンス、耐久性など、最適な断熱材の種類と厚みを検討しています。

ただし!

設計だけでは絵に描いたモチ!

現場でしっかりと設計通りの施工がされているかを監理することが重要になります。

柱間に綺麗に設置されたグラスウール。
小林棟梁、道川大工さん、中村大工さん、ありがとうございます^^

上の写真のように、柱と間柱の間にグラスウールを設置していく。
壁内は下地などもあり、その部分をカットして綺麗に納めるなど丁寧な施工が必要。
(ただ押し込めるのでは×)

グラスウールを採用している理由は、

・安い(材料・輸送・施工コストが低い)
・施工性が良い
・無機質の為、性能低下がほぼ無い
・性能も十分
・燃えない

など。

一番のポイントは「コストパフォーマンス」「性能低下割合」

材の断熱性能(熱伝導率)はその次。

それは、断熱性能が低くても厚く使えば、同じ断熱性は出せるから。

【秘訣】断熱材の種類。フェノールフォームを選ぶ理由。

壁と基礎の断熱材の連続も重要な工事監理のポイント。
気密シートもあり、正しい施工がされているか設計者が目視で確かめる。

窓周りは下地の関係で隙間が狭くなりがち。
そこにもピッタリとグラスウールが設置されているか監理する。

壁を貫通する換気扇などの管の周囲はグラスウール施工前にウレタン吹きつけし、断熱処理+隙間を塞ぐ。

こういった見えなくなる部分も入念に監理。

透明の材は気密の為のコンセントカバー。

カバーの分を切り欠き、綺麗にグラスウールを納めて頂いた。

…………….

エスネルデザインでは、ダブル断熱をお勧めしています。

その理由は、断熱性向上もですが、

万が一の断熱欠損を防ぐため。

万が一、グラスウールが密実に施工されてない部分があった場合、

【ダブル断熱の場合】
グラスウールに断熱欠損があったとしても、外断熱材が効いているため、壁全体の断熱性の低下率は大きくない。
(外張りシングル断熱と同等)

【シングル断熱の場合】
「断熱欠損=断熱材ゼロ」となる。
これが怖い。

なにが怖いかと言うと、断熱性の低下ではなく、結露リスクが上がること。

結露は局所的な断熱欠損であっても起こる可能性がある。

断熱欠損が窓周り近傍であったり、タンス・本棚など大きな物の裏だったりすると結露の可能性はさらに高まる。

そして、結露の放置はカビ等の発生につながっていく。

どの施工店でも

「万が一は無い(断熱欠損はない)」

という前提で施工は行われますし、建て主様にも当然そう説明するでしょう。

しかし、それは分かりません。

設計事務所が工事監理をしていたとしても、全ての部分で断熱欠損がないかどうかを確認することは出来ない。

そして家は、炎天下の夏、極寒の冬など過酷な外で、現場で造られるもの。

「想定外」となるリスクを少しでも抑えられるように
(過剰設計にもなりすぎないようバランスを検討しながら)

万が一の可能性も想像しながら設計していきたいと常々考えています。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

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【関連記事】…………….

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。

【秘訣】断熱材の種類。フェノールフォームを選ぶ理由。

【「超高断熱」とは】網川原のエスネルの断熱性はUA=0.24

【なぜ超高断熱を勧めるかはこちら】…………….

【快適性】なんのための超高断熱?「家中暖かく快適に暮らすため。」【全館空調のススメ】

【経済性】なんのための超高断熱?「冷暖房費を抑えるため。」

【健康】なんのための超高断熱?「体への負担(寒暖差)を減らすため。」