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【網川原のエスネル‐10】砕石・捨てコン打設!「フラットスラブ」のメリット。

網川原のエスネルでは基礎工事が始まりました^^

まずは、砕石・防湿シート・捨てコン打設です!

天気の良い日に順調に進んでいます。

基礎を造る前に「地業」と呼ばれる工程を行います^^

地業とは、地面の表面を掘削し、砕石を敷き転圧し、捨てコンクリートを打つ作業のこと。

柱状改良体を残し、その間の土を掘削していく。

砕石分、12cm程掘り込む。
必要以上に掘り込まないことが重要。(地面の強度を保つため)

掘削完了!

基礎屋さんは「日進産業」さん^^
社長の上山弘晃さんはこの道30年のベテラン。

特に「高基礎」「基礎コンクリート一発打ち」を得意とされていて、前職の時から長年お世話になっています。

「高基礎は毎回木枠を製作しなければならないのが大変
 また、一発打ちはそのまま仕上がりになるため高い精度が求められる。
 でも、それが醍醐味です。」

と語られる上山さんはとても頼もしい^^

掘削の後は、砕石→転圧。

コンパクターで敷き詰めた砕石を締め固めていく。

柱状改良体上端と砕石上端をそろえる。

断面で見るとこんな感じ^^

砕石の後はその上に防湿シートを敷いていきます。

地面の湿気が床下内に上がり、床下が高湿になると木材の腐朽やシロアリを呼ぶリスクが高まってしまう。
そうならないよう防湿シートにより、湿気が上がることを防ぐ。

防湿シートの厚みや重ね幅をしっかり工事監理する。

その上に「捨てコンクリート」を打設する。
捨てコンクリートとは、基礎の鉄筋・型枠の配置の為の「台」のような役目を果たすもの。

打設完了!
まっ平らで気持ちが良い^^!

一般的には、家の基礎は基礎梁の高さを確保するために、地面に凸になっている部分が出来ます。

配筋も凸に沿って曲げて施工する必要がある。

エスネルデザインの基礎は高基礎です。

高基礎は十分に基礎梁の高さがあるので凸にする必要がありません!

なので捨てコンはフラットで良いのです^^

基礎がフラット→配筋もフラットということ。

→作業性UP!材料数量DOWN!
→コスト削減!

これが高基礎のメリットのひとつです^^

高基礎にはその他にも

○地面と木構造体との距離を取ることで木部の耐久性UP!
(雨はねが当たりづらい。)

○床下空間が広く、メンテナンス性が良い!
 物置にも使用できる!
(災害時の配管確認。床下収納は小さな家との相性が良い。)

○床下エアコンの暖気がムラなく家全体に広がる!
 (床下の掃除もしやすく、空調経路を清潔に保てる。)

など、高基礎のメリットは計り知れません^^

高基礎による床下収納。
自転車、雪かき用具、客用布団、アウトドア用品、季節の飾り、スポーツ用具、子供の思い出ボックス、漫画・本、冬用タイヤ、、何でも収納できてとても便利^^

詳しくはこちらを↓

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。

…………….

砕石・捨てコンが施工され、次はいよいよ「基礎」の工程に進みます^^

完成時に見えなくなる非常に重要な部分。

今後もしっかりと工事監理を進めていきます。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。
メッセージはメールインスタからどうぞ^^
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【網川原のエスネル‐09】地盤補強「柱状改良工事」!

網川原のエスネルでは地盤補強工事のひとつである
「柱状改良工事」が進んでいます^^

事前に行った地盤調査に基づき、家が傾かないよう地盤を補強していきます。


【網川原のエスネル‐07】地盤調査と地縄張り。



「柱状改良」とは、建物を支持するための改良体を地中に作る深層地盤改良工法のひとつです。

セメント系固化材を水と混ぜ注入し、土と混合させることにより円柱状の改良体を作っていきます。

直径60cmの改良体(深さ5.5m)を合計27本作っていく。

荷重が載る位置にバランス良く改良体を配置していく。
不同沈下が起こらないよう下屋の柱下にも改良体を配置する。

土と混ぜるセメント系固化材。

クレーンで吊り、ミキサーにかけていく。

どうやってミキサーに入れるのでしょう?

お、お!?

ぶすっ!!

ミキサーの上に出ている突起に袋を刺し、固化材が入れられていた。

セメント系固化材は水を混ぜられ、ポンプで圧送される。

最大8m程まで改良体を作ることが出来る地盤改良機。

先端からセメントミルクが吐出され、地面を掘り下げながら土を混合し改良体を作っていく。

セメントミルクは掘り下げる際、上げる際に吐出される。
その後、攪拌のため、セメントミルクを吐出せずにもう一度上げ下げされる(計2往復)。

表面部分は固まる前に取り除かれ、設定した天端高さにコテで仕上げられる。

 

【柱状改良工事の様子の動画】
攪拌されている様子がよく分かります^^

…………….

地盤補強は、「設計」があり、「調査」があり、「施工」があります。

どれも疎かに出来ない重要なポイントです。

これから先も同様に「設計どおりに施工が行われているか」を設計者と施工者がタッグを組み、慎重に工事を進めていきます。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

【関連記事】…………….

【秘訣】地盤補強の要不要の判定。「地盤調査結果を読み解く」
【秘訣】液状化の判定について。「地盤補強の効果」

【秘訣】構造計算された家を。「耐震等級3」を勧める理由。

【秘訣】家の重さと必要な地面の強さ。「家より人間のほうが重い!?」
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【網川原のエスネル‐08】大安晴天の地鎮祭!

ゆうです^^

先週末は網川原のエスネルの地鎮祭でした。

予報を覆す晴天に恵まれ、素敵な日になりました^^

K様、おめでとうございました。これから安全に工事を進めて参ります!

地鎮祭(じちんさい)とは、建築工事を始める前に、その土地の氏神様を鎮め、土地を利用させて頂く許しを得る儀式です。

工事の無事を祈る儀式でもあり、安全祈願祭と呼ばれることもあります。

神主様により祭壇が建てられる。
今回はAg工務店さんの縁のある神社に依頼した。
(建て主様の縁のある神社に依頼しても良い)

祭壇には「海の幸」「山の幸」「米」「卵」などが並ぶ。
(供え物は神主様に用意して頂く場合が多い。)

最後に「御初穂料」を建て主様から神主様へお渡しします。

また、建て主様には氏神様にお供えする「奉献酒」をご用意して頂く。
(一升×2本(縛り)+熨斗「奉献」+「名字」が一般的)

工務店や設計事務所など関係者も奉献酒をお供えさせて頂く。

僕は、日本酒ではなく、お酒の苦手な方やお子様でも飲めるノンアルコールの「甘酒」を奉献酒とさせて頂きました^^

麹・発酵甘酒 麹 | 今代司酒造さんより。

準備が出来たら地鎮祭開始です。

神主様に「祝詞(のりと)」をあげて頂く。

「玉串(たまぐし)」を受け取り祭壇へ供えます。

他にも土地の四隅をお祓いするなどの儀式が行われる。
(神社により作法や儀式が異なる。)

最後に集合写真を。
K様ご家族を真ん中に、向かって左がAg工務店の渡部さん、右が僕。

…………….

無事滞りなく地鎮祭をおさめることが出来ました^^

K様、おめでとうございました。

近隣挨拶も済み、いよいよ本工事のスタートです。

K様、Ag工務店さん、これから宜しくお願い致します!

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

K様も地震祭の様子をブログに書かれています。

地鎮祭中の「ある事件!?」についても書かれています^^

地鎮祭時に用意するものなどまとめられていてとても参考になります。

地鎮祭 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

【追記】…………….

※地鎮祭での注意点※

地面に張られた地縄(平面)を見ると、

「思ってたよりも小さい!」

と感じられる方がほとんどです。
(3Dを2Dで捉えるため、錯覚が起きる)

K様もそう感じて多少不安だったと言われていました。

しかし工事が進み、上棟するとその不安は払拭されますのでご安心を^^

そのあたりはK様の上棟式のブログをご参照頂ければと思います。

上棟式を終えて : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

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【網川原のエスネル‐07】地盤調査と地縄張り。

ゆうです^^

今週末は網川原のエスネルの地鎮祭です!

それに先立ち、地盤調査地縄張りを行ってきました。

地盤調査とタイミングを合わせ、Ag工務店さんと一緒に現地で地縄張りを^^

「地縄張り」とは配置を確認するため、間取りに沿って地縄を張る作業のこと。

地鎮祭の際に建て主様に配置を確認して頂きます。

配置に沿って地縄を張る。
いよいよ工事が始まります!

境界からの離れを見る。
(正確な配置は基礎工事に入ってから再度確認する)

隣地とのRC擁壁も養生が取れた!
打ち放しRCは存在感があり外構の印象が締まる。

同時に地盤調査が進みます。

「スウェーデン式サウンディング試験」により地盤の強度を測定する。
想定耐力に足りていなければ「地盤改良」など対策が必要になる。

ロッドを足しながら徐々に地中深くまで差し込んでいく。

足されるロッド。
最大で15m程まで地中に差し込まれる。

スクリュー状になったロッドの先端。

「スウェーデン式サウンディング試験」とは
・ロッドに段階的に荷重(~100kg)を加え、地面に貫入させて行く。
・加えた荷重だけでは貫入しなくなったらロッドに回転を加えていき、さらに地中を掘り進める。
・地中を進んだ際に掛かった荷重や回転数を基に地盤の強度が算出される。

また、強度と共に砂質土、粘土、腐植土などの土の性質も調らべられ、土の種類に応じた地盤改良が検討される。

事前の周辺データで分かっていたことですが、
調査の様子を見ても地盤補強は必要になりそうです。

軟弱地盤に地盤補強無しで家を建てた場合、
地面が不均等に沈下した場合、家は傾いていきます。

そんなリスクを抱えては安心して住むことは出来ません。

適切に調査し、結果を検討し、適切な改良を行い、安全に工事を進めていきます。

【おまけ】…………….

週末の地鎮祭はエスネルデザインにとって初めての地鎮祭!

気持ちも高まります^^

さて、K様への御祝いを用意しました。

地鎮祭で渡される奉献酒は一般的には「日本酒1升×2本」。

1本を神様へお供えし、1本を建て主様が受け取ります。

しかし、他の方からのお酒もあるため「日本酒を何本ももらっても、、」と考え、僕の奉献酒は日本酒ではないものにしました。

K様、お楽しみにです^^

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【網川原のエスネル‐06】工事請負契約締結!「設計と施工の契約分離のススメ。」

ゆうです^^

先日、無事に工事請負契約が締結されました。

K様、おめでとうございました^^!

いよいよ本工事のスタートです!


施工会社は新津のAg-工務店さんです^^

Ag-工務店さんとの出会いは住学で。

それから見学会や事務所などに伺い、親交を深めてきました。

ケンチク探訪♪ 21『Ag-工務店さん関屋下川原の家(加藤淳さん設計)』

代表の渡部栄次さんはとても気さくで笑顔が素敵な方^^

会社の代表であり大工さんであるところが信頼のポイントのひとつ。

現場の分かる方と直接やりとり出来るのは設計者もお客様も安心だと思います。

笑顔が素敵な渡部栄次さん^^
Ag-工務店さんHPより)

前回までの外構ブロック工事は本工事に先立って別契約していた工事でした。
(Ag-工務店さん施工)

その間に本工事の見積もりを提出し、工事費の調整を行い、請負契約へと進みました。

K様には減額案項目を提出し、採用不採用を金額と共に検討して頂きました。
(K様、ご検討のほど大変ありがとうございました)

住設や外収納やウッドフェンスは一部中止に。

しかし、断熱性能の減額は無し。
(付加断熱+樹脂トリプルガラス+高断熱木製玄関戸)

また、造作ソファアイアン手摺など意匠的な案もそのまま採用して頂きました^^
(K様ありがとうございます。頑張らせて頂きます!)

その他詳しくはK様のブログをご参照ください^^

建築工事請負契約 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

…………….

さて、設計事務所形式で家づくりを進めるときの特徴のひとつが、

設計事務所と設計監理契約を結び

施工会社と工事請負契約を結びます。

家を建てるのに2種類の契約を結ぶわけです。

なんのためか?

まずは、設計事務所によるより専門的な設計提案を行うため。

そして、施工と設計の責任を明確に分離し、

施工に対して設計者が第三者の立場から工事監理を行うためです。

「工事監理って必要なの?」


「工務店の監督さんに任せておけば十分じゃないの?」

と思われるかもしれません。

優秀な監督さんで年間担当棟数が過剰でなければ、監督さんの管理で十分かもしれません。

しかし、監督一人当たりの年間担当棟数は非常に多いのが現状です。
現状から考えると現場監督の管理では不十分な場合が多いと考えられます。

詳しくはこちらを。

「施工品質の崩壊と独立した工事監理。」

施工と設計監理を別契約とすることで、
設計者が施工者に対して正しいことを遠慮なしに指摘することが出来ます。

これは、

「設計者が建て主の完全な味方になる」

ということです。

施工と監理が同じ会社の場合、正しい指摘が出来ないことが往々にしてあります。

(監理する設計者は、現場監督と先輩後輩の関係にあったり、会社都合を優先せざるを得ない場合があったりするため)

また、建て主様が工事になにか疑問に思っても

「こういうものです。」

と施工会社に言われてしまえばそれ以上踏み込めないと思います。

そういったことを避けるために、
設計事務所が建て主様側に立ち、監理・助言・指摘していきます。

施工の品質は本当に重要です。

これまで大地震で倒壊した家の倒壊原因の多くは耐力壁の施工不良でした。

設計図が完成しただけでは不十分なんです。

正しく施工されたことを確認するまでが設計者の責務なんです。

一生に一度の大きな買い物である住宅。

「施工者の確認」+「設計士の確認」のダブルチェックは当たり前に行いたいものです。

最後にK様のブログから一部ご紹介。

…………….

設計と施工を分離する良い点は、施工会社とは独立した監理者(=設計事務所)が、建て主の立場に立って(=建て主の利益となるように)現場が図面どおり施工されているかどうか、確認してくれることです。

建て主が工事の現場を見に行くことはよくあることだと思いますし、図面どおり現場が進んでいるか気になるのは皆同じかと思いますが、私は完全な素人ですので、現場を見たところで何が正しい施工なのか正直分かりません。

世の中の全ての施工会社が故意に悪いことをするとは決して思っていません。

住宅は様々な業種の方が現場に入り多数の工程を経て完成するものであり、実際に施工していただく方に限らず、人間誰しも間違い・勘違いはあるものと思っています。

だからこそ、各工程において監理者(=設計者、設計内容・意図を完全に把握している者)が管理者(=現場監督)とは別の立場でダブルチェックをしてくれるのは、建て主としては非常に心強いです。

…………….

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

S邸リノベーション。26「耐力壁のクギ工事監理!」

豊かな暮らしのつくり方。10-4 ー『家の仕様を担保する書類の重要性。』ー

初回面談.01「設計事務所とハウスメーカーの違いは?」

建築工事請負契約 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

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【網川原のエスネル‐05】RC擁壁-コンクリ打設。

ゆうです^^

網川原のエスネルのRC擁壁工事が進んでいます。

配筋監理をし、コンクリ―トが打ち込まれました。

外気温が下がるこの時期はコンクリートを打つのも慎重な検討が必要です!

職人さん、厳寒期に作業の方ありがとうございます。

現場の方々のお陰で順調に工事が進んでいます^^

新築計画では庭高さを道路高さに合わせるため、RC擁壁(土留め)が必要になる。

RC造の要となる鉄筋の設置を図面通りになっているか監理する。

高さ・ピッチ・鉄筋の径などどれも問題なく施工されていることを確認しました^^

配筋確認後、ベース(底)にまずコンクリートが打たれる。

数日は暖かい日が続く予報だったため不要とも思ったが、念のためブルーシートで養生してもらった。

ベース完成後は立ち上がりの型枠を作ります。

かぶり厚(コンクリート表面~鉄筋までの距離)が確保されていることを確認。
※かぶり厚が足りないと、経年により鉄筋が中性化(サビやすくなる)=耐久性が低下するリスクが高まるため重要なポイント!

いよいよコンクリート打設^^

コンクリートが型枠内に密実に行きわたるよう注意しながら施工して頂く。

指定したコンクリートの強度(呼び強度)は30N/mm2。
(通常使用する強度の1~2ランク上ほどの強度)
理由は「耐久性」のため。
30N/mm2の密度であれば、およそ100年の耐久性があると言われています。

また、強度を上げるとコンクリート内の水分の割合を減らすことが出来るので凍害対策にもなる。
(=「水セメント比」を下げる)

そして、厳寒期のコンクリート打設でもっとも重要になるのが養生です!

気温が低いとコンクリートの強度発現に通常よりも時間がかかります。
それは、時間を置けば良いこと(または強度を上げる=「温度補正」)

しかし、コンクリートが凍ってしまったらアウト!!
ボソボソのコンクリートになり、強度どころではありません(T_T)

そのために、コンクリートが凍らないよう適切に養生をする必要があります。
(または、気温を見て問題のない時期に打設する)

保温養生シートで覆い、コンクリートが氷点下にならないよう養生する。
(「外気温」と「コンクリートが固まる際に発生する水和熱」も考慮)

保温性のある養生シート。

その上からブルーシートで養生。
(なるべく風が吹き込みづらいよう配慮。)

…………….

現在、擁壁は養生中です^^

厳寒期のコンクリート打ちは気を遣いますね!

今回は擁壁だったので養生をすることで施工OKとしましたが、母屋の基礎であれば出来れば厳寒期の施工は避けることが理想です。
(施工も監理も大変なので(^^;))

どうしても施工するのであれば、ヒーターなど必要な温度管理・養生の検討が必要になります。
(厳寒期の施工がNGなわけではありません)

工事は天気を見ながら職人さんと設計士が検討・確認しながら着実に進めています^^

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【関連記事】…………….

【注意点】冬場の基礎コンクリート打設って大丈夫??

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【網川原のエスネル‐04】モケイ完成!

ゆうです^^

網川原のエスネルモケイが完成しました!

シンプルなプランは佇まいもきれい♪

実際に家が建つのが今から楽しみです^^

陽を浴びる「網川原のエスネル」。
冬、暗くなりがちな新潟の家に採光はとても大切。

前回、モケイの製作過程をご紹介しました^^

無事にモケイが完成したのでお披露目します♪

【南面】
植栽の間を歩き、玄関へ。
玄関はルーバーで柔らかく隠し外と中を曖昧に連続させる。

3Dパース。(窓など一部変更した)

【1階平面】
家族の距離が近いシンプルな小さな家。
北側の家事動線が一直線でシンプル。

【2階平面】
大きな吹抜にスノコ床の「雲見室」が併設される。

…………….

やっぱりモケイは良いですね^^

手にとって見れる、触れる、動かせる、感動があります。

「モケイやパースを通じて


ワクワク!を共有できること。」

それは設計事務所で家を建てるメリットのひとつかもしれません。

一生に一度の家づくり。

楽しく、真剣に、自分たちにとって本当に叶えたい暮らしを。

時間と手間はかかりますが、建て主様と設計者が一緒になって
ゆっくりじっくり世界に一つだけの家を作っていきたいと僕は考えています。

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網川原のエスネルのK様がブログを書かれています^^

建築模型 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる

【関連記事】…………….

設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐

設計事務所の仕事『初回プラン提案』‐case.網川原のエスネル‐

設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐case.網川原のエスネル‐

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【網川原のエスネル‐03】建築モケイ製作中!

ゆうです^^

網川原のエスネル建築モケイを製作しています。

小さな家は、収納や階段など細かい工夫がたくさん!

ということで、モケイも細かい作業がたくさんです笑

最近では3Dパースで詳細な検討が出来るようになってきたため、モケイは「プレゼント」的な意味合いが強まってきました。

設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐

製作には結構手間がかかるのですが、モケイを手にとってもらい、

「おぉー!こんな家が出来るのかー♪」

と家族みんなで感動してもらえればと思っています^^

設計事務所の仕事『模型作成・日当たり検討』‐case.S邸‐

さて、こまごまと製作風景をお届けします♪

いつもの道具たち。
モケイ製作のときばかりは気分は「職人」♪

事務所の窓からの風景(朝)。
グラウンド一面に雪原が広がる。

モケイ製作は1階から^^

床を作り、壁や棚を設置していく。

スチレンボードを切り、テープを張り、くっつけていく。という非常に地道な作業(^^;)
無言でコツコツと進めていく、、、

ようやくここまで来ました。
キッチンや玄関や洗面台、カップボードあたりがとても細かく時間がかかる。

いつのまにか雪原には西日が。

床が出来上がり、続いて外壁へ^^

図面をスチレンボードに固定し、図面ごと窓を切り取っていく。

その後、細かい調整を。
(窓周りは粗が出やすいので気を使います!)

角は「一枚残し」を。(集中!)

スチレンボードの厚み分を切り取ることで角が綺麗に納まる。

床に壁を建て付けていく。
(一気に形になるのでテンションが上がる^^)

出来てきた!

気付けば夕日が。

2階と屋根まで作ってこの日は終了。
(2階は勾配天井なので少し苦労しました(^^;))

2階を置いて内観を撮ってみる。
階段や手摺やソファも出来ました^^

翌日は仕上げ!

これはなんでしょう?

キッチンの奥に設置された「冷収納」でした!
冷収納とは断熱区画外(≒外気温)に設置された収納のこと。

冬場、高断熱住宅は暖かいため、野菜など冷やしておきたいものの置き場に悩みがち。
そんなときに活躍する収納です♪
ビールやケーキなど冷蔵庫に入らないものを気軽に置くことができます^^
(その他の時期は普通の収納として使える)

出窓のように可愛く飛び出す「冷収納」。

こうしてせこせことモケイ製作は進んでいるのでした^^
(無事完成しました!)

今週末にはK様にお渡しの予定♪

「お子さんと一緒に喜んでもらえたら嬉しいな。」

と想像しながら作るとワクワク楽しくなりますね^^

K様、完成したモケイをお楽しみに♪

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【関連記事】…………….

S邸のモケイ製作の様子^^
モケイを使うと日当たり検討などが出来ますよ♪
設計事務所の仕事『模型作成・日当たり検討』‐case.S邸‐

設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐

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【網川原のエスネル‐02】解体工事完了と境界工事打合せ。

ゆうです^^

網川原のエスネルの解体工事が無事に完了しました。

古屋がなくなり見通しがよくなりました!

これから境界ブロック工事が始まります^^

裏が平屋なのはとてもラッキー^^
2階からの視線が奥へ抜ける。

解体工事と外構契約。‐網川原のエスネル‐

解体ビフォーはこうでした。

古屋は敷地の端から端まであり隣家との隙間はごくわずかだった。
新しく建つ家は隣家との離れを1.2m以上確保する余裕のある配置計画に。
小さい家は敷地にゆとりを生むメリットがあります^^

新しく建つ網川原のエスネルのパース^^

設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐

【ビフォー】お隣との境界ブロック(境界中央設置)も、、

解体し、これから敷地内(境界内側)に境界ブロックを新設する。

地面の高さが変わる東側境界には隣家の土が崩れないよう矢板を設置。
これから鉄筋コンクリート造の土留め擁壁が造られる。

擁壁の高さを決めるためレベルを測り基礎屋さんと現地で打合せ^^

レベル(高低差)を計る測定器。

家が建つ地盤(元々の地盤高さ)は前面道路から+60cm程。
RC擁壁の天端高さはそれよりも+20cm程高い位置とした。

古屋解体の場合、基礎を壊すので地面下まで掘削するため、解体後の地盤は元々の地盤よりも下がる。
(→最終的に土を入れ戻す。)

また、地面を掘り返すので地面はどうしても柔らかくなる。
→しっかりと転圧+必要に応じて地盤改良することが求められる。

…………….

地盤の強さは基礎の設計に関係してくる非常に大切なところです!

解体後の土地は特に慎重な判断が必要。

現地調査と必要な工事を着実に行っていきます。

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【網川原のエスネル‐01】解体工事と外構契約。

ゆうです^^

先日から網川原のエスネルの工事がスタートしています!

と言っても建築工事はまだ先。

まずは既存の古屋の解体工事です!

網川原のエスネルの建て主であるK様が買われた土地は「古屋付き」の土地でした。

先日からその解体工事が始まっています^^

築40年程の古屋。
古屋付きの土地を買う場合、解体費がかかることになるが
「どのくらいの大きさの家が建てられるかを体感できる。」
「2階からの眺めを確認できる。」などのメリットもある。

解体は株式会社勇莉さん。
雪の心配のある部分は去年のうちに解体するなどきめ細かい対応をしてくださった^^

解体のある新築工事はまさに『破壊と創造』
役目を終えた建物に感謝しつつ(少しの哀愁を感じつつ)、新たに建てられる家に思いを馳せる。

僕が住んでいたわけではありませんが、家を建てる仕事をしていると

「40年間お勤めご苦労様でした。ありがとう。」

という気持ちが自然とわいてくる。

内部の木部は『木色』が残っていることが分かる。
木は「雨」や「日差し」から守れば数十年では劣化しない。
(手間はかかるが)上手くすれば十分再利用できる。

これから敷地がまっさらになり、新築工事が始まります^^

まずは「境界ブロック工事」から。

その契約を先日、K様が工務店さんと結ばれました。

施工会社は新潟市新津にあるAg‐工務店さんです^^!

新潟の注文住宅『Ag-工務店』(旧:渡部建築)
秋に事前打合せも兼ねて事務所にお邪魔したのが懐かしい^^

ケンチク探訪♪ 21『Ag-工務店さん関屋下川原の家(加藤淳さん設計)』

この日はK様と僕とAgさんとで契約と打合せ。

感慨深いものがありました。

この日は天気も良く、最高の契約日和に♪

AgさんからK様へカバンのプレゼント^^
図面などを入れられるようにというご配慮。
自らデザインされたというロゴが光る。
(さすがです!)

ロフトへとつながる階段。
K様のお子さんのY君は階段が大好き!で打合せ中は階段に座ってとても良い子で過ごしていました^^

この日の契約は「外構の境界ブロック」のみのもの。

家本体の契約はもう少し先になります。

網川原のエスネルは図面が完成し、現在見積もり中。

順調に進めば3月上旬には工事が開始できるかと。

今からとても楽しみです^^

K様、Agさん、お世話になります!

共に良い家を作っていきましょう^^

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【関連記事】…………….

K様もブログで解体や契約の様子を書かれています^^

古家の解体工事 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる
外構工事(境界ブロック)契約 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる