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初めての独立祝い『今治タオルと五日町の家。』

ゆうです^^

昨日、人生で初めて『独立祝いのプレゼント』を頂きました。

感激しながらブログを書いています。

先日の見学会に来られたお客様からのプレゼントでした。

一昨日・昨日と南魚沼市で行われた完成見学会は、雪化粧の八海山と晴天に恵まれ、大盛況のうちに終了しました^^

師匠のブログのリンクを貼って状況をお伝えいたします。

五日町の家 完成間近・・・その2

完成見学会のお誘い 寒冷地での床下エアコン暖房の実力体験
五日町の家 完成間近 その1

そして、県外から南魚沼まで来て頂いたT様から独立祝いのプレゼントを頂きました。

T様が僕の独立を知られたのはおそらく数日前に所長のブログで。

仕事でお忙しいだろうに、平日の間にわざわざプレゼントを用意してくださったと思われる。

ありがたさに心が震えました。

実は、独立することを決め所長に相談したのはちょうど一年前の3月末でした。

その頃のスケジュールでは、T様邸は今頃完成している予定でしたがいろいろな都合で現在は基礎の配筋検査が終わったところ。(完成は夏前予定)

正直な気持ちとしては、完成を前に今の事務所を退職することはとても心苦しいです。

T様へも申し訳ない気持ちもあります。
(もちろん他の建て主様へも)

そんななか、この見学会で正式に「3月末で退社し、独立すること。」をT様にお話させて頂くつもりでいました。

しかし、

そんな僕の話よりも前に、T様は見学会場に着いて車を降りた早々に僕に、

「独立おめでとうございます。頑張ってください。」

とプレゼントを渡してくださいました。

まずは驚きました。

そして、感動しました。

とてもありがたく心が震えました。

素敵なお客様と出会い、その方の家を設計できたことを誇りに思いました。

僕は、形式上は3月末で現在の事務所を退職しますが、現在着工中の担当物件については所長と相談しながら最後まで携わっていきたいと考えています。

T様、今後とも宜しくお願い致します。

プレゼント大事に使わせて頂きます。

プレゼントは『今治タオル(桜おもい)』。
息子が生まれてからタオルは重宝している。このタオルを見るたび今日のことを思い出すだろう。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

息子のお気に入り:今治の桜タオル♪

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『祝!事務所名が決まった!』八海山と完成見学会。

ゆうです。

今日は僕にとって嬉しいことがありました^^

これから開業する僕の設計事務所の名前が決まりました!

事務所の名前は、、、

今日は南魚沼市で完成見学会でした^^

昨年の冬から着工していたがようやく完成。

南魚沼市への工事監理のドライブはとても良い思い出になりました。

最寄のスマートインターはなんと「大和」。
これだけで運命を感じた。
 →いなか日記。46『初ベビーやっと誕生!』

大和PAからの雪景色。ダイナミック。

建築地は八海山が正面に見える豊かな敷地。
もともとは田んぼで工事は埋め立てから始まった。

キッチンからの景色。
移り変わる自然はどんな高価な名画より心をふるわせる。

昼食は大前やさんの「八色椎茸天丼」を。
椎茸がぷりぷりでとても美味しかった。

建て主様から差し入れに「しんこ餅」を頂いた。
この日は日本三大奇祭の一つ『裸押合い祭り』の当日。しんこ餅は祭りの名物。
I様、素敵な差し入れをありがとうございました。

この日は、7組様にご来場頂きました。(予約制)

遠方から足を運んで頂きありがとうございました。

(県外からも多数ご来場頂きました!)

背景の工場がシンメトリーに配置され、とてもカッコよかったJR五日町駅。
八海山と呼応するようなデザイン。全て狙っていたとしたらすごい情熱。

南魚沼市から三条市の事務所へ戻る。

今日の締めは所長と馴染みのラーメン屋さんへ。

所長はチャーシューメン(中油)とギョウザ。

僕はラーメン(大油)を注文。

ラーメンが出てくる前に、冒頭で書いた「僕の事務所の名前が決まりました!

これから開業する僕の設計事務所の名前は、、、

エスネルデザインです!

はい。すみません。

このブログではずっと前から言っていますね(^^;)

なにをもって事務所の名前が決まったかと言うと、

「所長に認めてもらったこと」をもってです。

ラーメンが来る前に「エスネルデザイン」の名前を報告し、認めてもらいました。

この機会に正式に報告しますと、

僕は現在「オーブルデザイン」という設計事務所に勤めています。

この3月で入所して丸5年が経ちます。

僕は所長を師だと思っており、弟子だと思っています。

僕の設計は、オーブルデザインで学んだことが全ての基礎になっています。

だから僕の事務所の名前は、なにか「オーブルデザイン」の流れを汲めるような名前にしたいと考えていました。
(勝手にですが)

具体的には「○○デザイン」にしたいなと。

そんなことを考えながら「エスネル」という言葉にたどり着きました。

「オーブル」と同じ4音なのもいいし、「○○○ルデザイン」とルまで響きが似るのもいいかなと。

「オマージュ(敬意)」のつもりです。

形だけでなく、中身も継げるようこれからも精進して参ります。

事務所の名前が正式に決まった僕を今後とも宜しくお願いいたします。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

「エスネル」の意味は、、、秘密です。

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いなか日記。75『みんなで雪遊び!ソリもカマクラも大人気♪』

ゆうです^^

先週末は「雪遊び part2」ということで仲間を呼んでソリにカマクラに大人も子供も一緒になって遊びまくりました♪

雪遊びは初めてのキッズも。良い思い出になったね!


「雪遊び part1」はこちら→いなか日記。73『男の雪遊び!カマクラに焚き火に♪』

雪遊びは天気が肝心なのですが、この日は朝から良い天気に恵まれました^^

前回大好評だったチーズ&生ハムボードを仕込む。
上からシュペック・パンチェッタ・プロシュート+カマンベール。

着いた人からソリのコース作り。
急勾配の「ラージヒル」と緩勾配の「ノーマルヒル」を整備^^
キッズも頑張ります!

いつもの仲間が集まってくれました^^
おおぜいで遊ぶと楽しいね!

ひと仕事終えたところでとりあえず乾杯!

除雪機に夢中。男の子だもんね^^

室内は「託児所」に。

2017年度同級生キッズたち♪

カマクラも出来てきた♪

天窓も作った。
(荷重を減らす+採光+作業効率アップ+排煙、、、)

できたー!結構掘ったー!
男はヘトヘト。(アルコールでヘロヘロ)

焚き火スタート!
友人がアミとウインナー・塩サバを用意してくれた♪

とても暖かく愉しいひとときでした。

みんな来てくれてありがとう!楽しかった!また遊ぼう!

 …………………………..

翌日は片付けを。

イスを乾したり、焚き火台を洗ったり。

息子と初カマクラ。いつか一緒に作ろう!

おまけ…………….

我が家の洗い場(外)
この醸し出される「田舎感。」
計算して出来るものではない空気感がある。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の習慣:息子と相方と家族で散歩♪

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いなか日記。74『刈羽のくしま不動産さんでジビエを!』

ゆうです^^

先日、刈羽の『くしま不動産』さんで開かれたジビエパーティーにお邪魔してきました。

代表の浦東さんはなんと猟師もされている方!

浦東さんが「採って」「さばいて」「調理して」「自宅で提供して」くれたカモは本当に絶品でした^^

この日は、友人の森山が、

「柏崎・刈羽の不動産屋さんと飲むんだけど来ない?」

と誘ってくれて、平日でしたが飲んできちゃいました^^
(相方よ、送り向かいありがとう!)

初めてお会いした浦東さんはとても優しくおもてなし力が半端ない方でした!

席につくなりお通しが(4品も)。
クリームチーズもトマトのパテもお酒にぴったりでとても美味しかった。

部屋に入るなりまずバーカウンターがありました笑
棚に飾られたお酒の種類もとても豊富。

個人の家とは思えませんでした、、
(宅飲みのレベルを超えすぎ!)

手作りのカプレーゼ。
浦東さんは奥様と二人で手際よく手の込んだ料理をどんどん出してくれた。

奥様は日本酒の検定を持っているほど日本酒好き。
その奥様一押しのお酒がこの「新政酒造」の「エクリュ」 。

初めてののどごしでした。

口当たりは少し炭酸があり、後味は清涼飲料水のような甘さが。
水のように飲めてしまう。

「機会があればまた飲みたい。」と思わせてくれるお酒でした。

カルガモのロースト。最高の火加減。
バルサミコ+ハチミツの自家製ソースも最高!

カモにはやっぱり赤!

なんと浦東さんだけでなく奥様も「猟師」の免許を持っていられた!

冬の狩猟期には、朝早く起きて車で数十分の狩場まで行くことも多々あるとか。
池でしとめたカモは、ゴムボートを漕いで採りに行くそう!

それでもあまり数が取れないことも多いとか。

とても貴重なカモを気兼ねなく出してくださってありがとうございました!

カモしゃぶ鍋!おいしかったー!
浦東ご夫婦のホスピタリティーにただただ感動しました。

この日は 平日ということもあり、僕は早めのタイムリミット!(21時)

まだまだいろんな話をしてみたかったです^^
浦東さん奥様、今後とも宜しくお願いいたします!

独立を意識してからどんどん新しい魅力的な友人が増えていく♪
動けば動くほど人生がますます豊かになっていくのを感じる。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きな食べ物:カモのローストと日本酒♪
 (赤ワインも。あとビールも。)

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みんなで作る良い家。「質問されることが増えた♪」

ゆうです^^

最近、ブログを書いていることや来年度から独立する話が少しずつ広まっているお陰か、

「◯◯ってどうなの?いいの?」

というような質問を知人から受けることが増えてきました。

我が家の蔵。雪の瓦が出来ていた♪

今までそれによって生まれた記事も多々あります。

例えば、

【秘訣】太陽光発電のメリットと「雨漏り・積雪リスク」。

「ZEH(ゼロエネルギーハウス)ってどうなの?」

【秘訣】「タイル外壁ってどうなの?」35年後の張替えを想像する。

リノベーションの第一歩目。「初回打合せ→家族会議。」

「リノベーションってどう進めればいいの?」

【秘訣】2018年の積雪から構造を考える。「設計積雪量」①

「大雪のときって家って大丈夫なの?」

などなど。

僕に出来る範囲で回答させてもらっています。

これは回答された人だけでなく、僕にとっても嬉しいこと^^

なんとなく、

みんなで「良い家ってどんな家?」って考えて、

僕が回答し、ブログを書き、それを見て

「あぁ、こういうことも家には大切なのかー!」

と気づく人も出てくる。

なんかみんなで良い家を作っているような

そんな感覚がありました^^

もしなにか質問がある方はなんでも聞いてください。

一緒に良い家を作っていきましょう♪

雪は残っているがもう「春」を感じる。
この『冬から春に変わる瞬間』が一年で一番感動する。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きなビール:キリン一番搾り
(最高なのはブラウマイスター)

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いなか日記。73『男の雪遊び!カマクラに焚き火に♪』

ゆうです^^

先週末は友人を呼んで我が家で『雪祭り』を開催しました♪

カマクラ作ったり、焚き火したり、熱燗飲んだり楽しかったー^^!

今年の冬は大雪でした!

設計者としても雪に対して考えをひきしめ直したほどです。
 →【秘訣】2018年の積雪から構造を考える。「設計積雪量」②

大雪に埋もれた庭を見て僕は思いました、、、

これは、、、

もう、、、

カマクラを作るしかない!!

友人のもり(森山司法書士)。
決まってるぜー♪

天候と日程を見ながら「いつみんなを誘えるか」そわそわとしていました。

そして先週末の日曜日は最高の『雪遊び日和』となったのでした^^

さてさて、僕はみんなが来る前にいろいろと準備を。

玄関に『季節の飾り付け』を^^
器はそこらへんに置いてあったものを拝借。『田舎感』が出ていてイイネ!

+おつまみに生ハム&チーズボードをせっせと作る。

それが済んだら、外のほうの準備を。

男の冬遊びと言えば?

そうです!

焚き火です!

まずは、ナタで杉丸太を小割に。

点火台に枯れた杉葉を並べて、、

その上に小割にした杉を。
新聞紙や着火材なども必要に応じて入れる。

その上に大きい薪を載せて完成!(完全に我流)
これもお出迎えのオブジェになる♪

もりやま家が到着し、もりと一緒にカマクラづくり♪

キャンドル用のカマクラも作りました^^

体が熱くなってきたところで、休憩がてら本日最初の乾杯!
雪にうずめていたビールはキンキンで火照った体にしみわたる!
(竹は手作り門松の廃材。もりのアイデアで装飾に。)

風合いの良い椅子を。
田舎の家には「イイ感じ」の田舎オブジェがいっぱい笑

点火の相棒はこいつ!いつも頼りになってます!

無事に着火完了!
雪の壁は風除けにもなる。程よく風を遮り、程よく通すと火はよく燃えた^^

まさが買って来てくれたビールたち。「アオオニ」はパンチが効いていた!

デスマスク?ジョジョっぽい。

もりのキッズと初カマクラ!遊びに来てくれてありがとう^^

息子も初カマクラ♪
いつか一緒に作るべやー^^

年季の経った丸太が良い感じ♪
熱燗も用意して外で飲む準備は万端!

夜が深まってくる。ここからが本番♪
火を見ながらの熱燗は旨かったなー!

火を見ているとなんとも言えない暖かい気持ちになれる。
室内に薪ストーブを作るほどではないが、年に数回は外で焚き火がしたい。

火を見ながら飲んでいると、自然といつもとは違った話がでてくる。
「最近、悩んでいる話」だったり「懐かしい思い出話」だったり。
こうやって深まる縁もある。

夏は夏で楽しいけれど、冬は冬でアウトドアも楽しい♪

こうやって仲間家族と子供たちといくつになっても「遊んで」暮らしていきたいな。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

趣味:仲間と遊ぶこと。カマクラ作り。

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いなか日記。72『大雪の2018年。我が家の雪風景。』

ゆうです^^

今回のブログは完全に「備忘録」です(^^;)

(興味のない方は読み飛ばしてもらって結構です。)

6年ぶりの大雪に見舞われた我が家の様子を見返せるようにブログに残しておこうと思います。

歩いてゴミ捨てへ。

風除のありがたみを痛感した。
玄関上の下屋は雪止めアングルなし。母屋はアングルあり。

玄関脇の坪庭の椿は雪の重みで折れてしまった。

何度除雪したことか。

雪が固まったときに無理して使用してしまい、一度除雪機を壊してしまった。

負荷をかけ過ぎてしまいボルトが切れた。義父が直してくれた。

雪の壁は2m以上。
(土間の雪を積み上げるため)

大変な年だった。
しかしとても貴重な経験となった。

おまけ…………….

スコップで雪の壁を掻き落としたあとの模様はまるでうろこのよう♪

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いなか日記。71『平野歩夢君!銀メダルおめでとう!感動のバレンタイン。』

ゆうです^^

スノーボードのハーフパイプの演技をみなさん見ましたでしょうか!?

平野歩夢くんとショーン・ホワイトのデッドヒート!

鳥肌が立ちました!テンションあがったー!

平野歩夢選手は新潟県の村上市出身。

4年前のソチ五輪に続き今回も見事銀メダルを獲得されました!

メダルもですが、演技が素晴らしかった!

ショーン・ホワイトとのデッドヒートは、平野選手も言っていましたが「過去一番」の名勝負でした!

ハーフパイプは3本飛んだうちの最高得点で競われます。

1本目。
平野選手は転倒し35.25。
対するショーン・ホワイトは彼が得意とするダブルマックツイストなどの技をすべて成功させ94.25。ショーンが暫定トップ。

続く2本目。
平野選手は最高難度の技であるダブルコーク1440(縦2回転・横4回転)を連続で成功させる!!
オリンピックでは史上初!得点は95.25。1位のショーンを超えた。

ラストの3本目。
平野選手は転倒。しかし最後まで1位のまま。
残るはショーン・ホワイトただ一人。

ショーン・ホワイトにとっても最大級のプレッシャーだった。

そのショーンの演技が圧巻だった。

平野選手と同じダブルコーク1440の連続をこの土壇場で初めて挑み成功させた!!

その後も素晴らしい演技を全て成功させた。

ゴールしたショーンはゴーグルを取り、両手を高く突き上げる。

得点は97.75。

絶対王者は最後の最後で平野選手を抜き、金メダルに輝いた。

ライブでは見れなかったのですが、帰ってきて再放送を見ていても手に汗握りました。

どちらも演技も展開も最高にエキサイティングでした。

どちらが欠けてもこの演技は出来なかったんだと思います。

試合後の平野選手のインタビュー。

「ちょっと悔しさはあります。」

「(でも)楽しかったです。今までで一番の大会でした。自分が今できる範囲の中で全力を出せたと素直に思います。」

「終わってみると本当にすべての人たちに感謝しかない。その力がこの大会でも結果につながったのかなと思います。」

結果を追い求めたソチからの4年間は、厳しい練習や大怪我もありとても長く感じられた。

しかし、4年間やってきたからこそ今日のこの結果を出すことができた。

そう語る平野選手から大きな刺激をもらいました。

「自分もこれから大変なことはあるだろうが頑張ろう。」

と気持ちが高まりました。

試合後のセレモニーで、互いに称えあい笑顔で抱き合う二人の光景がとても素敵でした。

おまけ…………….

今日はバレンタインデー^^
毎年恒例の相方の手料理を頂きました。

今年はビーフストロガノフ・ライス♪

おいしかったー!息子を見ながら買い物に料理にお疲れ様です!

サプライズで「フォトビー」 なる写真付きビールも!
世界にひとつだけのビールは格別だった♪ありがとう!

…………………………..

6年前のバレンタインデーはメルボルンだった。海外のバレンタインに感動。
 →AUS.27「海外でのバレンタイン♪ Be My Valentine!」

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いなか日記。70『相方の仕事は旅のプロ。』

ゆうです^^

突然ですが僕の相方(妻)の話をしようかと。

相方は新卒からずっと旅行代理店(J○B)で働いています。

現在は育休中ですが、友人や家族から旅行の相談をされることは多く、
こないだも僕の祖父の旅行の相談に乗ってきました。

僕は相方と一緒に26歳のときに世界一周の旅に行ってきたのですが、

二人でそれを考えたのは大学時代。

単純な相方は「じゃあ私は旅行会社に勤めて勉強するね♪」と

素直に(?)旅行業界へ進んだのでした笑

単純な理由(?)で旅行業界へ入った相方ですが、
僕は、旅行業が相方の天職だと思っています。

祖父の旅行計画書。手書きの味が良い感じ♪
僕は相方の字がとても好き。

息子をみながらネットで調べながらして、この工程表のラフを作ったそう。

思えば、世界一周の旅も僕は相方におんぶにだっこでした。

1年2ヶ月の長期間の旅にも関わらず、行きたいところに行けて破産せずに地球を一周して日本に帰ってこれたのは相方のお陰です。

(途中、一緒に旅したケンさんはアメリカで資金切れになっていた笑)

今では、地元の仲間夫婦10組20人+キッズで行く『三十路の扉旅行』も全部相方の手配。

部屋割りやご飯のアレルギーの確認や宿の価格交渉、そして宴会時のゲームの企画など、素人では大変なことをほとんど全部してもらっていて助かっています。

相方よ!

いつもいろいろありがとう^^!

これからは息子も増えて仲間や両親との旅行もより楽しくなるね!

一生いろいろ旅していこう♪

そしていつかは世界二周目へ。

その日を楽しみにしてるよ^^

それまでお互い頑張っていこう♪

旅中のお気に入りの一枚。僕のフェイスブックのアイコンにしている。

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エッセイ。「家づくりの転換期。訪日外国人と出国日本人。」

家づくりにおいて「大きな道しるべ」になりたいと思う。

経済的、物質的な満足度のものさしから、少し離れたものさしで考える家づくりを。

それが、豊かな家族、豊かな地元、そして豊かな日本の未来を作ると信じて。

この本文の内容は特に、
「これから家を考える僕と同世代以下(30代以下)」に当てて書きたいと思う。

日本は今、大きな価値観の転換期にきている。

東京オリンピックが控えていることもあり、

ここ数年「世界を」「日本を」紹介するテレビ番組が急増している。

上の表が示すとおり、
訪日外国人の数は2011年頃から年々1.2~1.4倍ほどのペースで増えてきている。

面白いのが、出国日本人の数は変わらず横ばいだということ。

これは「状況の変化」に対して「変化への対応」に時差が生じているということを示している。

(端的に言えば、世界的な状況の変化に日本人の行動が遅れているということ。)

これから、海外の人の様々な価値観、生活様式、文化などが海外から来る観光客とともに、その観光客向けのビジネスが増えていくと共に浸透していく。

それらがある程度浸透したのち、出国日本人数も増えていく。

そして、海外の価値観を体感し、「幸せのものさし」が変化していく。

物質的な豊かさを重視するものさしから、精神的な豊かさを大切にするものさしへ。

「社会(まわり)と比べる幸せ」から、

「個人の絶対的な幸せ」に変わっていくと言ってもいい。

「人からどう思われるのか、思われたいのか。」

ではなく、

「自分にとっての幸せ」

を大切にする世の中へいずれ日本も変わっていく。

ただ、世界の変化に比べると日本の変化は遅い。
(島国、単一民族の弊害。)

今の中国を見ると思うことがある。

「アメリカや欧州は、1980年代の日本を見てこういう感情を抱いていたのかな。」と。

人口を武器に経済成長する。

それは、極端に言えばどの国でもいつかは起きる。

大切なのは『その先』なんだろう。

アメリカはあれこれしながら世界の経済の中心で居続けている。

それはそれでとても素晴らしくありがたいことだ。
(アメリカにとっても世界にとっても。※経済的な話)
(しかしもはや「国」ではないのかもしれないとも思う。)

かたや、北欧などでは『経済的な発展の先』を見つけられているように思う。

『自然や家族との幸福な暮らし』を第一に考える。

それが叶えられる国のシステムが整備されている。

そのシステムを作れた理由は「まず国民がそのシステムを願ったから。」

日本は今はその前のステージ。

「国民が自分たちの幸せをどう絵描きたいのか。」

それをみつけるステージ。

それがみつからなければ国のシステムは変わりようがない。
(一部の人が絵描いても「絵に描いたモチ」になってしまう。)

少し違うかもしれないが「プレミアムフライデー」もまさに「絵に描いたモチ」だろう。

僕はそういう取り組みはとても良いことだと思う。トライに対しては大賛成。

しかし、国民の価値観が「なぜそれをするのかを理解できていない。」

なんのために休みをとるのか。

経済のためなのか。家族と過ごすなど一人ひとりのQOLの向上のためなのか。

はっきり言うと、国民が個人でその目的を絵描ける力はまだ日本人には備わっていないように思う。

日本人にはまだ「国民が一丸となって進むべきスローガン、大義」のようなものがないといけない。

みんなが一致団結して一歩を踏み出せるような大きな目的、土壌(ムード)がないと日本人は動けない。
(東日本大震災復興・東京オリンピックなど)

別にそれを悲観したいわけではない。

なにが言いたいのか要点をまとめると、

「まわりの人に流されて、既存の価値観に流されて、なんとなく家を建てていては、将来の幸せに結びつかない時代、状況に変わってきている。」

「自分や家族のために、もっと個人の価値観・幸福感を真剣に長期的なスパンで考えなおすことが必要になってきている。」

ということ。

国とか大きな話を持ち出したのは、家が30~60年ととても長いスパンで影響を持つため。

(家ではなく「住宅ローン」と言い換えてもいい。)

そして、これから30~60年の間に日本を取り巻く状況は想像できないほど大きく変わる。

それは経済も価値観も。

端的に言えば、
収入や日本経済は頭打ちになっていく中で、日本人は「なにに次の幸せを感じていくのか。」を個人が探し、答えを出していかなければならない。

収入の量はある程度しょうがない。

日本の状況を考えある程度「受け入れる」という姿勢も大事だろう。

もちろん人と比べてもしょうがない。

しかし「支出」の量は調整できる。

将来をある程度だが予測、計算することもできる。

避けたいのは、

「現時点での価値観で家を建てたが、何十年後かに価値観が変わった。しかしローンもあり、価値観にそぐわない家に暮らし続けなければならない。」ということ。

言い換えれば、
「収入は減り、物価は上がり、物より体験にお金を使いたいのに、借りすぎた住宅ローンで身動きがとれず幸せを感じられない。」ということ。

(これは「最悪」を想定した場合ですが、該当する人は少なくないのではないでしょうか。)

(前置きが長くなりすぎました。)

そのなかで『家づくりをもう一度見直す。』

新築に無理にこだわらない、広さも必要以上に求めない、

「子育て中の今」だけではなく、「30~60年後」までを見通した家づくりを。

僕はこれまで『旅』にはお金も時間もたくさんかけてきた。

住宅設計と同じくらい大切にしたいものが『旅』だ。

世界を旅していろいろな価値観・幸福感を体験してきた僕にだからこそできる視線、提案を。

「家、暮らしはどうあるべきか。」

「時代、幸福感はどう変わるのか。」

複雑なことほどシンプルに考えればいい。



『必要十分。』

エスネルのEに込めた「Enouth(十分な)」のとおり。

その必要十分とはなんなのか、どこまでなのか、を設計士は悩み考え提案する。

そして住まい手の価値観と融合させ『家』という形に仕上げる。

設計士には、間取りを考える力などの技術の前に、

『体験』、『思想』、『予測力』

などの基本的な能力が必要だと考えている。

もちろん僕も至らないことはたくさんあるが、日々悩み体験し考えを深めていきたいと思っている。

『建て主にとって本当に幸せな家(暮らし)とはなんなのか。』

建て主が自分自身でも気がついてないところまで掘り下げて話し、提案することを心がけていきたい。

建て主家族のため。ひいては日本の未来のために。

それを常に意識し精進していこう。