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いなか日記。69『仲間とスノボ&家族で節分。』

ゆうです^^

2月3日は節分、4日は立春でしたね。

暦の上ではもう春。最近日も徐々に長くなってきました。

立春の陽気の良い日に仲間家族とみんなでスノーボードに行ってきました♪


仲間家族合計9人で子供の連れて『雪だるま高原 キューピットバレイ』へ。

「キューピットバレイ」は僕らの地元の柏崎から近く、小さい頃からよく行っているスキー場。

知名度の高い湯沢エリアと妙高エリアのほぼ中間にあるため、そこまで混雑もしていないので家族連れにはおすすめのスキー場です^^
豪雪地帯で豊富な積雪があり雪質も抜群♪

出発前、仲間に落書きされた凍る双太郎。

7時柏崎発!スノボは1年ぶり。息子が生まれる前にみんなで行ったのが懐かしい。

着いたー!早速リフトへ。

気持ちいいー!!

ゴンドラの中ってお互いの距離も近くて半密室で独特の空気感がある。
そんな空間でするちょっとプライベートな話なんかもスキーの醍醐味?
お互いの家族の話や仕事の話。
お酒はないけどつもる話はたくさんある^^

天気は最高!景色も最高!
条件がそろえばゲレンデトップから日本海が望めるらしい♪

みんなでお昼休憩^^
シーズンパスを買っている友人がガチャランチなるものを教えてくれた♪

みんなで挑戦♪
味噌ラーメンだったり、ビーフカレーだったり、タレカツ丼だったり。
それぞれポテトやドリンクバーが着いていて1000円以上分の券が当たりました。
子供たちも楽しそうでなにより^^

キッズパークで遊ぶ友人の子供たち♪
お菓子作りしたり滑り台で遊んだりそりしたり。
来年はうちの息子も混ぜてもらおう^^

午後はまったりゆっくり景色を眺めながら。

久しぶりのスノボは最高に楽しかった!
このあと入った雪だるま温泉も最高だったね♪

来年はみんなで泊まりで行こう^^!

(息子と留守番してくれた相方には感謝。来年からは家族で行こう!)

おまけ…………….

3日は家族で豆まきをしました^^

義母手作りの鬼のお面をかぶって息子も一緒にみんなで「鬼は外!福は内!」

義母特製の恵方巻き。
毎年の恒例だったが子供が生まれると張り合いが出る。
季節の節目を家族や仲間で楽しみながら豊かに暮らしていきたい。

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『建築』というダイナミズム。建てるという行為。

『建築』という行為はとてもダイナミックだ。

先日、その行為の大きさに感動する出来事があった。

ある場所に設計した家がもうすぐ完成する。

その敷地はもともと田んぼで既存の住宅地からも少し離れた場所にあった。

敷地の前はとても開けていて、その奥には新潟を代表する雄大な山々がそびえている。

自然の中に自然と共に建つ家。

その田んぼを埋め立てて家を建てた。

先日足場がはずれ、外観はほとんど完成状態に仕上がった。

その姿を初めて見たとき、

『数ヶ月前、なにもなかった場所に建物が建つ。』

というスケールの大きさに圧倒された。

今まで何棟も家を建ててきたが、ここまで強く感じたのは初めてだった。

なにもなかった土地に大きな建物が建つ。

なんとダイナミックなことか。

そして、そこに何十年と暮らし続ける家族ができる。

ハードだけでなく、ソフトを見てもとても大きな行為だ。

「建築とはなんてダイナミックな仕事だろう。」

改めて感動した。

この仕事をしていることに誇りを感じた。

そして、その責任を強くかみ締めた。

そうした家々がやがて『風景』となる。
100年後の人が見たときに「いいな。」と感じるものを造っていきたい。

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いなか日記。68『雪の和島トゥールモンドで夫婦の時間を。』

ゆうです。

我が家にはあるルールがあります^^

それは子育てに忙しくても『月に一度は夫婦でデートする。』というもの。

家族の時間と同じくらい夫婦の時間も大切にしたいなと。

同じ価値観を持つ相方と、協力してくれる義母義父には日々感謝です。

今月のデートは『和島トゥールモンドのレストラン「バーグ」』へ。

和島トゥールモンドは夫婦デートの定番。

お金と時間が許せば毎回ここに来たいと思える場所。

僕らの結婚披露パーティーもここでさせてもらった思い入れのある場所。

何度も来ているが実は冬の来店は初。
今朝、雪が良い感じに降っているのを見て、
「よし!トゥールモンドいこう。」と思った。

入り口の薪ストーブも本格稼動。
電気を使わない原始的な暖かさはなぜか心が温まる。

レストランの扉を開けて感動した。
一面の雪景色が切り取られていた。

「あ、冬が一番いいわ。」

と思ったら、馴染みの店員さんも「僕も冬の景色が一番好きですね。」と。

新緑も田植えも稲穂も紅葉もいろいろな風景を見せてくれるが、雪景色が一番心を振るわせた。

曇りなのと逆光気味なので自然とモノトーンに映る店内。
(実際はここまで暗くはない。)

稲穂の時期のトゥールモンドはこちら^^
 →新潟観光大使。22『和島「トゥールモンド」。』

地元長岡産の安納芋のポタージュ。
「トゥールモンドのスープの中で一番好きかも。」と相方。

馴染みのスタッフの青柳さん。
カップル時代、結婚披露宴、妊娠中、出産後、、今後は息子も連れて来るんだろう。
人生を共に歩んでいるような不思議な感覚になる。(勝手に)

雪が積もったベランダ。
ペアガラスは空調で暖まっていて窓際でも寒くはなかった。

サーモンのリエット、自家製赤しそのソース添え。
スタッフさんが調理法から食材まで丁寧に説明してくれる。
それが料理をさらにおいしく感じさせる。
「サービスは最後の調味料」ですね。

魚料理。銀ヒラス、寺泊産ゆず胡椒と焦がしバターのソース添え。

銀ヒラスはスズキ目に属する白身魚で南半球で取れる高級魚だそう。
調理法(ポワレ:蒸し焼き)もあるが、とても身が柔らかくほろほろとくずれた。
身の旨味もソースもとてもおいしかった。

「最近一番好評頂いている当たりの一皿です。」とスタッフさん。

平日ランチの13:30からの回は人が少なくとてもゆっくり出来る。
静かにゆっくり過ごす昼下がりはとても心地が良い。
夫婦二人で来るにはおすすめの時間帯。

肉料理。デュクセルと越の鶏、胸肉のミキュイ、ラビオリ仕立て。
デュクセルは玉葱や椎茸をみじん切りにして炒めたソース。
ミキュイ(半生)の鶏肉はとても柔らかかった。

「トゥールモンドは野菜がたくさん食べられていいね。」と相方。

食後の一杯。砂糖入れがマカロンのようでかわいい。

これに焼きたてパンがついて一人2,500円。
料理も景色もサービスも価格も良くて最高。家から近いのに幸運を感じる。

雪のトゥールモンドおすすめです^^
特に新潟の雪を知らない関東の人には、関越自動車道から近いし良いんじゃないかな♪

知られざる「秘密のレストラン」と言った趣きもとても良い感じです。

おまけ…………….

雪のトゥールモンドの様子をムービーに撮りました。

雪がしんしんと降る様子には心が洗われますね。

おまけのおまけ…………….

相方が料理の写真を一枚にまとめていました。

相方は写真を撮るのが上手い(構図とか)。
僕より相方のほうがセンスある。

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読書日記「天才の証明」中田敦彦(オリラジ)

オリエンタルラジオのあっちゃんが書いた「天才の証明」という本を読んだ。

既存のお笑いの世界からネットのユーチューバーの視点まで。

一度売れて頂点に立ち、そこから転落して底を見た目から。

なぜ、どういう戦略から「パーフェクトヒューマン」は生まれたのか。

刺さる言葉も多く、とても面白かった。

冒頭に、「目的を間違うな。」という話がある。

あるアイドルの「センターになりたい。なれずに苦しんでいる。」と言ったことに対し、あっちゃんは、

「なんのためにセンターになりたいの?本当になりたいの?」

「たぶん違うよね。そうじゃないよね。」

「目的はファンを楽しませること、エンターテイメントで人を喜ばせることでしょ。」

「君は本当はそれがしたいんでしょ。」

「センターはその手段のひとつでしかないよ。それにこだわるより自分の個性を活かしたほうが早いよ。」

と。

僕はAKBの指原莉乃さんのことが頭に浮かんだ。

彼女は飛び抜けて可愛いわけでも、歌がうまいわけでもなかった。

しかし、バラエティーでのトークの才能があった。

バラエティーで才能を開花させた。

そういうエンターテイメントの方法もある。

アイドルだからって、アイドルらしさ(センターとか)にこだわる必要はないんだと思った。

(指原さんはバラエティーで才能を開花させた結果、認知度が上がり、結果としてセンターになってしまった!すごい!)

住宅も同じだと思った。

「新築は目的ではない。手段のひとつ。」

では目的は?

『家族や仲間と豊かな暮らしを送ること。』

目的を間違ってはならない。

本のタイトルの「天才の証明」とは、

「『自分に合っていること、得意なことに気づきその道で開花すること。』それが天才である。」というメッセージ。

…………………………..

「天才とは、一握りの限られた人たちのことではありません。誰の中にも才能は眠っています。あなたも天才の一人です。自分の中の『天才』を発揮できる場所を探すことを諦めないでください。」(本文引用)

…………………………..

一人ひとりが天才であることを示す。

それこそが天才の証明だと。

そのために、それぞれが自分の特性を掴むことに真剣に取り組むべきだと。

…………………………..

「人間が、それぞれ微妙にスペックを変えて存在しているのはなぜか。
 協力させるためです。協力したときにこそ力が発揮されます。
 大切ないのは、自分がどういう起用のされ方をすれば最も活躍できるか。それを自覚することなのです。」(本文引用)

…………………………..

「全ての業種は「正統」と「異端」がせめぎ合っている。異端が正統になり、また新しい異端に駆逐される。」

「絶対的に正しいことはなく、価値観は常に更新される。」

「コミュニティーが変われば価値観は異なる。」
「どこで自分の才能が発揮できるかは、その価値観にウケるかどうかを分析して考えなければならない。」
と言ったことも書かれていた。

…………….

また、今日までのお笑いの歴史を分かりやすく解説・分析してあるところもあり、単純に読み物としても面白かった。

ドリフからユーチューバーまでの変遷。

その時代ごとに流行ったテレビ番組と絡めての説明はわかりやすくまた懐かしくて面白かった。

そして、時代背景や文化の変遷を読み解き、なぜその時代にこれがウケたのか、なぜそれは廃れたのか、これから先はなにがウケるのかを分析して実践しているあっちゃんにはとても興味を持った。

ところどころに裏話もあり面白い。
(武勇伝は、まさかDragon AshのGreatful Daysがモチーフだったとは!)

…………….

パーフェクトヒューマンもそんな分析から生まれたものだった。

「藤森のラップは、韻の踏み方がシンプルでわかりやすい。」

「プロから見れば「ラップじゃない」と言われるかもしれないが、視聴者はそんなに高度なことを望んでいるわけではない。」

「わかりやすくシンプルなほうがウケる。」

これはハッとさせられた。

建築でも同じようなことがある。

「この納まりはこう。このデザインが格好良い。」

などプロ受けの良いデザインはあるけれど、住む人は本当にそこを求めているのか。

その細かいデザインに何万も出すことを望んでいるのか。

全部が全部ではないが、

「もっとわかりやすくシンプルでいい。」

と改めて思った。

僕ら設計士が気にすべきことは、同業者からの視線ではなく、住む人の幸せだから。

…………………………..

「『ほどほどのクオリティー』と『オリジナリティー』がすごくいいあんばい。」
(本文引用)

…………………………..

「本業×○○」でオンリーワンになる。という話。

キングコングの西野さんは

「お笑い」×「アート」

渡辺直美さんは

「お笑い」×「ダンス・音楽(洋楽)」

僕はなんだろう。

「住宅設計」×「ファイナンシャルプラン」

「住宅設計」×「旅(世界一周)」

「住宅設計」×「いなか暮らし」

それぞれ磨きをかけてオンリーワンになっていこう。

あっちゃんはキングコング西野さんのことを

「行動アート」

と評していた。

「モノの表現だけではなく考え方や思想、活動も含めてアート。」

制作した絵本だけではなく、プロモーションや活動、ブログでの広報、その他のイベント開催など、まるまるひっくるめて行動すべてでアートを表現していると。

その通りだと思った。

僕も、設計した住宅だけでなく、『豊かな暮らし』という生き方や行動を通して、その全部を提案として発信していきたい。

『家ではなく、暮らしを提供したい。』というエスネルに込めた願いの通り。

…………….

「旧大陸と新大陸」という話があった。

旧大陸は現在のテレビのフィールドで、新大陸はネットのユーチューバーたちのフィールド。

新大陸は、秩序なくいきなり現れた。

芸歴や上下関係や業界の慣例など全く関係なく。

旧大陸の人は新大陸を冷ややかに見ている人もいるが、旧大陸はいまやジリ貧だ。

十代はテレビよりもユーチューバーにあこがれている。

危機感のある旧大陸の人は、時代の変化を敏感にとらえ新大陸への上陸を考える。

旧大陸で弱いことが新大陸へ進むモチベーション(危機感)になる。

住宅業界で考えれば、旧大陸が「新築」で、新大陸が「リノベーション」か?
はたまた「賃貸」か?

自分が「狭間」世代にいるという幸運を活かそう。

そしていろいろ試していこう。

もちろんすべてはサービスを受ける人の幸せのため。

これからの時代、変わっていく価値観を敏感に感じ行動に移していこう。

…………………………..

本を読み終わって。

中田敦彦というひとに継続的な興味がわいた。

有り体に言えば、

中田敦彦のファンになった。

ひとは、他人の経験や想いに触れるとファンになるんだろう。

特に「頑張って失敗しながら努力し結果を出した。まだこの先も挑戦していく。」といった懸命な姿勢に。

これは、キングコング西野さんの「プペル」でも、AKBでも体感していた。

『感情移入』

(または「共感」「感化」)

これがこれからのキーワードなのかもしれない。

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エッセイ。「『面倒くさい』の克服法。」

先日、3Dパース(スケッチアップ)をひとつ完成させた。

完成して「『面倒くさい』の克服法。」ということを思いついた。

僕は現在、来年度の独立に向けていろいろと準備をしている。

具体的なサービス内容(提案する住宅の詳細など)はもちろんのこと、

そのプロモーション、開業のための事務手続き、

営業場所、暖房費シミュレーションなど新たな技術の獲得、

などなどやることは山ほどある。

ホンネを告白すると「面倒だな、億劫だな。」と思ってしまうこともある。

その中のひとつが「3Dパース」を覚えることだった。

実はこれはここ数年ずっと

「やらなきゃなー。」

と思っていたのだが、なかなか億劫でやれていなかった。

・今現在必要に迫られていない。

・3Dパースソフトはたくさんあり選ぶのが億劫

・実際の操作が面倒くさそう

などの理由から学ぶのを保留していた。

しかし、図面(2D)や住宅模型の限界も感じていた。

伝えやすさ、日当たりや実際の人間の視点から見た内観など3Dパースのメリットはひしひしと感じしていた。

そして、一念発起したのが去年の年末。

3Dパースをとても上手に使われているサトウ工務店の佐藤さんに教えを請いに伺ってきた。

そしてそれから自分で練習し、なんとかある物件のパースを作ることができた。
 →プランの凹凸でコストが増える!初3Dパース(スケッチアップ)

まだまだラフで完璧ではないが、

スケッチアップはやってみたら簡単にできた。

数年間「やらねば」と思っていたことは、数日で出来てしまった。

そのときに思った。

『なにかにチャレンジするとき、一歩目を踏み出すときのポイント』がある。

まず、

『やってる人の様子を見る。』こと。

そして、

『「やれそうだ♪」と自分で思う』こと。

理想を言えば、


『「面白そう!楽しそう!」とワクワクする』こと。

これがチャレンジの前にあれば、一歩目はとても軽くなる。

億劫でなくなる。

例えば、ネットでやっている人の動画を見てみる。

まずは遊び感覚で。

上手になるのは先の先の先でいい。

まずは「簡単そう、自分にもできそう、楽しそう」

と自分で感じる。

これは、3Dパースに限らず、独立もそうだし、ダイエットもそうだし、習い事もそう。

そして、『子育て』にも通じると思った。

『子供のチャレンジ精神を育てる秘訣』として意識していようと思った。

父親がいろんなことに興味を持ち、楽しみながら挑戦する背中をたくさん見せよう。

面倒くさいの克服法。

面倒くさいに「勝つ」のではない。

正直、人間は弱い心にはなかなか勝てない。

一度や二度ふんばって勝てたとしても継続できない。
(ブログやダイエットや運動が続かないなど。)

面倒くさいに「勝つ」必要はないんだ。

いかに「面倒くさくはなさそうだ、簡単そうだ、楽しそうだ♪」

自分を騙せるか、思い込めるか。

そして、できればチャレンジしたことやチャレンジの結果を第三者に褒めてもらう。

自分のために必要であれば多少強引にでもいい。
(このブログも始めた頃は、相方や妹や友人に(無理やり?)感想を聞き、いろいろ褒めてもらいました笑)

それが、『チャレンジ→継続』の秘訣。

『面倒くさいの克服法』なのかなと思った。

先日作った3Dパース。
よく見ると、窓ガラスは作っていない(ただの開口)。
完璧を目指そうとしていた自分を「ラフでいいからまずやろう。」と勇めた。
そんな機会を作ってくれた友人に感謝^^

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いなか日記。67『家族で散歩と建築本。』

ゆうです^^

実は現在、木曜日は勤務している事務所を休ませてもらっています。

育休を兼ねた開業準備作業日です。

この木曜日が家族の時間と作業の時間をうまく作ってくれていて、豊かな暮らし方の参考になっています。


いつもより早起きしてブログを1本更新。

家族で朝ごはんを食べたあと、天気が良かったので相方と息子と家のまわりを散歩してきました。

ついで古紙をゴミ捨て場まで持っていく。

見下ろした顔がとてもかわいい。
息子も気持ち良さそう♪(もうすぐ寝そう。)

家のまわりには自然の木にまぎれて木の電柱があるところも。
都会の人が見たらビックリすると思う。

天気が良くてお散歩日和^^

家の玄関を飾る花やアイビーやツバキやツツジ。
緑や花があると日々の暮らしが彩られる♪

ホンダの除雪機。これがないと広い庭は除雪しきれない。
この冬も彼にとても助けられている。

これはなんでしょう?(教科書などでしか知らない人も多い?)
正解は「かんじき」。
靴の下に装着し、雪への設置面積を増やし、雪の上を歩きやすくするための雪国道具。

…………….

さて、散歩から戻り「いよいよ作業を」と思ったのですが息子が抱っこひもの中で寝たのでそのまま動けず、予定を変更して読書タイムに^^

相方撮影。
すやすや寝てる息子を抱きながらの読書はとても幸せを感じた。

読んだのは『住宅読本』という建築家の中村好文さんが書かれたエッセイのような住宅本。

この本には思い入れがある。
僕が旅中に「住宅設計のプロになる。」と決めてから建築学科時代の友人にオススメの本を聞いたところ「この本はどう?」と教えてくれた。
オーストラリアにいたが、高い送料を払い国際便で注文!
とても刺激を受け、毎晩何度も読み返していた。

中村好文さんは設計する家も素敵だが、文章もとても上手でその世界に引き込まれる。
「こういう人に家を頼みたいな。」と思わせてくれる魅力があった。

他に『住宅巡礼』という本があり、これは中村さんが世界の建築を巡って書かれた本。

有名建築の裏側などがやさしい文章やスケッチとともに紹介されていて、これを読んで大きく旅の進路が変わった。
許してくれた相方に感謝。旅の序盤にやりたいことがみつかったことでとても良い進路変更ができた。
 →家族で夢旅!「1月17日。やりたいことがみつかった日。」

ついでにもう一冊紹介。

去年の年末に妹がプレゼントしてくれた一冊。
なんと安藤忠雄展に行ってきたんだそう!(建築好きだったのか!)
とても感動したそうで、この厚さ3cm程もある本を買ってきてくれた。
(なんと自分用にももう一冊買ったんだそう!それほど感銘を受けたのか。さすが安藤さん。)
重いし高いし、帰省荷物が他にあるなか東京から新潟まで持ってくるのも大変だったろうにわざわざ。
そういう気持ちがとても嬉しい。ありがとう妹よ。

安藤さんのサイン入り。
この本には値段が書いていなかった。安藤忠雄展でのみの販売だったのかな。

安藤忠雄の代表作「住吉の長屋。」
この建築にどれだけ刺激を受けていることか。
世界一周の旅から帰ってから真っ先に大阪に向かい、実物を見に行った。(外観のみ)

旅中の建築ノートに書かれた「住吉の長屋。」
トイレに行くのにも「外」を通らなければならないとても挑戦的な建築。

独学で建築を学んだという安藤さんも若い頃に世界を旅し、ローマのパンテオンに強烈な衝撃を受けたという。
「旅が建築家を育てる。」と誰かが言っていた。
旅中「俺も旅で育つぞ!」と息巻いていたことを思い出す。

おまけ…………….

我が家の裏庭のキウイはおいしく育って最近は毎日食べています^^
ポイントは、収穫してからリンゴなど他の果物と一緒にビニール袋に入れて「追熟」させること。
(それでも多少すっぱいのでザラメをふりかけ一晩寝かす。)
 →以前のキウイの様子はこちらいなか日記。23『家の庭の野菜たち_6月その2。』

キッチンの台に納まるおネコ様。
どんなところにも居場所を作る天才♪

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エッセイ。「人生で大切なこと。今しかできない『子育て』。」

このあいだネットを見ていてあるツイートをみつけ心を打たれた。

それは子育てに関するもので、僕の考えを一転させてくれた。

みかんさんのツイートより。

恥ずかしい話だが、会社で昼休みにこのツイートを見て、泣いてしまった。

僕は今まさに「君を抱っこして、たくさんたくさん階段をのぼっている」最中。

「この『今』は、いつかなくなってしまうんだ。」

「一度きりの人生の中で、息子が小さい『今』は、今しかないかけがえない時なんだ。」

ということを教えてくれた。

もうひとつは友人の奥さんのブログから。

…………….LICOブログさんから抜粋して引用…………….

私たちは つい 忘れてしまうのだ。
この毎日が ずっと続かないということを。

1人でゆっくりお風呂に入れるようになったら
湯船の中 あなたと向き合い数を数え
柔らかく響いたあなたの声を
私は思い出すのでしょう

1人で好きなだけ寝返りをうち眠れるようになったら
どこまで寝転がっても隣にいないあなたのぬくもりを
私は探すのでしょう

好きな音楽のCDを好きなだけかけられるようになったら
この部屋の中に溢れていたあなたの笑い声を思い出して
私は泣くのでしょう
、、、、

大変に思えるこの毎日に
数えきれない 愛しい が散りばめられていることを
私たちは いつか知るのです。
、、、

あなたがいてくれるこの毎日を。
私は 絶対に忘れない。

…………………………..
(とても素敵な文章です。全文お勧めします。→こちら

読んでいて涙がポロポロ流れました。

この二つのメッセージを知り、考えが少し改まりました。

少し立ち止まって考え直すことができたのかもしれません。

それは『今、生まれたばかりの息子との時間』が、

僕と妻の人生のなかで、『何より価値のあるもの。』だということ。

僕は最近、この春の独立開業を目指して、ブログに、会合に、作図に、、、
と開業の準備を第一に動いてきました。

それが『家族のため』と信じて。

平日は、現在勤めている事務所の仕事を。

休日は、自分の事務所の仕事を。

育児はいつの間にか「第二優先」になっていたような気がします。

妻にも協力(負担)をしてもらっていました。

しかし、上の2つのメッセージを読んで気づきました。

たしかに仕事は大切。

でも、70歳の自分が今の自分を見たら、

『もう少し肩の力を抜いて、今は息子との貴重な時間を最優先に楽しめ♪』

って言うと思った。

これからは(基本的には)『育児を第一優先』に考えていこう。

それが『豊かな暮らし』につながり、『自分の幸せ・家族の幸せ』につながり、

そして、『良い仕事』に反映される。

息子が1歳になる頃までを一区切りとして、

『乳児との暮らし』を妻と義父・義母と一緒に楽しんでいこう。

たった一度の人生。

『今』は毎日が当たり前すぎて大切に思えていないこともある。

『大切な今』に気づき、『自分たち家族にとっての幸せ』を考え、『豊かな暮らし』を送っていこう。

そう思わせてくれたみかんさんとLICOさんに感謝!

もちろんメリハリつけて仕事も頑張っていきます^^!

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いなか日記。66『家の電話線が雪で切れた!』

ゆうです^^

先日の大雪で我が家の電話線が切れました!

NTTに連絡してさきほど工事してもらいました♪

先週の大雪の日。

「なんの線かはっきりわからないけどだいぶ雪積もってるなー。大丈夫かなー。」

と思いながら出勤したら、帰ってきたら、

「線が切れたー!」

と義母が慌てていました。

切れた線。

家のほうのつなぎ目から抜けた(?)よう。

線が切れたあとも、電話も電気も通常通り使えたため、

「おそらく使わなくなったアナログの電話線だろう」と考え、ひと安心。

今日、業者さんに見てもらいその通りであることを確認し、撤去してもらいました。

ものの20分ほどで撤去完了♪

義母も落ち着きを取り戻しました^^

高所作業車で電話ボックスに残った線を撤去する。


上の黒青の線が電気の線。その下の黒線が光(デジタル)の線。
(今回はその下に配線されていたアナログの電話線が切れた。)

作業員の方に話を聞いてみると、現在数百件の工事が控えているそう。

なんと長野から来られていた。

電話して数日で来て頂き、丁寧な説明やテキパキとした対応には感心しました。

助かりました。ありがとうございました^^

おまけ…………….

我が家のトイレの窓からの景色にも彩りが♪
新潟の厳寒期に青空は滅多にない。
こんな日が休日だったことに感謝^^
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いなか日記。65『白銀の世界!雪の華が咲いた庭。』

ゆうです^^

今日は快晴!日の光が雪に反射して家のまわりは白銀の世界になりました。

一昨日まで新雪が降り積もり、パウダースノー状態だったのが、昨日・今日の晴れでとけて表面はカチカチに。

我が家の庭に積もった1mほどの雪の上にも登れるほど固まりました。

1mの雪に登って一枚。
昨日までに除雪をひと段落させておいてよかったー!

軒先にはツララができた。
新潟は氷点下になることは少ないため、ツララが出来るのは冬のなかでもあまり多くない。

快晴で放射冷却により霜が降り、庭の木々には雪の華が咲く^^

枝先に着く霜。光が反射しとてもきれい。
短時間で消えてしまう儚さもまた心をふるわせる。

ヒバ。針葉樹が常緑なのは、氷点下でも葉の中の水分が凍らないから。
葉の中の糖分を高めたり、水分を油(ヤニ)に換えたりして凝固点を降下させている。

日に当たり始め、枝先の霜が徐々にとけていく。

『その日そのときにしか見られない自然』がある。
田舎暮らしの魅力のひとつ。日々、自然には感動させられる。

…………….

家を飛び出して白銀ドライブへ^^

雪の田舎。何十年と変わらない景色。

 国道に除雪車が!

除雪車(+除雪する人)がいつも頑張ってくれるからいつもどおりの暮らしができる。
感謝です。

まじまじ見るとカッコいい!
男の子が『働く車』を好きになる気持ちを思い出させてもらった。
(ムービーを撮ったのでブログの一番下に載せます^^)

周辺をドライブ♪

うちの田んぼもみんな仲良く雪の中。

田舎の家(板壁・瓦など)は雪に似合う。
それは、長年の経験を経て自然に対して素直に選ばれた素材・納め方だから。
『理由のあるデザイン』を大切にしていきたい。

田んぼのあぜ道と用水路。
もこもこ、ふんわり、のっぺり。なんとなく非現実的で抽象的な風景。

雪はほおっておくと『雪庇(せっぴ)』を作る。
軒先の雪に風などで雪がどんどん付着していき作られていく。
これが大きくなり一気に落ちると、雨どいや電線などを壊すこともあるので大きくなる前に落とすことが重要。

『その日そのときにしか見れない風景。』
こういうものに人間は感動するんだろう。

いつもの単線も雪化粧。(動いてくれてありがとう♪)

まるで山の中?(家の近くです。)
電線だけがそこに文明があることを伝えてくれる。

雪面にけものの足跡がつく。うさぎかな?

ドライブ中に、めずらしくキジとキツネを見かけました。
寒くて里におりてきたのかな。
田舎は天然の野生動物園♪

おまけ…………….

うちのおネコさまも雪のお散歩♪
ネコを飼うまでは「ネコはコタツでまるくなる」ものだと思っていた。
まるくなっていることも多いが、結構よく外へ出て行く。(雪の夜でも)
やっぱりネコも自然が好きなのかな^^

おまけのおまけ…………….

除雪車の除雪の様子^^
カッコいい!いつも感謝です♪

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いなか日記。64『大雪の翌日の景色。』

ゆうです^^

一昨日から新潟は海岸部を中心に記録的な大雪となりました。

今日は台風一過ならぬ『大雪一過』で快晴!

通勤路には『試練のあとの祝福』のような景色が広がりました。

一昨日、昨日は大雪でみんな雪かきや渋滞でてんてこ舞い!

新潟市で80センチ以上の雪が積もるのは2010年以来8年ぶりだそう。

2010年はちょうど新潟市で働いていたのでその時のこと思い出がよみがえります。

今回の大雪でも電車が止まったり、休校になる小学校があったり。

きっとそれぞれの人にとって、数年後に思い出される特別な日となったのではないでしょうか。

我が家のトイレからの風景。

柏崎(我が家)でも積雪80~100mほど。

朝早く起きて除雪してくれた義父に頭が上がらない。

庭が広いと駐車はいいが除雪は大変。

冬囲いされた植物はこんなかわいい形に。
アルベルベッロのトゥルッリのような妖精フォルム♪

…………….

さて、今日の午前は雪が落ち着き、新潟の1月にはめずらしい快晴の日となりました^^

新潟の1月に青空は滅多にない。トイレからの風景も新鮮な趣き。

広がる雪原。天国のよう?

常緑樹は樹氷のように。

落葉樹には『雪の華』が咲く。

繊細な雪の彫刻。
つらさと感動のこのギャップがあるから雪国暮らしはやめられない。

その地に住んでいる人しか見られないタイミングの景色がある。
条件もシビアで『観光』はできない。こういうものにとても価値を感じる。

ただよう廃墟感。人がいなくなった世界のよう。

絶望的な除雪、渋滞のあとの素敵なプレゼントでした^^

ありがとう。感動しました♪

おまけ…………….

私事ですが、先日たまたまテレビを見ていたら2018年の占いで1位でした^^!

星座(12)×血液型(4)=48通り →1/48

「大躍進の年 やること全てうまくいく」

「必ず大きな花を咲かせるでしょう」

これはもう最高の独立の年になりそうだー^^!

うれしー♪