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ケンチク探訪♪ 13『「アオーレ長岡」と管理建築士講習。』

ゆうです^^

今日は『管理建築士講習』を丸1日受けてきました。

いよいよ退職まであと10日。(人生で最後のサラリーマン生活?)

昼休みは長岡駅周辺のケンチク探訪へ。

長岡で建築と言えば、、、アレですよね♪

『管理建築士』とは建築士事務所を管理する建築士のことで、設計事務所を開業する場合に講習を受け、管理建築士となる必要があります。

管理建築士講習を受けるには、建築士として設計等の業務に3年以上従事する必要があります。

(建築士に合格したからといってすぐに独立できるわけではないんです。姉○事件以降いろいろと厳しくなりました!)

講習は9:30~17:30(結構長い、、)

講習を受けながら休憩時間に営業戦略や他の資料を勉強する。
宮崎建築さんから頂いた資料、とても勉強になりました!)

そして、昼休み、、

せっかくなので長岡の街中を散歩する♪

美濃屋酒店。親父の還暦祝いにはこちらで「久保田(万寿)」を購入した。

良い感じにレトロな商店街。

長岡市で有名なおばけパフェの店「もか」。

大通り(すずらん通り)には、相方が務める旅行会社もある。

新潟県では2番目の大都市「長岡」の駅前。

正面が長岡駅。そして、右手には、、、

近年の「長岡の建築」と言えばコレですね^^

『アオーレ長岡』設計:隈研吾(←新国立競技場もこの方の設計)
(H26 日本建築学会賞受賞)

今は「日本の建築家と言えば『安藤忠雄』」ですが、2020年以降はその常識は「隈研吾」に替わるのでしょう。

そういう著名な建築家に依頼するあたりも長岡市の懐の広さを感じます。

特徴的な『地元杉のすのこ状の外装』は長岡城の床の間に使われていたという「市松模様の壁」がモチーフ。

(「アオーレ」とは長岡弁で「会おうね」と言った意味から来ている^^)

「市松模様」には「公と民のモザイク」というコンセプトも込められている。
アオーレ長岡HPより)

入り口わきの杉のベンチ。
かつてこの地に建っていた厚生会館の床材を再利用している(はず)。
元々この地には「長岡城」が建っていた。歴史ある政の場所。

屋根のかからない部分の杉板の経年変化状況(築6年)を確認する。

水を吸いやすい下端の木口まわりには一部『藻』が生えていた。
※木材を腐らせる「腐朽菌」と違い、「藻」は木材を分解しないため劣化にはあまり影響を及ぼさない。(美観上の問題はある)

注意深く観察すると「下向きの板」は下端に藻が生えていて「上向きの板」には生えておらずシルバーグレー化がより進んでいる。
日射と水切れによる差だと思われる。(何事も勉強になるなーと。)

ちょっとマニアックな話になってしまいました(^^;)

さてさて、アオーレの内部へ!

ガラスの屋根から自然光が降り注ぐ通称「ナカドマ」 。
さすがのコンセプト。駅周辺の密集地だからこそ、このなにもない空間が生きる。

大屋根は鉄骨トラス造で融雪装置により冬季でも自然光が取れる。
また、太陽光発電パネルが設置されるなど環境負荷の低減も図られている。

「ナカドマ」でのイベントやパブリックビューイングの様子(wikipediaより)

そして、アオーレのメイン機能は『長岡市役所』であるということ。
(こんなシャレて開けた素晴らしい市役所ほかにある?)

モスバーガーやセブンイレブンも併設されている。

市民が自由に使う「ホワイエ」。ここでも定期的にイベントが開催される。

福祉のカフェ「りらん」さん。
それぞれの壁には、、、

地元の『小国和紙』が使用されている。
まさに地材地建ですね。材が持つ物語に心が惹かれる。

アオーレのモチーフである市松型の小鳥たち。(通称「アオーレバード」)
(この「はらはら感」「さらさら感」が隈さんの建築)

市松小鳥はフロアサインにも。

アオーレには市役所の他に「アリーナ」が併設されている。
行政機能と市民活動拠点の距離がゼロ。融合する「これからの市役所の形」

イベントの際にはゲートが開き、「ナカドマ」と段差無しでつながる。
2階の渡り廊下からもアリーナ内の様子が観覧できる。

アルビレックスBBの試合も開催される。
ベイビーフェイスの五十嵐圭選手が人気^^

2階のホール。床材は住宅のウッドデッキでもよく使用する「アイアンウッド」

空中に浮く「市民活動ブース」には杉のすのこが反射し映りこんでいた。
バーティカルブラインドも木製。

アオーレ長岡、とても素敵な建築でした。

講習会場に戻り午後の部がスタート。

建築士事務所業務のことだけでなく、社会情勢なども学ぶ。
産業廃棄物のうち約20%が建設廃棄物(H26)

「リノベーション」の意義などについても言及されていた。
リノベーションの効果のひとつに環境負荷低減(廃棄物量を減らす)がある。

空き家の総数は約820万戸で空家率は13.5%。(H25)
この20年で1.8倍に増加した。
「再利用」か「解体」か。
その線引きは専門的かつ慎重な判断が必要になる。

最後に「試験」を受けて講習は終了!

皆さんお疲れ様でした^^!

正式に管理建築士になるのは約1ヵ月後。

いよいよ独立はすぐそこまで。

ワクワクとドキドキ。

昨日見た「プロフェッショナル(NHK)」でヒカキンが言っていた。



「プロフェッショナルとは継続する人。」




「継続する人にのみチャンスはやってくる。」




「そのチャンスを活かせる人。」

出来ることを積み重ねていこう。

帰り道の農道から。
「ニッポンの夜明けゼヨ!(夕暮れだけど)」

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

今週のTo Do:ある家の模型製作。

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いなか日記。77『新潟市での1日「ルーテシア」と夕日の海。』

ゆうです^^

先日、K様との打合せに新潟市へ行ってきました。

その日のことを日記にまとめようと思います^^

K様との打合せが終わったのは1時頃。

その後、関屋浜の海の家「シーポイント」へ♪

天気が良く公園には家族連れの方がたくさん^^

海の家「シーポイント」は新潟市でのコワーキングスペースを探していて最近知りました。

新潟の海水浴場・関屋浜の海の家 Sea Point Niigata シーポイント ニイガタ

関屋浜に着いて思いました。

「どうやって行くの??」

浜からで良いのかな?

目の前はすぐ海!ロケーションは抜群♪
「毎日夕日を見ながら仕事が出来たら最高だなー」と妄想が膨らむ^^

しかし、、、

やっていない!電話も通じない!

調べてみると冬季は閉鎖しているようです。
(海の家ですもんね。調べが甘かった、、(T_T))

今年はゴールデンウィーク前頃の再オープンなんだとか。
紘大さん教えてくれてありがとう!)

気を取り直して次の予定へ^^

新潟市中央区のお菓子屋さん「ルーテシア」さんへ。

先日妹からもらったお酒『越後桜(大吟醸原酒)』
にいがた酒の陣で買って来てくれた。

お返しになにか欲しいものはあるか聞くと「マカロンが食べたい♪」と。

お洒落な店内。土曜ということもあり混んでいた。

カラフルで可愛いマカロン。

マカロン5個セットを購入。(写真は3個セット)

店舗と工房が併設されている。

奥には「ギフトサロン」が。

焼き菓子のバラ売りなどが並べられたサロン内。打合せしている方も。

カラフルなお菓子は見ているだけで気分が上がりますね^^

続いてはS邸(リノベ計画中)へ。

今時期はほとんど「春分」

春分の午後の日当たりを調査しに伺った。
(そのときの話はまた次回に)

鳥屋野潟沿いの道でS邸に向かっていると、、、

お洒落な建物を発見!カフェかな?

カフェではなく「sur scene(シュールセイン)」さんという美容室でした^^

スタッフの方と少しお話をさせて頂く。

「もしかして設計はDesign Room Amanoさんですか?」と僕。

「そうです。よくわかりましたね!」と店員さん。

Design Room Amano | 一級建築士事務所 デザインルームアマノ
Design Room Amanoさんは尊敬する設計事務所のひとつ。

特に外観と外構計画は唯一無二の異彩を放つデザインです。
(しかしいやみではなく自然と溶け込む。)

数年前に事務所にお邪魔した際にはいろいろなお話を伺わせて頂きました。

sur sceneさんの店舗内も見させて頂きました。(ありがとうございます!)

鳥屋野潟と桜並木が一枚の絵のように切り取られていてとても素敵でした^^
(ブログに載せる許可を頂かなかったので内観写真は非掲載)

道中、遅めのお昼ご飯に女池のパン屋さん「サフラン」さんへ。

大盛況!青山店もだったがやはりすごい。

懐かしの「シェルクロワッサン」を購入^^
(僕は新卒から3年間女池に住んでいました。)

そしてS邸へ。

15時頃から17時頃まで採光の調査とリノベーション設計を現地で行う。

実物を見て寸法を測りながら設計できるのはリノベーションのメリットのひとつ。
(後日詳細アップ予定)

帰り道の信濃川。優しい光が広がっていた。

夕日が見たくて、わざわざ海岸線へと向かう。

弥彦山に沈む夕日。急がねば!

海に到着!ギリギリ間に合った!

水平線に沈む夕日が見れました。今日も素敵な1日だった。感謝。

夕日に照らされる町の風景。

若いカップルが。
飛行機雲も入ってとても素敵な写真が撮れました。

日が沈んで、、、帰り道。

あまりにも海が「藍色」で車を停めた。
引き込まれそうなほど深い色をしていた。

一日が終わり、夜が始まる。

素敵な一日でした。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

これからの楽しみ:仲間と夕日を見ること

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K様との初回面談と「役立つアプリ」

ゆうです^^

先日、「話が聞きたい」と僕に声を掛けてくださったK様と打合せをしてきました。

独立前から相談を頂くのは大変光栄なこと。
(エスネルデザインの開業は2018年4月以降の予定)

そこで貴重なお話と「役立つアプリ」を教えて頂きました^^

役立つアプリとは『SmartFeed』というアプリ。

いつも見ている複数のブログの最新記事をわかりやすくまとめて表示してくれます^^

アプリを開くとこんな感じ^^
いつも見ている「サトウ工務店」「ネイティブディメンションズ」「FP昆さん」のそれぞれのブログが画像付きで表示される。

【追記】…………….
SmartFeedはエラーが多々あったので、現在は『RSS Reader』を使っています。
(トップ画像真ん中)
…………….

K様はエスネルブログもアプリに登録して読んでくださっていました。

「ほぼすべての記事を読みました。」

と言われたときの嬉しさは忘れられません^^

「ブログで書かれていた『空間のアウトソーシング』っていう考え方に共感して、家は小さくて良いと思うようになりました。」



「息子さんが生まれた9月9日は本当に良い天気でしたよね。」

などマニアックな話が飛び交う♪

とても嬉しくて僕の顔はニヤニヤしていたかもしれません^^

K様と引き合わせてくださったのはFPの昆さん

昆さんとの付き合いはかれこれもう5年間ほど。

僕のことを気にかけて頂き度々いろいろな話をしてきました。

5年の間に昆さんも独立され、その姿は僕の刺激になっています。

本音をズバっと言ってくれるところが頼もしい昆さん。

K様とはいろいろな話をさせて頂きました。

まずは簡単に僕の自己紹介を^^

今までの経歴や世界一周の旅の話を。
(トークセッションのために準備していたものが役に立ちました。つながる!)

トークセッション『これからの住まいの形』準備完了!

また、僕の旅中の写真や建築のスケッチなどをまとめたノートをご紹介。

我ながら「よく描いたなー」と。スケッチ中、待っていてくれた相方に感謝。

K様の家づくりはある事情でストップしていました。

それは、

求めるエリアに土地が出ない!

ということ。

K様が希望するエリアは新潟市の人気エリア。

土地が出たとしても、広すぎたり、日当たりが悪かったり。

しかも、それでも超ハイスピードで売れていくそうです!

(ただし今年から徐々に動きが活発になってきたとか。)
昆さんブログ『中央区・東区・西区の売地状況』

ざっと検討したら即買い付け出さないと間に合わないそうです。

良い土地を探し続けてかれこれもう1~2年。

「土地を探すのに疲れてきました、、」とおっしゃられていました。

しかし、「悪いことばかりではない」とK様は話されていました。

「時間が経つにつれ価値観変わってきた。」




「前は、子供の小学校区が変わらないように今の住まいの近くだけを探していたが、小学校区は変わってもいいのかもしれない。」




「新興住宅地も良いけれど、昔からの町の中でも良い。ご年配の方とも触れ合えば子供にとっても良い刺激になると思う。」




「建物についてもゆっくりと勉強する時間がとれた。焦ってメーカーと契約することがなかったのは良かったのかもしれない。」

など。

僕も家づくりを考え始められてから『1年間は建物の契約をしないこと』をお勧めしています。

それは、上記のとおり時間と共にあら熱が冷めていき、「冷静に自分たちにとって本当に必要な暮らしはなんなのか」を考え直すことが出来るからです。

また、K様の家づくりの始め方は『良い家づくりの見本』のようでした。

「ハウスメーカーへ行ったりして土地も紹介され契約しかけていたが、『本当に将来のお金は大丈夫なのか」と心配になり、いろいろ調べたところFPの昆さんのところにたどり着いた。」




「あのときなにも考えず、高いローンを組むことにならずに良かった。」




「今は老後までを見据えた資金計画から導いた『土地と家にかけられる総予算』を把握しているので(ある程度は)安心している。」

今月末には僕に相談して頂いている別の方も昆さんの事務所へ相談に行かれます。
(僕のほうからも昆さんの予約をとることが出来ます。)

昆さんが作成する「マイホーム予算診断書」。
以前我が家も作ってもらいとても参考になった。

僕の設計方針は

『家の設計は、将来を見据えた資金計画から。』

もっと言えば、

『住む方の「幸せ観」の見直しから。』

これが僕の設計哲学です。

また、K様は

「家を建てるのであれば、資産価値の下落をなるべく抑えたい。」




「転売することも想定して土地や家を考えている。」




「具体的には駅近くだったり、地盤が良かったり、水害リスクが少なかったり。将来そのエリアがどうなっていくのかも考えます。」



とも。

まさに僕が考える家づくりのとおりでした。

僕は今『資産価値の下がりにくい家づくり』をテーマに設計を見直しています。

具体的には、


・雨漏りリスクを抑える。
(屋根はしっかり出す。窓には庇をつける。)

・構造の耐久性が落ちない工夫。
(高基礎にして雨の飛び跳ね対策。より安全な防水・通気工法)

・建築途中の工事監理の記録を詳細に残す。
(図面どおり適正な施工が行われた証明書)

・詳細図まで正確に書き込まれた設計図書、構造計算書一式の作成。
(リフォーム時に手を入れやすいように)

・長期優良住宅など国の証明による価値の明確化。
(設計者個人の計算だけでなく、国にも設計を確認してもらい証明を取る。)


・35年後のメンテナンスがしやすい設計。
(設備や外壁の交換など。メンテがしづらい家はそれだけ資産価値が落ちる。)

これらを新築当初からきちんと考え、設計・施工していくことが『資産価値の下がりにくい家づくり』につながります。

資産価値が下がりにくいということは、転売時により高値で売りやすいということ。

また、子供たちが継いだ場合にもリフォームがしやすいということ。

上記の項目は『中古リノベーション』をする際に「これらがそろっていたら設計者としてお勧めできるな。」という中古物件の条件にもそのまま当てはまります。

僕は「新築」も「中古リノベ」もどちらも手がけていますが、どちらもリンクし合っていてとても勉強になっています。

(新築だけであれば35年後のことまで考えることは少ないのかも。)

また、家の価値はそれでも低下していきます。
(税法上は約22年で家の価値がゼロになる。)

どのみち低下するのであれば、家は小さいほうが資産価値の低下を抑制できると考えることもできます。

新築時に小さい家を考えることは、いろいろな費用を抑えることにつながるんです。

豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー

K様、奥様、長時間の打合せ本当にありがとうございました。

このブログがK様の家づくりのお役に立つようであれば幸いです。

余談…………….

K様とは2時間半以上もお話していました。

その際にとったメモは下の通り。

ほとんどアプリの名前だけ、、笑

昆さんがおっしゃるには、


「一番良い打合せが出来たときのメモですね。」

と。

初回から「要望満載」や「質問攻め」のようになる場合、その後スムーズに進まないことが稀にあるそうです。

初回の打合せでは「具体的な話ではなく雑談などの大きな話」をしている場合、その後とてもスムーズに行くことが多いんだそうです。

「なるほど^^」

と思いました。

また、奥様が

「大工さんと建てる家っていいなー」

と。

奥様も実家を建て替えられた際に、作り途中の現場で階段を昇り降りした思い出があるそうで、

「お茶とかスポーツドリンクとか差し入れに行きたい♪」

「顔が見える大工さんに家をお願いしたい。」

と。

とても共感しました。素敵な価値観だと思います。

僕は顔が見える地元の大工さんとの家づくりをお勧めしています。

それが『良い家』を作り『良いアフターメンテナンス』を作ります。

最後にK様から

「(確定ではありませんが)ご縁があればエスネルデザインさんにお願いしたいです。」

というありがたい言葉を頂きました。

感動しました。

そうなった際は全力で良い家を提案させて頂きます。


実はK様は現在僕が勤める事務所の見学会にも数度来られていた方。

今回「話が聞きたい」と依頼された際に、まずは所長に相談をしました。

道義的に「不可だ。」と言われるかもしれなかったからです。
(現事務所のお客様候補を横取りしたことになりかねない。)

しかし、所長は了解してくれました。

所長にも大きな感謝です。

おまけ…………….

K様は

「建築の仕事はとても格好良いと思います。」

「家の勉強をしているうちに建築士の資格が取りたくなりました。」

「息子にこういう道もあるんだよということを伝えたい。」

と。

嬉しかったです。

ちなみにK様の息子さんと僕は名前が似ていました♪

○君、建築の道、向いているかもしれませんよ^^

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の嬉しかったこと
:K様に「田舎暮らしとても楽しそうですね」と言われたこと。

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【秘訣】設備は交換が容易なこと。「愛車の双太郎が故障!」

ゆうです。

少し前の話ですが愛車の双太郎が故障してしまいました(T_T)

かなしい、、、

しかし、それによって「設備の選定」に対して再確認したことがあります。

今年の大雪だとさすがに双太郎(2WD)での移動は厳しかったです。
(軽かったし、)

相方が育休で家にいたこともあり、相方の車(4WD)で2週間ほど出勤していました。

その2週間、双太郎は車庫で冬眠。

そして、大雪がある程度収まった頃に

「双ちゃん久しぶり!またよろしく頼むよ^^」

と発進しようとしたら進まない!!

常にサイドブレーキが降りているような感じ。

「どうした双ちゃーん(T_T)!」

あわあわしながらお世話になっている柏崎の長谷川自動車さんに連絡し、キャリアカーで代車を持ってきてもらい、双太郎は引き取られていきました。

「ドナドナ・ドーナー・ドーナー」
さらば双ちゃん(T_T)

故障の原因はサイドブレーキのワイヤーがさび付いていたそうです。

路面にまく塩カル(融雪剤)の影響と2週間乗らなかったことがサビさせた原因のようでした。

修理代金約3万円。

(廃車になることも覚悟したのでこのくらいで済んで良かった。)

長谷川自動車さんのトラック。「えちゴン」(柏崎のゆるキャラ)に癒される。

そして、それとは別にも最近双太郎に不具合が!

なんと、

ハイブリッドじゃなくなってしまいました(T_T)!

ハイブリッド用のバッテリーが寿命を迎えてしまったようで、車屋さんに見てもらっても

「直せるけど、昔の専用バッテリーだから材工あわせて20万以上かかるよ。」

と。

20万円は大きい、、、

走れなくなったわけではないし、結局「我慢するか」と(T_T)

アイドリングストップも、電気アシストも効かなくなってしまった。

その結果、燃費はおよそ23km/Lから20km/Lへと3km/Lダウン(T_T)

燃費自慢の車だったのでショックです、、

しかし、ここから学んだことがあります。

それは、

設備はいつかは壊れる。


交換が容易にできることが重要。

(代替品が十数年後でも入手しやすいこと。入れ替え工事が容易に出来ること。)

逆に言えば、

壊れたときに点検や取替えが難しい設備はお勧めできない。

ということ。

例えば「床暖房」

床板の下にチューブを這わせる床暖房は、不具合があったときに、点検も大変で、交換にも大きな費用がかかってしまう。(+イニシャルコストも高い)

反対に、床下エアコン暖房のような市販のエアコンを使う簡単な暖房方式であれば不具合があったときでも家電量販店でエアコンを買い換えるだけで済む。

あとは「一体型LED照明」

最近は効率を上げるために、電球と器具が一体となったLED照明が普及してきている。

電球と器具が一体となった「LED交換不可」の照明。

こういった照明の電球が切れた場合、交換には資格を持った電気屋さんによる交換が必要になる。(器具ごと一体の交換)

特に難しい工事ではないが、電気屋さんを呼べばそれだけで5,000~1万円程はかかる。(人件費)

また、家中の照明が一気に切れるのであれば交換の手間は1回で済むが、実際は電球が切れるのはバラバラ。

その度に電気屋さんを呼ぶのはストレスだし不要なお金がかかる。

なので基本的には照明器具と電球が別々のタイプ(電球が切れたら電球を買い、自分で取替えができるタイプ)がお勧めです。

よく提案している「ロゼット+ボール球」。
シンプルでいやみなく空間に納まる。シェードが不要のため明るさも確保しやすくなにより交換が容易。イニシャルコストも抑えられる。

双太郎の故障はとても残念でしたが、また一つ家づくりで大切なことを再確認させられました。

何事も経験ですね。

双太郎はここ5年で約10万km走りました。

現在の走行距離は13万km。

20kmまで走れるかなー?

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きな言葉:「ちょうど良い♪」

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トークセッション『これからの住まいの形』が記事になりました!①

ゆうです^^

トークセッション『これからの住まいの形』が記事になりました!

面白い!!

読みやすい文章で、なによりテーマがセンセーショナル!!

(完全に手前味噌ですが(^^;))

記事はこちらをクリック!
【トークセッション】「これからの住まいの形」(1/3)

編集者は鈴木亮平さん^^

とても面白いです♪さすがプロ!

(僕も早くブログにまとめないと(^^;))

全3回のようなので、いち読者として次回も楽しみです♪

さて、ある方から先日嬉しいメッセージを頂きました。

…………………………..

ここ最近すごく面白そうなことやってるね。
すごく楽しそうで、いいパワーもらってます。
最近、平たい時間が流れていたんだけど、なんだかやる気が出てきたなー。


ありがとう。


ただのお礼です。用事は特にありません。

…………………………..



『用事のないメッセージ』ってとても貴重で嬉しいなーと。

まだ大したことをしているわけではありませんが、誰かになにか少しでも、ワクワクとか刺激を与えることが出来ているようであれば嬉しい限りですね。

まだ未定ですが、「ある会」からも大きなことをさせて頂けそうなお話を頂いています。

出会いに感謝です。

もし抜擢して頂けるのであれば全力で頑張らせて頂きます!

先日行われた「ある会」のミーティング会場。

「ある会」のボスは全国紙にも取り上げられる「スーパー工務店」の社長さん。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の楽しみ:建築の先輩方とのミーティング。

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新潟観光大使。37『春の「海カフェドナ」とシャボン玉。』

ゆうです^^

この日は作業をしていたのですが、あまりにも天気が良かったので『海カフェドナ』に行っちゃいました!

2018年初ドナ^^!
(ドナは冬季は休業で毎年3月に再オープンする)

天気が良かったので車の窓全開で海岸線をドライブ♪
(途中、花粉に負けてクローズ(T_T))

14時過ぎに訪れたがまだまだ混んでいた!

窓を突き抜けて空が見えるのが良い感じ^^

変わらず良い感じの店内♪

良い天気!今年もよろしく!

いつか「旅の写真展+トーク」などのイベントがしたいなと秘かに妄想中^^

いつ見ても良い景色!ほど良く高台なのが最高のロケーション!

柏崎市宮川の海岸線。

いつもの「オーシャンブレンド」を。
本は1ページも読めませんでした!
(出会いが会ったり自然と対話していると本に手が付かない。)

小物も素敵。

柏崎ファンクラブ限定の「裏メニュー」が始まっていた。

ぼーっと窓の外を見ていると、、、

むむむ、、、!

どこからともなくシャボン玉がー!

しゃぼん玉マシーン発見!

シャボン玉おじさんあらわる!?

なんとマシーンはおじさんの手作り!
これ欲しいなー!息子に見せたい^^

話してみると、しゃぼん玉おじさんはなんとオーナーの柘植さんのお父様!
「いつもお世話になっています!」とご挨拶^^
ラジコンでシャボン玉マシーンのオンオフを操作されていた。

お父様からいろいろなお話を聞かせて頂きました。

今まで幼稚園などにシャボン玉マシーンを計70個以上もプレゼントしてきたんだそう!

そして、お父様も柘植さんも僕も同じ柏崎高校の卒業生という共通点が♪

現在はドナルド・キーンセンターの理事長をされているそうです^^
(ドナとドナルド。偶然?笑)

シーグラスの箸起きとセラミックのコースター。
「海カフェ」っぽくてとても素敵^^

 
オーナーの柘植さんとツーショット^^
ドナに通い出してもう数年。「馴染みのカフェがある」っていいなーと♪

家の最寄に「世界一と思えるカフェがある」って最高にラッキー!

柘植さんはもともとカフェが開きたかったらしく「家で小さくやろうか」と思っていたところにこの家と出会ったんだそう。

中越沖地震で被災し床が傾いていたそうで、それらを修復するところから店作りがはじまったんだとか。

築30年以上の家で、別荘だったそうでもう随分使われていなかったんだそう。

内装は、柘植さん自ら壁の塗装をしたり、ワークショップで出会った仲間と一緒にあれこれ作り上げたんだとか。
まんなみ設計室の堀井さんもお仲間だそう!つながるー!)

仲間で一緒に作り上げるとかいいなー^^!

そんなエピソードも聞けてますますドナのファンになりました♪

柘植さんありがとうございました。

今度はまた家族で来ます^^

おまけ…………….

この日のドナの様子をムービーにまとめました^^

シャボン玉の様子が伝わると思います♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

やりたいこと:息子とシャボン玉吹き♪

-「超高断熱の小さな家」escnel design-

以前のドナの記事はこちら♪

いなか日記。20『家のツバメと夕陽カフェ。』

いなか日記。41『夕日時の海カフェドナ。』

新潟観光大使。02『海カフェ ドナ。』

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ケンチク探訪♪ 12『宮崎建築さん新事務所 in 阿賀野市。』

ゆうです^^

ひなたぼっこさんへ行ったあとには阿賀野市の『宮崎建築』さんへ。

宮崎建築さんはいろいろと、、すごいんです!


宮崎さんはなんと明治時代から続く地元に根付いた大工の家系です。

昭和55年に宮崎建築として組織化され、平成24年から4代目の宮崎直也さんが代表を務められています。

4代目の宮崎直也さん。(画像は宮崎建築HPより)

………宮崎さんの「ごあいさつ」文より抜粋まとめ………..
高校時代から大工の仕事に携わり、卒業後は大工育成学校へ。
学校の代表として大工技能五輪大会で全国大会出場もされた。
「リフォームで暖かい家にすることが自分の使命。」と感じ、近年は特にリフォームで高断熱にする「断熱改修」に力を入れられている。
…………………………………………

→オリジナルページはこちら「宮崎建築のホームページにお越し下さった皆様へ。」

宮崎建築さんのホームページはこちら↓
木造住宅 新潟県 阿賀野市 新築 リフォーム 宮崎建築

宮崎建築さんの事務所までの道中。

田んぼに白鳥の群れを発見♪
とてものどかで素敵な地域でした。

新事務所完成のお祝いに選んだのは地酒「越の誉(純米吟醸)」。
越の誉には「幸せを呼ぶ酒」という副題がついている。

新事務所に到着。
少し早く着いたところ、向かいのお宅から宮崎さんが走って出てきてくださった。
(お昼時にすみませんでした!)

小屋のようなスケール感でとても人懐っこいような安心できる大きさの新事務所。

「いいなー」

「家もこのくらいの大きさで出来たら素敵だなー」

と。

宮崎さんに伺うと「元々倉庫として使用していた建物を『断熱改修』して事務所にした」んだとか。

人懐っこいスケールの謎がとけました^^

素敵なアプローチ。
木の外壁も木の玄関戸も屋根の鎖樋もとても良い感じ^^

宮崎建築さんとは現在勤めている事務所で3度一緒に仕事をさせて頂いた。
技術力も、お客さんの満足度も、大工としての意識も高いすごい方。

現場でお会いできるのが楽しみでいろいろと質問させて頂きました^^

事務所入り口にある「高気密断熱と低気密低断熱の違い」の見本。

宮崎さんのお手製。
とてもわかりやすい。直感で「暖かそう♪」というのが伝わる。

土間の先には薪ストーブがあった。

オーストラリア製のものでオーブンつきのタイプ。
(これから奥様がパン教室を始められるそうです^^)

そして打合せスペースが、、

居心地が良くとても素敵な空間でした。
随所に宮崎さんのこだわりが感じられる。

ストーブの横のサッシではなにやら実験が行われていた。

窓ガラスの枚数の違いによる温度差が示されていた。
伺った際は、ペアガラス(左)の温度が18℃、トリプルガラス(右)の温度が20℃だった。

他にも実験ツールはいろいろありとても面白い^^

単板ガラスとペアガラスで出来たハコの中に氷水を入れると、、、



数分経つと単板ガラスのほう(左)のみ結露する。
ペアガラスが結露しづらく、熱を逃がしにくいことがわかる。


他にも実験道具や建材サンプルや家づくりに役立つ参考書がたくさん。
奥の部屋とも天井がつながっていて広がりを感じる。

陶器の湯吞みもお洒落。
出てくる器からもその建築士の思想が伺える。

椅子は「宮崎椅子」のもの。
「質は良いし同じ名前だし愛着がわいています。」と宮崎さん^^

宮崎さんは高気密断熱住宅を推進する団体で組合員として講演もするほどの経験と知識の持ち主。

宮崎さんのすごいところは、大工としての技術力だけでなく、

自ら断熱計算耐震計算をされているところです。

一般的に、大工さんや工務店さんは計算関係が苦手なところが多く、そこを補完する役割として設計事務所とタッグを組んでいたりしますが、宮崎さんはそれを自分でされます。

そこには理由があり、

「最終的には耐震性も断熱性も工務店が責任を持ちます。だから自分で計算します。」

と。

これを大工さんが言うのは本当にすごいことだしとても意識が高いこと。

刺激を受けました。

逆に

「では、設計事務所には何を求めますか?」

と質問したところ、

「デザイン力とプレゼン力ですかね。」

と。

「なるほどー!」

と刺激を受けました。

宮崎さんも「『工務店(大工)』『設計事務所』がお互いの強みを活かし、弱みを補うことで『良い家』が出来る」と考えられていらっしゃいました。

『いつか宮崎建築さんと一緒に良い家を建てること。』

が僕の数年前からの夢のひとつです^^

奥様手作りの「マンゴーを練りこんだパン(クリームチーズ入り)」
とっても美味しかったです!(いつでも食べられる宮崎さんが羨ましい^^)

建築の話からその他の話まで、、

気づけば長時間滞在してしまいました。

お仕事中に長居してしてしまいすみませんでした(>_<)

帰り際には「お土産」まで頂いてしまった。
ヤスダヨーグルトのアンテナショップ「しょこら亭」の「プレミアムラスク」
帰って家族で頂きました!美味しかったです。

宮崎建築さんありがとうございました^^!

今後とも宜しくお願いいたします。

新発田から豊栄、阿賀野市まで。

とても濃い一日になりました。

この日出会ったすべての方に再度感謝を申し上げます。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の後悔:宮崎さんと一緒に写真を撮らなかったこと。

-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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新潟観光大使。36『ジュエリー工房「ひなたぼっこ」 in 豊栄。』

ゆうです^^

先日ノラ・クチーナさんへ行った際に素敵なお店を発見しました!

ジュエリー工房『ひなたぼっこ(hinata bocco)』さんです^^!

「さてランチだー♪」

とノラ・クチーナさんに到着すると、お向かいになにやら新しいお店が!

庭が素敵だとその敷地全体が素敵な空間になる。
元々建っていた建物をリノベーションされたそうでノラ・クチーナさんと庭との強い一体感があった。

その雰囲気に誘われて気づけばお店の中に。

「にんじん色のジュエリー屋さんです。(八百屋さんではありません!)」

ウェブサイトはこちら^^
hinata bocco ひなたぼっこ

小さな店内に小さなアクセサリーがたくさん^^

「小さな家」と同じように小さい空間には小さい空間なりの魅力がある。
(空間の密度・質が高い感じ。)

本物の幹をくり抜いた棚!小物の世界観もかわいくて良い感じ^^

オリジナルのジュエリーが並ぶ。
誕生石がついたベビーシューズのネックレス。可愛くてとても素敵^^

ひなたぼっこさんのリーフレット。
アクセサリーの「小売店」ではなく「製作+直販+修繕」が出きるお店なのが大きな特徴!

店名の「ひ・な・た」はお世話になった方々の名前から一字ずつ頂いたんだそう♪
ここからが今回のメインなのですが、、
なんと店舗内に工房があります!!
男性はみんな興味深々になるのではないでしょうか^^
(僕はなりました。)

店長の「ひぐち なつこ」さん^^
とーーっても素敵な方でした♪
(どのくらい素敵だったかは下の記事を読んでもらえれば伝わるかと)

これを見たらもう「オラ、ワクワクしてきだゾ 」状態。

女性だけでなく「男性も楽しめるジュエリー屋さん」って新しいかも!

みんなが「部室」と読んでいる円卓。椅子の形もファブリックもとても素敵。

なんと、ノラ・クチーナのオーナーとひぐちさんは高校の同級生で共に弓道部だったそうです^^

だから、他の同級生たちもよくお茶のみにお店に立ち寄るんだとか。

そういうのってとても素敵。

僕も高校の仲間とは良く遊んでいてもう「これこそが人生の幸せではないか」と思うほど。

地元への誇りや愛郷心が豊かなコミュニティーを作り、地域活性につながる。

自然と時代はその方向に進んでいるのを最近いたるところで感じる。

笑顔と声のトーンがとても素敵なひぐちさん♪
居心地が良くてついつい長居しちゃいました。

玄関枠のハート型の節が入り口のチャームポイント♪
結婚指輪や婚約指輪も製作されている。

ひぐちさんが作られた「二人の結婚指輪を重ねたペンダント」
指輪をつけなくなったご夫婦からの相談に対してご提案されたそう。
とても喜んでくださったそうです^^
(画像はひなたぼっこFBより)

ひぐちさんは元々ジュエリー大手の「MIKIMOTO」などから依頼を受ける東京の工房に20年以上勤められていた。

その後、秋葉原-御徒町の高架橋下の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」の小売店で5年販売員をやってこられ、そこで「お客さんと直接つながる楽しさ」「感謝の声を直接聞ける嬉しさ」を体感したそう。

2k540 AKI-OKA ARTISAN:ジェイアール東日本都市開発
御徒町周辺は元々伝統工芸職人の街。現在もジュエリーや皮製品を扱うお店が数多くありり、「2k540 AKI-OKA ARTISAN」にはそれら職人さんが集まって新しいものづくりをされているそう。

ひぐちさんは新潟に戻られた現在でも東京の職人仲間とのつながりがあり、お店の看板や名刺のデザイン、内装・家具などは職人仲間に作ってもらったんだとか^^

そういうの良いですね!

ちなみに自分で自分のお店を作った理由はなんと、

「ノラ・クチーナのオーナーに誘われたから。」

だそう!

元々自分のお店を出すことは全然想像していなかったそうです^^

ただ、声を掛けられたときにいずれは地元に帰って来たい思いもあり「これも縁かなー。」と決断されたんだそう。

「『すべてつながってるんだなー』と感じるんです。」

(高校→工房→小売→現在、、おそらく他にもいろいろ)

とひぐちさん^^

とここで、僕はお向かいのノラ・クチーナへランチを食べに♪

新潟観光大使。35『ノラ・クチーナ in 豊栄(葛塚市場)。』

ランチを食べながら「ある作戦」をひらめき昼食後にもう一度ひなたぼっこへ♪

(作戦は誰にも内緒です。)

そこで、ひぐちさんからジュエリーの製作過程をいろいろを教えて頂いたのでした!

(今回は内容が多くて長いですね(^^;)すみません。)

まずはジュエリー(指輪)の型作りから。
ジュエリーの製作方法はいわゆる「鋳造」。
鋳型(いがた)を作り、熱でとかした金属を流し込んで製品が作られる。

主な行程は、、

①デザインを決める
②指輪のオリジナルをシルバーで作る。
③それを元にゴムで型を作る。
④ゴム型にロウを流し込み、ロウで出来た指輪を作る。
⑤ロウの指輪を何個も作りつなげる(=ツリー)(量産のため)
⑥ロウのツリーで同様に型を作る。
⑦熱してロウを流し出し型が完成。
⑧熱した金属を流し入れて製品が出来る。
⑨磨いて宝石を留めつけて完成!

こちらのHPがイラストもありわかりやすいかもです(^^;))

刻印の方法も教えてもらいました!

アルファベットの刻印棒。かっこいい。

カギ状に曲がっているのはなぜでしょう?

答えは指輪の内側に真っ直ぐ打ち込むため^^

打刻の工程はまずは指輪を台に固定するところから。
黒いものは「松ヤニ」
「伝統的な手法なんだなー!」と感動。

松ヤニをバーナーで溶かし柔らかくする。

刻印する指輪をセット!

さらに炙りしっかりと固定する。

固定完了!

刻印棒の末端をハンマーで叩き、文字を打刻する。

初めて知りました(>_<)!(しかも生で実演見れて感動!)

こういう製作の裏側を知れるのってとても大きな価値を感じる。

完成品ではなく「ストーリー(物語)に対価を払いたい」という感覚。

先日の夜会でも同じような話が出た。(僕より若い方から)

僕も毎日着ている白シャツにはこだわりがあり、あるメーカーのものを愛用している。

いなか日記。06『大都会、東京へ。』

なにに価値を感じたかと言えば「製作の裏側(物語)」にだろう。

今後は「裏側も表に出していくこと」が幸せ(満足度)の高いプロモーションの秘訣だろうと再認識しました。

ひぐちさんありがとうございました^^

今度は家族で遊びにきます♪

店先まで見送ってくださった。ありがとうございます。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の心配事:「ある作戦」がバレないかどうか。

-「超高断熱の小さな家」escnel design-

★☆★☆★☆★☆2018.5追伸☆★☆★☆★☆★

後日、相方と一緒にひなたぼっこさんに再訪し「ある作戦」を実行しました^^!

結果は大成功♪♪

そのときの様子はこちらから↓
新潟観光大使。36-2『「ひなたぼっこ(ジュエリー)」でサプライズ!』

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新潟観光大使。35『ノラ・クチーナ in 豊栄(葛塚市場)。』

ゆうです^^

先日、豊栄の葛塚市場通りにある『トラットリア ノラ・クチーナ』さんへランチに行ってきました♪

素敵な出会いもあり最高の1日になりました。

グリーンホームズでの夜会で新潟市に泊まった翌日、「新発田→豊栄→阿賀野」ツアーに行ってきました^^

ダイジェストでご紹介!

9時過ぎに新発田市の『石山建築事務所』さんの現場を見学させて頂きに^^

石山建築事務所さんでは20年以上前から外張り気密工法の家(高気密高断熱住宅)をつくり続けてきている。
その間の改善や工法の紆余曲折、経年変化などのお話はとーーっても貴重なものでした。

僕は新築は内張り気密工法で提案してきた。
両方にメリット・デメリットはあるが、リノベーションには外張りのほうが向いているかもしれない。(ケースバイケース)

石山さんありがとうございました(>_<)
(一緒に写真撮ればよかった!)

その次は、11時からランチ&見学に『ノラ・クチーナ』さんへ^^

ここでのお話はこのあとで^^

そしてノラ・クチーナさんの向かいに新しくオープンされていたジュエリー工房『ひなたぼっこ』さんで素敵な出会いが!

素敵な出会いの話はまた次回に^^

最後は、阿賀野市の『宮崎建築』さんの新しい事務所へ^^

素敵な事務所でした。宮崎建築さんのお話はまた次回に^^

というなかなか動きまわった1日だったのでした!

阿賀野市から柏崎市に帰るの遠かったー(^^;)

でもそのかいあってとても濃密な経験が出来た1日になりました^^

では!ノラ・クチーナさんのレポートへ♪
(いつも前置き長め、)

nora cucina -トラットリア ノラ・クチーナ-

ロゴマークは豊栄名産のトマト♪(豊栄のトマト出荷量は新潟県内1位!)

「クチーナ」はキッチンという意味のイタリア語。

「ノラ」は「のら仕事」から取っているそうです♪(HPより)

(以前疑問に思って「ノラ イタリア語」で検索したら「ノラ・ジョーンズ」しか出てこなかった、)

豊栄の葛塚市場通りのゲートをくぐり「米希舎」さんの角を曲がるとお店がある。
建物は豊栄で100年以上続いた割烹料理店で取り壊される寸前のところをリノベーションしたとのこと。

「ひなたぼっこ」の樋口さんによると「他の場所で設計まで済んでいたのにも関わらず、この土地と建物と人の縁に導かれ、現在の計画に変更した」んだそう。

(樋口さんとノラ・クチーナのオーナーは同級生なんだそうです!)

レストランの向かいに「ひなたぼっこ」さんがある^^

リノベーションの価値のひとつは「歴史ある風格」だと思う。
趣きのあるレストラン入り口。(建築好きにはたまらない。)

待合ブース。窓から庭とひなたぼっこさんのお店が見える。

細めの廊下を進むと天井が高く開放的な店内へ。
(まさに建築的プロムナード)

古い梁組み(五泉の古民家からのもの)が趣きある空気感を作り出す。

そして!

僕が大好きな空間がここ!

ガラスばりで庭が一望できるカウンター席^^

外にいるような庭との一体感が味わえる。

なんと足元までガラス張り!

この居心地を味わうためだけにでも豊栄まで来る価値がある。

料理もいろいろ。おしゃれで美味しい料理がリーズナブルな値段で頂けるのが嬉しい^^

豊栄トマトの「アマトリチャーナ」を注文。

(パスタはトマトソースが一番好き^^カプリの「トマトとニンニク」も大好き)

居心地最高!パスタも美味しかったです^^

開放的な店内。団体用の広めのテーブル席も多数。
夜に庭のライトアップを見ながらパーティーというのも良さそうですね♪

お酒も頂ける。
開店と同時+平日だったのですいていてゆっくりと過ごせた。
スタッフさんありがとうございました!

パンフレット。
複数の店舗のものが同じ形にそろえられていて良い感じ^^

ひなたぼっこさんとても良かったです^^



「地元の良いものを。」というコンセプトには強く共感する。

良いものを作る人(一次産業)も大切。

同様に、それを加工・調理する人(二次産業)も大切。

そして、それを伝える人(三次産業)も大切。

ポイントはこれらを有機的に結びつけ、「セット(チーム)」としてわかりやすく気楽に利用・使用してもらえる仕組みづくり。

これが出来れば世の中はさらに楽しく活気のあるものになる^^

僕はそんな取り組みをしていきたい。
(まずはこのブログで!)

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

好きなこと:建物と庭の行き来(うろうろ)。

←湯布院「玉の湯」にて。

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トークセッション『これからの住まいの形』終了!ダイジェスト♪

ゆうです^^

トークセッション『これからの住まいの形』は大盛り上がりのうちに終わることが出来ました♪

内容が濃すぎて簡単にはまとめられないので今回はダイジェストムービーでご報告を!


19:30からスタートして気づいたら23時でした!

男4人で飲まずに3時間以上、メモ取りながら話し続けました^^

アルコール無しでこんなにアツく長時間話し続けたのは初めてだったかも。

こんなこと出来るんですね(^^;)

そのせいか今日は1日クタクタでした。

それだけめちゃくちゃ濃密な会だった!

「テーマや人を増やしたりしてまたやりたいね。」

とみんなで話しました^^

さて、今回はダイジェストムービーでご報告!

2分ほどの映像を作りました^^

当日の空気感が伝わればと♪

詳しい話は近日公開予定^^

乞うご期待♪