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質問トーク!vol.1『村松悠一(エスネルデザイン)』

ゆうです^^

少し前にプレリリースしていた『わくわくプロジェクト』

『質問トーク』という企画(遊び)の第一弾が完成しました^^!

第一弾は僕!

普段の会話では話さないようなパーソナルな部分が出せたらなーと♪

質問トークは単純に相手にいろいろ質問してみてそれを動画にまとめて発表するというもの。

目的は「面白いことやってるな!この人応援したいな!」という人のPRです^^

『まだマイナーだけど面白いこと、良い仕事をしている人』にどんどん光が当たっていけば、世の中もっと楽しくなるはず♪

いろんな質問に答えてもらうことで「その人の人柄がより伝えられるといいな」と考えています。

これからいろいろな人に質問していくことで、僕もその相手のことが良く知れてより仲良くなれて、動画を見てくれた人もその人のことに興味を持ってもらえたらみんなハッピーだなと思っています^^

「質問」は僕が考えたものもあれば、相方が考えたもの、本や人から参考にさせてもらったものなどなど。

何気ない回答の言葉と言葉のあいだにその人固有の人間味のようなものが出ると思っています。

文章や写真では伝わらない、リアルでも普通に接しているだけではわからない部分を表現できたらいいなーと^^

それがこれからの時代に価値のあるものなんじゃないかなーと。

撮影は相方にしてもらいました^^

編集は友人の若月円(えん)に協力してもらった^^
えんは刈羽村の荒浜駅の前で美容室を経営している。
(いつか「質問トーク」にも出てくることでしょう♪)

なかなか面白いと思うので良かったら見てみてください^^

村松悠一はこんな人間です♪

↑無音声(自動再生用※PC用ブラウザのみ)

↓音声あり(オリジナル)

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1分プレゼン。「村松悠一とはどんな人間か。」

「村松悠一(ゆう)とはどんな人間か。」
『1分間プレゼン』をしたいと思います。

エスネルデザインという住宅専門の設計事務所を主宰している村松悠一と申します。

大学の建築学科を卒業後、ゼネコンに入社し住宅営業マンとして勤めました。

26歳のときに「良い家とはなにか」と考え、世界一周の旅に出発。
世界の暮らしや建物を見てまわりました。

そして、旅をしながら気づきました。

「良い家とかない。」と。

「ゆとりある暮らしがあれば豊かになれるんだ。」と。

なので僕は「かかるお金を抑え、ゆとりを生む家づくり」を提案しようと考えました。

具体的には

「小さな家(新築)」

「中古住宅のリノベーション」

工事費だけでなく光熱費やメンテナンス費など、トータルでかかる住コストを抑える。

それが豊かな暮らしを作ると考えています。

どうぞ宜しくお願いいたします。

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エッセイ。「家づくりの転換期。訪日外国人と出国日本人。」

家づくりにおいて「大きな道しるべ」になりたいと思う。

経済的、物質的な満足度のものさしから、少し離れたものさしで考える家づくりを。

それが、豊かな家族、豊かな地元、そして豊かな日本の未来を作ると信じて。

この本文の内容は特に、
「これから家を考える僕と同世代以下(30代以下)」に当てて書きたいと思う。

日本は今、大きな価値観の転換期にきている。

東京オリンピックが控えていることもあり、

ここ数年「世界を」「日本を」紹介するテレビ番組が急増している。

上の表が示すとおり、
訪日外国人の数は2011年頃から年々1.2~1.4倍ほどのペースで増えてきている。

面白いのが、出国日本人の数は変わらず横ばいだということ。

これは「状況の変化」に対して「変化への対応」に時差が生じているということを示している。

(端的に言えば、世界的な状況の変化に日本人の行動が遅れているということ。)

これから、海外の人の様々な価値観、生活様式、文化などが海外から来る観光客とともに、その観光客向けのビジネスが増えていくと共に浸透していく。

それらがある程度浸透したのち、出国日本人数も増えていく。

そして、海外の価値観を体感し、「幸せのものさし」が変化していく。

物質的な豊かさを重視するものさしから、精神的な豊かさを大切にするものさしへ。

「社会(まわり)と比べる幸せ」から、

「個人の絶対的な幸せ」に変わっていくと言ってもいい。

「人からどう思われるのか、思われたいのか。」

ではなく、

「自分にとっての幸せ」

を大切にする世の中へいずれ日本も変わっていく。

ただ、世界の変化に比べると日本の変化は遅い。
(島国、単一民族の弊害。)

今の中国を見ると思うことがある。

「アメリカや欧州は、1980年代の日本を見てこういう感情を抱いていたのかな。」と。

人口を武器に経済成長する。

それは、極端に言えばどの国でもいつかは起きる。

大切なのは『その先』なんだろう。

アメリカはあれこれしながら世界の経済の中心で居続けている。

それはそれでとても素晴らしくありがたいことだ。
(アメリカにとっても世界にとっても。※経済的な話)
(しかしもはや「国」ではないのかもしれないとも思う。)

かたや、北欧などでは『経済的な発展の先』を見つけられているように思う。

『自然や家族との幸福な暮らし』を第一に考える。

それが叶えられる国のシステムが整備されている。

そのシステムを作れた理由は「まず国民がそのシステムを願ったから。」

日本は今はその前のステージ。

「国民が自分たちの幸せをどう絵描きたいのか。」

それをみつけるステージ。

それがみつからなければ国のシステムは変わりようがない。
(一部の人が絵描いても「絵に描いたモチ」になってしまう。)

少し違うかもしれないが「プレミアムフライデー」もまさに「絵に描いたモチ」だろう。

僕はそういう取り組みはとても良いことだと思う。トライに対しては大賛成。

しかし、国民の価値観が「なぜそれをするのかを理解できていない。」

なんのために休みをとるのか。

経済のためなのか。家族と過ごすなど一人ひとりのQOLの向上のためなのか。

はっきり言うと、国民が個人でその目的を絵描ける力はまだ日本人には備わっていないように思う。

日本人にはまだ「国民が一丸となって進むべきスローガン、大義」のようなものがないといけない。

みんなが一致団結して一歩を踏み出せるような大きな目的、土壌(ムード)がないと日本人は動けない。
(東日本大震災復興・東京オリンピックなど)

別にそれを悲観したいわけではない。

なにが言いたいのか要点をまとめると、

「まわりの人に流されて、既存の価値観に流されて、なんとなく家を建てていては、将来の幸せに結びつかない時代、状況に変わってきている。」

「自分や家族のために、もっと個人の価値観・幸福感を真剣に長期的なスパンで考えなおすことが必要になってきている。」

ということ。

国とか大きな話を持ち出したのは、家が30~60年ととても長いスパンで影響を持つため。

(家ではなく「住宅ローン」と言い換えてもいい。)

そして、これから30~60年の間に日本を取り巻く状況は想像できないほど大きく変わる。

それは経済も価値観も。

端的に言えば、
収入や日本経済は頭打ちになっていく中で、日本人は「なにに次の幸せを感じていくのか。」を個人が探し、答えを出していかなければならない。

収入の量はある程度しょうがない。

日本の状況を考えある程度「受け入れる」という姿勢も大事だろう。

もちろん人と比べてもしょうがない。

しかし「支出」の量は調整できる。

将来をある程度だが予測、計算することもできる。

避けたいのは、

「現時点での価値観で家を建てたが、何十年後かに価値観が変わった。しかしローンもあり、価値観にそぐわない家に暮らし続けなければならない。」ということ。

言い換えれば、
「収入は減り、物価は上がり、物より体験にお金を使いたいのに、借りすぎた住宅ローンで身動きがとれず幸せを感じられない。」ということ。

(これは「最悪」を想定した場合ですが、該当する人は少なくないのではないでしょうか。)

(前置きが長くなりすぎました。)

そのなかで『家づくりをもう一度見直す。』

新築に無理にこだわらない、広さも必要以上に求めない、

「子育て中の今」だけではなく、「30~60年後」までを見通した家づくりを。

僕はこれまで『旅』にはお金も時間もたくさんかけてきた。

住宅設計と同じくらい大切にしたいものが『旅』だ。

世界を旅していろいろな価値観・幸福感を体験してきた僕にだからこそできる視線、提案を。

「家、暮らしはどうあるべきか。」

「時代、幸福感はどう変わるのか。」

複雑なことほどシンプルに考えればいい。



『必要十分。』

エスネルのEに込めた「Enouth(十分な)」のとおり。

その必要十分とはなんなのか、どこまでなのか、を設計士は悩み考え提案する。

そして住まい手の価値観と融合させ『家』という形に仕上げる。

設計士には、間取りを考える力などの技術の前に、

『体験』、『思想』、『予測力』

などの基本的な能力が必要だと考えている。

もちろん僕も至らないことはたくさんあるが、日々悩み体験し考えを深めていきたいと思っている。

『建て主にとって本当に幸せな家(暮らし)とはなんなのか。』

建て主が自分自身でも気がついてないところまで掘り下げて話し、提案することを心がけていきたい。

建て主家族のため。ひいては日本の未来のために。

それを常に意識し精進していこう。

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「こだわらない家づくり」とは。良い家づくりの秘訣。

「こだわらない家づくり」というものを提案したい。

「身を乗り出して気張らなくていい家づくり」を。

設計者が建て主の分まで、想像を超えて本気でこだわるから。

誰しもマイホームには夢がある。

いろいろ見学し、あらゆる可能性を考えて、いろいろ取り入れようと間取りや内装を考えたりする。

しかし、

家は『シンプルな箱』でいい。

幸せは、その箱の『中』や『外』にあるソフトなもの。

だから箱の形や内装(ハード)にはこだわりすぎなくていい。

住まい手が

「本当に叶えたいこと。」

家づくりを考えだす前から「こうしたいな」「これがあった便利だな」と思っていたことだけ実現すればたいていはこと足りる。

そのほかの、『良い家に必要な要素』は全て設計者である僕が責任を持って考え提案します。

使い勝手の良い収納や間取りはもちろん、

耐震性や断熱気密性、採光や、資金計画に沿った建物予算のアドバイス。

こういう目には見えないところ。

しかし、10年20年してから本当にありがたく感じ出すところ。

「ゆとりある豊かな暮らし」を送るための秘訣。

そういうところを設計者が責任を持ってこだわります。

建てる方は安心して任せてもらって大丈夫です。

僕があなたの分まで裏でとことんこだわります。

『設計者がこだわり、建て主がこだわらない家づくり』が出来たら「良い家」ができる。

正確に言えば、

使い勝手、過不足ない面積、ゆとりある資金計画・トータルコスト管理、快適性、居住性、、、に設計者がこだわった結果、奇抜ではなく何十年とゆとりを持って暮らせる『素直な家(=豊かな暮らし)』ができる。

『素直でちょうど良い家。』

『素直で堅実な設計。』




『豊かでゆとりある暮らし。』

これを意識して提案していきたい。

例えば、雨漏りがしづらい屋根や庇の納め方、デザイン。

屋根の出がない家でいいのか、何十年と問題なく暮らせるのか。

外部のバルコニーは?メンテナンスは?雨漏りリスクは?

断熱性は?光熱費は?求める快適性と光熱費から決められる仕様。

窓は?樹脂窓?アルミ?木製?、、、長い目で見た理由ある選択は?

基礎の高さは?配管のメンテナンス性は?

照明・換気扇など設備は?交換は容易か?

上げ出したらキリがないが、

設計者の考え・思想によって仕様や材料や間取りの選定が異なってくる。

見た目が良いのがいいのか。

コストが安いのがいいのか。

性能か、メンテナンス性か、、

すべてはそのバランス。どこでバランスをとるのか。そのさじ加減。

だからこそ、

建て主がこだわるべきは『設計者』なのかもしれない。

会社の規模や見学した家の内装ではなく。

もちろん営業マンでもなく。

直接設計者に会いづらいならブログなどでも良い。

「その家を建てる設計者がどう考えているか。」

「どんな人か。」

「一本通った主義・信念はあるか。」

極端に言えば、「良い人」「話しやすい人」「一緒にいて楽しい人」でなくてもいい。

『この人なら家のことを真剣に考えて提案してくれる』と思える人。

『この人なら将来不具合が起きたとしてもきっと誠実な対応をしてくれる』と感じさせてくれる人。

『この人にお願いすれば良い家ができる』と信じられる人。

そういう設計者に出会えれば、きっと『あなたにとって良い家』が建つと思います。

肩肘張らずこだわらないでいい家づくりができるよう、素敵な設計者との出会いを探してみてください。

あたなにとって素敵な出会いがあることを祈っています。

(僕が今勤めている事務所の所長は上にあげたような「信じられる人」。僕の遠い目標。具体的な目標となる人に出会えた幸運に感謝。)

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【1月17日】「住宅設計のプロフェッショナルになる。」と誓った日。

1月17日は僕にとって特別な日だ。

毎年この日が来ると身が引き締まる。

1月17日は僕が『住宅設計のプロフェッショナルになる。』と誓った日だ。

6年前の今日、オーストラリアのメルボルンの働き先の寮で、

一人で夜に自分の家の間取りを書いていた。

実は、世界一周の旅に出た当初、僕は帰国後にやることを特に決めていなかった。

帰国後の予定はまったくノープラン。

どこで、なにをするのかはまっさらな白紙状態。

(今思えば本当に『若気の至り』だった。)

でも、そういうまっさらな状態で旅に臨もうとしていた。

白紙の状態で世界を吸収したいと思った。

世界を体験してから、自分で答えを出そうと思っていた。

旅に出る前は、地元のゼネコンで住宅営業をしていた。

家を売ることは大変だったが嫌いではなかった。

覚えることも多く、責任も金額も大きい『住宅』を売るのは簡単ではなく、

毎日帰宅時間も遅い。土日は出勤で休める日も少ない。

しかし、お客さんからの感謝の言葉をもらうと、

とても大きな達成感を感じることができた。

旅に出るために会社を辞めたが、

会社が嫌だったわけでも住宅営業が嫌だったわけでもなく、むしろ好きだった。

旅に出た26歳の時、

「一度ゼロになって考えてみよう。そういう環境に身を置いてみよう。」

「そうなったときに初めて『自分はなにがしたいのか、なにが好きなのか』がわかるだろう。」

と思っていた。

そして旅に出た。

『自分で気づけていない自分』を知ることを楽しみにしていた。

「旅が終わることにはなにかみつかっているだろう」と思っていた。

旅に出て1ヶ月。

まだ旅が始まったばかりのある日に面白いことが起こった。

僕は「この機会に『将来の自分の家』を考えてみよう」と思った。

近くの文房具屋に行って、数学用の方眼ノートを買った。

そして、自邸のプランを考え出した。

その晩、気づいたら深夜になっていた。

相方から「もう寝るよー。」と言われても「わかったー。」とだけ言い、

ろくにご飯も食べず、自邸のプランを考え続けた。

日が変わり、気がついたら1月17日の朝4時頃になっていた。

自分でもそんなに無我夢中になっていたことに驚いた。

そして、気づいた。

「俺は家をつくることが好きなんだ。」

旅を始めて1ヶ月。

みつける気もなく過ごしていたら、やりたいことはみつかってしまった。

少し気が抜けて笑ってしまった。

「俺が探そうとしている『幸せ』ってのもこういうもんなんだろうな。」

自分の好きなことはすぐそばにあった。

気づいているようで気づいていないだけだった。

少し距離を置いたことで確信することができた。

「俺は家をつくることが好きだ。」

2012年1月17日。

メルボルンの寮で早朝に。

自分で秘かに誓いを立てた。

『住宅建築のプロフェッショナルになる。』

6年経った今。

あの時に想像した未来を生きている。

誓いは今も変わっていない。

いよいよこれからは自分で道をつくるときが来た。

進もう。

あの時に想像した未来の先に向かって。

旅中の日記より。

…………….

この記事は6年前の旅中ブログとのパラレルブログになっています。
こちらもどうぞ。
 →家族で夢旅!AUS.18 「1月17日。やりたいことがみつかった日。」

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エスネルデザインの『SDGs』【詳細「経済性に与える影響」】


SDGsの詳細編の第二弾。 →SDGsの概要編はこちら


今回は「経済性(支出)に与える影響」について書こうと思います。





住宅を建てるとはどういう影響があるのか。


社会のことを考えた家づくりとは。



…………………………..





前回の「環境に与える影響について」はテーマがテーマだけに少し重くなってしまいました。



今回は、少しライトに身近なテーマであるお金のことについてまとめようと思います。







僕はこれまでも何度か書いていますが、



『住宅にかかる支出を抑えたい。』



『支出を抑えられる暮らしを提案したい。』



と考えています。





それは、これからの時代



家を建てることはとてもハイリスクなこと!になってくるからです。







簡単に言うと、今後は、



・経済衰退→収入減少



・地価下落→資産形成不可能



なため、新築を建てるメリットが薄れてくる可能性が高いということ。





また、



住宅ローンの借りすぎによる家計の圧迫が切実になってくる可能性が高いということ。



ローン期間は常に債務超過状態となり、



「ローン支払いが出来ない→住宅を売っても完済できない→破綻」



となってしまうリスクが高いということ。



(また、現在の年収をいつまでもらえるかわからなく、退職金や年金も当てにならない時代だということ。)









そんな時代の家づくり(暮らしづくり)とは?





僕は「自分で家を建てるならどんな家にするか」と悩みに悩んだ末、



数パターンの選択肢にたどり着きました。



それは、





中古住宅を買ってリノベーション





・親と同居し二世帯暮らし





・新築するなら小さくて高断熱な家を







です。

※もっと詳しい話は「豊かな暮らしのつくり方(家づくり入門編)」を参照






それぞれにメリット・デメリット。適性・不適性があり、



どの選択肢を選ばれるかは住まい手の状況や考え方によります。





ただ、これからの家づくりは





『住にかかるトータルコストを抑えること』





は最優先で検討すべき事項でしょう。







…………………………..



そして、さらに大きなテーマとして、





『住にかかるトータルコストを抑えること』は、





『豊かな社会をつくっていくこと。』





につながっていくと考えています。





『住にかかるトータルコストを抑えること』で行動の選択肢が増え、豊かで楽しい社会がつくられていくと信じています。

(→様々な社会問題も解決しやすくなるでしょう)




例えば、光熱費やメンテナンスにかかるお金が浮けば、





・家族で旅行に行けたり、

  →経済の活性化
  →子供への刺激・成長
  →家族の思い出、ストレスの発散


・自分の趣味にのめりこめたり、

  →地域行事への参加
  →コミュニティーの深化、広がり
  →ストレスの発散

・子供の習い事や、親の介護にもゆとりがもてたり、



、、、





例を挙げずとも、お金にゆとりがあれば、

心にゆとりができ、活動の幅が増え、経済や地域振興は加速していくでしょう。








逆に言えば、『住にかかるコスト』がその足かせになっていないか。



・家は必要以上に大きすぎないか

  →イニシャルコスト増
  →ランニングコスト増
  →メンテナンスコスト増
  →税金、保険コスト増




・断熱性は低くないか

  →ランニングコスト低減

  →ストレスの少ない快適な温熱環境
  →健康状態の維持、改善
  →電気代アップへの対応




・耐震性は低くないか

  →地震時の安全性の確保
  →地震後の修繕費用の低減
  →地震後の資産価値を守る




・メンテナンスは簡単か、費用のかかりづらいものを選定しているか

  →換気扇、冷暖房、外壁、窓、水周り、、、


、、、







『住にかかるトータルコストを抑える工夫』は多岐にわたります。



建築時の工事費だけを比べるのではなく、



詳細な仕様や思想など、設計者の考えを比べ、



自分たち家族にとってより良い豊かな人生が送れる家を提案してくれる設計士に出会えれば幸運ですね。



そのためには、まず自分自身が家づくりに関して勉強する必要があります!

(そうでないとプロの言い分に簡単にまるめこまれてしまう)


家族の豊かな人生のために頑張って(楽しんで)勉強してみてください^^
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エスネルデザインの『SDGs』【詳細「環境に与える影響」】



SDGsの詳細編。 →SDGsの概要編はこちら





住宅を建てるとはどういう影響があるのか。



社会のことを考えた家づくりとは。








住宅(建物)を建てることは、




環境に与える影響。』





経済性(支出)に与える影響。』





がとりわけ大きい。









今回は「環境に与える影響」について書こうと思います。







『ライフサイクルアセスメント(LCA)』という言葉がある。



簡単に言うと、



「ある製品に対して、製造→使用→廃棄するまでに掛かったトータルの環境負荷を算出して、製品の良し悪しを評価する手法」のこと。





製造時にかかるエネルギーだけでなく使用時にかかるエネルギーも考える。



実際、建設時にかかるエネルギーよりも居住時にかかるエネルギーのほうが何倍も大きい。





自ずと、




『住宅で消費するエネルギーを減らしたい。』







というテーマが見えてくる。



このテーマを突き詰めていくと、

単に「断熱性を高める」ということだけでなく、




「エネルギーをどう得るか。」





端的に言えば、「原発をどうとらえるか。」という大きな問題にもつながってくる。





…………………………..

※原発について書きますが、原発の是非を問う主張は含みません。
 あくまで「住宅と原発のつながり」を書こうと思います。
…………………………..



今は直接、原発に対して「Yes or No」を議論している段階だが、
(感情的な議論の段階とも言える)


原発「No」であれば電気代を上げる必要がある。

(日本にエネルギー資源がないのだからしかたがない。)
(自然エネルギーは不安定で普及率もまだまだ)


電気代が上がるとなれば、直接、原発に対しての議論の次は、

電気代アップに対して「Yes」か「No」かの議論の段階になる。


電気代アップは「No」という人が多いだろう。



問題は、その時に断熱性が低い家だと、電気代アップが大打撃になってしまうということ。



電気代アップ→暖房費の節約→快適な環境の損失→→健康寿命の短縮



となってしまう可能性がある。


(正直、今の世の中には断熱性が十分でない家の方が多い。

 これは新築であっても同様。
 電気代が上がったときを想定した断熱性まで言及している設計士は少ない。)





そうすると、原発「Yes or No」は、電気代アップ「Yes or No」に議論がすり替わる恐れがある。



全く目的が異なる。これでは本末転倒だ。






そういったことにならないためにも、

冷暖房のエネルギーをなるべく低減できる(=電気代アップに比較的対応できる)高断熱の家を建てることは有意義なことだと思う。


光熱費のためだけでなく、地球の環境のためにも。



冷静な議論のためにも。









…………….


住宅が持つ社会的責任はとても幅広くとても大きい。


そして、その影響は長時間である。

(建築から解体まで数十年)




また、住宅の設備の選定は、実は環境的(→政治的)な主張をはらんでいる。


例えば、深夜電力を使ったエコキュートを選ぶ人は「原発Yes」を表明していることになるのかもしれない。

(深夜電力は原発ありきのシステム)



「そこまで考えていなかった。」


「営業の人はなにも教えてくれなかった。」




では、なんでも調べられるこの時代済まされないだろう。






例えが極端になったが、住宅はそれだけ大きなテーマも持っているということ。


デザインや使い勝手だけではないということ。


「社会に与える影響がとても大きいんです。」ということを伝えたくてリスキーな内容ですが書きました。



社会、世界のために自分はなにができるのか。


そういう判断基準で家づくりを考えてみることもまた有意義なことでしょう。
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エスネルデザインの『SDGs』【概要】



最近、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉を知った。



「地元を良くしよう!」と頑張っている友人が教えてくれた。









SDGs(エスディージーズ)とは、2015年に国連サミットで採択された2030年までに達成するべき社会的・世界的な目標のことで、





例えば、





『貧困をなくそう。』





『質の高い教育をみんなに。』





『安全な水とトイレを世界中に。』





『エネルギーをみんなに、そしてクリーンに。』





など合計17の目標が掲げられている。






僕はSDGsとは、





『社会や世界のためにどんな貢献ができるか。』ということだと認識した。








エスネルデザインは社会に対してどんな貢献ができるのか。





僕は『経済的負担の少ない暮らし』を提供したいと考えている。





また、『快適で健康的な暮らし』を提供したいと考えている。





そのために、小さな家・中古リノベーション・二世帯暮らしで、


高い断熱性(→低い光熱費と快適な環境)を持った家を提案する。





その結果、



家庭(→社会)にゆとりができ、行動に選択肢が増え、より豊かな暮らしが広がっていくと考えている。





他のSDGsと比べると少し具体性に欠けるかもしれないが、



衣食住の1つである『住』が担う役割はとても大きく広範囲にわたるため、これで良いと思っている。



様々な活動のまさに『基礎』となる部分だと思っている。





…………….



今の『住』にかかる費用は相対的に割高になってきている。



それは経済成長が鈍化しているから。(収入が増えずに物価は上がっているから)


これは人口減少する日本である程度しかたのないこと。



しかし、それに気づいて対策を講じている人はあまり多くはない。



今でも当たり前のように親世代と同じような家を新築する人は多い。



現在の状況や未来は親世代の頃とはだいぶ変わってきているにも関わらず。







僕はそのギャップを埋められるような答え(暮らし)を提案したい。



または「ギャップが起きているんだよ」と言うアナウンスをしていきたい。



それぞれの家族の豊かな暮らしのために。



ひいては日本の豊かな未来のために。







…………….




もう一つのテーマは『個人の幸せの追求。』




『自分のやりたいことを仕事として成果を得る。そして僕個人も家族も幸せに暮らす。』





そういうことがどんどんと増えていけば社会はもっと豊かで楽しいものになる。



人間、好きなことをしているときが1番能力を発揮できるし、幸せを感じることができる。





今までは、個人で事業を成り立たせることは難しかったかもしれないが、これからの時代はいろんなハードルが低くなってそれが可能な時代がきている。



(このブログがまさにそう!個人がメディアも持てるなんて!)



個人のやりたいことを仕事として頑張った結果、個人が幸せになれることを身をもって証明していきたい。





目的は以上。



『社会の幸せ』『個人の幸せ』を達成すること。









…………….


そして、アプローチは2つ。




『住宅を設計し提案すること。』





そして、




『世界一周の旅の話をすること。』





この2つのアプローチを通して僕のSDGsを達成していきたい。







自分の行動が、個人の幸せに、そして社会の幸せに直結する。



そう考えるだけでワクワクする♪


あなたのSDGsはどう?

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『設計』とは。ー重心をとらえるー

『設計』とは。

『設計する』とはどういうことか。

僕は、設計するとは、

『条件や要望の重心をとらえ、示すこと。』

だと考えている。

設計士にプランを依頼すれば、

十人十色のプランが出来上がる。

それは、それぞれの設計士の

「重心のとらえ方」が異なっているから。

デザイン性を大切にする設計士

使い勝手を大切にする設計士

素材感を大切にする設計士

居心地を大切にする設計士

売れやすく作りやすくクレームの出にくいことを優先する設計士もいるでしょう。

いろいろな設計士がいるなかで、

僕が大切にすることは、

『イニシャル・ランニングコスト・メンテナンスコストを抑えること。』

『冬暖かく快適に過ごせること。』

設計するとは、

条件や要望の重心をとらえ、示すこと。

バランスをとる。と言ってもいい。

建て主にとってどの要望が大きく、どの要望が小さいのか。

重心をとらえるためには、建て主の条件や要望を整理することが必要になる。

要望の中には、建て主が今は自分では気がついていない潜在的なものも含まれる。

(例えば、新築して30年後にかかってくる費用など。)

それらを分かりやすく整理して、具体的な形にして提示する。

理由を説明し、納得して家づくりを進めて頂くことも重要になる。

『条件や要望の重心をとらえる。』

そこには工学的な判断や、美的な判断が複合的に絡み合ってくる。

そして、経済的な判断も。

時には、子供のためを思う道徳的、教育的な判断もあってもいい。

(素材からの刺激、庭や植物、経年変化するもの、、)

その判断がとても難しく、そしてまた面白い。

―――――

建築の魅力は、

『美術』『工学』の要素を併せ持っているところだと思う。

耐震性や断熱性を確保するために、

必要な量を割り出すために、

理論や計算は必要。

しかし建築には、理論や計算だけでは割り切れない部分がある。

それが美的(感覚的)な部分。

空間の心地良さ。

雰囲気。

印象。

人と人の距離感。

町の風景。

情緒。

、、、

それらのバランス(重心)をとり、具体的な形に示す。

重心の位置は、建てる人によって異なる。

それを感じ取り、そのほかの条件とのバランスをとって

設計に落とし込む。

それが、『重心をとらえ、示す。』

という作業=「設計」なんだと思う。

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エスネルデザインの『個性・特色』―ブランディング―

エスネルデザインの『個性・特色』を考える。

端的に言うと「差別化」「ブランディング」。

「エスネルはなにができるのか。」




「どういう理由でエスネルを選ぶのか。」

自分の頭の中でごちゃごちゃとしているものを

「人に上手く伝えるために」

「自分が見失わないために」

明快な言葉で表現したいと思った。

スペインのある家の暖炉のスケッチ。僕の焚き火好きはここからかもしれない。

このブログを書いている現在もまだ明確にはまとまっていません。

ただ、途中段階の記録として荒削りのまま記事にしようと思います。

―――――

エスネルデザインが提案する住宅の個性・目的・特色とは、

『住宅にかかるトータルコストを抑えること。』



『家中暖かく快適な環境で過ごせること。』

このテーマで尖る。

キャッチコピーは

「超高断熱の小さな木の家」

「ゆとりある豊かな暮らしを」

「小さな家、大きなゆとり。」

、、、

「普通の家、オシャレな家、便利な家、家族が集まる家を。」

こういったことをテーマにしている会社・設計士は多い。

設計士は面白いものを作りたいし、建て主も夢で溢れてる、工務店も銀行も工事費は多い方が嬉しい。

そこに「ストップ!」をかける設計士になる。

言うなれば、

『建築士×ファイナンシャルプランナー』

年収や暮らし方や価値観から「ゆとりある豊かな暮らし」を実現するために

適正な家づくり予算を算出し、その予算内で家づくりを提案する。

時代はもう住宅だけの設計では足りない。

『トータルコスト設計。』

『ゆとりある人生を送るための支出設計。』

そう言ったことが望まれている。

住宅のコストをいかに抑え、いかに家計にゆとりを生み出すかを考える設計士。

今までいなかった設計士。

これからの時代に必要とされる設計士。

『コストにこだわる住宅設計士。』

としてサービスを提供する。

設計士は家を建ててからかかるコストに疎い。

そこで差別化をする。

イニシャルコスト(工事費)だけでなく、

『イニシャルコスト+ランニングコスト+メンテナンスコスト=トータルコスト』

を示し、かかるお金をイメージして頂いた上で、住宅を考えてもらう。
その上で最適な住宅を提案する。

※ランニングコスト=光熱費、税金、保険、など
※メンテナンスコスト=35年後の外壁・サッシ・屋根等の交換など

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『支出をなるべく抑えた家づくり』の具体的な手段として、

「小さな家」

「断熱リノベーション」(中古・二世帯)

を提案する。

面積や取得費用をまず抑え、(→税金、保険、修繕費も抑えられる)

それにプラスして「高気密高断熱」仕様とすることで光熱費を抑える。

それを『ファイナンシャル設計』と位置づける。

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それと、

『設計事務所と建てる家づくりは面白いよ。』ということの啓蒙。

深く考えずなんとなく大手メーカーに行く人に、少し立ち止まってもらって

設計事務所と作る家づくりの魅力を知ってもらう。

「設計」とは、見た目だけでなく、機能・性能を整えることも含まれる。

そして、予算や将来の支出を整えることも。

その重要性、価値を知ってもらってからどこに依頼するかを決めても遅くはない。

その機会を提供したい。

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そして、もうひとつ。

『地元の大工・工務店と建てる家づくりの魅力』の啓蒙。

現代の家づくりは、自分の家を造ってくれる職人さんの顔がわからないことも多い。

それはとても残念なこと。

大工さんと直でつながっていることは建主にとってとても大きなメリット。

大工さんは、営業や設計や経営者と違って、

あなたの家を本当の意味で「造る」人。

その人と直でつながった家づくり。

例えるなら、

オーダーメイドの革製のバッグを直で革職人に依頼するようなもの。

造る想いも、質も、メンテナンスにも直結する。

それだけではなく大工さんに直で依頼することは、

『大工の技術をつなぎ育てること=次の時代に継承すること。』

につながる。

それは、巡り巡って建主様のプラスになる。

そして、地域のプラスになり、ひいては日本のプラスになる。

洋服の縫製を丁寧に仕上げるように、大工さんの技術は素晴らしい。

自分の仕事に誇りを持っている職人さんはとても丁寧な仕事をする。

僕は今まで大工さんの仕事を見てきて、その仕事を尊敬しています。

素晴らしい技術や想いを持った職人さんがいます。

ただ、職人さんはアピールや営業が不慣れなことが多い。

だから僕は「職人さんとお客さんをつなげる橋渡し」がしたい。

職人の顔が見える環境を作る。

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僕の志は『住を通して豊かな暮らしを提案すること。』

エスネルデザインは今までの家づくりとは次元が違うものとして

「これからの時代の家づくり」を提案していきたい。

『コストを第一に考える家づくり』という新しい家づくり。

なんのために?

建てたあとの『ゆとりある豊かな暮らし』を実現するために。

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エスネルは「ブランド」になりたい。

ブランドとは「約束」

「社会に対してなにができるのか。」

「サービスの質。」

「継続、発展していくこと。」

を約束する。

お客さんに対して。

社員に対して。

そしてなにより自分自身に対して。