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【NMのリノベ】現地内覧「既存住宅の魅力」とAFTERプラン。+AMEYA AISUさん。

ゆうです^^

New Project!
「NMのエスネルリノベーション」

の計画が進んでいます。

現在「インスペクション→基本プラン→施工店見積り」の最中。

W様が選ばれた既存住宅はリノベーション向きの魅力ある住宅でした。

S邸リノベーションに続き、二棟目のリノベーション計画。

前回の工事で学んだことも多く、どこまでやれるか今からワクワクしています^^

【S邸Web内覧会⑥】「プロ撮影による完成写真たち。」

さて、今回の建築地は僕にとってほぼ未開の地であった加茂市。

加茂と言えば、5月に加茂川に大量のコイノボリが泳ぐあの景色。

初めて見たときは感動しました^^

街と川がとても近い。
水深が浅く遊んでいる子供たちをよく見かけた。

近くに加茂山もあり、自然と街がコンパクトに融合していて良い感じ♪

いつか家族でリス公園にも行ってみたいですね。

W様が購入検討中の既存住宅はこの川のすぐ近く。

加茂は「越後の小京都」とも呼ばれており町屋が立ち並ぶ。

町屋の改修というと安藤忠雄氏の「住吉の長屋」が頭に浮かんだ。

当該建物に到着。

築24年。木造2階。延べ面積約28坪。
前面道路東向き、南西北は建物で囲われている。

ほんとに「住吉の長屋」みたい、

人、入れるのかな(^^;)
(安藤さん、教えてー)

1階手前はインナーガレージ。

「ああしようか、こうしようか」

と妄想が膨らむ。

間取り図。(下が道路側)

1、2階の柱や壁が上下で揃っている→素直な構造。
タテ・ヨコの耐力壁も取れそう。

プランを見た限りでは比較的リノベーションに向いている。

玄関。
玄関の断熱改修をどうするかがひとつのポイント。

リノベーションはまず建て主様の目的を知ることから。

・コスト優先なのか


・性能優先なのか


・内装、設備優先なのか

リノベーションはやろうと思えばどこまでも出来るため、予算の中で「何にどこまでやるのか」を考える必要がある。

玄関側から道路側を見る。

採光をどれだけ取り入れられるかも大きなポイント。

既存住宅を見るとき、内装・設備など変えられる点よりも、隣家との距離・壁の位置など変えづらい点に着目して、リノベーション向きかどうかを考える。

プランのご要望もお聞きして、間取りの変更でご要望が叶えられるかどうか、またご予算等と合わせ、この建物を購入すべきかどうかを一緒に検討していく。

リノベーションプラン案。
採光が確保しやすい2階にLDK+水廻りを。

耐震補強と同時に「どれだけ開放的な空間が造れるか」を想像する。

1階のキッチンは現状では辛うじて北西から光が入ってくる程度。
(それでもこの採光はありがたく、活かすべきポイント)

1階のお風呂は新しめのユニットバスが入っていた。
この下がどうなっているか。
(構造材に腐り、シロアリなどはいないか)

1階の浴室は断熱改修が難しい。
浴室を2階にすることでそれを解消し、コストダウンすることも考慮している。

2階へ。

2階の前面道路側にはとても心地良い空間があった♪

「ここはとても魅力的だ。」

「ここに居場所を作ろう。」

と、ワクワクが高まる。

具体的には網川原のエスネルで造った畳スペースを設けたい。

【秘訣】家を広く使う秘訣は「複数の居場所を設ける」こと。-case.網川原のエスネル-

窓は天井付近まで上げ「採光の確保」+「空への視線の抜け」を叶えたい。

障子を閉めた雰囲気もとても素敵だった。

光の抜け・水廻りとの動線を考慮し、暮らしやすいプランが出来そうな手応えをつかんだ。

…………….

まずはリノベーションの第一段階(間取り検討・魅力確認)クリア。

第二段階はインスペクション(住宅診断)。

雨漏りの有無、基礎や構造の傾きなど詳細な診断を行いながら「その建物が健全かどうか」を確認する。

安心して「購入+リノベーション」を行うために。

NMのエスネルリノベーション、順調に進んでいます。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【おまけ】…………….

W様がAMEYA AISUさんに連れて行ってくれました^^

商店街の一角にあるAMEYA AISU(アメヤアイス)さん。

お隣の「青木飴屋」さんの倅さんが2018年にオープンされた。
(青木飴屋さんは1897年創業の老舗)

【AMEYA AISU】加茂の商店街にカッコいい「アイス」の店が誕生【アメヤアイス】

頂くのは2度目。
前回の初回面談時にW様から頂いたぶり。

【NMのリノベ】初回面談「リノベーション相談」@ministock-08!

滑らかな舌触りが特徴的でとても美味しい^^

とてもお洒落な店内。

昼間から一杯頂く♪
(麦茶を)

このグラス格好良いなー!

AMEYA AISUさん、W様、ご馳走様でした。

また食べに来ます♪

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

【NMのリノベ】初回面談「リノベーション相談」@ministock-08!

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【NMのリノベ】初回面談「リノベーション相談」@ministock-08!

ゆうです^^

New Project!
「NMのエスネルリノベーション」

の検討が進んでいます。

検討中のW様は友人の友人。

そして「街中再活性!」の裏テーマも。

まだ未定ですがワクワクが止まりません^^

「相談に乗ってほしい。」

と友人から連絡があり、ものづくり学校のレストランで話を聞いたのは早3ヶ月前。

この3ヶ月間、計画がゆっくりと進行しています。

元同期であり、今はファイナンシャルプランナーである渡邊。
渡邊の友人であるW様が中古住宅のリノベーションを検討しているということで話を伺った。

新潟観光大使。72『0256ビストロ&ミールズさん♪at 三条ものづくり学校。』

聞くと、W様も僕と同い年。

世代的に

「新築も良いけど、中古リノベーションも良いかも。」

という発想には親近感が湧きます。

昨年完成した「S邸リノベーション」のS様も同様の感性でした^^

S邸リノベーション。20「S様がリノベーションを選んだ理由。」
【S邸Web内覧会⑥】「プロ撮影による完成写真たち。」

W様との打合せは渡邊家でということになり、お土産に三条名物のフルーツ大福を。
(いつものイチゴ大福ではなく、この時期限定の若桃を)

渡邊家到着。
すぐそこの玄関までの外構がすごく濃密!

タヌキ君がお出迎え^^
いいね!

洗い出しの土間+黒砂利も素敵。

玄関ポーチ。

照明も真鍮の表札も壁に埋め込まれたポストもどれも素敵!
ただならぬ建築オーラ!

むむ!

このポストマークの焼印は、知る人ぞ知る、、、

ネイティブディメンションズさんのministock!!!

ではないか^^!
(知ってたけど)

渡邊家はネイティブディメンションズさんの設計。

さすが、元同期(ハウスメーカー)。

目の付け所が違うな!

ミニストックの木製玄関引戸。
設計士の鈴木さんは「断熱空間」「非断熱空間」を使い分けるアウトドアマジシャン笑

小物がどれも素敵♪
センスいいなー!

オシャレで機能的な洗面台。

「窓に鏡突き付け」素敵!
空間がとても広く感じる^^

階段途中の本棚もとても素敵だった。
並んでいる本から「住まい手の人柄」を想像する。

これはもはや生け花などと同様に「来客を迎える設え」と言って良いかもしれない。

枠のない窓周りがとても綺麗。
網川原のエスネルで一部採用♪)

階段を上り、2階のリビングへ。

うーむ。

とっても素敵!!!

なんというか「暖かい空気感」が素敵^^

その空気感の正体は、建築的な工夫・配慮・素材、飾られたアイテムたち、そしてなにより渡邊家の人柄だろうと思った。

ちなみに僕が渡邊家に訪れるのはこの日が4回目^^

建築中、完成時、完成後の懇親会、そしてこの日。

これ、最高のフルコースなんです。

言うならば

「建築中」は、陶芸の器を造っている工房を見学したような、

「完成時」は、その器の完成形を拝見したような、

そして「住まわれ後」は、まさに器に料理が盛り付けられ、器と住まい手の個性の融合を味わわせて頂くような^^

通常は、上記のどれか一つだけを見れるのが一般的。

しかし、設計士はそれをトータルで味わえる♪

最高の仕事だと感じています。

(出会いや設計中もカウントすると本当にフルコース!)

ケンチク探訪♪ 18『ネイティブディメンションズさん2連発!&二村建築さん」

[ministock-08(modern)]設計集/新潟で設計事務所とつくる木造狭小住宅 ネイティブディメンションズ

完成時。
凛とした緊張感のある建築美が中心の空間。

住まわれ後。
「暖かい空気感」は人が暮らすことで生まれることを感じた。

完成時のキッチン。

住まわれ後。
器に「血が通う」ような違い。

建築美も好みではあるが、僕はこちらのほうが好き♪

「生活感」最高!

奥様こだわりの包丁たち。
料理への愛情を感じる。
これもひとつの「設え」のよう。

ファイナンシャルプランを作成する渡邊。

ライフステージにより収入・支出は変動していく。

それらを見定めた上で、適正な住宅予算を割り出し、家づくりをそこからスタートさせる。

月々かかる光熱費等は住宅の断熱性や大きさにより変わるため、ファイナンシャルプランナーと建築士が協力し合い、進めていくことが大切。
(一生支払うことを想定すると、月々の数千円の光熱費の差が総額百万円以上になる)
(ex.月々差4000円×12ヶ月×40年=192万円)

全ては「ゆとりある豊かな暮らし」のため。

僕もFP技能士の資格を持っているが、昆さんや渡邊など、独立した専門家に相談することが公平で正確なファイナンシャルプラン作成につながると考えている。

設計事務所の仕事『冷暖房費・光熱費シミュレーション作成。』

W様が来られ打合せ開始^^

初めてお会いしたこの日は主に「僕の自己紹介」+「どんな思想で家づくりしているか」の話を。

ここの感覚にズレがないかどうか(ミスマッチでないか)を初めに確認し合う。

W様はこのブログも読んで下さっていて、とてもスムーズにいろいろな話が出来た。

従来の

「会う」→「思想説明」→「比較・検討」→「選択」

という進め方ではなく、

「(ブログで)思想説明」→「比較・検討」→「選択」→「会う」

という進め方。

会う前からお互いの向いている方向が揃っていると、とても良い形で家づくりを進めることが出来る。

渡邊奥様、お菓子とコーヒーご馳走様でした。

W様のお土産、加茂市の飴屋さんが作っているというアイス!

その名も「AMEYA AISU」

飴屋さんのアイスということあって、柔らかくまろやかな味わいでした^^
パッケージもどこかレトロで素敵。

W様、美味しかったです。御馳走様でした!

…………….

エスネルデザインでは、すぐにリノベーションを勧めることはありません。

リノベーションはとても奥が深い。

やり過ぎてしまえば、新築よりもコストがかかってしまうことも。

しかし、長い年月住み続けることを考えると「耐震」や「断熱」や「防水性」は疎かには出来ない。

検討されている中古住宅の状態やポテンシャルも大きな判断材料のひとつ。

今後の家族形態の移り変わりや仕事の変化も見逃せません。

リノベーションを検討される場合、悩まれることも多いと思います。

求める性能やコスト等のバランスにより答えは千差万別。

だからこそ、共に考え、見て、悩んで、止めて、また戻って、、

建て主様と設計士が歩幅を合わせて進んでいくことが大事だと考えています。

W様、長いお付き合いになるかもしれません。

お声掛け頂き大変ありがとうございました。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

帰り道の川に反射する夕日。
とても良い時間だった。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^