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豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー

ゆうです^^

突然ですが質問です。

「あなたは築30年の中古住宅にそのまま住めますか?」

築30年の中古住宅を見学したあとに



「このまま住める。」

と思える人は少ないでしょう。

壁紙などの内装やキッチン・風呂などの設備関係、

もしかしたら外壁や屋根やサッシも交換したいと思うかもしれませんよね。

これらはたとえ工事費がかかってもきっと交換したいと思うと思います。

さて、


今思いついたそれらの工事が、
実際に新築を建てて30年後に必要になる工事になります。

家は建てたらその後全く費用がかからないで住み続けられるわけではありません。

約30年後には、当然交換すべきものを交換する必要が出てきます。

それを新築を計画する前に頭に入れておく必要があります。

「人間は5年以上先のことは想像できない。」

とよく言われます。

そのため、新築する人の大半が30年後のメンテナンス費は想像できずに家を建てています。

これから建てる新築の家の30年後は想像できなくても

今ある築30年の家を見れば、どんな工事が必要になるのか想像できると思います。

ぜひ「中古住宅 築30年」で検索してみてください。

(実際に築30年の中古住宅を見学してみてもいいかもしれません。)

ーーーー

では30年後にどれくらいの費用がかかるのか。

結論から言うと、
(わかりやすさのため超ざっくりです。)

かかる費用は

坪数×20万円ほど。

をひとつの目安としてよいと思います。

坪数とは家の延べ床面積のことで(1坪≒3.3㎡)

延べ床面積30坪の家であれば、


30坪×20万=600万円

ということですね。

想定工事は、30坪の家で
・外壁交換:100万
・屋根、雨どい交換:100万
・ユニットバス交換:70万
・キッチン交換:80万
・サッシ交換:150万
・内装リフォーム:50万
・諸経費:50万
 合計≒600万 (≒30坪×20万)

※家の形状に凹凸があればその分割り増しでかかります。
 (1階が2階より大きいなど。)

※もちろん
・なにを交換するか
・高い材料を使うか、安い材料を使うか
・材の傷み具合
 などによって金額はかわります。

ーーーー

30年後に600万かかるとして、

その費用をそれまでに積み立てておくとなると、

600万÷30年÷12ヶ月=1.7万円/月

月々1.7万円 を積み立てていかなければなりません。

この費用想定していましたでしょうか?

想定していてもいなくても実際に30年後にはかかってきますよ♪

(または交換工事できず、古くなったキッチン、風呂、外壁、すきま風の入り結露するサッシ、屋根からの雨漏り、黄ばんだ壁紙で暮らすことになるかもしれません。)

建てる家が30坪だとして

「月々1.7万円」が余計に掛かってくることを想定して

借入額を決める必要があるということです。

建ててからかかる費用は

「税金」

「保険」

以外にも

「30年後のメンテナンス工事費」

がかかってくるということを知っておいてください。

※基本的に「退職金」を当てにはしないことをお勧めします。
 退職金は老後のための費用として残しておいたほうが健全です。

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新潟観光大使。21『柏崎市西山町「草生水まつり」。』

ゆうです^^

8/19に我が町、西山町の最大の祭りである

「草生水まつり」

が開催され、遊びに行ってきました♪

いきなりですがクイズです^^

「草生水」はなんと読み、なんのことでしょうか?




シンキングタイム終了!

答えは

「草生水(くそうず)」と読みます。

そして、草生水とは昔の呼び名で「石油」のことなんです。

ーーーー(柏崎市HPより引用)ーーーー

最初は「臭い水」と呼ばれていたのでしょうが、いつの間にか「くさみず」「くそうず」となり、草生水と書かれるようになりました。

発見されたのは今から約1500年前となっています。
流れてくる黒く臭い液体のありかを突きとめるために坂を上ったところに湧出口があったと書かれています。

日本書紀によると、668年の秋、越の国より「燃える水、燃える土」が大津宮に献上されたという記載があります。
ーーーーーーーーーーーー

西山町の石油の歴史は古くから近代まで続きました。

「日本石油」の創業者は実はこの西山町出身なんです!

内藤久寛という方で「日本の石油王」と呼ばれていたとか。

(日本石油は現在のエネオス(JXTGエネルギー)の前身です。)

1899年には柏崎の駅前に近代的製油所が建設され町の風景のひとつとなっていました。
(中越沖地震で被災し現在は解体され、公園+市民文化会館となっています。)

ちなみに世界最大の原子力発電所が立地するのも柏崎市。

なにかとエネルギーに縁のある町なんです。

ーーーー

前置きが長くなりました。

そんな「草生水まつり」は今年で第30回目!

僕は初めてでしたが、
相方は小さい頃は毎年親や友達と行っていたそうです^^

 ダンスやゲームやマーチングやよさこい、なんと市長挨拶まである。

草生水(石油)のまつりなので会場まで行く坂に「炎」が。

「このご時勢、LEDだろうなー。」

と思って近づいてみたら甘かった!

全部ロウソク!いきなりちょっと感動。
技術の進歩の反動か、こういうアナログなものを見るとテンションがあがる♪

坂を登ると道の駅「西山ふるさと公苑」がある。

どーん!チャイナー!
なぜ中国風の建物があるかというと、西山町はあの日中国交正常化を成し遂げた「田中角栄」大先生の生まれ故郷だから!

ーーーー(にいがた観光ナビより)ーーーー
田中角栄氏が学んだ小学校の跡地を利用し5万2千平方メートルを造成した施設。
日中国交回復の基礎を築いた証として中国風の建造物が売り物となっている。
公苑の隣接には田中角栄記念館もあり、毎年訪れる観光客も多い。
ーーーーーーーーーーーー

「燃える水が献上された」という日本書紀の記述を元に、燃える水「草生水」を天智天皇に献上した場面を再現した「献上式(おんじょうしき)」が行われていた。

隣には「ふるさと館」。その奥には「田中角栄記念館」がある。

地元西山の小学生が作った「絵行灯」が飾られている。

小学生の頃に相方も作ったんだとか。 時の流れを感じる。
地元で育ち、大人になるとはこういうことなんだなー♪

出店もたくさん出ている。
なにがすごいってプロのテキ屋さんはいないってところ!

出店をやっているのはなんとそれぞれの町内会の人たち^^!
だから知り合いがたくさんいる。

「これが田舎の祭りかー!これが自治かー!」と感動。

田舎の町のまつりだから老若男女が入り乱れる。
えんま市」にはこれはない。すごい。田舎パワーを感じた。

出店ののれんには「○○町内会」とかが書かれている。
協定とかもないようで、同じ生ビールでも店ごとに値段がバラバラで面白かった笑

なかには本格的なきんぎょすいくや水風船屋さんも!
子供がはしゃいでいるのはいつ見ても楽しそうでこっちまで笑顔になる^^

夜の20時過ぎでもこんなに人が!(年にこの日だけかも。)

「花よりだんご」な相方。たくさん食べていました♪(二人分以上!?)

後半には「ファイヤーパフォーマンス」も!
炎を投げたりまわしたり食べたり!めちゃくちゃ面白かった!
「来年も絶対見たい!」と思いました^^

最後はみんなでビンゴ大会^^
老若男女が競い合う。
景品はかわいく「米30kg」とか「枝豆」とか「わさび」とか。

みんな本当に楽しそうだった^^
地元にこういうあったかい祭りがあるっていいな♪

相方と同じように、これから息子が地元で思い出を作りながら育っていけたらいいな。

21時にすべての催し物が終わり解散!

皆さんお疲れ様でした!

来年もまたきます♪
(いつかは出店出す側かな!?)

桜井市長にもお会いできて挨拶ができました^^
一日中いらっしゃったとか!?

尊敬している桜井さんがこれからどういった街づくりをしていくのか、
僕はどうやって参加していこうか、
ワクワクしながらいろいろ考えています^^

普通のまつりとはちょっと違ったアットホームな「草生水まつり」。

いつもの祭りとは違った刺激が受けられて面白いかもしれませんよ^^

来年はぜひ会場でお会いしましょう♪

それでは!

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新潟観光大使。20『越後七浦シーサイドライン♪カフェウインズ。』

ゆうです^^

先日「越後七浦シーサイドライン」ドライブの際に、寺泊の

「カフェ・ウインズ」

に寄ってきました♪

寺泊は新潟県中越地区の観光地で、
アメ横やウインズ以外にも様々なカフェやホテルが隣接しています。

イタリアンレストラン「プリマヴェーラ」

寺泊岬温泉「ホテル飛鳥」

ナポリピザの店「ラ・ポルタブルー」

幸せを呼ぶ鐘「シーサイドベル」

シーサイドラインと海との間には田園地帯と防砂林が広がっている。(林の先が海)

ーーーー

ひとまわりしてからウインズの店内へ。

今回は「カフェ・ウインズ」の奥にあるレストラン「バナナ・ウインズ」へ。
海が見えるので僕はバナナ・ウインズのほうが好み^^

ログハウスのような丸太の梁が走る内装が特徴的。
バナナ・ウインズは今年で20周年だそう。

メニューもとても豊富。
イタリアンと真ガキを特に推している。

店内の席から海が見渡せる。


外にはデッキと展望台がある。デッキ右側の建物がバナナ・ウインズ。

サザエの生け簀。アヒージョ食べたい!

ホットコーヒーを飲みながらゆっくり読書。
平日はすいていてとても落ち着ける。
(今日の一冊は「田中角栄名語録」笑)

今時期の日没は18:20頃。
夏至頃の日没(19:10)からもう50分も早くなった。

寺泊界隈はいつも立ち寄るだけだけど、

いつか宿泊して夜までゆっくりと過ごしてみたいな♪

そのときは3人でかな?

いまから楽しみだ。

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新潟観光大使。19『越後七浦シーサイドライン☆獅子ヶ鼻。』

ゆうです^^

新潟市に打ち合わせに行った帰り道に

「越後七浦シーサイドライン」

をドライブして帰ってきました。

越後七浦シーサイドラインとは

ーーーー(こちらのHPから引用)ーーーー
角田浜から寺泊野積までの約14キロにわたり、日本海夕日ラインに指定されているエリア。
風光明媚な景観と沈む夕日の美しさで知られ、晴れた日には佐渡島まで望める。
ーーーーー

僕が暮らしている柏崎市西山町から新潟市に行くのにこのシーサイドラインを走ることが多く、仕事終わりに海岸線ドライブをするのもこの道^^(寺泊~柏崎間)

シーサイドラインは波で岩肌が削られたような景勝地が多くドライブ向き♪

赤い橋を渡り山に入る。右側は幻の巻原発予定地。

日本海間瀬サーキット。一般人でもコースを走ることができる。

岩室すこやかセンター。学校のようなつくりで目を引く。

山の稜線と呼応しているようなデザインでとても美しい。

海浜公園も併設してあり、夕日時は人が集まる。
丘の上の小屋はいつもカップルの特等席となっている。

山と海を交互にドライブする。深緑の夏にはとてもオススメ♪

獅子ヶ鼻大橋。
朝方はここから釣り糸を下げてる人を良く見る。

橋の下の海はこんな感じ。どんな魚がいるんだろう。

「獅子ヶ鼻」はシーサイドライン一番の景勝地♪
海に飛び出した二つのとがった岩が並ぶ。

岩のテッペンから見た景色。
(登るときは要注意!)

逆側の景色。釣りしているおっちゃんたちがいた^^

離れて見る「獅子ヶ鼻」
県外から新潟に遊びに来られる際はぜひ寄ってみてはいかがでしょうか^^

寺泊に入り、新潟では有名な「カフェ・ウインズ」の横を通る。
(カフェ・ウインズの記事はまた後日に♪)
 →ブログ書きました。

寺泊のアメ横。
平日の夕方でも観光客でにぎわっていた。夏は通るだけで楽しい♪
 →新潟観光大使。16『寺泊アメ横&鯛茶漬け』

寺泊水族博物館。
相方はここで2週間ほど研修実習をしたことあり。ペンギンにイワシをあげてたそう♪

夕日時の海沿いドライブは何度走っても飽きない。いつも楽しい^^

寺泊から出雲崎町へ。出雲崎は良寛さんで有名♪

出雲崎はもともと北国街道の宿場町であり、漁村の風景でも全国的に有名。
妻入り瓦屋根で板壁の家々が並ぶ様子はとてもノスタルジック。

ーーーー

20歳で運転免許を取ってから何度この道を走ったことか。

季節によって異なる海の表情は、その時々の心のなかを映し出してくれるよう。

いろんな思い出がある。

厳しい冬の海のあとに来る春の穏やかな海を思い出すと

「辛いことはいつまでも続かない。できることを積み上げていこう。」

といつも前向きな気持ちになることができる。

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豊かな暮らしのつくり方。13-2ー『良い工務店の見極め方②「地元・リフォーム」。』ー

ゆうです^^

前回から書き始めた

『良い工務店の見極め方。』

の続きです。

「良い工務店の見極め方。その②」

『年間棟数を少なく抑えている。』

社員数にもよるのでハッキリと「年間○棟以下が良い」とは言い切れませんが、

一人の現場監督が年間15~20棟も担当しているような会社は辞めたほうがいいでしょう。

その理由は下のブログをご覧ください。

家づくりつぶやきメモ。「施工品質の崩壊と独立した工事監理。」

誰でも1、2ヶ月の簡単な打ち合わせですぐ着工→すぐ完成では少し寂しいですよね。

せめて最初に会ってから半年以上はじっくり打ち合わせを重ね、

自分の希望やライフスタイルにあった家を建てたいですよね。

そうするためには、年間棟数が適正(少なめ)に抑えている会社のほうがよりじっくりと打ち合わせを重ねてくれます。
(施工も丁寧なことが多いでしょう。)

ーーーー

「良い工務店の見極め方。その③」

『地元の会社である。』

地元の会社は全国展開の会社と違い、簡単に「撤退」はできません。

地元の会社は、地元に根付いて生活している社長や社員が多いため、

信頼を失うような仕事をすれば、即「私生活」にも影響します。

要するに、地元の会社は「信用第一」への意識が、
全国展開・全国転勤ありの会社と比べて強い傾向があるということです。

「大手のほうがなんとなく安心できる。」

という声をたまに聞きますが、僕は真逆です。

「地元の会社のほうが断然安心できる。」

大手メーカーは担当営業マンや現場監督は数年すれば他店に移動していきます。

また、会社独自開発の部材を使う場合は、その部材が製造中止になると交換ができなくなり、丸ごと交換が必要になります。

特に「構造」は「自社独自の○○工法・△△部材」を用いている大手メーカーは多く、
そうなると、そのメーカーでしか構造の手直しはできなくなります。
(逆に一般的な工法・部材で建てられた家は、町の大工さんでも手を入れることができる。)

今の事務所に入り、上記等の理由から

「大手はもうこりごり」

というお客さんからの声をよく聞くようになりました。

(もちろんすべての会社がそうではありません。極端な一例だと思ってください。)

「その会社、担当さんは数年後もあなたの家を見てくれそうですか?」

自分の胸に問いかけてみてください。

ーーーー

「良い工務店の見極め方。その④」

『リフォーム工事も行っている。』

③の理由と近いかもしれませんが、
リフォーム工事を行っている工務店さんは新築でも良い仕事をします。

それは、

どこが傷みやすいのか、どうしたら傷みにくくできるのか

を知っているから。

例えば、新潟では冬は北西から風雨が吹きつける。

リフォームをしていると東南に比べ、北西のほうが雨の侵入が多いことがわかる。

 →新築時に北西のほうはより重点的に雨漏り対策を施す。など

「良い大工さん」とは自分の経験からこういうことを行っています。

新築だけしていると気づきにくいところです。

新築(建てる)立場ではなく、リフォーム(直す)立場だからわかることがあります。

それを知っている工務店さんは、長い目で見たときとても信頼できるパートナーになるでしょう。

ーーーー

「良い工務店の見極め方。その⑤」

『次の代へ引き継ぐ準備ができている。』

小さな会社だと跡継ぎがいなく、自分の代で廃業だというところも多いかもしれません。

自分の家を20年、30年、リフォームして60年と見てもらえるよう継続していく会社を見極めなければなりません。

「良い家」を造る工務店には「良い若手」が集まり、育っているように感じています。

(結局は熱心に「良い家」を造り続けることでしか会社の継続はあり得ませんしね。)

ーーーー

「良い工務店の見極め方。その⑥」

『お客さんの話をよく聞いてくれる。』

これはおまけのようなものですが、

「この人と話していると楽しいなー。勉強になるなー。」

と感じたらそれは良い人(会社)なんだと思います。

逆に、

「この人の話ながいしわかりづらいしめっちゃ疲れるなー。」

と感じたら良くない人(会社)なんでしょう。

よくあるのが、

「営業マンばかりが話している」→めちゃくちゃ疲れる。

というもの。

特に総合展示場の営業マンは熾烈な他社競合のため、お客を逃すまいと

めちゃくちゃしゃべる人が多いように思います。

裏返せば、

「全然、自分たち(お客)の話を聞いてくれない」

それでは良い家はできません。

「この人と話していると楽しいなー。」

と感じたらそれはきっと、

『自分たち(お客)の話をよく聞いてくれている』

んだと思います。

そういう人は、その人(お客)にあった良い家を提案・造ってくれることでしょう。

ーーーー

「良い工務店の条件」はまだまだあるかと思いますが、

今回はこんなところまでとしようと思います。

参考になれば幸いです^^

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豊かな暮らしのつくり方。13 ー『良い工務店の見極め方①「ブログ」。』ー

ゆうです^^

「豊かな暮らしのつくり方シリーズ」ももう後半です。

あと数回でまとめきれたらと思っています。

さて、今回は、

『良い工務店の見極め方。』

です。

「良い家」を建てたいと思っている人は「良い工務店」を探していると思います。

でも、それがいまいちわからない。

それは、工務店、メーカー同士が

「見た目勝負」

「営業マン勝負」

になっているから。(あと「値引き勝負」もありますね。)

「見た目勝負」=CM、広告、モデルハウス、パンフレット、オシャレな事務所、、、

「営業マン勝負」=土地紹介、資金計画フォロー、補助金フォロー、熱心売り込み、、、

家づくりを考え出してすぐの人は、このあたりから大きな影響を受けているのではないでしょうか。

でも良く考えてみると、上に書いた項目の中に

「家(の中身)」

について語られているものはありませんよね。

(せいぜいキッチンなどの設備やタイルや壁紙などの内装くらい。)
(家の中身=耐震性、断熱性、設計思想、暮らし、メンテ、、など。)

「良い家」が建てたいのであれば、まずは上記のことから距離を置く必要があります。

極端に具体的に言えば、

○総合展示場に行かない。

○営業マンと話さない。

○広告、雑誌は見ない。

言い換えれば、

『自分で調べ自分で比べ自分で判断する。』

ということです。

ーーーー

今はインターネットの時代です。

たいていのことはネットで調べられます。

逆に言えば今の時代、ネットを上手に活用していない工務店は不真面目だと言わざるを得ません。

そこで!

「良い工務店の見極め方。その①」

『面白いブログを継続して書いている。』

ホームページではありません。ブログです。

オシャレなホームページは一度プロに依頼すれば誰でも作れます。

しかし、面白いブログを継続して書くことは、自分でやるしかありません。

ブログを書いている人は、社長でも社員(営業・設計・現場)でも誰でもかまいません。
(直接顔を見て打ち合わせできる距離にいる人がベター)

ブログを書き続けるのは結構大変です。

それは、ざっくり言えば

「書かなくても誰にも怒られない(誰かに依頼された仕事ではない)」から。

そして、「面白い」ブログを書き続けることはさらに大変です。

それは、「場当たり的な内容では面白くない」から。
(ex.「講習会に出てきました」「○○のラーメンを食べました。」など)

逆に言えばそれでもコツコツ面白いブログを書き続けている会社は、

なかなか熱心な会社ではないかと思います。

僕の知っている「良い工務店」「良い設計事務所」は全員面白いブログを書き続けています。

なかには設計的・技術的な「秘伝のタレ」のような

「それ秘密にしておかないと他社にマネされちゃうよ!」

と言いたくなるような内容まで公開している会社もあります。

それはその会社が

「マネされても問題ない!」

と思っているから。

「マネしきれない」とか

「うちの価値はそれだけではないから」とか考えているんだと思います。

要するに「自信がある」と言うことですね。

ちなみに「面白い」ブログとはどういう意味かと言えば、

そのまんま

「読み手(あなた)が面白い(継続して読み続けたい)と思うかどうか。」

でいいと思います。

建築的な面白さでもいいし、日常的な面白さでもいいし、人間的な面白さでもいい。

面白い=興味を惹かれる文章を書くひとはたいてい魅力的です。

そして、魅力的な人はたいてい芯のある人で、

芯のある人は芯のある家を造ります。

(あとはその「芯」があなたに合うかどうかですね。)

「良い工務店」の条件に「面白いブログ」はもう必須条件と言っていいでしょう。

ーーーー

長くなってきたので続きはまた次回に。

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いなか日記。38『8月の庭の花々②。』

ゆうです^^

8月は日射も多く、いろいろな花が咲きますね♪

桔梗(キキョウ)
秋の七草のひとつ。
「桔梗の紋。明智にございます!」と、本能寺に思いを馳せたり馳せなかったり。

秋桜(コスモス)
繁殖力が半端じゃない。可憐なようでいてとてもたくましい。

檜扇(ヒオウギ)
剣状の葉が檜(ひのき)の薄板を重ねて作られた扇に似ていることが由来。

百日草。
いろんな色や形があり、開花の時期も微妙に違いおもしろい。

キバナコスモスとキウイ棚。

たわわに実ってきました♪

コンニャクイモの木。
大・中・小の木が植えてあるのだが、これは、大=3年目、中=2年目、小=1年目で、
3年たってようやく根の芋が食べられるようになる。

紫の小さなかわいい花。(名前は不明。)

庭のバッタ君。保護色モード。

田舎にはクモのいっぱい。なんどもひっかかる、、

裏庭の大きな栗の木。

「なんでこんなトゲトゲなんだろう。」と相方。
大人になると意外とうかばない素朴な疑問にハッとなる。

黄色いマリーゴールド。
ウエディングドレスのような花びら。

ーーーー

~おまけ~

我が家もついにベビーカーが乗りました。
ベビ太の安全をジジに見守ってもらおう♪
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新潟観光大使。18『柏崎「鯨波海水浴場」。』

ゆうです^^

お盆前の話ですが、仲間家族みんなで地元の海水浴場に遊びに行ってきました♪

仲間が運営している浜茶屋♪ 地元にはいろんな知り合いがいる^^

僕は海水浴は10年ぶりで、浜茶屋は20年ぶりくらいでした!

海と身近に暮らしていると、

「海」=「入るもの」

から

「海」=「眺めるもの」

に変わっていくんですよね(^^;)

大学は海無しの群馬県だったのですが、そのときの群馬人の友人の

「よっしゃー!夏だしみんなで海に泳ぎにいこー!!」

というテンションの高さに最初はとまどったことを思い出します。

(海沿いでよくみる車のナンバープレートは「群馬県」か「埼玉県」ですね。)

20年ぶりの浜茶屋が懐かしい!
仲間に聞いたら「初めて浜茶屋きた」って人も多くてびっくり。
(地元民は家が近いからね、)

キッズも妊婦もいたんで、人が少なくて海も眺められる2階の席をとってもらった。
なお(オーナー)ありがとう!

みんな楽しそうだった!カラフルでいいねー♪
いつもの海がにぎわっていて地元民としてもとても嬉しい^^

久しぶりの海はやっぱりしょっぱくて疲れたけど、

波に浮きながらユラユラしているのは心地良かったなー。

キッズと砂のお城つくったり、一緒に泳いだりして10年ぶりの海を堪能しました^^

ーーーー

上がって最後はみんなでお昼ごはん。
大所帯だとお店に行くより浜茶屋は楽でいい♪

来年はうちのボーイも海デビューできるかな!?

数年後にまたみんなとみんなのキッズたちと海で遊びたいね^^!

ーーーー

~おまけ~

その日の夕日は、重い雲の隙間から最後にキラッと光るオレンジの光。

夕方にまた仲間で集まって浜辺でゆっくりビールを飲みながら過ごしました♪

仲間と一緒に見る夕日は、

「豊かとはこういうことか。」

としみじみ感じられるそんな時間でした。

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「施工品質の崩壊と独立した工事監理。」

ゆうです。

「施工品質の崩壊。」

物騒なタイトルのブログを書きます。(真剣)

現在勤めている事務所では「日経ホームビルダー」を定期購読しています。
この雑誌は、基本的にプロ向けの内容なのですが、
とても突っ込んだ記事が多く面白いです。
2017.7月号では、住宅の施工品質の今後の低下に警鐘を鳴らしています。
僕も、これから
住宅の粗雑な施工実態が次々に明らかになっていく
と思っています。
そのわけは、ざっくり言うと、
○職人の数の減少

○施工の複雑化、要望の多様化

○インターネットの発達、SNSなどリアルタイムメディアの一般化
が上げられると思います。
詳細な声としては、記事に書いてあるように、
「人員不足と値引き競争からくるコスト不足により、適正な人員を割り当てられなくなり、一人当たりに能力を超えた業務が要求されている。」


「担当する現場が多すぎてただこなしているだけになり、若手監督や職人の技能レベルが上がらないままで若手を育てるシステムが崩壊している。」


「ローコスト住宅が増え、職人の単価が上がらない。コストが厳しければ質の悪い業者がはびこる。」

「技能工が高齢化し、絶対数も不足している。」
などが上がっています。
これは、大手だからと言って例外ではありません。
大手ハウスメーカーも施工は現地の大工や職人に依頼します。
大手ハウスメーカーは、
「年間○棟をあなたに発注するから、そのかわりに△△円くらいの(低い)単価でやってください。」
というような契約を職人と結びます。
職人は、年間安定した受注と引き換えに、低い単価の仕事を数多くこなすことになります。
そうすると、自ずと記事に書いてあるようなことにつながりますよね。
僕は、
「大手ハウスメーカーの仕事はもうやらないことにした。」

「うちは大手ハウスメーカーの仕事はしていません。」
という声を大工さん職人さんからたくさん聞いてきました。
これは、
「うちは質も低く単価も安い仕事はしません。質の高く質に見合った単価の仕事をしています。」
という職人さんのアピール(自慢)なんです。
(すべてのメーカーに当てはまる話ではありません。
 しかし、ローコストメーカーは往々にして当てはまると思います。)
ーーーー
現場監督の具体的な話をすると、
ローコストメーカーなどでは、年間10棟、20棟を一人の監督が担当することもめずらしくはありません。
そうすると、
「耐力壁の施工精度の確認」
「断熱材、気密処理の施工精度の確認」
などは、一人で10棟以上も担当していれば、
監理が甘くなってしまうのは物理的にしょうがないことかもしれません。
(監督さんの仕事はそのほかにもたくさんあるから。)
でも、建て主からしたら、「しょうがない」じゃすみませんよね!

日経ホームビルダー2017.7月号より。耐力壁に打つクギの施工ミス。
こういうミスはよくある。しかしだれもチェックしないから真相は闇の中へ、、

熊本地震でも耐力壁の施工ミスが原因で倒壊した家が数多く発見された。

ーーーー

そして勘違いしがちなのが、

「営業マンがいかに良い人でも、営業マンは工事監理はしません。」

現場にたまに来たとしても、クギの施工をすべて確認するなんてことは絶対にしません。

それは営業マンの仕事ではないからです。

良い家ができるかどうかは

営業マンでは決まりません。

あくまで、現場の職人さんとそれを監理する設計者で決まります。

僕はそういった現場や話をたくさん見たり聞いたりしてきました。

なので僕は「良い家」をつくるために今の設計事務所に入り、

これから工事は請け負わない純粋な「設計事務所」として独立しようとしています。

これは、

『独立した工事監理』

をお勧めしているからです。

「工事」も「設計」も「監理」もすべて同じメーカーに任せるのではなく、


「工事」と「設計・監理」を別の会社が担当する。

これによって、

設計士が現場に対して正しいことを遠慮なしに指摘することができるようになる。

これは、

「設計士が建て主の完全な味方になる」

ということです。

工事と監理が同じ会社だと、正しい指摘ができないこともあるかもしれません。

それは、監理する設計士は、建て主からではなく、会社からお金をもらっているのだから。

ーーーー

長くなってしまったので今回はここまでに。

興味のある方は日経ホームビルダー2017.7月号を購入してみてください。

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いなか日記。37『残暑の夕日と家の野菜。』

ゆうです^^

夏も終わりですね。
(最近そればっかり言ってる気がする)

残暑の夕日はやさしい夕日です。

夏は湿気が多いので、水平線には雲がかかることが多く、
夕日は薄い雲越しのやわらかい光になります。
この夕日を見ると、
「あぁ、今年も夕日シーズンの終わりが近いなー、」
となんとも感慨深い気持ちになってしまいます。

「海に沈む夕日」も良いが、沈んでからの「空(こやけ)」もまた良い。
同じ雲はなく、 その日その日で違ったこやけ時間を感じることができる。

「夕方」と「夜」の狭間に。
自然と、今日一日に感謝の念がわいてくる時間帯。

ドライブはいつも愛車の「双太郎」と。
外から見るとやっぱりかわいい^^

ーーーー

家に帰ると、義母さんが夕飯の支度をしていました。

取れたてのナス。
浅漬けにしても良し、素揚げにしても美味しい。

キュウリにカグラ南蛮にタマネギ。

ブルーベリーにパプリカにオクラ。
すべて我が家の庭で作ったもの。

こんな暮らしがとても愉しく、幸せに満たされた気持ちになれる。

「ありがとう。」

ーーーー

~おまけ~

建て主さんからなんとスパークリングワインとお菓子を頂きました!
(3年目の定期点検で伺ったのに恐縮です!)

チョコで有名なオーストリアのデメルの「サワースティック」。
(デメルもサワースティックも初めて知りました、)

パイ生地のお菓子がワインにとても合う!
(ブラックペッパーやチーズなど味は6種類)

大人の階段を登った気分でした♪
家族で美味しく頂きました^^

M様ありがとうございます。
これからも宜しくお願いいたします。