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新潟観光大使。71-2【報告】『工場蚤の市2019開催!三条ものづくり学校。』

ゆうです^^

先日、三条ものづくり学校工場蚤の市が開催されました^^!

燕三条の工場版のフリーマーケット!

天気も良く、買い物も楽しくて二日間とも遊んじゃいました^^

素敵なモノが格安で買えて大満足です!

工場蚤の市の詳細は以前の記事を^^↓

新潟観光大使。71【予告】『工場蚤の市2019開催!三条ものづくり学校。』

内容盛りだくさんなのでダイジェストでご紹介!

4/13-14に開催された工場蚤の市。
桜満開、快晴の最高のイベント日和となった。

当日開場前。文化祭的な熱気でワクワク感MAX!

玄関前には大行列が!

三条市の企業とダイハツがコラボしたコペンの展示。
(三条市の公用車だそう^^)

コラボ開発されたカーゴトレーラー。
アウトドアグッズを積んでスノーピークに遊びに行くイメージなんだとか^^

思わず載せてもらう^^
実はコペンは僕がいつか乗りたいと思っている車!
(黄色いボディと二人乗りに共感MAX)

10:00ついに開場!

玄関ホールにはハンモックや銅製品の展示が。

銅の器が出来るまでの工程。
(燕市の玉川堂で修行された方だそう)

開場の体育館内は大賑わい!

住学メンバーの「SWELD design」さんの足場板製の一輪挿し^^

小国和紙の「オリガミデザイン」さん。
B級品が格安で買えるのはフリマならでは^^!

和紙を使った照明シェードが作れないかと想像を膨らます、、
(オリガミデザインさん、またご相談させてください^^)

武田金型製作所さん。
プレスして廃棄される部分のパーツがペン立てとして販売されていた。

何のへんてつもない金属塊。上のボタンを押すと、、、

文字が浮き出てきた!
ワイヤーカットという電流を流して金属を綺麗に切る技術だそう!
(映像をネットで見たことがあったが燕市の会社さんだと知りビックリ)

造形作家 野田沙織さんの山型バードコール^^
素敵な音色でした♪

folk productさんの「ひのきの組木カトラリーケースづくり」ワークショップ。

Twigさんの製作アロマディフューザー。

イベントは体育館だけでなく、グラウンドや学校内にも^^

外では無料でラジコンが出来ました^^
子供たちも大はしゃぎ♪

グラウンドはいつもは閉まっているため初めて入った。
空が広くとても気持ち良い!

腹ごしらえを^^



「なんだこのトレーラーは!!??」

めちゃカッコいい!!!

コッペパン屋のポケットキャビンさん^^

オーダーメイドの木製トレーラーを作られているタイニーハウスジャパンさん製作のもの。
(半年前に購入されたんだそう。)

ブログもヤバいです。
タイニーハウス本気でほしくなります(^^;)

ブログ

素材もデザインも施工も素晴らしく一発で惚れ込みました!
(内装も全て木製!)
 

「ウインナーコッペ」 美味しかった!
(この後「あんクリーム白玉コッペ」も頂きました^^)

…………….

展示は校内にも。

ミニ四駆や、

セキドさんのドローン体験会も^^

エスネルデザインの展示も様々な方に見て頂きました^^!

…………….

体育館では久保田リョウヘイさんのハンドパンライブがスタート!

ハンドパン製作者時田 清正さんとの赤裸々トークセッション♪

とても格好良かったです。癒された時間でした^^

…………….

ほかにも素敵な展示やワークショップがたくさん♪

とても楽しい二日間でした^^

また来年が楽しみです♪

皆さま、お疲れ様でした!

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【おまけ】…………….

蚤の市で購入したものを紹介。

阿部仏壇製作所(KOUGI)さんの木製のお皿とコースター。

綺麗に蟻組された脚が建築心をくすぐる。

いろいろお話を聞かせて頂きました。
家具も製作されているということで、いつか一緒に家具を造る機会があればと妄想が膨らみます♪

検索したら鈴木亮平さんも取材されていました^^↓

仏壇職人が手掛ける、木の雑貨ブランド「KOUGI」

武田金型製作所さんの鉄製ペン立て(ラッカー仕上げ)。
ソリッドな質感にとても心惹かれた。

三条市保内の庭職人山岸さんの苔玉

ハツユキカズラとオタフクナンテン。
緑と赤のコントラストがとても素敵。

素敵な買い物が出来ました。

これから長く一緒にいたいと思います。

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

新潟観光大使。71【予告】『工場蚤の市2019開催!三条ものづくり学校。』
新潟観光大使。65『工場の祭典!三条ものづくり学校「産地の祭典」』

新潟観光大使。63『廃校リノベーション!「三条ものづくり学校」。』

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【秘訣】杉板「水漬け実験」半年経過後報告。意外とカビない!

ゆうです^^

昨年から杉板の「水漬け実験」を行っていました。

約半年が経ち、水に漬けていた杉板はどうなったのでしょうか?

カビだらけ?


腐ってる?

結果は意外なものでした。

実験の概要は以前の記事を^^↓

【秘訣】杉外壁経年変化「水漬け実験開始」。

1年間露天で雨ざらしにした杉板をバケツの中で水に浸し、約半年置いた。

結果はどうなったのでしょうか??

(僕の予想は「水と空気の境目にカビが生える」でした)

表(雨ざらし日ざらし面)。

あれ?

裏。

おろろ?

国産杉板。 (左:赤身/右:白赤)

むむ??

国産杉板。 (左:赤身/右:白赤)

むむむむ!!??

全然カビてないじゃん!!!

腐るの「く」の字もありませんでした(^^;)

レッドシダー(左:未乾燥/右:乾燥)

レッドシダー(左:未乾燥/右:乾燥)

レッドシダーも同様にカビも腐りも全くなかった。

うーむ、インパクトにかけるなー。
(心の声)

(もっとカビだらけになると思ったのにー)

なにをしているのか息子も興味深々♪

…………….

板を切って断面を見てみる。

国産杉板。

ちょっと黒い?濡れていてよく分からないので乾かす。

乾かし後。

少し黒ずんだ部分もあるがそれが何なのかはハッキリとは分からない。

レッドシダーも。

少し黒い?乾燥を待つ。

乾燥後。

杉板同様、少し黒ずんだ部分もあるが何なのかは分からない。

…………….

カビや腐りが見られなかった原因は

温度(気温)が低かったこと。

が考えられます。

カビが生えやすい環境は、
温度:20℃~35℃程、湿度:80%以上。

冬場は気温が低いため、カビや腐朽菌の活動が乏しかったことが原因だと思われます。

それは想定内でしたが、それでも少しはカビが生えると思っていました。

やはり現実と想像にはズレがある。

そのズレを補うために実験し体験を積むことが大切。

特に自然素材を相手にする場合には。

ということを改めて学ばされました^^

カビが生えなかったことに若干の残念さを感じながらも次のワクワクも。

このまま梅雨と夏を越えたら杉板はどうなるんだろう♪

実験はまだまだ続きます^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【おまけ】…………….

春の我が家の庭♪

赤いモミジの新芽。

息子もウロウロ。

小屋と庭が自然の遊び場♪

…………….

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
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【関連記事】…………….

【秘訣】杉外壁経年変化「水漬け実験開始」。

【秘訣】杉外壁の経年変化「祖父の家の杉板と実験の経過」。

【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ①「見た目の変化」。

【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ②「中身の変化」。

【お客様の家】築2年半の杉板外壁の経年変化〈T様邸〉

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【網川原のエスネル‐11】配筋工事監理!「第三者監理の重要性」

ゆうです^^

網川原のエスネルは基礎工事が進んでいます。

先日、基礎工事の要となる「配筋工事監理」を行ってきました。

図面通り施工がなされているか、設計者による工事監理が重要になります。

作業途中を見ようと完了前に伺ったら8割方完成していました^^

綺麗に立ち並ぶ配筋。
基礎が高い!(一般的な家の2倍以上)

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。

綺麗にそろった底盤の配筋。(150mmピッチ)
全てのピッチを統一することで作業性が増すよう配慮している。

高基礎だと地中梁がなくて済むため作業はとても楽になる^^
(→工事費低減)

【網川原のエスネル‐10】砕石・捨てコン打設!「フラットスラブ」のメリット。

ハッカーを使い手際よく鉄筋を結束していく鉄筋屋さん。
手馴れた手つきはとても頼もしい。

…………….

そして後日、配筋完了の連絡を受け、いざ配筋工事監理へ^^

配筋の前にまずは配置の確認から。

隣地境界からの離れが図面通りになっているか、それぞれ確認していく。
(→図面通り問題なし)

網川原のエスネルの基礎計画はこちら。

今回の基礎の種類(高さ・配筋の違い)は5種類。
床下を収納や空調経路として利用するため、必要に応じてそれぞれ使い分けていく。

また、基礎の立ち上がりは必要最小限に抑え、床下内の移動(人も空気も)が容易に出来るよう配慮してある。
(※構造計算により耐震等級3→長期優良住宅認定済)

【配筋詳細図】
配筋工事監理ではこの図面に書かれている全ての数値を現場で確認していく。

時間と神経と体力を使うとてもハードな作業だが、鉄筋はコンクリート打設後、見えなくなる部分。
そのため、配筋工事監理はとても重要で慎重に行う必要がある。

【立ち上がり配筋監理】
「上端主筋」1-D13、「下端主筋」1-D13、「腹筋」2-D13、「立ち上がり高さ」1170mm、図面通りであることを確認。

「定着」が40d以上確保されていることを確認。(上下主筋、腹筋共)
(設計基準強度Fc=21N/mm、鉄筋SD295Aの時、必要定着長さ35d以上)
(d=鉄筋径)

「重ね継ぎ手」が40d以上確保されていることを確認。(上下主筋、腹筋共)
(設計基準強度Fc=21N/mm、鉄筋SD295Aの時、必要重ね継ぎ手長さ40d以上)

「補強筋」D10@250、図面通りであることを確認。

補強筋の「定着」が40d以上確保されていることを確認。

【スラブ(底盤)配筋監理】
「スラブ筋」D13@150mm、「上筋・下筋の向き」、図面通りであることを確認。

スラブ筋の「重ね継ぎ手」が40d以上確保されていることを確認。
また、隣り合う重ね継ぎ手が20d以上離れていることを確認。

スラブ筋の「定着」が40d以上確保されていることを確認。

「スペーサー高さ」60mm、図面通りであることを確認。

「芯から型枠までの距離」の確認(外側90+内側60=幅150mm)

「鉄筋どうしの開き」の確認。
(D16以下の場合、32mm以上)

「3本以上の鉄筋の結束がないか」の確認。
(結束は2本まで)

「基礎梁スパン」の確認(図面通りであることを確認)

「基礎梁の高さ」の確認。

図面高さより2cm足りなかった→×
図面通りの高さに直してもらうよう是正指示を送る。

※当該部分は基礎梁高さが低く、スパンも飛んでいるため構造的に重要な部分。

今までの経験上、慣れた鉄筋屋さんでも1、2箇所は図面と異なって施工していることがある。

基礎は重要な構造体のため、数cmの違いであっても見逃すことは出来ない。

設計者(施工者ではない第三者)の工事監理が必須と思えるのはこういった経験をしてきているから。

【配管スリーブ監理】
「鉄筋とのかぶり厚」40mm以上の確認、「補強筋の径・長さ」の確認、「スリーブの位置、個数」の確認。

排水・給水・床下エアコン冷媒管・ガス管など住宅への引き込みは基礎下部からではなく、基礎立ち上がりから行う。
(シロアリの蟻道となるリスクを低減、交換などのメンテナンスを容易にするため)

補強筋の径がD13指定のところ、D10になっていた→×
→D13に変更してもらうよう是正指示。

数点是正指示はありましたが、その他は概ね綺麗で丁寧な配筋でした^^

鉄筋屋さんご苦労様でした!ありがとうございます。

…………….

この通り、配筋工事監理は非常に細かい確認作業が続きます。

大変ですが、疎かには出来ません。

このようにして、設計者(第三者)による工事監理は進んでいきます。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【関連記事】…………….

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。

【網川原のエスネル‐10】砕石・捨てコン打設!「フラットスラブ」のメリット。

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【秘訣】断熱材の種類。フェノールフォームを選ぶ理由。

ゆうです^^

先回のダブル断熱の記事の際に「グラスウール」「フェノールフォーム」など様々な断熱材が出てきました。

それらの違いはなんなのでしょうか。

まとめていきます。

現在、様々な種類の断熱材がありますが、エスネルデザインで採用している断熱材は主に、

・グラスウール


・フェノールフォーム


・セルロースファイバー

の3種類です。

それぞれ説明していきます^^

1.グラスウール

ガラスの繊維で空気層を作っている断熱材で最も一般的に使われています。

一番のメリットは安いこと。
(材料・輸送・施工とも安い)

無機質のため、燃えにくく発煙や有毒なガスも発生しないというメリットもあります。

注意点としては、湿気を通すため、室内側に「防湿層」の設置が必要になります。
(防湿層がないと、室内の湿気が壁内に入り、結露→カビ・腐朽を引き起こしてしまう)

2.フェノールフォーム

フェノール樹脂を発泡させ気泡(ガス層)を作っている断熱材。

一番のメリットは断熱性能が高いこと。
(=熱伝導率が低い)

ネオマフォームHPより。
フェノールフォームはトップクラスの熱伝導率の低さ。
同じ断熱性能を出す場合、他の断熱材に比べ必要な厚さが薄くて済む。

フェノールフォーム熱伝導率=0.02
グラスウール熱伝導率=0.035
→フェノールフォームはグラスウールより1.75倍断熱性能が高い。

その他メリットは前回の記事をご参照。
(熱橋対策・防水性)

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。

3.セルロースファイバー

再利用した古紙で空気層を作っている断熱材。

一番のメリットは隙間に充填しやすいこと。

現場吹き付け施工のため、隙間に充填しやすい。
そのため、天井裏によく用います。
(天井裏は梁や下地材が多く施工スペースも厳しい)

難燃剤であるホウ酸が入っているため、防火性や防虫性も高い。

…………….

さて、今回特に取り上げるのは「フェノールフォーム」です^^

理由は、発泡系板状断熱材はフェノールフォームの他にも様々あるのに、なぜ「フェノールフォーム」を選んでいるかを伝えるため。

発泡系板状断熱材は他にも、「ポリスチレンフォーム」や「ウレタンフォーム」があります。

なぜ「フェノールフォーム」なのでしょうか。

【フェノールフォームの理由その1】


断熱性能が高いため。
(=熱伝導率が低いため)

これは前出の通り。

フェノールフォームは他の断熱材と比べ気泡が非常に小さく断熱性が高い。

しかし、断熱性(熱伝導率)は低くても良いんです。

その分厚みを増して使えば、同じ断熱性能を確保することが出来るから。

ではなぜ「フェノールフォーム」なのでしょうか?

フェノールフォームの理由その2】


断熱性能の経年劣化が少ないため。

発泡系断熱材は、気泡のガスが断熱性能を左右するため、ガスが抜けるに連れて断熱性が落ちることが想定されます。

建築環境省エネルギー機構が定めた25年後の性能経年劣化率は、

・フェノールフォーム        →92%(8%減)
・吹付ウレタンフォーム       →75%(25%減)
・硬質ウレタンフォーム       →81%(19%減)
・押出法ポリスチレンフォーム    →88%(12%減)
・ビーズ法ポリスチレンフォーム   →98%(2%減)

フェノールフォームの性能経年劣化割合は比較的少ないことが分かります。

(吹付けウレタンフォームの25%減は強烈ですね、、)

ネオマフォームHPより。

…………….

実際の製品を見てみます。

フェノールフォームには「ネオマフォーム(旭化成)」という商品があります。

・カタログ表示性能値(熱伝導率)=0.02。
・25年後熱伝導率(推定結果)=0.02047

1年から25年の変化率を計算すると約93%(=7%減)
(93%=0.01908/0.02047)

パーセントで見ると大きく感じるかもしれないが、熱伝導率の数値で見ると性能劣化は非常に小さいことが分かる。

これが仮に35年後に0.022まで落ちたとしても、グラスウールの0.035に比べればまだまだ高性能。

発泡系断熱材を選ぶ際は「断熱材の経年劣化」の程度を把握し納得する必要があります。

…………….

そして、フェノールフォームを推奨する最大の理由がこちら。

フェノールフォームの理由その3】


燃えにくいため。

ネオマフォームHPより。

原料であるフェノール樹脂は難燃性に優れています。
また、熱硬化性があり炎が当たると表面が炭化し炎が燃え広がるのを防ぎます。
(不燃材料認定品もある)

これは他の発泡系断熱材にはない点です。
(その他の発泡系断熱材は燃えやすい)

特に木の外壁の場合、隙間から火の粉が入ることも想定し、付加断熱材の燃えにくさを慎重に検討する必要があります。

フェノールフォームをバーナーで炙り難燃性を確かめた。
初期は炎が出たが、やがて炭化し材に火が着火することはなかった。
(バーナーを止めるとすぐに止んだ)

炭化したフェノールフォーム。

【実験の動画】…………….

まず表面の不織布が燃えたがその後、本体のフェノールフォームは炭化するだけで着火することはなかった。
(音が大きいので注意)

対して「硬質ウレタンフォーム」は非常によく燃えました。

(ムービーも撮ったがWEBアップは自主規制)

ウレタンフォームは、外壁に「窯業系サイディング」や「モルタル」「金属系サイディング」等耐火性が高く隙間も少ない外壁を使うことが想定されている。
(それら外壁との組み合わせで防火認定取得あり)
(木の外壁にウレタン断熱材は適さないと考えられる)

隣家からのもらい火などを想定し、燃えやすいかどうかも断熱材を選定する際の大きなポイントになります。

…………….

フェノールフォーム断熱材のデメリットは「コストが高い」ことです。

高性能の高級品ということ。

しかし「断熱性能」「難燃性」「性能経年劣化率」などを踏まえると、発泡系断熱材の中ではフェノールフォームが一番勧められると考えています。

断熱材ひとつとっても検討は非常に奥が深いです。

「断熱性が高いからこれがお勧め」

ではなく、その他の検討ポイントを正確に把握し、場合によっては自ら実験し確かめ、確信を持って建て主様にお勧めしたいと考えています^^

【余談】…………….

付加断熱にグラスウールを使用する方法もあります。

メリットは、

・材料コストが安いこと。


・無機物であること(経年劣化リスクが少ないこと)。


・耐火性が高いこと。


・壁内の湿気を排出しやすいこと。

デメリットは、

・施工コストがかかること。
(設置に下地材が必要)
(水を吸うため雨天施工が困難)

・設置のための下地材が熱橋になること。


・対流による断熱性低下対策が必要なこと。
(両側・中間を面材・シート等で抑え風を入れないようにする)


・3次防水層として機能することは期待できないこと。

など。目的によって選択肢は異なります。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
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【関連記事】…………….

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。
【「超高断熱」とは】網川原のエスネルの断熱性はUA=0.24
S邸リノベーション。21「工事スタート!超高断熱のS邸の性能。」

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【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。

ゆうです^^

エスネルデザインでは『ダブル断熱』仕様を標準としています。

「超高断熱」にはほぼ必須となるダブル断熱。

そのメリットについてまとめました。

「超高断熱」「UA値」のおさらいはこちらを^^↓

【「超高断熱」とは】網川原のエスネルの断熱性はUA=0.24

UA=0.24の網川原のエスネルの仕様は下記の通りでした。

〇壁:『ダブル断熱』仕様。

〇天井断熱:厚さ420mm

〇サッシ:トリプルガラス樹脂サッシ

…………….

ではその『ダブル断熱』とはなんなのか。

「ダブル断熱」とは、
「壁内充填断熱」+「外張り付加断熱」
を組み合わせた断熱仕様のこと^^

エスネルデザインでは
「壁内充填断熱材」は「グラスウール」を、
「外張り付加断熱材」は「フェノールフォーム板」を標準採用しています。

壁内充填断熱材:グラスウール(厚さ12cm)

外張り付加断熱材:フェノールフォーム断熱板(厚さ6cm)

※現在の多くの住宅は、外張り付加断熱が無く、壁内充填断熱材のみ。
(シングル断熱仕様)

…………….

ではそのダブル断熱のメリットをまとめます^^

【ダブル断熱のメリット 】…………….

【メリットその1】


断熱性の向上
→快適性・経済性の向上。

【経済性】…………….

〇付加断熱あり:UA=0.24、q=61.7
(ex.網川原のエスネル)

〇付加断熱なし:UA=0.33、q=85.1
(網川原のエスネルから付加断熱を除いたもの)

冷暖房費はqに概ね比例するので
付加断熱なしの場合、冷暖房費はおよそ1.4倍かかることになります。
(85.1/61.7≒1.38)

※経済性についてはまた別にまとめます。

【快適性】…………….

壁の断熱性の向上は、壁の表面温度の維持につながり、体感レベルでの快適性を高めます。
(冬場、壁からの放射冷却を防ぐ)
(体感温度=(室温+表面温度)/2)

【秘訣】家中温度差のない家を「超高断熱と全館空調。」-case.S邸リノベーション-

…………….

【メリットその2】


熱橋をカバーできる。

「熱橋」とは、全体から見て一部的に断熱性が低い部分のこと。

具体的には「柱」「梁」の部分。

断熱材と比べて熱を伝えやすいことから「熱の橋」と呼ばれている。
(木は金属に比べると熱を伝えにくいが、断熱材に比べると熱を伝えやすい)

S邸の壁のサーモ画像より。
オレンジの部分が柱や梁。
の部分が断熱材。

その温度差は約1℃程。(S邸は付加断熱あり)
→付加断熱がない家の場合、温度差はもっと大きくなる。

【秘訣】家中温度差のない家を「超高断熱と全館空調。」-case.S邸リノベーション-

そして、
熱橋(柱・梁・下地材)の面積は意外と多い。

UA値を算出する計算シートの一部。
マニュアルによると壁の熱橋比率は17%。

「壁の2割弱は熱が逃げやすい部分」ということ。

この熱橋をカバーするのに、付加断熱が効果を発揮します^^

フェノールフォーム(付加断熱)を設置することで、熱橋となる柱からの熱損失を低減する。

また、熱橋は柱・梁だけではありません。

一番厳しい熱橋は「金物」です!

最近主流になってきている金物工法
(画像はタツミさんHPより)


「精度の高さ」「構造材の欠き込みの少なさ」「施工性の高さ」などからエスネルデザインでも標準採用している。

ただし、金物工法には金物部分が熱橋になりやすいという注意点がある。
(金物は柱外側から柱内側まで貫通している)

ちなみに、
グラスウールの熱の伝えやすさを「1」とすると、
木材は3.4
鉄はなんと2400程!
(熱伝導率比:2385=鉄83.5/グラスウール0.035)

鉄はグラスウールの2400倍も熱を伝えやすいということ。

金物部分の面積は多くはありませんが、熱の伝えやすさが非常に大きいので断熱対策は重要になります。

「吹き付け断熱スプレー」で現場で断熱処理することは可能ですが、

・金物の箇所が非常に多いこと。


・断熱スプレーをしても深さが浅いこと。

から完璧な断熱対策は不可能に近いものがあります。

「シングル断熱+金物工法」の場合、金物の熱橋対策は不十分なことがほとんどだと思われます。

それも、付加断熱すれば解決

柱についた金物を付加断熱材が覆い隠すため、金物は外気と接触しない^^

細かいようですが、
金物の熱橋は結露につながり、結露はカビ・腐朽につながるため、非常に慎重な検討が必要になるところです。

…………….

【メリットその3】

万が一の際、防水性を期待できる。

※付加断熱材に「発泡系板状断熱材」を使用した場合に限る。

エスネルデザインでは付加断熱材に「フェノールフォーム板」を採用しています。
(発泡スチロールのようなもの)

フェノールフォーム板の吸水性は低く1.7g/100c㎡ほど。

そのため、万が一の際の「防水層」として機能することを期待しています。

家の外側全面に張られたフェノールフォーム板。

通常は三次防水層まで想定しない。
(二次防水の防水紙まで)

しかし、万が一防水紙が機能しなかった際、フェノールフォーム板(付加断熱)があれば、雨水が構造材(柱・梁)に到達するリスクを限りなく低くできる。

S邸リノベーション。25「床断熱・新規金物・防水シートと防蟻剤」

【秘訣】壁内にカビ発生。「中古住宅購入時の注意点」

…………….

長くなってしまいました(^^;)

しかし、「ダブル断熱」(付加断熱)を標準採用している理由は、単に断熱性の向上だけでないということです。

結露リスクの低減万が一の防水性など、断熱性以外の効果も意図した上で標準採用としています。

断熱仕様に限らず、設計者は「性能」「耐久性」「コスト」「施工性」等もろもろの要素を熟考した上で最適な仕様を決定し提案していきます。

※断熱材の違いについても説明したかったのですがそれはまた後日に(^^;)

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
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新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
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【秘訣】家中温度差のない家を「超高断熱と全館空調。」-case.S邸リノベーション-

【「超高断熱」とは】網川原のエスネルの断熱性はUA=0.24

豊かな暮らしのつくり方。10-2 ー『断熱性「UA値」とは。』ー
S邸リノベーション。21「工事スタート!超高断熱のS邸の性能。」
【秘訣】UA値は燃費の指標ではない!住宅の燃費とは?「q」とは?

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いなか日記。108『知育玩具「ビリボ」と前職場の新スタッフ!』

ゆうです^^

先日、息子に素敵なプレゼントを頂きました。

また、前職場であるオーブルデザインさんに新スタッフが入所^^!

いろいろと嬉しかったのでブログに書かせて頂きます♪

先日、素敵な贈り物が届きました^^

「なんだろー?」「おおきいねー」

「おぉー!?」

…………….

送り主はアズ建築事務所の佐藤さん。

S邸のインスペクションの際はお世話になりました^^

インスペクション。02「as建築事務所さん。」

【as建築事務所】新潟ホームインスペクション(住宅診断)サービス

さてさて、中身は、、

「おぉー!!」

bilibo(ビリボ)というスイス製の知育玩具でした^^!

bilibo | ミルクカタログ〈おもちゃ編〉 | MilK JAPON WEB

座ってみたり、ゆらしてみたり、上に乗ってみたり、かぶってみたり、おもちゃを入れたり、お風呂で遊んだり、、
と遊び手によって無限の使い方が出来るというおもちゃ!

ヨーロッパのおもちゃは発想が柔軟で面白いですね^^

たくさん賞を取っている有名なおもちゃのよう!

さっそく遊んでみる^^

「ごろごろー♪」

入れてみた^^

「よいしょ。」

「よいしょ。」

「おぉー!」

息子もご満悦の様子♪

佐藤さんありがとうございました!

大切に遊ばせて頂きます^^

…………….

話題は変わって、、

先日、前職場であるオーブルデザインさんに遊びに行って来ました^^

新スタッフさんが入所されたという話を聞いて!

新スタッフAと事務所内のこと

蓮潟の家 天井U値0.09w/m2kと小屋裏換気

新卒で入られたスタッフMさんは僕も数年来のお付き合い。

(勝手に)感慨深いものを感じています。

スタッフMさん、入所おめでとうございます^^

陰ながら応援しています♪

お土産にかつぼ屋さんのいちご大福を。
ぎゅうひの柔らかさと甘さと酸味のバランスが絶妙^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。
メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

2018.3.31『オーブルデザイン退職日。』5年間の感謝を込めて。

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【快適性】なんのための超高断熱?「家中暖かく快適に暮らすため。」【全館空調のススメ】

ゆうです^^

エスネルデザインでは「超高断熱」仕様をお勧めしています。

大きな理由は「快適性」「経済性」を高めるため。

今回は、快適性について。

高断熱の家の快適性はどれほどなのでしょうか。

ポイントは「天井-床の温度差」「全館空調」です。

昨年完成したS邸リノベーションのサーモグラフィの様子をご報告します。

まずはS邸のご紹介を^^

S邸の見どころについて。簡易的なサーモ調査も行った↓
S邸リノベーション。35「完成前見学会開催!S邸の見どころ♪」

完成後の内覧写真たち↓
【S邸Web内覧会⑥】「プロ撮影による完成写真たち。」

…………….

ではでは、サーモグラフィの話に戻ります^^

もう一度言いますが、

ポイントは天井と床の温度差。

低断熱の家でも、エアコンで設定温度を上げれば室温は上げられます。

しかしそのとき、高断熱でないと「天井と床に大きな温度差」が出てしまいます。

具体的に言えば、

頭部が暑く、足まわりが冷たい。

不快な状態ですね。

ということで

天井と床にいかに温度差が少ないか。

冬場を快適に暮らす大きなポイントです^^

(それを実現する為の高断熱)

…………….

さて、具体的にサーモ画像を見て頂く前に「サーモ画像を見るときの注意点」を↓

S邸リノベーション。17「サーモグラフィ調査①『注意点』。」

注意点は、
温度差の印象操作が容易にできてしまうこと。でした。

ではでは、具体的にS邸のサーモ画像を見ていきます^^

【条件】…………………………..
調査日:2018.12.14 12時前後
(平均気温:4.3℃、最高:7.2℃、最低:2.5℃、日照時間:2.4h)
場所:新潟市
建物性能:UA=0.35、C=0.7
暖房器具:エアコン(1階1台、2階1台)
運転状況:設定温度26℃で24時間以上連続運転後(躯体は十分暖まっている)。
(暖房時間が短いため実際の使用時より温度設定は高めで運転した)
…………………………..

暖房前(2018.12.9)。天井も壁床も冷え切っている。(約5.5℃)

話の前にもうひとつ前提条件の説明を。

温度バー(サーモ画像の右端にある温度と表示色の関係を示したバー。上の画像では最高20℃~最低4℃)の温度設定は変えることができます。

これを固定(すべて同じ最高温度~最低温度)してそれぞれのサーモ画像を比較するのもひとつの方法ですが、今回はパッと見の分かりやすさを優先するため、

青・・・不快温度。(18℃以下)

黄-橙・・・快適温度。(22-24℃)

赤・・・暖かい温度。(25℃以上)

として表示されるよう温度バーの最高温度と最低温度を画像ごとに調整しました。

(詳細な温度数値を見なくてもなんとなく感覚的に
「ここが不快そうだなー。」「ここは問題なさそうだなー。」
と読めるようにした。)

ではでは!

1階リビング(吹抜け下部)。

壁上(スポット1):24.5℃
壁下(スポット2):23.4℃
床(スポット3):23.4℃

壁と床の温度差は1℃程。
(ほぼない)

吹抜け上部。

天井(スポット1):25.3℃
2階壁(スポット2):25.3℃
1階壁(スポット3):24.8℃

(先ほどの画像から)床温:23.4℃。

吹抜け天井と床の温度度差は2℃程。
(とても小さい)(天井~床=約7m)

これが高断熱がもたらす効果です^^

文章では伝えきれませんが、
天井と床の温度差が1~2℃の暖房空間は本当に快適です。

足元が冷えず、頭部も暖まりすぎない^^

新潟で暖かい家に住みたい場合、高断熱仕様は必須です。

S邸の断熱仕様はこちら↓
S邸リノベーション。28「防水処理・床気密・外張り断熱!」

ちなみに、断熱リノベーションの旧S邸のサーモグラフィはこちら。

天井(スポット4):26.0℃
壁(スポット2):18.0℃
床(スポット3):14.4℃

天井と床の温度差=約11℃。

足元がとても寒く不快でした(^^;)

詳細はこちらを↓
S邸リノベーション。18「サーモグラフィ調査②『現地調査』。」

…………….

ちなみに、「吹抜け上部」で一部青くなっていた部分がありました^^

青○の部分(スポット4):18.3℃

これはなぜかと言うと、、

青くなっている部分は24時間換気の「給気扇」
外気(新鮮空気)が入ってくるため、周辺の温度が下がっています。

ポイントは、給気扇をエアコンの吸い込み口の上部に設置しているところ。

これにより、外気(冷気)はすぐに暖められ、人が不快に感じないようにしています。
(夏場も同様。暑く湿気を含んだ外気をすぐにエアコンで除湿・冷却する)

快適性は「断熱性」だけでなく「空調計画」も大きなポイントになります。

…………….

続いて個室のサーモ画像を。

2階子供室。(内壁側)

天井(スポット1):21.5℃
壁(スポット2):21.0℃
床(スポット3):20.3℃

天井と床の温度差は1℃程。

そして、注目は黄色○(スポット4)の部分:24.7℃

これは、ホールに設置したエアコンから暖気を個室に送る「循環ファン」です^^
(暖気がホールから個室へ入ってくるため温度が高くなっている)

ホールに設置された「循環ファン」黄○


2階空調計画図。

各個室にエアコンはなく、ホールのエアコン1台から各個室に暖気を送るシステム。

高気密高断熱仕様であればこれが可能^^
(各個室にエアコンを置く必要がないからイニシャルコストも抑えられる。)

また、1階と同様に給気扇からの外気は最短ルートでエアコンへ。

ポイントは
「外気を個室に直接入れず、空調してから入れること。」

今までは個室に給気扇を設け、風呂やトイレで排気するという空調計画が多かった。
(現在でも多い)

しかし、それだと、個室に冷たい外気が入ってきて不快!

そこで考え方を180度変えました。

「給気はエアコンのそばから、排気は個室から」

そうすれば、

・個室に冷たい外気が入ってこなくて済む。


・人間から出る匂いやCO2もすぐに排気できる。


・ホールからのエアコンの暖気を個室に引っ張ることができる。

(風呂、トイレは個別で排気)

「新鮮空気の経路」と「空調空気の経路」を同じ経路で計画する。

これがエスネルデザインの空調計画です。

この「空調計画」+「超高断熱」全館空調を可能にします。

全館空調をする
→家中の温度差が少なくなる
→最大の快適性!

ということ^^

断熱性よりも実は全館暖房のほうが快適性に関わる大きなポイント。

そのあたりはまた別の機会で^^

…………….

2階子供室。(外壁側)

天井と床の温度差は1℃程。

黄色○の部分は給気扇ではなく「排気扇」

だから青色にならない。(→個室に外気(冷気)が直接入ってこない)

2階ホールの給気扇。

周囲が約23℃なのに対して、給気扇付近の温度(スポット1)は16.5℃。
これが個室にあれば、室温は下がり、冷気が体に当たれば不快に感じてしまう。
(→最短ルートでエアコンに入れる)

2階ホール。


天井と床の温度差は1℃程。
(左奥が赤いのは「吹抜け+エアコン」があるため)

…………….

キッチン。

天井(スポット1):22.2℃
壁(スポット2):22.1℃
床(スポット3):18.7℃

天井と床の温度差は3.5℃程とリビングと比べて少し大きい。

これは、キッチン本体やコンロ前の壁が障壁となりエアコンの暖気が上手くまわっていないため。
(それでも床温が18.7℃あれば大きな問題はない)

こういった場所の温度差をさらに小さく、さらに快適にするためのものが「床下エアコン」です。

このあたりも詳しくはまた別の機会に^^

…………….

まとめると、

・高断熱の家は、天井と床の温度差が小さくなり快適。


・全館空調は家中の温度差を均一にでき快適。

空調は奥が深いのでまたゆっくりとまとめていこうと思っています^^

【おまけ】…………….

サッシ周り(樹脂ペアガラス)。

壁24.3℃に対し、樹脂枠は19.5℃(→十分)
(樹脂枠の露出を最小限にして美観の向上と熱損失の抑制を図っている)

樹脂枠(室内):15.7℃ / 樹脂枠(外):2.4℃。
→十分な断熱性。
(外気温4.7℃程)

外部から。
ガラス部:2.5℃ / 樹脂枠:2.1℃ / 外壁:1.3℃

日陰:17.1℃ / 日向:20.2℃
(暖房開始3時間後)

冬場の日射熱は室内を暖めるのにとても効果的。
(新潟の日照時間はとても短く積極的な日射熱利用は難しいが)

コンセントまわり(内壁)

温度差がないことから、床下からの漏気がない→気密性が高いことが分かる。
(S邸は床断熱仕様)

エアコンの吹き出し口:52.1℃ 

室外機の排気ファン前:-1.9℃

吹抜けのサーモ画像。
柱・梁と断熱材部分の温度差は1℃程。(いわゆる「熱橋」
そのあたりの話はまた次回に。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【追記】…………….

熱橋対策について記事を書きました^^

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

【経済性】なんのための超高断熱?「冷暖房費を抑えるため。」

【健康】なんのための超高断熱?「体への負担(寒暖差)を減らすため。」

S邸リノベーション。17「サーモグラフィ調査①『注意点』。」

S邸リノベーション。18「サーモグラフィ調査②『現地調査』。」

S邸リノベーション。19「サーモグラフィ調査③『築35年の我が家』。」

S邸リノベーション。28「防水処理・床気密・外張り断熱!」

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『住学8回目』開催!「世界からの建材&香る建築!」

ゆうです^^

4/6(土)に住学第8回目が開催されました!

「世界からの建材 & 香る建築!」

世界を旅したような時間と、建築と真摯に向き合う時間。

今回もとても楽しい時間になりました^^

今回の会場は新潟駅前のアルコイリスさん^^

駅近&メキシコ料理が楽しめる素敵なバー風のお店でした♪

カラフルな店内が素敵^^
アルコイリスさん、準備のほうありがとうございました!

今回も僕は受付担当。
参加者の方と挨拶が出来てとても楽しい^^

徐々に埋まっていく会場。
今回は総勢50名程の方が参加^^
(一般の方や学生の参加も!)

サトウ工務店の佐藤校長の開会の挨拶で住学スタート!
(写真撮影はネイティブディメンションズの鈴木教頭)

いつもお世話になっています^^!

1限は上野住宅建材さんの「UENOの車窓から」

上野住宅建材さんは新潟県見附市にある大正から続く老舗の建材屋さんです。

全国の建築に海外建材を提供している輸入建材のパイオニア!
(有名建築にも多々使われている)

上野住宅建材さんHPより。

エスネルデザインで標準提案している木製断熱ドア「スニッカルペール」も上野住宅建材さんが扱われている商品^^
(スウェーデン製・U=0.85)

本物の木のドアは木の外壁ととても良く馴染み、経年変化も楽しめます。
家族が毎日使う玄関戸は性能だけでなく『愛着』も深まるものでありたい。

海外の建築や街並み、そして海外建材の工場の内部など!
ネットには公開できない秘蔵映像やお話が多々^^

日本の有名建築での使用事例もいくつかご紹介頂きとても勉強になりました!

海外の写真は見ているだけでもちょっとした旅をしているよう♪

素敵な時間をありがとうございました^^

…………….

続いて、2限は神田陸建築設計事務所さんの「香る建築」

神田陸建築設計事務所さんHPより。

神田さんは、住宅だけでなく商業建築や公共建築なども設計されている新潟を代表する「建築家」の一人!

以前ブログに書かせて頂いた『ITOYA荒町ラウンジ』も神田さんの設計です^^
(とても素敵!!)

ケンチク探訪♪ 06『ITOYA荒町ラウンジ。』

ボーダー柄がトレードマークの神田さん。
気さくで丁寧な気配りをされるとても素敵な方^^

「デザインは手段であり、それ自体を目的としてはならない。」


「香る建築」

というフレーズがとても印象的でした。

住み手が取る日常的な行動のなかに「+αの物語」を用意してあげる。

「こんなことがあったら楽しいんじゃないか。」

「家族とのふれあいや思い出が増すんじゃないか。」

神田さんは日常生活に一歩踏み込んだとても優しい提案をされる方でした。

「暮らしをイメージし、ストーリーを考え、建築的なデザインに落とし込む。」


「まず機能ありき、デザインは最後に決まる。」

ドライな理由・合理的な理由だけで決められるのでなく、

ウォームで感情的な想像から導かれるデザイン。

「人はそこに心を打たれるんだ。」と感じました。
(僕自身が心を打たれた)

とーーっても勉強になりました(>_<)!

「建築」「住宅の設計」を一から考えさせられるようなとても勉強になる時間でした。

神田さん、ありがとうございました!

またお話が聞けるのを楽しみにしています^^

…………….

そのほか住学に様々な「部活動」が誕生し始めています^^!

ウッドハブさんの「構造部」
構造を部活を通して勉強し合い、さらに高いレベルの提案をしていこう!という試み。

パナソニックさんとの「テクノ部」
「住学」×「テクノストラクチャー」!?
まだ未定の話ですが、住学がどんどん大きくなっていく^^!

石田伸一建築事務所さんの「石田部」
(ネーミングw)

魚沼杉を普及するためのクラウドファンディングやマーケティングを勉強しようという試み。

詳しくは石田さんのブログをチェック!(アツいです^^!)

『4月22日から魚沼杉クラウドファンディング始めます。』

魚沼杉の伐倒を見学したのが懐かしい♪

魚沼杉の伐倒・製材・塗装を見学!「木が切られる瞬間」

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今回もとても楽しい時間を過ごさせて頂きました^^

先生と勉強しているような、友人と遊んでいるような、

お互いが専門家であり、同志であり、ただの建築好きでありw

住学は本当に不思議な会です^^

【次回予告!】…………….

次回の第9回住学は、6/8(土)!

会場:新潟駅南会議室KENTO。懇親会会場:新潟駅周辺
時間:授業15:00~ 懇親会18:30~(どちらかのみの参加もOK!)

発表者
渡部パイプさん「オリジナル商品と最新トレンドについて」
アトリエ縁さん「smash the wall」
(※変更する可能性あり→住学フェイスブックページを要チェック!)

【おまけ】…………….

懇親会の風景^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

住学が成り立つ理由「なぜ他社の紹介をするのか」

『住学1回目』開催!赤川邸・桐生邸→懇親会♪

『住学3回目』①無事終了!エスネルゆう発表内容全公開!

『住学第4回目開催!』過去最高のちゃんぷるー!

『住学5回目』終了!「植物&デジタル」→「リンク&シェア!」

『住学6回目』終了!「断熱リノベーション&空間のグラデーション!」

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【OSのエスネル‐01】初回プラン提案!01「複数のプランを提示する」

ゆうです^^

OSのエスネルの計画が進んでいます。

前回の要望ヒアリングに続き、いざ「初回プラン提案」!

今回も複数のプランを提示しました^^

前回の要望ヒアリングの記事はこちら^^

【新計画】OSのエスネル始動!!-要望ヒアリング-

S様からシンプルで想いのこもったご要望を聞かせて頂きました。

その後、敷地を調べ、事務所やカフェでプラン検討を重ねました。

いなか日記。106『海カフェドナの夕日とS様邸プランニング。』

プランと構造を同時に考えながら、可能性を求めて多数のプランを書いていきます。

設計事務所の仕事『ラフプラン検討。』間取りと構造。

そうして「これだ!」という案に辿り着きます。

複数のプランを提示するのは、

「その過程を一緒に感じて頂きたい」から。

「他のプラン(可能性)と比較して自分たちはどんな暮らしがしたいのかを感じて頂きたい」から。

「自分はどんな暮らしがしたいのか」は、設計者も、建て主様であってもプランを見るまで分からなかったりします。

楽しみながら共に作る家づくりを。『複数のプランを提示する』

…………….

さて、今回は3案のプランを提示させて頂きました^^
(細かい違いで言えば5案+α)
(ラフプランは10案以上考えている)

プランの前に、
敷地の特性の考察「ゾーニング図」をご紹介^^

「ゾーニング図」とは、敷地の特性である「視線の開く方向」「景観の良い方向」「方角」「日当たり」「隣家の窓・位置」などから「各室(ゾーン)」をラフに配置したイメージ図のこと。
(「水まわり」「個室」「リビング」など)

1階ゾーニング図。
S様の敷地は、北道路で南の隣家がとても近い。
そのかわり東側には公園があり眺望と抜けは最高^^!

「子供室」を南に。「主寝室」は北に。「ホール」は公園側に、など各ゾーンを配置していく。

前面道路から敷地を見る。
南側の隣家が近接しているため採光の確保がポイントとなる。

東側の公園!
公園の奥は梅林や幹線道路があり大きな抜けになっていて、これを活かさない手はない。
(設計者にとってご飯が何杯でも食べられるような立地条件^^)

敷地から前面道路を見る。
向かいの家が離れているため、北側にも大きな抜けを感じることが出来る。
(+北面の安定した採光を取り入れる)

敷地奥の西側にも抜けがあり活用できそう。
南からの採光が難しい場合、東や西からの採光を積極的に取り入れたい。
(夏の日射遮蔽も考慮しつつ)

2階ゾーニング図。
抜けは1階と同様。2階はさらに良好な景観が望める。
通行人と視線も合いづらくプライバシーを確保しながら景色を愉しむことが出来る。

「2階リビングのための敷地」と言っても良いくらいの立地条件^^
(要望ヒアリング時に「2階リビング」の希望を伺っていた。)

…………….

そしてプランを提示。

2階リビングのプランB。(1階平面)
ゾーニング図に沿ってそれぞれの室を配置した。

ポイントは、
・玄関ホールから公園の景色が眺められる。
 (→内廊下が午前明るくなりやすい)

・玄関戸前のウッド階段からも公園が眺められる。
 (外部カフェスペース)

・採光が確保しやすい南面に子供室を配置。

プランB。(2階平面)
こちらがメインの空間^^

ポイントは
・公園側に大きく窓を取り良好な景観を取り込む。

・西側に畳スペースを設け、家族で遊べる居場所に。
 西側からの採光・景観も有効活用する。

・キッチンと水まわりの動線を短くし家事がしやすいように。

・水まわり(マルチWIC)は3.5帖。
「洗う」→「干す」→「たたむ」→「仕舞う」を一部屋で完結。

・ダイニングチェアに「腰掛ける」、畳に「腰を下ろす」、ソファに深く「座り込む」など異なる居心地の空間を作る。

そして、延床面積は26.25坪。

長期優良住宅の下限面積80㎡ギリギリの小さな家です^^

コンセプトは
「面積の最適化による家族密度の向上」
+「住にかけるコストの最適化」

(もちろん超高断熱仕様!

2階にトイレを置く案やTVやソファの配置を変更した案もご紹介。
好まれる過ごし方によってプランは変わっていく。
複数のプランを提示することでその可能性を感じて頂きたい。

はS様の現在のお住まいの間取り図(一部)。
これがあると、図面の室の大きさがグッとイメージしやすくなる^^

「北道路・2階リビング」のプランは「1階居室への採光の確保」がポイントになる。
(建築基準法に必要採光量の規定あり)

・春分~夏至~冬至の日光はどのように入ってくるのか。
・隣家の窓との干渉。


など断面図を基に検討を重ねていく。
高基礎の家は採光を確保しやすく、隣家と窓レベルがずれるのもメリットのひとつ^^)

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。

他にも「将来1階をLDKにリフォームする案」などをご紹介。
1階をLDKに変更する場合、耐力壁の配置など構造計画を慎重に検討する必要性がある。

するかしないかは別として「万が一のときには出来る」という安心感は価値があるもの。

「収納計画図」も提示。
小さな家ほど、適材適所の収納にこだわる必要がある。

…………….

今回は初回プラン提案に合わせ3Dパースも作成しました^^
(プラン確定前のためラフ)

前面道路から。(北面)

公園側から。(東面)

2階リビング。公園側に大きく開口を取る。
アイアン手摺下の床に座って公園を眺めるなど「居場所」を意識。
また、家族が集まる朝食は大切な時間。自然光で明るく過ごしたい。

小上がり畳スペースの窓から西側の抜けを活かし午後の採光を確保する。

キッチンからは北面の視線の抜けを。
すぐ隣には「洗面・洗濯・物干し・脱衣・パントリー(マルチWIC)」 。

敷地条件を活かしながら豊かな2階リビングを設計していきたい。

ムービーも作成しました^^

図面だけではイメージしづらい部分をパースやムービーで補完できればと思っています。

…………….

複数プラン提案はまだまだ続きます。

続いて「プランA」を、、、

と行きたいところですが、長くなってきたので次回に続きます^^

敷地周辺の梅林はちょうど見頃でした♪(3月末)

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
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【関連記事】…………….

【新計画】OSのエスネル始動!!-要望ヒアリング-

設計事務所の仕事『初回プラン提案』‐case.網川原のエスネル‐

楽しみながら共に作る家づくりを。『複数のプランを提示する』

設計事務所の仕事『ラフプラン検討。』間取りと構造。

設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐case.網川原のエスネル‐

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新潟観光大使。71【予告】『工場蚤の市2019開催!三条ものづくり学校。』

ゆうです^^

今週末の4/13-14三条ものづくり学校
工場蚤の市が開催されます^^!

燕三条の工場版のフリーマーケット!

ハンドパンの演奏やクラフト体験教室もあって面白そう♪


エスネルデザインの展示もありますよ^^!

工場蚤の市の詳細はこちらのページを!
(僕も初めてでワクワクドキドキ♪)

工場蚤の市2019 – 三条ものづくり学校

【HPより】…………….

“工場蚤の市”は燕三条地域を中心とした工場やクリエイターが出店者となり、あと一歩で商品にならなかったものや工場の隅で眠っていたサンプル品、使わなくなった道具、また、廃材などに手を加え新しい価値を生み出したアップサイクル品などを販売するマーケットです。

【工場蚤の市2019】
日程|2019年4月13日(土)・14日(日) 10:00ー16:00
会場|三条ものづくり学校(新潟県三条市桜木町12-38)
コンテンツ|マーケット、ワークショップ、展示、音楽ライブ、飲食販売など
入場料|無料 ※コンテンツによっては予約、参加費が必要な場合がございます。
お問い合わせ|三条ものづくり学校事務局

…………….

出展者一覧はこちら^^

MARKET/工場蚤の市2019 – 三条ものづくり学校

住学メンバーの「SWELD design」さんや小国和紙ライトの「オリガミデザイン」さんなど多くのお店が出店されています^^

新たな「大切なモノ」との出会いがありそうな予感♪

[PhotoLog]6/3:「和紙のおうちライト」オリガミデザインさん。

個人的には「ハンドパン」の久保田リョウヘイさんの演奏も楽しみ^^!

ハンドパンの癒される音色を知ってからその魅力にハマっています。

ハンドパン製作発表会 ライブ&トークセッション/工場蚤の市2019 – 三条ものづくり学校


 
メチャかっこいい!!

…………….

そもそも、三条ものづくり学校自体がアートに溢れていて面白いです^^

新潟観光大使。63『廃校リノベーション!「三条ものづくり学校」。』

昨年の工場の祭典もとても面白かった^^

新潟観光大使。65『工場の祭典!三条ものづくり学校「産地の祭典」』

さて、そんな「三条ものづくり学校」をダイジェストで紹介^^

三条市桜木町にある「三条ものづくり学校」

建築的にそそられるデザインも多く面白い。

玄関を入ると黒板に館内マップが。
それぞれの教室を様々な会社がレンタルしている。

よく見ると、、、

303-4に「住宅設計エスネルデザイン」の文字が!

実は、昨年12月から三条ものづくり学校をオフィスとして使わせてもらっていたのでした^^

いなか日記。102『引越し。二度目の卒業と新たな門出。』

と、いうことで工場蚤の市に乗っかり教室の前に展示を♪
(蚤の市には出店しません)

住宅模型や、

リーフレット、

S邸リノベーションの完成写真集も。

旅中の建築スケッチも壁に数枚飾りました。

…………….

工場蚤の市に来られた方は良かったら、303教室(3階)の廊下の前もぜひ通ってみてください^^!

4/13-14はサトウ工務店さんの完成見学会も三条であります!

今週末は三条がアツいですよ♪♪

ケンチク探訪♪ 24『篭場のほぼ平屋(サトウ工務店さん)』

【おまけ】…………….

エスネルデザインの事務所内を少しご紹介♪

夕陽も眺められる最高に心地よい事務所です^^

【おまけのおまけ】…………….

三条ものづくり学校の内観写真をダイジェストで。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
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新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

新潟観光大使。65『工場の祭典!三条ものづくり学校「産地の祭典」』

新潟観光大使。63『廃校リノベーション!「三条ものづくり学校」。』

いなか日記。102『引越し。二度目の卒業と新たな門出。』