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エッセイ。『複業』について。「ある方との秘密トークセッション。」

ゆうです^^

前回のブログで『複業』という言葉を使いました。

これからの時代に『複業』は個人にとっても企業にとっても必要なものになってくると思っています。

先日、ある方と複業について話す機会があったので紹介いたします。

「これからの働き方」については、トークセッション「これからの住まいの形」でも取り上げた。

まず、「複業」と「副業」の違いですが、

「複業」
本業(勤め先の仕事)も複業の仕事(個人の仕事)もどちらもメインという捉え方。

「副業」
本業がメイン、副業はサブという捉え方。

という使い分けがされています。

僕も退職前は、

「本業」・・・勤め先の設計事務所の仕事。

「副業」・・・一級建築士試験の製図講師。

「複業」・・・エスネルデザインの開業準備。

「その他」・・・トークセッション手紙ムービー質問トークなど。

というように様々な仕事を切り分けて仕事をしていました。

「新卒採用→年功序列→終身雇用→公的年金」の幸せの方程式が崩れつつある今、
『複業』は次の時代のメジャーな選択肢になりえるのでしょう。

それは経済性だけでなく、『個人の幸福度』にも影響するものだと感じています。

ただ現在は「複業を禁止する会社」も多く、そのジレンマは今後増していくと思います。

ある方(Xさん)もジレンマを感じられていました。

Xさんとのやりとりを紹介させて頂きます。

…………….

Xさん:
「複業」の流れは確実にきていますが、新潟ではその認識はまだまだですね。。

ゆう:
そうですよね(^^;)
複業は今後の日本社会にとって必須になっていくんでしょうね。
そのあたりはオフレコで深く話してみたいですね^^

Xさん:
副業(複業)は必須ですね!
やらなかった人が後から後悔をする時代になると思いますよ。いや、もうなってるかも…。
ただ、多くの企業がまだ付いて来れていないので、目立つとおかしな軋轢が起こります。。

数年以内にこの価値観は変わって、多くの企業で副業解禁になると思いますが!

ゆう:
そうですよね^^
いろいろ共感します。

「複業禁止」の会社はこれから厳しい時代になってくるんだと思います。
逆に「複業解禁」の会社は個人も企業も相乗効果で伸びていけるんでしょうね。
(そう考えると小回りが効く会社のほうが今後は動きやすい?)

いずれにせよ定年から死ぬまでにどう収入を得るかを若いうちから真剣に考えておく必要がありますよね。

Xさん:
仕事観の話になりますが、好きな仕事だったら定年とか関係なくずっとやっていたいと思うので、よく「老後の蓄えは○千万円必要」って話、あまり意味ないと思うんですよね。
「年金以外で収入を得ない=社会参加しない」みたいな感じがして。
「会社がないと働けない」的な考え方も共感できないですし。

ゆう:
非常にわかります。
価値観、仕事観似すぎです。笑
僕も働く仕組みを持っていれば「老後」という概念がなくせると考えています。

ここでのやりとりをやんわりブログに書かせてもらってもいいでしょうか?
面白そうだったので^^

Xさん:
たしかに面白そうです!w
よろしくお願いします!

…………….

という感じでした♪

オープンにせよクローズにせよ、これからは『国民総クリエイター時代』
キングコング西野さんブログより)

面白い時代になってきましたね^^

さらにもう一歩言うと、

『本業』+『複業』+『社会貢献活動(ボランティア)』

というワークバランスが豊かな人生を作るのではないかと最近思っている。

『社会貢献活動』は無報酬。

お金の代わりに『社会とのつながり』『社会に貢献できた満足感』を報酬としてもらう感じ。

偽善とか善とかは少し置いておいて、

「自分のため」に動く感覚。

(結果として、人と知り合えたり、信用が貯まったり、本業・複業に活きてくることもある。こないこともある。)

(これらは目的ではない。(金銭も含めて)それらを目的にしてしまうとモチベーションの維持が徐々に難しくなってしまう。)

今の時代、物質的にはほとんどの人が満たされた。

物質的に満たされた先は、人は「社会的な承認」を求めるようになる。
(「いいね」とか)

自分で行動して積極的に満たせば良い。

その結果、社会が豊かになり、自分の心も豊かになればみんなハッピーだ♪

言ってしまえば、『社会貢献』をある種の『遊び』と捉えるような感覚。

「自分がしたい(遊びたい)からする」という感覚。

僕は自分の人生を使ってこういう感覚を実現する壮大な社会実験をしているような気持ちです^^

今からいろいろワクワクしています♪

-追記2018.4.9-
NHKのニュースで見たが、2018年は『副業・兼業元年』らしい。
新生銀行やユニチャームなどの一部大手も副業を解禁しているそう。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

今一番のワクワク
:仲間家族みんなで「とびら旅行」に行くこと♪

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質問トーク!vol.2『イチロー(シアトルマリナーズ)』

※この記事はジョーク記事です。(遅ばせながらのエイプリルフール)

ゆうです^^

『質問トーク』という企画(遊び)の第二弾が完成しました^^!

なんと第二弾は世界のイチロー!!

さらにサントリーのプレミアムモルツともコラボレーション♪

必見です^^!

『質問トーク』の第一弾は僕^^

質問トーク!vol.1『村松悠一(エスネルデザイン)』

そして第二弾は僕が尊敬するスポーツ選手であるイチロー選手!

無理かと思ったけどオファーしてみてよかったー♪笑

本質的な回答がバンバン出てきてめちゃめちゃ面白かったです!!

イチロー選手の回答は本当に本質的。
予想ではなく自身の経験から答えられている感じが心を打つ。

イチロー選手が行ってみたい国は?気になった^^

イチロー選手は新潟県のあの企業が作っているあの商品が好きなのか^^!
県民として嬉しい♪

美味しそうに「プレミアムモルツ」を飲むイチロー選手。

この質問は僕と回答が同じだった!共感できたことが嬉しい^^

お勧めです♪

ぜひ見てみてください^^

豊かな暮らしのヒントもみつかるかもしれません。

※冒頭に書いたとおりこの記事はジョーク記事です。
この企画はサントリーさんの企画です。
サントリーさん、とても素敵な企画ですね!ムービーとても面白かったです!
今日の夜は「プレミアムモルツ」を買って帰ろうかな♪

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

一級建築士試験勉強中に刺激を受けた選手
:イチロー選手(と本田圭佑選手)

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【秘訣】集成材やヒノキ床材の経年変化。

ゆうです^^

新しい机を準備している際に集成材の経年変化の様子をみつけることが出来ました。

また、先日訪れたお宅でヒノキの床材の経年変化も見ることが出来ました。

机の天板に使用している松の集成材の板。
日に当たっていた部分(左 )と日に当たっていなかった部分(右)

白木色からアメ色に変化した集成材(手前)。

針葉樹などの木材は、経年変化で色が徐々に『アメ色』に変わっていきます。

一般的な木材であれば、色が濃くなっていくと思ってもらえればだいたい合っています。

劣化や経年変化の原因は「酸素劣化」「熱劣化」「紫外線劣化」が主な原因に上げられます。

木材の色が変化する原因は「紫外線」による影響が大きいです。

木材に含まれるリグニンいう成分が紫外線を吸収する過程で木材の色が変化していきます。

人間の肌が日光を浴びて黒くなることと似ていますね^^

ちなみに木材の色が変化するのは木の表面から0.2mm程の深さまでです。

そのため、表面を削ると元の色が現れます。

また、オイルなどで表面保護塗装している場合、時間と共に塗料に含まれる成分が変化し見た目がより濃く見えるようになることがあります。

また、ウレタン塗装は紫外線を吸収すると黄色に変色しやすい傾向があります。

エスネルデザインでは「無塗装」で木を使うことをお勧めしています。
それは「肌ざわりが段違いに良いから。」

夏、汗ばんだ手足で触ってもサラッとして気持ちが良い。
(ウレタン塗装したものだと調湿作用がないためツっぱる)

続いて、ヒノキの床材の経年変化を紹介します。

5年が経過したヒノキの床材(無塗装)。
人間の皮脂によりオイルを塗らなくても自然と光沢が出てくる。

新築時のヒノキの床。白さと薄紅色があるまだあどけない色合い。

ヒノキの床材の変化はまるで人間の皮膚のよう。
赤ちゃんのような白・薄紅色から、大人のようなアメ色に変化していく。

自然素材はそれが良いところ。時間と共に深みと愛着が増していく。

材がやせて(乾燥により縮み) 板と板の間に多少隙間が出来てくる箇所もある。
自然素材では当然起こり得ること。選ぶ前に納得しておくことが大切。

柔らかいヒノキなどの針葉樹は引きずればキズも出来る。
新築時はだれしも過敏になりがち。だが2年も経てばほとんど気にしなくなる。

(新築計画時にキズを心配しすぎてウレタン塗装でコーティングすれば、肌ざわりなどの自然素材の魅力はほとんど失われてしまう。)

「柔らかい」とは「密度が低い」ということ。

「密度が低い」とは「中に空洞が多い」=「さわったときにヒンヤリしない」ということ。

ヒノキなどの針葉樹は、ナラなどの広葉樹に比べ裸足で立ったときにヒンヤリしづらい。

また、柔らかいため、長時間立っていても広葉樹に比べると疲れづらいように感じている。
(見学会など長時間立ちっぱなしの時の実体験より)

サラッとした肌ざわりと柔らかい感触がたまらないヒノキの床。
新築時からアメ色に変わる経年変化も楽しい。
突板フロアやビニールフロアではわからない愉しみ)

最近『工業製品とは違う家づくりの捉え方。』ということを考えます。

家は「工業製品」的な仕上がりを期待されることがあります。

住んでからもキズひとつついてはいけないような。

念願のマイホームであればそう思う気持ちは当然かもしれません。

しかし、それに囚われすぎてしまうとどんどん既製品やビニール建材、コーティングされた床材など、自然素材の魅力や大工さんの手仕事を感じることが出来ない家になっていってしまいます。

住まわれる方の好みにはよりますが、

「経年変化を受け入れる。」

「住みながら多少のキズがつくことは許容する。」

という心のゆとりがあれば、自然素材と仲良く付き合っていけるのかもしれません。

そして、時間と共に変化する自然素材の魅力を愉しむことが出来るでしょう。

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「理由を知って始めて知識になる。」

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新年度&新体制スタート!『エスネルデザインの新事務所』

ゆうです^^

日月と定休をとり、今日からいよいよエスネルデザインの新体制がスタートです!

複業から専業へ。(まだ準備期間ですが)

ドキドキ・ワクワクです。

3/31に前職を退職するまでは、エスネルデザインの仕事場は主に自宅の一室でした。

今日からは新たな場所での新たなスタートとなります!

新年度から新鮮な気持ちで仕事に取り組めるのは良いですね^^

退職のタイミングを年度末にさせてもらって良かったなと思いました。

準備前のデスク。
ここから「住宅設計エスネルデザイン」の新たな歴史が始まる。

とは言え新体制を整えるのはなかなか大変ですね!

パソコンやディスプレイ・プリンタなどOA機器の準備。

CADなどのソフトの準備。

什器関係、家電関係、書類の移動、専門書の準備、文房具の用意、、、

こまごまとした準備がたくさんありなかなか仕事に取り掛かれません(^^;)

しかし、それらも新鮮な気持ちで楽しみながら進められています♪

退職してフリーになり、まだ仕事はないのですが、

「焦らず腰を据えて取り組もう。」

ということは1年前から考えていました。

焦ると良い仕事は出来ないですもんね。

まずは、

・事務所のセットアップ。事務所登録などの準備。

・貯まっているブログ記事を書く。

・ホームページの開設準備。

・S邸リノベーションの作図、申請準備。

・その他、旅トークなどイベント関係の準備。

・フルマラソンに向け体作り。

・田植え準備、、、

(最後のほうは仕事と関係ないですね笑)

具体的な設計の相談の開始は5月1日からを予定しています。

そして、8月1日を目標に正式に開業したいと考えています。

デスクまわりはここまで準備が出来た。
日当たりも良くとても仕事しやすい場所。

ちなみに、事務所の場所ですが、どこかと言うと、、、

秘密です!

『場所が秘密の設計事務所』というのも面白いかなーと^^

(時期が来たら発表します。)

まだまだ生まれたての設計事務所ですが、今後とも宜しくお願い致します。

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「図面を描くとは伝えること。」

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新潟観光大使。40『高内山のカタクリが満開♪ at 柏崎市西山』

ゆうです^^

我が家から徒歩5分のところにある『高内山のカタクリ』が満開です♪

マラソンのトレーニングがてら見に行ってきました^^

一昨日には柏崎の桜井市長もカタクリを見に訪れたという高内山。

毎年見せてくれるその可憐な姿は春の訪れを感じさせてくれます^^

今年の5月の潮風マラソンではフルマラソンに初挑戦!
これから追い込み!高内山まで走って行きました。

尾頃部登山口に到着。
高内山は標高246m。元々は高内城というお城があった。

高内山はカタクリのほかに「ユキバタツバキ(雪端椿)」という花でも有名。

いざ!カタクリの山へ。

「整備されすぎていない自然 」もなかなか良い。
「作りこまれた自然」ではなく、ほどほどに人の手が入った自然。

いいね^^「高内山美ちゃん」と「オイルくん」
(西山町は石油の町でも有名)

新潟観光大使。21『柏崎市西山町「草生水まつり」。』 

春の生命力は「もののけ姫」を思わせる。

地面にはたくさんのカタクリが!

花弁を星のように広げる可憐な花。しっとりとした葉も特徴的。

カタクリ(片栗)はユリ科カタクリ属に属する多年草。

かつてはこの鱗茎から取ったデンプンから片栗粉が作られていました。
(現在はジャガイモなどのデンプンが用いられている。)

日が当たると花弁が反り返るように開きます。

カタクリは発芽から開花までには7~8年を要しますが、大きく成長した後は複数年に渡り開花が継続します。

ほかにもシダ類などが。

赤い実をつけるアオキ。

ボルテックス!?スピリチュアルなパワーがあるのかも。

カタクリは甘い蜜を出しそれに誘われて来た蟻がタネを運ぶ。
「下を向いて咲く」めずらしい花。

至るところに咲き誇るカタクリ。
繊細で慎ましやかで日本人の心に響く花。

「石油街道」の看板。
西山町は日本の石油発祥の地として日本書紀に記されている。

ユキバタツバキも見ることが出来た。

ショウジョウバカマ。

スミレの一種。

ふもとから30分ほどで山頂に到着♪

一面に広がるカタクリの絨毯。
とてもきれいだった。

頂上からは空気が澄んでいれば日本海が一望できる。

一本だけ植わっていた白樺。なにか意味があるのかな?

頂上で出会った叔母様方とお話を。
遠くから来られているようで「とても素敵なところですね。」と。

一昨日の市主催のツアーが2時間で満席になってしまい申し込めなかったそうで個人で来られたんだとか。

珍しい「ギフチョウ」と出会うことも出来ました!

落ち葉の絨毯。フカフカで足腰の鍛錬にはちょうど良かったかな?

たまに山に来ると英気が養えますね。ちょっとした運動にもお勧めです。

うちの義母は『カタクリ保存会』という活動をしていて、有志が集まってカタクリの保護や高内山の整備などを行っています。

平成14年に20人ほどで始まった会も今では60人ほどになったそう。

もともとは、西山町に嫁いで来られたお嫁さんが群生するカタクリに感動し、そのご夫婦を中心にカタクリの保護や雑木林の整備などの活動が始まったそうです。

それまで地元の人は当たり前でなんとも思っていなかったんだとか。

こういうことはよくありますよね。

『外から見てみることで内の魅力に気づくことが出来る。』

「外の視点」も「内の視点」も持っていたいと思いました。

「義母さんにとってカタクリってどんな花ですか?」と聞いてみると、

「春の妖精のような花。雪解け春を知らせる花かな。」

と。

『地元の誇りの花がある』って良いですね^^

高内山のカタクリの見ごろは今週末ごろまでだそう。

ちょうど良い運動にもなりますしお勧めですよ♪

…………….

動画にまとめました^^

高内山トレッキングはとても楽しかったです♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の楽しみな予定
:月末に仲間で花見をすること♪

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『退職祝いへの感謝』とエスネルデザイン開業のお知らせ♪

ゆうです^^

3/31をもって前職を退職し、4/1から新たなスタートを切りました。

村松悠一の物語は、

『住宅営業マン奮闘編』

『夫婦で世界一周編』

『設計事務所オーブルデザイン修行編』

を経ていよいよ

『住宅設計エスネルデザイン創業編』へ突入です!

昨日の4/1は久しぶりに「全く仕事をしない日」を取りました。

なのでブログの投稿はお休みに。
(エイプリルフールを避けたということも笑)

自営や副業をしていたりすると「完全な休日」というものが曖昧になりがち。

家族のためにも自分のためにもメリハリをつけていきたいと考えています^^

退職祝いに相方から『ウォルナットの名入り名刺入れ』のサプライズプレゼント♪

これからもよろしくね。新たなステージ頑張るよ!

そして、多くの方々からお祝いのメッセージやプレゼントを頂きました。

前職でお世話になったN様から頂いた『ファーバーカステル』。

N様は県外のお客様で僕と会ったのはほんの数回。
なのにこんな高級品を送ってくださった。メッセージも嬉しかったです!

友人の森山からは巨大観葉植物が!ありがとう(>_<)
ドラセナという「幸福を呼ぶ木」なんだそう!
(森山の開業祝にパキラを送ったのが懐かしい。感慨深いよ!)

前職でお世話になった建て主様からもありがたいメッセージをたくさん頂きました。

…………….

これまで色々と大変お世話になり、本当にありがとうございました。
たくさんの無理なお願いに対応していただいたことに心より御礼申し上げます。
素敵なおうちが完成していく様子を家族一同とても楽しんでおります。

この度はご開業おめでとうございます。
今後とも宜しくお願申し上げます。

…………….

いろいろとお世話になりありがとうございます。
独立した村松さんがどんな家を設計するか楽しみです。

我が家が完成したらご家族で遊びに来てください。
果物が採れるころがおすすめです。

…………….

これまで本当に村松様にはお世話になりました。
あらためて御礼申し上げます。

今後もまた何かとお世話になることもあろうかと思います。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
村松様の輝かしい門出を祝福し、ご多幸と御健勝をお祈り申し上げます。

…………….

フェイスブックにもありがたいコメントをたくさん頂きました。
(とても嬉しかったので一部紹介しちゃいます。)

…………….

退職時が美しい人は、その後も間違いなく成功し、次のステージも美しいものとなる。
応援します。頑張りましょう!

…………….

5年間お疲れ様でした。
技術者としての見識の深さ、愛の深さ。どこをとっても素晴らしい所長ですね。
尊敬できる技術者のもとで積み重ねた経験と思想は何ものにも代えがたいだろうなぁ。

新しいステージでもがんばってください。応援しております!

…………….

5年間お疲れ様でした! そして開業、本当におめでとうございます♪
僕も開業したばかりですし、歳も近いということで、勝手に刺激をいただいてます^^

お互いこれから頑張りましょう!

…………….

村松さん!卒業おめでとうございます♪
オーブルデザインさんに5年間在籍し活躍した事は、大いに自慢できる素晴らしい経歴になりますね^^

みんなが認めるプロ中のプロの建築士。人としてもみんなに愛されている。
そんな村松さんはこれからどんな活躍をするんだろう…
こっちがワクワクしてきます♪めっちゃ期待してます!

…………….

皆さま暖かいメッセージありがとうございました!

これからさらに頑張っていきますので今後とも宜しくお願い致します!

さて、

エスネルデザインの今後の動きですが、

正式な開業は8月1日頃を予定しております^^

新規の設計契約は8月以降に受付開始いたします。

設計の事前相談は5月1日からスタートいたします。

4月は焦らずじっくりいろいろな準備を進めて参ります^^

家づくり以外にもあれやこれやいろいろなことをしていく予定です。

(世界一周の旅トークとか、質問トークとか、ほかにもいろいろ♪)

詳細はこのブログで発信をしていきます^^

お楽しみに!

メッセージはこちらまでどうぞ。
yuichi.mu1110@gmail.com
…………………………..

退職日の夕飯は相方の得意料理の「ビーフストロガノフライス」でした^^

カプレーゼも美味しかった♪いつもありがとう。これからも宜しく!

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

来年の4/1までに手に入れたいこと
:ユーモアの効いたウソを言う余裕。

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2018.3.31『オーブルデザイン退職日。』5年間の感謝を込めて。

Mです。

今日は僕の現職場であるオーブルデザインの退職日でした。

入社したのは2013年3月末だったので丸5年いたことになります。

退職して独立する旨を相談したのはちょうど一年前。

この一年間は本当にあっという間に過ぎ去りました。

所長の浅間さんへは感謝しかありません。

僕がオーブルデザインに入所したのは、前職の先輩に転職の相談したところ

「新潟で真面目に良い家を作り続けている本物の設計事務所だよ。」

「本気で設計を学びたいなら面接に行ってみれば?」

と教えてもらったことがきっかけでした。

・いずれ自分で設計事務所を開業したいと考えていたこと。

・高気密高断熱など専門的な家づくりを学びたかったこと。

・面接やブログから浅間さんの人柄に惹かれたこと。

・ちょうど良いタイミングで募集が出たこと。
 (これは本当に幸運だった。)

なども入所した理由でした。

「最後のお勤め頑張ってね。」
今朝は相方と息子が玄関先まで見送ってくれた。

入ったときの僕のレベルは、

・設計経験ほぼゼロ(営業設計レベル)
・構造計算、断熱気密知識ほぼゼロ(営業知識レベル)
・CAD経験ほぼゼロ
・工事監理経験ゼロ
(住宅営業経験3年あり)

はっきり言ってほとんどなにも出来ない新卒のような状態でした。

今考えるとよく採用してくれたと思います。

世界一周の旅に対してポジティブに評価してもらったことも嬉しかったです。

今日の通勤路。須頃小学校(三条)のモクレンが開花していた。

実際に入所して、すべてが勉強になりました。

技術的なことだけでなく、精神的なこと・思想・設計者として必要なものを学ばせて頂きました。

有給や早退なども気兼ねなく取らせて頂き、夜食や定期的な慰労会など数え切れないほどご馳走もして頂きました。

息子の出産の際は難産で陣痛が34時間以上にもおよび予定より2日も有給を伸ばして取らせて頂いたこともありました。

また、ボーナスをもらったときの感動は今でも忘れません。
(設計事務所でボーナスが出ることは稀。)

先日の送別会は「魚家(ととや)」さんで。
歓迎会も慰労会もほとんどここ。思い出のつまった特別なお店。いつもの二人席。

入所してすぐの頃は、自分の出来るレベルが求められるレベルに達していないこともあり、迷惑をかけました。

慣れない工事監理で確認が甘くなってしまったことがあり、その時は

「辞めるか?」

というところまで芯から詰められたこともありました。

そのほかにもたくさんたくさん怒られました。

オーブルデザインの事務所ビル。
3階の窓からは夕日や雪山など様々な景色が見れた。

それまでは住宅営業の経験しかなかったため、設計事務所の業務は全て新鮮でした。

模型製作や詳細図の作図、クギ一本・ネジ山の深さまで確認する工事監理、、

また、浅間さんがとても集中して仕事をされている姿が印象的でした。

仕事中は、音楽も雑談も基本的にありません。(響くのはマウスのクリック音のみ。)

最初はとても緊張しましたが、次第に「これが一番集中できる環境だ」と感じるようになっていきました。

「様々なことを学べる、吸収できる環境がある。」

「早く一人前になれるよう頑張ろう。」

経験を積むにつれて任される業務の幅も増えていき「期待に応えたい」「成長のチャンスだ」とモチベーションが高まっていきました。

事務所の駐車場の梅も開花していた。
『今日は退職するのにもってこいの日』とう言葉が頭に浮かぶ。

今思うこと。

とても多くのことを学ばせて頂きました。

感謝しかありません。

オーブルデザインに入所したことは、僕の人生のなかで最も幸運な出来事のひとつになりました。

設計者として成長できる日本一の環境だったのではないかと思っています。

まだまだ未熟者でまだまだ浅間さんから学ばせて頂きたいことがたくさんあります。
しかし、これから先は自分で課題を見つけ自分で解決していきながら成長していかなければならないと感じています。

浅間さんは人を育てるのがとても上手な人だと思います。

それは教え方が上手とかそういうレベルではなく、
一言で言えば、親が子に与える「愛」のようなものを施せる人だと思います。

心ばかりのお礼の品。「お麩のおすまし」と浅間さんが好きな「〆張鶴」

また、浅間さんだけでなく建て主様にも感謝の気持ちでいっぱいです。

この5年の間に、多くの建て主様とお会いし家を建てるお手伝いをさせて頂きました。

それぞれのご家族様ごとに、ここでは書き切れないほどの思い出があります。

お手伝いをさせて頂く中で、私自身も成長させて頂きました。

建て主様には感謝の言葉しかありません。

本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

またいつかお会い出来る日を楽しみにしています。

そのときには成長した姿をお見せ出来ればと考えています。

退職日の今日、所員として所長に連れられて行く最後の昼食は馴染みの「来来亭」。
残業する日はよく二人でここへ夕飯を食べに来た。

この5年の間にオーブルデザインを取り巻く環境はとても変わりました。

高気密高断熱住宅はその重要性が認知され「時代の最先端」から「一般常識」へと変わってきています。

オーブルデザインが数年前から啓蒙している「床下エアコン暖房」もだいぶ普及してきました。

日本一の某大学の研究室と共同で住宅の温熱環境を測定したこともありました。
(とても貴重な経験を積ませて頂きました。)

また、事務所へ依頼される方の範囲はどんどん遠方へと広がりました。

今や県外のお客様のほうが多いくらいです。

都会で雑誌にばんばん載っている建築家ならさておき、
地方の小さな設計事務所でそれだけの依頼を受けていることは本当にすごいことだと思います。

事務所の玄関。この5年間この玄関戸を雑巾で磨き続けた。

今日僕は感極まってしまうことがありました。

「はなむけだ。」

と言われ退職金を頂きました。

社内規定には退職金はありませんでしたし想像もしていませんでした。

あまりに驚いて言葉に詰まってしまいました。

最後に、所長から

「握手でもしようか。」

と手を出してくれたのが本当にとても嬉しかったです。

退社時に「外出中」の札をかけるのが決まりだった。
毎日出社時に外し退社時にかけた。これが最後の「外出中」。

退社後、海岸線へ。暖かい夕日が目に沁みた。

双太郎も5年間の柏崎-三条の往復お疲れ様。
本当に助かったよ。

「オワリはじまり」という言葉が頭に浮かんだ。

「良い角度」で伸びる飛行機雲。

3月31日の今日は満月でした。

満月には「達成」「実を結ぶ」「開放」「新たな始まり」などの意味があるらしい。

感傷的になっているせいか、すべてが導かれているように感じた。

ありがとうございました。

本当にお世話になりました。

これから教わったことを胸に頑張っていきます。

いつかまた美味しいお酒を飲みましょう。

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新潟観光大使。39『ケータリング「la Boratorio」と息子たちの1/2Birthday!』

ゆうです^^

この3月で息子が生まれて半年が経ちました。

先日、友人家族と一緒に『息子たちのハーフバースデーのお祝い』を♪

豪華にケータリング『la Boratorio(ラ・ボラトリオ)』でランチを注文!

とても素敵な1日になりました^^

友人の俊介くん家族とはなんと、出産の病室が隣同士だったという素敵な縁!

お互いの息子たちの誕生日もほとんど同じ^^

これから一生家族ぐるみのお付き合い♪

その俊介くんのお家にお邪魔させて頂きました。

とてもお洒落な俊介くんち。奥さんの雪恵さんと息子の湖雪くん^^
久しぶりに会うなりママトークに花が咲く。

なんとフォトブースまで準備してあった!(6ヶ月の「6」と半年の「1/2」)

壁を良く見ると、、、

「こゆき&やまと」のサインが! So photogenic!!!

こんな小物も!(裏面はKO・YU・KI)

早速「撮影会」スタート!

素敵な記念になりました^^

さてさて、

そうこうしているうちに『シェフ西村』が到着!

ケータリングのお店「la Boratorio」のオーナーシェフ西村遼平くん。
(もともと和島トゥールモンドで働かれていた!)

遼平くんのケータリングのすごいところは、

完成した料理を持ってくるのではなく、

食材を持ってきて、その場で調理して盛り付けて出してくれるところ!!

だから出来立てが頂けるし、調理しているところを見たり話したり出来るのがとても嬉しい^^

食材を持ち込み、調理を始めるシェフ西村氏。
まずは僕と俊介くんに白ワインを振舞ってくれた。

本日のテーブルはこちら。(個人宅です)
雪恵さんは海外の小物や家具を輸入して販売されている。
だから家の中は絵本の中のよう!(全景インスタ栄え)

ランチはテーブルセッティングから。
(丸太のランチョンマットには秘密が♪)

グラスもお洒落。
(赤ワインを入れたら気分はイエス・キリスト?)

 フラワーソルトは阿賀野市の脇坂園芸さんのもの。
(エディブルフラワーという食用花。)

実は遼平くんも含めてみんな友達^^
面白いことをしている人は自然とつながっていく。
(ちなみに俊介くんも相当面白い人。その辺はまた今度♪)

まずは乾杯!
奥様方は遼平くんお手製のジンジャーエール♪

雪恵さんが輸入販売しているフランスのお皿たち。
(オーダーでネームや言葉を入れることが出来る。)

家には他にもお洒落アイテムがたくさん。

準備もでき、いよいよランチコーススタート!

 バゲット。レバーパテ、フラワーソルト添え。

レバーパテは作るのに3日以上はかかるんだそう。
スパイスで臭みを飛ばしたり、漉して筋を取り除いたり、、(料理って大変だ!)

のどぐろと真鯛のお造り 紅芯大根と葉ネギのソース。
魚は地物(柏崎産)。大根は柚子で発色させているんだとか。

菊芋のポタージュ。
繊維感がとてもあり『食べるスープ』だった。(新しい切り口?)

息子たちは良い子で寝てくれた。
(お陰で夫婦ともゆっくりランチが食べられました。)

蕗の薹香るそい(魚)とむかごのアクアパッツァ。
アクアパッツァは魚の水煮料理のことで、イタリア語で「不思議な水」という意味。
トマトの入らない和風アクアパッツァはとても美味しかった。

いよいよメインの肉料理へ。
(慣れていない人の家のキッチンで手際よく調理するのは本当にすごい!)

カモのローストとスペアリブ リゾット添え。
ほんと美味しかった。(赤ワインが進みまくりました。)

なんとパスタまで!真イカと海苔のアーリオオーリオ。
海の町柏崎のイメージにぴったりのパスタかも^^

そして最後は、、
(「型から取るためにバーナーで軽く溶かすんだー」と関心。)

洋梨のレアチーズタルト。

あわっしゅ(越の誉の発泡日本酒)に合うように考案したデザートなんだそう^^

どれもとても美味しかったです。

目の前で調理されて次々にサーブされるコース料理はとても楽しかった。

なにより、新生児の子供とゆっくり気兼ねなく過ごしながら頂けるランチはとても貴重でした。

(奥様方の満足度はとても高くすでに次の会をいつやるか相談していました。)

遼平くん!俊介くん・雪恵さん!
素敵な一日をありがとうございました^^!

思い出に残るハーフバースデーになりました♪

またしましょう^^

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最後にお知らせ^^!

「la Boratorio」のシェフの西村遼平くん。

 →新潟観光大使。29『Luce e L’ombraの西村遼平くん。』

その遼平くんが明日3/31に柏崎の夢の森公園内に新しいお店をオープンします!

その名も『里山cafe I’m Home』

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ここを訪れてくれる人達と「ただいま」 と「おかえり」が自然と言い合える様なそんな関係と空間への想いを込めて「I’m Home(ただいま)」という名前を付けました。
移り行く四季を感じながら、ゆったりとしたひと時を ぜひ里山Cafe I’m Homeでお過ごしください。
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明日のお昼はオープニングパーティー^^!

きっととても楽しい1日になることでしょう♪
(僕は仕事(退職日!)なので行けず!)

遼平くん!おめでとう!

応援してるよ^^

(丸太のランチョンマットはカフェで出てくるそうですよ♪)

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近の楽しみ
:家族で「I’m Home」に行くこと♪

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質問トーク!vol.1『村松悠一(エスネルデザイン)』

ゆうです^^

少し前にプレリリースしていた『わくわくプロジェクト』

『質問トーク』という企画(遊び)の第一弾が完成しました^^!

第一弾は僕!

普段の会話では話さないようなパーソナルな部分が出せたらなーと♪

質問トークは単純に相手にいろいろ質問してみてそれを動画にまとめて発表するというもの。

目的は「面白いことやってるな!この人応援したいな!」という人のPRです^^

『まだマイナーだけど面白いこと、良い仕事をしている人』にどんどん光が当たっていけば、世の中もっと楽しくなるはず♪

いろんな質問に答えてもらうことで「その人の人柄がより伝えられるといいな」と考えています。

これからいろいろな人に質問していくことで、僕もその相手のことが良く知れてより仲良くなれて、動画を見てくれた人もその人のことに興味を持ってもらえたらみんなハッピーだなと思っています^^

「質問」は僕が考えたものもあれば、相方が考えたもの、本や人から参考にさせてもらったものなどなど。

何気ない回答の言葉と言葉のあいだにその人固有の人間味のようなものが出ると思っています。

文章や写真では伝わらない、リアルでも普通に接しているだけではわからない部分を表現できたらいいなーと^^

それがこれからの時代に価値のあるものなんじゃないかなーと。

撮影は相方にしてもらいました^^

編集は友人の若月円(えん)に協力してもらった^^
えんは刈羽村の荒浜駅の前で美容室を経営している。
(いつか「質問トーク」にも出てくることでしょう♪)

なかなか面白いと思うので良かったら見てみてください^^

村松悠一はこんな人間です♪

↑無音声(自動再生用※PC用ブラウザのみ)

↓音声あり(オリジナル)

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【秘訣】2018年の「強風」から太陽光パネルを考える。

ゆうです。

今年の3月1日に新潟市で強風が吹きました。

新潟市西蒲区では最大瞬間風速35.9mを観測し、

その影響で電柱が真ん中から折れたり、トラック8台が横転する被害も出ました。

瞬間的に吹く強風のリスクを考えてみたいと思います。


新潟で強風被害 電柱倒れ道路をふさぐ|日テレNEWS24

難しい話はあとにして、強風のリスクの結論を先に言うと、

太陽光パネルが飛ばないか心配

ということです。

以前もブログに書きましたが、近年太陽光パネルが強風で飛ぶという事故が増えてきています。

画像は日経ホームビルダー2018.1月号より。
詳しくは上記サイトより購入して頂きたい。


【秘訣】太陽光発電のメリットと「雨漏り・積雪リスク」。

要約して説明すると、

・屋根の谷の部分で部分的に風圧が強まりパネルが飛んだ。

谷には雨や雪だけでなく、風も集まる。(画像はこちらのHPから。)

想定風速以上の風が短期的に吹いたためパネルが飛んだ。

・2017にJIS基準の風圧荷重の見直しがあり風圧加重は従来想定していた約2倍に引き上げられた。

ZEHの影響もあり、屋根ギリギリまで太陽光パネルを設置している家を見かけることも増えました。

また先日、強風の影響で屋根の雪止めアングルが外れ、車に落下したという話を聞きました。

屋根の上に設置される雪止めアングル(落下した現場とは無関係)

落下した原因は

強風が吹いたこと。

・アングルの留め付けがワンタッチ方式であったこと。
 (ボルト留め方式でなかったこと)

・屋根幅が短く、留め付け箇所が少なかったこと(2箇所)。

のようでした。

もし雪止めアングルが人間に落ちてきたことを想像すると、、

とても怖くなります。

対策としては、

・リスクが発生することを知っていること。

・リスクが発生しないように対策を講じること。

・ギリギリの設計は避け、なるべく安全率の高い(余裕のある)設計を心がけること。

(構造計算することは言うまでもなく)

これらを真面目に、真剣に、慎重になって家をつくることが重要だと思います。

とはいえ、それを建て主様(建築の素人)が考えることは困難。

建て主に出来ることはやはり、

『信頼できる設計者を探してみつけること。』

なのでしょう。

(余談)…………….

強風が吹いた場合、家本体は大丈夫なのでしょうか。

家を設計する際に使う基準風速(新潟市)は30m/秒です。

この風速をもとに家の壁や屋根にかかる風圧力を計算し、家が風に耐えられるかを確かめます。

基準風速は、その地方における過去の台風の記録(最大風速)に基づき、50年に一度の大型台風を想定し国や市町村によって定められています。
(30m/秒~46m/秒)

基準風速は、最大風速から求められています。

では、最大風速最大瞬間風速の違いはなんでしょうか?

最大風速とは10分間の平均風速の最大値です。

最大瞬間風速は瞬間風速の最大値です。

(天気予報や気象情報などで「風速○メートル」という場合、10分間の平均風速を指しています。)

では、基準風速と最大瞬間風速の関係は?

こちらのHPより引用…………….

実際の台風では、各地の基準風速よりも大きな最大瞬間風速が観測されます。
例えば2004年の台風18号では、広島で最大瞬間風速60.2m/秒を記録し各地に甚大な被害をもたらしました(広島の基準風速は32m/秒)。

では、基準風速38m/秒の建物に最大瞬間風速60.2m/秒がかかると壊れるのかと言えばそうではありません。

基準風速は建物の設置されている状況や建物の高さ、その他係数を用いて風圧力を算出する為の数値です。

状況により誤差は生じますが、各地域の基準風速は実際の目安として概ねその数値の1.5~1.8倍程度の最大瞬間風速に耐えうることを想定して定められています。

※気象庁 災害時自然現象報告書 2004年第3号より

…………………………..

つまりザックリ言えば、新潟市の基準風速は30m/秒なので、
およそ、30×1.5~1.8=45~54m/sの瞬間最大風速に耐えられるように考えられているということですね。

(もちろん「構造計算」をしていない家は除きます。)

強風により

「建物が飛んだ!」

とか

「屋根が全部飛んでいった!」

という話をあまり聞かない理由はそういうわけです。

(屋根の板金などの表面材が飛んだという例は多数あった。)

今後、今年の大雪のように異常気象は増えていくのでしょう。

すべてを想定しきることは不可能(+不経済)ですが、
そういったリスクがあることを頭に置きながら安全性の高い設計をしていきたいと考える今日この頃でした。

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

たまに読むマンガ
:インベスターZ、ドラゴン桜(三田紀房)