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新潟観光大使。27『森山事務所(司法書士)』

ゆうです^^

今回は観光地ではありませんが『新潟で頑張っている人・面白い人』を紹介します。

友人である森山司法書士の事務所にお邪魔してきました♪

所長の森山とは中学校からの付き合いで、部活も一緒で、高校も一緒の長い付き合いです。

このブログにも何回か登場していますね。

みんなで走った潮風マラソン!2017

世界一周旅行前夜の荻窪壮行会
(この頃はまだお互い、司法書士でも建築士でもなかったね。)

GW2017にみんなで米山登山

などなど。

社会人になってからもずっと仲良くしていて、

今でも、月に1、2回は呑んでいます。
(お互いの妻に「また??」と言われながら、)

森山事務所へ向かう道中。
雪化粧した米山がきれいだった。

森山事務所は柏崎の法務局の目の前にある。
登記簿を取りに行った帰りにすぐ寄れてお客さんも便利♪

木が3つ並んだ「森」のアイコンは実は僕が紹介した知人に作ってもらったもの。
HPも知人の制作。

…………….森山事務所HPより…………….
当事務所では、司法書士、土地家屋調査士、行政書士、測量士の4つの資格を活かして業務を行っております。
そのため、お客様のご相談に対して、それぞれの業務の立場から総合的に検討したうえで、より良いベストなご提案ができるよう心がけております。
「お客様の不安を取り除いて安心して頂くこと」に重点をおいて日々の業務に取り組んでおりますのでどうぞお気軽にご相談下さい。
…………………………..

前置きが長くなりました。

改装されたきれいな事務所内。オープンな空間で仕事がしやすそう。
所長の森山の他に、森山の親父さん(土地家屋調査士)とスタッフさんがいる。

開業して12月でちょうど丸1年。

スタッフも雇い経営も順調に進んでいるそう。

それだけですごい。しっかり実力をつけて準備もしてきたんだね。

難しそうな法律の本が並ぶ。
仕事運がアップすると言われるグリーンのパキラは、、、

僕ら夫婦がプレゼントしたものでした。
順調に育っていて良かった♪

法律とは関係ない部分の本棚。
ターシャの本があるあたりに似た感性を感じる。

「司法書士」も「土地家屋調査士」も「測量士」も「行政書士」の資格も持っている人はなかなかいない。

それらがあれば、家を建てようとする際に、

測量・境界杭設置【測量士】、
農地転用【行政書士】、
地目変更・表題登記【土地家屋調査士】、
所有権移転・抵当権設定・保存登記【司法書士】、

などが全て森山ひとりに任せれば済んでしまう!

(実際はそれぞれ別で依頼する。必要書類をそれぞれに渡したり連絡を取り合ったりでこれがなかなか手間、、)

登記簿(例)。いろいろ分かれているが全部お任せできるのは助かる。

もちろん家以外にも、

会社設立の登記や相続・遺言作成、不動産取引などなど多岐にわたる業務をこなしている。(ほんとすごいです、)

昨日も同じ中学校だった友人が家を建てる際の登記の相談に来ていたんだとか。

判子入れは親父さんの代から使用しているものだそう。
ギザギザのついた木製の仕切りがかわいい。

嬉しかったことは、

「不動産屋や銀行の方など、前事務所時代から付き合っていた人が独立を待っていてくれたこと。独立したてで実績のないときにも仕事を依頼してくれた。」

「『森山さんにはちょっとしたことを気軽に頼める。そういう司法書士はいなかった』と言ってもらえること。」

「お客さんから『全部やってくれて助かりました。説明が分かりやすくて親身になってくださって任せてよかったです。』と言ってもらえたこと。」

そもそも若い司法書士は新潟には少ない。
(現在、森山が新潟県内最年少)

若い人は依頼しやすいし問題にも親身になってくれると思います。

僕は、結婚も、子育ても、独立も、常に一歩先を進む君にいつも刺激を受けています。

いつもありがとう。

これからもよろしく!お互い頑張っていこう!

おまけ…………….

事務所にお邪魔した日の前日も、実は森山の家に行っていたのでした。

誕生日のプレゼントを渡すために。

右は、僕の誕生日に森山がくれた『銀の翼(大吟醸)』

左は、今回僕が森山にプレゼントした『久保田(万寿)』

お互い好きな酒がある。呑みたい友がいる。

昨晩は「幸せだな。」と感じる呑み会でした♪

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【秘訣】板外壁の経年変化。「方位による風合いの違い」

ゆうです。

板外壁の経年変化。「雨の跳ねを考慮する」の続きです。

板外壁は、方位により経年変化に違いが出てきます。

なぜなんでしょうか??

左面(東)と右面(北)で外壁の風合いが異なる築35年の車庫。

方位によって風合いが異なる理由を少し想像してみてください。

(こういう何気ない「気づき」が日常をより豊かにする。)

この車庫は何度が塗装はしていますが、前周一様にしています。

それでも、方位によって風合いが異なってくる。

それは、主に

日射の影響です。

日射(紫外線)により木の成分に分解が起こり、雨が板の表面を洗い流し、
さらに、板に小さなカビが生え初めることで見た目がシルバーグレーになっていくんです。

人間に例えて言えば、

紫外線を浴びて肌が荒れて、
水で流されることで皮脂が流され、常にノーガード状態で痛んでいく。

といったところでしょうか。

ポイントは、表面に栄養や色素がなくなると、きれいなシルバーグレーになって変化が終わるというところ。

板の繊維質はそのままで数十年維持されるということ。

写真はサトウ工務店さんブログより。(退色を見据えた塗装のポイントも書いてあります。)

「日射(紫外線)によるダメージのほうが退色に影響するのかな。」と思ったこともありましたが、そうではなく、雨による影響のほうが大きいです。

紫外線だけなら、杉などの針葉樹系の板はアメ色に変化していきます。
(色が濃くなっていく)

アメ色に変化したヒノキ(無塗装)の床。(変化前はもっと白い)
写真はオーブルデザインブログより。(←本文おすすめ)

なので、シルバーグレーに変化する理由の大部分は、

雨による表面色素を洗い落とす効果と、カビによるものなんですね。

退色とカビがうっすら生えた板外壁。
板と板の間に、元々の木色が残る。

ここまでくれば、方位による風合いの違いの理由がわかりましたね。

簡単に言えば、雨の当たる量(風向き)によって風合いが変わってくるということです。

新潟では北西からの風が多く、北西側の外壁に雨が多く当たります。

そのため、北西側の外壁は色素がまんべんなくあらい流され、一面きれいなシルバーグレー色の外壁になっていることが多いです。

逆に南面や東面は、雨がまばらに当たるため退色はまばらになっていることもあります。

(いずれにせよ経年変化が進んでいけば同じようにシルバーグレーになっていく。)

シルバーグレーに退色された北面(左)と、塗装が残っている西面(右)。
西面の前には雨よけの木が茂っていて雨の当たりが抑えられた結果、塗装が落ちず残っていると考えられる。

板の留め付けは「鉄クギ」。
あえて錆びさせることで板と密着し、長期的に板を固定させる。
(サビ汁跡がつくので好みにもよる)

年数が経ち「うづくり」(年輪の凹凸が出た状態)となった板外壁。
塗装の落ちムラも味となり、風合いに付与する。

ちなみに、カビはどの方位から生え始めるでしょうか。

「日光に当たる南のほうが、なんとなくカビをやっつける効果があって遅いのかなー。」

「日当たりが悪い北面から生え出すんじゃないー?」

と思いませんか?

これ、真逆なんです。

カビは南面から生え始めます。

これは、南面が他の面に比べて日射(紫外線)を受けるため、板の劣化(板自体がもともと持っている防カビ成分の破壊)が進みやすいからです。

(このあたりはオーブルデザインのブログが詳しい。)

「板」一枚とっても、住宅に採用する際に様々な検討をします。

自然素材は近年流行していますが、使用する際には、経年変化・劣化を考慮して、未然に軽減できるよう設計する必要があります。

おまけ…………….

我が家には板外壁の「蔵」もあります。

ほどよく退色が進んだ我が家の蔵。(北面)

板壁と黒瓦の田舎の家(特に日本海側)の外観。これが街並みの風景をつくる。

蔵や家の西側には屋敷森がある。
先祖が植えてくれた杉林により、冬の北風や夏の西日が軽減される。感謝。

おまけのおまけ…………….

現在、板の経年変化を実験中。

左の二枚が国産の杉板、右が北米産のウエスタンレッドシダー。

天に向けて置くことで、雨や日射をより当てて劣化を促進させている。

どうなることか。

何事も「興味」と「実験」と「考察」から。

特に住宅のような様々な要素が絡み合うものには複合的な知識と判断が必要になる。

田舎暮らしはそのための経験づくりがたくさん♪

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【秘訣】板外壁の経年変化。「雨の跳ねを考慮する」

ゆうです。
最近、板を外壁に張る住宅が増えてきています。
『経年変化を愉しむ。』『日本の風景を伝える。』
僕はこの感覚がとても好きで、板壁の家をお勧めしています。
しかし、板壁を採用する際にはある注意点があるんです。

我が家の車庫兼作業小屋。築35年。
時間が経った建物は、新築住宅に使用する材料を考える上で最高の先生となる。
この日は青空も少し見え、気持ち良い日和だった。
茂っていた緑の道もすっかり冬の姿に変わりました。
干していた大根はすっかり脱水され小さくなった。
こういう風景を子供に見せてあげたい。 
そろそろこいつの出番が近い。毎年お世話になってます。

さてさて、板外壁の件ですが、、、
この写真を見て、板外壁を使う際の注意点がわかるでしょうか。
こうすればどうでしょう。(赤線を引きました。)
そうです。
『雨水がはねる。』ことを考慮しておくということです。
上の写真の左側の板は雨水がはねる範囲内にあり、他の部分よりも劣化が進んでいます。
ドアの横あたりの板をさわってみるとうっすら湿っている。
水分があるということは、腐朽しやすいということ。
実際に、ドアの横の木枠の下の部分は腐朽してなくなっている。
それでもドア横の板が腐朽しきっていないのには理由があります。
それは、水切れが良いよう考えられているということ。
具体的には、
板が薄く、濡れても乾きやすい(厚9mm程)
・板の張り方を段々に張ることで水が切れやすい(南京下見張り)

新潟の田舎では(全国的にも)この外壁の張り方が一般的で、それが田舎の風景をつくっています。
この張り方は、雨の多い日本で何百年以上もの経験から導かれたものなんですよね。

ただのデザインじゃないんです。機能がちゃんとあるんです。

(僕は、日本のこの板外壁と黒瓦の風景はフィレンツェにだって負けないと思っています。)
さてさて、ではどれくらいの高さまで雨水ははねるのでしょうか。

よく見ると、雨の当たっている部分に、濃い部分と薄い部分の二段階があるのがわかる。

およそ、濃い部分の高さは50cm程、薄い部分の高さは60cm程でした。
(この車庫に雨どいはついていないため、雨どいがついている一般住宅よりも雨はねの影響は大きい。)
板の外壁を使用する場合は、板の経年劣化を抑えるためにもできれば地面から60cm前後は離しておきたいですね。
(他の対策としては、雨が跳ねる地面部分を砂利や植栽にして雨はねを軽減させるという方法もある。または軒を深く出す。)

雨の日の様子。

…………….
最近、板外壁の住宅が増えてきましたが、こういったところまで考えられていますでしょうか。
「新築時が一番きれいでどんどん汚れや劣化が進んでいく、、、」
といったことがないよう、20~30年以上の時間の経過・材の変化を考慮して複合的な設計提案がしたいものです。

板の外壁は雨はねによる劣化を防ぐことができれば、耐久性もとても優秀で写真の小屋のように30年以上そのままで持つことができます。

無塗装であっても同様です。ポイントは水気をすぐに切ること

上手に設計してあげれば、サイディングなどのほかの外壁よりも、

・メンテナンス費がかからず、
 (塗りなおしせずとも持つ)

・イニシャルコストもそこまで高くなく、
 (材によりピンきりあるが国産の杉なら高くはない)

・雰囲気は良い
 (経年変化、エイジング)

という最高に魅力的な外壁材になります。

もちろん好みによりますが、板外壁、僕はとてもお勧めです。

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ケンチク探訪♪ 08『ministock-06(ネイティブディメンションズさん)』

ゆうです。

先日、先輩設計事務所のネイティブディメンションズさんの完成見学会に伺ってきました。

延べ床面積なんと20坪!しかもグランドピアノが置かれる!?

しかし、不思議と『広さ』を感じるとても素敵なおうちでした^^

飛び出した2階は玄関ポーチの屋根と兼用されている。

シンプルで無駄がないスッキリとした外観。
(深いところまで検討されていないとこうはならない。)

設計者の鈴木さんの愛車のミニがかわいく納まる♪

鈴木さんは僕の兄弟子で、

「高い基礎の良さ」「構造、断熱の重要性」など

現在勤めている事務所の設計系譜を引いています。

高基礎の立ち上がりから出る配管は「シロアリ対策」のため。
基礎が高いことは家の「耐久性」を高める。

高基礎がもたらす床下空間。ロフトと同様に大容量の収納スペースになる。
掃除やメンテナンスもしやすく床下エアコンとの相性も良い。

それにプラスして、鈴木さんの設計は

「小さな家」

「つくり込まれた家具や造作収納」

などオリジナリティーに溢れています。

その設計の密度に圧倒され、気づけば2時間以上お邪魔していました。

ロフトからダイビングを見下ろす。
柔らかい日差しが入りとても心地が良かった。
佐藤工務店さんといいみなさん持ってますね!

2間幅の窓(1.6m×2枚)って気持ち良い。
しかも道路からの視線が気にならない2階リビングならなおさら。

窓枠がテーブルと一体になっている。
とてもスッキリしていた。気持ち良さには理由がちゃんとある。

壁一面の造り付け家具たち。(CD棚)
こちらの建て主さんはピアノの先生で何千枚もCDを持っているそう。
「建て主の個性や住まい方によって家を緻密に設計する」

テーブルの上はリモコンや新聞などで乱雑になりがち。
そんなときにテーブルの下のちょっとした収納がとても便利。
しかも幅全てに設けていないので、収納がない部分では問題なく足を組める。
設計には、こういう繊細なバランス感覚がとても大事だと常々思う。

鈴木さんの緻密で繊細な設計はこの写真を見れば一発でわかります^^

変哲のない棚のようですが、普通と違うところがあります。
なんだかわかります?

正解は「普通だと天板の側面が見えてくるのにそれが見えない!」

なぜ??

それは、、、

むむ!?

棚の天板と扉の両方の末端がそれぞれ45度にカットしてあったんです!
建築で言ういわゆる「留め」納まり。
スッキリさせるためにここまでやるこだわり。さすが鈴木さん!

扉の納め方もスッキリ。(枠がない)
こういうことの積み重ねが気持ちの良い空間を作っていく。

少しマニアックな話になってしまいました。

続いてキッチンへ。

キッチンはL型。
建物の面積は小さくても作業スペースは大きくとる。それが広く暮らす秘訣。
隅の開口の先には窓が。
視線を抜けさせるのも小さな家を広く暮らす秘訣のひとつ。

こういうニッチ収納スペースが嬉しいですよね。
こういう積み重ねが小さな家を…(省略)

洗面台は既製品と造作のミックス。
収納の扉の内側が鏡になっている。
実は洗面台の下にも窓が!? 理由は、、、秘密です。

ロフトに冷房用エアコンが。
少しマニアックな話ですが、冷房用のエアコンは、家で一番暑くなる天井付近に設置するのが一番効率が良い。
このあたりは話が長くなるので詳細はまたいつか。

…………….

まだまだ紹介したいところはあるのですが長くなってしまうので続きは鈴木さんのブログを見てみてください^^

ネイティブディメンションズブログ「ministock-06」

総合的な感想としては、

ネイティブディメンションズさんの設計は密度が濃い!

細かいところに収納やこだわりや秘密があり、設計内容が濃密。

図面と空間を眺めながらずっと滞在していました。

そして、

小さな家は家族のありかたを問う。

プライバシーとは? リビングとは? 家族の団欒とは?

鈴木さんのお宅には子供部屋はないそうです。

現事務所の所長の家にも子供部屋はない。

そして、共通しているのは、

とてもお子さんと仲が良い!

果たして子供部屋は本当に必要なのか? 適切な大きさ、仕切り方は?

そんなことを考えさせられました。

…………….

細かい設計手法だけでなく、大きなテーマも勉強させて頂きました。

とても刺激を受けました。

「こんな家に住みたいな。」「こんな家を提案したいな。」と思いました。

僕も『小さな家』をお勧めしています。

鈴木さんとは少し違った角度から。

でも、到達点は一緒な気がする。

僕の勧める『小さな家』の形はもうしばらくお待ちください。

『小さな家』良いですよ♪

愛車の双太郎「小さな家。大きな未来♪」
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いなか日記。58『晴天の八海山とガトーハラダのソムリエラスク。』

ゆうです^^

新潟は雪景色です。この量の積雪は例年より早め。

今年はホワイトクリスマス?

我が家のトイレの窓からの景色。
『毎朝、季節を感じられる』そんなトイレもいいよね。

先週まで走れていた通勤路もしっかり冬景色に早変わり。

僕は初雪が好きです。

特に田舎の木々が白く雪化粧する瞬間はたまりません。

「白銀の世界」というより、『モノトーンの世界』。

雪の吸音効果により音も静か。

本当に水墨画のなかの世界です。

定番のBGMはHYの「初雪」。

まったりしっとりしたナンバーが暖かさと哀愁にひたれます。

「今年もこの季節が来たんだなー。」と。

曇りの日の「モノトーン」もだけど、もちろん『白銀の世界』も好き。

南魚沼市へ向かう関越道。右手に日本酒でも有名な「八海山」がある。

陽に照らされる雪山はまるでヨーロッパのよう。感動した。

「八海山」は雪どけの清水が造る淡麗辛口のお酒。

話題の「八海山雪室」もおすすめ。(建物もモダンで格好良い)

写真はぐるたびより。

話は変わり…………….

昨日は今年出産組の友人で集まり少し早めのクリスマスパーティーをしました^^

みんなかわいいね!元気にスクスク育っています。
この4人に、先日生まれたベビーと、3日後(!)に産まれるベビーが足されて「花の2017年組」が誕生♪

オムツもみんなにプレゼントしました^^
みんな喜んでくれてよかった。
気分はサンタさん♪しゅんちゃんありがとう!

そして、僕的にこの日のヒットは、、、

ガトーフェスタハラダの「ソムリエ」ラスク!

群馬の人のお土産と言えばガトーフェスタハラダですよね^^

初めて知りましたが「ソムリエ」味(?)があるんですね!

群馬出身のくみちゃんから。
トリュフとオニオンとポルチーニが効いていてお酒に合うー!

旦那からはニッカウイスキー「宮城峡」の差し入れ。
そして生ハム。

最高の夫婦だね!

我が家はスモークサーモンとお刺身とキリン一番搾り。
(ふつーすぎたかな?)

楽しいクリスマス会でした^^ ベビーが増えたらまたやろう!

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【秘訣】突板フローリングの経年変化。

住宅の床材は多岐にわたります。

それらは無垢材突板フローリングに大別されます。

無垢材と突板(つきいた)フローリングはどう違うのでしょうか。

徐々に色あせする突板フローリング。
無垢材は、字のごとく無垢の板でつくられたフロア材です。
無垢材とは、フロア一枚がすべて本物の木の板であるということ。
ヒノキの無垢材の床。無塗装。
写真でも質感や厚みが伝わると思う。

反対に、突板フローリングとは、合板を基材とし、表面に天然の化粧板(突板)を接着剤で張り合わせたものです。

特徴は、

・合板などを基材としてあるので、膨張収縮反りなどが生じにくい。

・ユニット(幅10cmのフロア材が3列合わさったもの)になっているため、1枚1枚張る無垢フロアに比べて施工が楽

安価である。(無垢フロアの1/3以下)

・ウレタン塗装など、表面保護加工がなされている。

などがあげられます。

現在、建てられている住宅のほとんどに突板フローリングが使用されているのではないかと思います。

いわゆる新建材(安い・楽・クレーム少)です。

 
突板フローリングの多くは、天然板の部分はなんと厚み0.3mmほど。

そのため、時間が経つと、、、

厚0.3mmの突板部分がはがれてくる。
(写真は施工から30年以上経過したもの)

はがれてくるのは人や椅子の移動でよく摺れたりする場所。

やはり薄い。

無垢のヒノキのフロアの断面。厚み15mmが全て本物の木の板。

僕は床材は無垢材フロアをお勧めしています。

突板フロアよりも高価ですが、なんと言っても質感が良い。

そして、無塗装で楽しめる。

通常フロア材は、汚れづらく傷つきにくいようウレタン塗装などがされています。

しかし、そうすると、木の質感や吸放湿性は失われてしまいます。

無塗装のヒノキの床をはだしで歩いたときの

あの「サラっ」とした感触。

あの気持ち良さを伝えたい。

そして、時間が経てば経つほど味を増していく無垢材の魅力を伝えたい。

…………….

家の第一印象は床材の質感で決まるのではないか。
(使用される面積もとても大きい)

見た目、手ざわり、香り、、、人間の五感に訴えかける。

特に子供の感性を育てる上で最高の刺激だと思う。

家の質感を上げたい場合、まずは床材にこだわることがポイントだと思います。

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S邸リノベーション。15「インスペクションの種類。」

ゆうです。

今回は「インスペクション」について。

実はインスペクションにも種類があるんです。
 

国交省作成のインスペクションの説明資料より。

「インスペクション(住宅診断)」という言葉は、中古住宅を検討する人にとって、これから徐々に聞きなれてくると思います。

2018年4月から中古住宅取引の際にインスペクションの説明が義務化されるからです。

※説明の義務化であり、インスペクションの実施自体が義務化されるわけではない。

これは、国が中古住宅の流通を促進させたいという狙いからで、

「空き家問題の解消」や「環境負荷の低減」などの目的があります。

もちろん、優良な中古住宅の情報が増えれば、購入を検討する人にとっても良い話ですよね。

ただし!

「インスペクションがされていればその物件は大丈夫か」というとそうではありません!

インスペクションには大きく2種類あります。

①2018年4月に説明が義務化されるいわゆる「インスペクション」

②耐震診断や断熱性診断など、詳細なインスペクション

わかりやすいよう
①を「インスペクション」、②を「耐震断熱診断」と呼ぶことにします。

義務化に伴い、これからいろいろなインスペクション業者が現れるでしょう。

しかし「インスペクション」には注意が必要です!!

はっきり言えばインスペクションに過度の期待をしてはいけません!

インスペクションはざっくり言えば、

あくまで劣化・不具合の目視確認がメイン

ということなんです。

言い換えれば、

構造の確認や断熱性の確認をするわけではない。

ということ。

例として、小屋裏空間を調べた場合で比べてみると、

梁などの構造材に腐りなどの劣化がなければインスペクションでは「OK」とされます。

反対に、耐震診断では、

・梁の大きさに問題はないか。

・小屋裏の水平構面の強さは足りているか。

など、構造的な安全性を確かめるための詳細な確認をします。

また、断熱診断では、

・断熱材の種類や厚みはどれほどか

・窓や玄関戸の種類や性能はどれほどか

・施工精度の具合はどうか

など、その家の断熱性を確認します。

耐震診断や断熱診断には、知識や経験、詳細な計算が必要になります。

どちらが優っているかではなく、

「購入検討している人がどこまで求めるか。」がどの調査をするかの選定のポイント。

「雨漏りや設備の不具合がなく、とりあえず不良品でないことがわかれば十分。」
(工事する気はそもそもない)

と考えれば、インスペクションのみで良いですし、

「構造や断熱性(快適性や光熱費がどれくらいかかるか)もちゃんと知りたい。」

と考えれば、耐震断熱診断まで必要になるでしょう。
(もちろん調査費用は違います。)

ちなみに現在は、インスペクションすらされずに中古住宅の売り買いがされている状態。

なんの調査もせずに中古住宅を買うことがどれだけリスキーかという話ですよね。

はっきり言ってお勧めしません。

築年数の浅い物件ならまだしも、築20年以上の物件は耐震性や断熱性になにかしらの問題があるでしょう。
(新耐震基準が2000年から。断熱性のレベルが上がってきたのはここ数年)

…………….
2018年4月から説明が義務化される「インスペクション」のまとめ

目視等を中心とした非破壊による現況調査を行い、安全性や日常生活上の支障がでる劣化等の有無を把握しようとするもの。

○調査対象は、基礎・壁・柱などの「構造耐力上主要な部分」や、屋根・外壁・開口部などの「雨水の浸入を防止する部分」(のうち目視可能な部分。)

○耐震性や省エネ性など住宅の性能についての調査・判断は基本的にされない。
…………….

言い換えれば、

「インスペクション」は、

工事なしで中古住宅に住むことを想定した場合の最低限の調査。

「耐震断熱診断」は、

中古住宅を買ってリノベーション工事をした上で住むことを想定した場合の詳細調査。

と言えるでしょう。

住まい手の要望によってどの調査を選ぶのかが分かれます。

僕は、築20年以上の建物には、

耐震断熱診断+リノベーション工事をお勧めします。

…………….
では、S邸ではどうだったのでしょうか。

具体的なお話はまた次回に。

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エスネルデザインの『SDGs』【詳細「経済性に与える影響」】


SDGsの詳細編の第二弾。 →SDGsの概要編はこちら


今回は「経済性(支出)に与える影響」について書こうと思います。





住宅を建てるとはどういう影響があるのか。


社会のことを考えた家づくりとは。



…………………………..





前回の「環境に与える影響について」はテーマがテーマだけに少し重くなってしまいました。



今回は、少しライトに身近なテーマであるお金のことについてまとめようと思います。







僕はこれまでも何度か書いていますが、



『住宅にかかる支出を抑えたい。』



『支出を抑えられる暮らしを提案したい。』



と考えています。





それは、これからの時代



家を建てることはとてもハイリスクなこと!になってくるからです。







簡単に言うと、今後は、



・経済衰退→収入減少



・地価下落→資産形成不可能



なため、新築を建てるメリットが薄れてくる可能性が高いということ。





また、



住宅ローンの借りすぎによる家計の圧迫が切実になってくる可能性が高いということ。



ローン期間は常に債務超過状態となり、



「ローン支払いが出来ない→住宅を売っても完済できない→破綻」



となってしまうリスクが高いということ。



(また、現在の年収をいつまでもらえるかわからなく、退職金や年金も当てにならない時代だということ。)









そんな時代の家づくり(暮らしづくり)とは?





僕は「自分で家を建てるならどんな家にするか」と悩みに悩んだ末、



数パターンの選択肢にたどり着きました。



それは、





中古住宅を買ってリノベーション





・親と同居し二世帯暮らし





・新築するなら小さくて高断熱な家を







です。

※もっと詳しい話は「豊かな暮らしのつくり方(家づくり入門編)」を参照






それぞれにメリット・デメリット。適性・不適性があり、



どの選択肢を選ばれるかは住まい手の状況や考え方によります。





ただ、これからの家づくりは





『住にかかるトータルコストを抑えること』





は最優先で検討すべき事項でしょう。







…………………………..



そして、さらに大きなテーマとして、





『住にかかるトータルコストを抑えること』は、





『豊かな社会をつくっていくこと。』





につながっていくと考えています。





『住にかかるトータルコストを抑えること』で行動の選択肢が増え、豊かで楽しい社会がつくられていくと信じています。

(→様々な社会問題も解決しやすくなるでしょう)




例えば、光熱費やメンテナンスにかかるお金が浮けば、





・家族で旅行に行けたり、

  →経済の活性化
  →子供への刺激・成長
  →家族の思い出、ストレスの発散


・自分の趣味にのめりこめたり、

  →地域行事への参加
  →コミュニティーの深化、広がり
  →ストレスの発散

・子供の習い事や、親の介護にもゆとりがもてたり、



、、、





例を挙げずとも、お金にゆとりがあれば、

心にゆとりができ、活動の幅が増え、経済や地域振興は加速していくでしょう。








逆に言えば、『住にかかるコスト』がその足かせになっていないか。



・家は必要以上に大きすぎないか

  →イニシャルコスト増
  →ランニングコスト増
  →メンテナンスコスト増
  →税金、保険コスト増




・断熱性は低くないか

  →ランニングコスト低減

  →ストレスの少ない快適な温熱環境
  →健康状態の維持、改善
  →電気代アップへの対応




・耐震性は低くないか

  →地震時の安全性の確保
  →地震後の修繕費用の低減
  →地震後の資産価値を守る




・メンテナンスは簡単か、費用のかかりづらいものを選定しているか

  →換気扇、冷暖房、外壁、窓、水周り、、、


、、、







『住にかかるトータルコストを抑える工夫』は多岐にわたります。



建築時の工事費だけを比べるのではなく、



詳細な仕様や思想など、設計者の考えを比べ、



自分たち家族にとってより良い豊かな人生が送れる家を提案してくれる設計士に出会えれば幸運ですね。



そのためには、まず自分自身が家づくりに関して勉強する必要があります!

(そうでないとプロの言い分に簡単にまるめこまれてしまう)


家族の豊かな人生のために頑張って(楽しんで)勉強してみてください^^
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エスネルデザインの『SDGs』【詳細「環境に与える影響」】



SDGsの詳細編。 →SDGsの概要編はこちら





住宅を建てるとはどういう影響があるのか。



社会のことを考えた家づくりとは。








住宅(建物)を建てることは、




環境に与える影響。』





経済性(支出)に与える影響。』





がとりわけ大きい。









今回は「環境に与える影響」について書こうと思います。







『ライフサイクルアセスメント(LCA)』という言葉がある。



簡単に言うと、



「ある製品に対して、製造→使用→廃棄するまでに掛かったトータルの環境負荷を算出して、製品の良し悪しを評価する手法」のこと。





製造時にかかるエネルギーだけでなく使用時にかかるエネルギーも考える。



実際、建設時にかかるエネルギーよりも居住時にかかるエネルギーのほうが何倍も大きい。





自ずと、




『住宅で消費するエネルギーを減らしたい。』







というテーマが見えてくる。



このテーマを突き詰めていくと、

単に「断熱性を高める」ということだけでなく、




「エネルギーをどう得るか。」





端的に言えば、「原発をどうとらえるか。」という大きな問題にもつながってくる。





…………………………..

※原発について書きますが、原発の是非を問う主張は含みません。
 あくまで「住宅と原発のつながり」を書こうと思います。
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今は直接、原発に対して「Yes or No」を議論している段階だが、
(感情的な議論の段階とも言える)


原発「No」であれば電気代を上げる必要がある。

(日本にエネルギー資源がないのだからしかたがない。)
(自然エネルギーは不安定で普及率もまだまだ)


電気代が上がるとなれば、直接、原発に対しての議論の次は、

電気代アップに対して「Yes」か「No」かの議論の段階になる。


電気代アップは「No」という人が多いだろう。



問題は、その時に断熱性が低い家だと、電気代アップが大打撃になってしまうということ。



電気代アップ→暖房費の節約→快適な環境の損失→→健康寿命の短縮



となってしまう可能性がある。


(正直、今の世の中には断熱性が十分でない家の方が多い。

 これは新築であっても同様。
 電気代が上がったときを想定した断熱性まで言及している設計士は少ない。)





そうすると、原発「Yes or No」は、電気代アップ「Yes or No」に議論がすり替わる恐れがある。



全く目的が異なる。これでは本末転倒だ。






そういったことにならないためにも、

冷暖房のエネルギーをなるべく低減できる(=電気代アップに比較的対応できる)高断熱の家を建てることは有意義なことだと思う。


光熱費のためだけでなく、地球の環境のためにも。



冷静な議論のためにも。









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住宅が持つ社会的責任はとても幅広くとても大きい。


そして、その影響は長時間である。

(建築から解体まで数十年)




また、住宅の設備の選定は、実は環境的(→政治的)な主張をはらんでいる。


例えば、深夜電力を使ったエコキュートを選ぶ人は「原発Yes」を表明していることになるのかもしれない。

(深夜電力は原発ありきのシステム)



「そこまで考えていなかった。」


「営業の人はなにも教えてくれなかった。」




では、なんでも調べられるこの時代済まされないだろう。






例えが極端になったが、住宅はそれだけ大きなテーマも持っているということ。


デザインや使い勝手だけではないということ。


「社会に与える影響がとても大きいんです。」ということを伝えたくてリスキーな内容ですが書きました。



社会、世界のために自分はなにができるのか。


そういう判断基準で家づくりを考えてみることもまた有意義なことでしょう。
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エスネルデザインの『SDGs』【概要】



最近、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉を知った。



「地元を良くしよう!」と頑張っている友人が教えてくれた。









SDGs(エスディージーズ)とは、2015年に国連サミットで採択された2030年までに達成するべき社会的・世界的な目標のことで、





例えば、





『貧困をなくそう。』





『質の高い教育をみんなに。』





『安全な水とトイレを世界中に。』





『エネルギーをみんなに、そしてクリーンに。』





など合計17の目標が掲げられている。






僕はSDGsとは、





『社会や世界のためにどんな貢献ができるか。』ということだと認識した。








エスネルデザインは社会に対してどんな貢献ができるのか。





僕は『経済的負担の少ない暮らし』を提供したいと考えている。





また、『快適で健康的な暮らし』を提供したいと考えている。





そのために、小さな家・中古リノベーション・二世帯暮らしで、


高い断熱性(→低い光熱費と快適な環境)を持った家を提案する。





その結果、



家庭(→社会)にゆとりができ、行動に選択肢が増え、より豊かな暮らしが広がっていくと考えている。





他のSDGsと比べると少し具体性に欠けるかもしれないが、



衣食住の1つである『住』が担う役割はとても大きく広範囲にわたるため、これで良いと思っている。



様々な活動のまさに『基礎』となる部分だと思っている。





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今の『住』にかかる費用は相対的に割高になってきている。



それは経済成長が鈍化しているから。(収入が増えずに物価は上がっているから)


これは人口減少する日本である程度しかたのないこと。



しかし、それに気づいて対策を講じている人はあまり多くはない。



今でも当たり前のように親世代と同じような家を新築する人は多い。



現在の状況や未来は親世代の頃とはだいぶ変わってきているにも関わらず。







僕はそのギャップを埋められるような答え(暮らし)を提案したい。



または「ギャップが起きているんだよ」と言うアナウンスをしていきたい。



それぞれの家族の豊かな暮らしのために。



ひいては日本の豊かな未来のために。







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もう一つのテーマは『個人の幸せの追求。』




『自分のやりたいことを仕事として成果を得る。そして僕個人も家族も幸せに暮らす。』





そういうことがどんどんと増えていけば社会はもっと豊かで楽しいものになる。



人間、好きなことをしているときが1番能力を発揮できるし、幸せを感じることができる。





今までは、個人で事業を成り立たせることは難しかったかもしれないが、これからの時代はいろんなハードルが低くなってそれが可能な時代がきている。



(このブログがまさにそう!個人がメディアも持てるなんて!)



個人のやりたいことを仕事として頑張った結果、個人が幸せになれることを身をもって証明していきたい。





目的は以上。



『社会の幸せ』『個人の幸せ』を達成すること。









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そして、アプローチは2つ。




『住宅を設計し提案すること。』





そして、




『世界一周の旅の話をすること。』





この2つのアプローチを通して僕のSDGsを達成していきたい。







自分の行動が、個人の幸せに、そして社会の幸せに直結する。



そう考えるだけでワクワクする♪


あなたのSDGsはどう?