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いなか日記。48『9月の庭の花々。』

ゆうです^^

秋晴れの気持ちの良い秋分の時期ですね。

夏の暑さが落ち着き花々にとっては良い季節になりました♪

秋を代表するコスモス。群生して庭を彩る。

暑さと台風が過ぎて秋晴れが続き始め、うちの庭も秋の装いになりました。

咲き誇るメランポジウム。
大きい花より小さい花の群生のほうが好きかも^^

小柄な種のヒマワリ。奥にはトンボくんが♪

キバナコスモスたち。

ピンクの繊細な花が集まる百日紅(サルスベリ)。

朝日を浴びるテッポウユリ。

モミジも紅葉してきた♪

柿も実ってきた。
新潟原産の「八珍柿(はっちんがき)」という種類。種が無い事から“越後七不思議の次に珍しい”という意味で「八珍柿」と呼ばれるようになったとか。
(ちなみにJAの商標は「おけさ柿」)

八珍柿は渋柿。こうして干し柿にして渋をとばすと、甘みがでておいしいおやつになる♪

そして秋と言えば「キンモクセイ」。

その香りと色合いと可憐な花弁が秋の季節感を演出する。

ポポーの木も実ってきた。バナナのような味がしておいしい。

時間がゆっくり流れる秋分の田舎道。

咲き誇るマツバギクは花火のよう。

秋を明るく彩る菊「シュウメイギク(秋明菊)」
可憐な花びらがかわいい。

タマスダレ。別名レインリリー(雨ユリ)。

そして、秋分と言えばこの花。「ヒガンバナ」
今年も手作りのおはぎをたくさん食べました♪

曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれる。
とても仏教的。繊細で色合いも含め格好良いが毒がある花。
「死人花」など不吉とされることがあったり、「天上の花」など吉兆とされることがあったり。

コケも良い感じ。
「コケのむすまで」家族で幸せな暮らしを続けていきたい。

秋の田舎暮らしもとてもゆったり良い感じです。

四季を感じる暮らし。

これから厳しい冬がやってくるが、

明るい春が来ることを知っていると、冬もスパイスのひとつと思える。

(冬は冬で楽しいことも多いしね!焚き火飲みが今から楽しみ^^)

―――――
~おまけ~

パパママセミナーで練習したのが懐かしい^^

いつも気持ち良さそうに入ってくれる。
一緒に湯船につかるのも今から楽しみだ♪

昔のブログより
「実家の樹木たち①ムクゲ、モクレン、ポポ、アジサイ、、、」
「実家の樹木たち②キンモクセイ、コスモス、ナナカマド、曼珠沙華、、」

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HAPPY in the world。07『「思いやりを感じたとき。』

『あなたはどんなときに幸せを感じますか?』

世界の幸せを送ります。

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僕は2011年から世界一周の旅に出たのですが、

旅に出るにあたってテーマがありました。

それは、『幸せってなんだろう?』ということ。

詳しくはこちら。
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HAPPY in the world。07


「『思いやり』を感じたとき_。」

オージーは明るくて親切な人が多い。

地図を広げているとすぐに声をかけてくれる。

「思いやり」は日本が世界一だと思っていたけどオージーもなかなかやるぜ!

負けらんねー!

2011.12 Yuichi , in AUSTRALIA

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旅が始まって1ヶ月弱。

言葉の通じない初めての地にまだまだビクビク。

友人と4人で観光している途中、、、

→別ブログに移管しました!家族で夢旅!「思いやりを感じたとき。」

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エッセイ「明るい未来の作り方。」

どうすればより良い未来を作れるか。

いろいろと大きなことを想像したりするが、

結局、

個人が『自分のやりたいことをとことんやる』こと

につきると思う。

やりたいことは、『仕事』になり、『消費』になり、『幸せ』になるから。

今はやりたいことができる時代。

チャンス♪

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S邸リノベーション。06「Sさんとのやりとり紹介。」

ゆうです^^

『中古住宅を購入してリノベーションする』

という方向性で家づくりを検討されているSさんとのやりとりをご紹介します。

先日インスペクションで伺ったお宅には素敵なキウイ棚があった。

現在、国をあげて中古住宅の活用を推し進めていますが、

リノベーション(耐震・高気密超高断熱リノベ)の事例はまだまだ少ないのが現状です。

リノベーションを検討してみたくても

「なにからしていいのか全くわからない。」

という人が大半だと思います。

そんな方のなにかの参考になれば幸いです。

―――――
以下Sさんとのメールでのやりとりです。(敬称略)

S:僕としては、中古を買って改修工事も選択肢として考えています。
  今ちょうど築21年で建物延床30坪の中古が○○万で売りに出るので、
  建物のポテンシャルがあれば、値引交渉して買うのもありかと考えてました!

ゆう:建物のポテンシャル次第ですが良い話かもしれませんね。
  中古リノベは新築に比べ費用を大幅に抑えることができる場合があるので、
  これから特にお勧めできる家づくりの方法だと感じております。

S:今自分が住んでいる住宅は旧耐震基準の家ですが、
  もし新耐震の建物だった場合はどの程度費用的にメリットがあるんですか?

ゆう:旧耐震の場合にかかる費用としましては(24坪の場合で)
  基礎補強:100万~
  木部の補強:100万~(未知数)
  木部の補強は耐震性の足りなさ具合、施工精度の良し悪しにより費用は未知数ですね。 このあたりは正直、壁を壊してみないとわかりません。

  またその新耐震の家を購入することを本気で考えられるようであれば、
  インスペクションを依頼することをお勧めします。(有償で5~9万)
  ・基礎に鉄筋が有効に入っているか
  ・小屋裏に雨漏りはないか
  ・家の傾きはないか
   等を専用の機械を使い調査してもらえます。
  知人が行なっているので参考としてホームページを添付します。
  アズ建築事務所 

  その新耐震の家をリノベして予算内に収められるかどうかは
  (耐震改修、断熱気密改修は必須になるとして、)
  ・屋根のやりかえ要不要
  ・間取り、内装変更要不要
  ・配管やりかえ要不要
  ・キッチン、浴室やりかえ要不要
  +αで 木部の直し要不要(下地等) によりますかね。

  本気で考えられそうであれば、
  ①インスペクション
  ②要望聞き取り
  ③プラン提案
  ④工事概算見積もり提出
   と進んで行くことになるかと思います。
  焦る必要は全くありませんが冷静に検討するためのご参考までに。

S:中古住宅の物件資料を送ります。助言を頂ければと思います。

ゆう: 物件資料拝見しました。
  初見の印象としては非常に良い物件ではないかと思いました。
  (正確には物件を見てみないとなんとも言えませんが)

 【良い点】
  ○建物の形状
   →総二階なので耐震断熱改修がしやすい(余計なコストがかからない)
  ○間取り
    →一階と二階の壁がそろっていておそらく耐震的に大きな問題が少なそう
  ○日当たり、道路方向良し、付属庭良し

 【懸念される点】
  ○屋根がセメント瓦ということで雨漏りがないか
  ○バルコニーに雨漏りがないか
   →インスペクションで判断
  Sさんの希望にあった家ができそうな予感はしました。
  また、不動産屋さんに建てた工務店を確認しておいても良いかもしれません。

  その物件で本当に良いのかどうかの判断の手がかりは、
  『家の中を歩き回ってみて、漠然と「いいなー」と家族みんなが思うか。』
  これが満たせれば検討の土台に載せていいように思います。
  (あとは建築の力を発揮するのみかと)

S:なるほどですねー! ありがとうございます。だいぶクリアになってきました。

ゆう:とても感覚的な部分(好み等) と、 とても専門的な部分(構造計算等) が混在しますからね。
  しかし、 その家を買うかどうかはまずは ご自身の「直感」を信じて良いといつも思っています。

S:いつもお客さんに「不動産は今ある中から決めないと決まらないですよ。」って話しておきながら、いざ自分になるとやっぱり決められないものですね笑
  自分が建てたり、買ってるっていうのは、お客さんにとってはすごく説得力があるので楽しみながら勉強もしたいと思います。
  ※Sさんの仕事は不動産関係

ゆう:良い物件とは思いましたが焦って決める必要はないと思いますのでゆっくりじっくりご検討ください。

――数日後―――

S:先日お話させて頂いた物件をインスペクションしてもらいたいと思います。
  物件の値段が下げられそうなので、本格的に動き出そうかと考えてます!
  どの様な流れでインスペクションまで進めれば良いのか教えて頂けますか?

ゆう:
 【インスペクションの流れ】
  ①不動産屋(売主)に許可をとり、インスペクションができる日時を決める。
  ②当日に物件を開けてもらいSさん立会いのもとインスペクション
  (不動産屋さんは不在でも問題なし)
  ③調査後に現地でSさんに調査結果をご説明
  ④数日後、インスペクション内容をまとめた詳細報告書が送付される

 【必要物】
  用意できるだけの図面(平面、立面等)→不動産屋に依頼

 【料金】
  どこまで依頼するかは自由ですが、
  ①基本調査5.5万
  ②床下詳細調査2万
  ③小屋裏詳細調査1万
   +交通費0.5万 の計9万(税抜)がお勧めです。
  たいてい問題があるのは、床下と小屋裏なのでそこはしっかり調査してもらったほうが良いです。

―――――

というやりとりがありまして

先日、インスペクションにアズ建築の佐藤さんと一緒に伺ってきました。

その様子はまた後日ご報告します。

着々と計画は進んでおります♪

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エッセイ「言い切る勇気。」

ある本のなかで俳優の佐藤健さんが話していた言葉を思い出した。

うろ覚えだが、下記のような内容だったと思う。

―――――

夢を追っている人から「夢は叶いますか?」という質問を受けたときどう返すべきか
と佐藤さんがある人に聞いたところ、

「『夢は絶対に叶うよ。』と言い切る。」

と言われたそうだ。

その人は続けて、

「それが本当かどうかは関係ない。」

(夢が絶対に叶うかなんて誰もわからない。しかし、)

「言い切ることで、相手が勇気を持てたらそれでいいのではないか。」

と話されたそうだ。

とても力強い話だと思った。

『言い切る勇気。』

僕もそういう人になりたいと思った。

―――――
掲載されている本
絶望の国の幸福な若者たち
古市 憲寿 2011

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いなか日記。47『稲刈り2017(誕生の裏で)』

ゆうです^^

黄金色に輝く稲穂が目に留まる季節ですね。

我が家の田んぼの稲刈りも無事に終わりました。

今年の稲刈りも無事に終わりました^^

今年の稲刈りは9月の8日、9日、10日でした。

ん?

8日、9日、10日?

9月4日の我が家の田んぼの様子。
田植えのときはこんな感じ

輝く稲穂たち。まだ若く青さがある。

「もう少しで刈り取ってやるぞー。」

と息巻いていたのですが、、、

前回のブログのとおり、初ベビーが9日に誕生しました。(8日から病院イン)

なので、今年はどんぴしゃで稲刈りとかち合い、全く手伝えないという大変な事態に!

どーーん!
今朝の田んぼの様子。 久しぶりに来たら全てが終わっていた。

お義父さん、お義母さんは稲刈りと初孫の出産がかち合いてんやわんや。

日中は稲刈りをし、日が暮れてから病院に来る生活を数日繰り返していました。

いつも4~5人でやる作業を2人で終わらせるのは本当に大変で、本当に申し訳ない思いでした。

来年はキッズと一緒に今年の分も頑張ります!

近所の「はざかけ」の様子。
自然乾燥のはざかけは最近ではめっきり減った。
とても大変だけど、風景としては最高。

―――――

話は変わり、

最近は仕事終わりに病院へ寄っています。

ぎこちないだっこをしながらなんとかミルクを飲ませる。
だっこしたりミルクを飲ませたりする度に「親子」の実感がわいてくる。

気持ち良さそうな寝顔を見ていると、

「明日も頑張ろう。」

と暖かく背筋が伸びるような気持ちになれる。

今日もありがとう。

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いなか日記。46『初ベビーやっと誕生!』

ゆうです^^

ご報告させて頂きます!

9月9日に待望の初ベビーが誕生しました!

気持ちの良い秋晴れの瑞穂の日でした。

柏崎総合医療センターにて。
僕も相方もこの病院で生まれた。同じ場所で子供を生めることに感謝。

澄み渡る秋晴れの青空。
病室から見たこの空を僕は一生忘れないだろう。

すべての景色が愛おしく思えた。

―――――

9月8日の深夜0時過ぎから相方の陣痛が始まりました。

いきなり10分間隔だったため病院に電話し急いで病院に向かいました。

そのまま朝まで二人で陣痛と戦い、相方の体も徐々に準備ができてきました。

子宝ジンクスのある赤富士を書く相方。陣痛の合間に。

しかし!8日の朝になり、昼になり、夕方になってもベビーが全然おりてこない。

病室からの景色はいつのまにか夕暮れに。

―――――

そのまま夜へ突入。

そして、そのまま朝まで陣痛と格闘、、、

傷みに耐える相方、腰をさすりでん部を押し続ける僕。

不眠不休の戦いでした、、、

朝になっても、ベビーはおりてこず、相方の耐力も限界に近づき、

産科の先生と相談した結果、母子の安全を優先し、帝王切開での出産を選びました。

(あれ以上相方に無理をさせずに済んでよかったと思っています。)

手術中、手術室近くの窓からの風景。
安全な手術と聞いていても、そわそわした気持ちはおさまらない。
空を見ながら無心になり不安を消して母子の安全を祈った。

そしてついに、、、

生まれた!!

ベビーに遅れること30分、相方の手術も無事に終わり、

母子とも無事に出産を終えることができました。

我が家の初ベイビー。体重は3358g。
9月9日午前10時34分。陣痛が始まってから約34時間が経っていた。

親子でおんなじ顔してる♪
ななさん本当にお疲れ様でした。
がんばったね!

両家の両親も来てみんなでベビーの出産を祝った。

生まれてすぐは正直まだ実感が薄かった。

生まれた瞬間に立ち会っていなかったことや、相方の手術の経過が心配だったこともある。

しかし、泣いているベビーをだっこしベビーが泣きやんでくれたとき、

じんわりと『親子』の実感がわいてきた。

「父親になったんだ。」

初乳を飲ませることもできた。
初乳は栄養価が高く免疫力をつけるのにとても大切な役割を果たすらしい。

―――――

妊娠中から相方のことを気にかけてくださった方々、

エールを送ってくれた方々に

この場を借りてお礼を述べさせて頂きます。

母子ともに無事に出産することができました。

(安産祈願した神社の神様たちもありがとうございました!)

これから二人+じいじ・ばあばたちみんなで元気に幸せに育てていこうと思います。

名前ですが、

日本の心を持って和を与えられる人になってほしいという想いを込めて、

『大和(やまと)』

という名をつけました。

30時間以上の陣痛との戦いは本当に壮絶だった。
でも終わってみたら忘れるほどの幸せがあった。

「無事に生まれてきてくれてありがとう。これからスクスク育つんだぞ。これから一生よろしくな。俺ら二人のもとへ来てくれてありがとう。」
(父)

「やっとあなたに会うことができました。元気な産声を聞いたとき、本当に嬉しくて涙が出たよ。あなたのおかげで陣痛も破水も帝王切開もフルコースで体験できて楽しかったよ♪これからずっとよろしくね。」
(母)

―――――
~おまけ~

友人から教えてもらったのですが、

9月9日は『重陽の節句』でとても縁起の良い日だったらしい。

日本の五節句は、

1月7日の「人日の節句(七草の節句)」

3月3日の「上巳の節句(桃の節句)」

5月5日の「端午の節句(菖蒲の節句)」

7月7日の「七夕の節句(笹の節句)」

9月9日の「重陽の節句(菊の節句)」

とあり、

古来より奇数は縁起の良い陽数で、

その奇数が重なる日はとても縁起の良い日とされており、

中でも一番大きな陽数である9が重なる9月9日を陽が重なる「重陽」の節句と定め、

不老長寿や厄払いや繁栄を願ってきたそうです。

大和、良い日に生まれたね。

未来は明るいぞ♪

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いなか日記。45『秘密のプライベートビーチ。』

ゆうです^^

少し前になりますが、夏の終わりのある日の夕方の話です。

僕は『秘密のプライベートビーチ』をもっています♪

このビーチから見る夕日は最高です。

家から20分ほど海岸線を走ったところにあるこのビーチは

地元でも知る人は少なく、いつ行ってもとても静かに過ごすことができます。

また、まわりに建物がなく周囲からの視線を気にしなくて良いため

とても心が落ち着きます。

夏の夕方に時間がとれた日はよくここに相方と来るのですが

この日の夕日は、今まで見た夕日のなかで最も感動したかもしれないくらい

とても素晴らしい夕日でした。

夏の終わりは水平線に雲があることが多いがこの日はなかった。
このあとの夕日に染まる雲の変化が最高だった。

「秘密の抜け道」を通るとこのプライベートビーチに来ることが出来る。

いつもの定位置にて。夏は折りたたみイスが常に車に積まれている。

近くのコンビニでコーヒーを買ってから来るのがいつからか定番になった。

徐々に沈んでいく夕日。それに伴いだんだんと赤くなる雲たち。

きれいに水平線に沈む夕日が見れた。それだけで幸運。感謝。

この絵のなかにいったい何色の色があるのだろう。
夕日の茜色、空の薄水色、海と雲の黒、それらの中間色、、。
そして、光のバランスで緑色に光る雲を初めて見た。

夕日が沈んでからがこの日は良かった。
空へ続く金色の階段。

そして、燃えあがる空。

暗くなる直前が一番紅い光を放つ。

そして夜へ。

雲が出ていると、夕日の変化が何重にも深まる。

どんな絵画でもどんな映画でも敵わない一瞬一瞬の芸術品。

桜と同じで儚いからこそ人の心を震わすのだろう。

素敵な夕日でした。

ありがとう。

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『エスネル』とは。ーコトバの意味ー

ゆうです。

このブログも気づけば150ほどの記事を書いていました。

『豊かな暮らしのつくり方(家づくり入門編)』が書き終わり、

このブログの序章が終わったような気分です。

さて、

「エスネル」とは。

ようやくですが、この言葉について書いてみようと思います。

「エスネル=escnel」は、僕が考えた言葉です。

独立しようと決めてから、

「俺はなにを提供したいのか。」

ということをずーっと考えてきました。

漠然とした「家づくりへの想い」はあれど、

それがなかなか具体的な言葉にならない。

考えて考えて、言葉にしてはボツにしてを繰り返して

ようやく

「これが俺が提供したいものだ。」

と思える言葉に辿り着きました。

それが

『 エスネル=escnel 』

です。

「エスネル=escnel」は、僕が提案したい暮らしを綴った造語です。

それぞれの頭文字をとって、エスネルという言葉をつくりました。

e.s.c.n.e.lのそれぞれに意味があり、想いがあります。

それぞれが『家=暮らし』をつくる上でかかせない大切なものたちです。

それでは、、、

「e」

enough
 ちょうどいいこと。過不足ないこと。
  →家づくりつぶやきメモ。「空間のアウトソーシング。」

economy
 経済的な負担が少ないこと。
  →暖かくて経済的負担の少ない家を。

effective
 効果的であること。
  →耐震等級や断熱性能。不足なく過剰でもない効果的な重心を提案したい。

「s」

safety
 構造的に安全であること。家族の命を守れること。
  →『中越沖地震から10年』家を建てる上で最も大切なこと。

strong structure
 万が一の地震時でも、損傷を抑え、補修費用の負担を軽減させられること。
  →豊かな暮らしのつくり方。10-3 ー『耐震等級とは。』ー

「c」

comfort
 快適であること。体に負担が少なく心にも負担が少ないこと。
  →室温のバリアフリー。赤ちゃんから老人までみんなが快適な空間を。

cozy
 居心地の良いこと。
  →風そよぐ窓辺。寝転びたいタタミ。小さな一人用の書斎。
  「そこにいたい」と感じる場所を家の中につくる。

「n」

natural
 自然と生きること。自然に生きること。
  →本物の素材農業夕日、焚き火、、庭、野菜、、、


native
 地元と共に生きること。生まれた国を想い生きること。
  →わくわくプロジェクト。02『柏崎 潮風マラソン☆2017』
  →わくわくプロジェクト。03『柏崎 風の陣で手紙ムービー☆2017』

niigata
 新潟産のものを使う。新潟を楽しむ。
  →小国和紙生産組合さんへ。優しい灯りを考える。
  →「新潟観光大使☆」

「e」

easy
 メンテナンスが簡単なこと。手入れが自分できるように考えられていること。
  →換気扇の掃除。水廻りのお手入れ。ガラスの拭き掃除。照明の交換、、、

enjoy
 家の変化を楽しめること。手間を愉しめること。愛着がわくこと。
  →板外壁の経年変化。庭の木々の成長。子供がつけた壁のキズ、、、

「l」

life
 暮らし。Houseではなく、「Life」を提供したい。
  →エスネルデザインが提供したいこと。02ー『「豊かな暮らし」とは』ー

―――――

「e.s.c.n.e.l」

そんな暮らしをデザインしたい。

「エスネル」

いまはまだ生まれたてのコトバですが、

これから長い年月をかけて

大切に磨いていきたいと思っています。

皆さんから親しみをもって呼んでもらえる日を願って。

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インスペクション。02「as建築事務所さん。」

ゆうです。

前回『インスペクションの重要性』について書きました。

今回は実際にインスペクションを業務として行われている

『as建築事務所』さん

をご紹介します。

as(アズ)建築事務所さんの事務所は、柏崎市にあります。

インスペクションの依頼を受ける範囲は広く、

柏崎市だけでなく新潟市や長岡市の方から声がかかることも多いそうです。

「近年とても相談件数が増えてきました。」

という佐藤さんの話を聞くと、インスペクションの重要性が増していることを感じます。

佐藤さんが自身でリノベーションしたという事務所内。
とてもオシャレで居心地が良かった。

所長の佐藤敦さんは、様々な経歴の持ち主。

小さい頃からの夢であった大工の棟梁になり、地元で14年間にわたり100棟以上を建てて来られ、

その後は、職人の立場から現場を監理する立場へ。

そうした経験を経て2013年に、

「今後急速に高まる中古住宅市場に何か役に立てることはないか」と考え、

インスペクション業務を主体としたas建築事務所を設立されたそうです。

現在でこそ、インスペクションの重要性は国を挙げて叫ばれていますが、

それをいち早く感じて4年以上前から動き出されていることは本当にすごいと思います。

設計も施工も自分で行える人はなかなかいない。
脚のない打ち合わせテーブルはボルトで天井から吊られていた。

「びっくりするような施工状況の中古住宅は本当に多い。」

「中古住宅だけでなく、新築の建売であっても問題のある物件は少なくない。」

と話を聞きながら、インスペクションされた物件の写真を見せて頂きました。

(ブログには載せられないようなひどい状態のものもありました。)

床下で大引(床を支える下地材)の含水率を調査する佐藤さん。(HPより)
含水率が高い場合、換気量の不足が疑われる。
換気の施工が不適切な場合、床下が高湿になり、最悪構造材がカビやシロアリの被害を受けてしまう。

インスペクションでは家が傾いていないかも調査する。
傾きが著しい場合、耐震性が損なわれている場合がある。

インスペクション完了後、依頼者さんに現地で説明をしたのち、内容を報告書にまとめ、後日提出される。

報告書の内容(例)
→報告書のサンプル一式はこちらのページ中間から見ることができる。

インスペクションにかかる時間は通常2-3時間だそうで、

調査に入る前に不動産屋さんに許可を得ておく必要があります。

また、調査の日までにその物件が他の人に売れてしまうこともあるそうで、

物件の購入を検討されている方は、不動産屋さんに

「インスペクションの結果次第で購入しようと思います(ので、それまでほかの方の申し込みは入れないよう待ってもらえませんでしょうか。)」

と一言お願いしておくことがポイントだということでした。
(聞き入れてもらえない場合もあります。)

明るく笑顔が素敵な佐藤さん。

この日も僕の訪問に快く時間をとってくださいました。

佐藤さんと初めてお会いしたのはなんと米山を登山している最中!

たまたま共通の知人が紹介してくれたのですが、偶然の縁に感謝です。

ちなみに佐藤さんのお住まいは

自分でインスペクションした中古住宅を

自分でリノベーションされたものです。

写真を見せてもらいましたが、

佐藤さんがいろいろ試しながら楽しみながら作られた様子が感じられました。

いつか伺えたらと秘かに楽しみにしています。