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新潟観光大使。41『悠久山公園で初花見&動物園 in 長岡市』

ゆうです^^

先日、家族で悠久山公園に花見に行ってきました♪

息子にとっては人生初花見!

悠久山公園には『動物園(無料)』もあるので花見ついでに初動物園も^^

素敵な一日になりました。

長岡市HPより…………….

県内でも有数の桜の名所、悠久山公園にはソメイヨシノやしだれ桜、八重桜など合わせて約2,500本の桜があり、悠久山公園全体に咲き誇ります。

蒼柴神社の参道をくぐり37haの広い園内をゆったりと散策。
夜は美しくライトアップされる桜をお楽しみください。

今年は長岡市開府400年の記念の年で、悠久山も公園となってちょうど100年の節目の年だそうです。

久々の晴れマーク♪平日でも人で賑わっていた。

小規模でわりと気軽に来れる悠久山の動物園。
無料なのが嬉しい(市営)。

園内にはカモやハクチョウや、、
(「ハクチョウってカモ科だったんだ」と驚く。言われてみればカモそっくり)

クジャクのつがい。

ニワトリ。

ウサギさんたち。

そしてサル山。息子はサル山に大興奮!
サルと一緒にキャーキャー言っていました。

悠久山動物園では、他にもタヌキやアライグマやクロトキ、ハクビシンやテンなど26種を小動物を飼育展示している。

初めての桜に息子はなにを思うのか。

みんな楽しそう^^

出店も出ていて賑わう。
奥へ進むと神社がある。

蒼柴神社。
「家内安全」と「商売繁盛」を祈願する。

初動物園&初花見♪
家族でゆっくり過ごせた素敵な一日になりました。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

この後に寄ったところ
:カタログをもらいにトヨペット古正寺店(木造)。

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【秘訣】壁内にカビ発生。「中古住宅購入時の注意点」

ゆうです。

先日、知人から「室内にカビが生えてきた。」という相談があり、伺ったところ大問題が発覚しました。

「施工の不良」「中古住宅を購入する際の注意点」

勉強させられました。

※今回の記事にはカビの写真があります。苦手な方はご遠慮ください。


半年前に築20年の中古住宅を買った知人から

「室内にカビが生えてきた。」と聞いたときは、

「サッシの結露水が溜まってカビが生えたのかな?」と思いました。

石油ストーブ+加湿器+アルミサッシ+換気無し

の状況ではよく起きることです。

しかし、家に伺うと全く事態は違っていました。

丸の部分にうっすらカビが浮き出ていた。
室内に生えたのではなく、壁の内部から出てきている様子。

「え?こんなの見たことない。(これは大ごとだな。)」

と考えを改め、事態の重要性を知人に伝える。

柱の隙間から室内側へ生え出すカビ。
多量の水分が保持されないと通常ここまでカビは生えない。

押してみると「グニっ」とへこむ。

木材にも濡れたような形跡があった。

知人に状況を伝えて不動産業者に調査してもらうよう伝える。

後日、不動産業者が外壁を剥いで壁を確認することになったということで再度訪れた。

【ポイント!】
中古住宅の売主は一般の人か不動産業者か。

○売主が一般の人の場合

契約時に「売主の瑕疵担保責任を免除(または○ヶ月間と)する」という特約が付くことが一般的です。

簡単に言えば

「現状で売るから今後問題があっても文句言わないでね。(そのリスクも含めた価格設定だよ)」

ということです。

(買う立場からしたら辛いですが、自分が売る立場ならこう言いたいですよね。)
(数年経ってから「雨漏りしたので損害賠償を」を言われても辛い。)

そのような場合、今回のように「なんらかの問題(隠れた瑕疵)」があったとしても売主に費用を請求することは出来ません。

※改正民法(H32.4.1施行)では「隠れた瑕疵」は「契約の内容に適合しないもの」に言い換えられる。

○売主が不動産(宅建)業者の場合

瑕疵担保責任の期間は最短でも2年は必ず設けられます。(宅建業法)
(2年以下にするような特約は無効扱い)

そのため、今回のようなことが起きた場合、不動産業者は対応する責任があります。

中古住宅購入時には売主が誰であるかが大きなポイントになります。

今回、知人が幸運だったのは、

・売主が不動産業者だったこと

・購入して2年以内に問題が発覚したこと

でした。

さてさて、現場の状況はというと、、、

外壁を剥ぐ。とりあえず防水紙と通気工法は施工されていた。
が、和室の出窓の入隅部分の下地材はボロボロになっていた。
(防水紙が出窓とその他で違うので過去に補修があったのかもしれない)

下地材はボロボロでスカスカ。
シロアリに食べきられている様子。

基礎との取り合い部分。蟻道はすでになかった。
シロアリはどこから?基礎の内部からだろうか。

そして、防水紙が水切りの裏に施工されていた。
これでは雨水は室内に入り込んでしまう。→×

同様のことは出窓の屋根部分でも。(水切りが防水紙の外)
これでは防水紙を伝った雨水は室内に侵入してしまう。→×

防水紙が膨れて外壁の「通気層」をふさいでいた。
通気層がふさがれると室内の湿気が上手く排出されず壁内に湿気がこもるリスクが高まる。→×

和室は真壁納まり(柱が露出する納め方)のため壁の厚みが他より狭い。
そこに他と同じ厚みの断熱材を入れたことで防水紙が突き出てしまったと思われる。

そして徐々に問題の部分が、、、

通気層に大量のカビが、、
和室(1階)の屋根がこの状態なので2階からの雨水の流れに問題がある。

和室の出窓の上部(2階)にも出窓があった。
当該部は北西面。冬場一番雨風が当たる場所。

さらに外壁を剥いで見るとこの状態。
出窓の上部には外壁を留める為の下地材が横に入っていて、通気や雨の排出を阻害していた。→横下地材が濡れてカビ発生。

通気層の施工の重要性を改めて感じる。

後日、出窓の屋根を剥いでみると下地が湿っていて劣化していた。
(勾配が少ない→△)

断熱材を剥ぎ取り、問題のカビが生えた壁の内部を調査する。

断熱材を撤去した壁内。カビで真っ黒・真っ白だった。
室内にカビが染み出す理由が分かった。

赤丸あたりから室内へカビが入り込んでいる様子。
恐ろしい。

明確な原因はさらに分析が必要だが、おそらく

・雨水の壁内への浸入。


・室内からの湿気の侵入。


・水分の壁外への排出の阻害(通気不備)

→カビの発生。

だろうと推測される。

断熱材は、内側にシートがあるタイプだったが、ところどころに穴があいており「防湿」機能はなさそう。

真壁納まりで防湿層(この場合は恐らくビニールクロス)が不連続だったことも、室内から壁内へ湿気が侵入したであろう理由の一つと思われる。

(他の大壁納まりの出窓がある部屋では起きていなかったため※あくまで室内から見て)

構造材である柱もボソボソになっていた。→×
(シロアリではなく、水分の影響かと思われる。)

これらを調査結果として知人に報告し、

不動産業者に送るメール文の作成なども行った。

・現状の確認(土台や他の出窓など)と説明

・対応策

・回答を書面(メール)で頂きたいこと

・今後同じようなことが起きた場合の対応について

補修案としては

・適切な防水、防湿施工

・適切な通気施工

・劣化した構造材の交換または補強

などを依頼した。
(具体的な説明がないなか、補修工事が始まろうとしていた。)

知人には追加で

・出窓をなくすこと、和室を洋室にリフォームすること

を有償で依頼することもありだよとアドバイスした。

後日、不動産業者から回答があり補修してもらえることになったそう。

「これから先、同様のことが起きた場合も対応します。

ただし、2年間の保証となっています。

ということだった。

今回は和室以外の他の出窓では室内から見たカビの発生はなかった。

しかし、出窓の屋根の納まりなどは同様だと思われるため、もしかしたら時間の問題かもしれない。

内部結露に関しては、ビニールクロスが簡易防湿層となりある程度は防いでくれるかもしれない。

また、石油ストーブや加湿器・換気など住み手側の使い勝手によるということも要点となる。

そして「中古住宅」であるということでどこまで許容するかという点もある。
(価格もあるので)

アドバイスとして

「様子を見て、保証が切れる前の来年の春にもう一度状況をみて判断する」

というのでも良いかもしれないよと伝えた。

(僕が正確に調査したわけではないのであくまで助言。)

中古住宅の購入はこういったことが往々にしてある。

インスペクションをしても全てがわかるわけではなく、住んでみて初めて発覚することもある。

中古住宅を検討する際には、こういったことを理解した上で購入することが重要になる。

おまけ…………….

その他の調査報告

出窓の側面には断熱材は入っていなかった。
(20年前の断熱施工では往々にしてある)

興味深いのは「断熱材が入っていないほうが壁内結露しづらい」ということ。
(昔の家なども同様)
中途半端な「中気密中断熱」が一番危険。

外壁(窯業系サイディング)のシーリングはまだ粘性を保っていた。
(防水性を保っているとは限らない。)

防水テープ(ブチル系)も粘性を保っていた。

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エッセイ。「軸があってこそコマは回る。」

「軸があってこそコマは回る。」

そんな言葉が頭に浮かんだ。

今、やりたいことが頭のなかにいろいろある。

「もしかしたら家を設計するよりもやりたいのかも」と思うこともある。

「自分にはなにが出来るのか。」

「自分の役目はなんなのか。」

「自分が本当にやりたいことはなんなのか。」

しかし、下の言葉が頭に浮かんだ。

「軸があってこそコマは回る。」

動き回るのは良い。

しかし、しっかりとした軸を持っていなければどこかへ飛んで行ってしまうんだろう。

まずはしっかり自分の軸を持とう。
強い軸を持って、強い回転をしていこう。
(でも、回ることで軸が出来るのかも。「回りながら軸を作っていく」のかな。)
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独立祝いと『子供といる時間の短さ。』

ゆうです^^

先日、設計士の先輩方と打合せも兼ねて呑みトークしてきました。

そこで金言を頂きました。

「子育て期間はアッと言う間。」

という言葉です。

この日の呑み会は新潟駅南の『スモークカフェ』さん^^

こちらで『あるイベント』を6月に開催する計画があり、下見を兼ねてミーティングを。

(50人以上を前に話をさせて頂く予定。今からドキドキ!)

駅から数分の「スモークカフェ」(2階)。
結婚式の二次会などでもよく使われる。

階段を登る「路地」感が良い感じ^^

この「こびない」感じのドア笑
(初めて訪れたときは心理的にとても開けづらかった(^^;))

からのおしゃれな店内♪

少し早めに来て会場下見。店員さんにいろいろ話を聞く。

奥にも広いスペースがある。

バーカウンター。
ベルギーなどの海外のビールが取り揃っている。

手前の室側を見返す。扉を全開にすれば最大50~60人は入るらしい。

イベントでは僕は『世界の建築・世界の暮らし』というテーマで話をさせて頂く予定。
「世界のビール」がそろうスモークカフェさんは会場としてバッチリかも♪

この日はネイティブディメンションズの鈴木さんと、市川住建の市川さんと。
サトウ工務店の佐藤さんもの予定だったが、急な体調不良で欠席)

「ビールを上から順にすべて呑んでいく」というミッションが発動!笑
(僕は途中で離脱→深夜グロッキーでした。)

この日は僕が退職してから初めての呑み会でした。

なんと!先輩方(上記4人+他)から独立のプレゼントを頂きました!

『PARKER』の高級ボールペン。
「特別な時に使ってください」と。

そして『筆』
筆には意味が込められていた。
「いつまでも真っ直ぐ白いまま突き進んでください。」と。
(他にも愛情のこもった意味があった)

皆さん、ありがとうございました!
大切に使わせて頂きます。(筆は飾らせて頂きます。)

そして、冒頭の金言を鈴木さんより聞いた。

鈴木さんはお子さんがもう数年で高校を卒業されるそう。

そのことに対して鈴木さんは、

「18年間、本当にアッと言う間だった。(寂しい)」

「18年あってもですか?」と僕が聞くと

「18年あっても。僕は家のつくり上も仕事柄も子供とは長く過ごせた方だと思うけど、それでも今思うととても短く感じる。」

長い人生の中で子供と一緒に暮らす時間は18年ほど。

でもその18年が一番濃密な時間なのかもしれない。

僕はまだその1年目。

今、鈴木さんのこの言葉を聞けて良かった。

「限られた時間」であることをかみ締めて、大切に家族の時間を過ごしていこうと思った。

近年、家を設計するにあたり、そのようなことを特に考えている。

相方の両親と一緒に住み『二世帯暮らし→三世代同居』を体験し、常々その大切さを感じている。

『じいじ・ばあばが、孫と一緒に暮らしていて笑顔』でいるということ。

「『良い家』とはなんだろうか?」を考えるとき、

結局、その答えは『家』だけには留まらない。

仮に『子供と豊かな毎日が過ごせる家』が良い家だと仮定すると、

それは、家のことだけに留まらず、

『働き方(時間の取り方)』

『お金の使い方』

にまで言及される。

今まで、そこまで言及して家づくりを提案はしてはこなかった。

(それらは「設計者が言及することではなくお客さんが考えることだから」と割り切っていた。)

しかし、これからは自分の仕事を始める。

僕はそこまで言及したいと考えています。

『働き方』に対してはブログの記事やトークセッションで。

エッセイ。『複業』について。「ある方との秘密トークセッション。」

トークセッション『これからの住まいの形』!

『お金』に対しては提案する家に具体的に取り入れる。

『トータルコストで考えて費用対効果の高い住宅を。』

(住んでからも家計に負担の少ない家を。)

『各家庭の適切な予算にあった家づくりの提案を。』

(ローンを借りすぎることのない事前の返済計画を。)

※トータルコスト
=イニシャルコスト(工事費)
 +ランニングコスト(光熱費・保険・税金等)
 +メンテナンスコスト(35年後の修繕費)

豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー

工事費用を抑える提案をする住宅会社は異端かもしれない。

しかし、それを望んでいる人は確実にいる。

「安くて低品質の家ではなく、高品質が良いんだけど出来るだけ費用は抑えたい。」

「でも、どうすればいいのかわからない。」

「家は小さくていい。(むしろ小さいほうが良い)」

「どの会社がこんな希望を本当に叶えてくれるのかわからない。」

僕がまずそう。

僕がお客さんだったら僕が考えるようなことを提案をしている会社に頼みたい。

10人中9人は「特にそうは思わない。」と思うかもしれない。

しかし、10人中1人の「そういう家が建てたいんです。」という方のために仕事をしていきたいと思っています。

『家(house)ではなく、暮らし(life)を提供したい。』

というescnelに込めた想いのとおり。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「自分の家を建てている意識で。」

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エッセイ。「本質とシェア。万人に届けなくてもいいという強み。」

近年、『デザインの力』が脚光を浴びてきている。

「機能」だけでなく「デザイン」で家電などを選ぶ人も増えてきている。

あるテレビ番組でバルミューダバーミキュラ製品の製作過程を見て思った。

バルミューダ・ザ・トースター。

バーミキュラ・ライスポット。

思ったこと。

それは、

「面白いもので、
本質を突き詰めようとすればするほど、万人ウケしなくなっていくんだな。」

ということ。

それは、質を高めれば価格が上がるから。

「満足度/価格」の合格点は人それぞれ。

多くの人はすべてのものに高品質を求めてはいない。

「○○はどうしてもこだわりたいけど、××はそうでもないから価格を抑えたい。」

しかし『それでいいんだ。』と思った。

万人に行き渡る製品でなくていい。

「どうしてもこれが欲しい。」

と思ってもらえる人だけに届けばいい。

だからとことんこだわる。

想定するお客さんの範囲を広げるのではなく、逆に狭める。

狭めれば
10人中、9人は「特にいらない。」
でも1人からは「こういうのが本当に欲しかったんです!」と求めてもらえる。

質を高められる。

そして、

年間棟数4~6棟ほどの小さな設計事務所ならそれが出来る。

『万人に届けなくてもいいという強み。』

そんなことが頭に浮かんだ。

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【秘訣】杉外壁の経年変化「祖父の家の杉板と実験の経過」。

ゆうです^^

僕がお勧めする『杉板外壁』の経年変化シリーズです。

今回は、祖父の家(築37年)の杉板の様子をご報告。

今回もいろいろと面白い発見がありました^^

祖父の家は我が家と同じ柏崎市にあります。

僕の実家、我が家(相方の実家)、祖父(母方)の家とも柏崎市内にあり、祖母(父方)の家も上越市のため、帰省は何かと楽^^

コンパクトシティならぬコンパクトファミリー?

中越沖地震時などの有事の際は助け合ったものです。

こういった暮らしの選択も今後増えて来るのでしょう。

偏芯する大屋根がモダンな祖父の家。
手前の大谷石の塀は中越沖地震時に崩れ、昔よりも高さを減らして修復された。

玄関わき(東面)。縦張り、板幅は14cm。
赤丸の部分は玄関階段の水はねの影響で色落ちが他の部分よりも進んでいる。

外壁を塗装すると、数年置きに塗りなおさない限り色むらが出来てしまう。
それであれば、いっそ無塗装でどうかというのがエスネルデザインの提案。
(前職の所長の思想を参考にしている。)

板の留め付けは板一枚に付きクギ1本。
1箇所のみの留め付けとすることで、板が縮んだ際に板が割れづらい。
(板の木口を見ると材が縮んだ様子が見て取れる。)
2箇所留め付けだと材が縮めず経年変化で割れてしまうことがある。
(材の乾燥具合にもよるためケースバイケース。)

南面。 横張り。
南面は日射は多いが雨のあたりが少ないため外壁の色落ちは少ない。

横張りだと出隅の納まりがシビアになる。
見切り材なしで板同士の突き付けだとスッキリして良いが、反りにより多少板が離れてくる。(許容範囲)

北面は日射が少なく雨が満遍なく当たるためきれいにシルバーグレーになる。
37年経過の雨どいは叩けば割れそうだがなんとか持っている。
雨どいの交換時期は持っても30~35年ほどと思っていたほうが良い。

縦張りは水切れも良くきれいにシルバーグレーになる。
美観上も防水上も良い。
エスネルデザインでは杉板の縦張りを外壁の標準仕様としてお勧めしたいと考えている。

東面(左)と北面(右)。
方角によりこれだけ経年変化の表情が違う。
新潟は北西の風が多く北西面に雨が当たりやすい。

設計者は、自然素材を使う場合は雨や日射など自然の影響を熟知しておくことが求められる。

…………….

最後に、板の放置実験の中間結果報告を。

12月に開始した板の経年変化の実験。
左の二枚が国産の杉板、右が北米産のウエスタンレッドシダー。
天に向けて置くことで、雨や日射をより当てて劣化を促進させた。

板外壁の経年変化。「方位による風合いの違い」

実験開始から約3ヶ月が経ちました。

板たちはどう変化したのでしょうか?

全体的に色が脱色された板たち。
冬の3ヶ月だけなので時間も日射も雨も少なくまだ変化は少ない。

裏面。湿気がこもっていたのか「杉・白」のほうに多少カビが生えていた。
板には赤身(心材)と白身(辺材)があり赤身のほうが耐久性がある。
(白身は水分や栄養分や吸放湿性が高め)

赤身と白身の違い。白身を通って水分や養分が運ばれていく。
(画像は梅江製材所さんHPより)

レッドシダー。乾燥材(上)未乾燥材(下)

未乾燥材には「流れ節」があり、乾燥によりはく離しかけていた。

裏面はまだ新品時の色が残る。
カビも見当たらない。(レッドシダーは耐久性が高い。)

意外だったのが乾燥材の板のほうが反りが出ていたこと。
木表側に凹に沿っている。

未乾燥材は反りが少なかった。
反りは「乾燥具合」にもよるが「それぞれの板の性格」によっても異なる。

杉板も木表側に凹に沿っている。(どちらも乾燥材)

こうすると反りが分かりやすい。
反りは樹種や幅、留め付け方によっても変わってくるため経験のある設計者と施工者の判断により適切に留め付ける必要がある。

板などの自然素材は経験がないと扱いは難しいですが、上手に付き合えればこれほど魅力的な材料はありません^^

長期的なメンテナンス費も抑えることが出来ます。

【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。

ただし、設計者が材がどのように経年変化をするのかを知っていることが必要です。

新築の現場だけでなく、築年数の経った家を観察することは、設計者に大きな知識と経験を与えてくれます^^

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「自分が納得できるまで調べる。」

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新潟観光大使。36-2『「ひなたぼっこ(ジュエリー)」でサプライズ!』

ゆうです^^

先日再びジュエリー工房『ひなたぼっこ(hinata bocco)』さんを訪れました。

今回は相方と二人で♪

『ある作戦』を実行するために!

前回ひなたぼっこさんを訪れたのは3月の初めに一人ででした。

そのときに店主のひぐちさんに良くして頂きとても感動したのでした^^

新潟観光大使。36『ジュエリー工房「ひなたぼっこ」 in 豊栄。』

上の記事をアップしたところひぐちさんがシェアしてくださりいろいろな方に読んでもらいました^^

(なんとこのブログ内でのアクセス数ランキング2位!※4/6現在)

ひぐちさんからも感謝のメッセージを頂いたりして

「人に感謝される記事を書けたって幸せだなー。」

とブログの意義を再認識したのでした。

この日は晴天!家から片道1.5hのドライブ^^

森の中に佇むように立つ「ひなたぼっこ」さん。

小さな建物でとてもかわいく素敵。
古い建物をリノベーションしている様子も伺えて良い感じ^^

手摺に並ぶ松ぼっくりたち。

入り口のうさぎさん。「久しぶり♪」

さてさて、わざわざ柏崎から豊栄まで来たのには理由があります。

それは1ヶ月前に考えていた「ある作戦」を実行するため!

店内のドアから「ノラ・クチーナ」さんを見る。
日差しがとても良い感じ。

ひなたぼっこさんのHP
hinata bocco ひなたぼっこ

さてさて、

『ある作戦』とは、、、

「特注ネックレスを相方にサプライズでプレゼントする」というもの^^!

ベビーシューズ型のネックレスを!

いきなりのサプライズに驚く相方。
今日どこに行くのかも内緒にしていた。
ひぐちさんとも作戦は打合せ済み^^

「おおー!」と。
相方も前回の記事を見て「素敵だなー♪」と思っていたんだとか。

実は前回ひなたぼっこさんに来た日は、息子が生まれてちょうど半年経った日だった。
「退職&開業」の節目もあり、縁を感じてその場で製作を依頼。

僕にとっては久々の高額の買い物でした。(しかも相談なし)

ペンダントの裏にはメッセージが刻印されている。
(メッセージは秘密です♪)

アルファベットの刻印棒。(前回の記事より)

一文字一文字、打刻していく。打てる面積は狭くとても細かい作業。
「セロテープを貼りガイドにする」のがウラ技なんだそう♪
(写真はひぐちさんが送ってくれた^^)

打刻物を固定する松ヤニ(前回の記事より)。

「指輪と違って表が細かいから固定も大変だったんだろうなー!」と
製作工程を知っているからこそ余計に価値を感じる。

相方、とても気に入ってくれたようでした^^
喜んでくれて良かった♪

息子の誕生石であるブルーサファイヤがキラリ☆

製作者のひぐちさんとお店の前でツーショット。

ひぐちさん、素敵なネックレスをありがとうございました^^

今度は、菜の花の時期に息子も連れて家族で遊びにきます♪

さてさて、その後はどうしたかというと、、

ノラ・クチーナさんに行くかと思いきや、、、(行きたかったのですが)

タイムアウトー!

はい。

息子を義母に見てもらえるのは3時間ほど。(それでも十分助かる!)

片道1.5hなので、移動だけで3時間です(^^;)

ということで柏崎から豊栄まで来たけど、

どこにも寄らずにトンボ帰り!!(致し方あるまい(>_<))

お隣の「まいきや」さんに寄ることもなく退散!

遅めのランチは帰り道の途中に黒崎PAへ。

久しぶりにモスバーガーを。(飲食は車内)

相方はこういうスタンプものが大好き。
すかさず寄る。

4/1から始まった『うまさぎっしりスタンプラリー』 は早くも2個めのスタンプ。
夢の森公園で押した「えちごんスタンプ」がかわいい。)

バタバタしたドライブでしたが、相方が喜んでくれて良かった^^

これから自営になり苦労をかけると思うけど今後とも宜しくお願いします。

今度は家族で遠出しようね♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近「素敵だな」と思ったもの。
:ネコ型のペンダント(ひなたぼっこさん作)

お知らせ…………….

世界一周旅ブログ『家族で夢旅!-ゆう&ななオススメ旅カタログ-』
の更新を再開しました^^

こちらもオススメですよ♪

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いなか日記。79『日常ダイジェスト「山菜とタイヤ交換と日喜閉店」』

ゆうです^^

桜も咲いて春らんまんですね♪

僕はこの季節が一年で一番好き。新たな生命の始まりを感じる季節。

山菜を食べたりタイヤを替えたり、

天気も良くなってきて活動の幅が増えてきました。

少し前の話ですが、春分の日に自家製の「ぼたもち」を食べました^^

子供の頃からの文化。節目を感じる料理って良いですね♪

あんこ・ゴマ・きなこの三色が定番。

今年の蕗の薹(ふきのとう)はえぐみが少なくて食べやすかった。
雪下にんじん効果あり??

ジャガイモの種芋を作るお義母様。

「ジャガイモの真下にあるヘソから半分に切るのがポイントなの。」とご教授いただく。

庭の木々の新芽も徐々に出てきた♪

スミレも花が咲きました。

双太郎のタイヤもスタッドレスから通常タイヤに交換^^

自分でメンテナンスをすると
「今年の冬も安全に走ってくれてありがとう」と自然と感謝の気持ちを感じる。

この『手間がかかること』が愛着のある家づくりに共通するものなんだろう。

このあとピカピカに洗車したのですが、、

夜には花粉と黄砂でこんな状態に(T_T)
住宅でも環境の影響で「窓を開ける時期」は減ってきている。

「通風をどれだけとるか」「開く窓とFIX窓の選定」は再検討すべきポイント。

先日の日曜日には集落の祭りの儀式で「獅子舞」と「天狗」が我が家にやってきました^^

頭についた邪気を食べてもらい厄を払う。
「噛み付く」には「神が付く」という縁起担ぎの意味もあるらしい。

天狗も来た!果たして息子の反応は、、、!?

意外と泣かない!
みんなして「泣かないのかよー」と肩透かしをくらう(特に天狗さん)。

相方も子供の頃、同じように厄払いをしてもらっていたそう。
「この日は天狗が怖くて押入れに隠れてたよ。」と。

そしたら義母が「私もそうだったよ。」と。

何十年以上続いている文化・風習。

こういう体験のない町育ちの僕からするとこういった文化はとても価値を感じる。

「ちぇー」と残念そうに帰る天狗さん。
(いずれは僕も天狗になるのかな)

ゆっくり過ごしていると、友人から

「中華屋の日喜(ひき)が閉店するらしい!」

という驚愕の情報が!

急いで仲間も誘って日喜に向かいました。

柏崎市役所前にある日喜。
高校生の頃から通っていた。相方の妊娠中もよく二人で来た。

何回来たことか。
春は出会いや始まりだけでなく「別れ」の季節でもあることを思い出す。

どれもリーズナブルで美味しいが、結局頼むのはいつも同じ。

いつもの「マーボー冷やし」
熱々の本格マーボーが水締めされた麺の上に乗る。
柏崎でも数店しか見ない特殊メニュー。

相方の定番は「みそ冷やし」
こちらも絶品。最後の一杯、味わって頂きました。

ありがとう!日喜!
息子に食べさせられないのは残念だけど、この味は一生忘れません!

おまけ…………….

その他の日常をさらにダイジェストで。

妹の親父への誕生日プレゼント 「キングオブモダン(峰乃白梅)」。
果実酒のようなフルーティーな日本酒だった。パッケージもカッコいい。

「質問トーク(動画)」を製作してくれたえんちゃんのメモ。
さすがクリエイター。上手いな。

息子と同級生のこうすけ君へのプレゼント。
おそろいの「木のスプーン(カバ)」と「てあそび歌えほん」。

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

我が家の好きな場所。
:玄関前の季節の花が生けられる飾り床

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【これからの住まいの形】②「35年ローンを組んで買う持ち家の再考」

ゆうです^^

前回からトークセッション『これからの住まいの形』のまとめ記事を書いています。

今回からいよいよ本編をまとめていきます♪

「貴方にとっての『これからの住まいの形』はどんなものですか?」

19:30からスタートしたトークセッションも気づいたら23時!

男4人でアルコールもなく3時間以上メモ取りながら話し続けました^^

めちゃくちゃ濃密な会でした♪

まずはダイジェストムービーをご紹介。

トークセッションの全容は亮平さんの記事がとても分かりやすく書かれているのでそちらをご参照ください^^

【トークセッション】「これからの住まいの形」(1/3)

ちなみに僕がこのトークセッションでやりたかったことのひとつに、

『参加者の同時多発的発信。』

というものがあります。

近年、インターネットの発展で情報は身近に簡単に手に入れられるようになりました。

しかし、その弊害としてフェイクニュースなどが社会問題になってきています。

今後、価値が認められる情報は、

『生で体験した人(参加者)の
 様々な角度からの主体的発信。』

だろうと。

今回は、僕と亮平さんの複数発信^^

今後は、参加者を増やしていきそれぞれが主体的に感想を発信していけるようになれば良いなーと考えています。

会場は三条市の『TREE』さん。(TREEさんのことはまた追ってご紹介)

さて、『トークの全容』は亮平さんがまとめられたので、

僕はどんなことを書こうか?と考えていたのですが、

僕は『トークの詳細』に焦点を当てて書いてみようと思います^^

キーセンテンスをそのまま断定形で書いていきます。

行間からその意図を感じ取ってみて頂ければと思います♪

ではでは、まずは最初のテーマから!

村松:

35年ローンは△

定年までに(退職金を当てにせず)完済できる計画を立てた上で、それぞれの家族にあった「住まい」を選択することが大切。

選択肢としては「新築」だけでなく「中古リノベーション」「二世帯暮らし」などコストを抑えた「豊かな暮らしの実現」も可能。

また、家づくりのスタートは「資金計画」から始めることが重要。

35年ローンは日本経済が成長していた時代に設計されたもの。
現在、その仕組みにはまりづらい人も出てきている。
時代が変わった今、主体的にローンを考え直すことが大切。

大橋:

35年ローンを組んで買う持ち家は×

以前は関東にマンションを所有し暮らしていた。
しかし3.11で家庭菜園が放射能の被害を受け「住まいを固定することのリスク」を身を持って感じた。

今は、新潟に戻り1200坪の敷地に建つ賃貸をオーナーさんから直接借りて暮らしている。

所有していたマンションは比較的順調に売ることが出来たが、新潟では住宅を売る際に買い手が見つかりにくいというデメリットもある。

また、日本の経済状況を見ても、
家を所有することは「ぜいたく」になってきているのではないか。と感じることもある。

また、「空き家」がどんどん増えている。
新築せずに空き家を再利用する道はないのか探っている。

紘大:

持ち家は○

家を建てる方と日々接しているが、とても皆さん前向きで「家を建てることが小さい頃からの夢でした。」という人も多い。

家は「家族の巣、子育ての巣」として大きな機能(価値)があると感じている。

また、ローンには生命保険機能が備わっているので、万が一ご主人になにかあった際にも家族に家を残すことができるという「資産」としての一面もある。

鈴木:

持ち家は△

「家を持つことが当たり前である」という常識を一度疑ってみる必要がある。
(刷り込まれれているのではないか。)

人口が減り土地の価値は下がっていくので、家では将来の資産形成は出来ない

終身雇用の崩壊が始まっている今、35年ローンを組むことは慎重に考えるべきだと考える。

突き詰めれば『お金のリテラシー(教養)』の問題。

高校などの授業で「お金の勉強」をカリキュラムに取り入れることも検討すべきなのかもしれない。

ただ、仕事で様々な新築のお宅を取材してきたが、多くの人が満足して幸せそうに暮らしている。
それを実際に見聞きしているので「持ち家は素晴らしいな」と率直に感じる。

…………….

ここからはフェイスブックで頂いたコメントを紹介します^^

(これぞ同時多発的発信!)
(明確に許可をとっていないのでイニシャルトークで(^^;))

…………….

考えさせられる内容ですね。

誤解を恐れずに言うなら私の働き方的には×に近い△派でしょうか。。
(めちゃくちゃ誤解を恐れてますが 笑)

〈T建築設計事務所 Tさん〉

…………….

やっぱすごく面白そう!
場所からテーマから何から何まで。

私は〇。理由は書ききれないんだけど、一つは持ち家って故郷と同じ匂いがするよーな気がして、好きなんだな、きっと。

〈Nティブディメンションズ Sさん〉

…………….

私は〇で。理由は、大きくは2つ。

一つ目に貸家で命を守れるか疑問であること。
貸家の耐震性や断熱性能があれば別ですが、地震やヒートショックなどから命を守れるか?健康に暮らせるか?

二つ目に、リノベも耐震性や性能を考えると、けっこうお金がかかるということ。
一旦スケルトンにして、基礎からやり直すと新築並みか新築よりちょっと安い、くらいかもです💦

でも過度なローンはNGですね。生活が苦しくなるのは本末転倒です。

〈K一級建築事務所 Kさん〉

…………….

ボクは… 〇と△の間をとって◇四角かな…(^^;)(ズルい?)

理由はKさんに近い、家族の命と健康を守りつつ心地よく暮らせる住まいだったら、35年ローンを払い続ける価値は十分にあり!

ただ… そのような住まいが本当に手に入るかどうかが難しい(-_-;)
どこに頼むか?誰に設計してもらうか?誰に作ってもらうか?しだい。
費用もそれなりにかかる。

もし、そこまで費用をかけられない場合、村松さんの考えのように中古住宅の性能UPリノベ。
またはNさんのように小さな小さな新築。って選択しになるのかな…

〈Saトウ工務店 Sさん〉

…………….

様々な意見が寄せられてとても面白かったです^^

(実はリアルタイムで亮平さんと呑んでいて二人で盛り上がっていた。)

最後に、



【僕の個人的なまとめ】

みんなわかっていて表現していますが、本当は持ち家を○×で簡単に割り切ることは出来ません(>_<)

それは、建てる方の希望や状況や未来によって答えは千差万別だからです。

しかし、現在の住宅業界では

(わかっているけど、

そんなこと言ったら建てる人(受注額)が減っちゃうし、

家はやっぱり家族の夢だし、

ローン額とかは建て主さんが自分で考えることだし、

もしかしたら景気もよくなるかもしれないし、、、

わざわざ余計なことは言う必要はないかな。)

と(確信犯的に)お茶を濁しているようなケースがあります。

それは『相手の感情(マイホームへの夢)』を害さないようにという思いやりなのかもしれません。

僕も、もしかしたらブログで書くのが精一杯で直接言うのはなかなか難しいかもしれません。

そこで考え至ったのが、

『建築』と『ファイナンシャル計画』の分離

でした。

(現在、僕に設計相談をしてくださっている方はFPの昆さんにファイナンシャル計画の相談に行ってもらっています。)

今回のテーマの回答は、端的にまとめれば

「持ち家を買うのであれば借入はご計画的に。」

ということでしょう。

当たり前のことですね(^^;)

当たり前に誰でも出来そうですが、

いざ自分の家づくりが始まると、いろいろなことで頭がいっぱいになり、ファイナンシャル計画はおざなりになりがち。

自分の思う予算内で家を建てられた人がどれだけいるでしょうか。

真面目に建築をしている会社は建て主様の幸せを望んでいます。

しかし、建築予算を最終決定するのは建て主様の仕事。

家づくりの始める際はファイナンシャル計画から始められることをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。

いつもどおり長くなってしまいました(^^;)

次回のテーマもお楽しみに♪

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

最近、気になっていること。
:TREEのテント席の居心地

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【秘訣】「家づくりのリアルな成功例・失敗談」FP昆さんブログより。

ゆうです^^

FPの昆さんのブログが面白かったのでご紹介します。

『家づくりのリアルな成功例・失敗談』

昆さんが家を建てて7年経った今感じるリアルな話はとても参考になると思います。

昆さんのブログはこちらから^^

家づくりのリアルな成功例・失敗談 – 新潟住まいのお金相談室

僕が「なるほど!面白い!」と感じたところを抜き出してご紹介します。

(以下昆さんブログから引用。一部省略)

…………….

ここ7年で家を建ててよかったなあと思えたのはなんといっても子どもが生まれた時でした。

赤ちゃんの時は24時間泣き声がすごかったり、2歳になった今も床をバンバンジャンプしていますが、別に自分の家なので誰かに気を使う必要もなくのびのび子育てができる点は本当にいいですね。

…………….

ゆうコメ:
アパートに比べて音の問題をあまり気にしなくていいのは戸建のメリットですね。
僕も0歳の息子がいますが今は戸建てで暮らしているので息子には気兼ねなく泣いてもらっています^ ^

…………….

おふろも足を伸ばして入れるし (これが新築時一番の感動)

除雪もワンポイントだけで済むし (アパートの時は駐車場から 出れなくなった)

冬でも底冷えしないし、 なんといっても自宅はホッとするわけです。

もはやアパート生活には絶対に戻れません。

それくらい家っていいものです。

…………….

ゆうコメ:
家を経済性だけで割り切れない部分ですね^^
「ホッとする」など家が持つ精神的な価値もこれから発信していきたいです。

…………….

ああすればよかったなあと思うのは、

・もっと服の収納が多い方がよかった

特に冬場のコートなどをかけられる玄関一体のシューズクローゼットは便利だっただろうと思う。

・バルコニーをもっと考えればよかった

バルコニーをつくったが出入り口の動線が悪く、ほとんど活用していない。

・外壁塗り壁はいまいちだった

新築時はいいのですが5年経過したあたりから雨だれがすごく、飛び込みリフォーム営業の餌食になってしまっています。

・ウッドデッキ

これは自信をもっていえます。 絶対要りませんでした。 庭は地面が一番です。

…………….

ゆうコメ:
新築時にすべてを想像することは難しいです。
そこは経験のある設計者が的確にフォロー出来ればと思います。

…………….

当時最先端でも数年経てばもろく廃れていきます。

それが住宅業界です。

今、最先端! ということしか当然できないのでその技術が長く廃れないのか、メンテナンス面で不利にならないのか? 自分で見極める努力が必要です。

…………….

最近、昆さんから言われて嬉しかったことは、

「村松さんのブログに刺激を受けて、私も毎日ブログを更新することにしました。」

と言ってもらったこと^^

今までは僕が「刺激を受ける側」でしたが、

「刺激を与えられる側」になれてきているのであれば嬉しいなと。

昆さんのブログはとても専門的で最新の住宅ローン事情などにも明るくとてもためになります。
(僕も毎日チェックしています。)

お勧めですよ^^

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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

旅中スケッチ
:スペイン(ムルシア)の別荘の暖炉。