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【秘訣】窓辺の心地良さ「海カフェドナの海ソファ」と家族で過ごす夕日。

ゆうです^^

網川原のエスネルの見学会が終わり、少し心を整えるために、

とても好きな場所である海カフェドナさんへ。

ドナさんには大好きなソファがある。

最高の居心地。

「こんな風に安らげる居場所が家の中に作れたら。」

そんな想いで設計をしています。

ドナさんのソファは僕の中で的な場所。

ロケーションが神なので、ここに敵う居心地を持った場所はなかなかありません。

客席は、ソファの他に、椅子やハンモックや畳などがあるのですが、他にお客さんが少ない時はいつもうろちょろ移動したり。

また、

建物内から見る海が良いよね。」

「浜など外で見る夕日と違った良さがあるよね。」

という話題で、オーナーの柘植さんと盛り上がったり。

エスネルブログの中でもドナさんの記事は多々ある。

新潟観光大使。02『海カフェ ドナ。』

いなか日記。93『ドナに沈む夕日とグリーンフラッシュ。』

新潟観光大使。37『春の「海カフェドナ」とシャボン玉。』

また、窓辺の居心地についてもいろいろと書いています。

【秘訣】心地良い居場所は「窓辺」に生まれる。-桜の襖と季節の飾り-

【秘訣】「空を見る窓」「緑を見る窓」心地の良い居場所を。〈+旅スケッチ〉

ケンチク探訪♪ 20『フラワーホームさん見学(伊礼さん設計)』

ありがたいことに現在多くの方からお声掛けを頂いており、非常に忙しい時期を迎えている。

やることは山積み。

しかし、そんな時こそ、20分でも10分でも良いから、ぼーっとする時間を設けること。

心に水を注ぐような、

深呼吸するような、

なにも考えない時間を意識的に設ける。

出来れば居心地の良い場所で、自然と対話しながら。

そんな習慣はこれからも心掛けていきたい。

…………….

海つながりで、残暑の思い出を。

仕事が続いた土日、夕方から家族で海へ。

我が家から車で10分程のところにある「広田商店」さん。
海の家&酒屋さんで、海カフェドナさんのすぐ近く。

この日はZZのエスネルのM様との契約打合せだった。

相方に相談し、ビールを飲ませてもらう♪

初めて訪れたが、家から近く、ベンチもあり、お酒が買える。

これは良い。
いつか仲間と来よう♪

杉板の防風壁。
柏崎の海沿いにはこんな風景が建ち並ぶ。

シルバーグレー化の過程を知るにはもってこいの環境。

「夕日好きなんて君も通だね。」

息子は将来どこで何をするかは分からないが、
息子にとって大切な「原風景」のひとつになれば良いなと。

「君の生まれた町は、夕日がとても綺麗な町なんだよ。」

…………….

家族でとても豊かな時間を過ごしました。

こんな毎日が幸せですね。

どれだけ忙しくても、それを忘れないよう「愛しき日々」を噛み締めながら、毎日暮らしていきたいですね。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^
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ケンチク探訪♪ 31『白根の笹川邸。』経年変化と日本建築。

ゆうです^^

初夏の頃に白根の笹川邸を訪れました。

豪農の館は、自然素材の使い方の他にも、空間の取り方や自然の冷暖房などが学べ、とても参考になる。

そして、なにより「癒し」や「大切なもの」を思い出させてくれる。

笹川邸から多くのものを学ばせて頂きました。

米所新潟には、歴史ある豪農の館が今も残っている。

それぞれの館から、構造材の使い方や、積雪対策、自然素材の劣化防止、絢爛な細工など、多くを学ばせてもらっている。

価値ある建築の残る新潟に暮らしていることに、とても幸運を感じる。

新潟の歴史ある館はこの資料がとても分かりやすい。
(役所などで手に入る)

椿寿荘齋藤家別邸は特に好きな建築。
行かれたことのない方にはぜひお勧め♪

豪農の館 旧田巻邸 「椿寿荘」|施設マップ|観光のご案内|田上町

旧齋藤家別邸 – The Niigata Saito Villa

今回は訪れたことのない「笹川邸(旧笹川家住宅)」へ。

初夏の空に茅葺き屋根が映える。

南区HPより…………….

笹川家は14代300年にわたり続いた名家です。

江戸時代には、8か村を束ねる大庄屋を代々務めていました。

周囲に堀をめぐらせた広大な敷地の中には、1573~1591年に建てられたと伝わる茅葺きの表門、1826年に再建された威厳ある表座敷は大庄屋の格式をよく示しています。

県下を代表するこの住宅は、1954年に重要文化財の指定を受けています。

…………….

周囲に堀が巡らされた敷地。
ちょうど七夕の時期で飾りで彩られていた。

表門からは、天皇など高貴な方のための正門と、一般用の裏口に道が分かれる。

裏口への道は石敷き。
牛や荷車が行き来したのだろうと想像が膨らむ。

森と塀に囲まれたアプローチ。

裏口はすぐに土間の炊事場へ。

「土間」という半屋内-半屋外空間。

そこに昔の民家の居心地の秘密がある。
(夏の涼を取る工夫も)

光の絞られた室内から外を臨む。
正にピクチャーウィンドウ。

囲炉裏の間。
囲炉裏は、煮炊き、暖取り、そして防虫など、幾重もの役割を担っていた。

地面近くの苔むしている杉板。
(雨どい無し)

本物の経年変化(劣化)から学べることは非常に大きく、ありがたい。

自然素材を使う設計士はこういった知見を重ねていく必要がある。

畳の大広間。
建具で仕切られた典型的な田の字プラン。

壁がなく、細い柱と梁で空間が構成されている。

これが海外の建築家が憧れた日本建築。

笹川邸プラン。

居室がとても多く、それぞれに採光を確保するための工夫(中庭など)が伺える。

また、土間(炊事場)から各居室へ裏の廊下からアクセスできるよう工夫がなされている。

築400年以上建つ茅葺きの表門。

居室の外には外廊下が、そしてさらに外には縁側がある。
空間のグラデーションが建築の奥行きを深める。

季節も良く、縁側はとても気持ち良かった。

「超高断熱+全館連続空調」 と真逆の建築でいろいろと刺激を受ける。

開放的で、内外の一体感があり、とても良い。

こういう建築を見ていると、ついつい住宅に採用したくなる。

しかし、中途半端にかいつまんで採用すると、どっちつかずの半端な建築になってしまう。
(建築的な心地良さ・空調など)

物事にはメリハリ、取捨選択が大切。

「空間のアウトソーシング。」必要十分な家づくりを。

「三つ巴」の釘隠し。

深い屋根(軒)が夏の直射を遮ってくれる。
また、雨がかりを防ぎ、木製戸の劣化を抑えてくれる。
外観を整える効果もある。

デザインの意味を知り、採用する意味・効果があるもの、ないものを理解した上で、住宅設計に活かしていきたい。

トイレの壁天井は漆喰塗り。
光の反射や広がりがしっとりとして感動した。

壁天井の質感は、建物の印象(質)に大きく影響する。

風合いとメンテナンスしやすさ、コストなどバランスを考慮した提案を心掛けたい。
(エスネルデザイン標準はAEP塗装)

笹川邸からは「奥行き」感を特に感じた。
廊下や建具により、外と中が緩やかにつながる。

いつから設置されたのかは不明だが、ガラス戸も。

建具により、縁側空間は「内」にも「外」にも可変する。

「This is Japanese Architecture.」

と海外に伝えたいような風景。

柱と梁、畳と板の間、紙障子と繊細な格子、そして外の緑と光。

多くの言葉は要らないだろう。

屋根頂部には排気用の越屋根+窓。
現代の家づくりにも通ずる自然換気方法。
(屋根間の通気に採用している)

屋敷の一番奥にある蔵。

外は暑くとも、内部はとても涼しい。

地中冷熱利用の有効性を体感できた。

閉館が近づき、障子が閉じられていった。

(開と閉のどちらも体感できてとても幸運)

閉の空間。
この可変性が日本建築。

雨が多く、高温多湿であることなど、建築は風土から作り出される。

…………….

笹川邸、とても刺激的で勉強させられました。

そして、癒しをもらいました。

ありがとう。

いつかまた来ます。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

…………………………………………

村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】…………….

「空間のアウトソーシング。」必要十分な家づくりを。

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【WJD-建築スケッチ04】南仏・地中海編「コルビュジエの愛した海。」

ゆうです^^

世界一周の旅中の建築スケッチを紹介します。

南仏・地中海諸国は2012年の9月末頃滞在。

巨匠コルビュジエ休暇小屋ル・トロネ修道院などの名建築などを巡りました。

建築ノート(白)より。

ル・トロネ修道院(南仏プロヴァンス地方)

12世紀に建てられた修道院。

あまり知られていないが、多くの建築家から「一番好きな建築」に選ばれているものすごい建築。

コルビュジエがル・トロネ修道院から大きな影響を受けていたことは有名。

装飾のないロマネスク建築に多くのモダン建築家が心を惹かれた。

小さな窓から入ってくるわずかな光により照らされる内部。

あるのは光と闇のみ。

見学時、安藤忠雄事務所の所員さんがたまたま見学に来られていて、話を伺うことが出来たのは良い思い出。

また、

「世界一周建築の旅に出る」

と話をした際、先輩の阿部さんに

「ル・トロネには行っとけ。」

と助言を頂いていた。

阿部さん、その節はありがとうございました。

最高の時間を過ごすことが出来ました。

モナコの市庁舎のドアノブと、
チンクエ・テッレ(イタリア)。

「握り心地」を設計することの大切さを学んだのは、モナコのドアノブからの影響も大きい。

植物モチーフの装飾も勉強になった。

地中海沿岸にカラフルな家々が建ち並ぶ。

「気候」が「色」を作り、「色」が「人」を作る。

日本人-日本建築とイタリア人-イタリア建築の対比が面白かった。

「大聖堂」は特徴的なヨーロッパ建築のひとつ。

築年数の古い大建築は、日本とスケールが異なる。

地震の少ない組石造の国、

また、

宗教が暮らしに密接に関わっていること。

外に出て、肌で感じて学べることはたくさんあった。

国の印象を色で表してみた。
(心象風景)

「気候」と「風土」と「風景(建築)」

は強く影響しあっていることを実感した。

コルビュジエの休暇小屋(カップ・マルタン)
(イラストは中村好文さんの本参照)

巨匠も小さな空間に惚れていた?

ONとOFFの空間があると思う。

社交的・開放的な空間と、内向的・閉鎖的な空間。

どちらも大切。

家にも、家族と団らんする空間だけでなく、

「こもれる空間、内向的な空間」

があると良いと感じている。
(→ロフト、床下など)

小屋の下にはコルビュジエが愛した海岸があり、海を愛したコルビュジエは77歳のとき、この海へ帰って行った。

海を眺められる高台に、奥さんと並んだお墓がある。

海岸に降り、形の良い石を数個拾った。

その石は今も僕の机の引き出しの中にそっと佇み、

見る度に、あの日のことを思い出させてくれる。

…………….

良い思い出であり、僕の生涯の財産。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【関連記事】…………….

【WJD-建築スケッチ01】フィンランド・フランス編「アアルト・コルビュジエの建築たち」

【WJD-建築スケッチ02】スイス・スペイン編「コルビュジエとスペイン建築たち」

【WJD-建築スケッチ03】バルセロナ編「ガウディとミースの建築たち」

WJD.03『僕の旅について。-プロローグー』

WJD.04『旅の初日。-初めての街メルボルンー』

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【網川原のエスネル‐41】お引渡し前日は「別れの儀式」を。

ゆうです^^

網川原のエスネルはいよいよ本日お引渡し。

長い時間を共に過ごしてきたこの家とも今日でひと区切り。

娘がお嫁に行くのに似た感覚?

前日は「別れの儀式」を。

心を込めて家中を掃除しました。

なんとも言えない感覚ですね。

僕にとっては人生で初めてです。

自分がゼロから設計した家のお引渡し。

エスネルデザインの初めての仕事。

K様と出会ってから1年半以上。

出会い、プランニング、ご契約、工事スタート、、

今、鮮明に思い出されます。

独立して、自分の名前で請け負った初めての仕事。

僕は、この気持ちを一生忘れないでしょう。

残工事が完了した網川原のエスネル。

秋空に杉板の家が良く映える。

K様からの「最後」の差し入れ。

工事監理に来る度に大工さんと一緒に頂いていました。

いつも暖かいお言葉、大変ありがとうございました。

残ったオイルと壁の塗料をプレゼント。
メンテナンスを愉しみながら、愛着を持って暮らして頂きたい。

床下を掃除。
床下エアコンを採用しているため、床下の清潔度は空気質に直結する。

工事中の木クズなどが残っていないか注意しながら掃除を行った。

平滑でピカピカな床(コンクリート上に塗装)は、掃除が楽♪
基礎屋さんが丁寧に仕上げてくれたありがたみが身に沁みる。

そして、小さな家は掃除も楽♪

床を掃除機掛け。
ローラーのないマキタのコードレスで。

ヒノキは柔らかく傷つきやすいため、慎重に丁寧に掃除していく。

金物は、拭き掃除を。
手の油などがついているようなところは、中性洗剤を薄めて拭き取った。

無塗装の戸(シナベニヤ)のちょっとした汚れは、紙やすりでこすり落とせる。

塗装(オイル塗り)をして、汚れを防止するのも良いが、無塗装で汚れを落としやすくしておくのも良い。

「手を掛けられる愉しみ」

というものがあるかもしれない。

「子育てと似ているかも?」

と思ったり。

ステンレスの天板も中性洗剤を使いながら。

ヘアライン仕上げは傷が目立ちやすいが、数年経てば「傷だらけ=バイブレーション仕上げ」のようになる。

傷を気にせず、おおらかに暮らして頂ければと。

トイレ手洗い掃除。

アイアン手摺も無事に設置されました。
とても良い仕上がりです。
(後日ご紹介)

掃除を終え、少し佇む。
小上がり畳は座りやすくてとても良い。

この写真を見ると、ガラスがないように見える。

サッシ下枠を見えないところまで落とした「隠し框」が効いている。

小さな家を大きく暮らす秘訣はあちらこちらに。

秋の庭に群生するコスモス(我が家)。

最後のひと仕事をしに前日夕方から事務所へ。

稲刈りの時期は、僕にとって「息子の誕生」と「娘(一棟目)の誕生」の思い出の季節となった。

雲ひとつない清々しい夕日空。

引渡し前日の夜はちょうど「十五夜」だった。

満月には、「達成」「実を結ぶ」「新たな始まり」などの意味があるあらしい。

前職の退職日の夜も満月だった。

なんとなく(自分勝手に)運命的なものを感じて自然と笑みが出る。



「十五夜が我が家の誕生日。」

って素敵ですね。

K様、来年はおだんごでハッピーバースデイなどいかがでしょう?

…………….

それでは本日のお引渡し、何卒宜しくお願い致します。

そして、お引渡しする「網川原のエスネル」を今後とも何卒宜しくお願い致します。

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【秘訣】新しい家での最初の大仕事。「自然素材の懐の深さ。」ヒノキの傷の修復実験。

ゆうです^^

新築が完成して新しい暮らしが始まる際、

住まわれる方の最初の大仕事

についてお話します。

この大仕事が無事に済んでからが居心地の良い暮らしの始まり。

最初の大仕事とは、いったいなんでしょうか?

最初の大仕事とは、建築業者は絶対に出来ない、建て主様にしか出来ないことです。

引越し?

新居での最初の食事?

お客様を招く??

、、、

いろいろとありますが、ズバリ最初の大仕事とは、

大きな傷をつけること

です!
(えぇー!?)

もちろん故意につけるわけではありません。

引越し時などに、あやまって荷物を落とす、壁にぶつける、などして大きな傷をつけてしまうこと。

それが新しい家での最初の大仕事になります^^

傷をつけるのはご夫婦のうち、より傷に過敏なほうの方が適役です。

過敏でないほうの方や、お子様、来客の方が傷をつける前に、大きな傷がつけられるとベスト♪
(我が家は僕かな、)

なぜ傷をつけることが最初の大仕事かと言うと、

傷をつけないようにしていた緊張がほぐれるから。

その後、気楽に過ごせるようになるから。

(多少の傷は気にしなくなる)

不要な負の感情の発生を防ぐためにも、早いうちに大きな傷をつけておくことがポイントです^^

言うなれば、

大きな傷をつけてからが新居での豊かな暮らしのスタート。

大きな傷をつけた人は、非難ではなく、むしろ褒められて良い^^

大きな傷をつけたら、相方のほうは

「(お!その役目ありがとう)初傷だね、おめでとう♪」

というぐらいだとお互い気が楽。

そんな新築文化が広まったら素敵かなと^^

禊的な、新築での儀式的な。
(新しいバッシュはみんなで踏んどく的な、)

車などの工業製品と異なり、自然素材の魅力は、材の懐の広さ。

自然素材は、傷を許してくれる大らかさがあります。

なぜなら、全ての自然素材は傷つきながら年月を重ねていくものだから。

傷こそが、家族の過ごした時間の証明(思い出)になっていくんだと思います。

とは言え、引渡し早々に床が傷ついたら切ないですよね(^^;)!

そこで、無垢の床の傷修復の技をご紹介。

新築時のヒノキ(左)と経年変化したヒノキ(右)。

油分も含んだカンナ仕上げのヒノキはオイルを塗らなくても艶がすごくとても綺麗。

触り心地もサラッと、スベっとしていて最高^^

柔らかいことは、傷がつきやすいことと表裏一体。
(写真の傷は僕が故意につけたもの)

さてさて、傷補修の技について^^

ヒノキに傷をつけてみた。

重いものを角から落とすとこのように凹む。
道管が押し潰された状態。

そこにを垂らします。

そのまま放置。

30分後。

ん、傷はどこだ?

分かりやすいように光を当てて確認。

うっすらと傷の跡が分かります。

だいぶ復元しました^^

日陰だとじっと見ないと分からないほどに。
潰れた道管に水が染み込み、膨れ上がってきました。

傷がついて早々に行うと復元力が大きいです^^

濡れたタオルを敷き、アイロンで蒸すとより効果があります。

凹み周辺が目立ちづらいように紙やすりで整えるのも良いです。

※オイル塗り部や塗装部は、一度オイルや塗装を剥がして吸水性を高めてから行う必要あり。復元後、オイル・塗装を再塗装する必要もあり。

(無塗装の場合、メンテも簡単♪)

…………….

お子様と一緒に行うと、楽しみながら教養も身につき、

優しい心、モノを大切に扱う心もより育まれるかもしれません。

今の30代以下の方々は、新建材育ちの方も多いかと思います。
(僕は正にそう)

現在の家づくりは、

傷つきにくく、

汚れが落ちやすく、

手間のかからない素材を使った家づくりが主流。
(→クレーム防止。施工時の養生が楽になる。)

そうなると主にビニールなど樹脂製品で覆われた家になりがち。
(ビニールクロス、樹脂シート建材、強めの防水加工の床材、)

悪くはないかもしれませんが、なにかを忘れていきそうな予感も。

それに気付きつつある今の時代に出来る家づくりを。

これからの時代に求められるのは、自然素材の「弱さ」から学ぶ感受性なのかもしれません。

…………….

話が少し反れました。

新しい家での最初の大仕事。

ぜひ楽しんで、どっちが先に傷をつけるか、ソワソワ・ワクワクしながら、新しい暮らしを始めてみてください^^

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村松 悠一 一級建築士
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【関連記事】…………….

【エスネルの仕様】床材:「国産無垢ヒノキ」

【秘訣】集成材やヒノキ床材の経年変化。

【秘訣】突板フローリングの経年変化。

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問①「自然素材の経年変化」

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【網川原のエスネル‐40】ハンドルに革のカバーを。「人とモノとのつながりの間に。」

ゆうです^^

網川原のエスネルの玄関戸には本革のハンドルカバーをつけました。

「毎日、手が触れるところ」

には優しさを込めたい。

長年の構想が実現しました。

手が触れるところは、

固いより、柔らかい。




冷たいより、暖かい。




じめっとより、さらっと。

そう作ってあげたいという想いがあります。

それは、冬に金属の玄関戸を素手で握ったときに寂しさを感じた経験から。

エスネルデザインで標準提案している「スニッカルペール玄関戸」
スウェーデン製の木製断熱ドア。

ドアハンドルはステンレスのシンプルな丸棒。

木とステンレスは見た目の相性は良い。

しかし、金属は冬に冷たくなるため、握る部分としてなにか改善策はないかと模索していた。

ハンドルに革を巻く構想は数年前から。

革は、柔らかく、暖かく、吸放湿性に富む。

クラフト的な見た目もとても良く、おもてなしの玄関には最適♪

なるべく手をかけすぎないようシンプルに作る。

製作は、革のクラフトが得意な友人に依頼した。

ポイントは、

・握ったときの触り心地が良いこと。
(半端な凹凸を作らないこと)

・ずれたり、伸びて緩んだりした際に調整が簡単なこと。

「革ひもで縫い付ける」ことからスタートした固定案は最終的にはコレに行き着いた。

マジックテープ!(綿ファスナー)

薄いものを探し、良いものがみつかった。

安価で、メンテナンスがしやすい、正に「エスネル的」発想♪

革の切り口(コバ)にロウを塗り、毛羽立ちを抑え、防水性も高める。

糸を通す穴あけ。

糸にも蝋引きし、毛羽立ち抑え・緩み防止等のための下処理を施す。

糸でマジックテープの固定と際のデザインを。

出来た!

完成品を見たときは心からワクワクした^^

本革の柔らかさと手作り感が気持ちを高揚させる。

造作ソファの革と色合いも揃っていて良い♪

設置完了!
握り心地は最高^^!

革カバーの裏に挟んだ滑り止めゴムが効いていてずれない。

マジックテープ固定の為、緩んでも簡単に締め直しが出来る♪

真価を発揮するのは真冬。

また、直射日光が当たる場合(夏場)、金属はとても熱くなる。

革カバーはそんな、熱さ・冷たさを軽減してくれる。

住み手にとってもだが、訪れたお客様が

「お、良いね♪」

と、家に入る前に感じてもらえたらなんかとても素敵かなと。

…………….

ほんの些細な小さなこと。

その些細なことで、心が暖まることがある。

人とモノ(手摺やドアノブ)とのふれあいは、

人と人との心のふれあいにつながる。

設計士と、建て主様。

建て主様と、来訪者。

「ただいま。」

と、声を掛けるように握れるドアノブがあったら、

ほんの少し、日常が暖かくなるような、そんな願いを込めて、細部まで設計しています。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

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【網川原のエスネル‐33】造作手摺完成!最後の仕上げは「想い」と「思い出」。

【網川原のエスネル‐36】造作建具製作!手掛けと明かり取りのデザイン。

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【想い】「杉板の街並み復興プロジェクト。」未来につなげる風景を。

「杉板の街並み復興プロジェクト。」

それは、僕の中で2012年から始まっていた。

2011年末から約1年間の世界一周の旅に出た。

一時帰国した2012年の夏、

僕は、地元柏崎の杉板の家々を見て、とても大きな衝撃を受けた。

出発前に何度も見ていた景色。

しかし、帰国時には全く別の景色が広がっていた。

深緑の針葉樹の山々の中に、杉板の家々が点在する。

田んぼと、空が広い。

相方の実家である柏崎市西山町の風景には、人工物はなく、自然しかなかった。

今考えると、

「日本を訪れた外国人の目」

で見えていたんだと思う。

先入観なく、見えたままを素直に感じることが出来た。

「外」に出る前、当たり前でありきたりだった風景は、

「外」から見てみると、最高に美しい風景だった。

感動して涙が出た。

それほど、衝撃的だった。

海、夕日、緑、杉板、、、

改めて自分が好きなものを考えると、それは幼い頃からの新潟・柏崎での原体験そのものだった。

それに気付いたとき、自分のやるべき道が見えた気がした。

外国の街並みを素敵だと感じるように、日本の杉板の街並みも本当に素晴らしい。

それは自分で体験したから確信がある。

日本の、新潟の「杉板と緑の風景」は、世界に誇れるものだ。

その街並み、風景を未来につなげよう。

建築士である僕はそれが出来る。

小さな「志」のようなものが胸に込み上がってきていた。

奇跡的な導きだったが、帰国後、就職した設計事務所は杉板の外壁を勧めていた。

所長の自邸も杉板張りだった。

前職で、杉板の長所や短所を実体験を持って学ばせてもらった。

感覚的に「良いな」と感じていた杉板が、実用的にも「良い」ものと確信したかけがえのない体験だった。

T様邸(前職時)。

山取り樹木の庭と杉板の家。

耐久性、コスト、メンテナンス、環境負荷、景観、歴史、、、

はっきり言って、僕は杉板外壁に惚れ込んでいる。

冷静ではないのかもしれない。

それほど、あのときの感動は大きなものだった。

我が家の蔵。

新潟に限らず、昭和以前は杉板の家々が日本の風景だった。

田んぼに映える美しい景観。

それは日本のどこでも見られた。

特に貴重なものではなかった。

杉板外壁は、安価で、耐久性もあり、メンテナンスも容易な利便性の高い材だった。

地元の山で育てた木を使うことは、コストはもちろんのこと、環境負荷も少なかった。

山の木を使うことは山の手入れになり、若い木が根を張り、土砂崩れを防ぐなどの防災効果もあった。

集中豪雨やエネルギー消費が著しい昨今、昔からある知恵を思い出すことは、より良い未来へつながるカギとなるように思う。

ハイテクノロジーのイノベーションだけではなく、ローテクノロジーのイノベーションを。

またそれは、住む人の心の潤いにもつながっていく。

木の雰囲気が心を和ませてくれることは誰でも知っているところ。

外国から訪れる方々も増え、国内にいながら「外からの視点」を知る機会も増えてきた。

日本の古き良き風景は、まさに日本の誇り。

Amaizing JAPAN!

世界に誇る日本の原風景。

風土と歴史が造ってきた杉板の街並み。

僕が世界一周の旅から帰ってきたときに感じた感動を。

もう一度、取り戻す。

杉板外壁の魅力、風景の誇りを伝えたい。

なぜ、杉板の建物は少なくなったのか。

それは、戦後の住宅不足から。

経済復興のため、楽に、早く、均一に。

工場生産の新建材が普及していった。

戦後、お金も家もなかった日本にとっては必要な流れだった。

そして、杉板の昔の家は寒かった。

「杉板の家」=「古い」=「寒そう」=「嫌悪感」

というネガティブな印象を新建材は吹き飛ばしてくれた。

しかし、新建材の普及により、日本の原風景やものを大切にする心は薄れていったように思う。

新建材が普及し出して数十年。

表面のみを整えた新建材は、あまり耐久性がないことも分かってきた。

外装の劣化はそのまま「家が古くなった」という印象につながり、まだ住める家々が壊され出してきた。

実家の新建材の外壁(築22年)。

時代が一回りし、杉板外壁にネガティブな印象を持たない年代が家を建てるようになってきた。
(僕もその世代のひとり)

現在、杉板外壁は目新しさすらある。

新建材、窯業系サイディング、

それらは日本の住宅の質を高めることに大きく寄与した。

否定ではなく、大きな感謝。

しかし今、過去ほどスピードや量は必要ない時代に変わってきている。

そして「失いつつあるなにか」に気付きつつある時代(感性)に変わってきている。

経年変化する自然素材を許容する、むしろ好むという価値観も広がっている。

時間や手間をかける家づくりが出来る時代。

環境負荷も考え、モノを大切に使い続けていくことを思い出し始めた時代。

大工さんの技が主役の家づくりの再来。

かつて、日本の家は「紙と木で出来ている」と外国から言われていた。

20世紀半ば、日本の建築は世界の建築家から賞賛されていた。

それらをとても誇らしく思う。

日本の建築は「日本らしい」とき、一番格好良いのだろう。

その格好良さを伝えて、広めていきたい。

エスネルデザイン一棟目(リノベーション)「S邸」
杉板外壁無塗装。2018.12。

…………….

杉板絶対主義ではありせん。

みんな違って、みんな良い。

そして、時代は繰り返されることも理解しています。

自然素材の波の後には、人工素材の波が来るのでしょう。

ただ、僕は今、杉板外壁に惚れているということ。

見た目の好みだけでなく、杉板外壁は、トータルコストや環境負荷を低減することが出来るということ

などから、エスネルデザインでは杉板外壁を勧めています。
(好みでない方には、他の外壁を提案します)

環境、防災、長く大切に使う心、感受性、、、

次の時代の子らにその想いを伝えたい。

「杉板外壁の街並み復興プロジェクト。」

実動と発信を進めて参ります。

(有志募集中)

エスネルデザイン新築一棟目「網川原のエスネル」
杉板外壁無塗装。2019.9。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

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【網川原のエスネル‐39】見学会を終えて。お子様の素直さから学ぶ居心地。

ゆうです^^

網川原のエスネルは無事に完成見学会を終えることが出来ました。

ご来場頂きました皆さま、大変ありがとうございました。

率直なご感想やお褒めの言葉を頂き嬉しかったです。

打ち合わせ中のお客様にも、広さや仕上げなど実物を見て参考になったようでしたら幸いです。

K様、大変ありがとうございました。

ありがたかったことは何点もあります。

1つ目は、
広範囲からご来場頂いたこと。
十日町、長岡、新発田、新潟市、加茂、柏崎、そして群馬県からも!
遠方も含め、様々な場所からご来場頂きました。
皆さま、大変ありがとうございました。

2つ目は、

2軒目の家を検討中の方にご来場頂いたこと。

2軒目の家の建築候補に考えて頂けることは本当に光栄なこと。

それは、

一度家を建てて暮らしてみると

「これは必要なかった」


「これはもっと欲しかった」

などの実感からリアルな思いが出てきます。

その結果、2軒目に建てる場合は


「家に本当に必要なもの」

をより探求されることと思います。

僕はそれを提案したい。

長い目で見たときに「本当に必要なもの」を提供したい。

具体的に言うと、

装飾や広さよりも、性能利便性。

そして、家の小ささ。

2軒目をお考えのある方が話されていました。

「暖かくて、掃除がしやすくて、冷暖房やメンテナンスにお金がかかりづらければ、あとはある程度何でも良いです。」

その感覚をもっとリアルに伝えていきたい。

あら熱の冷めた状態を。

極論、家は建てなくても良いのだから。

「あら熱の冷まし方。」家づくりで失敗しない秘訣。

豊かな暮らしのつくり方。02ー『家は建てるな。』ー

3つ目は、

プラン提案中のお客様に実物の大きさを体感して頂けたこと。

なかでも

(家族4人で)26坪で全然十分ですね。」


「脱衣室の奥行き0.75間(約1.36m)は狭くないですね。」

という感想。

実際の大きさの感覚は、図面やパースでは伝えきれない。

特に、実用性を考慮し幅をしぼるなどメリハリをつけた部分には「イメージが湧かない」と思われることもあったかもしれません。

そのあたりを、実物を体感して頂くことで「十分だ。」と安心して頂けたようであれば幸いです。

エスネルデザインお勧めの「マルチWIC(多機能洗面脱衣室)」。
プラン検討中の方にはほぼ提案させて頂いている。

その他にも、

「小さな家を広く感じてもらう工夫」


「窓の取り方」「吹抜けの開放感」


「大きく開いた窓と、歩行者などの視線が合いづらい工夫」

など、
実物を見て頂きながら設計の深いお話が出来てとても楽しかったです。

また、旅中のスケッチノートも展示し、見て頂きました。

来場者の方の中に、なんと元マンガ家の奥様がいらっしゃって、

「線から人柄を感じました。」

と。

他にもありがたいお言葉をたくさん頂きました。

T様、ありがとうございました。

南側の小上がりはお子様にとってちょうど良いベンチに♪

畳はゴロンと出来るのが良い^^
お子様が素直に寛がれているのを見てとても満たされました。
(心地良い場所が作れたかなと)

…………….

見学会終わりには、K様に完成した家を見て頂きました。

「改めて村松さんに依頼して本当に良かったです。」

とありがたいお言葉を頂き、とても嬉しかったです。

見学会の前日・当日には設計事務所(施工者ではない第三者)による完成工事監理を行い、図面内容とのくい違いや施工漏れを確認し、工務店さんに修正依頼をしました。

今週一週間で直し工事を行い、週末にお引渡し。
(直し工事期間をしっかり取ることもポイント)

嬉しいような、寂しいような、

網川原のエスネルについて書けることはまだまだたくさんあります。

僕自身、大変多くの学びを頂きました。

、、、

締めるのはまだ早いですね♪

お引渡しまでの今週一週間を楽しみきりたいと思います。

K様、ありがとうございます。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、2歳の息子と遊ぶこと。

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【網川原のエスネル‐37】「残暑の日射遮蔽ゼロ体感見学会」開催!

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【お客様の声】建て主様の家づくりブログ紹介♪「真剣勝負の物語。」

ゆうです^^

現在、複数の計画が進行中!

その中で多くの方が建て主様ブログを書かれています。

建て主様目線のお話は本当に面白くて参考になります。

最近の僕の趣味は「建て主様のブログを読むこと」です^^

まずは、ZZのエスネルのM様のブログから^^

(先日、設計契約を結ばせて頂きました!近日イニシャル解禁!)
(M様、今後とも宜しくお願い致します。)

初回プラン提案がブログに登場!

リアルな感想検討→優先順位の変化が面白い!

複数プラン提案の効果!?今後が気になります^^

エスネルブログでも追ってご紹介予定!

設計事務所について思うこと – 設計士とつくる あたたかい ちいさい おうち

初回プラン提案① – 設計士とつくる あたたかい ちいさい おうち

初回プラン提案② – 設計士とつくる あたたかい ちいさい おうち

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続いて、荻曽根のエスネルのS様のブログ!

基本プランの感想ベランダがついた経緯

そして、造作キッチン検討編!

浴室やキッチンなど住宅設備は誰しも悩むところ。

共感される方も多いのではないでしょうか^^

基本設計・詳細設計について① : おうちづくり日記

基本設計・詳細設計について② : おうちづくり日記

設備編 1 台所以外の水回り : おうちづくり日記

設備編 2 台所について① 造作キッチンに決定するまで : おうちづくり日記

設備編 2 台所について② 造作キッチンについて : おうちづくり日記

…………….

続いて、NKのエスネルのO様のブログ!

高気密高断熱住宅を知る。

設計施工一括方式から設計・施工分離方式を検討。

ファイナンシャルプランナーに相談、

など教科書に載っても良いくらい理想的な家づくりの進め方をされていて、読んでいてとても参考になります^^

慎重に検討することの大切さ(メリット)を多くの方に伝えたい!

家を建てる目的は・・・ – 2かいだてのいえ

「高気密・高断熱」を知る – 2かいだてのいえ

工務店への設計施工一括依頼から設計士へ – 2かいだてのいえ

ファイナンシャルプランナーへの相談 – 2かいだてのいえ

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網川原のエスネルももうすぐお引渡し。

K様のご感想や実際の暮らし方なども今からとても楽しみです^^

家づくりブログ(しかも建ってからの振り返りではなくリアルタイム日記)は、まさに物語を読んでいるよう。

「事実は小説より奇なり。」

と言われるように、リアルに優る物語はない。

しかもそれが、人生最大の買い物+家族の人生にも大きく関わるものであれば、内容は嘘偽りのない社交辞令なしの真剣勝負の物語になる。

これから家を建てられる方にとって参考にならないわけがありません^^

同じ悩みや解決方法を共有したり、実際の暮らし方のヒントを教えてもらえたり、

そんなお互いがハッピーになれるコミュニティーが作れれば嬉しい限りですね。

また、家づくりブログは家族の思い出にもなります。

「十年後に子供たちがこのブログを読んだら、、」

と想像するとなんだか不思議な気持ちになるかもしれません。

しかし、自分の家が真剣に考えられ、紆余曲折を経て建ったことを知れば、お子様の家への愛着もさらに増すかもしれません^^
(家の長寿命化にも良い影響?Uターン確率も増える?言い過ぎ?)

これから家を建てられる皆さま、

家づくりブログ、お勧めです^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


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【関連記事】…………….

【荻曽根のエスネル‐07】建築モケイ完成。「製作風景とモケイを作る意味。」

【NKのエスネル】要望ヒアリング。「O様の家づくりブログご紹介♪」

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【網川原のエスネル‐38】見学会1日目ダイジェスト。

ゆうです^^

網川原のエスネルは見学会開催中

ディスプレイやサーモ画像など一日目の様子をダイジェストでご紹介いたします。

たくさんの方々にご見学頂きました。
(県外からの方も!)

ご来場頂いた皆様、大変ありがとうございました^^

我が家はこの土日は絶賛稲かり中。
今年もたわわに実ってくれました♪
(手伝えなくて申し訳ない!)

外水栓がついた!

真鍮2口の水栓いいね!
以前のモノが廃盤になってしまったため、選定し直しを。
K様に素敵な水栓を選んで頂きました。
(数ヶ月ですぐに10円のような色に変わる)

なんと到着早々、タイヤを水道メーターボックスに乗り上げ前輪がパンク!

プシューって!!

どうしよう、、(この後奇跡が!)

ビックリするほどの真夏日!
神様、ありがとう!
(最高気温33℃。湿度も高く蒸し暑かった)

外壁も暑そう!
(詳細な分析はまた追って)

室内は、、、

1-2階温度差も少なく快適!
(日射遮蔽ゼロでも!)

雲見室も準備万端♪

ディスプレイを飾る。
小国和紙のおうちライトが可愛い。

有孔ボード&フックも良い感じ^^

パースと実物を比べる。

塗装色チェック!
天井も壁も丸ごと優しいオフホワイトに。

吹き抜けの1-2階の壁。
温度差ほぼなし。

2階の居室も天井-壁-床に温度差ほぼなし。

トイレの窓から良い光が入る。

トイレ窓のサーモ画像の様子。

パンクが直った!!

なんとAg-工務店の栄次さんが、タイヤを外して、タイヤ屋さんに持っていき、新品に交換して持ち帰り、設置し直してくださった!!!

神!!!

本当に助かりました(>_<)

栄次さん大変ありがとうございました!!!

(さすが、凄腕の工務店!)

加藤淳 一級建築士事務所の加藤さんも見学に来てくださいました。
加藤さん、インスタに上げてくださりありがとうございました♪

…………………..

皆様に支えられて、第一棟目の新築住宅が完成しました。

来場して頂いた皆様からのありがたいお言葉、とても嬉しかったです。

今後とも何卒宜しくお願い致します。

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村松 悠一 一級建築士
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