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【秘訣】「月々の返済額」新築時と35年後で別に考える。

ゆうです^^

住宅ローンの月々の返済額を決めるときの秘訣。

貴方はどのようにして月々の返済額を決めますか?


失敗しない返済額の決め方の秘訣をお伝えします。

返済額は、

「営業マンのセールストーク」によって決められることが多いのではないかと思います。
(僕も営業時代はそうしていました。)

営業マン「年収から計算して安全な月々の返済額を算出します。」

営業マン「『返済比率(年間返済額÷年収)』というものがありまして、これが25%~30%ほどであれば銀行さんが「大丈夫」と判断してくれます。その範囲内で借入額を決められる方がほとんどです。」

ここで建てる人が、
家づくりが初めてでお金のことより家のことを考えたいモードに入っている場合、

「へー♪」と感心し、

営業マンが算出した借入額をそのまま「上限予算」と考え、その範囲内で家づくりをすれば「安心」と思い込んでしまうんです。
 →詳しくは豊かな暮らしのつくり方。07-4 ー『適正返済比率は!?』ー

別に営業マンは騙しているわけではありません。

銀行が25~30%以内なら融資OKしてくれるというのも本当です。
(最近はもっと高い返済比率でも貸してくれます。)

しかし問題は、その借入額が貴方の暮らしに適正かどうかは営業マンも銀行マンも判断してくれません。

あくまで「自分で」判断するしかありません。

今回はその判断のヒントをお伝えしようと思います。

難しい計算はありません。感覚的なものです。

質問します。
(シミュレーションで出た月々の返済額を「○万円」、これから建てる新築を「その家」とします。)

「貴方は35年後も築35年のその家に家賃として月に○万円を支払えますか?その金額は妥当ですか?」



「あるオーナーからその家を借りるとして、月々○万円×35年間の賃貸契約を結びますか?」

これは、新築建築を不動産投資ビジネスと考えたとき、その計画に投資する価値があるかどうかを判断するための質問です。

※35年後に土地建物の価値がゼロになると想定。
 建物の価値はゼロ(むしろ解体費を考慮すればマイナス)になる。
 土地の価値はゼロにはならないだろうが、35年後もその土地に住み続けるとすれば最終処分するのは50~60年後。そのときには解体費分の価格でしか売れないかもしれない。という厳し目の想定をすれば借入返済総額=家賃支払総額と考えることができる。

以上を踏まえた上で、では理想的な月々の返済額とは?

おすすめ月々返済額は、


(「新築時に払ってもいいと思える額」+「35年後に払ってもいいと思える額」)÷2



例えば、

「新築時はこの家に家賃12万円払ってもいいな。35年後は老朽化するし家賃6万円くらいかな。」

と考えれば、

(12万+6万)÷2=9万円

が月々の返済額として良いのではないでしょうか。

あくまで感覚的なものでしかありませんが、こういう考え方も面白いと思います^^



『35年後、新築住宅が老朽化することをイメージする。』

これが豊かな暮らしを作る秘訣ですね♪

おまけ…………….

具体的な計画で考えてみる。

世帯年収650万(夫+妻)のとき、

返済比率15%を目標にすると、
 (豊かな暮らしのつくり方。07-4 ー『適正返済比率は!?』ー

借入可能額は、約2700万円。 ※35年間、1.4%固定

月々返済額は約8.1万円。 


例)

借入2700+自己資金500万=3200万

土地1000万+建物2000万+諸費用200万=3200万

※ちなみに諸経費を除いた3000万全額借入の場合は、月々返済額は約9万円になる。
 頭金を含めた総費用全額を借りたと考えたときの返済額を家賃と想定するほうがより正確。

おまけのおまけ…………….

上記はあくまで厳し目に考えた場合。

実際は、新築で35年+リノベして30年=計65年間住むとすれば、

新築時3000万+リノベ600万=3600万円

全額借入だとすると、金利を含めた総返済額は約4500万円。

65年間(780ヶ月)で割ると、月々金額=5.8万円。

(新築時・・・35年間、1.4%固定。リノベ時・・・10年間、3%固定)

65年間、月々家賃5.8万円で高性能な新築に住めるのなら、一生賃貸暮らしより割りにあうかもしれない。

ただし、天変地異で想定外の出費が発生したり、思わぬ事態で65年間すみ続けられなかったりするリスクはある。

なのであくまで計画は悲観的に考えること

そして、悲観的な想定をした上で新築住宅が完成したら、楽観的に住むこと

これも豊かな暮らしを送る秘訣ですね^^

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豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー

ゆうです^^

前回、建物にかかる「諸経費」の話をしました。

ここまでは割と知られている話。ポイントはここからです!

貴方は「家を建ててからかかる費用を正確に把握していますか?

それは、家の広さによってどれほど違ってくるのでしょうか?

僕が常々「小さな家を。」「リノベーション」と言っているわけが、今回の話を読めばより伝わるかもしれません^^

最初に結論を話すと、


「大きな家から小さな家に変更したときの金銭的メリットは工事費だけではない」ということです。

では『家を建ててからかかる費用』とはなにがあるのでしょうか。

それは、

保険、税金、光熱費、金利、35年後修繕費、
そして解体費です。

具体的な金額を見てみましょう^^

35年間の合計金額を、延べ床面積40坪の家と24坪の家で比較してみます。
(金額はざっくりです。)

火災保険
 100万(40坪)/ 60万(24坪)

固定資産税(建物)
 300万(40坪)/ 210万(24坪)

光熱費(冷暖房費※全館24h空調)
 350万(40坪)/ 210万(24坪)

35年後修繕費(外壁・サッシ・屋根等)
 600万(40坪)/ 360万(24坪)

 →『新築30年後にかかる費用。』


解体費
 120万(40坪)/ 70万(24坪)
工事費の差も踏まえると、
工事費(坪単価40万とする。坪差=16坪)
 +640万(40坪)/ ±0万(24坪)
金利(工事費640万を35年1%で借入したとき)
 +120万(40坪)/ ±0万(24坪)

これらを合計すると、、
 2230万(40坪)/ 910万(24坪)

その差=約1300万円!
24坪の家を40坪に増やす場合、
メーカーから出る見積もりを比べると面積分の640万円だけが増えるように見えます。

しかし、

35年間のトータルコストで比較すると、640万円のおよそ倍の約1300万円がかかるということ。

工事費を除くと、1300万-640万=660万円が余計にかかってくるということ。

この660万円は、価値として残らない660万円です。
(建物分の640万円も35年後にはほぼ無価値ですが、)

単純計算ですが、坪単価を出してみると、
660万円÷坪差(16坪)≒40万円/坪

家の面積を1坪増やすごとに40万円余計なお金がかかるということです。

例えば、33坪の家なら、24坪の家と比べて、
40万円×坪差(33-24)≒360万円余計にかかる。

逆に言えば、面積を減らせれば、

1坪あたり40万円を浮かせることが出来るということですね。

話をまとめると、

家の面積を減らすことは、工事費を下げる以外にも、

保険、税金、光熱費、金利、35年後修繕費、解体費を減らすことができる!

ということです^^

豊かな暮らし=『ゆとりある家計』を実現するために。

自分と家族の未来のために。

真面目に『住にかかるお金』について考えてみてください^^

お手伝いできることがあれば力になります。

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豊かな暮らしのつくり方。16 ー『建物以外にかかる諸経費とは。』ー

ゆうです^^

家を建てようとするときにかかるお金は、工事費だけではありません。

諸経費と言われるその他の費用が掛かってきます。

ざっくり「諸経費」とはなにがあっていくらぐらいかかるのでしょうか?

ちなみに工事費は「工事請負金額」と言われます。

これは、工務店さんに支払う金額ですね^^家にかかる材料費・施工費の合計です。

住宅を建てる場合、その工事費のほかにもいろいろなお金が必要になってきます。

税金や登記費用や融資費用など。

結論から言うと、諸経費はおよそ200万円ほどあれば足りるかと思います。

その内訳は、
(ざっくりです。ケースバイケースです。)

・もろもろの登記費用・・・約25~30万円
 表題登記・抵当権設定登記・保存登記・所有権移転登記など →司法書士・土地家屋調査士へ
 →新潟観光大使。27『森山事務所(司法書士)』

・土地の仲介手数料・・・約40万円
 土地売買価格×3%+6万円 →不動産屋へ
 ※仲介ではなく、売主から買う場合はかからない。

税金・・・約20~30万円
 不動産取得税・固定資産税精算金 →県・市へ
 (土地価格と買うタイミングによる)
 (土地、建物金額や軽減措置にもよる)

融資費用・・・約50~100万円
 手数料・保証料・つなぎ融資金利など →銀行へ
 (借入額やローンの種類による)
 

その他費用
・地鎮祭初穂料・・・約2万円
・水道加入金・・・約5万円
・印紙税・・・約5万円(契約金額による)

などなど。ざっくりこんなところです。

基本的にこれらの諸経費は現金(頭金)で支払うのが一般的ですが、これら諸経費も含めて借りることができる住宅ローンもあります。
(頭金ゼロ、全額ローンというもの。)

当然ですが、これら諸経費も考慮した上で予算を決める必要があります。

順番としては、

1.年収や預金などの「収入」と生活費などの「支出」を生涯分算出し、老後まで問題なく家計が破綻しないかを確かめる。(ファイナンシャルシミュレーション)



2.その計画内で家にかけられる金額を算出する。




3.かけられる金額から上に挙げた「諸経費」を引く=建物と土地に掛けられる金額




4.3で出た金額の範囲内で土地と建物にかけるお金のバランスを見極める。

1~4までをちゃんと検討してから、建てる会社や土地を探し出すことが大切です。

もちろん初めのうちは、総合展示場や見学会にいろいろ行ってもいいでしょう。

しかし、そのまま流れで契約するのではなく、どこかで一度立ち止まって1~4までを検討してみてください。

特に1をどれだけ精度高く厳し目に検討できるかが、将来家計が苦しくなるか楽に暮らせるかの分かれ道です^^

(営業マンの言いなりでは甘めになる可能性大ですよ。)

→「家にかかるお金」の秘訣のオススメ記事はこちら
 ・豊かな暮らしのつくり方。07ー『家づくりは資金計画から。』ー
 ・豊かな暮らしのつくり方。07-2 ー『総予算の求め方!』ー
 ・豊かな暮らしのつくり方。07-3 ー『適正借入金額は!?』ー
 ・豊かな暮らしのつくり方。07-4 ー『適正返済比率は!?』ー
 ・豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー

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読書日記「天才の証明」中田敦彦(オリラジ)

オリエンタルラジオのあっちゃんが書いた「天才の証明」という本を読んだ。

既存のお笑いの世界からネットのユーチューバーの視点まで。

一度売れて頂点に立ち、そこから転落して底を見た目から。

なぜ、どういう戦略から「パーフェクトヒューマン」は生まれたのか。

刺さる言葉も多く、とても面白かった。

冒頭に、「目的を間違うな。」という話がある。

あるアイドルの「センターになりたい。なれずに苦しんでいる。」と言ったことに対し、あっちゃんは、

「なんのためにセンターになりたいの?本当になりたいの?」

「たぶん違うよね。そうじゃないよね。」

「目的はファンを楽しませること、エンターテイメントで人を喜ばせることでしょ。」

「君は本当はそれがしたいんでしょ。」

「センターはその手段のひとつでしかないよ。それにこだわるより自分の個性を活かしたほうが早いよ。」

と。

僕はAKBの指原莉乃さんのことが頭に浮かんだ。

彼女は飛び抜けて可愛いわけでも、歌がうまいわけでもなかった。

しかし、バラエティーでのトークの才能があった。

バラエティーで才能を開花させた。

そういうエンターテイメントの方法もある。

アイドルだからって、アイドルらしさ(センターとか)にこだわる必要はないんだと思った。

(指原さんはバラエティーで才能を開花させた結果、認知度が上がり、結果としてセンターになってしまった!すごい!)

住宅も同じだと思った。

「新築は目的ではない。手段のひとつ。」

では目的は?

『家族や仲間と豊かな暮らしを送ること。』

目的を間違ってはならない。

本のタイトルの「天才の証明」とは、

「『自分に合っていること、得意なことに気づきその道で開花すること。』それが天才である。」というメッセージ。

…………………………..

「天才とは、一握りの限られた人たちのことではありません。誰の中にも才能は眠っています。あなたも天才の一人です。自分の中の『天才』を発揮できる場所を探すことを諦めないでください。」(本文引用)

…………………………..

一人ひとりが天才であることを示す。

それこそが天才の証明だと。

そのために、それぞれが自分の特性を掴むことに真剣に取り組むべきだと。

…………………………..

「人間が、それぞれ微妙にスペックを変えて存在しているのはなぜか。
 協力させるためです。協力したときにこそ力が発揮されます。
 大切ないのは、自分がどういう起用のされ方をすれば最も活躍できるか。それを自覚することなのです。」(本文引用)

…………………………..

「全ての業種は「正統」と「異端」がせめぎ合っている。異端が正統になり、また新しい異端に駆逐される。」

「絶対的に正しいことはなく、価値観は常に更新される。」

「コミュニティーが変われば価値観は異なる。」
「どこで自分の才能が発揮できるかは、その価値観にウケるかどうかを分析して考えなければならない。」
と言ったことも書かれていた。

…………….

また、今日までのお笑いの歴史を分かりやすく解説・分析してあるところもあり、単純に読み物としても面白かった。

ドリフからユーチューバーまでの変遷。

その時代ごとに流行ったテレビ番組と絡めての説明はわかりやすくまた懐かしくて面白かった。

そして、時代背景や文化の変遷を読み解き、なぜその時代にこれがウケたのか、なぜそれは廃れたのか、これから先はなにがウケるのかを分析して実践しているあっちゃんにはとても興味を持った。

ところどころに裏話もあり面白い。
(武勇伝は、まさかDragon AshのGreatful Daysがモチーフだったとは!)

…………….

パーフェクトヒューマンもそんな分析から生まれたものだった。

「藤森のラップは、韻の踏み方がシンプルでわかりやすい。」

「プロから見れば「ラップじゃない」と言われるかもしれないが、視聴者はそんなに高度なことを望んでいるわけではない。」

「わかりやすくシンプルなほうがウケる。」

これはハッとさせられた。

建築でも同じようなことがある。

「この納まりはこう。このデザインが格好良い。」

などプロ受けの良いデザインはあるけれど、住む人は本当にそこを求めているのか。

その細かいデザインに何万も出すことを望んでいるのか。

全部が全部ではないが、

「もっとわかりやすくシンプルでいい。」

と改めて思った。

僕ら設計士が気にすべきことは、同業者からの視線ではなく、住む人の幸せだから。

…………………………..

「『ほどほどのクオリティー』と『オリジナリティー』がすごくいいあんばい。」
(本文引用)

…………………………..

「本業×○○」でオンリーワンになる。という話。

キングコングの西野さんは

「お笑い」×「アート」

渡辺直美さんは

「お笑い」×「ダンス・音楽(洋楽)」

僕はなんだろう。

「住宅設計」×「ファイナンシャルプラン」

「住宅設計」×「旅(世界一周)」

「住宅設計」×「いなか暮らし」

それぞれ磨きをかけてオンリーワンになっていこう。

あっちゃんはキングコング西野さんのことを

「行動アート」

と評していた。

「モノの表現だけではなく考え方や思想、活動も含めてアート。」

制作した絵本だけではなく、プロモーションや活動、ブログでの広報、その他のイベント開催など、まるまるひっくるめて行動すべてでアートを表現していると。

その通りだと思った。

僕も、設計した住宅だけでなく、『豊かな暮らし』という生き方や行動を通して、その全部を提案として発信していきたい。

『家ではなく、暮らしを提供したい。』というエスネルに込めた願いの通り。

…………….

「旧大陸と新大陸」という話があった。

旧大陸は現在のテレビのフィールドで、新大陸はネットのユーチューバーたちのフィールド。

新大陸は、秩序なくいきなり現れた。

芸歴や上下関係や業界の慣例など全く関係なく。

旧大陸の人は新大陸を冷ややかに見ている人もいるが、旧大陸はいまやジリ貧だ。

十代はテレビよりもユーチューバーにあこがれている。

危機感のある旧大陸の人は、時代の変化を敏感にとらえ新大陸への上陸を考える。

旧大陸で弱いことが新大陸へ進むモチベーション(危機感)になる。

住宅業界で考えれば、旧大陸が「新築」で、新大陸が「リノベーション」か?
はたまた「賃貸」か?

自分が「狭間」世代にいるという幸運を活かそう。

そしていろいろ試していこう。

もちろんすべてはサービスを受ける人の幸せのため。

これからの時代、変わっていく価値観を敏感に感じ行動に移していこう。

…………………………..

本を読み終わって。

中田敦彦というひとに継続的な興味がわいた。

有り体に言えば、

中田敦彦のファンになった。

ひとは、他人の経験や想いに触れるとファンになるんだろう。

特に「頑張って失敗しながら努力し結果を出した。まだこの先も挑戦していく。」といった懸命な姿勢に。

これは、キングコング西野さんの「プペル」でも、AKBでも体感していた。

『感情移入』

(または「共感」「感化」)

これがこれからのキーワードなのかもしれない。

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我が家の失敗談と反省。「なぜ小さな家か。」

僕は常々「小さな家を。」「リノベーション。」「住にかかるコストの圧縮を。」と伝えています。

なぜか。
それは我が家の失敗があったからでした。


我が家とは僕の実家のこと。

僕の両親は40代に入って中古住宅を購入しました。
17年前のことで、築2年経ったある工務店のモデルハウスでした。
(現在築19年)
我が家の家購入で良かったことは、

・それまで社宅で賃貸費用を抑えられていたため頭金を貯められた。
・高気密高断熱住宅を推進していた工務店の建てた家だったため、現在でもそこそこ問題なく暖かい暮らしが出来ている。
※Q値(断熱性)=2強。C値(気密性)=2強。
 断熱が重要視されていない当時としては最先端のハイスペックグレードだった。
・そのハイスペック住宅を中古で安く購入できた。
 (高価格過ぎて2年間売れず。→父(建築士)が適性に割引交渉したらしい)
我が家の失敗(厳しかったこと)は、

・子供が3人とも大学まで行った。
 (習い事や部活も積極的にさせてくれた→出費)
・老後のお金の計画をあまり考えていなかった。(たぶん)
・中越沖地震で被災し、家が半壊になりそれなりの修繕費がかかった。
実家に子供が入って二世帯暮らしをすることはなく、42坪の家で二人で暮らしている。

二人で暮らすには42坪は広い。(掃除や暖房やメンテ大変)

1階には年に数回しか使われない来客用和室もある。


今考えると、もう少し小さな家でも良かったかなと。

我が家の失敗を要約すると、
「いろいろあって、老後のお金が足りていない!」
ということ。
(正確には把握していませんし、何歳まで生きるかで変わります。)
もちろん必要であればフォローするつもりですが、
僕も奨学金の返済や僕の子供のためのお金の貯金でなかなかいっぱいいっぱい。
(なにより自分の仕事で収入を稼がないと!)
ここから僕ができる反省(家づくりで失敗しない秘訣)は、
『住宅を購入する前にファイナンシャルプランを立てること。そこから導き出される住宅予算内で住宅を購入すること。』
『ファイナンシャルプランは悲観的(安全率を高め)に考えておくこと。』
これからの時代は僕らの親の世代よりも格段と未来が読みづらくなりました。
年功序列や終身雇用や年金などは甘めに考えていてはいけません。

また、天変地異が起きた場合に想定外の費用がかかるかもしれません。


FPの昆さんも「リスクは想定を超える」と言っています。
 →昆さんブログ「住宅ローン破たん、誰もが当然想定外
悲観的に考えたとしても、きっと現実は想像の上を行くほどお金の足りなさを感じることでしょう。
人間どんな状況でも「お金たりないなー」と思うものです。
だとすれば出来ることは、
ざっくり言えば、
「住宅にお金を掛けすぎないこと。」

=月々の返済にゆとりを持つこと。
その手段が「小さな家」や「リノベーション」ということですね。
ゆとりある豊かな暮らしを送るために
住宅の計画は慎重に進めてみてください。
…………….
話は変わりますが、僕含め子供3人をここまで育ててくれた両親へは感謝しかありません。
自分の子供が生まれてからより一層そういう気持ちが大きくなってきました。
「失敗談」なんて過激な表現をしましたが、今も両親はどちらも自分の趣味をしながら楽しく暮らしています。
これからは「親子+孫の3世代でいろいろと旅行に行けたらいいな」と秘かに考えています^^
出来るうちに出来るだけ恩返し+思い出づくりするぞー!

と、その前にまずは自分の仕事を軌道に乗せて安心させることからですね(^^;)
頑張っていこう!
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エッセイ。「『面倒くさい』の克服法。」

先日、3Dパース(スケッチアップ)をひとつ完成させた。

完成して「『面倒くさい』の克服法。」ということを思いついた。

僕は現在、来年度の独立に向けていろいろと準備をしている。

具体的なサービス内容(提案する住宅の詳細など)はもちろんのこと、

そのプロモーション、開業のための事務手続き、

営業場所、暖房費シミュレーションなど新たな技術の獲得、

などなどやることは山ほどある。

ホンネを告白すると「面倒だな、億劫だな。」と思ってしまうこともある。

その中のひとつが「3Dパース」を覚えることだった。

実はこれはここ数年ずっと

「やらなきゃなー。」

と思っていたのだが、なかなか億劫でやれていなかった。

・今現在必要に迫られていない。

・3Dパースソフトはたくさんあり選ぶのが億劫

・実際の操作が面倒くさそう

などの理由から学ぶのを保留していた。

しかし、図面(2D)や住宅模型の限界も感じていた。

伝えやすさ、日当たりや実際の人間の視点から見た内観など3Dパースのメリットはひしひしと感じしていた。

そして、一念発起したのが去年の年末。

3Dパースをとても上手に使われているサトウ工務店の佐藤さんに教えを請いに伺ってきた。

そしてそれから自分で練習し、なんとかある物件のパースを作ることができた。
 →プランの凹凸でコストが増える!初3Dパース(スケッチアップ)

まだまだラフで完璧ではないが、

スケッチアップはやってみたら簡単にできた。

数年間「やらねば」と思っていたことは、数日で出来てしまった。

そのときに思った。

『なにかにチャレンジするとき、一歩目を踏み出すときのポイント』がある。

まず、

『やってる人の様子を見る。』こと。

そして、

『「やれそうだ♪」と自分で思う』こと。

理想を言えば、


『「面白そう!楽しそう!」とワクワクする』こと。

これがチャレンジの前にあれば、一歩目はとても軽くなる。

億劫でなくなる。

例えば、ネットでやっている人の動画を見てみる。

まずは遊び感覚で。

上手になるのは先の先の先でいい。

まずは「簡単そう、自分にもできそう、楽しそう」

と自分で感じる。

これは、3Dパースに限らず、独立もそうだし、ダイエットもそうだし、習い事もそう。

そして、『子育て』にも通じると思った。

『子供のチャレンジ精神を育てる秘訣』として意識していようと思った。

父親がいろんなことに興味を持ち、楽しみながら挑戦する背中をたくさん見せよう。

面倒くさいの克服法。

面倒くさいに「勝つ」のではない。

正直、人間は弱い心にはなかなか勝てない。

一度や二度ふんばって勝てたとしても継続できない。
(ブログやダイエットや運動が続かないなど。)

面倒くさいに「勝つ」必要はないんだ。

いかに「面倒くさくはなさそうだ、簡単そうだ、楽しそうだ♪」

自分を騙せるか、思い込めるか。

そして、できればチャレンジしたことやチャレンジの結果を第三者に褒めてもらう。

自分のために必要であれば多少強引にでもいい。
(このブログも始めた頃は、相方や妹や友人に(無理やり?)感想を聞き、いろいろ褒めてもらいました笑)

それが、『チャレンジ→継続』の秘訣。

『面倒くさいの克服法』なのかなと思った。

先日作った3Dパース。
よく見ると、窓ガラスは作っていない(ただの開口)。
完璧を目指そうとしていた自分を「ラフでいいからまずやろう。」と勇めた。
そんな機会を作ってくれた友人に感謝^^

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プランの凹凸でコストが増える!初3Dパース(スケッチアップ)

ゆうです^^

年末にサトウ工務店さんからスケッチアップの使い方を学び、いろいろ練習していました。

ラフですが初めてある家の3Dパースができたので紹介します^^

プランのテーマは「凹凸を減らすこと。」

先日、あるメーカーで新築住宅を検討している友人から

「なかなか間取りがまとまらない。ちょっと相談に乗ってくれないかな。」

と言われ、少し間取りを見てアドバイスをしました。

ダイニングが出っ張っていたりして間取りに凹凸が多かったので、

「特に理由がなければ、なるべく凹凸がないほうが費用を抑えられるよ。」

と伝えました。

「たかが凹凸」と思うかもしれませんが、「されど凹凸」です。

例えば、下のプラン(平面図)はどちらも同じ面積ですが、

基礎長さを比べると、約25%もプランBのほうが多いです。(36.4/29.1≒1.25)

外壁の面積も同様にプランBのほうが25%多くなります。

外壁材の材料費が25%増えるということです。

また、暖房費は外壁の面積におよそ比例するため、

暖房費も20~25%UPになります。

そして、外壁の面積が増えるということは、

数十年後の張替えや塗装などのメンテナンス費も+25%以上の金額がかかるということです。
(凹凸が多いと、材料費だけでなく施工費が上がる。手間が増えるから。)

面積16坪のプランBは、実は面積25坪のプランC(面積比1.5倍以上)の基礎長さと同じなんです。

そう考えると(少し極端ですが)「面積25坪の家の外壁材と同量を使って、面積16坪しか建てられていない」と見ることもできますね。

「たかが凹凸、されど凹凸」の意味が伝わってきたでしょうか。

凹凸が多いと工事費が増すことはなんとなく想像できそうなのですが、ある理由がそれを阻害しています。

それは「坪単価」という仕組みです。

「坪単価」とは1坪(3.3㎡)あたりの工事価格のことで、

例えば延べ床面積40坪の家で、坪単価60万なら

工事費は、40坪×60万円/坪=2400万円

となります。

この仕組みは、工事費の積算が営業マンでも簡単にできるために生まれました。

しかし弊害もあります。

上にあげた例のように「同じ面積なら同じ金額で出来る」と錯覚してしまうのです。

上で説明したとおり、AとBでは同じ面積でも、外壁の面積は25%も違います。

それだけ工事費は変わってくるはずです。

しかし、坪単価システムの場合、メーカーによっては、ほぼ同じ金額で出来てしまうこともあります。

プランAでもプランBでも同じ金額が提示されることがあります。

「ならいいじゃん♪」

と思いがちですがよく考えてみてください。

材料の量(施工の量も)が違うのに金額は同じ。

普通ではありえないですよね。

メーカーはプランBの場合は赤字なのでしょうか。

そんなはずはないですよね。

ここで賢い人はピンと来ます。

ネタばらしをすると、

『「坪単価」はプランBのように凹凸があっても利益がでるように多めの金額になっている。』

ということです。

これが坪単価システムの弊害です。

「本当はプランAのほうがコストを圧縮できるのに、坪単価が下がるわけではないので、Aのプランのほうが割高になってしまう」ということがおきるわけです。

なんだか損したような気になりますよね。

僕は住宅業界はそろそろ「坪単価システム」を卒業したほうがいいと思っています。

1棟1棟ゼロから材料を拾い、積算する。

時間も手間も掛かりますが、そうすれば余分に利益を取る必要がなくなり、お客さんにとってのメリットが最大化されます。

設計事務所や真面目なビルダーではそうした見積もりをしているところが多いです。

また、プランの凹凸を整えることはイニシャルコスト(工事費)だけでなく、ランニングコスト(光熱費)やメンテナンスコストの無駄を省くことにもつながります。

(もちろん外観上のデザインや間取りのための理由ある凹凸であれば良しです。)

なるべく無駄なお金をかけない設計の秘訣の話でした。

「あなたの家は凹凸の少ない整ったプランですか?」

おまけ…………….

友人のプランを僕が修正したものをスケッチアップで3Dパース化しました^^

(練習した成果がでたかなー!?)

アニメーションも作りました^^
3Dで動くと平面図(2D)よりも格段にイメージしやすい!
3Dパースは日当たりや外壁などの色味も確認できる優れもの。
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新潟観光大使。30『「江口だんご」会長さんと角さん。』

ゆうです^^

今日の休みは遅まきながら初詣と、その足で『江口だんご』さん本店に行ってきました♪

なんと江口だんごではたまたま会長さんがいらっしゃって詳しいお話を聞くことができました^^

天気は雪混じりの小雨でしたが、息子を連れて家族3人で弥彦神社へ初詣に。

新潟一宮である弥彦神社は僕らが結婚式を上げさせてもらったり、息子のお宮参りに行ったりと思い入れのある神社です^^
 →新潟観光大使。25『息子のお宮参り「弥彦神社」へ。』

やっぱり何度見ても格好良い。裏の山に雲がかかっているのも神秘的だった。

息子は初・初詣。3人で「家内安全」を祈願。

今年初のおみくじはなんと大吉!
「商い」は「おそいが利あり」。なんか妙にリアリティがある♪
油断せず頑張ります^^

その後に、長岡にある『江口だんご』さん本店へ。

江口だんごと言えば、このだんごのモニュメント!
国道8号線の柏崎と長岡の間にある。
「なんでこんな(なにもない)ところに??」とずっと思っていたが、会長さんのお話でそのナゾが解けました^^

雁木のような回廊を進む。
長岡は雪が多く冬場は人の高さ弱まで雪の壁ができるのも情緒がある。

行灯が良い感じ♪ 狭く暗めの玄関を抜けると、、

吹き抜けの開放的な店内が♪
太い梁や曲がり梁が各所に伸びる内観は圧巻!

なんとピアノの生演奏も。

奥にはかまどがあり、火が入れてあった^^

 温風暖房でない遠赤外線の放射暖房は安心感に似た独特の暖かさがある。

店内から見える雪景色も素敵だった。
庭には一本の枝垂桜が絵画のように植えてある。

「素敵な建物だなー」と見学していると、たまたま江口だんごの会長さんがいらっしゃっていてなんと店内の解説や案内をしてくださった!!

会長さんの案内で施設内を見学させて頂いた。

なんでも、この建物(母屋)は長岡市街に残っていた古民家で12年前に解体処分されそうになっていたところを会長さんが買い取り、現在の地に移築したそう。

市街地から離れたこの地に本店を構えたのは、だんごに使用するもち米やうるち米の農家さんのたんぼがここにたくさんあるからだと話してくれた。

詳しくはわからないけれど「営業的な(ドライな)判断ではなく、農家さんとの義理人情や豊かな自然を大切にされたのかな。」と思った。

「長岡空襲の戦火を避け、この建物が残っていたことは奇跡的だった。」

「移築する際に地盤の改良をしているときに中越地震が起こった。その後、耐震性をより考えて移築を完了した結果、3年後に起きた中越沖地震のときはヒビ一つ入らなかった。やはり昔の建物は精度高く造ってやれば強い。」

「ただ、中越沖地震のときは国道8号線の道路が崩落したのもあり、数ヶ月は営業に支障が出た。あの頃は大変だった。」

と会長さんは語ってくれた。

「蔵づくりカフェ」は上越の高田で7年前に処分されそうになっていたものを買い取り移築改装したものだという。

蔵づくりカフェまでの回廊。
母屋(販売所)から外を通ってカフェに行く感じが安藤忠雄の「住吉の長屋」を思わせた。

通路には淡路瓦が埋めてある。
淡路瓦は日本三大瓦のひとつで素焼きの美しいいぶし銀が特徴的。

カフェから見る雪景色がとても素敵だった。
(営業時間が終わっているところわざわざ案内してくださった!)

大きな棟木は移築されたもの。
新旧が交じり合うモダンな店内。良いインスピレーションを受けられそう。

母屋(販売所)に戻って、2階にある甘味喫茶へ。

息子も良い子でいてくれました^^
息子といるとご年配の方などいろんな方から話しかけてもらえる機会が増えた。
生まれたての子がいると会う人が笑顔になってくれるようで嬉しい。

相方はおしるこを。

僕は「抹茶セットの五色団子」を。
あんこ・抹茶・ゴマ・醤油・海苔♪見た目も味も最高でした^^
やっぱりつきたてのおモチは柔らかいね!

会長さんから貴重な話を聞いた。

僕が暮らす西山町のスーパースターである「田中角栄さん」との話。

角さんの筆頭秘書の本間さんが柏崎の出身で、柏崎に行くときに江口だんごを土産に持って行ってくれていたそう。

「角栄さんにはとてもお世話になった。西山の自宅にも目白にも何度も挨拶に行ったものだ。」

「関越道ができたあとに「先生のお陰で新潟がとても住みやすくなりました。」と話したら、角栄さんは「そうか!そうか!」と笑っていたよ。」

と。

なんだかとても嬉しかった。

角さんと直接話した経験がうらやましく思えた。

僕はそれが叶わない分、角さんのリアルな話を聞くのがとても愉しい。

会長さんはとても優しく、僕だけではなく息子や妻へも気を配ってくださった。

初めての江口だんごはとても素晴らしい思い出になりました^^

「想像を超える感動→ファンになる」パターンのやつですね。

だんごもおいしかったし、建物も素敵で

「県外や海外の友人が新潟に遊びに来たら連れて行きたいな♪」

と思いました。

「江口だんご」さん本店、おすすめです^^

五色団子。(な!ナガオカさんHPより。)
創業は1902年。一軒の茶屋から始まった江口だんごさん。

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「こだわらない家づくり」とは。良い家づくりの秘訣。

「こだわらない家づくり」というものを提案したい。

「身を乗り出して気張らなくていい家づくり」を。

設計者が建て主の分まで、想像を超えて本気でこだわるから。

誰しもマイホームには夢がある。

いろいろ見学し、あらゆる可能性を考えて、いろいろ取り入れようと間取りや内装を考えたりする。

しかし、

家は『シンプルな箱』でいい。

幸せは、その箱の『中』や『外』にあるソフトなもの。

だから箱の形や内装(ハード)にはこだわりすぎなくていい。

住まい手が

「本当に叶えたいこと。」

家づくりを考えだす前から「こうしたいな」「これがあった便利だな」と思っていたことだけ実現すればたいていはこと足りる。

そのほかの、『良い家に必要な要素』は全て設計者である僕が責任を持って考え提案します。

使い勝手の良い収納や間取りはもちろん、

耐震性や断熱気密性、採光や、資金計画に沿った建物予算のアドバイス。

こういう目には見えないところ。

しかし、10年20年してから本当にありがたく感じ出すところ。

「ゆとりある豊かな暮らし」を送るための秘訣。

そういうところを設計者が責任を持ってこだわります。

建てる方は安心して任せてもらって大丈夫です。

僕があなたの分まで裏でとことんこだわります。

『設計者がこだわり、建て主がこだわらない家づくり』が出来たら「良い家」ができる。

正確に言えば、

使い勝手、過不足ない面積、ゆとりある資金計画・トータルコスト管理、快適性、居住性、、、に設計者がこだわった結果、奇抜ではなく何十年とゆとりを持って暮らせる『素直な家(=豊かな暮らし)』ができる。

『素直でちょうど良い家。』

『素直で堅実な設計。』




『豊かでゆとりある暮らし。』

これを意識して提案していきたい。

例えば、雨漏りがしづらい屋根や庇の納め方、デザイン。

屋根の出がない家でいいのか、何十年と問題なく暮らせるのか。

外部のバルコニーは?メンテナンスは?雨漏りリスクは?

断熱性は?光熱費は?求める快適性と光熱費から決められる仕様。

窓は?樹脂窓?アルミ?木製?、、、長い目で見た理由ある選択は?

基礎の高さは?配管のメンテナンス性は?

照明・換気扇など設備は?交換は容易か?

上げ出したらキリがないが、

設計者の考え・思想によって仕様や材料や間取りの選定が異なってくる。

見た目が良いのがいいのか。

コストが安いのがいいのか。

性能か、メンテナンス性か、、

すべてはそのバランス。どこでバランスをとるのか。そのさじ加減。

だからこそ、

建て主がこだわるべきは『設計者』なのかもしれない。

会社の規模や見学した家の内装ではなく。

もちろん営業マンでもなく。

直接設計者に会いづらいならブログなどでも良い。

「その家を建てる設計者がどう考えているか。」

「どんな人か。」

「一本通った主義・信念はあるか。」

極端に言えば、「良い人」「話しやすい人」「一緒にいて楽しい人」でなくてもいい。

『この人なら家のことを真剣に考えて提案してくれる』と思える人。

『この人なら将来不具合が起きたとしてもきっと誠実な対応をしてくれる』と感じさせてくれる人。

『この人にお願いすれば良い家ができる』と信じられる人。

そういう設計者に出会えれば、きっと『あなたにとって良い家』が建つと思います。

肩肘張らずこだわらないでいい家づくりができるよう、素敵な設計者との出会いを探してみてください。

あたなにとって素敵な出会いがあることを祈っています。

(僕が今勤めている事務所の所長は上にあげたような「信じられる人」。僕の遠い目標。具体的な目標となる人に出会えた幸運に感謝。)

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新潟観光大使。29『Luce e L’ombraの西村遼平くん。』

ゆうです^^

今回は『新潟で頑張っている人・面白い人』の紹介!

『Boratorio la Luce e L’ombra』という洋食ケータリングを経営している西村遼平くんです♪

遼平くんのフェイスブックより。
実は、もともとつながりがあったのは遼平くんではなく、弟の龍平のほう^^
地元のフットサルグループである「プロミネンスユナイテッド」で知り合い、ともにボールを蹴る仲間でした。
龍平のフェイスブックを見ると、遼平くんがちらちら出てくる。
「この人面白そうだなー♪いつか会いたいな。」
と思っていたものでした。
そしてたまたま会えたのが夏のネイチャーランド椎谷でのBBQ!
遼平くん提供のオシャレな野菜串♪カモ肉とか他の料理も最高においしかった!
速効で仲良くなってその後に飲んだサンクゼールの「ナイアガラブラン」
冷えていてこれもおいしかったー!
柏崎で洋食ケータリングだったら『Boratorio la Luce e L’ombra』オススメです^^
さてさて、今日はその遼平くんと二人で飲み会♪

1軒目は長岡駅近くの焼物屋「山屋」さんへ。遼平くんの紹介。

各地の地酒がそろう店内。雰囲気も良く早い時間から満席!

こういう箱入りマッチ久しぶりに見た! 「燐寸」てレトロ!

 

お通しの山芋の千切り。上に乗っているのは「とんぶり。」
「キャビアですか?」って聞いたら笑われた♪

遼平くんと^^めちゃくちゃいい人!人生経験も豊富で話が面白い♪

「中学生のときから『相手のニーズ』を考えて生きてきた。」ってどんな中学生だよ!
ウエディングプランナーしてたり、フレンチレストランでシェフしてたりと多彩で多才!

歌もうまく才能にあふれた人。10年後はきっと有名人になっていると思う♪

遼平くんはこの3月末から地元柏崎で飲食店を開く予定^^

いまはまだオフレコ段階だけとそろそろ情報解禁されると思います。

店の名前やロゴ見せてもらったり、コンセプトやイベント展開を聞かせてもらったけど、店の立地も含めてワクワクしかしない♪

「柏崎の’あそこ’で○○な飲食店がオープンしますよ!」

僕もこの春に設計事務所を開業する。

「一緒に祝杯をあげよう!俺らは同期だ♪」

とお互いを高めあった。

山屋さんの看板メニューの「銀ダラの塩焼き」
これほんと最高でした。今まで食べたことない身の厚み。外カリ、中ふわ。遼平くんが料理人仲間ときたとき「プロから見ても感動して涙がでそうになった」そう。
店主のおっちゃんに話を聞いたところ、8割以上の人が注文する人気メニューで、ベーリング海(アラスカ辺り)でしかとれない貴重なタラなんだそう。
おっちゃんはめちゃめちゃ優しくて笑顔が素敵で、帰るときは何度も深いお辞儀までしてくださってとても心が温かくなりました^^
「やっぱり最後は『人』の魅力だよね。」と遼平くんと話す。

他にもいろいろ。焼きシイタケと焼きネギもおいしかったなー!
おっちゃんありがとう^^!

(相方に話したら「山屋」は相方の勤務先の社長もお気に入りなんだそう♪新潟に来る時はこの店の予約指令が出るとか出ないとか笑)

山屋さんを出た後、長岡駅の店で一杯はさんで3軒目へ、、

ここも遼平くん紹介のバー「Porte(ポルト)」
「港」かなーと思ったら意味はフランス語で「入り口、扉」だそう^^
(Portからの派生語かな?)
暗さと明るさがちょうど良くとても居心地のいいお店でした。
なんとメニューがない。
フルーツが出てきてその中からおもむろに選ぶ。
そして遼平くんが「チーズで甘めに。」とか言ってる。
僕はてっきり付け合せの一皿のことかと思っていたら、なんとそれらがカクテルになって出てきた!
『ルレクチェとチーズのカクテル』
「こんなオシャレな飲み物初めて飲んだよ!
そしてチーズとルレクチェ合うのな!めっちゃうまいやんけ!」
と心の中で叫んでいました。
遼平くんと、将来の仕事のことや、子供や家族のこと、過去のいろいろな(書けない)話、、、などをゆっくり話せる特別な機会になりました。
遼平くんが言っていた
「バカであろう。バカであることが才能だ♪」
って言葉が妙にしっくりきた^^
これからもバカでい続けよう♪
余談が多めでしたが、西村遼平くんが新しく開く『里山カフェ』に乞うご期待^^!
きっと素敵な体験ができますよ♪