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「美容室CU+」さんにエスネルのリーフレットを置いて頂きました!

ゆうです^^

僕がお世話になっている美容院が新潟市にあります。

CU+(カット)さんです^^

CU+さんにエスネルデザインのリーフレットを置いて頂きました♪

ちなみに、エスネルデザインのリーフレットは今までも、、

サトウ工務店さんの見学会や、、、

ケンチク探訪♪ 15『東中島の家(加藤淳さん)・タトウノイエ(サトウ工務店さん)見学会。』

ネイティブディメンションズさんの見学会などに置いて頂いていました^^
(人任せすぎ(^^;)?)

ケンチク探訪♪ 18『ネイティブディメンションズさん2連発!&二村建築さん」

そして今回、友人のフォローもあり、CU+さんにリーフレットを置かせて頂く次第となりました^^

新潟市中央区鐙西のウオロク近くにあるCU+さん。
「~for your beauty appetite~」という副題が付いている。
(意味は今度教えてもらおう!)

新潟県 美容室 CUT

シンプルで落ち着く店内。

CU+さんとの出会いは9年前。

僕が新潟市で住宅営業マンとして働いていた頃でした。

リーフレットを紹介してくれた友人が「良い美容室があるよ」と教えてくれたのがきっかけでした^^

CU+さんは店長の布施さんが一人でやられている美容室です。

なので「CU+さんの魅力」=「布施さんの魅力」だと僕は感じています^^

とても優しい布施さん^^
個人事業主の大先輩としていろいろと相談に乗ってくれる。

カットしたスタイルをiPadにデータで残してくれるのも嬉しい^^
次回行ったときに前回のスタイルを見ながら相談が出来る。

CU+さんのロゴが印刷されたシャンプーたち。

リーフレット置かせて頂きました!
布施さんありがとうございます^^!

CU+さんはとても丁寧にカット・シャンプーをしてくれます。

混みあわないのでプライベートサロンのようにいつもリラックスしています。

そして布施さんとのお話が楽しい^^

新潟市中央区鐙西のCU+さん、
お近くの方はお勧めですよ♪

リーフレット裏面。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.3【家事手間・動線】

ゆうです^^

「家づくりは現状の不満から始まるシリーズ」vol.3です。

不満その②「家事手間・動線」について。

家電で対応できること、間取りで対応できること。

A様との会話を紹介します。


不満その①は「収納量」でした^^

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.1【収納量①「玄関・キッチン」】

不満その②は「家事手間・動線」について。

A様:
「家事は出来るだけ楽にしたい。」

・今はキッチンとお風呂が廊下をはさんでいて少し遠い。
 家事動線を考えた間取りがいい。

・家電に任せられることは任せたい。

・掃除も楽なほうがいいから家は大きすぎなくて良いかも。

さて、網川原のエスネルはこちら^^

北側は言わば「家事の大動脈」
見るからに動きやすそうで収納も取りやすそう^^
(直線を通すことで広く感じやすい効果も)
夜はキッチンにいても風呂上がりの子供をすぐに見ることも出来る。

家をシンプルに考えると、コンパクトで動きやすい間取りが生まれます^^

また、
A様は「家電に助けられている。」ともおっしゃられていました。

ドラム式洗濯乾燥機で室内干しの手間がだいぶ減った!
(仕上がりも良い♪)

食洗器は本当に楽。毎日使っている。

お掃除ロボットもそろそろほしいなー。

家電の進化は目覚ましく、今後ますます家事を助けてくれることでしょう^^

(家電はどんどん変わっていくので「これが良い!」とは言い切れないためこのくらいで。)

…………….

続いて、

A様:
「キッチンから子供の様子が見えると助かる!」


・調理中に子供がなにをしてるか見えていると安心。

・お互いの顔が見えると会話も生まれやすくて良い。

特に子供が小さなうちは目の見える所に子供の居場所があると助かりますね^^

(我が家は今まさにそう。息子が歩く&一人遊びが出来るようになってきて、目を離すことも出来るけどちょっと心配、)

網川原のエスネルはこちら^^

キッチンの正面に畳の間(リビング)をプランした。

小さな家は家族の距離が近い。
子供も大人もキッチンと顔が見える位置で過ごすことが出来る。
(夕食後にごろごろもしやすい笑)

キッチンから和室(子供の遊び場)が見えるプランはY様邸でも。
和室ありプランは、キッチンから和室が見えなくなりがちだかプランを工夫することでそれも可能になる。

「キッチンから子供が見れてとても助かります。」と奥様^^

【お客様の家】築半年のY様邸に訪問①「家具が置かれた生活の様子。」

※もちろんマストではありません。
「子育て期はあっという間。そう考えると必要以上に子育て目線の家づくりは不要。」
という割り切りもありです。

【お客様の感想】子育て目線の家づくりは不要。-K様奥様の言葉-

網川原のエスネルでは、「必要以上に子育て目線の家にはしないが、キッチンから畳の間が見えるプラン」になりました^^)

…………….

さて、最後に簡単にですが、

現状の不満その③「冬寒い!」でした。

言わずもがなですね(^^;)

新築をするのであれば、
快適性と将来の光熱費を見据えて高い断熱性気密性を兼ね備えた家を建てたいものです。

(そのあたりはまたの機会に^^)

…………….

以上で「家づくりは現状の不満から始まるシリーズ」終了です^^

A様と話をしていて僕自身とても勉強になりました。

(一般的に)家にいる時間や作業量は奥様のほうが多いもの。

「奥様が満足する」ことは良い家の基本ですね。

(それをベースにご主人がその他を補完すると〇)
(経済性、断熱性、耐震性など)

良い家づくりはバランスです。

デザインだけに偏っても△。

スペックだけに偏っても△。

将来のメンテナンスを考えない計画も△。

必要な広さや収納量を確保するだけでも△。

全てはバランスです。

「良い家」の考え方によってベストな設計士も変わってくると思います。

「自分たちにとってなにが必要なのか。」


「なんのために家を建てるのか。」


「今の暮らしではなにが足りないのか。不満はなんなのか。」

家族で真剣に考え、話し合った先に『良い家』があるんだと思っています。

ぜひゆっくりじっくり家づくりを進めてみてください^^

A様ありがとうございました^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.1【収納量①「玄関・キッチン」】

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.2【収納量②「洗面脱衣・リビング」】

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.3【家事手間・動線】

設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐case.網川原のエスネル‐
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【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.2【収納量②「洗面脱衣・リビング」】

ゆうです^^

「家づくりは現状の不満から始まるシリーズ」vol.2です。

不満その①は「収納量」について。

今回は「洗面脱衣室」「リビング」についてです^^

前回の「玄関・キッチンの収納量」記事はこちら^^

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.1【収納量①「玄関・キッチン」】

A様より

「お金とかの不安もあるけど、家が欲しい最初の動機は
今の暮らしの不満から解放されたい!!
につきると思う。」

というありがたい金言を頂きました^^

不満その①は「収納量」について。

A様との会話をご紹介します。

A様:
「洗面脱衣室が狭くてモノが置けない!」

・タオルとか着替えとかのストックを仕舞いたいけど場所がない。
 (今は洗濯機の上にお風呂の度に毎回置いている。)

・室内干しも出来れば洗濯機の横でしたいけど場所がないからリビングに、、
 →家族がいる場所に常に洗濯物があるのはとてもイヤ。

・風呂用品のストック類も整理して洗面室に置けたらいいのに、、

・家族が増えると歯ブラシや整髪料、化粧品なども増える。もっと置き場があればいいな。

さて、網川原のエスネルはこちら^^

約4帖もある「洗面脱衣洗濯収納室」「マルチWIC」
マルチWICは家の収納の要!
「ストック類」をひとまとめに整理することが出来る。

また、脱衣室に「下着」「タオル」をストック出来るのは本当に便利!
洗濯機と「室内干し場」が近いのも本当に助かります。

奥様が座ってゆっくり準備できる「化粧台」もあると嬉しいですね^^
(K様奥様のご要望)

「小さな家」は収納を削るのではありません。

「むしろ一般的な家より多い!?」かも。

日々の暮らしやすさは最優先事項。
それらを必要十分に確保しながら、密度を高めていきます。

…………….

続いて、

A様:
「リビングがモノでいっぱいで落ち着けない!」

・片付かないモノがいっぱいで落ち着かない。→ストレス

・子供のおもちゃを仕舞う場所がない。→出しっぱなし

・季節の飾り(お雛様・五月人形・クリスマスツリー)を置く場所がない。(飾る場所も、仕舞う場所も)

・遠い収納まで行くのは面倒。リビングで使いたいものはリビングに仕舞いたい。

網川原のエスネルはこちら^^

色を塗ると収納の密度の高さがより分かる。
小さな家だからこそ便利に使いやすい設計を。

※畳下収納は必要に応じて。
 コストと必要性のバランスを見て採用を検討する。

「でもでも、、
季節の飾りなど大型のモノはどこに仕舞えばいいの?」

ご安心を^^
「エスネル」にはこの他に大容量の床下収納があるんです!

大容量の床下収納(天井高1.4m)。
(1階の床下のスペース)


超ザックリ言えばなんでも置けます。
この「床下収納」が小さな家(エスネル)の縁の下の力持ち
(まさに!)




全てはバランスです^^


「必要なものは設ける。不要なものは削る。」


そのせめぎ合いの果てに、真に豊かな家は生まれると考えています。

【お客様の家】築半年のY様邸に訪問①「家具が置かれた生活の様子。」

「小さな家であっても収納量は十分に確保する。」

それは「収納量」が暮らしの満足度に直結することを設計者が理解しているからですね。

「家づくりは現状の不満から始まるシリーズ」もう少し続きます♪

次回もお楽しみに^^

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

【関連記事】…………….

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.1【収納量①「玄関・キッチン」】

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.3【家事手間・動線】

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【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.1【収納量①「玄関・キッチン」】

ゆうです^^

ある奥様(A様)から家づくりの金言を頂きました。

それは、

「家づくりは現状の不満から始まる!」

というもの。

不満その①「収納量」についてです!

当たり前のようですが、家づくりが進むと忘れがちな部分。

しかし、

「家づくりの原点」


「家を建てる最初の動機」

はまさに「現状の不満の解消」のためだろうと!

A様いわく、

「お金とかの不安もあるけど、家が欲しい最初の動機は
今の暮らしの不満から解放されたい!!
につきると思う。」

そ、その通りですよね(>_<)!

具体的な不満については

・収納量が少ない。


・家事が大変。(手間、動線)


・寒さがつらい。

について話されていました。

今の暮らしの不満を減らし、いかにストレスフリーで過ごせるか。

家事、育児、仕事等で忙しい現代人だからこそ、なるべく雑務は減らしたいところ。

その結果生まれた「ゆとり」で、より「価値の高い時間」を過ごしたいものです^^
(家族だんらん、自分の時間など)

【秘訣】家族団らんってなに?団らんの正体とは!?

さてさて、

家を建てる前はアパートに住んでられる方が多いと思います^^

子供用品などモノが増えて行くにつれてアパートの「収納量の少なさ」が気になっていくもの。

今回は「収納量の不満」についてまとめます。

A様の話を聞きながら網川原のエスネルのプランの振り返ってみました^^

A様:
「玄関の収納量が少ない!」

・子供のクツやコートが置ききれない。

・濡れたコートは扉の中には入れたくない。

・子供のカバン類、遊び用具も部屋ではなく出来れば玄関に置きたい。

・虫よけスプレーやレジャーシートなど外で使うものも玄関に置ければいいな。

・狭い玄関だとスリッパもかさばる。

・古紙とかゴミ類も玄関に置ければいいのに、、

、、、

アパートの玄関は小さめなことが多いですよね(^^;)

「アパートはしょうがないけど、家を建てるならそれらを解消したい!」

「大きいシューズクローゼットは理想だけど、面積が増えるとお金が掛かるからなにか良い案があればいいなー」

さてさて、網川原のエスネルはこちら^^

約3帖とそこまで面積は取っていないものの、両サイドに大容量の収納を確保^^

コートクツ以外にも、傘、外用具、カバン、古紙、ゴミ、ハンコ、車カギ、、等なんでも置ける♪

新潟で家を建てるならコート置き場は必須。
部屋置きでも良いが、濡れたコートを置くことを考えれば玄関に置けるのがベスト!

※扉はあえて設けずロールスクリーンとする計画。
→空間の広さ感、使い勝手、建具コストカット、塗れたコート用など様々なメリットを考えてのもの。

「小さな家」であっても玄関を小さくするのはお勧めしません!

玄関は収納の要点!
置くものをしっかりイメージして十分な収納を取りましょう^^

※広くするだけではダメ!具体的な「収納量」を検討すること。
 「収納に色を塗ってみる」などが有効です^^
(広くても収納量が少ない玄関も多々ある)

設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐case.網川原のエスネル‐

…………….

続いて、、、

A様:
「キッチンまわりの収納が少ない!」

・カップボードが小さく、食器や買い置き類が仕舞い切れず、結局床に置いてしまっている、、→とてもイヤ。ストレス!

・キッチンの収納や使い勝手がいまいち、、

・食品庫があればいいのになーっていつも思う(T_T)

網川原のエスネルはこちら^^

キッチンから近い距離に収納を適材適所に分散配置している。
家電類、食器類、ストック類、調理器具類、ゴミ箱、、、

キッチン奥にもストック用の収納を設けているのがエスネルデザイン流。
(前職場がオリジナル)

…………….

「玄関まわり」「キッチンまわり」が収納検討最重要スペースと言っても良いかもしれませんね^^

全ての不満を解消するとお金がいくらあっても足りませんが、

「今の生活で感じているどうしても解消したい不満」

は最優先で解消案を考えるべき。

この辺りは家づくりが進むに連れて忘れがちな部分。
(検討することが多く、他のことに気が行ってしまう)

初心を忘れずに「今の不満を解消する」ことを大切にプランは考えていきたいものです^^

さてさて、その②に続きます♪

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
【関連記事】…………….

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.2【収納量②「洗面脱衣・リビング」】

【秘訣】「家づくりは現状の不満から始まる!」vol.3【家事手間・動線】

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原惣右エ門工房見学vol.2【蝋型鋳込み→表札!】-唯一無二の表札プロジェクト-

ゆうです^^

前回「砂型」の鋳込みについて書きました。

今回は「蝋型」(ロウ型)です。

蝋型から唯一無二の表札が生まれます!

前回の鋳込みの様子はこちらをご参照↓

原惣右エ門工房見学vol.1【鋳込み】-唯一無二の表札プロジェクト-

前回は砂型の鋳込みでした。

砂から生まれる鋳肌がとても綺麗でした。

今回は「蝋型」です。

蝋型の特徴としてはより繊細なデザインが表現できること。

例えばこちら。

唐草模様のオブジェ。
繊細な模様はもちろんのこと内部も空洞。
これ鋳物なんです。(削って作られたものではない)

鋳物で作られた物の特徴の一つに「柔らかさ」があります^^

この「柔らかさ」「繊細なデザイン」を両立したのが「蝋型鋳物」なんです。

(手仕事で作られる唯一無二の表札にピッタリだと思いませんか^^?)

蝋型鋳物で作られた表札。
「柔らかさ」「繊細さ」の他に「耐候性が高いこと」「経年変化すること」も重要な選定ポイント。

風雨に晒されれば最終的には緑青色に変化していく。
(雨が当たらない場合は銅色が濃くなっていく)

原惣右エ門さんの表札(50年以上経過)。
時間を経て綺麗な緑青色に。

さて、その蝋型鋳物がどのようにして作られるかと言うと、

デザインを起こし、ロウで製品の完成形を作ります。

ロウで作られた原型に、型となる砂を塗っていきます。

ロウに近い部分から粒子の細かい砂を塗る。外側に行くに連れて粒子の粗い砂を。
つなぎとして和紙なども練りこまれている。

「適した粘土が取れたことが柏崎で鋳物が発展したきっかけになったんです。」

と原さん。

熱に耐えられるよう型を針金で巻き込み、その上にさらに土を塗り、注ぎ口を作ったら「蝋型」の完成。
(写真は表札ではない別の蝋型)

そして、炭の中に注ぎ口を下向きにして蝋型を置き、ロウを溶け出させる
そうすることでロウの形の空洞が出来た「型」が完成します。

燃え盛る炭の中から手で型を取り出すのには驚きました。

ロウが溶け出た型を、注ぎ口を上向きにしてセットします。

銅の火加減を確かめる原さん。

銅を型へ注ぎ込みます。

蝋型鋳物は型も熱しているので1時間程は冷ます必要があります。

冷ましてから型ばらしを。

表札の型ばらしには立ち会えなかったのですが、他の蝋型鋳物の型ばらしを見ることが出来ました^^

トンカチで型を壊していく。これがまさに鋳物の真の魅力。

原惣右エ門工房さんのHPには下のように書かれています。

「原型も鋳型も残らない鋳造法ですが、そうして生まれたものはいくつもの時代を超えてこの世界を彩り続けます。」






「それらの鋳物は量産ができません。だからこそ、全ての製品に私たち作り手は強い思いを込めることができます。」 

銅で出来た部分が取り出せました。

金ブラシで磨く。

赤丸部分が蝋でデザインした部分。(その他は導線、補強線)
アクセサリーの一部なんだそう。

さて、表札は型ばらしが済んでいました。

ロウで作られた繊細なデザインがしっかりと反映されている。
精度高く砂型が作られた証。

仕上げを施して完成した表札がこちら。

磨きと薬剤による酸化促進で燻したような風合いに。
他にも藁で燻したり、ヤニで仕上げたりなど様々な仕上げがある。
コーティングと艶出しのため最後にロウを塗っている。

ならしタガネを打ち込み模様が作られていた。

新潟の(今はなき)ある池をモチーフに作られた表札デザイン。
お客様の想いが形になっていた。
別途、蝋型鋳物で製作されたカエル君が可愛い^^

ワニ革のような風合いに仕上げる技術もあり、鋳物の加工はとても奥が深い。
蝋型の表面に生まれた模様がそのまま鋳肌に反映される。

「一定の条件が重なった時でないと実現しない」など偶然出来る表情もあり、同じものを作ることは難しい。

そこが昔から変わらない手作業で製作される一点物の魅力。

…………….

ショールームには他の表札見本も。

お手入れ方法とオーダーメイド表札について。

いかがでしたでしょうか^^

「世界に一つだけの我が家」に、職人さんの手仕事で作られる「世界にひとつだけの表札」はいかがでしょう。

もしその場合は、製作過程ものぞいてみるとより一層価値や思い入れが増すと思いますよ^^
(その際はお気軽にご相談を)

【蝋型ばらしの動画です^^】


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【関連記事】…………….

原惣右エ門工房見学vol.1【鋳込み】-唯一無二の表札プロジェクト-
原惣右エ門工房見学vol.2【蝋型鋳込み→表札!】-唯一無二の表札プロジェクト-

原惣右エ門工房見学vol.3【紫銅焼!斑紫の秘密】-唯一無二の表札プロジェクト-原惣右エ門工房見学vol.4【斑紫銅完成・その他】-唯一無二の表札プロジェクト-
原惣右エ門工房の斑紫銅 at 柏崎。『唯一無二の表札プロジェクト。』

原惣右エ門工房さんHP。

原惣右エ門工房 – 五代晴雲|新潟県無形文化財

鈴木亮平さんが書く「新潟モノ物語」

炎が生み出す美 “斑紫銅”の技を継承する柏崎の鋳物師

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S邸リノベーション。27「床断熱材施工!UB設置。」

ゆうです^^

S邸の工事報告です。(9月下旬頃)

いよいよ床に断熱材が吹き付けられました!

超高断熱リノベーション工事本格始動です^^

前回の記事で床下地床断熱計画について報告していました^^

S邸リノベーション。25「床断熱・新規金物・防水シートと防蟻剤」

既存下地の上に新規下地を設け、断熱材の厚みを確保した。

前回から現場は進み、、、

既存下地下端に吹き付け断熱材を受けるシートが張り巡らされ、、、

ウレタンフォーム(断熱材)を吹き付け! 
吹き付け断熱材の利点は、狭い隙間にも密実に施工できること。
既存構造材などで隙間が出来やすいリノベーションには適している。

柱の根元など段差が多く施工が難しい部分にも、、、

密実に断熱施工!

給排水管などの周囲も隙間なくバッチリです^^!
とてもきれいな施工でした。(ありがとうございました!)

床の断面を見ると、こう!

床断熱材の厚みは180mm(通常の約2倍!)。
S邸のUA値は一般的な新築住宅よりも数段高いUA=0.35

今後、この上に気密シートを張り気密化していきます^^!
(吹き付け断熱で気密を取るわけではありません)

…………….

さてさて、浴室周りも断熱気密施工が進んでいます。

断熱材に欠損がないか。気密に欠損がないかを確認していく。
(この上にユニットバスが設置される。)

断熱材や気密テープを用いて壁・床の気密層と風呂の気密層を連続させる(重要!)

ユニットバスの施工が始まりました!

ユニットバスは金属の脚で土間に固定される。
その際に出来た断熱材の欠損は、、、

吹き付けスプレーで補修!ぬかりなし!

壁と床の取り合いをシーリング。

設備屋さん遅くまでありがとうございました。

断熱気密は設計(計画)はもちろん大切ですが、現場(施工)が要!

「絵に描いたモチ」とならないよう、設計者が現場を「工事監理」する。

当たり前のことを当たり前にやる家づくり。

・施工前の意思疎通、勘違い等がないかの確認。

・施工後の仕上がりの確認、小さな見落としがないか。

設計者も施工者も神経を張りながら、現場は一歩一歩着実に進んでいきます。

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【秘訣】杉外壁経年変化「水漬け実験開始」。

ゆうです^^

先日、シルバーグレーに経年変化した杉板の様子を報告しました。

結果、水切れが良く乾きやすければ板の中身はほとんど変わらないことが分かったのですが、

水切れが悪かったらどうなるのでしょうか?

今回ちょっと板をイジめます!

前回までの実験の報告はこちら^^

①実験のあらまし。見た目の変化(裏表)、反りなどについて
【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ①「見た目の変化」。

②板の中身について。シルバーグレーの下はどうなっている?
【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ②「中身の変化」。

実験の結果、1年間露天で雨ざらしでも、水切れが良く乾燥しやすい状況であれば、表面0.数mmがシルバーグレーになっても板の内部は健全で腐っていないことが分かりました。

ここまでで実験完了なのですが、悪いことを思いついてしまいました^^♪

水切れが悪かったらどのくらいで腐るんだろう?

(イジメっ子ですね、)

実験が終わった板(1年間雨ざらし)をバケツに入れて、、、

水をかけ漬ける!!

濡れる&吸う板たち。
(杉・レッドシダー、無塗装)

木が腐る条件は、

「温度」「湿度」「水分」「栄養」の条件がそろったときです。

通常「温度」「湿度」「栄養」の管理は難しいので、木を腐らせないためには「水分」を防ぎます。

その水分をたっぷり与えたら、、??

おネコ様も興味津々?

これから冬で、温度も絶対湿度も低く、また土とも縁を切っているのでどうなるかは未知ですがどんな変化があるか楽しみです^^

【一週間後】…………….

ある変化がありました。

レッドシダーの裏面にカビが生えた!

おそらくカビ。腐朽菌ではない(?)
(詳しい方がいたら教えて頂きたい!)

ちなみに、
「カビ(真菌類)」は木の繊維までは破壊しないもの。
(構造的な影響なし。※人体的な影響あり)

「腐朽菌」は木の繊維を破壊するもの。
(構造的な影響あり。)

他の板は目立った変化なし。
(まだ一週間なのでなんとも言えない)

こちらも変化があればブログで発信していきます^^

なんでも試すことが「気付き」につながると思っています。

自然素材は面白いですね!

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いなか日記。100『33回目の誕生日。振り返りとこれから。』

ゆうです^^

「いなか日記」もついて100回目に。

節目ということで僕の誕生日に合わせて書いてみます。

先日、33歳になりました。

両親はじめ相方や息子、義両親や友人、そしてエスネルデザインでつながれた方々皆様に感謝です。

僕は誕生日の数日前から心を整える時間を作るようにしています。

自分を空から俯瞰するように。

「視野が狭くなっていないか。」

「日常のTODOに忙殺されていないか。」

「本心ではなにがしたいのか。(自分はそれに気付いているか)」

「今日が人生最後の日だとしても満足して逝けるか。」

ぼーっとしながら心を整え、自分の本心と対話していきます。

僕にとってその場所は海辺がぴったり^^

1年前のブログに「32歳で挑戦すること。叶えること」を書いていました。

いなか日記。53『夕日とハヤシライスの32回目の誕生日。』

「S邸リノベーションでS様に満足して頂く。 」


夏から工事が始まりました!(12月引渡し予定)
出来る限り良い家づくりをと試行錯誤しながら進んでいます。

設計事務所の仕事『模型作成・日当たり検討』‐case.S邸‐

「新築住宅1棟目を建てる!」


運命的なK様との出会い「網川原のエスネル」設計中。
来春着工予定で設計は現在大詰めです!

設計事務所の仕事『3Dパースの製作工程』‐case.網川原のエスネル‐
S様にもK様にも本当に感謝しかありません。
本当にありがとうございます。

「息子と一緒に初家族旅行!」


夏に家族で初海外!?佐渡へ^^
それぞれの両親も一緒で思い出に残る旅行になりました。

新潟観光大使。64『家族で佐渡旅行!島一周ドライブの旅。』

「人前で世界一周の話をする!『旅トーク!』 」


「住学」で機会を頂き、大勢の前で旅&建築の話を^^
今後も機会をみつけて続けていきたいですね。

『住学3回目』①無事終了!エスネルゆう発表内容全公開!

「潮風マラソン42.195kmにチャレンジ!」


トレーニングを重ねなんとか完走することが出来ました!
大きな達成感がありました。
応援してくれた家族や友人には感謝です。

潮風マラソン2018〈フル〉走りました!!

他にも、

・「住学」が5回も開催され、多くの方と知り合い、親交を深めることが出来ました。

・息子は1歳になりました。子育てを通して少し人生観が変わったように感じています。
(両親への感謝、人生の幸せ観、親父としての背中など)

もちろんすべてが順調だったわけではありません。

自分の至らなさからご迷惑をお掛けすることもありました。

反省することはたくさんあります。

エスネルデザインも生まれたてで、これから成長させていかなければなりません。

また、初めての子育ては悪戦苦闘の日々で家族に負担をかけてばかりでした。

しかし、周りの方々に本当に支えられながらなんとか1年過ごしてきました。

自分で言うのはおこがましいですが、1年前よりは成長したと感じています。

「公私共にまだまだこれから!」

日々を楽しみながら前に進んでいこうと思っています。

さて!

これからの1年について!

33歳テーマは「覚悟&行動!」です^^!

覚悟を持ってとにかく行動!

悩んで足を止めず行動!

熱を持って行動!

失敗&挑戦を繰り返し成長する!

具体的な行動として、

「場」を構えます。

開業してから今までエスネルデザインの事務所はシークレットでした。

エスネルデザインの情報は基本的にこのブログのみです。

(非常に不親切ですね(^^;))

これはスタートダッシュよりも、基礎づくりを優先したためでした。

僕は現在の自分のキャパが少ないことを自覚しています。

そのため、最初から多忙になっても業務を上手く回せないと思いました。

また、本当にありがたいことに、S様とK様からお仕事を頂いていました。

「今年いっぱいはS様とK様に集中して仕事をさせて頂く」と割り切りました。

その仕事が年末で一段落します。

これからエスネルデザインは第二ステージに進みます。

エスネルデザインは「場」を構えます。

来年からはある場所で営業を始めます。

「会える場所」を作ろうと思っています。

ホームページもオープンさせます。

ブログも、より具体的な内容について書いていこうと思っています。

33歳も面白い年になりそうで今から楽しみです^^

このブログで発表していきますのでこれからも宜しくお願い致します!

…………………………………………

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

誕生日のディナー
:今年も相方の得意料理である「ビーフストロガノフライス」
定番って嬉しいね♪

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原惣右エ門工房見学vol.1【鋳込み】-唯一無二の表札プロジェクト-

ゆうです^^

エスネルデザインでは『唯一無二の表札プロジェクト。』が進行中です。

「世界に一つだけの我が家」には、職人さんの手仕事で作られる「世界にひとつだけの表札」を。

先日、柏崎の銅鋳物工房さんである原惣右エ門工房さんの「鋳込み」に立ち会ってきました。

初めて見る鋳込みには大きな感動がありました。

原惣右エ門工房さんにつきましては以前の記事をご参照↓

原惣右エ門工房の斑紫銅 at 柏崎。『唯一無二の表札プロジェクト。』

原惣右エ門工房さんでは斑紫銅の花器や、

斑紫銅+漆の酒器、

蝋型を使った柔らかい表情の鋳物製品を製作されています。

さて!今回は鋳物の主要製作工程である「鋳込み」に立ち合せて頂きました。

言葉よりも、まずはこのムービーを見てみてください!

(音が大きいので注意)

僕はその場にいたのですが、ものすごい衝撃でした。

機械の入る余地のない、何百年と変わらないであろう作業。

長い年月受け継がれてきたであろう道具、そして「技」たち。

そしてなにより「火」の魔力。

日差しが強い夏の日に、暗い工房内で行われた「鋳込み」はまさに神聖な儀式そのものでした。

鋳込みの日は夜明け前から作業が始まります。

工房へのアプローチ。
とても暑い夏の日だった。

先代が作られた青銅製の大きな表札。
歴史だけでなく、銅の「耐候性の高さ」と「柔らかさ」を感じる。

工房内へ。

砂が舞う工房内。

「この砂の床も僕らの重要な仕事道具のひとつなんです。」

鋳込みは火を起こすところから始まる。
火の加減を見る5代目原惣右エ門、原聡さん。

材料になる純銅を釜の中へ。

銅の融点である約1000度まで火力を上げていく。

亜鉛、鉛などを調合した金属も追加し「青銅」を作り上げる。
炎色反応で緑色の炎が上がった。

青銅の融解と同時進行で「鋳型」の準備を進めていく。

今回製作するのは花器。
写真は砂で作られた花器の空洞部分の型(=なかご)。

なかごを砂で成型したもう一つの型に嵌め、最終調整を行う。
(鋳型で使われた砂は何度も再利用される。)

型と型の間に銅が流し込まれ、花器の形になる。
花器の底の方にある隙間は「湯口」。銅を流し込むための入り口。

また、浮力や衝撃で型がズレないよう内型と外型は棒を貫通させ固定する。

何段にも重ねられた鋳型たち。

鉄線で縛っていく。
これらの作業をご夫婦で息を合わせて(阿吽の呼吸で)進められていた。

縛った型を倒し、注ぎ口を上に向かせる。

準備が整いました。

いよいよ「鋳込み」(=溶かした金属を型に流し込む作業)開始です。

1000℃を超え、液体となった銅が鋳型へ流し込まれる。

熱を帯びたオレンジの光。
柏崎の夕日に似ていると思った。

並べた型に連続して一気に鋳込んでいく。

1000℃から温度が下がり、オレンジ色が変化していく。

鋳込み後すぐに銅は固まり、5分ほど経てば鋳型から取り出すことが出来る。

鋳型たちをもう一度倒し、蓋を開ける。

銅が見えた!

これぞ鋳物の仕上がり。
砂の粒子が鋳物に移り、細かく凸凹した「鋳肌」が生まれる。

鋳込まれたばかりの花器。
荒々しいこのままでもとても力強く美しい。

条件の違いにより出来たグラデーション。
これもとても綺麗だった。

この後、
砂を落とし、バリ等を取り除き、何度も磨かれ、花器に仕上がっていきます。

「鋳込み」ひとつとってもとても大変な作業でした。

見学させて頂き、鋳物製作にはとても手間がかかることが分かりました。

その分、鋳物への愛着・価値が高まりました。

逆に、
「完成品を見るだけでは本当の魅力は伝えきれていないのかも」とも。

これは建築にも言えること。

完成品はきれいに難なく仕上がっている。

しかしそこまでには、設計者が悩むことから始まり、現場での職人さんの準備、苦労、手仕事など多くの手間がかかっています。

それらは完成時の仕上がりとはまた別の大きな魅力。

今の時代、作り手はそれらも含めて伝えていくべきなのかも知れないと。

恐縮ですが、僕は「それを伝える橋渡しがしたい。」

完成品とは別の『過程の魅力』を伝える人になりたいと考えています。

原さん、貴重な体験を本当にありがとうございました。

「鋳込み」とても感動しました!

機会があればまた見させて頂きたいです。

いつか息子にも見せてやりたい。

「柏崎にはこんなにすごい職人さんがいるんだぞ!」

と^^

銅を煮詰めていた釜。
鋳込み終了と共に取り出された。

原惣右エ門工房さんシリーズ、まだまだ続きます。
次回もお楽しみに♪

-「超高断熱の小さな家」escnel design-

【関連記事】…………….

原惣右エ門工房見学vol.1【鋳込み】-唯一無二の表札プロジェクト-
原惣右エ門工房見学vol.2【蝋型鋳込み→表札!】-唯一無二の表札プロジェクト-

原惣右エ門工房見学vol.3【紫銅焼!斑紫の秘密】-唯一無二の表札プロジェクト-原惣右エ門工房見学vol.4【斑紫銅完成・その他】-唯一無二の表札プロジェクト-
原惣右エ門工房の斑紫銅 at 柏崎。『唯一無二の表札プロジェクト。』

原惣右エ門工房さんHP。

原惣右エ門工房 – 五代晴雲|新潟県無形文化財

鈴木亮平さんが書く「新潟モノ物語」

炎が生み出す美 “斑紫銅”の技を継承する柏崎の鋳物師

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エスネルデザインの『タグライン』作成。「小さな家、大きなゆとり。」

ゆうです^^

『タグライン』を作成しました。

タグライン=お客様への約束。

エスネルデザインのタグラインは

「小さな家、大きなゆとり。」

です。

はい。

ちょっと愛車のメーカーの影響を受けたような気がします(^^;)

そこはご愛敬!

愛車ツインと家づくり。「小さな車、大きな未来。」

「エスネルデザインが提供したい『価値』とはなんだろう?」

と自問自答した結果、提供したいたくさんのモノから、本質を見つけるために削って削って最後に残ったのは「ゆとり」という言葉でした。

「家を通じて『ゆとり』を提供したい。」

それが僕の想いです。

では「ゆとり」とは?

具体的に言うと、

「構造的な安全・安心。」

「暖かい家、寒くない家、快適性。」

「家族で過ごす時間、距離感、密度。」

「家計に負担の少ない家。」

「自然素材から受ける感性。」

「職人さんが手で造る家。」

、、、

それらを叶える手段として「小さな家」を提案する。

それがエスネルデザインの想いです。

良い家とは?

良い家とは「家族が笑って暮らしている家。」

「ゆとり」のある家。

なんだと思います。

そんな家づくりを提供できればと思っています。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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『エスネル』とは。ーコトバの意味ー